JP2003295399A - 感光材料用包装材料の印字方法及び装置 - Google Patents
感光材料用包装材料の印字方法及び装置Info
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- JP2003295399A JP2003295399A JP2002100034A JP2002100034A JP2003295399A JP 2003295399 A JP2003295399 A JP 2003295399A JP 2002100034 A JP2002100034 A JP 2002100034A JP 2002100034 A JP2002100034 A JP 2002100034A JP 2003295399 A JP2003295399 A JP 2003295399A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/475—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves
- B41J2/4753—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves using thermosensitive substrates, e.g. paper
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光,熱,圧力等による被りと写真性能への悪
影響、製品及び工程の汚損等が発生せず、被印字物や印
字装置の姿勢に制約がなく、定期メンテナンスが不要な
印字方法及び装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の記録用フイルム2を挟み込む保
護カバー6に、感熱記録紙で形成されたカバー用ラベル
8を貼付する。このカバー用ラベル8に、レーザーマー
カー43で低出力なCO2レーザーを照射して、加工履
歴データをバーコードで印字する。また、記録用フイル
ム2と保護カバー6とを包装する包装袋にも、感熱記録
紙で形成された袋用ラベルを貼付する。この袋用ラベル
には、各種注意書きと加工履歴データとをレーザーマー
カーによって印字する。
影響、製品及び工程の汚損等が発生せず、被印字物や印
字装置の姿勢に制約がなく、定期メンテナンスが不要な
印字方法及び装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の記録用フイルム2を挟み込む保
護カバー6に、感熱記録紙で形成されたカバー用ラベル
8を貼付する。このカバー用ラベル8に、レーザーマー
カー43で低出力なCO2レーザーを照射して、加工履
歴データをバーコードで印字する。また、記録用フイル
ム2と保護カバー6とを包装する包装袋にも、感熱記録
紙で形成された袋用ラベルを貼付する。この袋用ラベル
には、各種注意書きと加工履歴データとをレーザーマー
カーによって印字する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を包装す
る包装材料に対して印字を行なう方法及び装置の改良に
関するものである。
る包装材料に対して印字を行なう方法及び装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状感光材料である医療用撮影フイ
ルムには、直接撮影に使用されるX線フイルムや、レー
ザーイメージャー等の画像出力装置に使用される画像記
録用フイルムがある。この医療用撮影フイルムの包装形
態は、医療用撮影フイルムを複数枚重ねて集積し、厚紙
等で形成された保護カバーに挟み込んで保護している。
保護カバーに挟み込まれた複数枚の医療用撮影フイルム
は、包装袋に密封包装され、更に包装箱に収納される。
この包装箱は、複数個が段ボール箱に収められて出荷さ
れる。
ルムには、直接撮影に使用されるX線フイルムや、レー
ザーイメージャー等の画像出力装置に使用される画像記
録用フイルムがある。この医療用撮影フイルムの包装形
態は、医療用撮影フイルムを複数枚重ねて集積し、厚紙
等で形成された保護カバーに挟み込んで保護している。
保護カバーに挟み込まれた複数枚の医療用撮影フイルム
は、包装袋に密封包装され、更に包装箱に収納される。
この包装箱は、複数個が段ボール箱に収められて出荷さ
れる。
【0003】医療用撮影フイルムの加工・包装ライン
は、マスターロールから引き出した幅の広い感光材料の
ウェブを製品サイズの幅のウェブに裁断してスリットロ
ールを形成する裁断工程と、スリットロールからウェブ
を引き出して切断して医療用撮影フイルムを形成し、所
定枚数だけ重ねて集積するとともに、集積された医療用
撮影フイルムを保護カバーで挟み込む切断・集積工程
と、保護カバーに挟み込まされた複数枚の医療用撮影フ
イルムを包装袋に収納する袋詰め工程と、包装袋を包装
箱に収納する箱詰め工程と、複数個の包装箱を段ボール
に収納する段ボール詰め工程とからなる。
は、マスターロールから引き出した幅の広い感光材料の
ウェブを製品サイズの幅のウェブに裁断してスリットロ
ールを形成する裁断工程と、スリットロールからウェブ
を引き出して切断して医療用撮影フイルムを形成し、所
定枚数だけ重ねて集積するとともに、集積された医療用
撮影フイルムを保護カバーで挟み込む切断・集積工程
と、保護カバーに挟み込まされた複数枚の医療用撮影フ
イルムを包装袋に収納する袋詰め工程と、包装袋を包装
箱に収納する箱詰め工程と、複数個の包装箱を段ボール
に収納する段ボール詰め工程とからなる。
【0004】医療用撮影フイルムの加工・包装ラインに
関して、特開平6−35126号公報記載の発明があ
る。この発明では、複数枚の医療用撮影フイルムを防湿
性の包装袋で包装し、更にインナーサックとアウターサ
ックという紙箱で順次に包み込んでいる。また、包装袋
に医療用撮影フイルムが包装された半製品と、インナー
サック及びアウターサック及びラベル等の包装材料との
間での異種混入を防止するために、半製品にカルラコー
ドやバーコード等の光学データをインクジェットプリン
タで印字し、この光学データをカルラコードスキャナや
バーコードリーダ等で読み取って照合しながら包装作業
を行うようにしている。
関して、特開平6−35126号公報記載の発明があ
る。この発明では、複数枚の医療用撮影フイルムを防湿
性の包装袋で包装し、更にインナーサックとアウターサ
ックという紙箱で順次に包み込んでいる。また、包装袋
に医療用撮影フイルムが包装された半製品と、インナー
サック及びアウターサック及びラベル等の包装材料との
間での異種混入を防止するために、半製品にカルラコー
ドやバーコード等の光学データをインクジェットプリン
タで印字し、この光学データをカルラコードスキャナや
バーコードリーダ等で読み取って照合しながら包装作業
を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】積層された医療用撮影
フイルムの束を崩さないために、医療用撮影フイルムの
包装には、ワークを横方向に搬送して包装を行う横ピロ
ー包装が用いられている。しかしながら、横方向に搬送
されている包装材料にインクジェットプリンタで印字を
行なう場合、プリンタヘッドが下方を向くことになる。
そのため、パージングの際にインクが垂れて包装袋を汚
損することがあった。このようなインク垂れによる汚損
は、明室内ではすぐに発見することができる。しかしな
がら、暗室内で発生した場合には発見が遅れ、大量の不
良品を発生させてしまうことがある。
フイルムの束を崩さないために、医療用撮影フイルムの
包装には、ワークを横方向に搬送して包装を行う横ピロ
ー包装が用いられている。しかしながら、横方向に搬送
されている包装材料にインクジェットプリンタで印字を
行なう場合、プリンタヘッドが下方を向くことになる。
そのため、パージングの際にインクが垂れて包装袋を汚
損することがあった。このようなインク垂れによる汚損
は、明室内ではすぐに発見することができる。しかしな
がら、暗室内で発生した場合には発見が遅れ、大量の不
良品を発生させてしまうことがある。
【0006】上記問題を解決するために、包装袋を形成
する包装材料の搬送経路内に包装材料を垂直に搬送する
区間を形成し、その区間で印字を行なうこともできる。
しかしながら、感光材料が包装されていない段階で印字
が行なわれるため、製品と印字内容との不一致が発生す
ることがあった。
する包装材料の搬送経路内に包装材料を垂直に搬送する
区間を形成し、その区間で印字を行なうこともできる。
