JP2709133B2 - 燃料噴射エンジン用スロットルボディ - Google Patents

燃料噴射エンジン用スロットルボディ

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JP2709133B2
JP2709133B2 JP1075782A JP7578289A JP2709133B2 JP 2709133 B2 JP2709133 B2 JP 2709133B2 JP 1075782 A JP1075782 A JP 1075782A JP 7578289 A JP7578289 A JP 7578289A JP 2709133 B2 JP2709133 B2 JP 2709133B2
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fuel
fuel injection
throttle body
valve
throttle
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泰弘 豊田
富男 青井
敏洋 亀田
清英 永瀬
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、燃料噴射エンジンの吸気ポートへ燃料と空
気とを混合して送給するためのスロットルボディに関す
る。
〈従来の技術〉 電子制御式燃料噴射エンジンに於いては、蝶形弁など
からなるスロットル弁を備えたスロットルボディを吸気
通路に設け、これによって吸入空気流量を人為的に制御
すると共に、スロットル弁開度・吸気負圧・吸気温度な
どの各種情報により得られたエンジンの負荷情況に応じ
て設定された適量の燃料を、電気的な制御にて吸気通路
中に噴射するものとしている。このような燃料噴射装置
として、スロットルボディに燃料噴射弁を備えた所謂シ
ングルポイント式燃料噴射装置が知られている。この方
式によれば、各気筒に燃料噴射弁を備えたマルチポイン
ト式に比較して低廉なシステムを構成することができる
(特開昭58−122358号公報など参照)。
一方、吸気通路へ向けて燃料を所定の圧力をもって噴
射するためには、タンクから燃料を圧送するためのポン
プ装置と、燃料圧力を調整するための調圧弁とが必要で
ある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかるに、車輌に於いては、エンジン本体と燃料タン
クとは隔置されることが通例であり、従来、燃料ポンプ
は燃料タンク内に配設されることが一般的であった。そ
のため、燃料ポンプと燃料噴射弁との間を連結する高圧
配管が比較的長くなり、製造コストが高騰しがちであっ
た。
本発明は、このような不都合を改善すべくなされたも
のであり、その主な目的は、高圧配管を削減して製造コ
ストを低減し、かつ各機器を集約して構成を簡略化する
ことが可能なスロットルボディを提供することにある。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、燃料噴射エンジ
ンの吸気ポートへ燃料と空気とを混合して給送するべ
く、スロットル弁および燃料噴射弁を備えた燃料噴射エ
ンジン用スロットルボディであって、燃料調圧弁と、燃
料タンクから燃料を吸引する燃料ポンプとを、当該スロ
ットルボディの本体に一体的に設けてなると共に、前記
燃料ポンプと前記燃料噴射弁とをつなぐ燃料供給通路
と、前記燃料噴射弁からの余剰燃料を流す燃料戻し通路
の一部とを、当該スロットルボディの本体に内設し、か
つ前記戻し通路を、前記燃料ポンプのモータケーシング
の内部を経由させるようにしたことを特徴とする燃料噴
射エンジン用スロットルボディを提供することによって
達成される。
〈作用〉 このように、スロットル弁及び燃料噴射弁を備えたス
ロットルボディに対し、燃料ポンプ及び燃料調圧弁を当
該スロットルボディの本体に一体的に組付け、かつ燃料
供給通路並びに燃料戻し通路の一部を当該スロットルボ
ディの本体に内設するものとすれば、燃料タンクから噴
射弁へと加圧された燃料を供給するための高圧配管を実
質的に皆無にし得ると共に、混合気の生成に関わる構成
要素の集約化を推進することができる。特に、戻し通路
からの余剰燃料をポンプモータの内部に流入させること
により、モータを冷却することができる、 〈実施例〉 以下に添附の図面を参照して本発明の好適実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図及び第2図は、本発明に基づき構成されたスロ
ットルボディを示している。このスロットルボディ1自
体は、公知形式のものと同様にして、その内部に郭成さ
れた吸気胴2の中間部にスロットル弁3を備えており、
弁軸4の一端に設けられたスロットルドラム5に巻回さ
れたスロットルワイヤ6により開弁駆動されて空気流量
を人為的に制御し得るようにされている。
スロットルボディ1の周壁に於けるスロットル弁3の
やや上流側には、吸気胴2の軸線に対して斜め上方から
