JP3750825B2 - クランプ機構付きジンバル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、地震計等の計測器を搭載するための台部材を有するジンバル装置に関し、特に上記台部材のクランプ機構をそなえるようにしたジンバル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
海底に地震計を設置する場合、従来は図2(a),(b)や図3(a),(b)に示されるクランプ機構付きジンバル装置が用いられていた。
図2(a),(b)に示す装置では、海底等に固定されるケース3の内部に、枠部材2が配設されて、同枠部材2は第1支軸7を介しケース3に回動可能に支持されている。
【0003】
そして、枠部材2の内部に計測器用台部材1が配設され、同台部材1は第1支軸7と直交する第2支軸6を介して枠部材2に対し回動可能に支持されている。上述のようなジンバル装置において、ケース3に固定のクランプ力発生機構5aにより押圧接触される一対のクランプ片4aが、それぞれクランプ発生機構5aと枠部材2とに、互いに対向するように設けられている。
【0004】
さらに枠部材2に対し台部材1を拘束できるように、枠部材2に固定のクランプ力発生機構5bにより押圧接触される一対のクランプ片4bが、それぞれクランプ力発生機構5bと台部材1とに、互いに対向するように設けられている。このようにして、台部材1を拘束するためのクランプ機構が構成されている。
【0005】
この例では、X成分センサ8a,Y成分センサ9およびZ成分センサ10からなる地震計が台部材1に搭載されており、その使用時には、上記クランプ機構によるクランプ状態で海底ケーブルなどともに海底に設置されてから、一旦クランプ力を解除してジンバル機構により台部材1を水平状態に調整し、次いで再び台部材1をクランプ状態とすることにより、上記地震計を水平状態に保持する操作が行なわれる。なお、図2において、符号6a,7aは、軸受を示している。
【0006】
次に図3(a),(b)に示す従来のクランプ機構付きジンバル装置では、図2の装置について述べたと同様のジンバル装置において、台部材1を拘束するためのクランプ機構が、次のように構成されている。すなわちケース3の底部中央に設けられたクランプ力発生機構5cと、同機構5cに付設のクランプ片4cおよび同クランプ片4cにより摩擦接触されるように台部材1の下面に設けられたクランプ片4dとで、クランプ機構が構成されている。そして、クランプ力発生機構5cによりほぼ鉛直方向にクランプ片4cが駆動されることにより、他のクランプ片4dとの摩擦接触が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のような従来のクランプ機構付きジンバル装置では、図2(a),(b)に示す装置の場合、2個のクランプ機構を必要として、構造の複雑化やコストの増大を招くという問題点があり、また図3(a),(b)に示す装置の場合は、クランプ機構が1個ですむものの、台部材1の下面とケース3の下部中央との間のスペースが狭いため、このスペースに装備されるクランプ機構の動作範囲が限定されるという問題点がある。
【0008】
本発明は、上述のような問題点の解消をはかろうとするもので、単一のクランプ機構により、ジンバル装置における台部材の拘束を行なえるようにしながら、上記クランプ機構の装備を自由に行なえるようにしたクランプ機構付きジンバル装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため、本発明のクランプ機構付きジンバル装置は、固定されるケースと、同ケースの内部に配設され同ケースに対して第1支軸を介し同支軸と一体に回動可能に支持された枠部材と、同枠部材の内部に配設されて同枠部材に上記第1支軸と直交する方向の第2支軸を介し回動可能に支持された計測器用台部材とからなるジンバル装置において、上記台部材を拘束するためのクランプ機構をそなえ、同クランプ機構が、上記ケースに装着されたクランプ力発生機構と、同クランプ力発生機構により駆動されて上記枠部材に対しほぼ水平方向に接近したり遠ざかったりしうる第1クランプ片と、上記の枠部材および第1支軸の少なくとも一方に弾性部材を介し可動的に取り付けられて上記第1クランプ片の上記枠部材への接近時に同クランプ片により押圧される中間摩擦片と、同中間摩擦片に対向するように上記台部材に固着され上記第1クランプ片の上記中間摩擦片に対する押圧状態で同中間摩擦片からクランプ力の伝達を受ける第2クランプ片とをそなえて構成されたことを特徴としている。
【0010】
