JP2505088Y2 - 自動包装用商品袋 - Google Patents

自動包装用商品袋

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JP2505088Y2
JP2505088Y2 JP1987022497U JP2249787U JP2505088Y2 JP 2505088 Y2 JP2505088 Y2 JP 2505088Y2 JP 1987022497 U JP1987022497 U JP 1987022497U JP 2249787 U JP2249787 U JP 2249787U JP 2505088 Y2 JP2505088 Y2 JP 2505088Y2
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一紀 山形
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株式会社 山形グラビヤ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は商品の自動包装用に便利な商品袋の改良に関
するものである。
[従来の技術] 現在、商品袋に商品を自動包装する方法は次のように
して実施されている。
第4図ないし第7図に基づき簡単に説明すると、袋体
10は表裏部フィルムからなる一端開口状とされ、第4図
示の如くコンベヤベルト22上を順次搬送されるもので、
先ず袋体の開口部を圧縮空気の吹き込み又は機械的なロ
ッドの挿入により開口し、開口部から商品23を自動的に
収納され、その状態でベルト22上を搬送された後、シー
ル機25によって袋体10の開口縁をシール密封される。前
記シール機25は、第5図に示すような一対の挟着ベルト
26,26と、一対のシールローラ27,27を有し、更に緊張ロ
ッド28を有する、前記挟着ベルト26は一対のプーリに巻
き掛けされて、コンベヤベルト22上を搬送される袋体10
の開口縁を挟着すると共に、該挟着した状態で袋体10を
コンベヤベルト22と同調して移送すべくプーリにより駆
動される、この挟着ベルト26による袋体10の移送中に該
袋体10の開口縁はシールローラ27,27により挟着され、
これにより袋開口縁を熱シールされる。図例ではローラ
によりヒートシールするものとしているが、超音波シー
ルとされることもある。尚、袋体10が前記挟着ベルト26
により移動される間、該袋体10内には緊張ロッド28が挿
入され、該ロッド28は袋体10の移送に追従して移動しな
がら袋体10の開口縁にテンションンを付与すべく緊張
し、挟着ベルト26に接近した位置で袋体10から後退して
元の位置に復帰する。
このような自動包装工程において、単に薄手のフィル
ムのみの袋体開口部の場合は、剛性がなく、商品4を収
納した後は袋体10が膨れるため、表裏の開口縁が正確に
そろわない。開口縁を所定の方向より挟着ベルト26に噛
合されることなく偏位したり、開口縁に皺等を生じるた
りすることが多い。
従って、第6図の如く緊張ロッド28による緊張にもか
かわらず袋開口縁が挟着ベルト26に偏位して進入し、こ
れによりシールローラ27によるシール線29が曲がって融
着し、その結果、第7図に示すように袋体10の開口縁に
対し、シール線29の方向が狂って施工され体裁が悪く商
品価値を低下させる欠点がある。
このような欠点を解消するため、本考案者は先に薄手
の袋体部の上縁にやや厚手のシートを設けこれに対面す
るフィルム上縁をシート部分とする商品包装袋を提案し
た(実開昭60−32248号公報)。
しかし、ここに提案された商品包装袋は、これを実際
に連続的に製造しようとすると、工程が複雑であるとい
う欠点がある上、自動包装できる商品が制限される欠点
があった。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、自動包装操作がさらに便利になり、連続製
袋工程により製造しやすい構造の自動包装用商品袋を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、先に提案した自動包装用商品袋を長尺の
帯状のフィルム及びシートを材料にして製造する際に、
第8図に示すヘッダーシート3の下縁融着線6でヘッダ
ーフィルム4の先端縁を融着固定する工程を実施すると
きに、裏フィルム2の上部のシート縁7が該融着線6の
