JP3752199B2 - 常閉型電磁弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、例えば車両用アンチロックブレーキ装置の液圧回路に設けられた常閉型電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用のアンチロックブレーキ装置においては、ブレーキマスタシリンダと車輪ブレーキとを連通する液圧回路に各車輪ブレーキ毎に常開型電磁弁及び常閉型電磁弁が設けられている。
【0003】
一般的な常閉型電磁弁の構成について説明する。
常閉型電磁弁は、弁を開閉する弁作動ユニットと、ボビンに巻き回されたコイル巻線への通電制御により弁作動ユニットを作動させるコイルユニットを備えている。コイルユニットへの通電制御は電子制御ユニット(ECU)により行われる。
【0004】
弁作動ユニットはパイプボディの一端がブレーキ液の流路が形成された金属製の基体(モジュレータボディ)に嵌め込まれている。パイプボディの他端側は、ボビンに嵌め込まれてコイルユニットが装着されている。パイプボディの他端には、固定コアが嵌め込まれており、パイプボディ溶接されている。パイプボディの一端には軸方向中心部に液室が形成された弁座部材が嵌め込まれている。固定コアと弁座部材との間には可動コアが移動可能に設けられている。可動コアは固定コアとの間に弾装されたリターンスプリングに付勢されることにより先端に設けられた弁体が弁座部材に着座して液室を遮断している。パイプボディには、基体に形成されたホイールシリンダ側に通ずる第1の基体液路に連通する連通孔が穿孔されている。弁座部材の内部に形成された液室は、パイプボディの一端側に設けられた連通孔を通じてリザーバ側に通ずる第2の基体液路に連通している。
【0005】
常閉型電磁弁は、増圧モード及び保持圧モードの場合には、リターンスプリングにより付勢された可動コアにより先端部に設けられた弁体が弁座部材を閉止している。減圧モードに移行すると、コイルユニットに通電されて、可動コアがリターンスプリングの付勢力に抗して固定コア側に吸引されて当接することにより弁体が弁座部材より離間して開弁する。このとき、ホイールシリンダ側の第1の基体液路より連通孔を介してパイプボディ内へブレーキ液が流れ込む。そして、弁座部材内の液室を通じてリザーバ側の第2の基体液路へブレーキ液が排出される。常閉型電磁弁としては、例えば実用新案登録第2569208号公報に示すものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
常閉型電磁弁は、減圧モード以外は、リターンスプリングの付勢力のみで可動コアの弁体が弁座部材に着座して閉弁しているため、リターンスプリングは比較的大きなスプリング荷重のものが用いられる。このため、増圧モード若しくは保持圧モードから減圧モードへ移行する際に、コイルユニットへ通電するとリターンスプリングの高スプリング荷重に抗して大きな電磁力で可動コアを固定コア側へ吸引して当接するため、固定コアに当接する際の作動音が大きくなるという課題があった。
また、可動コアを吸引する際に、コイルユニットに大きな電磁力を発生させるため消費エネルギーが増大するという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、開弁動作時の打音等の騒音を低減させ、消費エネルギーを削減可能な常閉型電磁弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、ボビン(24)にコイル巻線(35)が巻き回されたコイルユニット(13)と、該コイルユニット(13)への通電により開弁する弁作動ユニット(12)とを備えた常閉型電磁弁( VO )において、前記弁作動ユニット(12)は、固定コア(25)と、前記固定コア(25)との間に第1のリターンスプリング(30)とこれよりもスプリング荷重の高い第2のリターンスプリング(32)とが緩衝部材(29)を介してこの順に直列に挿入され、先端に弁体(33)が設けられた可動コア(28)と、前記可動コア(28)の先端に設けられた弁体(33)が着座する弁座部材(26)を備え、可動コア(28)には固定コア(25)側に開口部を有する円筒状の液室(28a)が設けられ、該液室(28a)の開口部には受け部材(31)が圧入固定されており、第1のリターンスプリング(30)は、上端側が固定コア(25)に当接し下端側が受け部材(31)に当接して弾装されており、緩衝部材(29)は円筒状に形成された円筒部(29a)と棒状に