JP3748792B2 - 内倒れ式折り畳みコンテナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部が箱形状の内倒し式折り畳みコンテナーに関し、より詳細には、折り畳み状態においても収納スペースを確保することができると共に、折り畳み状態において側板を安定して支持することができる内倒し式折り畳みコンテナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
内倒し式折り畳みコンテナーは、底部及び底部の四辺に回動可能に連結された4枚の側板から成り、底部に側板を回動自在に組み付けることによって形成され、使用時には側板を底部と垂直となる位置で固定し、一方使用されないときは、側板を底部との連結部分を軸として容器内側に回転して、小さく折り畳んで占有スペースを小さく留めたものである。
このような内倒し式折り畳みコンテナーにおいては、底部を底板及び対向側壁から成る箱形状とすることにより、組立状態においては大容量のコンテナーとして使用し、折り畳み状態においては小容量のコンテナーとして使用することが可能となる。この折り畳みコンテナーでは、折り畳む際に、最初に内側に倒される対向側板は底部の対向底壁の間に嵌め込まれ、もう一方の対向側板が最初に倒された対向側板の上に重ねられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の底部が箱形状の折り畳みコンテナーのように、最初に倒される対向側板を底部の対向側壁の間に嵌め込むことによって折り畳み状態にする場合には、この対向側板が底部の底板に当たるまでは対向側板は不安定な状態であり、折り畳んだ状態での搬送が不安定になるという問題がある。またこの対向側板を底部の底板に当てて安定させたのでは、折り畳み状態での収納スペースを確保することが困難になると共に、底部を深箱形状にしても、折り畳み状態における収納スペースを大きくすることができない。
【0004】
従って本発明の目的は、底部が箱形状の内倒し式コンテナーにおいて、折り畳み状態での収納スペースを確保することができると共に、折り畳み状態での安定した搬送が可能な折り畳みコンテナーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、底板と二対の対向側壁からなる箱形状の底部と、前記底部の対向側壁に係合部を介して回動し得るように取り付けられた二対の対向側板から成る内倒れ式折り畳みコンテナーにおいて、折り畳み状態において第一の対向側板の後に内方に倒される第二の対向側板が取り付けられた第二の対向側壁には支持部が設けられており、該支持部によって第一の対向側板が支持され、且つ対向側壁の上端外側に設けられた外壁の上部内側に内方に突出し対向側板の回動軸を上側乃至内側上方から回動可能に保持する軸受用爪部が形成されると共に、対向側壁の上端内側に、上方に突出しコンテナー組立時に対向側板の係止用係合部を内側から係止する係止用突起部が形成されていることを特徴とする内倒れ式折り畳みコンテナーが提供される。
【0006】
本発明においては、第二の対向側壁に設けられる支持部が対向側壁の内側面に形成された段差であることが特に好ましい。
また本発明においては、二対の対向側板のうち少なくとも一対の対向側板の高さが異なると共に係合部が異なる高さの位置に設けられていることが好ましい。
【0007】
【発明の実施形態】
本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーにおいては、底部を底板と二対の対向側壁から成る箱形状とすることで、折り畳み状態においても小容量の収納スペースを設けたものであるが、この二対の対向側壁のうちの一対の対向側壁に支持部を設けることによって、折り畳む際に、最初に内側に倒される対向側板がこの支持部に係止し、底部の箱形状の中まで入ることが防止されているため、折り畳み状態における収納スペースを確保することが可能となるのである。
しかも、折り畳み状態において、対向側板は両端部が支持部で安定的に支持されているので、搬送時に収納された物品が上方から押されることがないと共に、対向側板のがたつきも有効に防止され、安定して搬送することが可能となるのである。
【0008】
本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの組立状態の縦断面図を概略的に示す図1において、全体を1で示す折り畳みコンテナーは、底板2及び第一の対向側壁3a,3b及び第二の対向側壁4から成る箱形状の底部5と、底部5の対向側壁上端と回動可能に係合されている第一の対向側板6及び第二の対向側板7a,7bから成っている。また、第一の対向側板と隣り合う、底部5の対向側壁3a,3bの内側面8の上方には第一の対向側板の支持部として段差9が形成されている。
尚、本明細書においては便宜上、折り畳みコンテナーの組立状態から折り畳み状態へ移行する際、最初に折り畳まれる対向側板を第一の対向側板、次いで折り畳まれる対向側板を第二の対向側板といい、第一の対向側板が取り付けられている対向側壁を第一の対向側壁、第二の対向側板が取り付けられている対向側壁を第二の対向側壁という。
【0009】
