JP2005039973A - 角度センサ付きモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力シャフトの回転角度を精度よく検出する角度センサ付きモータを提供する。
【解決手段】 出力シャフト6は、DCモータ2によって回転される。出力シャフト6にはスリット板12が固定され、出力シャフト6が貫通する基板17は、スリット板12に対向して配置されている。基板17には、アーム18を介してLEDホルダプレート19が取り付けられている。LEDホルダプレート19にはLED21が取り付けられ、基板17には受光素子22が取り付けられ、LED21と受光素子22とは対向している。さらに、出力シャフト6が貫通してこの出力シャフト6を支持する軸受16が、基板17に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に、ロボットの関節等に用いる小型の角度センサ付きモータに関する。
従来、出力シャフトの回転角度を検出する角度センサが一体的に取り付けられたモータとして、例えば特許文献1に記載の技術がある。また、出力シャフトの回転角度を光学的に検出する角度センサとして、例えば特許文献2,3に記載の技術がある。
光学的に角度を検出するセンサを備えたモータにおいて、スリットが形成されたスリット板は、出力シャフトに対して固定されると共に、出力シャフトと一緒に回転し、発光素子から出射した光は、スリット板のスリットを通過した後、受光素子によって検出される。このとき、スリットの変位に伴って、受光素子によって検出される光の位置が変化し、光の検出位置に基づいて、出力シャフトの回転角度が検出される。
実開昭58−153561号公報 特許第2972480号公報 特開平6−341858号公報
このような角度センサ付きモータでは、スリット板が出力シャフト側に固定され、発光素子及び受光素子は、出力シャフトの影響を受けないようにするため、ハウジング側に固定されている。この場合、出力シャフトの軸ブレが発生すると、出力シャフトに固定されたスリット板にもブレが発生する一方で、受光素子及び発光素子は、出力シャフトの影響を受けないハウジングに固定されているので、受光素子によって検出される光の位置にずれが生じる。その結果、検出される回転角度に誤差が生じてしまう。特に、出力シャフトの軸ブレが必然的に大きくなるモータ構造の場合に問題となる。
そこで、本発明は、出力シャフトの回転角度を精度よく検出する角度センサ付きモータを提供することを目的とする。
本発明に係る角度センサ付きモータは、出力シャフトを回転させるモータ本体と、出力シャフトに固定された回転板と、出力シャフトが貫通すると共に、回転板に対向して配置された基板と、基板に一体的に固定されると共に、回転板と協働で出力シャフトの回転角度を検知する角度センサと、基板に取り付けられると共に、出力シャフトが貫通してシャフトを支持する軸受とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、モータ本体の駆動によって出力シャフトが回転し、回転板も出力シャフトと一緒に回転する。また、角度センサは、回転板と協働して出力シャフトの回転角度を検出する。ここで、角度センサにより出力シャフトの回転角度を検出するためには、角度センサは回転板に対して静止していなければならない。そこで、角度センサが固定された基板に出力シャフトの回転が伝わらないようにするべく、基板には、出力シャフトを支持する軸受が取り付けられている。さらに、出力シャフトに軸ブレが発生すると、回転板も軸ブレに応じてブレ(波打ち現象)が生じる。このとき、角度センサと一体的に固定された基板は軸受に取り付けられているため、出力シャフトに軸ブレが発生すると、基板も軸ブレに応じて波打ちが発生する。よって、回転板の位置と基板に一体的に取り付けられた角度センサの位置とは、出力シャフトの軸ブレの影響を同じように受けることになる。したがって、出力シャフトに軸ブレが生じたとしても、出力シャフトと回転板と角度センサとの相対的位置関係が変化しないため、出力シャフトの回転角度を精度よく検出することができる。このような構成は、スペース的な制限の多い小型のモータにおいて、特に優れた効果を発揮する。
また、角度センサ付きモータにおいて、出力シャフトを中心として基板が回転方向に変位するのを規制する付勢手段を更に備えることが好ましい。この構成によれば、回転板の波打ち現象に基板を追従させながら、基板が回転方向に変位することを適切に規制することができる。