延設された突き当て部(29b)とを有し、該突き当て部(29b)が受け部材(31)を挿通し円筒部(29a)を下向きにして液室(28a)に挿入され、第2のリターンスプリング(32)は、上端が円筒部(29a)に当接し下端が可動コア(28)の液室壁面(28b)に当接して弾装されており、可動コア(28)は、第1のリターンスプリング(30)のスプリング荷重のみの作用により閉弁しており、前記コイルユニット(13)への通電により前記可動コア(28)が固定コア(25)側へ吸引され、先ず前記緩衝部材(29)の突き当て部(29b)が第1のリターンスプリング(30)のスプリング荷重に抗して前記固定コア(25)に当接し可動コア(28)と固定コア(25)とのギャップBが十分小さくなった状態で、前記可動コア(28)が第2のリターンスプリング(32)のスプリング荷重に抗して前記固定コア(25)に当接して開弁することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。
図1は常閉型電磁弁の断面説明図、図2は電磁弁が組み込まれた基体(モジュレータボディ)の一部破断説明図、図3は車両用アンチロックブレーキ装置の液圧回路を模式的に示す説明図である。
【0010】
先ず、図2及び図3を参照して車両用アンチロックブレーキ装置の概略構成について説明する。
図3において、1は電子制御ユニット(ECU)であり、アクチュエータ2を構成する液圧回路の動作を制御する。M/Cはブレーキマスタシリンダであり、アクチュエータ2の液圧回路に接続してブレーキペダルPの踏み込み量により各シリンダ室から制動液圧を出力する。Fl,Rr,Rl,Frは、前方左車輪、後方右車輪、後方左車輪、前方右車輪であり、各車輪には車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)が各々設けられている。各車輪ブレーキを作動させるホイールシリンダ(図示せず)は、アクチュエータ2の液圧回路に接続している。
【0011】
アクチュエータ2の構成について説明すると、ブレーキマスタシリンダM/Cから車輪ブレーキB(Fl),B(Rr)、B(Rl),B(Fr)の各ホイールシリンダに接続する常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)を備えている。これら4つの各常開型電磁弁に対して常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),OV(Fr)が各々並列に接続されている。常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr)は、ブレーキ液を一時貯留するリザーバ3に、常閉型電磁弁OV(Rl),OV(Fr)は、ブレーキ液を一時貯留するリザーバ4に各々接続されている。
【0012】
また、リザーバ3,4はプランジャポンプ5,6の吸入口に接続されており、該プランジャポンプ5,6はブレーキ液をリザーバ3,4よりブレーキマスタシリンダM/Cに戻すように循環させる。また、7はポンプ作動用モータであり、該モータを回転駆動するとピストンを往復動させてプランジャポンプ5,6を作動させる。プランジャポンプ5,6とブレーキマスタシリンダM/Cとの間の液路には液圧の脈動を吸収するダンパDが設けられている。
【0013】
各常開型電磁弁IV及び各常閉型電磁弁OVの開閉動作は電子制御ユニット1により制御される。また、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)には、チェック弁8(Fl),8(Rr),8(Rl),8(Fr)が各々並列に接続されており、ブレーキマスタシリンダM/Cへの入力を解除した後に、対応する車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)から、該ブレーキマスタシリンダM/Cへブレーキ液を直接的に戻すために開弁する。
【0014】
電子制御ユニット1は、各車輪Fl,Rr,Rl,Frに設けられた車輪速度センサ(図示せず)などから車両の走行状態が入力されるようになっている。電子制御ユニット1は、各車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)毎に車両の走行状態に応じてアクチュエータ2に対して、各常開型電磁弁IVを開弁し、各常閉型電磁弁OVを閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に加わる液圧を増大させて制動トルクを増加させる増圧モード、各常開型電磁弁IVと各常閉型電磁弁OVを閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に液圧を伝わらないようにして制動トルクを保持する保持モード、各常開型電磁弁IVを閉弁し、各々の各常閉型電磁弁OVを開弁してホイールシリンダからリザーバ3,4にブレーキ液を一時貯留することで、車輪がロック状態にならないように制動トルクを減少させる減圧モードのいずれかの指令により制御している。
