JP3878877B2 - 液圧制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、例えば車両用アンチロックブレーキ装置のような液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用のアンチロックブレーキ装置においては、ブレーキマスタシリンダと車輪ブレーキとを連通する液圧回路に各車輪ブレーキ毎に常開型電磁弁及び常閉型電磁弁が設けられている。
【0003】
一般的な常開型電磁弁の構成について説明すると、常開型電磁弁は、弁を開閉する弁作動ユニットと、ボビンに巻き回されたコイル巻線への通電制御により弁作動ユニットを作動させるコイルユニットを備えている。コイルユニットへの通電制御は電子制御ユニット(ECU)により行われる。
弁作動ユニットはガイド筒の基端がハウジング本体に接合されてなる弁ハウジング内に、固定コア、可動コア、弁プランジャ、弁座部材および戻しばねが設けられている。常開型電磁弁は、ブレーキ液の液路が形成された金属製の基体(モジュレータボディ)に嵌め込まれ、液圧制御装置の一部を構成している。
【0004】
次に、液圧制御装置の構成について説明する。常開型電磁弁が嵌め込まれた基体には、ブレーキマスタシリンダ側に通じる第1の基体液路とホイールシリンダ側に通じる第2の基体液路とが形成されている。常開型電磁弁のハウジング本体内に軸方向に形成された内部液路は、第1の基体液路に接続されている。この内部液路は可動コアに連結された弁プランジャにより開閉可能になっている。液圧制御装置には、ブレーキ液が第1の基体液路からハウジング本体の内部液路、連通孔を通じて第2の基体液路に流れる第1の液路が形成されている。また、常開型電磁弁によって内部液路が遮断された状態で、ブレーキ液が第2の基体液路からハウジング本体と基体との間に形成された外部液路を通じて第1の基体液路へ一方向に戻される第2の液路が形成されている。この第2の液路が第1の液路と分岐する部位に、該第1の液路を交差してハウジング本体の連通孔を覆ってフィルタ装置が軸方向に嵌め込まれている。フィルタ装置は、例えば、筒状の枠体の周面に設けられた窓孔をメッシュ材で覆われたものが用いられ、内部液路より連通孔を通じて第2の基体流路へ流れるブレーキ液をろ過するようになっている。このフィルタ装置を備えた液圧制御装置としては、例えば特表平9−502945号公報に示す液圧ブレーキシステムが提案されている。
【0005】
液圧制御装置において、増圧モードの場合、常開型電磁弁は弁プランジャが弁座部材より離間して開弁しており、ブレーキマスタシリンダ側の第1の基体液路より内部液路へ送り込まれたブレーキ液は、連通孔を通じてホイールシリンダ側の第2の基体液路へ送り込まれる。
また、減圧モード若しくは保持圧モードの場合には、電子制御ユニットによりコイルユニットへ通電してコイル巻線を励磁することにより可動コアが固定コア側に移動して弁プランジャが閉弁する。この閉弁している状態において、ブレーキマスタシリンダを解除操作したときにブレーキ液は、ハウジング本体と基体(モジュレータボディ)との隙間に形成された外部液路を通じてブレーキマスタシリンダ側の第1の基体液路へ戻されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、弁プランジャが閉弁して増圧モードから保持圧モード更には減圧モードに移行した際に、振動など何らかの原因により、フィルタ装置がハウジング本体の装着位置より軸方向の外部液路側へ位置ずれした場合に、外部液路側に位置する枠体の一部であるリング状フレームが当該外部流路を遮断してしまうおそれがあった。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、常開型電磁弁のハウジング本体に嵌め込まれたフィルタ装置が軸方向に位置ずれしても、ハウジング本体外の外部液路を遮断するのを防止した液圧制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、常開型電磁弁が嵌め込まれた基体の第1の基体液路にハウジング本体の内部液路が接続され、該内部液路より連通孔を通じて第2の基体液路へ連通する第1の液路と、前記常開型電磁弁によって、内部液路が遮断された状態において、第2の基体液路から前記ハウジング本体と基体との間に軸方向に形成された外部液路を通じて前記第1の基体液路へ液体が一方向に戻される第2の液路と、前記第2の液路が第1の液路と分岐する部位に、該第1の液路と交差して前記ハウジング本体の連通孔を覆って軸方向に外部液路側から嵌め込まれるフィルタ装置とを備え、前記フィルタ装置は、リング状フレームどうしを軸方向に連結する複数のリブが形成された枠体周面部に、前記複数のリブにより仕切られた窓孔を覆うメッシュ材が一体に張設され、両側のリング状フレームの軸方向端面に単数又は複数の切欠溝が各々形成されており、該切欠溝は前記フィルタ装置が軸方向の外部液路側へ位置ずれしても、該外部液路に臨むリング状フレームに設けられた切欠溝により当該外部液路を遮断しないように設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。