図2は、図1に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態の縦断面図を概略的に示すものであり、この図2から明らかなように、この内倒れ式折り畳みコンテナーを折り畳むには、まず第一の対向側板6を内側に倒し、この第一の対向側板6の両側端部10a,10bが底部5の第一の対向側壁3a,3bに設けられた段差9に係止して、第一の対向側板6は底板2と平行な状態を維持することが可能となる。次いで、第二の対向側板7a,7bを内側に倒すと、第二の対向側板7a,7bは第一の対向側板6で支持されて、折り畳み状態になる。
【0010】
かくして、本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーにおいては、第一の対向側板が箱形状の底部5の内部に入り込むことを有効に防止でき、折り畳み状態において、箱形状の底部によって形成されている収納スペースを確保することが可能となる。
また、折り畳み状態において、第一の対向側板及び第二の対向側板が底板と平行に維持されるため、第一及び第二の対向側板が収納スペースの蓋としての機能を果たし、上方からの荷重や衝撃を内容物に与えることが有効に防止され、安定して搬送することができる。しかもこの第一及び第二の対向側板が底板と平行に安定して支持されているため、折り畳み状態で積み重ねられた場合でも、安定して搬送することが可能となる。
【0011】
【実施例】
本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーを添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図3は、本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの一例の組立状態における平面図(右半分)及び底面図(左半分)を示す図で、右半分上側は蓋を装着した状態を示すものであり、図4は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの第一の対向側板側の側面図(左半分)及び図3のX−X線側断面図(右半分)を示す図であり、図5は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの第二の対向側板側の側面図(右半分)及びY−Y線側断面図(左半分)を示す図であり、図6は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの折り畳み状態における第一の対向側板側の側面図(左半分)及び図3のX−X線側断面図(右半分)を示す図であり、図7は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの折り畳み状態における第二の対向側板側の側面図(右半分)及びY−Y線側断面図(左半分)を示す図である。
【0012】
本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの底部は、裏面に補強用リブ21が設けられた底板2と、底板2と一体に成形されている第二の対向側壁3a,3b及び第一の対向側壁4a,4bから成っている。またこれら第一及び第二の対向側壁にも外側に補強用のリブ22が形成されている。図4から明らかなように、第二の対向側壁3bの内面側には、段差9が形成されている。
【0013】
また、第二の対向側板7a,7bの下端部には第二の対向側壁3a,3bを回動自在に固定するための軸23a,23bが設けられ、第二の対向壁3a,3b上端に設けられた軸受けと係合し、第二の対向側板7a,7bを底部に固定している。
同様に、図5から明らかなように、第一の対向側板6a,6bの下端部には第一の対向板4a,4bを回動自在に固定するための軸24a,24bが設けられ、第一の対向側壁4a,4b上端に設けられた軸受けと係合して第一の対向側板6a,6bを底部に固定している。
【0014】
第一の対向側板6a,6b及び第二の対向側板7a,7bの上方には、側板を貫通する開口把持部25がそれぞれ設けられている。図に示す実施例では、第一の対向側板及び第二の対向側板がほぼ同じ大きさであり、何れに開口把持部を設けてもよいため、第一の対向側板及び第二の対向側板の両方に開口把持部を設けているが、第一の対向側板の長さが短く、第二の対向側板の長さが長い場合には、第一の対向側板上方に開口把持部を設けることが望ましい。
【0015】
尚、図面では明示されていないが、第一の対向側板6a,6b及び第二の対向側板7a,7bは、組立状態において、隣合う側板と係合するための係合部がそれぞれの側板の両端部に設けられており、これらの係合によって側板は底板と垂直な状態を安定に維持している。
【0016】
本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーが折り畳まされた状態を示す図6及び図7において、第一の対向側板6a,6bがコンテナー内方へ約90°回転したところで第二の対向側壁3の内側面上方に設けられた段差9で、第一の対向側板6a,6bの両側端部10a,10bが係止するため、第一の対向側板6a,6bはこれ以上回転することがなく、底板2と平行な状態を維持して、底板2、第一及の対向側壁4a,4bび第二の対向側壁3a,3b及び第一の対向側板6a,6bで形成される収納空間が確保されるのである。
