JP2009162742A - 回転角検出装置及びそれに好適なシザーズギア - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な機構にて360度を超える回転角検出が可能な回転角検出装置を提供すること。
【解決手段】回転体1に固定されたシザーズギアである駆動歯車2は従動歯車5と噛合し、従動歯車5は固定されたねじ受け4と噛合する。駆動歯車2の第1歯車21及び第2歯車22はコイルスプリング23により従動歯車5の歯をその径方向内側へ弾性付勢され、その結果、従動歯車5はねじ受け4に押しつけられる。従動歯車5の歯先にはねじ受け4の部分的な螺旋ねじと噛合するねじが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸の回転による磁界ベクトルの回転を検出することにより、回転軸の回転角を検出する回転角検出装置及びそれに好適なシザーズギアに関する。
磁石(着磁体を含む)の回転角変化を磁気検出素子により検出する回転角検出装置を用いた操舵角検出装置が知られている。この回転角検出装置において、被検出回転軸の360度を超える回転角を検出する装置(以下、360度超回転角検出装置とも言う)が特許文献1、2に知られている。
特許文献2は、磁石を回転するとともに軸方向に移動させる構造を採用し、磁気センサを磁石に対して軸方向に近接配置し、磁束密度の方向により回転角を、その磁束密度の大きさにより何回転目かを判定する360度超回転角検出装置を提案している。
また、相対回動可能に軸方向に隣接して同軸配置された2枚の歯車と、これらの歯車内に収容されるとともに2枚の歯車を互いに回動方向逆向きに弾性付勢する弾性付勢部材とを有するシザーズギアも公知となっている。
特開2005−3625号公報 米国特許第6894487号明細書
特許文献1の360度超回転角検出装置は、回転角を検出すべき一つの被検出回転軸にそれぞれ独立に噛合する二つの磁石軸の回転角をそれぞれ磁気検出素子により検出し、これら二つの磁気検出素子から互いに位相角が異なる出力を発生させ、信号処理部によりこれら二つの出力の位相角の差から360度超の回転角を演算することを提案している。上記した特許文献1の回転角検出装置は、360度超の回転角を検出できるものの、歯車機構と磁石と磁気検出素子とのセットを2組、被検出回転軸の周囲に配置せねばならず、部品点数及び装置体格が増大し、製造コストも増大するという問題があった。このような2軸型の360度超回転角検出装置の問題点は、次に説明する1軸型の360度超回転角検出装置により軽減される。
特許文献2は、磁石を回転軸方向へ移動させるためにねじ機構又はギヤ機構といったスラスト移動機構を必要とするが、このようなスラスト移動機構は複雑であるうえ、円滑な回転を確保するため遊びを必要とするため、外部振動などにより磁石の位置が軸方向にガタつき、それにより、磁石の回転が何回転目かの判別を誤る可能性を有していた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、磁石を回転させるとともに回転とともに軸方向へ移動させる機構のがたによる検出精度の低下を防止可能な1軸型の360度超回転角検出装置を提供することをその目的としている。
上記課題を解決する本発明の回転角検出装置は、回転体の回転に連動して回転するギャップ付き磁気回路と、前記ギャップ付き磁気回路のギャップ磁束密度を検出する磁気検出素子と、前記磁気検出素子の信号を処理して前記回転体の角度を出力する信号処理部とを有し、前記ギャップ付き磁気回路は、方向及び大きさが前記回転体の回動により変化する磁束を前記磁気検出素子に与えることにより前記回転体の360度超の回転角を検出する回転角度検出装置に適用される。