また、このような角度センサ付きモータにおいて、付勢手段は、板バネによって構成され、板バネは、回転板を包囲するハウジングに固定される胴部と、ハウジングから突出する基板の突出部を挟み込むように、突出部の側面に当接される押圧部とを有するとよい。この構成により、モータに付勢手段をワンタッチで装着することができ、板バネの押圧部が基板の突出部を挟み込むように当接されるので、押圧部によって、基板が出力シャフトの回転方向に変位することが適切に規制される。したがって、回転方向における角度センサの位置は確実に規制され、出力シャフトの回転角度を精度よく検出することができる。
また、付勢手段は、断面U字状の板バネによって構成され、板バネは、回転板を包囲するハウジングの前端に当接する板状の第1のバネ部と、基板に当接する板状の第2のバネ部と、第1のバネ部と第2バネ部とを連結する曲げ部とを有するとよい。このような板バネによっても、基板が出力シャフトの回転方向に変位することを適切に規制することができる。さらに、ハウジング内に板バネを収容することもできる。
また、角度センサ付きモータにおいて、回転板は、出力シャフトの軸線に略直交するように配置されたスリット板であって、スリット板には螺旋状のスリットが形成されており、角度センサは、スリット板を挟むように対向して配置された発光素子及び受光素子であるとよい。この構成により、出力シャフトの回転に伴ってスリット板のスリットも回転するため、受光素子上における光の受光位置が変化し、検出される光の位置によって、出力シャフトの回転角度を光学的に検出することができる。
さらに、基板側には受光素子が固定され、基板に一体的に設けられたホルダ部側には発光素子が固定されているとよい。ホルダ部の採用によって角度センサは基板に一体的に固定される。
あるいは、角度センサ付きモータにおいて、回転板は、出力シャフトの軸に略直交するように配置された永久磁石板であって、永久磁石板は多極に着磁されており、角度センサは、出力シャフトの回転に伴う永久磁石板の回転によって生じる磁気変化を検出する磁気検出素子であるとよい。この場合、出力シャフトの回転に伴って永久磁石板も回転されるため、磁気検出素子によって検出される磁気は、回転板の回転角度に応じて変化する。したがって、磁気検出素子によって検出される磁気に基づいて、出力シャフトの回転角度を検出することができる。
本発明に係る角度センサ付きモータによれば、出力シャフトの回転角度を精度よく検出することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る角度センサ付きモータの好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態に係る角度センサ付きモータ1について、図1〜7を参照して説明する。図1に示すように、角度センサ付きモータ1は、直径10〜30mm程度の小型のDCモータ(モータ本体)2を有している。このDCモータ2には、遊星歯車機構Aが接続されている。この遊星歯車機構Aにおいて、DCモータ2のシャフト3に設けられた太陽ギア3aは、3個の遊星ギア4に連結され(図2参照)、その遊星ギア4は、キャリアを介してトルクリミッタ5に連結されている。DCモータ2、遊星ギア4、及びトルクリミッタ5の連結によって、DCモータ2のシャフト3の回転は、トルクリミッタ5から突出する出力シャフト6に伝達され、DCモータ2による出力シャフト6の減速回転が達成される。そして、出力シャフト6の回転に対して、急激な制動がかかった場合、トルクリミッタ5によって、急激な制動トルクが遊星ギア4及びDCモータ2に伝達されることがなく、遊星ギア4及びDCモータ2の破損が防止される。
遊星ギア4及びトルクリミッタ5はハウジング7に収容され、出力シャフト6の基端部は第1の軸受8によって保持され、第1の軸受8は、支持体9を介してハウジング7に固定されている。出力シャフト6には、支持体9に当接する抜け止めリング11が嵌め込まれている。さらに、出力シャフト6には、ハウジング7によって包囲される円盤状のスリット板(回転板)12が固定されている。スリット板12は、出力シャフト6の軸線に対して略直交するように配置され、スリット板12には、光の通過を可能にする螺旋状のスリット13及び円弧状のスリット14が形成されている(図3参照)。