しかしながら、感光材料が包装されていない段階で印字
が行なわれるため、製品と印字内容との不一致が発生す
ることがあった。
【0007】また、保護カバーは、医療用撮影フイルム
に直接接触するとともに包装袋内に一緒に密封される。
そのため、保護カバーに印字を行なう場合、インクの成
分によっては写真性能を著しく損ねる可能性がある。
に直接接触するとともに包装袋内に一緒に密封される。
そのため、保護カバーに印字を行なう場合、インクの成
分によっては写真性能を著しく損ねる可能性がある。
【0008】インクジェットプリンタ以外の印字手段と
して、サーマルプリンタの使用も考えられる。しかしな
がら、プリンタヘッドが接触式でかつ発熱を伴うため、
医療用撮影フイルムへの品質上の影響が懸念される。ま
た、熱転写型や昇華型のサーマルプリンタでは、やはり
インクの成分による写真性能への影響が懸念される。
して、サーマルプリンタの使用も考えられる。しかしな
がら、プリンタヘッドが接触式でかつ発熱を伴うため、
医療用撮影フイルムへの品質上の影響が懸念される。ま
た、熱転写型や昇華型のサーマルプリンタでは、やはり
インクの成分による写真性能への影響が懸念される。
【0009】本発明は、上記各問題点を解決するための
もので、光,熱,圧力等による被りと写真性能への影
響、製品及び工程の汚損等が発生せず、被印字物や印字
装置の姿勢に制約がなく、定期メンテナンス等が不要な
感光材料用包装材料の印字方法及び装置を提供すること
を目的とする。
もので、光,熱,圧力等による被りと写真性能への影
響、製品及び工程の汚損等が発生せず、被印字物や印字
装置の姿勢に制約がなく、定期メンテナンス等が不要な
感光材料用包装材料の印字方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の感光材料用包装材料の印字方法は、感光
材料を包装する前の包装材料、または感光材料を包装し
た後の包装材料に、感熱記録紙で形成されたラベルを貼
り付ける。包装材料によって感光材料を包装した後に、
ラベルにレーザー光を照射して印字を行なう。
めに、本発明の感光材料用包装材料の印字方法は、感光
材料を包装する前の包装材料、または感光材料を包装し
た後の包装材料に、感熱記録紙で形成されたラベルを貼
り付ける。包装材料によって感光材料を包装した後に、
ラベルにレーザー光を照射して印字を行なう。
【0011】また、本発明の感光材料用包装材料の印字
装置は、感光材料を包装する包装材料に感熱記録紙から
なるラベルを貼付するラベル貼付機と、包装材料に貼付
されたラベルに印字を行なうレーザーマーカーとから構
成したものである。
装置は、感光材料を包装する包装材料に感熱記録紙から
なるラベルを貼付するラベル貼付機と、包装材料に貼付
されたラベルに印字を行なうレーザーマーカーとから構
成したものである。
【0012】更に、CO2レーザー光を照射して印字を
行なうレーザーマーカーを使用するようにしたものであ
る。
行なうレーザーマーカーを使用するようにしたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、Hサイズの画像記録用フ
イルム(以下、記録用フイルムと省略する)の包装形態
を示す外観斜視図であり、図2は、記録用フイルムの加
工・包装の過程を概略的に示す説明図である。記録用フ
イルム2は、スリットロール3から引き出された製品幅
ウェブ4を所定長さで切断し、四隅にコーナーカットを
施して形成されている。スリットロール3は、幅の広い
マスターロールが裁断されて形成される。
イルム(以下、記録用フイルムと省略する)の包装形態
を示す外観斜視図であり、図2は、記録用フイルムの加
工・包装の過程を概略的に示す説明図である。記録用フ
イルム2は、スリットロール3から引き出された製品幅
ウェブ4を所定長さで切断し、四隅にコーナーカットを
施して形成されている。スリットロール3は、幅の広い
マスターロールが裁断されて形成される。
【0014】記録用フイルム2は、例えば100枚が一
つの単位包装枚数とされている。単位包装枚数が積層さ
れた記録用フイルム2は、厚紙や樹脂シートなどで形成
された保護カバー6によって挟み込まれ、折れや部分的
な圧力から保護される。記録用フイルム2は、保護カバ
ー6に挟み込まれた形態のまま画層出力装置にセットさ
れる。そのため、給送時に干渉しないように、一方の保
護面6aは小さくされている。
つの単位包装枚数とされている。単位包装枚数が積層さ
れた記録用フイルム2は、厚紙や樹脂シートなどで形成
された保護カバー6によって挟み込まれ、折れや部分的
な圧力から保護される。記録用フイルム2は、保護カバ
ー6に挟み込まれた形態のまま画層出力装置にセットさ
れる。そのため、給送時に干渉しないように、一方の保
護面6aは小さくされている。
【0015】保護カバー6の保護面6aには、ラベル8
が貼付される。このラベル8には、記録用フイルム2の
製造及び加工に関わる加工履歴データを表すバーコード
7が印字される。加工履歴データとしては、マスターロ
ールの製造に使用した乳剤番号,マスターロールの製造
ロット番号,スリット番号,記録ようフイルム2の追
番,欠陥情報等からなる。
が貼付される。このラベル8には、記録用フイルム2の
製造及び加工に関わる加工履歴データを表すバーコード
7が印字される。加工履歴データとしては、マスターロ
ールの製造に使用した乳剤番号,マスターロールの製造
ロット番号,スリット番号,記録ようフイルム2の追
番,欠陥情報等からなる。
【0016】保護カバー6に単位包装枚数の記録用フイ
ルム2を挟み込んで形成されるシート集積体9は、遮光
性と防湿性とを備えた包装袋10に収納されて密封され
る。包装袋10は、ピロー包装によって形成する際に、
包装方向の前後に大きなヒレ10a,10bが形成され
る。これらのヒレ10a,10bは、包装袋10上に折
り畳まれ、袋用ラベル11の貼着によって抑えられる。
図3に示すように、袋用ラベル11には、画像出力装置
へのシート集積体9の装填方向を示す矢印や注意書き等
の説明部12と、加工履歴データを表すバーコード13
とが印字されている。
ルム2を挟み込んで形成されるシート集積体9は、遮光
性と防湿性とを備えた包装袋10に収納されて密封され
る。包装袋10は、ピロー包装によって形成する際に、
包装方向の前後に大きなヒレ10a,10bが形成され
る。これらのヒレ10a,10bは、包装袋10上に折
り畳まれ、袋用ラベル11の貼着によって抑えられる。
図3に示すように、袋用ラベル11には、画像出力装置
へのシート集積体9の装填方向を示す矢印や注意書き等
の説明部12と、加工履歴データを表すバーコード13
とが印字されている。
【0017】シート集積体9を収納した包装袋10は、
厚紙で形成された包装箱14に収納される。包装箱14
は、開口部分が封止テープ15によって閉じられて封止
されている。包装箱14から包装袋10を取り出す際に
は、包装箱14の全周に沿って形成されたジッパー16
が使用される。包装箱14は、例えば4個ずつ段ボール
箱19に収納されて出荷される。
厚紙で形成された包装箱14に収納される。包装箱14
は、開口部分が封止テープ15によって閉じられて封止
されている。包装箱14から包装袋10を取り出す際に
は、包装箱14の全周に沿って形成されたジッパー16
が使用される。包装箱14は、例えば4個ずつ段ボール
箱19に収納されて出荷される。
【0018】図4は、記録用フイルム2の生産ラインの
工程順序を示すフローチャートである。記録用フイルム
2の生産ラインは、マスター・スリットロール生産ライ
ンと、加工・包装ラインとからなる。マスター・スリッ
トロール生産ラインは、幅の広いウェブに乳剤を塗布・
乾燥してマスターロールを形成するマスターロール製造
工程22と、マスターロールを製品サイズの幅にスリッ
トしてスリットロールを形成する裁断工程23とからな
る。
工程順序を示すフローチャートである。記録用フイルム
2の生産ラインは、マスター・スリットロール生産ライ
ンと、加工・包装ラインとからなる。マスター・スリッ
トロール生産ラインは、幅の広いウェブに乳剤を塗布・
乾燥してマスターロールを形成するマスターロール製造
工程22と、マスターロールを製品サイズの幅にスリッ
トしてスリットロールを形成する裁断工程23とからな
る。
【0019】加工・包装ラインは、スリットロールをカ
ットして記録用フイルム2を形成するとともに、所定枚
数が重ねられた記録用フイルム2を保護カバー6で挟み
込んでシート集積体9を形成する切断・集積工程25
と、シート集積体9を包装袋10に収納する袋詰め工程
