JP3753269B2 - 包装袋及び仮止め方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装袋及び仮止め方法に関し、更に詳しくはレンズ付きフイルムユニット等のワークを密封包装する包装袋及びこの形成途中に実施される仮止めの方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
低価格で手軽に写真撮影を楽しむことができるように、「写ルンですスーパースリム」(商品名)等のレンズ付きフイルムユニットが市販されている。このレンズ付きフイルムユニットは、製造時に予め未露光の写真フイルムを装填してあるとともに、巻戻し操作及び取出し操作を不要にしたもので、購入したその場ですぐに写真撮影ができ、また撮影後にもそのまま現像取り扱い店に出せばよいという簡便性から一般に広く利用されている。
【0003】
このようなレンズ付きフイルムユニットは、その製造過程で写真フイルムが装填されるため、製造後、実際にユーザーが使用するまでの間、装填された写真フイルムを湿気や塵埃から保護しておく必要がある。このためレンズ付きフイルムユニットは、メーカーから出荷されるときに防湿機能をもった包装袋で1つ1つ包装され、使用時にはユーザーがこの包装袋を開封するようにしている。
【0004】
包装工程の一部を示す図10において、ピロー包装機101は、シート状の包装材料の上に所定の間隔でレンズ付きフイルムユニットが載置されてゆき、これらを包むように包装材料の相対する縁部が接合されて筒状にされる。この後、包装材料の隣合うレンズ付きフイルムユニット間の対向する一組の面の中央部が内側に折り込まれながら他方の一組の面が押し潰される。そして、この押し潰された面が加熱部材によって部分的に加熱・加圧されて仮止めされた後、隣合うレンズ付きフイルムユニット間の包装材料が所定の位置で切断される。
【0005】
このように仮止めされたレンズ付きフイルムユニット入りの包装袋102は、ピロー包装機101から搬出され、印字部103でインクジェットプリンタにより、前記接合された縁部(エッジシール部)の表面にレンズ付きフイルムユニットの有効期限や製造番号等が印字される。次に、ウエイトチェッカー104により包装袋102の重量が測定され、異常が認められるものは搬送路から排除される。この後、直角ターン部105により包装袋102の向きはそのままで搬送方向が直角方向に変更される。そして、折り込み部106で包装袋102の開口部102a,102bが平らにされた後、包装袋102内から空気を追い出しながら開口部102a,102bが密封シールされ、更に後部の短い開口部102bが折り畳まれて後方に突出しないように接着される。
【0006】
なお、この包装袋に用いられる包装材料としては、通常、アルミニウムシートに例えば12μm程度の薄いポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアセテート等の樹脂フイルムを数層に渡ってラミネートした薄手のアルミ包装材料が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような薄手のアルミ包装材料の代わりに、取扱がより容易でローコストな厚い(例えば30μm程度や50μm程度)樹脂フイルムをラミネートした厚手のアルミ包装材料や非アルミ包装材料を用いる試みが行われている。ところが、このような包装材料は折り癖がつきにくいため、開口部102a,102bの包装材料が4層になった両サイドの縁部107a,107b,107c,107d(縁部107b,107dはエッジシール部を含めると6層)が平らになりにくい。このため、開口部102a,102bを仮止めしてから密封するまでの間に、搬送路に縁部107a〜107dがひっかかって包装袋102が搬送路に詰まる事故が頻発した。
【0008】
また、エッジシール部108が立ちやすいため、上記印字部103では、図11に示すように、インクジェットプリンタによるエッジシール部108への有効期限や製造番号等の文字109が正常に印字できないという不都合が生じる。
【0009】
また、上記直角ターン部105では、図12に示すように、開口部102aのエッジシール部108及び縁部107aが立っていると、これらが位置決め用のストッパ111に当接して包装袋102のそれ以上の搬送が阻止され、透過型センサ112a,112bによる開口部102aの検出が行われないから、包装袋102をそれまでの搬送方向αと直角な搬送方向βに押すプッシャー115の作動が開始されない。したがって、次々と包装袋102がここに溜まってしまうという不都合が生じる。
【0010】
