JP3748747B2 - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動二輪車等の車両に使用されるエンジンに係り、そのエンジンの燃焼室へ空気と共に燃料を供給するエンジンの燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、自動二輪車に使用される燃料供給装置として、燃料噴射装置を用いたものがある。この種の燃料噴射装置は、吸気通路を含むスロットルボディと、吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃料噴射弁に燃料を圧送供給する燃料ポンプと、燃料噴射弁に供給される燃料圧力を調整するプレッシャレギュレータと、その供給される燃料中の異物を除去する燃料フィルタ等を基本構成として備える。ここで、燃料ポンプとプレッシャレギュレータを燃料タンクに内蔵したものがある。
【0003】
しかし、燃料ポンプとプレッシャレギュレータを燃料タンクに内蔵した場合、それらの機器を燃料タンクの中に挿入したり、固定したりしなければならない。このため、外観を重視する自動二輪車の燃料タンクとしては、両機器の固定部等を設けるために設計上の自由度が制限されることになり、両機器の燃料タンクへの取り付け作業性も良くなかった。又、両機器の収容スペースを確保するために、燃料タンクが大型化する傾向があった。更に、運転者の近傍に配置される燃料タンクの中に燃料ポンプが設けられることから、特に、アイドル運転時には、燃料ポンプの騒音が気になる傾向があった。一方、メンテナンスに際しては、両機器を燃料タンクから取り外さなければならず、この作業性も良くなかった。
【0004】
そこで、上記不具合を解消し、自動二輪車において従来の多連気化器の収容スペースへの配置を可能とし、取付作業性やメンテナンス作業性の改善を図ることを目的とした燃料噴射装置が特開平10−122101号公報に提案された。
【0005】
この公報の燃料噴射装置は、図13に示すように、内部に絞り弁(スロットルバルブ)80を配置した複数の吸気通路81を有する多連スロットルボディ82の一側に、燃料分配部83を配置固定し、同ボディ82の他側に燃料供給部84を配置固定したものである。燃料分配部83として、燃料分配管85及び燃料噴射弁86を備える。燃料供給部84として、燃料貯溜室87、燃料ポンプ88、燃料フィルタ89及びプレッシャレギュレータ等を備える。このように多連スロットルボディ82と、燃料分配部83と、燃料供給部84とをユニット化することにより、上記目的の達成を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来公報の燃料噴射装置では、燃料供給部84を多連スロットルボディ82に配置固定する上で以下のような問題があった。
即ち、前記燃料噴射装置では、燃料供給部84を構成する燃料貯溜室87、燃料ポンプ88、燃料フィルタ89及びプレッシャレギュレータ等のそれぞれが、スロットルボディ82の一側に対して、ベース部材を介して、或いは、直にバンド及びビス(共に図示略)を介して締付固定されるだけであり、それらの機器87〜89等の大部分が外部へ露出した状態となっている。ここでのユニット化とは、単に多連スロットルボディ82に対して燃料供給部84を構成する各機器87〜89等を、同ボディ82の長手方向に沿って直列的に配置し、バンド及びビス等を介して固定するだけのことであり、単に配置上のユニット化に過ぎない。
【0007】
このため、各機器87〜89等の大部分が物理的に外部へ露出していることから、防水及び防塵等の対策が不十分であり、外部からの衝撃に対する保護も不十分なものとなっていた。しかも、各機器87〜89等がバンド及びビス等を介して個別にスロットルボディ82に固定されるだけであることから、振動や衝撃によって脱落するおそれもあった。特に自動二輪車では、上記ユニット化された機器87〜89等が外部へ露出した状態で車体に取り付けられることが多く、たとえそれらの機器87〜89等が二次的にカバーで覆われたとしても、そのカバーの隙間から泥水や塵埃が侵入して各機器87〜89等に付着するおそれがあり、二次的カバーの効果をあまり期待することができなかった。更には、バンドやビスの装着やビスの締付等のと固定作業を各機器87〜89等について個別に行わなければならず、取り付け及び取り外しの作業が面倒なものになっていた。
【0008】