26と、包装袋10を包装箱14に収納する箱詰め工程
27と、数個の包装箱14を段ボール箱19に収納する
段ボール詰め工程28と、段ボール箱19を製品種毎、
出荷先毎にパレット上に載置するパレタイズ工程29と
からなる。マスターロール製造工程22,裁断工程2
3,切断・集積工程25,袋詰め工程26は、暗室内に
設けられている。
ットして記録用フイルム2を形成するとともに、所定枚
数が重ねられた記録用フイルム2を保護カバー6で挟み
込んでシート集積体9を形成する切断・集積工程25
と、シート集積体9を包装袋10に収納する袋詰め工程
26と、包装袋10を包装箱14に収納する箱詰め工程
27と、数個の包装箱14を段ボール箱19に収納する
段ボール詰め工程28と、段ボール箱19を製品種毎、
出荷先毎にパレット上に載置するパレタイズ工程29と
からなる。マスターロール製造工程22,裁断工程2
3,切断・集積工程25,袋詰め工程26は、暗室内に
設けられている。
【0020】図5は、加工・包装ラインの切断・集積工
程及び袋詰め工程の構成を示すブロック図である。切断
・集積工程及び袋詰め工程には、それぞれの工程の構成
装置を制御するシーケンサー31,32が設けられてい
る。これらのシーケンサー31,32は、加工制御コン
ピュータ33によって統括的に管理されている。
程及び袋詰め工程の構成を示すブロック図である。切断
・集積工程及び袋詰め工程には、それぞれの工程の構成
装置を制御するシーケンサー31,32が設けられてい
る。これらのシーケンサー31,32は、加工制御コン
ピュータ33によって統括的に管理されている。
【0021】加工制御コンピュータ33には、生産指示
情報が記録された生産指示情報データベース34が接続
されている。加工制御コンピュータ33は、生産指示情
報データベース34から入力された生産指示情報にした
がって、各シーケンサー31,32を制御する。なお、
詳しくは図示しないが、箱詰め工程27,段ボール詰め
工程28,パレタイズ工程29にも同様にシーケンサー
が設けられており、加工制御コンピュータ33によって
制御される。
情報が記録された生産指示情報データベース34が接続
されている。加工制御コンピュータ33は、生産指示情
報データベース34から入力された生産指示情報にした
がって、各シーケンサー31,32を制御する。なお、
詳しくは図示しないが、箱詰め工程27,段ボール詰め
工程28,パレタイズ工程29にも同様にシーケンサー
が設けられており、加工制御コンピュータ33によって
制御される。
【0022】加工制御コンピュータ33は、上位の生産
管理コンピュータ36によって管理されている。生産管
理コンピュータ36は、加工・包装ラインの加工制御コ
ンピュータ33とともに、マスター・スリットロール生
産ラインの設備制御コンピュータ37をも管理し、工場
内ネットワークを構築している。
管理コンピュータ36によって管理されている。生産管
理コンピュータ36は、加工・包装ラインの加工制御コ
ンピュータ33とともに、マスター・スリットロール生
産ラインの設備制御コンピュータ37をも管理し、工場
内ネットワークを構築している。
【0023】生産管理コンピュータ36は、設備制御コ
ンピュータ37と加工制御コンピュータ33とに個別に
生産計画データを提供する。このため、生産管理コンピ
ュータ36には生産計画データと、マテリアル(原材
料,部品)の入出庫計画あるいは入出庫実績に関するデ
ータが入力される。さらに、生産管理コンピュータ36
には、生産される医療用撮影フイルムの種類ごとに準備
された処方テーブルが格納されている。これらの処方テ
ーブルの各々には製品の種類を表す製品略称が割り当て
られ、それぞれその種類の医療用撮影フイルムを製造す
るために必要なマテリアルの種類、製造条件、検査条件
などの処方データが対応づけられている。
ンピュータ37と加工制御コンピュータ33とに個別に
生産計画データを提供する。このため、生産管理コンピ
ュータ36には生産計画データと、マテリアル(原材
料,部品)の入出庫計画あるいは入出庫実績に関するデ
ータが入力される。さらに、生産管理コンピュータ36
には、生産される医療用撮影フイルムの種類ごとに準備
された処方テーブルが格納されている。これらの処方テ
ーブルの各々には製品の種類を表す製品略称が割り当て
られ、それぞれその種類の医療用撮影フイルムを製造す
るために必要なマテリアルの種類、製造条件、検査条件
などの処方データが対応づけられている。
【0024】マスターロール製造工程22において製造
されたマスターロールには、設備管理コンピュータ37
によって製造ロット番号が付与される。また、マスター
ロールからスリットロールを作成する裁断工程23で
は、設備制御コンピュータ37によって、各スリットロ
ールにスリット番号が付与される。マスターロールの製
造に使用された乳剤番号及び、製造ロット番号とスリッ
ト番号とは生産管理コンピュータ36に入力され、加工
履歴管理データの作成に使用される。
されたマスターロールには、設備管理コンピュータ37
によって製造ロット番号が付与される。また、マスター
ロールからスリットロールを作成する裁断工程23で
は、設備制御コンピュータ37によって、各スリットロ
ールにスリット番号が付与される。マスターロールの製
造に使用された乳剤番号及び、製造ロット番号とスリッ
ト番号とは生産管理コンピュータ36に入力され、加工
履歴管理データの作成に使用される。
【0025】マスターロール製造工程22において、乳
剤の塗布ムラや乾燥中のトラブルによって欠陥部分を含
むマスターロールが製造される場合がある。同様に、裁
断工程23においてマスターロールからスリットロール
を作成するときに、製品品質に影響するトラブルが発生
したり、裁断後の表面検査により欠陥部分が検知される
ことがある。このような場合には、マスターロールの製
造ロット番号,スリット番号,スリットロールの巻取り
開始端から欠陥部分までの長さ,及び欠陥部分自体の長
さ等からなる欠陥情報が設備制御コンピュータ37で作
成される。この欠陥情報は、生産管理コンピュータ36
に入力され、加工履歴管理データの作成に使用される。
剤の塗布ムラや乾燥中のトラブルによって欠陥部分を含
むマスターロールが製造される場合がある。同様に、裁
断工程23においてマスターロールからスリットロール
を作成するときに、製品品質に影響するトラブルが発生
したり、裁断後の表面検査により欠陥部分が検知される
ことがある。このような場合には、マスターロールの製
造ロット番号,スリット番号,スリットロールの巻取り
開始端から欠陥部分までの長さ,及び欠陥部分自体の長
さ等からなる欠陥情報が設備制御コンピュータ37で作
成される。この欠陥情報は、生産管理コンピュータ36
に入力され、加工履歴管理データの作成に使用される。
【0026】加工・包装ラインの各工程からは、製品ま
たは半製品の生産個数や不良個数等の生産実績データが
加工制御コンピュータ33に入力される。この生産実績
データの必要部分のみが、加工制御コンピュータ33に
よって生産管理コンピュータ36に入力され、加工履歴
管理データの作成に使用される。生産管理コンピュータ
36で作成された加工履歴管理データから、乳剤番号,
マスターロールの製造ロット番号,スリット番号,追
番,欠陥情報等からなる加工履歴データが作成される。
この加工履歴データは、加工制御コンピュータ33に入
力される。
たは半製品の生産個数や不良個数等の生産実績データが
加工制御コンピュータ33に入力される。この生産実績
データの必要部分のみが、加工制御コンピュータ33に
よって生産管理コンピュータ36に入力され、加工履歴
管理データの作成に使用される。生産管理コンピュータ
36で作成された加工履歴管理データから、乳剤番号,
マスターロールの製造ロット番号,スリット番号,追
番,欠陥情報等からなる加工履歴データが作成される。
この加工履歴データは、加工制御コンピュータ33に入
力される。
【0027】切断・集積工程は、切断・集積装置40,
保護カバー装填装置41,ラベル貼付装置42,レーザ
ーマーカー43から構成されている。図6は、切断・集
積装置40の構成を示す概略図である。切断・集積装置
40は、アンワインダ44と、同時ラウンドコーナ切断
機45と、シート計数・集積機46とからなる。
保護カバー装填装置41,ラベル貼付装置42,レーザ
ーマーカー43から構成されている。図6は、切断・集
積装置40の構成を示す概略図である。切断・集積装置
40は、アンワインダ44と、同時ラウンドコーナ切断
機45と、シート計数・集積機46とからなる。