また、包装袋102が搬送方向βに搬送されたとしても、上記折り込み部106において、図13に示すように、開口部102a,102bが折り込みガイド117a,117b及びガイド118a,118bの隙間を通る間に、エッジシール部108が包装袋102の上面102cに密着するように折り込まれず、立ったまま後部102d側に回り込ん折られてしまう。このような包装袋102は、開口部102a,102bが密封シールされた後に行われる開口部102bの後部102d面への接着で、図14に示すように、エッジシール部108が立った状態のまま固定されてしまい、見栄えが悪い不良品になる。
【0011】
本発明は、自動包装適性を向上させるとともに見栄えよく包装袋を仕上げることができる包装袋の仮止め方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の包装袋は、ワークを包み込む側の最も内側に互いに重ね合わせて加熱・加圧することにより溶融して接合する溶融性層を備えるとともに、最も外側の面の予め所定の部位に加熱・加圧によって接着力を発揮する接着剤が塗布されたシート状の包装材料を用い、この相対する平行な縁部を重ね合わせて加熱・加圧して溶融性層を溶融して接合することによりワークを筒状に包み込み、ワーク前後の包装材料の対向する一組の面の中央部を内側に折り込みながら他方の一組の面を押し潰して加熱・加圧することにより、前記他方の一組の面の内側の互いに密着した溶融性層が溶融して接着されるとともに前記中央部を内側に折り込まれた一組の面が前記接着剤によって接着された後、ワーク前後の包装材料を切断することにより形成されたものである。また、前記包装材料は部分的に不透明の印刷層を設けた透明な樹脂フイルムであって、前記印刷層を設けていない透明部分から透けて見えるように、印刷を施した紙部材が中に収納されたものである。
【0013】
また、本発明の包装袋の仮止め方法は、シート状の包装材料の相対する平行な縁部を重ね合わせて接合することによりワークを筒状に包み込み、ワーク前後の包装材料の対向する一組の面の中央部を内側に折り込みながら他方の一組の面を押し潰して部分的に加熱・加圧することにより仮止めする包装袋の仮止め方法において、前記包装材料は、ワークを包み込む側の最も内側に互いに重ね合わせて加熱・加圧することにより溶融して接合する溶融性層を備えるとともに、前記対向する一組の面には、前記仮止め時の加熱・加圧により接着力を発揮する接着剤が予め塗布してあるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図2において、本発明に係る包装材料10は、図2に示すように、ポリエステルシート2,シリコーン蒸着層3,印刷層(インク層)4,接着剤層5,熱溶融性のポリエチレン層6を順次に層設した樹脂フイルムである。この樹脂フイルムの印刷層4を設けていない部分は透明である。この樹脂フイルムとして、例えばトッパン製のGLフイルム(商品名)が使用できる。また、後述するレンズ付きフイルムユニット間の左右側面の所定部位には、予めホットメルトタイプの接着剤が薄く塗布されている。
【0015】
ピロー包装機の一部を示す図3において、包装材料10の上にレンズ付きフイルムユニット11が所定の間隔で載置され、包装材料10の相対する平行な縁部10a,10bがレンズ付きフイルムユニット11の角11aで重ね合わせられ、エッジシールされる。このエッジシール用ラインには、上流側から順番に、第1ニップローラ13,14、エッジシーラ15,16、目付ローラ17,18、折線ローラ21,22、第2ニップローラ23,24が、一直線状に配列されている。
【0016】
折線ローラ21,22を除いて、第1ニップローラ13,14、エッジシーラ15,16、目付ローラ17,18及び第2ニップローラ23,24と包装材料10の上面10dとの間には、ガイド板25,26,27,28が水平に設けられている。また、ガイド板27,28の下方には、包装材料10の側面10cを位置規制する角柱状のワーク位置決めガイド31が配置されている。なお、折線ローラ22は他のローラより下がった位置に設けられているため、ワーク位置決めガイド31の折線ローラ22に対応した位置には凹部31aが形成されている。
【0017】
包装材料10の縁部10a,10bが第1ニップローラ13,14、第2ニップローラ23,24に挟まれて搬送される間に、縁部10a,10bは一対のエッジシーラ15,16により両側から加熱・加圧され、縁部10a,10bの互いに密着したそれぞれのポリエチレン層6が溶融して接合される。この接合された部分は、次に目付ローラ17,18によって加圧され、例えば格子状の刻み目が形成された目付ローラ18の周面により、縁部10bの外側に格子模様20(図4参照)が入れられる。これにより、縁部10a,10bの接合強度が強化される。
【0018】
折線ローラ21,22は、接合された縁部10a,10bからなるエッジシール部32の根元に折線を付け、エッジシール部32が縁部10a側を内側にして上面10d側へ倒伏しやすくするためのもので、一方の折線ローラ21の周面下部には、断面が三角形状の凸部21aが形成され、他方の折線ローラ22の周面下部には、突起部21aを受け入れる凹部22aが形成されている。エッジシール部32は、次の工程で縁部10aが包装材料10の上面10dに密着するように倒伏される。