第1発明は、前記回転体に固定される駆動歯車と、歯先にねじ溝を有して前記駆動歯車に噛合するとともに磁石及びヨークを有する前記ギャップ付き磁気回路を内蔵する従動歯車と、前記従動歯車の前記ねじ溝に噛合して前記従動歯車の回動とともに前記従動歯車を軸方向に変位させるねじ受けと、前記ねじ受け及び前記磁気検出素子を支持するハウジングとを有し、前記駆動歯車は、相対回動可能に軸方向に隣接して同軸配置された2枚の歯車と、前記2枚の歯車を互いに回動方向逆向きに弾性付勢する弾性付勢部材とを有するシザーズギアにより構成され、前記ねじ受けは、前記弾性付勢部材による前記従動歯車に対する前記駆動歯車から離れる向きへの変位を規制する位置に配置されていることを特徴としている。
この発明の回転角検出装置は、上記した特許文献2と同じく、回転体の回転により磁石を含むギャップ付き磁気回路を回転させるとともに軸方向へ移動させる駆動機構を採用し、磁気検出素子が非接触に検出する磁石磁界の方向により回転角を、その磁石磁界の大きさにより何回転目かを判定する1軸型の360度超回転角検出装置に適用される。なお、ねじ受けは、内面に雌ねじ面を有する部分円筒体により構成することができる。シザーズギアとしての駆動歯車を構成する二枚の歯車は、等歯数とすることが好適である。
この駆動機構は、回転体に固定された駆動歯車と、この駆動歯車により回動される従動歯車とをもち、ギャップ付き磁気回路はこの従動歯車に内蔵される。ギャップ付き磁気回路は、永久磁石及びヨークを含み、永久磁石の磁束は、ヨークを通じて磁気回路のギャップに設けられた磁気検出素子を貫通する。これにより、磁気検出素子を貫通する磁束の方向はギャップ付き磁気回路の回動により変化し、磁気検出素子は、この磁界方向の検出により回転体の回動角を検出することができる。
この駆動機構は更に、ハウジングに固定されたねじ受けをもち、このねじ受けは、従動歯車の歯先と噛合するねじ面をもつ。これにより、従動歯車は、回動するにつれてねじ受けのねじ面に案内されて軸方向へ変位し、ギャップ付き磁気回路は回転体の回動により軸方向に変位する。ギャップ付き磁気回路は、磁気検出素子に与える磁界強度をギャップ付き磁気回路の軸方向変位により単調変化させる構造を有している。したがって、磁気検出素子が検出する磁界強度により、回転体の回転回数が何回目であるかを検出することができる。
本発明では特に、駆動歯車をシザーズギアにより構成し、かつ、ねじ受けをこのシザーズギアの弾性付勢部材による従動歯車に対する付勢力を受ける位置に配置した点にその特徴がある。このようにすれば、シザーズギアによる駆動歯車の2枚の歯車による従動歯車の歯の挟み込みにより両者間の遊びをなくすことができるとともに、シザーズギアの弾性付勢部材が従動歯車をねじ受けに押しつけるため従動歯車とねじ受けとの間の遊びもなくすことができるため、上記駆動機構の機械的遊びによる検出精度の低下を防止して、高精度の360度超回転角検出装置を実現することができる。
好適な態様において、前記ねじ受けは、前記従動歯車を挟んで前記駆動歯車とほぼ反対側に配置されている。ここで言うほぼとは、回転体の軸心と従動歯車の軸心とを結ぶ直線の延長線を基準とし、従動歯車の軸心を中心として10度未満の角度を言う。このようにすれば、シザーズギアである駆動歯車が従動歯車を付勢する力により従動歯車を良好にねじ受けに押しつけることができる。
好適な態様において、前記弾性付勢部材は、前記駆動歯車にセットされた状態で両端の2つの腕部がほぼ平行となるコイルばねにより構成されている。これにより、ノンバックラッシギアを構成する歯車同士、あるいは、歯車とばねに起因の雑音を小さくすることができる。
好適な態様において、前記弾性付勢部材は、前記駆動歯車にセットされた状態で両端の2つの腕部が90deg未満とされている。これにより、ノンバックラッシギアを構成する歯車同士、あるいは、歯車とばねに起因の雑音を小さくすることができる。
好適な態様において、磁気検出素子は、従動歯車の径方向への磁界成分を検出する姿勢にて、従動歯車の軸心上に配置される。好適な態様において、磁石及びヨークを含むギャップ付き磁気回路は、ギャップである従動歯車の軸心上において、この軸心と直交する一方向へ磁界を形成する。