【0028】アンワインダ44は、スリットロール3が
セットされる送り出し部48と、デカーラ部49とから
構成されている。送り出し部48には、バンドブレーキ
やパウダーブレーキ等が組み込まれており、スリットロ
ール3から引き出された製品幅ウェブ4には、一定のテ
ンションが付与される。また、送り出し部48には、製
品幅ウェブ4の蛇行を防止するエッジポジションコント
ロール(EPC)装置50が設けられている。このEP
C装置50は、製品幅ウェブ4の側端縁を検出する光電
センサ52を含み、製品幅ウェブ4の蛇行状態に応じ
て、スリットロール3の幅方向位置を調整する。
セットされる送り出し部48と、デカーラ部49とから
構成されている。送り出し部48には、バンドブレーキ
やパウダーブレーキ等が組み込まれており、スリットロ
ール3から引き出された製品幅ウェブ4には、一定のテ
ンションが付与される。また、送り出し部48には、製
品幅ウェブ4の蛇行を防止するエッジポジションコント
ロール(EPC)装置50が設けられている。このEP
C装置50は、製品幅ウェブ4の側端縁を検出する光電
センサ52を含み、製品幅ウェブ4の蛇行状態に応じ
て、スリットロール3の幅方向位置を調整する。
【0029】デカーラ部49は、加熱ローラ55と冷却
装置56とから構成されている。加熱ローラ55は、製
品幅ウェブ4に悪影響を与えない温度に加熱され、接触
する製品幅ウェブ4の巻癖を矯正する。巻癖矯正後の製
品幅ウェブ4は、冷却装置56で冷却されて巻癖矯正状
態が固定される。加熱ローラ55の上流には、製品幅ウ
ェブ4の微小なテンション変動を吸収するダンサーロー
ラ57が設けられている。
装置56とから構成されている。加熱ローラ55は、製
品幅ウェブ4に悪影響を与えない温度に加熱され、接触
する製品幅ウェブ4の巻癖を矯正する。巻癖矯正後の製
品幅ウェブ4は、冷却装置56で冷却されて巻癖矯正状
態が固定される。加熱ローラ55の上流には、製品幅ウ
ェブ4の微小なテンション変動を吸収するダンサーロー
ラ57が設けられている。
【0030】同時ラウンドコーナー切断機45は、製品
幅ウェブ4を一定量ずつ搬送するサクションドラム59
と、このサクションドラム59に電気的,機械的に同期
するロータリーオシレイトカッター60と、記録用フイ
ルム2を搬送する搬送機61とからなる。ロータリーオ
シレイトカッター60は、図2に示すように、製品幅ウ
ェブ4を所定長さに切断すると同時に、角部に円弧形状
のカットを加えて記録用フイルム2を形成する。搬送機
61は例えばコンベアからなり、記録用フイルム2を下
流側のシート計数・集積機46に向けて搬送する。
幅ウェブ4を一定量ずつ搬送するサクションドラム59
と、このサクションドラム59に電気的,機械的に同期
するロータリーオシレイトカッター60と、記録用フイ
ルム2を搬送する搬送機61とからなる。ロータリーオ
シレイトカッター60は、図2に示すように、製品幅ウ
ェブ4を所定長さに切断すると同時に、角部に円弧形状
のカットを加えて記録用フイルム2を形成する。搬送機
61は例えばコンベアからなり、記録用フイルム2を下
流側のシート計数・集積機46に向けて搬送する。
【0031】シート計数・集積機46は、同時ラウンド
コーナー切断機60で形成された記録用フイルム2を重
ねて集積する二つの集積台63,64と、これらの集積
台63,64に記録用フイルム2を振り分ける振り分け
ゲート65とからなる。集積台63,64の上面には、
複数枚の記録用フイルム2が集積される集積枠66,6
7が設けられている。集積枠66,67の下部は、保護
カバー装填装置41が集積枠上に載置された記録用フイ
ルム2を下方から掬いあげるようにして取り出せるよう
に、部分的に開放されている。
コーナー切断機60で形成された記録用フイルム2を重
ねて集積する二つの集積台63,64と、これらの集積
台63,64に記録用フイルム2を振り分ける振り分け
ゲート65とからなる。集積台63,64の上面には、
複数枚の記録用フイルム2が集積される集積枠66,6
7が設けられている。集積枠66,67の下部は、保護
カバー装填装置41が集積枠上に載置された記録用フイ
ルム2を下方から掬いあげるようにして取り出せるよう
に、部分的に開放されている。
【0032】振り分けゲート65は、図中実線で示す位
置と2点鎖線で示す位置との間で移動される切替板と、
この切替板を移動させるエアシリンダ等のアクチュエー
タ等からなる。振り分けゲート65は、集積台63,6
4の集積状況に応じて切り替えられ、記録用フイルム2
の搬送先を変更する。
置と2点鎖線で示す位置との間で移動される切替板と、
この切替板を移動させるエアシリンダ等のアクチュエー
タ等からなる。振り分けゲート65は、集積台63,6
4の集積状況に応じて切り替えられ、記録用フイルム2
の搬送先を変更する。
【0033】切断・集積装置40では、使用中のスリッ
トロール3の製品幅ウェブ4の残りが少なくなった時に
は、製品幅ウェブ4の残りを切断・集積装置40から全
て払い出した後に、新しいスリットロールをセットす
る。このときに、スリットロールの切替情報が加工制御
コンピュータ33から生産管理コンピュータ36に入力
され、加工履歴管理データに反映されるので、スリット
ロールの切り替えをトラッキングする必要はない。
トロール3の製品幅ウェブ4の残りが少なくなった時に
は、製品幅ウェブ4の残りを切断・集積装置40から全
て払い出した後に、新しいスリットロールをセットす
る。このときに、スリットロールの切替情報が加工制御
コンピュータ33から生産管理コンピュータ36に入力
され、加工履歴管理データに反映されるので、スリット
ロールの切り替えをトラッキングする必要はない。
【0034】図7は、保護カバー装填装置41の構成を
示す概略図である。保護カバー装填装置41は、集積台
63,64の集積枠66,67から、単位包装枚数が積
層された記録用フイルム2を取り出すシートハンドリン
グロボット70と、保護カバー6を保持するカバーハン
ドリングロボット71と、保護カバー6の仮折りを行な
う仮折り機72と、記録用フイルム2を挟むように保護
カバー6を折り込む折り込み機73とから構成されてい
る。
示す概略図である。保護カバー装填装置41は、集積台
63,64の集積枠66,67から、単位包装枚数が積
層された記録用フイルム2を取り出すシートハンドリン
グロボット70と、保護カバー6を保持するカバーハン
ドリングロボット71と、保護カバー6の仮折りを行な
う仮折り機72と、記録用フイルム2を挟むように保護
カバー6を折り込む折り込み機73とから構成されてい
る。
【0035】シートハンドリングロボット70は、基台
75と、この基台75に対して屈曲自在とされたアーム
76と、アーム76の先端に取り付けられ、複数枚の記
録用フイルム2を挟持することのできるチャック77と
を備えた汎用の多軸ロボットからなる。
75と、この基台75に対して屈曲自在とされたアーム
76と、アーム76の先端に取り付けられ、複数枚の記
録用フイルム2を挟持することのできるチャック77と
を備えた汎用の多軸ロボットからなる。
【0036】カバーハンドリングロボット71は、シー
トハンドリングロボット70と同一の汎用多軸ロボット
からなり、基台79とアーム80とを備えている。アー
ム80の先端には、積層された基材原紙81の最上層の
ものをエアー吸引等によって吸着保持する吸着パッド8
2が取り付けられている。
トハンドリングロボット70と同一の汎用多軸ロボット
からなり、基台79とアーム80とを備えている。アー
ム80の先端には、積層された基材原紙81の最上層の
ものをエアー吸引等によって吸着保持する吸着パッド8
2が取り付けられている。
【0037】仮折り機72は、基台84と、この基台8
4上に設置された固定治具85と、この固定治具85の
端面にラップするように上下移動を行なう可動治具86
とからなる。可動治具86は、図示しない移動機構によ
って上下方向で移動される。
4上に設置された固定治具85と、この固定治具85の
端面にラップするように上下移動を行なう可動治具86
とからなる。可動治具86は、図示しない移動機構によ
って上下方向で移動される。
【0038】折り込み機73は、保護カバー6の上に記
録用フイルム2が重ねられた状態で載置される基台88
と、保護カバー6の保護面6aを記録用フイルム2の上
に折り込む折込みアーム89とを備えている。折込みア
ーム89は、略コ字形状とされ一端が基台88の側面に
回転自在に取り付けられたアーム部89aと、このアー
ム部89aの先端に取り付けられたパッド89bと、ア