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、スロットルボディとユニット化して設けられる燃料供給用機器を泥水や塵埃、外部衝撃から適切に保護しつつ確実に固定すると共に、スロットルボディに対する取り付け及び取り外しの作業性の改善を図ることを可能にしたエンジンの燃料供給装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸気通路とその吸気通路に設けられたスロットルバルブとを含むスロットルボディに対して燃料供給用機器をユニット化して設けたエンジンの燃料供給装置であって、スロットルボディと一体的に設けられ、内部に燃料供給用機器を収容固定するためのボディケースと、燃料供給用機器は、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、燃料ポンプとを含むことと、ボディケースにおいて、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、燃料ポンプとは、互いに直交するように配置され、この配置状態で、燃料ポンプの吐出口は燃料フィルタの導入口に対して凹凸の関係で嵌め込まれ、直接的に接続されることと、ボディケースは、その内部に燃料ポンプを出し入れするための開口部と、その内部に燃料ポンプを嵌め込むための凹部と、開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むことと、ボディケースは、その内部に一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータを出し入れするための開口部と、その内部に一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータを嵌め込むための凹部と、開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むこととを備えたことを趣旨とする。
【0010】
上記発明の構成によれば、燃料ポンプ、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータはスロットルボディに一体的に設けられたボディケースの開口部から内部に組み入れられて凹部に嵌め込まれることにより、ボディケースに対して容易に位置決めされる。その後、開口部を蓋部材で閉鎖してそれら蓋部材を固定するだけで、燃料ポンプ、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータがボディケースに覆われた状態でその内部に収容固定される。一方、燃料ポンプ、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータをボディケースから取り外すには、単に蓋部材を外して開口部を開ければよい。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、燃料供給用機器は、電子制御装置を更に含むことと、ボディケースにおいて、電子制御装置は、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、燃料ポンプとがなす角部内側に配置されることと、ボディケースは、その内部に電子制御装置を出し入れするための開口部と、その内部に電子制御装置を嵌め込むための凹部と、その凹部に設けられて電子制御装置の電極端子に接続される電極端子と、開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むこととを備えたことを趣旨とする。
【0012】
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、電子制御装置はスロットルボディに一体的に設けられたボディケースの開口部から内部に組み入れられて凹部に嵌め込まれることにより、ボディケースに対して容易に位置決めされる。その後、開口部を蓋部材で閉鎖して蓋部材を固定するだけで、電子制御装置がボディケースに覆われた状態でその内部に収容固定される。一方、電子制御装置をボディケースから取り外すには、単に蓋部材を外して開口部を開ければよい。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明の構成において、スロットルボディとボディケースの本体とが樹脂により一体成形されたことを趣旨とする。
【0014】
上記発明の構成によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加え、スロットルボディとボディケースの本体とが樹脂により一体成形されることから、加工が比較的容易となり、軽量化が可能となる。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明の構成において、ボディケースは、その内部に燃料ポンプに対応する嵌め込み用の凹部と、その凹部に隣接して設けられる給電用端子とを備え、燃料ポンプが凹部に嵌め込まれたときに燃料ポンプに設けられた電極端子が給電用端子に接続されるように構成したことを趣旨とする。
【0016】
上記発明の構成によれば、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明の作用に加え、燃料ポンプがボディケースの凹部に嵌め込まれることによりそのポンプの電極端子が給電用端子に接続されることから、燃料ポンプに関する配線接続の手間が省略される。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発明の構成において、ボディケースは、燃料タンクからの燃料を導入するための燃料入口と、その燃料入口から導入された燃料を燃料ポンプへ流すための燃料通路と、プレッシャレギュレータで生じる余剰燃料を燃料タンクへ戻すために導出する燃料出口とを備えたことを趣旨とする。