更に、このギャップ付き磁気回路は、従動歯車の軸心上の磁気検出素子との軸方向相対距離の変化に応じて磁気検出素子に与える磁界の大きさを変化させる構造をもつ。好適には、従動歯車の内部には、軸心を挟んで対面する一対の磁極面をもち、一対の磁極面間の磁束が磁気検出素子を貫通する。一対の磁極面は、軸方向断面においてテーパ形状を有し、これにより、磁気検出素子から磁極面までの径方向距離(磁極間径方向ギャップ長の半分となる)は、これら一対の磁極面の従動歯車による回動により変化する。つまり、従動歯車の回動により、磁気検出素子の径方向両側の磁極間距離の変化による磁気検出素子貫通磁界の変化が生じ、これにより磁気検出素子が検出する磁界の大きさにより従動歯車の回転回数を判別することができる。
好適な態様において、互いに直交配置される2つの磁気検出素子が用いられ、これら2つの磁気検出素子が検出する信号の割合により従動歯車の回転角が検出される。更に説明すると、従動歯車の回動とともに、静止状態の上記2つの磁気検出素子に作用する磁界は正弦波状に変化する。結局、検出した従動歯車の角度のarctan値から従動歯車の360度以下の回転角θを求め、更にこれに回転回数×360度を加算して最終的な従動歯車の回転角を算出し、これを回転体の回転角(回動角とも言う)に置換すればよい。これらの信号処理については、本出願人の出願になる特開2007−256250、263585、309681を参照されたい。
第2発明は、前記回転体に固定される駆動歯車と、歯先にねじ溝を有して前記駆動歯車に噛合するとともに磁石及びヨークを有する前記ギャップ付き磁気回路を内蔵する従動歯車と、前記従動歯車の前記ねじ溝に噛合して前記従動歯車の回動とともに前記従動歯車を軸方向に変位させるねじ受けと、前記前記磁気検出素子を支持するハウジングと、前記ハウジングに支持されて前記ねじ受けを前記回転体に向けて弾性付勢する弾性付勢部材とを有することを特徴としている。
このようにすれば、弾性付勢部材が、ねじ受けの歯と従動歯車の歯との間の遊びに加え、従動歯車の歯と駆動歯車の歯との間の遊びも低減するため、簡素な構造にて回転角検出精度を向上することができる。
好適な態様において、上記シザーズギアの2枚の歯車は同一形状に作製される。このようにすれば、部品点数を削減し、製造工程を簡素化することができる。
本発明のシザーズギアは、相対回動可能に軸方向に隣接して同軸配置された2枚の歯車と、前記2枚の歯車内に収容されるとともに前記2枚の歯車を互いに回動方向逆向きに弾性付勢する弾性付勢部材とを有するシザーズギアであって、2枚の歯車は同一形状を有することを特徴としている。このようにすれば、シザーズギアの部品点数を削減し、その製造工程を簡素化することができる。
本発明の回転角検出装置を用いた操舵角検出装置の好適実施形態を以下に説明する。ただし、本発明は、下記の実施形態に限定解釈されるものではなく、他の技術を組み合わせて本発明の技術思想を実現してもよい。
(実施形態1)
(装置構成)
実施形態1の操舵角検出装置を、図1を参照して説明する。図1は装置の軸方向模式断面図、図2は装置の要部平面図である。
この操舵角検出装置は、操舵軸をなす回転体1の回転角を検出するための装置であって、回転体1には、シザーズギアからなる駆動歯車2が固定されている。3は回転体1が貫通するハウジングであって、ハウジング3の内周面の一部の領域にはねじ受け4が固定されている。5は駆動歯車2及びねじ受け4と噛合する従動歯車であり、6はハウジングから従動歯車5の軸心上に垂下する磁気検出素子である。7はプリント基板であり、このプリント基板7上には本発明で言う信号処理部をなす電子回路(図略)が搭載されている。
駆動歯車2は、いわゆるノンバックラッシギアであるシザーズギアにより構成されている。駆動歯車2の詳細については後述する。