ーム部89aを回動させる回動機構(図示せず)とから
なる。
録用フイルム2が重ねられた状態で載置される基台88
と、保護カバー6の保護面6aを記録用フイルム2の上
に折り込む折込みアーム89とを備えている。折込みア
ーム89は、略コ字形状とされ一端が基台88の側面に
回転自在に取り付けられたアーム部89aと、このアー
ム部89aの先端に取り付けられたパッド89bと、ア
ーム部89aを回動させる回動機構(図示せず)とから
なる。
【0039】カバーハンドリングロボット71の近傍に
は、ラベル貼付装置42が配置されている。図8に示す
ように、ラベル貼付装置42は、板状のフレーム91に
回転自在に保持された供給リール92及び巻取りリール
93と、略三角柱形状であるエッジ部材94と、貼付部
95と、供給リール92及び巻取りリール93を駆動す
る駆動機構とからなる。
は、ラベル貼付装置42が配置されている。図8に示す
ように、ラベル貼付装置42は、板状のフレーム91に
回転自在に保持された供給リール92及び巻取りリール
93と、略三角柱形状であるエッジ部材94と、貼付部
95と、供給リール92及び巻取りリール93を駆動す
る駆動機構とからなる。
【0040】供給リール92には、長尺のラベルテープ
97が巻かれている。ラベルテープ97は、剥離性の良
いベースシート98上に、カバー用ラベル8が一定間隔
で貼付されたものである。カバー用ラベル8は、例えば
厚さ80μmの高感度タイプの感熱記録紙を長方形にカ
ットしたものであり、裏面に接着剤が塗布されている。
97が巻かれている。ラベルテープ97は、剥離性の良
いベースシート98上に、カバー用ラベル8が一定間隔
で貼付されたものである。カバー用ラベル8は、例えば
厚さ80μmの高感度タイプの感熱記録紙を長方形にカ
ットしたものであり、裏面に接着剤が塗布されている。
【0041】供給リール92から引き出されたラベルテ
ープ97は、エッジ部材94に掛けられてから巻取りリ
ール93に係止される。巻取りリール92がラベルテー
プ97を巻き取る方向に回転すると、供給リール92か
らラベルテープ97が引き出され、エッジ部材94によ
って鋭角に折り曲げられる。カバー用ラベル8は、ベー
スシート98に対する粘着力よりもラベル自身の剛性の
方が勝るため、ベースシート98から剥がれていく。
ープ97は、エッジ部材94に掛けられてから巻取りリ
ール93に係止される。巻取りリール92がラベルテー
プ97を巻き取る方向に回転すると、供給リール92か
らラベルテープ97が引き出され、エッジ部材94によ
って鋭角に折り曲げられる。カバー用ラベル8は、ベー
スシート98に対する粘着力よりもラベル自身の剛性の
方が勝るため、ベースシート98から剥がれていく。
【0042】貼付部95は、ベースシート98から剥が
れたカバー用ラベル8をエア吸着して保持する貼付ヘッ
ド100と、この貼付ヘッド100を昇降させて貼付ヘ
ッド100に保持したカバー用ラベル8を保護カバー6
の基材81に押し付けるエアシリンダ101とからな
る。
れたカバー用ラベル8をエア吸着して保持する貼付ヘッ
ド100と、この貼付ヘッド100を昇降させて貼付ヘ
ッド100に保持したカバー用ラベル8を保護カバー6
の基材81に押し付けるエアシリンダ101とからな
る。
【0043】折り込み機73の上方には、レーザーマー
カー43が配置されている。図9に示すように、レザー
マーカー43は、記録用フイルム2を露光させないCO
2レーザーをカバー用ラベル8に向けて照射し、カバー
用ラベル8にバーコード7を印字する。感熱記録紙は、
低い出力エネルギーのCO2レーザーでも十分に発色さ
せることができるので、記録用フイルム2に熱や光によ
る被りは発生しない。また、非接触で印字を行なうの
で、プリンタヘッドの姿勢の制約や、圧力による被りも
発生しない。なお、レーザーマーカー43には、例えば
パワー12W,DUTY比5〜9%,描画スピード80
0mm/s,レーザー波長10.6μmという性能のも
のが使用される。
カー43が配置されている。図9に示すように、レザー
マーカー43は、記録用フイルム2を露光させないCO
2レーザーをカバー用ラベル8に向けて照射し、カバー
用ラベル8にバーコード7を印字する。感熱記録紙は、
低い出力エネルギーのCO2レーザーでも十分に発色さ
せることができるので、記録用フイルム2に熱や光によ
る被りは発生しない。また、非接触で印字を行なうの
で、プリンタヘッドの姿勢の制約や、圧力による被りも
発生しない。なお、レーザーマーカー43には、例えば
パワー12W,DUTY比5〜9%,描画スピード80
0mm/s,レーザー波長10.6μmという性能のも
のが使用される。
【0044】袋詰め工程は、包装装置103と、ラベル
貼付装置104と、レーザーマーカー105と、マガジ
ン積込み装置106とから構成されている。図10に示
すように、包装装置103は、保護カバー装填装置41
から送り込まれたシート集積体9を搬送する搬送機10
8〜110と、横ピロー包装機111と、ヒレ折り機1
12とから構成されている。
貼付装置104と、レーザーマーカー105と、マガジ
ン積込み装置106とから構成されている。図10に示
すように、包装装置103は、保護カバー装填装置41
から送り込まれたシート集積体9を搬送する搬送機10
8〜110と、横ピロー包装機111と、ヒレ折り機1
12とから構成されている。
【0045】横ピロー包装機111は、プラスチックフ
イルムとアルミ箔とが積層された包装フイルム113を
供給するフイルム供給部114と、搬送機108内に組
み込まれ、包装フイルム113の両側辺を加熱溶着して
筒形状にする合わせ面シーラー(図示せず)と、シート
集積体9の前後で包装フイルム113を加熱溶着するク
ロスシーラー115と、包装フイルム113に折り目を
形成する加熱ローラ116と、所定位置で包装フイルム
113をカットするカッター117とからなる。
イルムとアルミ箔とが積層された包装フイルム113を
供給するフイルム供給部114と、搬送機108内に組
み込まれ、包装フイルム113の両側辺を加熱溶着して
筒形状にする合わせ面シーラー(図示せず)と、シート
集積体9の前後で包装フイルム113を加熱溶着するク
ロスシーラー115と、包装フイルム113に折り目を
形成する加熱ローラ116と、所定位置で包装フイルム
113をカットするカッター117とからなる。
【0046】ヒレ折り機112は、2台のヒレ折りロボ
ット120,121とからなる。ヒレ折りロボット12
0,121は、汎用の多軸ロボットからなり、包装袋1
0のヒレ10a,10bを把持し、包装袋10上に折り
込むことのできるロボットハンド120a,121aを
それぞれ備えている。
ット120,121とからなる。ヒレ折りロボット12
0,121は、汎用の多軸ロボットからなり、包装袋1
0のヒレ10a,10bを把持し、包装袋10上に折り
込むことのできるロボットハンド120a,121aを
それぞれ備えている。
【0047】ヒレ折り機112の近傍には、ラベル貼付
装置104が配置されている。このラベル貼付装置10
4は、切断・集積工程のラベル貼付装置42とほぼ同様
のものであるため詳しい説明は省略するが、折り込まれ
たヒレ10a,10bの上に、感熱記録紙にて作成され
た袋用ラベル11を貼り付けて、ヒレ10a,10bを
包装袋10に固定する。
装置104が配置されている。このラベル貼付装置10
4は、切断・集積工程のラベル貼付装置42とほぼ同様
のものであるため詳しい説明は省略するが、折り込まれ
たヒレ10a,10bの上に、感熱記録紙にて作成され
た袋用ラベル11を貼り付けて、ヒレ10a,10bを
包装袋10に固定する。
【0048】ラベル貼付装置104の下流側には、袋用
ラベル11に印字を行なうレーザーマーカー105が配
置されている。このレーザーマーカー105は、切断・
集積工程のレーザーマーカー43とほぼ同様のものであ
るため詳しい説明は省略するが、袋用ラベル11にCO
2レーザーを照射して説明部12とバーコード13とを
印字する。
ラベル11に印字を行なうレーザーマーカー105が配
置されている。このレーザーマーカー105は、切断・
集積工程のレーザーマーカー43とほぼ同様のものであ
るため詳しい説明は省略するが、袋用ラベル11にCO
2レーザーを照射して説明部12とバーコード13とを
印字する。
【0049】図11に示すように、マガジン積込み装置
106は、包装袋10を搬送するXYロボット125
と、複数個の包装袋10が積み込まれるマガジン126
とからなる。XYロボット125は、直交する2本のア
ーム127,128を備えた周知の直交型ロボットであ