また、本発明のクランプ機構付きジンバル装置は、上記クランプ力発生機構が上記第1クランプ片を上記第1支軸の軸方向に駆動するように設けられ、上記第1クランプ片と上記中間摩擦片との接触しうる面が、互いに平面状に形成されるとともに、上記中間摩擦片と上記第2クランプ片との接触しうる面が、上記中間摩擦片では上記第2支軸の回動軸線を中心とする凹型円弧面として、上記第2クランプ片では同回動軸線を中心とする凸型円弧面としてそれぞれ形成されたことを特徴としている。
【0011】
さらに、本発明のクランプ機構付きジンバル装置は、上記第1クランプ片が上記第1支軸の両側方にそれぞれ設けられるとともに、これらの第1クランプ片によりそれぞれ押圧されうる上記中間摩擦片が上記第1支軸に関して対称に対をなして設けられ、これらの中間摩擦片にそれぞれ接触しうる上記第2クランプ片が上記第2支軸の回動軸線を中心とする円形部材として構成されたことを特徴としている。
【0012】
また、本発明のクランプ機構付きジンバル装置は、上記中間摩擦片が上記枠部材に形成されたトンネル孔をくぐるように配設されるとともに、同中間摩擦片の両端部をそれぞれ上記第1支軸に取り付ける上記弾性部材が板ばねとして形成されたことを特徴としている。
【0013】
【作用】
上述の本発明のクランプ機構付きジンバル装置では、上記ケースに装着されたクランプ力発生機構が、第1クランプ片をほぼ水平方向に駆動して、枠部材付きの中間摩擦片を介し台部材付きの第2クランプ片との摩擦接触を行なわせることにより、同台部材のクランプ(締め付け拘束)の作用が行なわれる。
【0014】
そして、上記クランプ力発生機構が上記第1クランプ片を上記第1支軸の軸方向に駆動するように設けられ、上記第1クランプ片と上記中間摩擦片との接触しうる面が、互いに平面状に形成されるとともに、上記中間摩擦片と上記第2クランプ片との接触しうる面が、上記中間摩擦片では上記第2支軸の回動軸線を中心とする凹型円弧面として、上記第2クランプ片では同回動軸線を中心とする凸型円弧面としてそれぞれ形成されていると、上記クランプ力発生機構により第1支軸の方向に生じるクランプ力が、第2支軸に対し直角方向に働くので、第1クランプ片、中間摩擦片および第2クランプ片を介して伝達されるクランプ力が、上記第2支軸と一体に回動しうる台部材を適切に拘束するように作用する。
【0015】
さらに、上記第1クランプ片が上記第1支軸の両側方にそれぞれ設けられるとともに、これらの第1クランプ片によりそれぞれ押圧されうる上記中間摩擦片が上記第1支軸に関して対称に対をなして設けられ、これらの中間摩擦片にそれぞれ接触しうる上記第2クランプ片が上記第2支軸の回動軸線を中心とする円形部材として構成されていると、上記クランプ力発生機構による上記台部材の拘束が一層的確に行なわれるようになる。
【0016】
また、上記中間摩擦片が、上記枠部材に形成されたトンネル孔をくぐるように配設されるとともに、同中間摩擦片の両端部をそれぞれ上記第1支軸に取り付ける上記弾性部材が板ばねとして形成されていると、同板ばねによる上記中間摩擦片の支持が、狭いスペースでも適切に行なわれるようになる。
【0017】
【実施例】
以下、図面により本発明の一実施例としてのクランプ機構付きジンバル装置について説明すると、図1(a)はその水平断面図、図1(b)はその縦断面図である。
【0018】
図1(a),(b)に示すように、海底に海底ケーブルを介して固定されるケース3の内部に、枠部材2が配設されて、同枠部材2は第1支軸7を介しケース3に回動可能に支持されている。
そして、枠部材2の内部に計測器用台部材1が配設され、同台部材1は第1支軸7と直交する第2支軸6を介して枠部材2に対し回動可能に支持されている。
【0019】
また、台部材1を拘束するためのクランプ機構として、ケース3に装着されたクランプ力発生機構5と、同クランプ力発生機構5により第1支軸7の軸方向へ駆動されて枠部材2に対しほぼ水平方向に接近したり遠ざかったりしうる第1クランプ片5aとが設けられるほか、第1支軸7に板ばね12を介して可動的に取り付けられた中間摩擦片11と、同中間摩擦片11に対向するように台部材1に固着された第2クランプ片4とが設けられている。
【0020】
第1クランプ片5aと中間摩擦片11との接触しうる面は、互いに平面状に形成されているが、中間摩擦片11と第2クランプ片4との接触しうる面は、中間摩擦片11では第2支軸6の回動軸線を中心とする凹型円弧面として形成され、第2クランプ片4では同回動軸線を中心とする凸型円弧面として形成されている。
【0021】
また、第1クランプ片5aは第1支軸7の両側方にそれぞれ設けられ、これらの第1クランプ片5aによりそれぞれ押圧されうる中間摩擦片11は第1支軸7に関して対称に対をなして設けられていて、これらの中間摩擦片11にそれぞれ接触しうる第2クランプ片4は、第2支軸6の回動軸線を中心とする円形部材として構成されている。