【0018】
上記発明の構成によれば、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発明の作用に加え、ボディケースに燃料ポンプ及びプレッシャレギュレータに関連した燃料入口、燃料出口及び燃料通路が設けられるので、燃料配管の取り回しが簡素化される。
【0019】
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の発明の構成において、スロットルボディに隣接して燃料噴射弁を設け、燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給口をボディケースに設けたことを趣旨とする。
【0020】
上記発明の構成によれば、請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の発明の作用に加え、スロットルボディに隣接して設けらる燃料噴射弁にボディケースの燃料供給口から燃料が供給されることから、燃料噴射弁をスロットルボディと一体的なボディケースに直接設けることが可能となる。そして、燃料噴射弁をスロットルボディの吸気通路にも関連付けて設けることにより、スロットルボディ、燃料供給用機器及び燃料噴射弁の三者がアッセンブリ化される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の「エンジンの燃料供給装置」を小型自動二輪車のエンジンに具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1に、エンジン11及びユニット化された燃料供給装置12の概略構成を示す。エンジン11は、シリンダブロック13と、シリンダヘッド14とを備える。シリンダブロック13には、互いに連結されたピストン15、コンロッド16及びクランクシャフト17等が設けられる。シリンダヘッド14は、燃焼室18に可燃混合気を吸入させる吸気ポート19、同ポート19を開閉する吸気バルブ20、燃焼室18から燃焼ガスを排出させる排気ポート21、同ポート21を開閉する排気バルブ22、両バルブ20,22を開閉駆動する動弁機構23等を備える。
【0023】
この実施の形態において、燃料供給装置12は吸気ポート19に空気と燃料との可燃混合気を供給するためのものである。燃料供給装置12は、吸気通路24と、同通路24に設けられたスロットルバルブ25とを含むスロットルボディ26と、そのボディ26に対して複数の燃料供給用機器をユニット化して設けるためのボディケース27とを備える。スロットルボディ26及びボディケース27は互いに樹脂により一体成形される。吸気通路24の出口24aには、樹脂製の吸気マニホールド28が接続され、同マニホールド28を介して吸気通路24が吸気ポート19に接続される。
【0024】
図2に、燃料供給装置12のスロットルボディ26の正面図を示す。図3に、図2の上面図を示し、図4に図3の4−4線に沿った断面図を示す。
スロットルバルブ25は、吸気通路24に対して垂直に移動するピストンバルブである。スロットルボディ26には、吸気通路24に垂直に連通するシリンダ29が一体成形され、そのシリンダ29にスロットルバルブ25が摺動可能に組み込まれる。シリンダ29に開口部には、蓋32が装着される。スロットルバルブ25に設けられたスプリング30は、吸気通路24が閉じられる方向へスロットルバルブ25を付勢する。スロットルバルブ25に連結されたワイヤ31は、運転者に操作されるハンドル(図示しない)に連結される。蓋32に一体成形されたワイヤガイド32aはワイヤ31を案内するためのものである。このワイヤ31が引っ張られることにより、スロットルバルブ25がスプリング30の付勢力に抗して吸気通路24を開く方向へ移動する。これにより、吸気通路24に外気が取り込まれる。
【0025】
スロットルボディ26には、スロットルバルブ25を迂回するバイパス通路33が吸気通路24に付随して形成される。同じく、スロットルボディ26には、アイドル・スピード・コントロール・バルブ(ISCバルブ)34が熱カシメにより固定される。このISCバルブ34はバイパス通路33を開閉するために電気的に制御されるものである。スロットルバルブ25の全閉時、即ち、エンジン11のアイドル運転時に、ISCバルブ34が制御されることにより、エンジン11に供給される吸気量が微調節される。
【0026】
吸気通路24の出口24aに隣接する位置には、燃料噴射弁(インジェクタ)35が設けられる。即ち、吸気マニホールド28の入口近傍に形成された装着孔28aには、インジェクタ35が装着される。このインジェクタ35は、電気的に制御されることにより、吸気マニホールド28の通路内に燃料を噴射するものである。そして、吸気通路24から吸気マニホールド28へ流れた空気の中にインジェクタ35から燃料が噴射されることにより、その空気と燃料との可燃混合気が形成され、その可燃混合気が、吸気バルブ20が開かれるタイミングで燃焼室18に取り込まれる。