り、包装袋10を吸着保持するロボットハンド129を
備えている。XYロボット125は、搬送機110から
包装袋10を取り出し、マガジン126に積み込んでい
く。規定数の包装袋10が積み込まれたマガジン126
は、無人搬送車等に載置されて箱詰め工程に搬送され
る。
106は、包装袋10を搬送するXYロボット125
と、複数個の包装袋10が積み込まれるマガジン126
とからなる。XYロボット125は、直交する2本のア
ーム127,128を備えた周知の直交型ロボットであ
り、包装袋10を吸着保持するロボットハンド129を
備えている。XYロボット125は、搬送機110から
包装袋10を取り出し、マガジン126に積み込んでい
く。規定数の包装袋10が積み込まれたマガジン126
は、無人搬送車等に載置されて箱詰め工程に搬送され
る。
【0050】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。図5に示す生産管理コンピュータ36は、マスター
・スリットロール生産ラインを統括管理する設備制御コ
ンピュータ37と、加工・包装ラインを統括管理する加
工制御コンピュータ33とに、生産計画データを入力す
る。
る。図5に示す生産管理コンピュータ36は、マスター
・スリットロール生産ラインを統括管理する設備制御コ
ンピュータ37と、加工・包装ラインを統括管理する加
工制御コンピュータ33とに、生産計画データを入力す
る。
【0051】マスターロール製造工程22では、入力さ
れた生産計画データに応じて、マスターロールを製造す
る。完成したマスターロールには、設備管理コンピュー
タ37によって製造ロット番号が付与される。マスター
ロール製造工程22で製造されたマスターロールは、裁
断工程23において裁断され、複数本の製品幅ウェブが
形成される。各製品幅ウェブは、巻芯に巻き取られてス
リットロールとなる。完成したスリットロールには、設
備管理コンピュータ37によってスリット番号が付与さ
れる。
れた生産計画データに応じて、マスターロールを製造す
る。完成したマスターロールには、設備管理コンピュー
タ37によって製造ロット番号が付与される。マスター
ロール製造工程22で製造されたマスターロールは、裁
断工程23において裁断され、複数本の製品幅ウェブが
形成される。各製品幅ウェブは、巻芯に巻き取られてス
リットロールとなる。完成したスリットロールには、設
備管理コンピュータ37によってスリット番号が付与さ
れる。
【0052】マスターロール製造工程22及び裁断工程
33において、マスターロールあるいはスリットロール
に欠陥が発生することがある。この欠陥発生時には、マ
スターロールの製造ロット番号,スリット番号,スリッ
トロールの巻取り開始端から欠陥部分までの長さ,及び
欠陥部分自体の長さ等からなる欠陥情報が、設備制御コ
ンピュータ37にて作成される。
33において、マスターロールあるいはスリットロール
に欠陥が発生することがある。この欠陥発生時には、マ
スターロールの製造ロット番号,スリット番号,スリッ
トロールの巻取り開始端から欠陥部分までの長さ,及び
欠陥部分自体の長さ等からなる欠陥情報が、設備制御コ
ンピュータ37にて作成される。
【0053】マスターロールの製造に使用した乳剤番
号,マスターロールの製造ロット番号,スリット番号,
追番,欠陥情報は、設備制御コンピュータ37によって
生産管理コンピュータ36に入力される。生産管理コン
ピュータ36は、入力された情報から加工履歴管理デー
タと加工履歴データとを作成する。加工履歴データは、
加工制御コンピュータ33に入力される。
号,マスターロールの製造ロット番号,スリット番号,
追番,欠陥情報は、設備制御コンピュータ37によって
生産管理コンピュータ36に入力される。生産管理コン
ピュータ36は、入力された情報から加工履歴管理デー
タと加工履歴データとを作成する。加工履歴データは、
加工制御コンピュータ33に入力される。
【0054】加工制御コンピュータ33は、生産管理コ
ンピュータ36から入力された生産計画データに応じ
て、生産指示情報データベース34から生産指示情報を
読み出す。そして、生産指示情報に基づいて各工程を制
御する。
ンピュータ36から入力された生産計画データに応じ
て、生産指示情報データベース34から生産指示情報を
読み出す。そして、生産指示情報に基づいて各工程を制
御する。
【0055】図6に示すように、スリットロール3は、
切断・集積装置40のアンワインダ44の送り出し部4
8にセットされる。スリットロール3からは、一定のテ
ンションが与えられた状態で製品幅ウェブ4が引き出さ
れる。製品幅ウェブ4の蛇行は、光電センサ52によっ
て検出され、EPC装置50によって調整される。
切断・集積装置40のアンワインダ44の送り出し部4
8にセットされる。スリットロール3からは、一定のテ
ンションが与えられた状態で製品幅ウェブ4が引き出さ
れる。製品幅ウェブ4の蛇行は、光電センサ52によっ
て検出され、EPC装置50によって調整される。
【0056】スリットロール3から引き出された製品幅
ウェブ4は、デカーラ部49の加熱ローラ55と冷却装
置56とによって巻癖が矯正される。巻癖が取り除かれ
た製品幅ウェブ4は、同時ラウンドコーナ切断機45の
サクションドラム59によって一定量ずつ搬送される。
そして、サクションドラム59に電気的,機械的に同期
するロータリーオシレイトカッター60にカットされ、
記録用フイルム2が形成される。
ウェブ4は、デカーラ部49の加熱ローラ55と冷却装
置56とによって巻癖が矯正される。巻癖が取り除かれ
た製品幅ウェブ4は、同時ラウンドコーナ切断機45の
サクションドラム59によって一定量ずつ搬送される。
そして、サクションドラム59に電気的,機械的に同期
するロータリーオシレイトカッター60にカットされ、
記録用フイルム2が形成される。
【0057】記録用フイルム2は、振り分けゲート65
によって振り分けられて、集積台63と64とに集積さ
れる。集積台63または64の一方に単位包装枚数の記
録用フイルム2が集積されると、保護カバー装填装置4
1が動作を開始する。
によって振り分けられて、集積台63と64とに集積さ
れる。集積台63または64の一方に単位包装枚数の記
録用フイルム2が集積されると、保護カバー装填装置4
1が動作を開始する。
【0058】図7に示すように、シートハンドリングロ
ボット70は、アーム76の各関節を動かして集積枠6
3の下方にチャック77を差し込む。そして、単位包装
枚数の記録用フイルム2を掬い上げ、集積枠66から取
り出す。チャック77は、記録用フイルム2を挟み込
み、移動中の落下を防止する。
ボット70は、アーム76の各関節を動かして集積枠6
3の下方にチャック77を差し込む。そして、単位包装
枚数の記録用フイルム2を掬い上げ、集積枠66から取
り出す。チャック77は、記録用フイルム2を挟み込
み、移動中の落下を防止する。
【0059】図8に示すように、ラベル貼付装置42
は、巻取りリール93を巻取り方向に回転させてラベル
テープ97を搬送し、エッジ部材94によってベースシ
ート98からカバー用ラベル8を剥がす。貼付部95
は、ベースシート98から剥がされたカバー用ラベル8
を貼付ヘッド100で吸着保持し、エアシリンダ101
で貼付ヘッド100を保護カバー6の原紙81に押し付
ける。これにより、基材81にカバー用ラベル8が貼付
される。
は、巻取りリール93を巻取り方向に回転させてラベル
テープ97を搬送し、エッジ部材94によってベースシ
ート98からカバー用ラベル8を剥がす。貼付部95
は、ベースシート98から剥がされたカバー用ラベル8
を貼付ヘッド100で吸着保持し、エアシリンダ101
で貼付ヘッド100を保護カバー6の原紙81に押し付
ける。これにより、基材81にカバー用ラベル8が貼付
される。
【0060】カバーハンドリングロボット71は、積層
された基材81から最上層のものを吸着パッド82で吸
着して保持し、仮折り機72に搬送して仮折りを行な
う。カバーハンドリングロボット71は、アーム80を
移動させることで、基材81の仮折り部分を順次仮折り
機72にセットする。これにより、所要部が仮折りされ
た保護カバー6が完成する。
された基材81から最上層のものを吸着パッド82で吸
着して保持し、仮折り機72に搬送して仮折りを行な
う。カバーハンドリングロボット71は、アーム80を
移動させることで、基材81の仮折り部分を順次仮折り
機72にセットする。これにより、所要部が仮折りされ
た保護カバー6が完成する。
【0061】仮折りされた保護カバー6は、カバーハン