これらのうち、例えば減圧モードに移行した際に、電子制御ユニット1はポンプ作動用モータ7を駆動させて、プランジャポンプ5,6を作動させてリザーバ3,4に一時貯留したブレーキ液をブレーキマスタシリンダM/C側に戻すようになっている。
【0015】
図2において、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)及び常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),OV(Fr)は金属製の基体(モジュレータボディ)9に設けられたブレーキ液の液圧回路に接続されている。各常開型電磁弁IV及び各常閉型電磁弁OVはターミナル10、11を通じて電子制御ユニット1へ電気的に接続されている。また、金属製の基体(モジュレータボディ)9には、プランジャポンプ5,6を作動させるポンプ作動用モータ7が一体に組み付けられている。
【0016】
常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),OV(Fr)の概略構成について図1を参照して説明する。尚、常閉型電磁弁OVは4個具備されているがこれらのうちの1について代表して説明するものとする。常閉型電磁弁OVはボビン24にコイル巻線35が巻き回されたコイルユニット13と、該コイルユニット13への通電により開弁する弁作動ユニット12とにより構成されている。
【0017】
弁作動ユニット12の構成について説明する。弁作動ユニット12は、ホイールシリンダ側からのブレーキ液の第1の基体液路14及びリザーバ3、4側に連通する第2の基体液路27が各々形成された金属製の基体(モジュレータボディ)9の嵌合孔15に嵌め込まれている。具体的には、パイプボディ16の一端が嵌合孔15に嵌め込まれ、パイプボディ16の外周に嵌め込まれたプラグ17と嵌合孔内壁の凹溝との間に係合した止め輪18により離脱しないようになっている。
【0018】
また、パイプボディ16の外周には、長手方向にシールリング19、20が嵌め込まれている。シールリング19、20に軸方向に仕切られたエリアに相当するパイプボディ16には、基体(モジュレータボディ)9のホイールシリンダ側の第1の基体液路14に連通する連通孔21が穿孔されている。この連通孔21を覆うようにフィルター装置22が嵌め込まれており、該フィルター装置22はパイプボディ16の内側へ流れるブレーキ液をろ過するようになっている。パイプボディ16内に設けられた弁座部材26の着座部26aには弁孔26bが形成されており、該弁孔26bは弁座部材26の軸方向中心部に設けられた液室23に連通している。この液室23は、パイプボディ16の下面に設けられた連通孔16aを通じて、基体(モジュレータボディ)9のリザーバ側の第2の基体液路27と連通している。上記第1の基体液路14、液室23及び第2の基体液路27は、主として減圧モードにおいて、弁作動ユニット12が開弁した状態でホイールシリンダ側からリザーバ側へ流れるブレーキ液の戻り流路として使用される。
【0019】
上述したようにパイプボディ16の一端側は基体(モジュレータボディ)9の嵌合孔15に嵌め込まれ、他端側がコイルユニット13のボビン24に挿入されている。パイプボディ16の他端側は固定コア25と溶接されて一体に連結されている。固定コア25もボビン24に挿入されている。
【0020】
パイプボディ16の一端側には弁座部材26が圧入固定されている。パイプボディ16内には、固定コア25と弁座部材26との間に可動コア28が軸方向に移動可能に挿入されている。また、可動コア28内には固定コア25との間に第1のリターンスプリング30と該第1のリターンスプリング30よりスプリング荷重の高い第2のリターンスプリング32とが緩衝部材29を介してこの順に直列に挿入されている。
【0021】
