JP3751155B2 - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、おもに浴室の壁面に取り付けられ、浴室内に設置したグリルと屋外に設置した屋外機とをダクトにより連通して、浴室内の暖房および換気をする浴室暖房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の浴室暖房乾燥機は、図6に示すような構成が一般的であった。以下、その構成について図6を参照しながら説明する。
【0003】
図6に示すように、浴室暖房乾燥機の浴室内グリルは、吸込み口部102と吹出し口部103より構成されるグリル取り付け板101を木ねじ104を使用して浴室の壁面に固定し、このグリル取り付け板101にグリル105が着脱自在に装着されていた。一方前記グリル取り付け板101の吹出し口部103には吹出しの方向を変えるための上下可変ルーバー106が装着されていた。
【0004】
また、前記グリル105には、リモコン(図示せず)からの運転信号を受信する受信部107が装着されており、さらに、この受信部107には浴室の壁を挟んで屋外側に取り付けられた屋外機と装着された電装箱との通信線108がコネクター等により接続されていた。
【0005】
また、浴室暖房乾燥機のグリルの吹出し口は、空気調和機の室内ユニットのグリルと同一の構成であり、特開平7ー158961号公報に記載されたものが知られている。
【0006】
以下、その室内ユニットのグリルについて図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、グリル109は上部の吸込み口部110と下部の吹出し口部111とから構成され、この吸込み口部110と吹き出し口部111とはセパレーター113により区画されている。さらに、この吹出し口部111には風向を変えるために上下可変ルーバー112が複数枚装着され、お互い連動するように構成されていた。
【0007】
また、上下可変ルーバー112の奥には、左右可変ルーバー114が複数枚装着され、この左右可変ルーバー114も連動するように構成されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の浴室暖房乾燥機のグリルでは、グリル105が受信部107において、通信線108により屋外機と接続されているため、はずすことができず、グリル105の清掃を浴室壁面にグリルを装着した状態でおこなわなくてはいけないという課題があり、容易にグリル105の清掃ができるようにすることが要求されている。
【0009】
また、浴室暖房乾燥機のグリルは、暖房運転時に温風を床面に当てるため上下可変ルーバー112を下方にむけて使用する。このとき、吹出し口部110から吹き出す温風は上下可動ルーバー112に沿って下方に吹き出すことになるが、吸込み口部110と吹出し口部111を分割するセパレーター113が可動しないため最上部の上下可動ルーバー112とこのセパレーター113の形状がハ字形状に広がることになり、吹き出しの風量分布が吹出し口部110の下方の方が風量が多い場合はよいが、吹出し口部110の風量が上下ともに均一な場合は温風の吹き出しが水平と下方に2分され温風が床面まで届かないという課題があり、床面にむけてスポット的に温風を吹き付けることのできるようにすることが要求されている。
【0010】
また、浴室暖房乾燥機の左右可動ルーバー114は、連動させることにより一方向のみに吹き出すという課題があり、浴室内で衣類を乾燥させたり浴室内を乾燥させるときに効率をよくするため温風をワイドに吹き出すことが要求されている。
【0011】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、グリルを壁面からはずして清掃ができ、また、暖房運転時に温風をスポット的に床面まで到達させることができ、衣類乾燥および浴室乾燥運転時には左右方向に温風をワイドに吹き出すことができる浴室暖房乾燥機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の浴室暖房乾燥機の一つの手段は、壁面に固定されるグリル取り付け板と、このグリル取り付け板にリモコンからの運転信号を受信する受信箱を装着し、グリルを着脱可能にしたものである。
【0013】
本発明によれば、清掃時に容易に壁面からグリルをはずすことのできる浴室暖房乾燥機が得られる。
【0014】