さらに、中間摩擦片11は、枠部材2に形成されたトンネル孔2aをくぐるように配設されており、同中間摩擦片11の両端部がそれぞれ板ばね12により第1支軸7に取り付けられている。
【0022】
本実施例では、台部材1に搭載される計測器として、X成分センサ8,Y成分センサ9およびZ成分センサ10からなる地震計が設けられている。なお図1(a),(b)における符号6a,7aは軸受を示している。
クランプ力発生機構5としては、従来の装置と同様に、図示しないコイルバネによりクランプ力を発生するように構成されており、そのクランプ力の解除の際には、ジンバルクランプ制御部からの信号により作動する直流モータと同モータにより駆動されるカムレバー等を介して上記コイルバネを撓める作用が行なわれるようになっている。
【0023】
本発明のクランプ機構付きジンバル装置は上述のように構成されているので、ケース3に装着されたクランプ力発生機構5が、第1クランプ片5aをほぼ水平方向に駆動して、枠部材2付きの中間摩擦片11を介し台部材1付きの第2クランプ片4との摩擦接触を行なわせることにより、同台部材1のクランプ(締め付け拘束)が的確に行なわれる。
【0024】
そして、上記クランプ力発生機構5が第1クランプ片5aを第1支軸7の軸方向に駆動するように設けられ、第1クランプ片5aと中間摩擦片11との接触しうる面が、互いに平面状に形成されるとともに、中間摩擦片11と第2クランプ片4との接触しうる面が、中間摩擦片11では第2支軸6の回動軸線を中心とする凹型円弧面として、第2クランプ片4では同回動軸線を中心とする凸型円弧面としてそれぞれ形成されているので、クランプ力発生機構5により第1支軸7の方向に生じるクランプ力が、第2支軸6に対し直角方向に働くようになり、これにより、第1クランプ片5a,中間摩擦片11および第2クランプ片4を介して伝達されるクランプ力が、第2支軸6と一体に回動しうる台部材1を適切に拘束するように作用する。
【0025】
さらに、上記第1クランプ片5aが第1支軸7の両側方にそれぞれ設けられるとともに、これらの第1クランプ片5aによりそれぞれ押圧されうる中間摩擦片11が第1支軸7に関して対称に対をなして設けられ、これらの中間摩擦片11にそれぞれ接触しうる第2クランプ片4が第2支軸6の回動軸線を中心とする円形部材として構成されているので、クランプ力発生機構5による台部材1の拘束が一層的確に行なわれるようになる。
【0026】
また、中間摩擦片11が、枠部材2に形成されたトンネル孔2aをくぐるように配設されるとともに、同中間摩擦片11の両端部をそれぞれ第1支軸に取り付ける弾性部材が板ばね12として形成されているので、同板ばね12による中間摩擦片11の支持が、狭いスペースでも適切に行なわれるようになる。
【0027】
上述の実施例のクランプ機構付きジンバル装置では、台部材1を固定するクランプ機構が1セットで足りるようになるほか、同機構の装備のための所要スペースが水平方向に展開されるので、同スペースを十分にとることができ、台部材1の下方にクランプ機構を設けるようにした従来の場合と比べて、設計の自由度を大幅に高めうる利点がある。
【0028】
なお、本実施例の場合も、その使用時には、クランプ状態で本装置を海底ケーブルなどとともに海底に着地させてから、一旦クランプ力を解除してジンバル機構により台部材1を水平状態に調整し、次いで再び台部材1をクランプ状態とすることにより、台部材1上の地震計を水平状態に保持して、地震観測の準備が整えられるようになる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のクランプ機構付きジンバル装置によれば次のような効果が得られる。
(1) 固定されるケースに装着されたクランプ力発生機構が、その第1クランプ片をほぼ水平方向に駆動して、上記ケース内に軸支された枠部材に付設の中間摩擦片を介し、上記枠部材内に軸支された台部材に付設の第2クランプ片との摩擦接触を行なわせることにより、同台部材のクランプ(締め付け拘束)が的確に行なわれる。
(2) 上記クランプ力発生機構が上記第1クランプ片を上記第1支軸の軸方向に駆動するように設けられ、上記第1クランプ片と上記中間摩擦片との接触しうる面が、互いに平面状に形成されるとともに、上記中間摩擦片と上記第2クランプ片との接触しうる面が、上記中間摩擦片では上記第2支軸の回動軸線を中心とする凹型円弧面として、上記第2クランプ片では同回動軸線を中心とする凸型円弧面としてそれぞれ形成されていると、上記クランプ力発生機構により第1支軸の方向に生じるクランプ力が、第2支軸に対し直角方向に働くので、第1クランプ片、中間摩擦片および第2クランプ片を介して伝達されるクランプ力が、上記第2支軸と一体に回動しうる台部材を適切に拘束できるようになる。