ねじ受け4は、内周面に螺旋ねじ面が形成された円筒をその所定角度幅だけ軸方向に切り取った部分円筒形状を有している。したがって、ねじ受け4の内周面部には部分的な螺旋ねじ面が形成されている。
従動歯車5は、回転体1とねじ受け4との間に介設されており、従動歯車5の軸心は、回転体1の軸心とねじ受け4の周方向中心とを結ぶ仮想直線上に配置されている。従動歯車5は、シザーズギアである駆動歯車2と噛合している。かつ、従動歯車5の歯先には、ねじ受け4の部分的な螺旋ねじ面に噛合するねじ溝が形成されている。従動歯車5は、ハウジング3の底部上面に回動自在に配置されている。
円筒状の従動歯車5の内周面には筒状のヨーク8が固定され、ヨーク8のテーパ内周面には筒状の永久磁石9が嵌入、固定されている。軟磁性をもつヨーク8及び着磁された永久磁石9は、本発明で言うギャップ付き磁気回路を構成している。筒状のヨーク8の内周面は、図1に示すように断面テーパ状に形成された切頭円錐面となっている。筒状の永久磁石9の外周面はヨーク8の内周面に密着する形状をもち、かつその径方向厚さは等しくなっている。その結果として、筒状の永久磁石9の内周面も、図1に示すように断面テーパ状に形成された切頭円錐面となっている。なお、ヨークと従動歯車5とを一体に形成してもよく、筒状の永久磁石9を互いに180度離れて配置された2枚の永久磁石により構成してもよい。
筒状の永久磁石9は、図3に示すようにその径方向断面の所定の一方向へ着磁され、その結果として、この一方向の両側において筒状の永久磁石9の内周面にN、Sの磁極面が形成され、これらの磁極面は、筒状の永久磁石9内の空間(ギャップ)に径方向一方向への磁界を形成する。ヨーク8は、これら磁極面間を磁気的に結合して上記空間を流れた磁束が戻る磁路をなす。図2を参照して更に説明すると、磁石9はX方向へ着磁され、図2では磁気検出素子6の位置にてX方向へ磁束密度Bが形成されている。なお、X、Yは互いに直交する2方向である。磁気検出素子6を径方向に貫通する磁束密度Bは、そのX方向磁束密度成分であるBxと、そのY方向磁束密度成分であるByとに分解される。磁気検出素子6は、2つのホール素子とこれらホール素子の周辺回路とが集積された半導体チップが内蔵されている。一つのホール素子は、X方向磁束密度成分Bxに比例する信号電圧Vxを出力し、他の一つのホール素子はY方向磁束密度成分Byに比例する信号電圧Vyを出力する。
(動作)
上記説明した装置の回転角検出動作を以下に説明する。
回転体1とともに駆動歯車2が回動すると、駆動歯車2と噛合する従動歯車5が回動する。従動歯車5はねじ受け4と噛合しているため、従動歯車5は回動するとともに軸方向に変位する。回転体1が回動すると、上記一対の磁極面が回転するとともに、上記一対の磁極面と磁気検出素子6との間の径方向距離が連続的に変化する。その結果、回転体1が回転すると、磁気検出素子6を径方向に貫通する磁界(磁束密度と考えてもよい)の方向と大きさとがそれぞれ連続的に変化する。
X方向を基準とした永久磁石9の回転角度をθとする時、永久磁石9が磁気検出素子6に与えるX方向磁束密度成分BxとY方向磁束密度成分Byとは、次のようになる。
Bx = f (θ)・cosθ
By = f (θ)・sinθ
なお、f (θ)は、永久磁石9の軸方向変位により磁気検出素子6の位置における磁束密度Bのベクトル長の変化を示す関数値である。 f (θ ) は磁石やヨークの形状、材質等で決まる値である。図略の信号処理部は、磁束密度Bのベクトル長を示す関数値f (θ)と磁石回転軸の回転回数との関係を記憶している。
この信号処理部は、磁気検出素子6から入力されるX方向磁束密度成分BxとY方向磁束密度成分Byとを逆正接演算する機能をもつ。この逆正接演算により、
θ = arctan (By/Bx)