また、グリル取り付け板の吹出し口部に装着される複数個の上下可動ルーバーで、その内の一枚を吸込み部と吹出し部とを区画するセパレーターの先端部に設けたものである。
【0015】
本発明によれば、暖房運転時に床面に向けてスポット的に温風を吹き付けることができる浴室暖房乾燥機が得られる。
【0016】
また、グリル取り付け板の吹出し口部に装着される複数個の左右可動ルーバーは、上部にピンAを形成し、セパレーターに設けた孔に挿入するとともに、下部に皿部を構成し、この皿部の底面に溝を形成するとともに、前記皿部の丸孔に挿入するようピンBを形成し、このピンBに凸部を設け、前記溝に嵌合する構成としたものである。
【0017】
本発明によれば、複数枚の左右可動ルーバーをそれぞれ個別に可動させることができる浴室暖房乾燥機が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、壁面に固定され、吸込み口部と吹出し口部とにより構成されたグリル取り付け板と、このグリル取り付け板にリモコンからの運転信号を受信する受信箱を装着し、グリルを着脱可能に構成した浴室暖房乾燥機であって、前記グリル取り付け板の吹出し口部に複数個の上下可動ルーバーを装着し、その内の一枚を前記吸込み口部前記吹出し口部とを区画するセパレーターの先端部に、他の前記複数個の上下可動ルーバーと連動するように設けた構成にしたものであり、暖房運転時に床面に向けてスポット的に温風を吹き付けるという作用を有する。
【0020】
請求項2に記載の発明は、グリル取り付け板の吹出し口部に装着される複数個の左右可動ルーバーで、この左右可動ルーバーの下部を皿形状に構成し、この皿形状の底面に溝を形成するとともに、グリル取り付け板の左右可動ルーバーと接する個所に凸形状を構成したものであり、複数枚の左右可動ルーバーをそれぞれ個別に可動させるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。
【0022】
(実施例1)
図1および図2に示すように、浴室の壁面1の浴室側にグリル部2と屋外側に屋外機3を取り付け、このグリル部2と屋外機3とはダクト4により接続されている。前記グリル部2は、グリル取り付け板5とこのグリル取り付け板5に着脱自在に装着されたグリル6とから構成されている。前記グリル取り付け板5は吸込み口部7と吹出し口部8とにより構成され、それぞれをセパレーター9で分割されている。さらに、吹出し口部8には複数枚の上下可動ルーバーA10が取り付けられるとともに、前記セパレーター9の先端部にも上下可動ルーバーB11が取り付けられ、この複数枚の上下可動ルーバーA10および上下可動ルーバーB11は連動するように構成されている。また、上下可動ルーバーA10の奥には、左右可動ルーバー12が複数枚装着されている。一方グリル取り付け板5の下部にはリモコン(図示せず)からの運転信号を受信する受信箱13が装着され、この受信箱13には屋外機3に設けられた電装箱(図示せず)からの通信線14が接続されている。また、グリル6には受信箱13がリモコンからの運転信号を受信できるように角孔が形成され、受信部が前面に露出する構成となっている。
【0023】
上記構成において、グリル6はグリル取り付け板5と完全に分離可能となるとともに、グリル6には電装部品がない状態となり、グリル6の清掃をおこなうときに、グリル6を壁面1からはずして水洗いができるという作用をおこなうことになる。
【0024】
(実施例2)
図3および図4はグリル取り付け板5のセパレーター9と上下可動ルーバーA10および上下可動ルーバーB11の断面図を示し、図3は上下可動ルーバーが水平状態を示し、図4は上下可動ルーバーを下方に向けた状態を示す。
【0025】
そして、セパレーター9の先端部は、吸込み空気と吹き出し空気のショートサーキット防止のため段部15が形成され、この段部15に上下可動ルーバーB11の後端部がはまる構成となっている。
【0026】
上記構成において、上下可動ルーバーA10を下方にむけると上下可動ルーバーB11も連動して下方を向くことになり、吹出し口部8はすべて平行に下方を向くことになり、暖房運転時に床面に向けてスポット的に温風を吹き付けるという作用をおこなうことになる。また、セパレーター9の先端部に段部15を設けたため、上下可動ルーバーB11を下方に向けたときでも吸込み空気と吹き出し空気のショートサーキットは防止できる。
【0027】
(実施例3)