本実施例は車両用アンチロックブレーキ装置である液圧制御装置について説明する。
図1は常開型電磁弁の正面図、図2は枠体の平面図、図3は図2の枠体の矢印A−O−A断面図、図4は図2の枠体の右側面図、図5は増圧モードの液圧制御装置の断面説明図、図6は電磁弁が組み込まれた基体(モジュレータボディ)の一部破断説明図、図7は車両用アンチロックブレーキ装置の液圧回路を模式的に示す説明図である。
【0010】
先ず、図6及び図7を参照して車両用アンチロックブレーキ装置の概略構成について説明する。
図7において、1は電子制御ユニット(ECU)であり、アクチュエータ2を構成する液圧回路の動作を制御する。M/Cはブレーキマスタシリンダであり、アクチュエータ2の液圧回路に接続してブレーキペダルPの踏み込み量により各シリンダ室から制動液圧を出力する。Fl,Rr,Rl,Frは、前方左車輪、後方右車輪、後方左車輪、前方右車輪であり、各車輪には車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)が各々設けられている。各車輪ブレーキを作動させるホイールシリンダ(図示せず)は、アクチュエータ2の液圧回路に接続している。
【0011】
アクチュエータ2の構成について説明すると、ブレーキマスタシリンダM/Cから車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)の各ホイールシリンダに接続する液圧回路には、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)が設けられている。これら4つの常開型電磁弁に対して常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),OV(Fr)が各々並列に接続されている。常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr)は、ブレーキ液を一時貯留するリザーバ3に、常閉型電磁弁OV(Rl),OV(Fr)は、ブレーキ液を一時貯留するリザーバ4に各々接続されている。
【0012】
また、リザーバ3,4はプランジャポンプ5,6の吸入口に接続されており、該プランジャポンプ5,6はブレーキ液をリザーバ3,4よりブレーキマスタシリンダM/Cに戻すように循環させる。また、7はポンプ作動用モータであり、該モータを回転駆動するとピストンを往復動させてプランジャポンプ5,6を作動させる。プランジャポンプ5,6とブレーキマスタシリンダM/Cとの間の液路には液圧の脈動を吸収するダンパDが設けられている。
【0013】
各常開型電磁弁IV及び各常閉型電磁弁OVの開閉動作は、電子制御ユニット1により制御される。
また、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)には、チェック弁8(Fl),8(Rr),8(Rl),8(Fr)が各々並列に接続されており、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)が閉弁時においてブレーキマスタシリンダM/Cへの入力を解除した後に、対応する車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)から、該ブレーキマスタシリンダM/Cへブレーキ液を直接的に戻すために開弁する。
【0014】
電子制御ユニット1は、各車輪Fl,Rr,Rl,Frに設けられた車輪速度センサ(図示せず)などから車両の走行状態が入力されるようになっている。電子制御ユニット1は、各車輪ブレーキB(Fl),B(Rr),B(Rl),B(Fr)毎に車両の走行状態に応じてアクチュエータ2に対して、各々の常開型電磁弁IVを開弁し、各々の常閉型電磁弁OVを閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に加わる液圧を増大させて制動トルクを増加させる増圧モード、各々の常開型電磁弁IVと各々の常閉型電磁弁OVを閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に液圧が伝わらないようにして制動トルクを保持する保持モード、各々の常開型電磁弁IVを閉弁し、各々の常閉型電磁弁OVを開弁してホイールシリンダ(図示せず)からリザーバ3,4にブレーキ液を一時貯留することで、車輪がロック状態にならないように制動トルクを減少させる減圧モードのいずれかの指令により制御している。
これらのうち、減圧モードに移行した際に、電子制御ユニット1はポンプ作動用モータ7を駆動させて、プランジャポンプ5,6を作動させてリザーバ3,4に一時貯留したブレーキ液をブレーキマスタシリンダM/C側に戻すようになっている。