【0019】
図1に示すように、筒状の包装材料10の両側方には三角形状の押圧板33a,33b,34a,34bが回動自在に設けられ、また上方,下方にはT字形の押圧板35a,35b,36a,36bが回動自在に設けられている。なお、一対の押圧板33a,33bと一対の押圧板34a,34bとの距離及び一対の押圧板35a,35bと一対の押圧板36a,36bとの距離は、前後のレンズ付きフイルムユニット11同士の間隔に対応している。また、図面の符号30はレンズ付きフイルムユニット11の撮影レンズ側を保護する紙トレイである。
【0020】
筒状に形成された包装材料10が搬送されてきて前後のレンズ付きフイルムユニット11同士の間にある左右の側面37,38が押圧板33a,33bと押圧板34a,34bとの間に到達すると、包装材料10の搬送が停止されると同時に、押圧板33a,33b,34a,34bがそれぞれ内側に回動して側面37,38の中央部37a,38aが内側に折り込まれながら、押圧板35a,35b,36a,36bがそれぞれ内側に回動して上下面41,42が押し潰される。
【0021】
この後、図4に示すように、上下面41,42の部分シール領域40a,40b,40c,40dが加熱部材によって加熱・加圧される。これにより、包装材料10の最も内側の層であるポリエチレン層6が熱溶融して部分シール領域40a〜40dにある包装材料10の密着した内面同士が接着されるとともに、側面37,38に予め塗布されていたホットメルトタイプの接着剤43が一旦溶融してから硬化し、折り込まれた側面37,38が開かないように接着される。この仮止め工程により、両サイドの縁部39a,39b,39c,39dはほぼ平らになるとともに、エッジシール部32は上面10dにほぼ密着した倒伏状態になる(図5参照)。続いて、前後のレンズ付きフイルムユニット11までの距離が異なる所定位置Pで包装材料10が幅方向に切断され、レンズ付きフイルムユニット11が1個ずつ収納された包装袋9になる。
【0022】
このように形成された包装袋9は、ピロー包装機101(図10参照)から搬出された後、印字部103でインクジェットプリンタにより、図5に示すように、エッジシール部32の表面にレンズ付きフイルムユニット11の有効期限や製造番号等の文字46が印字される。このとき、エッジシール部32は上面10dにほぼ密着して平面状になっているから、文字46は歪むことなく正確に印字される。
【0023】
直角ターン部105では、図6に示すように、縁部39a,39bがほぼ平らであるとともにエッジシール部32が倒伏しているから、搬送方向αに搬送されてきた包装袋9の開口部10eが容易にストッパ111の下方を通過する。そして、包装袋9の土手部10gがストッパ111に当接し、一旦包装袋9の搬送が停止される。この位置で開口部10eが透過型センサ112a,112bによって検出され、プッシャー115が包装袋9を搬送方向βに押す。これにより、包装袋9は、搬送方向αに搬送する搬送ベルト51から、これと直角の搬送方向βに搬送する搬送ベルト52に乗せ替えられ、搬送方向βに搬送される。
【0024】
折り込み部106では、図7に示すように、前述の仮止めによってほぼ平面状になっている包装袋9の開口部10e,10fが折り込みガイド117a,117b及び折り込みガイド118a,118bの各隙間を通る間に、開口部10e,10fの両側の縁部39a,39b,39c,39dが更に平らにされるとともに、エッジシール部32が開口部10e,10fの各上面に密着される。この後、包装袋9は加圧され、内部から空気を追い出しながら、開口部10e,10fが全面シールされて密封される。そして、図8に示すように、開口部10fが後部の土手部10h側に折り畳まれて接着される。
【0025】
この後、包装袋9の長い方の開口部10eには、図9に示すように、包装袋9をフック等につり下げるための開口55が形成される。包装袋9の表側は印刷が施されていない包装材料10の透明窓10iになっており、前記紙トレイ30の表面に印刷された絵57や文字58が透明窓10iを透かして見えるようになっている。これにより、包装材料10の印刷形態が全く同じであっても、紙トレイ30の印刷を変更すれば、簡単,ローコストに別品種のレンズ付きフイルムユニットを販売することが可能となる。
【0026】