【0027】
図5には、図2の背面図であって、ボディケース27の前面を示す。図6には、図5の左側面図を示す。図7には、図6の7−7線に沿った断面図を示し、図8には、図6の8−8線に沿った部分断面図を示す。図9には、図7の9−9線に沿った拡大断面図を示す。
図5,6に示すように、ボディケース27は、外観から分かるように、ケース本体36と、そのケース本体36の下面に固定されたロアカバー37と、ケース本体36の側面に形成された第1の開口部38と、その開口部38を閉鎖するためのプラグ39と、ケース本体36の前面に形成された第2の開口部40と、その開口部40を閉鎖するためのフロントカバー41と、ケース本体36の側面に設けられた電気配線用のコネクタ43とを備える。プラグ39は樹脂より形成され、燃料出口として一体成形されたアウトレットパイプ39aを含む。同じくロアカバー37は樹脂より形成され、燃料入口として一体成形されたインレットパイプ37aを含む。図1に示すように、これらインレットパイプ37a及びアウトレットパイプ39aは、自動二輪車に設けられた燃料タンク44に配管45,46を介して接続される。インレットパイプ37aは、燃料タンク44からの燃料をボディケース27の中へ導入するためのものである。アウトレットパイプ39aは、ボディケース27から燃料を導出するためのものである。ここで、自動二輪車において、インレットパイプ37aはアウトレットパイプ39aより低い位置に配置される。
【0028】
図7,8に示すように、ケース本体36の内部には、燃料供給用機器としての燃料ポンプ61、燃料フィルタ62、プレッシャレギュレータ63及び電子制御装置(ECU)64が収容固定される。上記機器61〜63は略円柱形をなす。ECU64は箱形をなす。図7に示すように、燃料フィルタ62とプレッシャレギュレータ63は互いにカシメられて一体化される。一体化された燃料フィルタ62及びプレッシャレギュレータ63と、燃料ポンプ61とは、互いに直交するように配置される。この配置状態で、燃料ポンプ61の吐出口61aは、燃料フィルタ62の導入口62aに対して凹凸の関係で嵌め込まれ、直接的に接続される。この接続部分は、Oリング(図示しない)によりシールされる。
【0029】
ここで、燃料ポンプ61は、燃料タンク44からの燃料を高圧で吐出するためのものであり、電気的に駆動される。燃料フィルタ62は、燃料ポンプ61から吐出される燃料に含まれる異物を除去するためのものである。プレッシャレギュレータ63は、燃料ポンプ61から吐出される燃料圧力を所定レベルに調整するためのものであり、この調整で生じた余剰燃料はアウトレットパイプ39aを通じて導出される。ECU64は、燃料噴射制御のためにインジェクタ35を制御するためのものである。ECU64は、圧力センサ(図示しない)を内蔵する。ケース本体36は、インジェクタ35に燃料を供給するための燃料供給口57を含む。一方、ロアカバー37は、インレットパイプ37aから導入された燃料を燃料ポンプ61へ流すための燃料通路37bと、燃料ポンプ61の下面に係合して同ポンプ61を押さえるための突起37cとを含む。
【0030】
従って、燃料ポンプ61を駆動させることにより、インレットパイプ37aからボディケース27に導入された燃料は。燃料通路37bを通って燃料ポンプ61の吸入口61bより吸入される。そして、燃料ポンプ61で昇圧され吐出口61aから吐出される燃料は、燃料フィルタ62で清浄化され、プレッシャレギュレータ63で圧力調整された上で燃料供給口57からインジェクタ35へ供給される。プレッシャレギュレータ63で生じた余剰燃料は、アウトレットパイプ39aから導出される。
【0031】
図10には、ボディケース27のみの断面図を示す。図11には、スロットルボディ26及びボディケース27の断面図を示す。図10に示すように、ケース本体36は、その内部に各機器61〜64の外形に整合した形状を有する第1の凹部65、第2の凹部66及び第3の凹部67を含む。第1の開口部38は、一体化された燃料フィルタ62及びプレッシャレギュレータ63を第1の凹部65へ出し入れするためのものである。同様に、ケース本体36は、その下面に燃料ポンプ61を出し入れするための第3の開口部58を含む。
【0032】
図7,9に示すように、ケース本体36は、第3の凹部67の一部に隣接して配置される給電用端子70を含む。この給電用端子70は、燃料ポンプ61が第3の凹部67に嵌め込まれることにより、同ポンプ61に設けられた電極端子71に整合して接続されるものである。この他、第2の凹部66には、ECU64の電極端子(図示略)に接続される電極端子72等が予め設けられる。
【0033】