ドリングロボット71によって、シートハンドリングロ
ボット70のチャック77に保持された記録用フイルム
2の上に挿入される。保護カバー6が挿入されたシート
ハンドリングロボット70は、チャック77によって記
録用フイルム2と保護カバー6とを挟み込み、反転させ
る。これにより、記録用フイルム2が保護カバー6の上
に載置される。
ドリングロボット71によって、シートハンドリングロ
ボット70のチャック77に保持された記録用フイルム
2の上に挿入される。保護カバー6が挿入されたシート
ハンドリングロボット70は、チャック77によって記
録用フイルム2と保護カバー6とを挟み込み、反転させ
る。これにより、記録用フイルム2が保護カバー6の上
に載置される。
【0062】シートハンドリングロボット70は、アー
ム76の各関節を駆動させて、記録用フイルム2と保護
カバー6とを折り込み機73の基台88上に載置する。
保護カバー6と記録用フイルム2とが基台88上に載置
されると、保護カバー6の保護面6aがパッド89b上
に載置される。
ム76の各関節を駆動させて、記録用フイルム2と保護
カバー6とを折り込み機73の基台88上に載置する。
保護カバー6と記録用フイルム2とが基台88上に載置
されると、保護カバー6の保護面6aがパッド89b上
に載置される。
【0063】折り込み機73は、アーム部89aを回動
させる。パッド89bは、保護カバー6の保護面6aを
押して記録用フイルム2上に折り込み、保護カバー6に
記録用フイルム2が挟み込まれたシート集積体9を形成
する。
させる。パッド89bは、保護カバー6の保護面6aを
押して記録用フイルム2上に折り込み、保護カバー6に
記録用フイルム2が挟み込まれたシート集積体9を形成
する。
【0064】切断・集積工程で得られた生産実績データ
は、シーケンサー31によって加工制御コンピュータ3
3に入力される。加工制御コンピュータ33は、生産実
績データのうち、加工履歴データ及び加工履歴管理デー
タの作成に使用するデータを生産管理コンピュータ36
に入力する。生産管理コンピュータ36にて作成された
加工履歴データは、加工制御コンピュータ33を介して
シーケンサー31に入力される。シーケンサー31は、
レーザーマーカー43を制御してカバー用ラベル8にC
O2レーザーを照射し、加工履歴データを表すバーコー
ド7を印字する。
は、シーケンサー31によって加工制御コンピュータ3
3に入力される。加工制御コンピュータ33は、生産実
績データのうち、加工履歴データ及び加工履歴管理デー
タの作成に使用するデータを生産管理コンピュータ36
に入力する。生産管理コンピュータ36にて作成された
加工履歴データは、加工制御コンピュータ33を介して
シーケンサー31に入力される。シーケンサー31は、
レーザーマーカー43を制御してカバー用ラベル8にC
O2レーザーを照射し、加工履歴データを表すバーコー
ド7を印字する。
【0065】シート集積体9は、折り込み機73から、
図10に示す包装装置103に移設され、搬送機108
上に載置される。横ピロー包装機111のフイルム供給
部114では、一定のテンションが与えられた状態で包
装フイルム113が引き出される。搬送機108がシー
ト集積体9を搬送している間に、横ピロー包装機111
は包装フイルム113を筒形状にし、その中にシート集
積体9を収納する。そして、加熱ローラ116で包装フ
イルム113に折り目を形成しながら、クロスシーラー
115によってシート集積体9の前後で包装フイルム1
13を加熱溶着する。また、カッター117で包装フイ
ルム113をカットし、包装袋10を形成する。
図10に示す包装装置103に移設され、搬送機108
上に載置される。横ピロー包装機111のフイルム供給
部114では、一定のテンションが与えられた状態で包
装フイルム113が引き出される。搬送機108がシー
ト集積体9を搬送している間に、横ピロー包装機111
は包装フイルム113を筒形状にし、その中にシート集
積体9を収納する。そして、加熱ローラ116で包装フ
イルム113に折り目を形成しながら、クロスシーラー
115によってシート集積体9の前後で包装フイルム1
13を加熱溶着する。また、カッター117で包装フイ
ルム113をカットし、包装袋10を形成する。
【0066】ヒレ折り機112は、2台のヒレ折りロボ
ット120,121によって包装袋10のヒレ10a,
10bを把持し、包装袋10上に折り込む。折り込まれ
たヒレ10a,10bは、ラベル貼付装置104によっ
て袋用ラベル11が貼り付けられ、包装袋10に固定さ
れる。
ット120,121によって包装袋10のヒレ10a,
10bを把持し、包装袋10上に折り込む。折り込まれ
たヒレ10a,10bは、ラベル貼付装置104によっ
て袋用ラベル11が貼り付けられ、包装袋10に固定さ
れる。
【0067】ヒレ10a,10bが折り畳まれた包装袋
10は、レーザーマーカー105によって袋用ラベル1
1にCO2レーザーが照射され、図3に示す説明部12
及びバーコード13が印字される。
10は、レーザーマーカー105によって袋用ラベル1
1にCO2レーザーが照射され、図3に示す説明部12
及びバーコード13が印字される。
【0068】袋用ラベル11に印字が行われた包装袋1
0は、マガジン積込み装置106のXYロボット125
によって搬送機110上から取り出され、マガジン12
6に積み込まれる。規定個数の包装袋10を積み込んだ
マガジン126は、無人搬送車等によって箱詰め工程に
搬送される。
0は、マガジン積込み装置106のXYロボット125
によって搬送機110上から取り出され、マガジン12
6に積み込まれる。規定個数の包装袋10を積み込んだ
マガジン126は、無人搬送車等によって箱詰め工程に
搬送される。
【0069】箱詰め工程27では、包装箱14に包装袋
10が収納される。包装箱14は、段ボール詰め工程2
8に搬送され、段ボール箱19内に4個ずつ収納され
る。パレタイズ工程29では、製品種ごと、出荷地向け
ごとに段ボール箱19がパレタイズ処理される。
10が収納される。包装箱14は、段ボール詰め工程2
8に搬送され、段ボール箱19内に4個ずつ収納され
る。パレタイズ工程29では、製品種ごと、出荷地向け
ごとに段ボール箱19がパレタイズ処理される。
【0070】なお、上記実施形態では、シート集積体9
の上面となる保護カバー6の保護面6aにカバー用ラベ
ル8を貼付したが、その他の面に貼付してもよい。この
場合、カバー用ラベルに印字を行なうレーザーマーカー
43は、CO2レーザーの照射口が水平方向や上向きに
なるが、インクジェットプリンタのような問題は発生し
ない。また、切断・集積工程内で保護カバー6の基材8
1にカバー用ラベル8を貼付したが、予めラベルを貼付
した基材を切断・集積工程に供給してもよい。更に、保
護カバーを折り込んだ後にラベルの貼付と印字とを行っ
てもよい。
の上面となる保護カバー6の保護面6aにカバー用ラベ
ル8を貼付したが、その他の面に貼付してもよい。この
場合、カバー用ラベルに印字を行なうレーザーマーカー
43は、CO2レーザーの照射口が水平方向や上向きに
なるが、インクジェットプリンタのような問題は発生し
ない。また、切断・集積工程内で保護カバー6の基材8
1にカバー用ラベル8を貼付したが、予めラベルを貼付
した基材を切断・集積工程に供給してもよい。更に、保
護カバーを折り込んだ後にラベルの貼付と印字とを行っ
てもよい。
【0071】また、使用するレーザー光は、感光材料を
露光しなければCO2レーザー以外のレーザー光を使用
してもよい。
露光しなければCO2レーザー以外のレーザー光を使用
してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感光材料
用包装材料の印字方法及び装置は、感光材料に対して
光,熱,圧力による被りを発生させることなく印字を行
なうことができる。また、印字によって感光材料の写真
性能に悪影響を与えることはない。
用包装材料の印字方法及び装置は、感光材料に対して
光,熱,圧力による被りを発生させることなく印字を行
なうことができる。また、印字によって感光材料の写真
性能に悪影響を与えることはない。
【0073】更に、印字する際に、被印字物と印字装置
とに姿勢の制約がないので、装置レイアウト等が容易に
なり、メンテナンス性とコストとを低減することができ
る。また、インクを使用しないので製品や装置に汚れが
発生せず、定期的なメンテナンスが不要となる。
とに姿勢の制約がないので、装置レイアウト等が容易に
なり、メンテナンス性とコストとを低減することができ