図5に示すように、グリル取り付け板5の吹出し口部8に設けられる左右可動ルーバー12は、上部にピンA16を形成し、セパレーター9に設けた孔に挿入するとともに、左右可動ルーバー12の下部は皿部17を設け、この皿部17の底面中央に丸孔18を設け、この丸孔18に対し放射状に溝19を形成するとともに、前記グリル取り付け板5の吹出し口部8の下面側に前記左右可動ルーバー12の下部に設けられた皿部17の丸孔18に挿入するようピンB20が形成され、このピンB20には皿部17に設けられた溝19に嵌合するよう凸部21を構成している。
【0028】
上記構成において、左右可動ルーバー12を回転させると、ピンA16およびピンB20を支点に回転することになる。このとき、凸部21が皿部17の底面に設けた溝19にはまる個所で左右可動ルーバー12は固定されることになり、複数枚の左右可動ルーバー12を連動させなくとも、吹き出し口からの風により向きが変わることもなく複数枚の左右可動ルーバー12をそれぞれ個別に可動させるという作用をおこなうことになる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、グリル取り付け板に受信箱を取り付けグリルと分離した構成にしたため、清掃時に容易にグリルを壁面から脱着して水洗いができるという有利な効果が得られる。
【0030】
また、グリル取り付け板の吹出し口部に複数個の上下可動ルーバーを装着し、その内の一枚を吸込み口部吹出し口部とを区画するセパレーターの先端部に、他の前記複数個の上下可動ルーバーと連動するように設けたため、暖房運転時床面にむけてスポット的に温風を吹き付けることができるという効果が得られる。
【0031】
また、グリル取り付け板の吹出し口部に装着される複数個の左右可動ルーバーで、左右可動ルーバーの下部を皿形状に構成し、この皿形状の底面に溝を形成するとともに、グリル取り付け板の左右可動ルーバーと接する個所に凸部を設け、前記溝と嵌合する構成としたため、複数枚の左右可動ルーバーをそれぞれ個別に可動させることができ、衣類乾燥および浴室乾燥運転時には左右方向に温風をワイドに吹き出すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の浴室暖房乾燥機の構成を示す断面図
【図2】同浴室暖房乾燥機のグリルの構成を示す斜視図
【図3】本発明の実施例2の浴室暖房乾燥機の上下可動ルーバーを示す断面図
【図4】同上下可動ルーバーを下方に向けた時の断面図
【図5】本発明の実施例3の浴室暖房乾燥機の左右可動ルーバーを示す斜視図
【図6】従来の浴室暖房乾燥機の構成を示す斜視図
【図7】同空気調和機の室内ユニットの構成を示す断面図
【符号の説明】
1 壁面
2 グリル部
5 グリル取り付け板
6 グリル
8 吹出し口部
9 セパレーター
10 上下可動ルーバーA
11 上下可動ルーバーB
12 左右可動ルーバー
13 受信箱
16 ピンA
17 皿部
18 丸孔
19 溝
20 ピンB
21 凸部

Claims (2)

  1. 壁面に固定され、吸込み口部と吹出し口部とにより構成されたグリル取り付け板と、このグリル取り付け板にリモコンからの運転信号を受信する受信箱を装着し、グリルを着脱可能に構成した浴室暖房乾燥機であって、前記グリル取り付け板の吹出し口部に複数個の上下可動ルーバーを装着し、その内の一枚を前記吸込み口部前記吹出し口部とを区画するセパレーターの先端部に、他の前記複数個の上下可動ルーバーと連動するように設けたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 壁面に固定され、吸込み口部と吹出し口部とにより構成されたグリル取り付け板と、このグリル取り付け板にリモコンからの運転信号を受信する受信箱を装着し、グリルを着脱可能に構成した浴室暖房乾燥機であって、前記グリル取り付け板の吹出し口部に装着される複数個の左右可動ルーバーは、上部にピンAを形成し、前記吸込み口部前記吹出し口部とを区画するセパレーターに設けた孔に挿入するとともに、下部に皿部を構成し、この皿部の底面に溝を形成するとともに、前記皿部の丸孔に挿入するようピンBを形成し、このピンBに凸部を設け、前記溝に嵌合する構成としたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。
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