緩衝部材29は、可動コア28の液室28a内を可動コア28の移動に伴って相対的に軸方向に移動可能に挿入されている。緩衝部材29は円筒状に形成された円筒部29aと棒状に延設された突き当て部29bとを有し、円筒部29aを下向きにして液室28aに挿入されている。また、可動コア28の液室28aの開口部側には、円筒状の受け部材31が圧入固定されており、第2のリターンスプリング32のスプリング荷重が緩衝部材29へ伝達するようになっている。非作動時に緩衝部材29は、円筒部29aが受け部材31に当接しており、突き当て部29bが受け部材31を挿通して固定コア25側へ延設されている。
【0022】
第1のリターンスプリング30は、上端側が固定コア25に当接し下端側が受け部材31に当接して弾装されている。また、第2のリターンスプリング32は、上端が円筒部29aに当接し下端が可動コア28の液室壁面28bに当接して弾装されている。可動コア28は、第1のリターンスプリング30のスプリング荷重のみの作用により閉弁している。また、緩衝部材29の突き当て部29bと固定コア25とのギャップAは可動コア28と固定コア25とのギャップBより小さく設定されている。これにより、可動コア29が固定コア25側へ吸引されると、先ず緩衝部材29の突き当て部29bが固定コア25の端面に突き当てられる。
【0023】
可動コア28の先端部には例えば鋼球よりなる弁体33が設けられている。可動コア28は第1、第2のリターンスプリング30、32によって閉弁方向に常時付勢されており、先端部に設けられた弁体33が弁座部材26に常時当接して液室23を遮断している。固定コア25の突き当て端面(上端面)には、シャットプレート25aが設けられている。可動コア28は、コイルユニット13への通電により固定コア25側へ吸引されて、弁体33が弁座部材26より離間することにより開弁する。
【0024】
また、コイルユニット13は、絶縁樹脂材などからなるボビン24の片側に、導電性を有する接続端子部34がボビン24に対して吊る方向に抜け止め係止している。接続端子部34にはボビン24に巻き回されたコイル巻線35が接続されている。ボビン24の外周側には、ヨーク36が嵌め込まれており、磁路を形成している。ボビン24の内周側にはパイプボディ16の他端側及び固定コア25が嵌め込まれている。接続端子部34は、電子制御ユニット1に電気的に接続するターミナル10に溶接により接続されている(図2参照)。
【0025】
次に、常閉型の電磁弁OVの開閉動作について図1を参照して説明する。
ブレーキペダル操作によりマスタシリンダM/Cからのブレーキ圧が増大する増圧モード及びブレーキ圧が保持されたままの保持圧モードの場合には、コイルユニット13への通電は行なわれず、第1のリターンスプリング30の付勢により可動コア28の弁体33が弁座部材26に着座して閉弁している。
【0026】
ブレーキマスタシリンダM/Cを解除操作し、ブレーキ圧を減じる減圧モードに移行すると、コイルユニット13に通電されて、可動コア28が固定コア25側へ吸引され、先ず緩衝部材29が第1のリターンスプリング30の低スプリング荷重に抗して固定コア25に当接し、次いで可動コア28が第2のリターンスプリング32の高スプリング荷重に抗して緩衝部材29の外周を摺動しながら固定コア25に当接することにより開弁する。
このとき、ホイールシリンダ側の第1の基体液路14より連通孔21を介してパイプボディ16内へブレーキ液が流れ込む。パイプボディ16内へ流れ込んだブレーキ液は、弁孔26bを介して弁座部材26の軸方向中心部に設けられた液室23に流れ込み、連通孔16aを通じてリザーバ3、4側の第2の基体液路27へブレーキ液が戻される。
【0027】
また、減圧モードから保持圧若しくは増圧モードに転じると、コイルユニット13への通電が停止され、可動コア28は第1、第2のリターンスプリング30、32の付勢力により図の下方へ移動して、弁体33が弁座部材26に着座して閉弁する。
【0028】
上記構成によれば、常閉型電磁弁VOを閉弁状態から開弁状態に移行する際に、コイルユニット13への通電により可動コア28が固定コア25側に吸引されると、先ず第1のリターンスプリング30のスプリング荷重に抗して緩衝部材29の突き当て部29bが固定コア25に突き当たり、可動コア28と固定コア25とのギャップが十分小さくなってから、第2のリターンスプリング32のスプリング荷重に抗して可動コア28が固定コア25に当接するので、固定コア25に当接する際の作動音を小さく抑えることができる。また、可動コア28の戻り速度も抑えられるのでブレーキ液の脈動も小さくして油撃音の発生を抑えることができる。