以上説明した実施形態では、包装材料として、ポリエステルシート等を層設した樹脂フイルムを用いたが、アルミニウムシートに樹脂フイルム等を層状にラミネートしたものを用いてもよい。また、前記直角ターン部において、遮光袋の開口部を検出する手段として透過型センサを用いたが、例えば反射型センサでもよく、また機械的なスイッチ機構を用いてもよい。また、上記実施形態は、包装袋で包装するワークとしてレンズ付きフイルムユニットを用いたが、本発明はこれに限定されず、例えば写真フイルムカートリッジ等でもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ワークを包み込む側の最も内側に互いに重ね合わせて加熱・加圧することにより溶融して接合する溶融性層を備えるとともに、中央部を内側に折り込む一組の面に加熱・加圧によって接着力を発揮する接着剤を予め塗布した包装材料を用いたので、仮止め後の包装袋の両サイドの縁部を平らに保つことができる。この結果、包装袋の縁部が搬送路に引っ掛かることが防止でき、縁部への印字,搬送方向の変更等も支承なく確実に行うことができるため、自動包装適性が向上できる。また、縁部が平面状に仮止めされた状態で包装袋の両開口部を密封できるから、見栄えの良い包装袋を確実に得ることができる。
【0028】
また、包装材料は部分的に不透明の印刷層を設けた透明な樹脂フイルムであって、前記印刷層を設けていない透明部分から透けて見えるように、印刷を施した紙部材を包装袋の中に収納したので、紙部材の印刷を変更することにより、包装材料を変更することなく、簡単,ローコストに多品種の包装袋を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接着剤を包装材料の両側面に供給する様子を示す説明図である。
【図2】包装材料の層構造を示す説明図である。
【図3】シート状の包装材料を筒状に形成するピロー包装機の一部を示す斜視図である。
【図4】部分シールによって両開口部を仮止めした遮光袋を示す説明図である。
【図5】エッジシール部への印字例を示す説明図である。
【図6】直角ターン部を示す説明図である。
【図7】折り込み部を示す説明図である。
【図8】後部の開口部を折り曲げて接着した包装袋の裏側を示す斜視図である。
【図9】完成した包装袋の表側を示す斜視図である。
【図10】ピロー包装機で仮止めされた包装袋が印字部,直角ターン部,折り込み部を経て搬送されていく様子を概略的に示す説明図である。
【図11】従来の仮止め方法による包装袋に印字した例を示す説明図である。
【図12】従来の仮止め方法による包装袋が直角ターン部のストッパに引っ掛かって停止した状態を示す説明図である。
【図13】折り込み部における従来の仮止め方法による包装袋を示す説明図である。
【図14】エッジシール部が立ったまま後側の開口部が接着された従来の仮止め方法による包装袋を示す説明図である。
【符号の説明】
9 包装袋
10 包装材料
10a,10b,39a,39b,39c,39d 縁部
10e,10f 開口部
10i 透明窓
11 レンズ付きフイルムユニット
30 紙トレイ
32 エッジシール部
33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b 押圧板
37,38 側面
40a,40b,40c,40d 部分シール領域
43 接着剤
46 文字
53a,53b,54a,54b 縁部
101 ピロー包装機
103 印字部
105 直角ターン部
106 折り込み部

Claims (3)

  1. ワークを包み込む側の最も内側に互いに重ね合わせて加熱・加圧することにより溶融して接合する溶融性層を備えるとともに、最も外側の面の予め所定の部位に加熱・加圧によって接着力を発揮する接着剤が塗布されたシート状の包装材料を用い、この相対する平行な縁部を重ね合わせて加熱・加圧して溶融性層を溶融して接合することによりワークを筒状に包み込み、ワーク前後の包装材料の対向する一組の面の中央部を内側に折り込みながら他方の一組の面を押し潰して加熱・加圧することにより、前記他方の一組の面の内側の互いに密着した溶融性層が溶融して接着されるとともに前記中央部を内側に折り込まれた一組の面が前記接着剤によって接着された後、ワーク前後の包装材料を切断することにより形成されことを特徴とする包装袋。
  2. 前記包装材料は部分的に不透明の印刷層を設けた透明な樹脂フイルムであって、前記印刷層を設けていない透明部分から透けて見えるように、印刷を施した紙部材が中に収納されたことを特徴とする請求項1記載の包装袋。
  3. シート状の包装材料の相対する平行な縁部を重ね合わせて接合することによりワークを筒状に包み込み、ワーク前後の包装材料の対向する一組の面の中央部を内側に折り込みながら他方の一組の面を押し潰して部分的に加熱・加圧することにより仮止めする包装袋の仮止め方法において、
    前記包装材料は、ワークを包み込む側の最も内側に互いに重ね合わせて加熱・加圧することにより溶融して接合する溶融性層を備えるとともに、前記対向する一組の面には、前記仮止め時の加熱・加圧により接着力を発揮する接着剤が予め塗布してあることを特徴とする包装袋の仮止め方法。
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