出力シャフト6が貫通する基板(駆動回路基板)17は、出力シャフト6の軸線に対して直交するように配置されると共に、スリット板12に対して平行に配置されている。この基板17の貫通孔17cには円筒状の第2軸受16が圧入され、出力シャフト6は第2の軸受16内に挿入され、第2の軸受16によって出力シャフト6は支持されている。さらに図4に示すように、この基板17は、第2の軸受16を中央に配置する円盤部17aと、円盤部17aから径方向に延在してハウジング7から突出する突出部17bとからなる。基板17には、突出部17bから出力シャフト6の軸線に対して平行に延在する4本のアーム18を介して、LEDホルダプレート(ホルダ部)19が一体的に設けられている。基板17とLEDホルダプレート19との間にスリット板12が配置され、基板17とLEDホルダプレート19とスリット板12とは、互いに対向して平行に配置されている。
LEDホルダプレート19には、発光素子であるLED(角度センサの一部)21が固定され、基板17には、縦長の受光面22aを有する受光素子22(角度センサの一部)が固定され、発光素子21と受光素子22との間にスリット板12が配置される。従って、LEDホルダプレート19の採用により、LED21と受光素子22との位置関係は変化せず、スリット板12のスリット13,14を通過した光を受光面22aに確実に入射させることができる。この場合、基板17を第2の軸受16に取り付けたのは、LED21及び受光素子22が固定された基板17に出力シャフト6の回転が伝わらないようにするためであり、出力シャフト6の軸ブレに追従して、基板17に波打ち現象を発生させるためである。
ここで、スリット板12のスリット13が螺旋状であることに起因して、受光素子22の受光面22aに入射する光の位置は、スリット板12の回転角度すなわち出力シャフト6の回転角度によってラジアル方向に変化する。したがって、受光素子22の受光面22aにより検出される光の位置によって、スリット板12の回転角度、すなわち出力シャフト6の回転角度が検出される。なお、LED21へ電流を供給するリード線23(図1参照)は、基板17の裏面からアーム18及びLEDホルダプレート19に沿って這わされ、LED21に接続されている。さらに、受光素子22によって出力された検出信号は図示しないリード線を介して外部に導出される。
また、図5〜図7に示すように、基板17の突出部17aは、ハウジング7に設けられた開口部7aから突出し、基板17の回転規制は、突出部17aが開口部7aの壁面7bに当接することで概ね達成されている。しかしながら、ハウジング7に対して基板17をしっかりと固定させる場合は板バネ(付勢手段)24が利用される。この板バネ24は、円環状に形成された胴部24aと、胴部24aの両側に形成された起立部24b,24cと、起立部24b,24cの先端で内側にU字状に折り曲げられた押圧部24d,24eにより構成される。そして、板バネ24の胴部24aは、ハウジング7に付勢力をもって圧着され、押圧部24d,24eによって基板17の突出部17bが挟み込まれ、起立部24b,24cの弾発力により、基板17は出力シャフト6を中心として回転方向に変位することが規制される。このような構成の板バネ24は、モータ1のハウジング7にワンタッチで装着することができる。
なお、図1に示すように、出力シャフト6の先端部に形成された雄ネジには、雌ネジが形成された円筒状の出力部25が取り付けられている。この出力部25によって、軸受16が出力シャフト6から抜け出ないようになっている。さらに、ハウジング7の先端には、出力軸25を貫通させるカバー26が装着されている。
次に、角度センサ付きモータ1の動作について説明する。
DCモータ2を駆動させ、DCモータ2のシャフト3を回転させると、遊星ギア4及びトルクリミッタ5を介して、出力シャフト6が回転される。すると、出力シャフト6に固定されたスリット板12が、出力シャフト6と一緒に回転する。なお、スリット板12は出力シャフト6に固定されているので、スリット板12の回転角度と出力シャフト6の回転角度は同一である。また、DCモータ2の駆動に同期して、LED21から出射した光のうちスリット板12のスリット13,14を通過した光は受光素子22によって検出される。そして、スリット13,14の回転変位に伴って、受光素子22の受光面22aに入射される光の位置が変化し、受光素子22は光の変位に基づいて、検出信号を外部に出力する。
この場合の出力シャフト6は、遊星歯車機構A及びトルクリミッタ5の精度誤差により、軸ブレを引き起こしやすいが、第2の軸受16の採用により、出力シャフト6の軸ブレに追従して、スリット板12と基板17とに波打ち現象が生じ、このとき、LED21もホルダ部19を介して出力シャフト6の軸ブレの影響を同程度受けることになる。したがって、出力シャフト6に軸ブレが生じたとしても、スリット板12とLED21と受光素子22との相対的位置関係が変化し難いため、出力シャフト6の回転角度を精度よく検出することができる。前述したような構成は、スペース的な制限の多い小型のモータにおいて特に優れた効果を発揮する。