また、可動コア28を吸引する際にコイルユニット13に発生する電磁力が小さくすることができるので、消費エネルギーを削減することができる。
【0029】
以上、本発明の好適な実施例について述べてきたが、本発明は上述した各実施例に限定されるのものではなく、緩衝部材29の材質は樹脂材、金属材の何れでもよく形状も任意である。このように法の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】
請求項1に記載の常閉型電磁弁の構成によれば、コイルユニットへの通電により前記可動コアが固定コア側へ吸引され、先ず緩衝部材が第1のリターンスプリングのスプリング荷重に抗して固定コアに当接し、次いで可動コアが第2のリターンスプリングのスプリング荷重に抗して固定コアに当接することにより開弁するので、可動コアと固定コアとのギャップが十分小さくなってから、第2のリターンスプリングのスプリング荷重に抗して可動コアが固定コアに当接するので、固定コアに当接する際の作動音を小さく抑えることができる。また、可動コアの戻り速度も抑えられるのでブレーキ液の脈動も小さくして油撃音の発生を抑えることができる。
また、可動コアを吸引する際にコイルユニットに発生する電磁力が小さくすることができるので、消費エネルギーを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】常閉型電磁弁の断面説明図である。
【図2】電磁弁が組み込まれた基体(モジュレータボディ)の一部破断説明図である。
【図3】車両用アンチロックブレーキ装置の液圧回路を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子制御ユニット
2 アクチュエータ
3、4 リザーバ
5、6 プランジャポンプ
7 ポンプ作動用モータ
8 チェック弁
9 基体
10、11 ターミナル
12 弁作動ユニット
13 コイルユニット
14 第1の基体液路
15 嵌合孔
16 パイプボディ
17 プラグ
18 止め輪
19、20 シールリング
21 連通孔
22 フィルター装置
23、28a 液室
24 ボビン
25 固定コア
25a シャットプレート
26 弁座部材
27 第2の基体液路
28 可動コア
28b 液室壁面
29 緩衝部材
29a 円筒部
29b 突き当て部
30 第1のリターンスプリング
31 受け部材
32 第2のリターンスプリング
33 弁体
34 接続端子部
35 コイル巻線
36 ヨーク
Claims (1)
- ボビン(24)にコイル巻線(35)が巻き回されたコイルユニット(13)と、該コイルユニット(13)への通電により開弁する弁作動ユニット(12)とを備えた常閉型電磁弁( VO )において、
前記弁作動ユニット(12)は、固定コア(25)と、
前記固定コア(25)との間に第1のリターンスプリング(30)とこれよりもスプリング荷重の高い第2のリターンスプリング(32)とが緩衝部材(29)を介してこの順に直列に挿入され、先端に弁体(33)が設けられた可動コア(28)と、
前記可動コア(28)の先端に設けられた弁体(33)が着座する弁座部材(26)を備え、
可動コア(28)には固定コア(25)側に開口部を有する円筒状の液室(28a)が設けられ、該液室(28a)の開口部には受け部材(31)が圧入固定されており、
第1のリターンスプリング(30)は、上端側が固定コア(25)に当接し下端側が受け部材(31)に当接して弾装されており、
緩衝部材(29)は円筒状に形成された円筒部(29a)と棒状に延設された突き当て部(29b)とを有し、該突き当て部(29b)が受け部材(31)を挿通し円筒部(29a)を下向きにして液室(28a)に挿入され、
第2のリターンスプリング(32)は、上端が円筒部(29a)に当接し下端が可動コア(28)の液室壁面(28b)に当接して弾装されており、
可動コア(28)は、第1のリターンスプリング(30)のスプリング荷重のみの作用により閉弁しており、
前記コイルユニット(13)への通電により前記可動コア(28)が固定コア(25)側へ吸引され、先ず前記緩衝部材(29)の突き当て部(29b)が第1のリターンスプリング(30)のスプリング荷重に抗して前記固定コア(25)に当接し可動コア(28)と固定コア(25)とのギャップBが十分小さくなった状態で、前記可動コア(28)が第2のリターンスプリング(32)のスプリング荷重に抗して前記固定コア(25)に当接して開弁することを特徴とする常閉型電磁弁。
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