JP3749903B2 - おにぎりの両面塩振り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はおにぎりに塩、ごま塩、その他の振りかけ等を附着せしめるおにぎりの両面塩振り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在コンビニエンスストアー等で販売されているおにぎりはその殆んどが機械的に自動製造されているのが現状であるが、その大部分は塩水炊き、即ち炊飯時に所定量の塩を混入した塩水で炊き上げた米飯を使用しているのが実情であり、人手で握ったおにぎりに塩振りしたものに比べると、塩味の食味、食感が劣る欠陥がある。そこで最近はおにぎりをベルトコンベヤ上でへらや羽根車によって直接反転してその両面に塩振りすることが一部で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記ベルト上で反転して塩振りする方式は、反転時におにぎりの形態が崩れたり、反転したおにぎりの位置が一定でなくその位置決めが不正確になって塩振りがおにぎりに均等にできなかったりして品質のよいおにぎりを製造することができない等の欠陥がある。
【0004】
これらの現状に鑑み、本発明は従来の欠陥を改善して塩を直接にぎり飯の両面に均等に散布附着せしめて、おにぎりの食感、食味の向上を図ると共に形崩れしない品質のよいおにぎりを自動的に製造できるようにしたおにぎりの両面塩振り装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、おにぎり受孔を形成しかつ回動可能なおにぎり受板を放射状に配設して間歇回動するようにしたおにぎり移動装置に沿って、順次おにぎり表面塩散布装置、おにぎり受板反転機構、おにぎり裏面塩散布装置、おにぎり排出装置及びおにぎり受板反転復帰機構を夫々設けたことを特徴とするものであり、特に前記おにぎり移動装置としては、各おにぎり受板を放射状に配列して円形状に構成するのがコンパクトに形成でき好適であるが、設置場所の都合等に応じては各おにぎり受板を並列状に配列してベルト状に構成し、その上部平面移送部だけを利用することもできる。
【0006】
また前記おにぎり受板を回転するおにぎり受板反転機構及びおにぎり受板反転復帰機構は同じ機構であって差支えないが、これらに設けた挟持爪片でおにぎり受板の表裏両面を挟持するようにすることにより、おにぎり受板の回転時におにぎりがおにぎり受板からの脱落を防止しながら円滑確実におにぎりを反転することができる。
【0007】
更におにぎり表面塩散布装置及びおにぎり裏面塩散布装置には夫々の噴射ノズル作動と連動して塩誘導筒を昇降自在に設けることにより塩散布時におにぎり受板に密接せしめて塩の散逸を防止すると共に塩を確実におにぎり表面に散布附着せしめることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例の図面について説明すると、おにぎり成型孔1を設けた間歇回動する成型円盤2の一側下側には一部重合するように放射状に複数のおにぎり受板3を配列しターレット4′で間歇回動されるおにぎり移動装置4が成型円盤2と連動するように設けられ、前記各おにぎり受板3はターレット4′の軸4″に対して回動可能に軸支されると共に内側下端縁に係止縁5′を有しかつ前記成型孔1と略同形のおにぎり受孔5が穿設されており、公知のように間歇回動する成型円盤2のおにぎり成型孔1で所定の形状に成形されたおにぎりAを押出具6によりおにぎり移動装置4のおにぎり受板3のおにぎり受孔5内に収容して間歇移動できるように構成されている。
【0009】
また前記移動装置4の周囲には成型円盤2との重合部から回動移送方向(図1の左回り方向)に向けて順次おにぎり表面塩散布装置7、おにぎり受板反転機構8、おにぎり裏面塩散布装置9、おにぎり排出装置10及びおにぎり受板反転復帰機構11が夫々設置されている。
【0010】
しかして前記おにぎり表面塩散布装置7とおにぎり裏面塩散布装置9とは図4及び図5に示すように同構造であって夫々塩供給タンク7・7′・9′と塩供給ノズル7″・9″と該供給ノズル7″・9″の外側に夫々嵌着された昇降機構12′・13′で作動する塩誘導筒12・13とで構成されており、該塩誘導筒12・13が塩供給ノズル7″・9″の開閉動作と夫々連動して塩Bの供給噴射時には塩誘導筒12・13は夫々下降作動しておにぎり受板3の表面又は裏面に密接するようにして噴射した塩の散逸を防止するように形成されている。
【0011】
図6及び図7に示すようにまた前記おにぎり受板反転機構8とおにぎり受板反転復帰機構11も同じ構成であって、夫々には挟持爪片8′・11′が夫々穿設されており、おにぎり受板3が挟持爪片8′・11′間に間歇回動して来て停止すると、該挟持爪片8′・11′が夫々半回転しておにぎり受板反転機構8はおにぎり表面を下面になるように、またおにぎり受板反転復帰機構11はおにぎり裏面即ち係止縁5′が上面になるように夫々反転せしめるように構成されている。なお図中14はおにぎり排出装置10によって塩を散布されたおにぎりの搬出コンベヤであり、また15は成型円盤2の下部に設けられた固定受板、16は成型円盤2に設けた米飯供給装置である。
【0012】