が算出され、回転角θにより永久磁石9の360度内の角度情報を得ることができる。更に、信号処理部は、X方向磁束密度成分BxとY方向磁束密度成分Byとの二乗和の平方根を演算する機能をもつ。この演算により、磁束密度Bのベクトル長が算出され、この磁束密度Bのベクトル長を示す関数値 f (θ)と、記憶する上記関係とから、磁石回転軸の回転回数が算出される。すなわち、この実施形態では、f (θ)の大きさから所定の軸方向基準位置からの何回転目の回転かを演算し、arctan(By/Bx)から現在の磁石9の回転角θを演算し、これらから360度以上の回転角θ'を算出する。たとえば現在2回目の回転であり、θが55度であれば、最終回転角θ'は415度が算出されて出力される。
回転体1の回転角φ、永久磁石9の回転角θ'と、磁気検出素子6の位置でのX方向磁束密度成分Bx及びY方向磁束密度成分Byとの関係を図3に示す。すなわち、この実施形態によれば、磁石を回転とともに軸方向へ変位させることにより、1セットの回転磁石アセンブリを用いて360度以上の回転角を検出することができる。
(駆動歯車2の説明)
次に、この実施形態の特徴をなす駆動歯車2を図4、図5を参照して更に詳しく説明する。
駆動歯車2は、回転体1に嵌着、固定された第1歯車21と、第1歯車21に対して軸方向に隣接する第2歯車22と、コイルスプリング23とからなる。第2歯車22は、回転体1又は第2歯車22に遊嵌されており、コイルスプリング23により第1歯車21に対して周方向一方側に弾性付勢されている。第1歯車21及び第2歯車22は等歯数でほぼ同一形状の歯を有し、第1歯車21の歯と第2歯車22の歯は、従動歯車5の歯を挟んでいる。図4において、第1歯車21を実線で示し、第2歯車22を点線で示す。
このため、図4に示すように、コイルスプリング23が第2歯車22を駆動歯車2のトルク方向(回転方向)と逆方向へ弾性付勢するため、従動歯車5の歯には径方向内側への合力が加えられる。この合力は、径方向面内にて変位可能な従動歯車5を通じてねじ受け4に伝達され、その結果として、従動歯車5の歯先のねじ面とねじ受け4のねじ面との間の遊びが解消される。
(コイルスプリング23の形状)
第1歯車21と第2歯車22との間の軸方向隙間に設けられたコイルスプリング23の形状を図6を参照して説明する。
コイルスプリング23の一端部23a及び他端部23bは、コイルスプリング23の接線方向同一向き(図6(b)を参照されたい)、かつ、軸方向反対向き(図6(c)を参照されたい)に突出している。また、コイルスプリング23の一端部23a及び他端部23bは、軸方向断面において径方向に対して角度α、βを傾斜角を有している。
α、βを90°とした場合、第1歯車21及び第2歯車22には、コイルスプリング23によって回転方向への力を与えられるが、軸方向への力は派生しない。そのため、軸方向への振動が入力すると、第1歯車21と第2歯車22とが衝接して雑音の原因となる可能性がある。
そこで、この実施形態では、図6に示すように、コイルスプリング23を巻き込む方向で使用する場合は 角度α、βを90°未満とし、コイルスプリング23を巻き戻す方向で使用する場合は α、βを90°より大きくする。これにより、コイルスプリング23は、回転方向への弾性付勢力に加えて、第1歯車21と第2歯車22とが軸方向へ引き合う力も与えることができ、これにより、第1歯車21及び第2歯車22の衝接による雑音を解消することができる。
(変形態様)
変形態様を図7を参照して説明する。
この変形態様では、コイルスプリング23の両端部23a、23bの間の周方向の角度αとした場合に、αを略180°としたものである。このようにすると、コイルスプリング23の重心がコイルスプリング23の両端部23a、23bの中心近傍にくるため、コイルスプリング23を安定させることができる。たとえば、αを0°とした場合、コイルスプリング23は、外部からの振動により容易に振動してしまい、その結果としてコイルスプリング23と第1歯車21や第2歯車22とが衝接して雑音の原因となる。この問題は、コイルスプリング23の両端部23a、23bの間の周方向の角度を略180°とすることにより好適に軽減することができ、外部からの振動に対してもコイルスプリング23が振動して、前述の雑音が発生するのを良好に防止することができる。