図11に示すように、ケース本体36は、一体成形された配管キャップ73を含む。この配管キャップ73は、燃料供給口57に連通する燃料通路73aを有する。図4に示すように、この配管キャップ73は、吸気マニホールド28に装着されるインジェクタ35の頭部を内包すると共に、燃料供給口57に供給される燃料をインジェクタ35へ流すためのものである。配管キャップ73には、インジェクタ35の電極端子に接続される配線74が予め設けられる。
【0034】
従って、これら各機器61〜64をボディケース27の内部に収容固定するには、最初に、ケース本体36の内部に第1の開口部38を通じて燃料フィルタ62及びプレッシャレギュレータ63を挿入し、それらを第1の凹部65に嵌め込む。その後、第1の開口部38にプラグ39を固定することにより、同開口部38を閉鎖する。ここで、プラグ39を固定するために熱板溶着を採用することができる。
次に、ケース本体36の内部に第3の開口部58を通じて燃料ポンプ61を挿入し、同ポンプ61を第3の凹部67に嵌め込む。これと同時に、燃料ポンプ61の吐出口61aを燃料フィルタ62の導入口62aに嵌め込んで接続すると共に、同ポンプ61の電極端子71を給電用端子70に接続する。その後、ロアカバー37をケース本体36の下面に固定することにより、第3の開口部58を閉鎖する。ここでも、ロアカバー37を固定するために熱板溶着を採用することができる。この固定状態で、ロアカバー37の突起37cが燃料ポンプ61の下面を押さえることにより、同ポンプ61が強固に保持される。
次に、第2の開口部40を通じて第2の凹部66にECU64を嵌め込むと共に、ECU64の電極端子を対応する電極端子72等に接続する。その後、フロントカバー41をケース本体36の前面に固定することにより、第2の開口部640を閉鎖する。ここでも、フロントカバー41を固定するために熱板溶着を採用することができる。
この実施の形態で、プラグ39、フロントカバー41及びロアカバー37は、それぞれ対応する第1〜3の開口部39,40,58を閉鎖するためのものであり、それぞれ本発明の蓋部材に相当する。
【0035】
以上説明したように燃料供給装置12の構成によれば、燃料供給用機器としての燃料ポンプ61、燃料フィルタ62、プレッシャレギュレータ63及びECU64が、スロットルボディ26に一体成形されたボディケース27の第1〜第3の開口部38,40,58から内部に組み入れられ、対応する第1〜第3の凹部65〜67に嵌め込まれる。これにより、各機器61〜64がボディケース27に容易に位置決めされる。その後、各開口部38,40,58をプラグ39、フロントカバー41及びロアカバー37で閉鎖してそれらの蓋部材39,41,37を溶着により固定するだけで、各機器61〜64のそれぞれがボディケース27に覆われた状態でその内部に収容固定されることになる。
このため、従来例のベルトやビスで各機器87〜89を固定するようにした装置と比べ、固定に関連した部品点数や組み付け工数を削減することができ、各機器61〜64のスロットルボディ26に対する取り付け作業性を向上させることができる。各機器61〜64を泥水や塵埃、外部衝撃から適切に保護することができる。この意味で、燃料供給装置12の耐候性、耐久性、耐衝撃性を向上させることができ、同装置12としての性能及び品質を高めることができるようになる。更に、各機器61〜64をスロットルボディ26に対してコンパクトに、かつ、外観上も簡素にユニット化することができるようになる。加えて、各機器61〜64が対応する各凹部65〜67に嵌め込まれることから、それらの機器61〜64をより確実に位置決め固定することができるようになる。更には、本装置12がコンパクト化することから、自動二輪車での省スペース化を図ることができ、本装置12の車体に対する取り付け作業を容易にすることもできる。
一方、各機器61〜64をボディケース27から取り外すには、単に各蓋部材39,41,37を取り外して各開口部38,40,58を開放すればよい。このことから、スロットルボディ26に対する各機器61〜64の取り外し作業性を向上させることができるようになる。
【0036】
ここで、前記従来の燃料噴射装置では、燃料貯溜室87、燃料ポンプ88、燃料フィルタ89等がスロットルボディ82の一側に対してバンド及びビス等をもって個別に締付固定され、取り付けや取り外しの作業性が悪く、しかも、それらの機器87〜89等の大分が外部へ露出することになり、防水、防塵及び耐衝撃性の悪いものになっていた。
これに対し、本実施の形態の燃料供給装置12によれば、各機器61〜64の取り付けや取り外しの作業性が良く、防水性、防塵性及び耐衝撃性の良いユニット化を実現することができる。この意味で、本実施の形態における燃料供給装置12のユニット化とは、単にスロットルボディ26に対する各機器61〜64の配置上のユニット化に止まらず、それに加えて耐候性、耐久性、耐衝撃性、美観及び取り扱い作業性の改善を図ることのできるユニット化を意味するものであり、従来装置のユニット化に対する優位性は明らかであると言える。