以上、第1の実施形態について具体的に説明したが、これに限られない。例えば、LED21と受光素子22の位置を逆にして対向させて配置してもよい。また、スリット板12に形成されたスリットは2つであったが、1つの螺旋状スリットであってもよく、あるいは3つ以上の螺旋状あるいは円弧状のスリットであってもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る角度センサ付きモータ30について、図8及び図9を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
第2の実施形態の角度センサ付きモータ30において、第1の実施形態の角度センサ付きモータ1と異なる点は、角度センサが磁気的に回転角度を検出するセンサである点である。すなわち図8に示すように、出力シャフト6には、出力シャフト6の軸線に対し略直交する円盤状の永久磁石板板(回転板)31が固定されている。この永久磁石板板31は、図9に示すように、片側に半円のN極が着磁され、他方の片側に半円のS極が着磁されている。そして、着磁された面は基板17側に向けられている。また、基板17には、永久磁石板板31に対向するように、磁気検出素子(角度センサ)32が取り付けられている。この永久磁石板板31と磁気検出素子32とは、接触しなように所定の間隙Lだけ離間され、磁気検出素子32は、出力シャフト6の回転に追従する永久磁石板31の回転によって生じる磁気変化を検出し、検出信号を外部に出力する。
次に、角度センサ付きモータ30の動作について説明する。
DCモータ2を駆動させ、DCモータ2のシャフト3を回転させると、遊星ギア4及びトルクリミッタ5を介して、出力シャフト6が回転される。すると、出力シャフト6に固定された円盤状の永久磁石板31が、出力シャフト6と共に回転する。なお、永久磁石板31は出力シャフト6に固定されているので、出力シャフト6の回転角度と永久磁石板31の回転角度とは同じである。そして、永久磁石板31の回転によって生じる磁気変化を磁気検出素子32が検出し、検出信号を出力する。ここで、磁気検出素子32は、出力シャフト6を支持するための第2の軸受16に取り付けられた基板17に固定されている。そのため、出力シャフト6の回転は基板17には伝わらず、回転方向において磁気検出素子32が変位しないようになっている。
この場合、第1の実施形態と同様に、第2の実施形態の角度センサ付きモータ30にあっても、出力シャフト6は、遊星歯車機構A及びトルクリミッタ5の精度誤差により軸ブレを引き起こしやすいが、出力シャフト6の軸ブレに追従して、基板17と永久磁石板31とに波打ち現象が生じる。そして、永久磁石板31と基板17に一体的に取り付けられた磁気検出素子32とは、出力シャフト6の軸ブレの影響を同程度に受けることになる。したがって、出力シャフト6に軸ブレが生じたとしても、永久磁石板31と磁気検出素子32との相対的位置関係は変化し難いため、出力シャフト6の回転角度を精度よく検出することができる。
以上、第2の実施形態について具体的に説明したが、これに限られない。例えば、円盤状の永久磁石板31は、2極に着磁されていたが、これに限られず、扇状にN極,S極,N極,S極・・・と多極に着磁されていてもよい。
本発明は、前述した第1及び第2の実施形態に限定されるものではない。例えば、図10〜図12に示すように、他の付勢手段40によって、基板17が回転方向に変位するのを規制することもできる。この付勢手段40は、断面U字状の板バネによって構成され、この板バネ40は、中央に矩形の開口部41をもったバネ板をU字状に折り曲げることで成形されている。また、出力シャフト6は、その軸線に対して径方向に延在する開口部41を貫通するように延在し、板バネ40の一端(板状の第1のバネ部)40aは、ハウジング7の一部をなすカバー26の内壁面26aに当接し、板バネ40の他端(板状の第2のバネ部)40bは基板17に当接する。そして、第1のバネ部40aと第2バネ部40bとは、U字状の曲げ部40cによって連結されている。このような板バネ40は、ハウジング7内に収容することができる。
さらに、U字状の第1のバネ部40aには固定用のピン孔42が形成され、カバー26から突出する突起部43をピン孔42内に挿入して先端を押し潰すことで、第1のバネ部40aはハウジング7側に固定され、U字状の第2のバネ部40bを基板17に半田付けすることで、第2のバネ部40bは基板17側に固定される。このような板バネ40によって、基板17の回転方向の変位が規制される。なお、開口部41の大きさの変更、板バネ40の肉厚の変更によって、バネ圧を適宜調整することができる。