その他、図7に示す2ターンのコイルスプリング23を、図8に示すような2つの略半周コイルスプリング24,25に置換してもよいことは明白である。なお、上記した角度αはコイルスプリング23に、巻き込むかあるいは巻き戻す方向の力を加えて装置に組み込んだ後の角度を意味する。
(効果)
上記の結果として、シザーズギアである駆動歯車2のスプリングの弾性付勢力により、駆動歯車2と従動歯車5との間のバックラッシ及び従動歯車5とねじ受け4との間のバックラッシが解消され、高精度の回転角検出が可能となる。すなわち、駆動歯車2のノンバックラッシギア機能が派生する上記合力により従動歯車5とねじ受け4との間の遊びを解消することができる。これにより、自動車のように想定する外力や振動が大きい環境において回転角検出精度を確保することが可能となる。
(実施形態2)
実施形態2を図9を参照して説明する。
この実施形態は、図1に示す実施形態1において、駆動歯車2を単純な一枚ギヤで構成するとともに、ねじ受け4の底面すなわち外周面部とハウジング3の内周面との間にねじ受け4を従動歯車5を通じて回転体1側へ弾性付勢する板ばね部材10を介設した点に、特徴がある。
この場合においても、従動歯車5は回転体1の径方向へ変位自在にハウジング3に保持されているものとする。このようにすれば、弾性付勢部材である板ばね部材10が、ねじ受け4と従動歯車5との間の遊び、及び、従動歯車5と駆動歯車2との間の遊びを同時に解消する向きに弾性付勢力を発生するため、簡素な構造にて高精度の回転角検出が可能となる。
(実施形態3)
この実施形態は、図1に示す実施形態1において、駆動歯車2としてのシザーズギアを構成する第1歯車21及び第2歯車22の形状を変更した点にその特徴がある。以下、この実施形態の駆動歯車2を図10及び図11を参照して具体的に説明する。図10(a)は駆動歯車2の平面図、図10(b)はその軸方向断面図である。図11は第1歯車21だけを示す軸方向断面図であり、図12は第1歯車21を図11のA方向から見た図である。
駆動歯車2は、第1歯車21と、第1歯車21に対して軸方向に隣接する第2歯車22と、コイルスプリング23とからなる。第1歯車21と第2歯車22とは軸方向に嵌め合わされて、駆動歯車2を構成している。この実施例の第1歯車21及び第2歯車22が同一形状に作製されている点にその特徴がある。
第1歯車21及び第2歯車22は、筒部と、この筒部の端部から径方向に延在する円盤部をもち、全体としてフランジ状に形成されている。第1歯車21及び第2歯車22の上記円盤部は軸方向に隣接している。
第1歯車21は、スプリング係止用の貫通孔21a、円弧状の嵌合溝部21b、円弧状の嵌合凸部21c、リング状のスプリング収容溝21d、回転体1が嵌挿される軸孔21e、及び、ギヤ部21fを有している。貫通孔21a及びスプリング収容溝21dは円盤部に形成され、貫通孔21aは、スプリング収容溝21dの底部に設けられている。円弧状の嵌合溝部21b及び円弧状の嵌合凸部21cはスプリング収容溝21dの径方向外側に近接して設けられている。嵌合溝部21bの周方向中心と嵌合凸部21cの周方向中心とは周方向に略180度合反対位置に形成されている。軸孔21eには回転体1が嵌挿される。
同じく、第2歯車22は、スプリング係止用の貫通孔22a、円弧状の嵌合溝部22b、円弧状の嵌合凸部22c、リング状のスプリング収容溝22d、回転体1が嵌挿される軸孔22e、及び、ギヤ部22fを有している。貫通孔22a及びスプリング収容溝22dは円盤部に形成され、貫通孔22aは、スプリング収容溝22dの底部に設けられている。円弧状の嵌合溝部22b及び円弧状の嵌合凸部22cはスプリング収容溝22dの径方向外側に近接して設けられている。嵌合溝部22bの周方向中心と嵌合凸部22cの周方向中心とは周方向に略180度合反対位置に形成されている。軸孔22eには回転体1が嵌挿される。