【0037】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、スロットルボディ26とボディケース27のケース本体36とが樹脂により一体成形されるので、両者26,36の設計及び加工が比較的容易なものとなり、両者26,36の軽量化が可能となる。しかも、この実施の形態では、樹脂製の吸気マニホールド28が使用されることから、吸気マニホールド28を含めたユニットとしても軽量化が可能となる。その意味で、燃料供給装置12のコストダウンを図ることができ、同装置12の自動二輪車に対する取り付け及び取り外しの作業性を向上させることができ、自動二輪車の軽量化にも寄与することができる。
【0038】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、スロットルボディ26に対して燃料ポンプ61とプレッシャレギュレータ63とがユニット化される。このことから、これらの機器61,63をスロットルボディ26と一体に取り扱うことが可能となり、これらを燃料タンク44等の別部材に固定する構造を必要としない。このため、燃料タンク44の外観を損ねることがなく、同装置12を含めた車両設計上の自由度を高めることができる。更に、両機器61,63を燃料タンク44に収容しない分だけ燃料タンク44を小型化することができる。更に、燃料ポンプ61がボディケース27の内部に収容されることから、アイドル運転時における燃料ポンプ61の騒音を低減させることができる。
【0039】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、燃料ポンプ61がボディケース27の第3の凹部67に嵌め込まれることにより、そのポンプ61の電極端子71が給電用端子70に接続されることから、燃料ポンプ61に関する配線接続の手間が省略される。同様に。ECU64がボディケース27の第2の凹部66に嵌め込まれると同時にそのECU64の電極端子が対応する電極端子72に接続されることから、ECU64に関する配線接続の手間が省略される。この結果として、電気配線等に関する部品点数や組み付け工数を削減することができ、燃料ポンプ61及びECU64のスロットルボディ26に対する取り付け及び取り外しの作業性を一層向上させることができる。しかも、ECU64がボディケース27に設けられて上記のように配線接続されると共に、ECU64と電気的関連性を有する燃料ポンプ61及びインジェクタ35が同じボディケース27に対して互いに隣接して設けられることから、電気配線の短縮化を図ることもできる。
【0040】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、ボディケース27に燃料ポンプ61に関連したインレットパイプ37a及び燃料通路37b、並びに、プレッシャレギュレータ63に関連したアウトレットパイプ39aが設けられる。しかも、燃料ポンプ61、燃料フィルタ62及びプレッシャレギュレータ63が互いに配管を介さずに直に接続されることから、燃料供給用機器に関する燃料配管の取り回しが簡素化される。このため、燃料配管に関連した部品点数や組み付け工数を削減することができ、各機器61〜63のスロットルボディ26に対する取り付けや取り外しの作業性を一層向上させることができる。加えて、燃料ポンプ61以降の高圧燃料配管部分がボディケース27の内部に位置して外部へ露出することがないので、高圧燃料配管部分を外部衝撃から適切に保護することができる。
【0041】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、スロットルボディ26に隣接して設けらたインジェクタ35にボディケース27の燃料供給口57及び配管キャップ73を通じて燃料が供給される。又、インジェクタ35が配管キャップ73に装着されてボディケース27と一体化されており、しかも、インジェクタ35が吸気マニホールド28を介してスロットルボディ26の吸気通路24にも関連付けて設けられる。従って、インジェクタ35及びインジェクタ35以外の各燃料供給用機器61〜64がスロットルボディ26及びボディケース27を中心にアッセンブリ化される。このため、スロットルバルブ25及び各機器35,61〜64を、それらの品質バラツキや性能バラツキを考慮した上で調整することができ、アッセンブリ化された燃料供給装置12としての性能及び品質の管理を図ることができる。
【0042】
この実施の形態の燃料供給装置12の構成によれば、インジェクタ35が吸気マニホールド28の装着孔28aに装着され、ボディケース27の配管キャップ73に覆われているので、インジェクタ35が外部へ露出することがない。このため、インジェクタ35についても、他の燃料供給用機器61〜64と同様に防水性、防塵性及び耐衝撃性を高めることができる。
【0043】
尚、この発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
【0044】