【0015】
図6において、常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)及び常閉型電磁弁OV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),OV(Fr)は金属製の基体(モジュレータボディ)9に設けられたブレーキ液の基体液路に接続されている。各常開型電磁弁IV及び各常閉型電磁弁OVはターミナル10、11を通じて電子制御ユニット1へ電気的に接続されている。また、金属製の基体(モジュレータボディ)9には、プランジャポンプ5,6を作動させるポンプ作動用モータ7が一体に組み付けられている。
【0016】
常開型電磁弁IV(Fl),IV(Rr),IV(Rl),IV(Fr)を含む液圧制御装置の概略構成について図5を参照して説明する。尚、常開型電磁弁IVは4個具備されているがこれらのうちの1個について代表して説明するものとする。常開型電磁弁IVは弁を開閉する弁作動ユニット12と、通電励磁により弁作動ユニット12を作動させるコイルユニット13とにより構成されている。
【0017】
弁作動ユニット12はガイド筒14の基端がハウジング本体15に溶接されてなる弁ハウジング16内に、固定コア17(ハウジング本体15の一部)、可動コア18が設けられている。固定コア17内には弁プランジャ19、弁座部材20及び戻しばね21が設けられている。弁作動ユニット12は、金属製の基体9の嵌合孔23に嵌め込まれ、孔内壁の凹溝に係合した止め輪24により離脱しないようになっている。
【0018】
弁作動ユニット12が嵌め込まれた基体9にはブレーキマスタシリンダM/Cに通ずる第1の基体液路22が形成されている。この第1の基体液路22にハウジング本体15の内部液路27が接続されている。ハウジング本体15には連通孔29が径方向に形成されており、第1の基体液路22より内部液路27及び連通孔29を通じて第2の基体液路43へ連通可能なブレーキ液の第1の液路Jが形成されている。第2の基体液路43はホイールシリンダ(車輪ブレーキ)側へ通じている。
【0019】
また、弁ハウジング16の外周には、長手方向にシールリング25、前記チェック弁8(Fl),8(Rr),8(Rl),8(Fr)を構成するカップシール26が嵌め込まれている。また、ハウジング本体15と基体9との間には軸方向に外部液路28が形成されている。常開型電磁弁IVのコイルユニット13に通電して弁プランジャ19が弁座部材20の弁孔20aを閉止することによって、内部液路27が遮断された状態において、第2の基体液路43から外部液路28を通じて第1の基体液路22へブレーキ液が一方向に戻される第2の液路Kが形成されている。この第2の液路Kが第1の液路Jと分岐する部位に、該第1の液路Jを交差してハウジング本体15の連通孔29を覆ってフィルタ装置30が軸方向に嵌め込まれている。フィルタ装置30は、第1の液路Jを連通孔29から第2の基体液路43へ流出するブレーキ液をろ過するようになっている。
【0020】
上記第1の液路Jは主として増圧モードにおいて、弁プランジャ19が開弁した状態でブレーキマスタシリンダM/C側からホイールシリンダ側へ流れるブレーキ液の流路として使用される。また、上記第2の液路Kは主として保持圧モード若しくは減圧モードにおいて、弁プランジャ19が閉弁した状態でブレーキマスタシリンダM/Cを解除操作したときに、ホイールシリンダ側よりブレーキマスタシリンダM/C側へ流れるブレーキ液の流路として用いられる。
【0021】
また、コイルユニット13は、絶縁樹脂材などからなるボビン31の片側には、導電性を有する接続端子部32がボビン31を吊る方向に抜け止め係止されている。接続端子部32にはボビン31に巻き回されたコイル巻線33が接続されている。ボビン31の外周側には、筒状のヨーク34が嵌め込まれており、下端開口はハウジング本体15の外周に嵌め込まれている。ヨーク34の上部開口には磁路板35が嵌め込まれておりヨーク34と共に磁路を形成している。接続端子部32は、電子制御ユニット1に電気的に接続するターミナル10に溶接により接続されている(図6参照)。コイルユニット13には、弁作動ユニット12のガイド筒14がボビン31の中心穴31a及び磁路板35の中心穴35aに嵌め込まれている。
【0022】
次に、常開型電磁弁IVに装着されたフィルタ装置30の構成について図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図3において、フィルタ装置30は、リング状フレーム36どうしを軸方向に連結する複数のリブ37が形成された樹脂製の枠体38の内周面部に、複数のリブ37により仕切られた窓孔39を覆うメッシュ材40が張設されてなる。メッシュ材40には、例えばナイロンなどの樹脂製シート材が用いられる。枠体38とメッシュ材40とは、例えば樹脂成形(インサート成形)により一体に成形されている。
【0023】