同軸に配置された第1歯車21及び第2歯車22の円盤部の端面は互いに接している。嵌合凸部21cは嵌合溝部22bに嵌入され、嵌合凸部22cは嵌合溝部21bに嵌入されている。リング状のスプリング収容溝21d、22dは軸方向に重ね合わされて内部にスプリング23が収容されている。スプリング23の一端はスプリング係止用の貫通孔21aに、他端はスプリング係止用の貫通孔22aに係止されている。
シザーズギアをなす駆動歯車2は、同一形状の2つの歯車である第1歯車21及び第2歯車22を180度回転した後、それらの円盤部を重ね合わせることにより形成される。第1歯車21及び第2歯車22が同一形状である点を除けば、駆動歯車2の他の特徴構成及び動作は実施形態1の駆動歯車2と同じである。シザーズギアとして、スプリング23は、第1歯車21及び第2歯車22を逆方向に回動付勢して、駆動歯車2のバックラッシを解消する。
(変形態様)
上記説明は、回転角度検出装置の駆動歯車2に用いる駆動歯車2を互いに同形の第1歯車21及び第2歯車22にて作製するが、同形の2つの歯車にて作製したシザーズギアは、回転角度検出装置以外にも用いることができる。
(実施例効果)
図1に示す互いに異形の第1歯車21及び第2歯車22に比べて、図10,図11に示すこの実施形態は、第1歯車21及び第2歯車22を同形としているため、その製造が容易であり、製造工数も大幅に短縮することができ、製造装置も簡素化することができる。特に成形金型費用の削減は大きな製造コスト低減を実現する。
また、嵌合凸部21cと嵌合溝部22bとの嵌合、及び、嵌合凸部22cと嵌合溝部21bとの嵌合により第1歯車21及び第2歯車22の嵌合が強化されるので、駆動歯車2の保持や組み付け作業も容易となる。
実施形態1の操舵角検出装置の要部を示す模式軸方向断面図である。 図1の装置の模式要部平面図である。 回転角φ及びθ'と、X方向磁束密度成分Bx及びY方向磁束密度成分Byとの関係を示す図である。 駆動歯車と従動歯車との噛合状態を示す模式図である。 従動歯車とねじ受けとの噛合状態を示す模式図である。 コイルスプリングの形状を示す図であり、(a)はA方向矢視側面図、(b)は軸方向一方側からみた正面図、(c)はB方向矢視側面図である。 コイルスプリングの変形例を示す図である。(a)は軸方向一方側からみた正面図、(b)は側面図である。 コイルスプリングの変形例を示す図である。(a)は軸方向一方側からみた正面図、(b)は側面図である。 実施形態2の操舵角検出装置の要部を示す模式軸方向断面図である。 実施形態3の操舵角検出装置に用いる駆動歯車を示す図であり、図10(a)は駆動歯車2のその平面図、図10(b)はその軸方向断面図である。 (a)は図10(に示す第1歯車だけを示す軸方向断面図であり、(b)は図10に示す第1歯車を(a)のA方向から見た図である。
符号の説明
1 回転体
2 駆動歯車
3 ハウジング
4 ねじ受け
5 従動歯車
6 磁気検出素子
7 プリント基板
8 ヨーク
9 磁石(永久磁石)
10 板ばね部材
21 第1歯車
22 第2歯車
23 コイルスプリング
23a 一端部
23b 他端部
21a スプリング係止用の貫通孔
21b 円弧状の嵌合溝部
21c 円弧状の嵌合凸部、
21d リング状のスプリング収容溝
21e 軸孔21e
21f ギヤ部
22a スプリング係止用の貫通孔
22b 円弧状の嵌合溝部
22c 円弧状の嵌合凸部、
22d リング状のスプリング収容溝
22e 軸孔21e
22f ギヤ部

Claims (9)

  1. 回転体の回転に連動して回転するギャップ付き磁気回路と、前記ギャップ付き磁気回路のギャップ磁束密度を検出する磁気検出素子と、前記磁気検出素子の信号を処理して前記回転体の角度を出力する信号処理部とを有し、前記ギャップ付き磁気回路は、方向及び大きさが前記回転体の回動により変化する磁束を前記磁気検出素子に与えることにより前記回転体の360度超の回転角を検出する回転角度検出装置において、