(1)前記実施の形態では、図1に示すように、吸気通路24の出口24aに隣接する位置において、吸気通路24に接続された吸気マニホールド28の装着孔28aにインジェクタ35の先部を装着し、そのインジェクタ35の頭部をボディケース27の配管キャップ73に内包させることにより、インジェクタ35を燃料供給装置12のユニット化に含めるようにした。
これに対し、図12に示すように、吸気マニホールド28にはインジェクタ35を設けず、シリンダヘッド14の吸気ポート19の近傍に設けられた装着孔19aにインジェクタ35の先部を装着し、そのインジェクタ35の頭部をボディケース27の燃料供給口57から延びる燃料配管75の先端部に内包させることにより、インジェクタ35を燃料供給装置76のユニット化に含めるようにしてもよい。
【0045】
(2)前記実施の形態では、燃料噴射制御に用いられるECU64を燃料供給用機器の一つとしてボディケース27の内部に収容固定したが、このECU64をユニット化された燃料供給装置とは別に設けるようにしてもよい。
【0046】
(3)前記実施の形態では、インジェクタ35を燃料供給用機器の一つとしてボディケース27の配管キャップ73に一体的に設けたが、このインジェクタ35をユニット化された燃料供給装置とは別に設けるようにしてもよい。
【0047】
(4)前記実施の形態では、ピストンバルブをスロットルバルブ25として設けたが、バタフライバルブをスロットルバルブとして設けてもよい。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明の構成によれば、スロットルボディとユニット化して設けられる燃料ポンプ、燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータを泥水や塵埃、外部衝撃から適切に保護しつつ確実に固定することができると共に、燃料ポンプ、燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータのスロットルボディに対する取り付け及び取り外しの作業性を向上させることができるという効果を発揮する。
【0049】
請求項2に記載の発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、スロットルボディとユニット化して設けられる電子制御装置を泥水や塵埃、外部衝撃から適切に保護しつつ確実に固定することができると共に、電子制御装置のスロットルボディに対する取り付け及び取り外しの作業性を向上させることができるという効果を発揮する。
【0050】
請求項に記載の発明の構成によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、燃料供給装置のコストダウンを図ることができ、同装置の車両に対する取り付け及び取り外しの作業性を向上させることができ、車両軽量化にも寄与することができるという効果を発揮する。
【0051】
請求項4に記載の発明の構成によれば、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明の効果に加え、電気配線等に関する部品点数や組み付け工数を削減することができ、燃料ポンプのスロットルボディに対する取り付け及び取り外しの作業性を一層向上させることができ、燃料ポンプに関する電気配線の短縮化を図ることができるという効果を発揮する。
【0052】
請求項5に記載の発明の構成によれば、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発明の効果に加え、燃料配管に関連する部品点数や組み付け工数を削減することができ、少なくとも燃料ポンプ及びプレッシャレギュレータのスロットルボディに対する取り付け及び取り外しの作業性を一層向上させることができ、燃料ポンプ以降の高圧燃料配管部分を外部衝撃から適切に保護することができるという効果を発揮する。
【0053】
請求項6に記載の発明の構成によれば、請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の発明の効果に加え、スロットルバルブ、燃料供給用機器及び燃料噴射弁を、それらの品質バラツキや性能バラツキを考慮した上で調整することができ、アッセンブリ化された燃料供給装置としての性能及び品質の管理を図ることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態に係り、エンジン及び燃料供給装置を示す概略構成図である。
【図2】 同じく、燃料供給装置のスロットルボディを示す正面図である。
【図3】 同じく、図2の上面図である。
【図4】 同じく、図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】 同じく、図2の背面図であってボディケースの前面を示す図である。
【図6】 同じく、図5の左側面図である。
【図7】 同じく、図6の7−7線に沿った断面図である。
【図8】 同じく、図6の8−8線に沿った部分断面図である。
【図9】 同じく、図7の9−9線に沿った拡大断面図である。
【図10】 同じく、ボディケースを示す断面図である。