(3) 上記第1クランプ片が上記第1支軸の両側方にそれぞれ設けられるとともに、これらの第1クランプ片によりそれぞれ押圧されうる上記中間摩擦片が上記第1支軸に関して対称に対をなして設けられ、これらの中間摩擦片にそれぞれ接触しうる上記第2クランプ片が上記第2支軸の回動軸線を中心とする円形部材として構成されていると、上記クランプ力発生機構による上記台部材の拘束が一層的確に行なわれるようになる。
(4) 上記中間摩擦片が、上記枠部材に形成されたトンネル孔をくぐるように配設されるとともに、同中間摩擦片の両端部をそれぞれ上記第1支軸に取り付ける上記弾性部材が板ばねとして形成されていると、同板ばねによる上記中間摩擦片の支持が、狭いスペースでも適切に行なわれるようになる。
(5) 計測器用台部材を固定するクランプ機構が1セットで足りるようになるほか、同機構の装備のための所要スペースが水平方向に展開されるので、同スペースを十分にとることができ、台部材の下方にクランプ機構を設けるようにした従来の場合と比べて、設計の自由度を大幅に高められるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)図は本発明のクランプ機構付きジンバル装置の水平断面図、(b)図はその縦断面図である。
【図2】 (a)図は従来のクランプ機構付きジンバル装置の水平断面図、(b)図はその縦断面図である。
【図3】 (a)図は従来のクランプ機構付きジンバル装置の他の例を示す水平断面図、(b)図はその縦断面図である。
【符号の説明】
1 台部材
2 枠部材
2a トンネル孔
3 ケース
4 第2クランプ片
5 クランプ力発生機構
5a 第1クランプ片
6 第2支軸
6a 軸受
7 第1支軸
7a 軸受
8 X成分センサ
9 Y成分センサ
10 Z成分センサ
11 中間摩擦片
12 板ばね

Claims (4)

  1. 固定されるケースと、同ケースの内部に配設され同ケースに対して第1支軸を介し同支軸と一体に回動可能に支持された枠部材と、同枠部材の内部に配設されて同枠部材に上記第1支軸と直交する方向の第2支軸を介し回動可能に支持された計測器用台部材とからなるジンバル装置において、上記台部材を拘束するためのクランプ機構をそなえ、同クランプ機構が、上記ケースに装着されたクランプ力発生機構と、同クランプ力発生機構により駆動されて上記枠部材に対しほぼ水平方向に接近したり遠ざかったりしうる第1クランプ片と、上記の枠部材および第1支軸の少なくとも一方に弾性部材を介し可動的に取り付けられて上記第1クランプ片の上記枠部材への接近時に同クランプ片により押圧される中間摩擦片と、同中間摩擦片に対向するように上記台部材に固着され上記第1クランプ片の上記中間摩擦片に対する押圧状態で同中間摩擦片からクランプ力の伝達を受ける第2クランプ片とをそなえて構成されたことを特徴とする、クランプ機構付きジンバル装置。
  2. 請求項1に記載のクランプ機構付きジンバル装置において、上記クランプ力発生機構が上記第1クランプ片を上記第1支軸の軸方向に駆動するように設けられ、上記第1クランプ片と上記中間摩擦片との接触しうる面が、互いに平面状に形成されるとともに、上記中間摩擦片と上記第2クランプ片との接触しうる面が、上記中間摩擦片では上記第2支軸の回動軸線を中心とする凹型円弧面として、上記第2クランプ片では同回動軸線を中心とする凸型円弧面としてそれぞれ形成されたことを特徴とする、クランプ機構付きジンバル装置。
  3. 請求項1または2に記載のクランプ機構付きジンバル装置において、上記第1クランプ片が上記第1支軸の両側方にそれぞれ設けられるとともに、これらの第1クランプ片によりそれぞれ押圧されうる上記中間摩擦片が上記第1支軸に関して対称に対をなして設けられ、これらの中間摩擦片にそれぞれ接触しうる上記第2クランプ片が上記第2支軸の回動軸線を中心とする円形部材として構成されたことを特徴とする、クランプ機構付きジンバル装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のクランプ機構付きジンバル装置において、上記中間摩擦片が上記枠部材に形成されたトンネル孔をくぐるように配設されるとともに、同中間摩擦片の両端部をそれぞれ上記第1支軸に取り付ける上記弾性部材が板ばねとして形成されたことを特徴とする、クランプ機構付きジンバル装置。
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