次いで第二の対向側板7a,7bがコンテナー内方へ約90°回転し、第一の対向側板6a,6bによって支持され、第二の対向側板7a,7bもこれ以上回転することなく安定した状態で保持される。
【0017】
本発明の内倒し式折り畳みコンテナーにおいては、組立状態では上方は開放された状態であるが、内容物を保護すると共に積み重ねを安定化させるために、図3乃至5に示すように、蓋11を被せることも勿論可能である。また図6及び7に示すように、折り畳み状態でも同様の蓋を載せることができるので搬送にも便利である。
【0018】
本発明の内倒し式折り畳みコンテナーにおいては、上述した具体例に限定されず本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の態様を採用することができる。
例えば、上述した具体例ではほぼ正方形の平面形状を有しているが、勿論長辺及び短辺の組み合わせから成る長方形の平面形状にすることもできる。
また第二の対向側壁に設ける支持部は、最初に内方に倒される第一の対向側板を支持できる限り種々の態様を採用できる。上述したように対向側壁の内側面に段差として設けることが、組立状態で余分な突出部を収納スペースに形成しないので最も望ましいが、対向側壁の内側面に内方に突出するリブを形成して、これを支持部とすることもできる。
【0019】
さらに本発明においては、上述した第一及び第二の対向側壁及び第一及び第二の対向側板の係合が、図8に示すような形状であることが特に好ましい。
すなわち図8に示すように、対向側壁3の上端外側に設けられた外壁3Aの上部内側に内方に突出し対向側板7の回動軸23を上側乃至内側上方から回動可能に保持する軸受用爪部30が形成されると共に、対向側壁の上端内側に、上方に突出しコンテナー組立時に対向側板の係止用係合部31を内側から係止する係止用突起部32を設けることが好ましい。
このような係合にすることによって、コンテナーを組み立てた状態において、軸受用爪部30によって回動軸23が上側乃至内側上方から保持されると共に対向側板7に設けられた係止用係合部31が係止用突起部32に係合して係止されるので、対向側板7が外側から過大な荷重を受けても対向側板が内側へずれたり動いたりすることがなく、対向側板が対向側壁から外れてしまうことを有効に防止できるのである。
【0020】
また本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーにおいては、二対の対向側板のうち少なくとも一対の対向側板の高さが異なると共に係合部が異なる高さの位置になうように設けることが好ましい。
このように、底部に側板を取り付ける係合部の位置を少なくとも一対の側板で異なる位置(高さ)に設け、折り畳み状態で、各側板がそれぞれ底板とほぼ平行状態を維持し得るように、互い違いに重なり合う位置にすることによって、側板の高さ(コンテナーの深さ)を大きくすることが可能になる。また、底部側壁の高さを大きくすることなく、コンテナーの深さを大きくすることができるので、折り畳み状態はコンパクトであるという利点もある。
【0021】
すなわち本発明の内倒し式折り畳みコンテナーの側断面を概略的に示す図9及び図10において、図9は組立状態、図10は折り畳み状態をそれぞれ示すものである。図9及び図10に示すように、底部42の相対する側壁43a,43b(44a,44b)の高さを異なるものとして、相対する係合部45a,45bの位置を異なる高さに設定する。これにより側板46a,46b(47a,47b)の高さ(長さ)は異なり、また最初に内方に折り畳まれる側板47bは支持部48a,48bによって底板と平行に支持され、この側板47bに順次重ねられる側板47a,46b,46aも底板42とほぼ平行になるように重なり合うため、側板の上端49a,49bが折り畳み状態で上方に突出することがなく、折り畳み状態で積み重ねた場合でも安定性に優れている。
【0022】
図9及び図10に示す本発明の内倒し式折り畳みコンテナーの一例では、4枚の側板47a,47b及び46a,46bのすべての係合部の位置が異なり、折り畳み状態でこれらの側板は互い違いに、ほぼ平行に重なり合って、折り畳まれている。この例では、第一の対向側板の高さ及び係合部の位置は異なっているが、第一の対向側板の高さ及び係合部の位置は同じでもよい。第一の対向側板の高さ及び係合部の位置が同じで、第二の対向側板の高さ及び係合部の位置が異なる場合は、第一の対向側板の両方が支持部で支持され、この上に相対する対向側板が上述したように順次重ねられる。
底部が長方形で短辺と長辺の長さに差がある場合には、長辺に対応する側板の高さ及び係合部の高さのみを違えればよく、また正方形のような場合には、上述したようにすべての側板の高さ及び係合部の位置が異なるように設けることが望ましい。
【0023】
また図9及び10に示す具体例では、折り畳み状態で各側板が互い違いに重なり合うため、底部は、底板と底板の各辺にそれぞれ高さの異なる側壁が設けられている。このように、各側壁の高さの差を、各側板の厚み程度にすることによって、折り畳み状態で各側板をほぼ平行に維持できると共に、各側板の間に隙間が生じることがなく、下側に位置する側板が上側に位置する側板を支持するので、側板ががたつくことなく安定に保持されるのである。