【図11】 同じく、スロットルボディ及びボディケースを示す断面図である。
【図12】 別の実施の形態に係り、エンジン及び燃料供給装置を示す概略構成図である。
【図13】 従来の燃料噴射装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11 エンジン
12 燃料供給装置
24 吸気通路
25 スロットルバルブ
26 スロットルバルブ
27 ボディケース
35 インジェクタ(燃料噴射弁)
36 ケース本体
37 ロアカバー
37a インレットパイプ(燃料入口)
37b 燃料通路
38 第1の開口部
39 プラグ(蓋部材)
39a アウトレットパイプ(燃料出口)
40 第2の開口部
41 フロントカバー(蓋部材)
44 燃料タンク
57 燃料供給口
58 第3の開口部
61 燃料ポンプ
62 燃料フィルタ
63 プレッシャレギュレータ
64 ECU
65 第1の凹部
66 第2の凹部
67 第3の凹部
70 給電用端子
71 電極端子
76 燃料供給装置

Claims (6)

  1. 吸気通路とその吸気通路に設けられたスロットルバルブとを含むスロットルボディに対して燃料供給用機器をユニット化して設けたエンジンの燃料供給装置であって、
    前記スロットルボディと一体的に設けられ、内部に前記燃料供給用機器を収容固定するためのボディケースと、
    前記燃料供給用機器は、一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、燃料ポンプとを含むことと、
    前記ボディケースにおいて、前記一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、前記燃料ポンプとは、互いに直交するように配置され、この配置状態で、前記燃料ポンプの吐出口は前記燃料フィルタの導入口に対して凹凸の関係で嵌め込まれ、直接的に接続されることと、
    前記ボディケースは、その内部に前記燃料ポンプを出し入れするための開口部と、その内部に前記燃料ポンプを嵌め込むための凹部と、前記開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むことと、
    前記ボディケースは、その内部に前記一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータを出し入れするための開口部と、その内部に前記一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータを嵌め込むための凹部と、前記開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むことと
    を備えたことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  2. 前記燃料供給用機器は、電子制御装置を更に含むことと、
    前記ボディケースにおいて、前記電子制御装置は、前記一体化された燃料フィルタ及びプレッシャレギュレータと、前記燃料ポンプとがなす角部内側に配置されることと、
    前記ボディケースは、その内部に前記電子制御装置を出し入れするための開口部と、その内部に前記電子制御装置を嵌め込むための凹部と、その凹部に設けられて前記電子制御装置の電極端子に接続される電極端子と、前記開口部を閉鎖するための蓋部材とを含むことと
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃料供給装置。
  3. 前記スロットルボディと前記ボディケースの本体とが樹脂により一体成形されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの燃料供給装置。
  4. 前記ボディケースは、前記燃料ポンプに対応する嵌め込み用の凹部に隣接して設けられる給電用端子を備え、前記燃料ポンプが前記凹部に嵌め込まれたときに前記燃料ポンプに設けられた電極端子が前記給電用端子に接続されるように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエンジンの燃料供給装置。
  5. 前記ボディケースは、燃料タンクからの燃料を導入するための燃料入口と、前記燃料入口から導入された燃料を前記燃料ポンプへ流すための燃料通路と、前記プレッシャレギュレータで生じる余剰燃料を前記燃料タンクへ戻すために導出する燃料出口とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のエンジンの燃料供給装置。
  6. 前記スロットルボディに隣接して燃料噴射弁を設け、前記燃料噴射弁に燃料を供給するための燃料供給口を前記ボディケースに設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載のエンジンの燃料供給装置。
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