上に被さり邪魔になり、そのままでは熱融着操作が困難
であることに遭遇した。これを実行するために、裏フィ
ルム2を外側に一旦折り曲げ、該熱融着の施工後、これ
を元に戻して、袋体部10の左右側縁部分8,9を融着して
該商品袋を製造していた。
そこで本考案者は、ヘッダーシート3を表フィルム1
の外側に付けヘッダーフィルム4を外側に折り曲げてそ
の先端をヘッダーシートの下縁に融着すればシート縁7
がこれに被さることがないことに着目し、又このような
構造にすれば、自動包装操作にもに、さらに、便利な商
品袋になることに想到し本考案をなすに至った。
即ち、本考案は、商品を自動包装した後、シール密封
される袋において、袋体部が重合された表フィルム1と
裏フィルム2からなり、該袋体部の表フィルム1の上縁
から連続的に延設されたヘッダーフィルム4が、袋体部
の表フィルム1の上縁の外側に設置されたヘッダーシー
ト3の上縁5で、該ヘッダーシート3を包むように折り
返され、該ヘッダーシート3の下縁融着線6において該
ヘッダーフィルム4の先端縁を固定し、裏フィルム2か
ら連続的に延設した裏上端縁7を該ヘッダーシート3の
下縁より上方であって上縁より下方に設け、その袋体部
の左右側縁部8,9の融着により、表フィルム1、裏フィ
ルム2、ヘッダーシート3、ヘッダーフィルム4及び裏
上端縁7の各左右側縁部の重合部分を固定してなる自動
包装用商品袋を提供するものである。
本考案を実施例の図面により詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す本考案の一実施例の商品袋は
熱可塑性の樹脂を材質とする薄手の表フィルム1とこれ
に底部分から一体的に連続している裏フィルム2により
袋体部10が形成されている。別に、表フィルム1の上縁
の外側にる熱可塑性樹脂を材質とする少し厚手のヘッダ
ーシート3が設けてあり、表フィルム1の上縁から連続
的に延設されているヘッダーフィルム4が、ヘッダーシ
ート3の上縁5で該シート3を包むように外側に折り曲
げられていて、その先端縁を該シート3の下縁融着線6
において固定されている。一方、裏フィルム2から連続
的に延設されているシート縁7はヘッダーシート3の下
縁より上に位置するように配置して、袋体幅毎の左右側
縁8,9の融着により、表フィルム1、裏フィルム2、ヘ
ッダーシート3、ヘッダーフィルム4及び裏上端縁7の
各左右側縁を重合部分において固定している。更にヘッ
ダー部分にはつり下げ穴11が設けてある。
この商品袋を自動包装工程で使用する場合、先に提案
した従来の袋と同様にヘッダーシート3の剛性があるた
め、自動包装による商品収納後の裏上端縁7の乱れがな
く、この裏上端縁7に沿って熱シールすれば、正確で体
裁のよいシール部を設けることができる。
本実施例の商品袋は前記のように下縁融着線6の固定
の前に短い幅の裏上端縁7を折り曲げるという非常に困
難な工程を行う必要がない点で従来の商品袋より工程が
容易になっている。
又、従来の自動包装用商品袋は第8図に示すようにヘ
ッダーシート3の下縁の融着線6はヘッダーフィルム4
の先端縁だけでなく、表フィルム1とヘッダーシート3
との区切り線において表からも行う必要があった。もし
表側の区切り融着線21を省略すると、商品袋の中に収納
した商品がヘッダーシート3の上まで及びその上縁を越
えて裏まで入り込むことになる。又、ヘッダー部につり
下げ穴11を設けた場合は該穴から商品が外にこぼれる危
険性が生じる。本考案ではヘッダー部分は袋体部分とが
表フィルム1により完全に隔離されているのでこのよう
な不都合は起こらず、ヘッダーシート3の下縁の融着は
表片面だけで十分で従来のものより工程が一つ簡略でき
る。
ヘッダーの裏部分とヘッダーフイルム4の裏面との融
着は商品収納後の裏上端縁7の熱シールと同時に行うこ
とができる。
第3図に示す本考案の他の実施例の自動包装用商品袋
は、裏上端縁7をヘッダー部分の中程の高さまで伸ばし
て設けた点が第1図のものと異なる。
この商品袋の場合は裏上端縁7の左右が剛性のあるヘ
ッダーシート3に側縁部8,9で固定さている幅が長いた
め、裏上端縁7が自動包装操作後において正確にヘッダ
ーシート3の上の所定の位置にヘッダーシート3の弾力
により復元され、少々分厚い商品を収納しても裏上端縁
7がずれたり、皺を生じたりすることがない。
この実施例の場合は、自動包装後の熱シールはヘッダ
ーシート3の下縁の位置で施工したり、ヘッダー部分の