本発明の実施例は上記のように構成されているので、成型円盤2で所定形状に成形されたおにぎりAは押出具6によっておにぎり移動装置4のおにぎり受板3のおにぎり受孔5内に係止縁5′で係止収容された後、おにぎり移動装置4の間歇回動により先ずおにぎり表面塩散布装置7の位置で係止すると、塩誘導筒12が昇降機構12′で下降しておにぎり受板3のおにぎり受孔5の周囲に密接した後塩供給タンク7′から所定量の塩Bが塩供給ノズル7″を介しておにぎり表面に塩Bが噴射散布される。
【0013】
次いでそのおにぎり受板3が更に間歇回動しておにぎり受板反転機構8の挟持爪片8′間で停止すると、該おにぎり受板反転機構8によりおにぎり受板3は半回転してその裏面を上面に反転せしめ、次に該おにぎり受板3がおにぎり裏面塩散布装置9の位置で停止すると、前記と同様に該おにぎり裏面塩散布装置9によりそのおにぎりの裏面に塩Bが噴射散布された後、更に間歇回動しておにぎり排出装置10の位置において搬出コンベヤ14でおにぎり受孔5から押出され所定の位置に移送されるものである。
【0014】
このようにして前記おにぎりを送出したおにぎり受板3はおにぎり受板反転復帰機構11の挟持爪片11′で元の位置に反転復帰されて、再びおにぎり収容位置に復帰し、以下同様の作動を繰返すものである。
【0015】
図10に示す実施例はおにぎり移動装置4の変形例であって、おにぎり受板3を並列状に配列してベルト状に構成し、その上部平面状部に始端部側から順次おにぎり表面塩散布装置7、おにぎり受板反転機構8、おにぎり裏面塩散布装置9、おにぎり排出装置10及びおにぎり受板反転復帰機構11を夫々設けたものである。
【0016】
なお本発明における塩振り装置は塩だけに限られるものではなく、ごま塩やその他のふりかけの散布附着をも包含するものであって、ごま塩又はその他のふりかけのおにぎりを製造することもできる。
【0017】
【発明の効果】
本発明はおにぎり受孔を形成しかつ回動可能なおにぎり受板を放射状に配設した間歇回動するおにぎり移動装置に沿って順次おにぎり表面塩散布装置、おにぎり受板反転機構、おにぎり裏面塩散布装置、おにぎり排出装置及びおにぎり受板反転復帰機構を設置したことによって、成形されたおにぎりの形態を崩すことなくその表裏両面に塩を自動的に円滑確実にかつ効率よく連続して散布附着でき、食味、食感及び品質のよいおにぎりを能率よく製造することができる。
【0018】
また本発明においては前記おにぎり移動装置をベルト状に構成するときは、設置場所スペースの状況や他の装置であるおにぎり成型装置、海苔巻き装置との配置関係等により細長い設置スペースにも対応することができる。
【0019】
更におにぎり受板反転機構及びおにぎり受板反転復帰機構に挟持爪片を設けておにぎり受板を挟持してこれを回動反転することにより、おにぎりがおにぎり受板からの脱落を防止を確実に防止しながらおにぎりの反転をその形態を損なうことなく円滑確実に行うことができる。
【0020】
またおにぎり表面塩散布装置及びおにぎり裏面塩散布装置に夫々昇降する塩誘導筒を設けて、塩の散布時におにぎり受板に密接せしめて塩の散逸を防止するようにすることにより、塩を効率よく附着することができると共に塩節減を図り、また周囲を汚染せず環境衛生上も好適に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図。
【図2】本発明のおにぎり移動装置の要部の斜面図。
【図3】本発明の成型円盤とおにぎり移動装置の重合部の断面図。
【図4】本発明の表面塩散布装置(裏面塩散布装置)の断面図。
【図5】本発明の表面塩散布装置(裏面塩散布装置)の塩散布時の断面図。
【図6】本発明のおにぎり受板とおにぎり受板反転機構部分の断面図。
【図7】おにぎり反転機構(おにぎり反転復帰機構)の平面図。
【図8】本発明のおにぎり受板の反転復帰機構部分の断面図。
【図9】本発明のおにぎり送出部分の断面図。
【図10】本発明の別実施例の要部の平面図。
【符号の説明】
1 おにぎり成型孔
2 成型円盤
3 おにぎり受板
4 おにぎり移動装置
5 おにぎり受孔
6 押出具
7 おにぎり表面塩散布装置
8 おにぎり受板反転機構
8′ 挟持爪片
9 おにぎり裏面塩散布装置
10 おにぎり排出装置
11 おにぎり受板反転復帰機構
11′ 挟持爪片
12・13 塩誘導筒
14 搬出コンベヤ

Claims (4)

  1. おにぎり受孔を形成しかつ回動可能なおにぎり受板を放射状に配設して間歇回動するようにしたおにぎり移動装置に沿って、順次おにぎり表面塩散布装置、おにぎり受板反転機構、おにぎり裏面塩散布装置、おにぎり排出装置及びおにぎり受板反転復帰機構を夫々設けたことを特徴とするおにぎりの両面塩振り装置。
  2. おにぎり受孔を形成しかつ回動可能なおにぎり受板を並列状にベルト状に配列して間歇回動するようにしたおにぎり移動装置の上部平面移送部に、順次おにぎり表面塩散布装置、おにぎり受板反転機構、おにぎり裏面塩散布装置、おにぎり排出装置及びおにぎり受板反転復帰機構を夫々設けたことを特徴とするおにぎりの両面塩振り装置。
  3. おにぎり受板反転機構及びおにぎり受板反転復帰機構に夫々設けた挟持爪片でおにぎり受板のおにぎり受孔の表裏面を挟持しておにぎり受板を回転するようにしたことを特徴とする請求項1又は2何れか記載のおにぎりの両面塩振り装置。
  4. おにぎり表面塩散布装置及びおにぎり裏面塩散布装置に夫々おにぎり受板に密着する塩誘導筒を上下昇降自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2何れか記載のおにぎりの両面塩振り装置。
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