燃料を噴射するように、そのノズル端を吸気胴内面に臨
ませて、燃料噴射弁7が取付けられている。
第2図に併せて示すように、スロットルボディ1の燃
料噴射弁7とは反対側の面には、燃料ポンプ8が取付け
られている。この燃料ポンプ8は、公知形式の電動式容
積型ポンプであり、第1図の上側のホース口9aから燃料
を吸入し、下側のホース口9bから余剰燃料を吐出する。
尚、余剰燃料は、ポンプモータのコイル周囲を流過して
モータの冷却を行なうものとされている。
燃料噴射弁7に対する燃料通路は、スロットルボディ
1の外周部に一体的に形成されており、燃料ポンプ8が
吐出した高圧燃料を燃料噴射弁7へと送り込むための供
給通路10と、燃料噴射弁7から吐出されなかった余剰燃
料を燃料タンク(図示せず)へと戻すための戻し通路11
とからなり、戻し通路11に設けられた調圧弁12にて一定
の圧力が燃料噴射弁7に作用するものとされている。
さて、車輌用エンジンの一般的な構成としては、エン
ジン本体と燃料タンクとは隔置され、燃料ポンプは燃料
タンク内に配設されることが通例である。従って、燃料
ポンプから吐出された高圧の燃料を燃料噴射弁へ向けて
供給するために、比較的長い高圧配管を施さねばなら
ず、製造工程が繁雑となりがちであり、かつ製造コスト
が高騰しがちであった。そこで本発明に於いては、燃料
ポンプをスロットルボディ1に一体的に設け、燃料ポン
プ8と燃料噴射弁7との間の管路の短寸化を実現してい
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、燃料ポンプと
燃料噴射弁とをスロットルボディ回りに集約して設ける
ものとしたことから、燃料ポンプから噴射弁へと至る高
圧配管を皆無とすることが可能となり、燃料タンクとエ
ンジン本体との間の燃料配管の耐圧性を考慮する必要が
なくなる。従って、製造工程を簡略化して製造コストを
低減すると共に、エンジン回りの構成を簡潔化するうえ
に極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づき構成されたスロットルボディの
全体を示す立面図であり、第2図は第1図のII−II線に
沿う概念的な断面図である。 1……スロットルボディ、3……スロットル弁 7……燃料噴射弁、8……燃料ポンプ 9a・9b……ホース口 10……供給通路、11……戻し通路 12……調圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/00 340 F02M 69/04 U 69/04 69/00 320Z 350R (72)発明者 永瀬 清英 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−46362(JP,A) 特開 昭60−150464(JP,A) 実開 昭60−49263(JP,U) 実開 昭60−61475(JP,U) 実開 昭58−163673(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料噴射エンジンの吸気ポートへ燃料と空
    気とを混合して送給するべく、スロットル弁および燃料
    噴射弁を備えた燃料噴射エンジン用スロットルボディで
    あって、 燃料調圧弁と、燃料タンクから燃料を吸引する燃料ポン
    プとを、当該スロットルボディの本体に一体的に設けて
    なると共に、 前記燃料ポンプと前記燃料噴射弁とをつなぐ燃料供給通
    路と、前記燃料噴射弁からの余剰燃料を流す燃料戻し通
    路の一部とを、当該スロットルボディの本体に内設し、
    かつ前記戻し通路を、前記燃料ポンプのモータケーシン
    グの内部を経由させるようにしたことを特徴とする燃料
    噴射エンジン用スロットルボディ。
JP1075782A 1989-03-28 1989-03-28 燃料噴射エンジン用スロットルボディ Expired - Lifetime JP2709133B2 (ja)

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US07/500,656 US5094212A (en) 1989-03-28 1990-03-28 Throttle body assembly

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JPH02256838A JPH02256838A (ja) 1990-10-17
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JP3748747B2 (ja) * 1999-10-26 2006-02-22 愛三工業株式会社 エンジンの燃料供給装置
JP5698565B2 (ja) * 2011-03-07 2015-04-08 富士重工業株式会社 エンジン駆動発電装置
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