中央の位置で施工したりどちらでも選択できる。
本実施例においては、自動包装後の熱シールはヘッダ
ー部分の下縁、中央及び上縁のいずれにおいても実施で
きる。
更に、本実施例の場合は、商品を収納した後にヘッダ
ーシート3の上縁5とともに裏上端縁7を融断により切
り離して融着することもできる。
熱シールをヘッダー部分の上部に施工するときはつり
下げ穴11があるとこの穴11から商品がこぼれる不都合が
ある。
このような場合は、熱シール操作の後に、穴の周辺を
融着しながら穴をあける手法を採用するのが望ましい。
本考案の商品袋を、自動的に商品を収納した後の封口
は熱シール以外に接着テープ又はラベルその他の手段で
開口部のシールを実施することができる。
本考案においては、自動包装により収納する商品の形
状、大きさ等に応じて、ヘッダーシートの厚さ、幅、材
質等を選択し、又、裏上端縁の位置を適宜選択して、袋
の構造を設計できるので、自動包装可能な商品の範囲を
拡大することができる。
[考案の効果] 本考案の自動包装用商品袋は従来のものと比較して、
ヘッダーが表フィルムの外側に設置されているので連続
製袋工程において、裏フィルムの折り曲げ工程及びヘッ
ダーシート裏面の下縁に施工する熱融着工程が省略でき
る上に、商品を自動的に収納しやすい利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の自動包装商品袋の平面図であ
り、第2図はその縦断面図であり、第3図は他の実施例
の縦断面図であり、第4図ないし第7図は自動包装工程
を説明する説明図であり、第8図は従来の自動包装用商
品袋の縦断面図である。 図中の符号は、1;表フィルム、2;裏フィルム、3;ヘッダ
ーシート、4;ヘッダーフィルム、5;ヘッダーシート上
縁、6;ヘッダー下縁融着線、7;裏上端縁、8,9;側縁部、
10;袋体部、11;つり下げ穴、22;コンベヤベルト、23;商
品、24;開口部、25;シール機、26;挟着ベルト、27;溶着
ローラ、28;緊張ロッド、29;熱シール部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を自動包装した後、シール密封される
    袋において、袋体部が重合された表フィルム1と裏フィ
    ルム2からなり、該袋体部の表フィルム1の上縁から連
    続的に延設されたヘッダーフィルム4が、袋体部の表フ
    ィルム1の上縁の外側に設置されたヘッダーシート3の
    上縁5で、該ヘッダーシート3を包むように折り返さ
    れ、該ヘッダーシート3の下縁融着線6において該ヘッ
    ダーフィルム4の先端縁を固定し、裏フィルム2から連
    続的に延設した裏上端縁7を該ヘッダーシート3の下縁
    より上方であって上縁より下方に設け、その袋体部の左
    右側縁部8,9の融着により、表フィルム1、裏フィルム
    2、ヘッダーシート3、ヘッダーフィルム4及び裏上端
    縁7の各左右側縁部の重合部分を固定してなる自動包装
    用商品袋。
JP1987022497U 1987-02-18 1987-02-18 自動包装用商品袋 Expired - Lifetime JP2505088Y2 (ja)

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JPS63164449U JPS63164449U (ja) 1988-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852134U (ja) * 1981-09-16 1983-04-08 株式会社 山形グラビヤ 大きく開口自在の吊下げ用商品包装袋
JPS58169051U (ja) * 1982-05-06 1983-11-11 株式会社山形グラビヤ 超音波シ−ルによる異質芯材強化封口部を備えた包装用袋
JPS58185548U (ja) * 1982-06-02 1983-12-09 株式会社山形グラビヤ フアスナ−付き商品包装用袋

Also Published As

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JPS63164449U (ja) 1988-10-26

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