る。また、インクを使用しないので製品や装置に汚れが
発生せず、定期的なメンテナンスが不要となる。
【0074】また、感光材料を包装している包装材料に
印字を行なっても影響がないので、包装後に印字を行な
うことができ、印字内容と収納物との不一致等の不良を
防止することができる。
印字を行なっても影響がないので、包装後に印字を行な
うことができ、印字内容と収納物との不一致等の不良を
防止することができる。
【図1】記録用フイルムの包装形態を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図2】記録用フイルムの加工・包装過程を概略的に示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】袋用ラベルの印字例を示す説明図である。
【図4】記録用フイルムの生産ラインの工程順序を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】加工・包装ラインの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】切断・集積装置の構成を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図7】保護カバー装填装置の構成を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図8】カバー用ラベルの貼付状態を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図9】カバー用ラベルへの印字状態を示す外観斜視図
である。
である。
【図10】袋詰め工程の構成を示す外観斜視図である。
【図11】マガジン積込み装置の構成を示す外観斜視図
である。
である。
2 記録用フイルム
6 保護カバー
7 バーコード
8 カバー用ラベル
10 包装袋
11 袋用ラベル
14 包装箱
42,104 ラベル貼付装置
43,105 レーザーマーカー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B65C 1/02 B65C 1/02
9/06 9/06
9/18 9/18
G09F 3/00 G09F 3/00 G
3/02 3/02 F
3/10 3/10 A
Fターム(参考) 3E095 AA01 BA03 CA01 DA03 DA22
DA32 DA42 DA52 DA82 EA02
EA22 FA25
Claims (3)
- 【請求項1】 感光材料を包装する包装材料に印字を施
す方法において、 前記感光材料を包装する前の包装材料、または感光材料
を包装した後の包装材料に感熱記録紙からなるラベルを
貼り付け、包装材料による感光材料の包装完了後にレー
ザー光でラベルに印字を行なうことを特徴とする感光材
料用包装材料の印字方法。 - 【請求項2】 感光材料を包装する包装材料に感熱記録
紙からなるラベルを貼付するラベル貼付機と、包装材料
に貼付されたラベルに印字を行なうレーザーマーカーと
からなることを特徴とする感光材料用包装材料の印字装
置。 - 【請求項3】 前記レーザーマーカーは、CO2レーザ
ー光を照射して印字を行なうことを特徴とする請求項2
記載の感光材料用包装材料の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100034A JP2003295399A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 感光材料用包装材料の印字方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100034A JP2003295399A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 感光材料用包装材料の印字方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003295399A true JP2003295399A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29241187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002100034A Pending JP2003295399A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 感光材料用包装材料の印字方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003295399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1036203C2 (nl) * | 2008-11-17 | 2010-05-18 | Ernest Tasso Langbroek | Werkwijze en printer voor het bedrukken van een product met daarop een laag fotogevoelig materiaal. |
EP2240831A1 (en) * | 2008-01-24 | 2010-10-20 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
JP2022036217A (ja) * | 2017-06-09 | 2022-03-04 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装材の製造方法 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100034A patent/JP2003295399A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2240831A1 (en) * | 2008-01-24 | 2010-10-20 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
EP2240831A4 (en) * | 2008-01-24 | 2012-04-25 | Quad Graphics Inc | PRINTING USING MATERIAL THAT CAN CHANGE COLOR |
US9070075B2 (en) | 2008-01-24 | 2015-06-30 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
US9460373B2 (en) | 2008-01-24 | 2016-10-04 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
US10286682B2 (en) | 2008-01-24 | 2019-05-14 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
US11833840B2 (en) | 2008-01-24 | 2023-12-05 | Quad/Graphics, Inc. | Printing using color changeable material |
NL1036203C2 (nl) * | 2008-11-17 | 2010-05-18 | Ernest Tasso Langbroek | Werkwijze en printer voor het bedrukken van een product met daarop een laag fotogevoelig materiaal. |
WO2010056116A1 (en) * | 2008-11-17 | 2010-05-20 | Ernest Tasso Langbroek | Method and printer for printing of a product with a layer of photo sensitive material thereon |
JP2022036217A (ja) * | 2017-06-09 | 2022-03-04 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装材の製造方法 |
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