尚、本明細書において、側板の高さとは、組立状態において底板と垂直な辺の長さであり、係合部の高さとは、組立状態における底板からの距離であり、底部に側壁が設けられている場合は、側壁の高さをそれぞれ意味する。
【0024】
本発明の内倒し式折り畳みコンテナーは、底部、第一及び第二の対向側板をそれぞれ一体成形して、これを組み合わせることにより形成される。使用し得る樹脂としては、勿論これに限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂を好適に用いることができ、また成形方法も射出成形等従来公知の成形方法により成形することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の内倒し式折り畳みコンテナーによれば、折り畳み状態において第一の対向側板の後に内方に倒される第二の対向側板が取り付けられる第二の対向側壁に支持部、特に第二の対向側壁の内側面に段差部を設けることにより、折り畳む際に、最初に内側に倒される第一の対向側板はこの支持部(段差部)に係止し、底部の箱形状の中まで入ることが防止されているため、折り畳み状態における収納スペースを確保することが可能になると共に、折り畳み状態において、第一の対向側板は両側端部を支持部(段差部)で安定的に支持されているので、搬送時に収納された物品が上方から押されることがないと共に、対向側板のがたつきも有効に防止され、安定して搬送することが可能となった。また、二対の対向側板のうち少なくとも一対の対向側板の高さが異なると共に係合部が異なる高さの位置に設けられていることにより、従来の内倒し式折り畳みコンテナーに比して、深さのあるコンテナーを提供することが可能になると共に、底部側壁の高さを大きくすることなく、深さを大きくすることができ、折り畳み状態をコンパクトにすることも可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの組立状態の縦断面図を概略的に示す断面図である。
【図2】図1に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態の縦断面図を概略的に示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの一例の組立状態における平面図(右半分)及び底面図(左半分)を示す図である。
【図4】図4は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの第一の対向側板側の側面図(左半分)及び図3のX−X線側断面図(右半分)を示す図である。
【図5】図5は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの第二の対向側板側の側面図(右半分)及びY−Y線側断面図(左半分)を示す図である。
【図6】図6は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの折り畳み状態における第一の対向側板側の側面図(左半分)及び図3のX−X線側断面図(右半分)を示す図である。
【図7】図7は、図3に示す本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの折り畳み状態における第二の対向側板側の側面図(右半分)及びY−Y線側断面図(左半分)を示す図である。
【図8】図8は、対向側板と対向側壁の好適な係合を説明するための部分拡大図である。
【図9】図9は、対向側板の高さ及び係合部の位置が異なる本発明の内倒れ式折り畳みコンテナーの組立状態における縦断面図を概略的に示す断面図である。
【図10】図9に示す内倒れ式折り畳みコンテナーの折り畳み状態における縦断面図を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 内倒し式折り畳みコンテナー
2 底板
3 第一の対向側壁
4 第二の対向側壁
6 第一の対向側板
7 第二の対向側板
9 段差
Claims (3)
- 底板と二対の対向側壁からなる箱形状の底部と、前記底部の対向側壁に係合部を介して回動し得るように取り付けられた二対の対向側板から成る内倒れ式折り畳みコンテナーにおいて、折り畳み状態において第一の対向側板の後に内方に倒される第二の対向側板が取り付けられた第二の対向側壁には支持部が設けられており、該支持部によって第一の対向側板が支持され、且つ対向側壁の上端外側に設けられた外壁の上部内側に内方に突出し対向側板の回動軸を上側乃至内側上方から回動可能に保持する軸受用爪部が形成されると共に、対向側壁の上端内側に、上方に突出しコンテナー組立時に対向側板の係止用係合部を内側から係止する係止用突起部が形成されていることを特徴とする内倒れ式折り畳みコンテナー。
- 前記支持部が対向側壁の内側面に形成された段差であることを特徴とする請求項1記載の内倒れ式折り畳みコンテナー。
- 前記二対の対向側板のうち少なくとも一対の対向側板の高さが異なると共に係合部が異なる高さの位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の内倒れ式折り畳みコンテナー。
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