本発明に係る角度センサ付きモータは、例えば、折り曲げ角度の検出が必要とされるロボットアームの関節機構等に用いることができる。
本発明に係る角度センサ付きモータの第1の実施形態を示す断面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示した角度センサ付きモータに適用するスリット板を示す平面図である。 図1に示す角度センサ付きモータに適用するホルダ部を示す斜視図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1に示す角度センサ付きモータの基板を板バネで固定した状態を示す図である。 図1に示す角度センサ付きモータの板バネを示す側面図である。 本発明に係る角度センサ付きモータの第2の実施形態を示す断面図である。 図8に示す角度センサ付きモータに適用する永久磁石板(回転板)を示す図である。 本発明に係る角度センサ付きモータの第3の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る角度センサ付きモータに適用する板バネの変形例を示す斜視図である。 図11に示した板バネを基板に固定した状態を示す平面図である。
符号の説明
1,30…角度センサ付きモータ、2…DCモータ(モータ本体)、6…出力シャフト、7…ハウジング、8…第1の軸受、12…スリット板(回転板)、13…スリット、14…スリット、16…第2の軸受、19…LEDホルダプレート(ホルダ部)、17…基板、21…LED(発光素子、角度センサ)、22…受光素子(角度センサ)、24…板バネ(付勢手段)、31…永久磁石板(回転板)、32…磁気検出素子(角度センサ)、40…板バネ(付勢手段)、40a…第1のバネ部、40b…第2のバネ部、40c…曲げ部。

Claims (7)

  1. 出力シャフトを回転させるモータ本体と、
    前記出力シャフトに固定された回転板と、
    前記出力シャフトが貫通すると共に、前記回転板に対向して配置された基板と、
    前記基板に一体的に固定されると共に、前記回転板と協働で前記出力シャフトの回転角度を検知する角度センサと、
    前記基板に取り付けられると共に、前記出力シャフトが貫通して前記シャフトを支持する軸受とを備えたことを特徴とする角度センサ付きモータ。
  2. 前記出力シャフトを中心として前記基板が回転方向に変位するのを規制する付勢手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の角度センサ付きモータ。
  3. 前記付勢手段は、板バネによって構成され、前記板バネは、前記回転板を包囲するハウジングに固定される胴部と、前記ハウジングから突出する前記基板の突出部を挟み込むように、前記突出部の側面に当接される押圧部とを有することを特徴とする請求項2記載の角度センサ付きモータ。
  4. 前記付勢手段は、断面U字状の板バネによって構成され、前記板バネは、前記回転板を包囲するハウジングの前端に当接する板状の第1のバネ部と、前記基板に当接する板状の第2のバネ部と、第1のバネ部と第2バネ部とを連結する曲げ部とを有することを特徴とする請求項2記載の角度センサ付きモータ。
  5. 前記回転板は、前記出力シャフトの軸に略直交するように配置されたスリット板であって、前記スリット板には螺旋状のスリットが形成されており、
    前記角度センサは、前記スリット板を挟むように対向して配置された発光素子及び受光素子であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の角度センサ付きモータ。
  6. 前記基板側には前記受光素子が固定され、前記基板に一体的に設けられたホルダ部側には前記発光素子が固定されていることを特徴とする請求項5記載の角度センサ付きモータ。
  7. 前記回転板は、前記出力シャフトの軸に略直交するように配置された永久磁石板であって、前記永久磁石板は多極に着磁されており、
    前記角度センサは、前記出力シャフトの回転に伴う前記永久磁石板の回転によって生じる磁気変化を検出する磁気検出素子であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の角度センサ付きモータ。


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