フィルタ装置30のうち、少なくともハウジング本体15外に形成される外部液路28側に臨む(図1の下側)リング状フレーム36の軸方向端面には単数又は複数の切欠溝41が形成されている。切欠溝41の深さは任意であるが、例えば軸方向端面より0.2mm程度の溝が形成されている。この切欠溝41は、フィルタ装置30がハウジング本体15より軸方向に位置ずれが生じた場合に、リング状フレーム36により外部液路28を遮断しないように形成されている。即ち、保持圧モードや減圧モードにおいて、弁プランジャ19が閉弁して内部液路27が遮断された状態で、外部液路28を通じてホイールシリンダ側よりブレーキマスタシリンダM/C側へブレーキ液を戻す場合に、フィルタ装置30が軸方向の外部液路28側へ位置ずれしても、外部液路28に臨むリング状フレーム36に設けられた切欠溝41により外部液路28を遮断しないようになっている。
【0024】
本実施例では、図4に示すように両側のリング状フレーム36の軸方向端面に単数又は複数の切欠溝41が形成されている。これにより、フィルタ装置30のハウジング本体15への組み付け時の方向性が無くなり、組立作業性を向上させることができる。
【0025】
以上、本発明の好適な実施例について述べてきたが、本発明は上述した各実施例に限定されるのものではなく、フィルタ装置に設けるリブ37や窓孔39、更には切欠溝41の数は任意に設けることが可能である。また、法の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に記載の液圧制御装置の構成によれば、第2の液路が第1の流路と分岐する部位に、該第1の液路を交差してハウジング本体の連通孔を覆って軸方向に嵌め込まれたフィルタ装置の、少なくとも外部液路に臨むリング状フレームの軸方向端面に単数又は複数の切欠溝が形成されているので、フィルタ装置がハウジング本体に対して軸方向に位置ずれを起こしてリング状フレームが外部液路側にあっても、リング状フレームの軸方向端面に形成された切欠溝を通じて外部液路が確保できる。
また、請求項2に記載の液圧制御装置の構成によれば、フィルタ装置の枠体を形成する両側リング状フレームの軸方向端面に、単数又は複数の切欠溝が形成されているので、フィルタ装置のハウジング本体への組み付け時の方向性が無くなり、組立作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】常開型電磁弁の正面図である。
【図2】枠体の平面図である。
【図3】図2の枠体の矢印A−O−A断面図である。
【図4】図2の枠体の右側面図である。
【図5】増圧モードの液圧制御装置の断面説明図である。
【図6】電磁弁が組み込まれた基体(モジュレータボディ)の一部破断説明図である。
【図7】車両用アンチロックブレーキ装置の液圧回路を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
IV 常開型電磁弁
OV 常閉型電磁弁
1 電子制御ユニット
2 アクチュエータ
3、4 リザーバ
5、6 プランジャポンプ
7 ポンプ作動用モータ
8 チェック弁
9 基体
10、11 ターミナル
12 弁作動ユニット
13 コイルユニット
14 ガイド筒
15 ハウジング本体
16 弁ハウジング
17 固定コア
18 可動コア
19 弁プランジャ
20 弁座部材
21 戻しばね
22 第1の基体液路
23 嵌合孔
24 止め輪
25 シールリング
26 カップシール
27 内部液路
28 外部液路
29 連通孔
30 フィルタ装置
31 ボビン
32 接続端子部
33 コイル巻線
34 ヨーク
35 磁路板
36 リング状フレーム
37 リブ
38 枠体
39 窓孔
40 メッシュ材
41 切欠溝
43 第2の基体液路

Claims (1)

  1. 常開型電磁弁が嵌め込まれた基体の第1の基体液路にハウジング本体の内部液路が接続され、該内部液路より連通孔を通じて第2の基体液路へ連通する第1の液路と、
    前記常開型電磁弁によって、内部液路が遮断された状態において、第2の基体液路から前記ハウジング本体と基体との間に軸方向に形成された外部液路を通じて前記第1の基体液路へ液体が一方向に戻される第2の液路と、
    前記第2の液路が第1の液路と分岐する部位に、該第1の液路と交差して前記ハウジング本体の連通孔を覆って軸方向に外部液路側から嵌め込まれるフィルタ装置とを備え、
    前記フィルタ装置は、リング状フレームどうしを軸方向に連結する複数のリブが形成された枠体周面部に、前記複数のリブにより仕切られた窓孔を覆うメッシュ材が一体に張設され、両側のリング状フレームの軸方向端面に単数又は複数の切欠溝が各々形成されており、該切欠溝は前記フィルタ装置が軸方向の外部液路側へ位置ずれしても、該外部液路に臨むリング状フレームに設けられた切欠溝により当該外部液路を遮断しないように設けられていることを特徴とする液圧制御装置。
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