    前記回転体に固定される駆動歯車と、歯先にねじ溝を有して前記駆動歯車に噛合するとともに磁石及びヨークを有する前記ギャップ付き磁気回路を内蔵する従動歯車と、前記従動歯車の前記ねじ溝に噛合して前記従動歯車の回動とともに前記従動歯車を軸方向に変位させるねじ受けと、前記ねじ受け及び前記磁気検出素子を支持するハウジングとを有し、
    前記駆動歯車は、相対回動可能に軸方向に隣接して同軸配置された2枚の歯車と、前記2枚の歯車を互いに回動方向逆向きに弾性付勢する弾性付勢部材とを有するシザーズギアにより構成され、
    前記ねじ受けは、前記弾性付勢部材による前記従動歯車に対する前記駆動歯車から離れる向きへの変位を規制する位置に配置されていることを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 請求項1記載の回転角度検出装置において、
    前記ねじ受けは、前記従動歯車を挟んで前記駆動歯車とほぼ反対側に配置されている回転角度検出装置。
  3. 請求項1記載の回転角度検出装置において、
    前記弾性付勢部材は、前記駆動歯車にセットされた状態で両端の2つの腕部が前記駆動歯車の中心軸上を通るほぼ同一直線上となるコイルばねにより構成されている回転角度検出装置。
  4. 請求項1記載の回転角度検出装置において、
    前記弾性付勢部材は、前記駆動歯車にセットされた状態で両端の2つの腕部が90deg未満とされている回転角度検出装置。
  5. 回転体の回転に連動して回転するギャップ付き磁気回路と、前記ギャップ付き磁気回路のギャップ磁束密度を検出する磁気検出素子と、前記磁気検出素子の信号を処理して前記回転体の角度を出力する信号処理部とを有し、前記ギャップ付き磁気回路は、方向及び大きさが前記回転体の回動により変化する磁束を前記磁気検出素子に与えることにより前記回転体の360度超の回転角を検出する回転角度検出装置において、
    前記回転体に固定される駆動歯車と、歯先にねじ溝を有して前記駆動歯車に噛合するとともに磁石及びヨークを有する前記ギャップ付き磁気回路を内蔵する従動歯車と、前記従動歯車の前記ねじ溝に噛合して前記従動歯車の回動とともに前記従動歯車を軸方向に変位させるねじ受けと、前記前記磁気検出素子を支持するハウジングと、前記ハウジングに支持されて前記ねじ受けを前記回転体に向けて弾性付勢する弾性付勢部材とを有することを特徴とする回転角度検出装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか記載の回転角度検出装置において、
    前記シザーズギアの前記2枚の歯車は、同一形状を有することを特徴とする回転角度検出装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか記載の回転角度検出装置において、
    前記2枚の歯車はそれぞれ、互いに対向する端面に位置して、所定角度の相対回動を許容しつつ互いに嵌合する溝部及び突部を略同一径位置に有することを特徴とする回転角度検出装置。
  8. 相対回動可能に軸方向に隣接して同軸配置された2枚の歯車と、前記2枚の歯車内に収容されるとともに前記2枚の歯車を互いに回動方向逆向きに弾性付勢する弾性付勢部材とを有するシザーズギアにおいて、
    前記2枚の歯車は、同一形状を有することを特徴とするシザーズギア。
  9. 請求項7記載のシザーズギアにおいて、
    前記2枚の歯車はそれぞれ、互いに対向する端面に位置して、所定角度の相対回動を許容しつつ互いに嵌合する溝部及び突部を略同一径位置に有することを特徴とするシザーズギア。
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