JP3748012B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、差動制限機構を備えたデファレンシャル装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】
この種のデファレンシャル装置は、例えば車両の駆動系に利用されており、周知のようにエンジンから伝達される回転力によりデフケースを回転させ、ケース内で公転するピニオンギアを介して左右のサイドギアから駆動輪に回転力を振り分けると共に、コーナリング時等のように駆動輪に内輪差が生じているときには、ピニオンギアの自転により左右の駆動輪を差動させて内輪差を許容するように構成されている。そして、コーナリング中に内輪側の接地荷重が減少してスリップを誘発した場合等には駆動力が逃げてしまうことから、左右の駆動輪の差動を制限する必要があり、このためにデファレンシャル装置には差動制限機構が組み込まれている。
【0003】
差動制限機構は、例えばデフケースとサイドギアとの間に設けられたメインクラッチの接続状態を調整して、エンジンの回転力の一部をメインクラッチを介してサイドギア側に伝達することにより差動を制限している。メインクラッチの接続状態を調整するための駆動源として、従来の機械式の差動制限機構ではエンジンの回転力を利用しており、デフケースの回転に伴ってピニオンギアが公転したときに、ピニオン軸のカム面によりプレッシャリングを介してメインクラッチを押圧操作して、その接続状態を調整している。
【0004】
ところが、この差動制限機構では、カム面の角度に応じてメインクラッチへの押圧力(換言すれば、クラッチの接続状態)が一義的に決定されることから、差動制限を車両の走行状態に応じてきめ細かく調整できないという欠点があった。
そこで、例えば特開平7−305754号公報に記載のように、駆動源として電磁石を利用した電磁式の差動制限機構が提案されている。この差動制限機構では、電磁石の吸引力によりパイロットクラッチを接続してデフケースの回転をカム機構に伝達し、その回転力をカム機構によりスラスト力に変換してメインクラッチを押圧するように構成されている。そして、電磁石の励磁を制御することで、常に適切な押圧力をメインクラッチに作用させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電磁石が発揮する吸引力はごく小さいものであり、上記した電磁式の差動制限機構では得られたスラスト力をカム機構で倍力しているものの、十分な押圧力をメインクラッチに作用させることができなかった。押圧力を増加するには、電磁石の吸引力増大やクラッチ面積拡大等が考えられるが、コンパクト化が要求されるこの種の装置では限界があり、結果として必要な差動制限作用を確保することができないという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、十分に強力で、且つ制御性が高い差動制限作用を発揮することができるデファレンシャル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、入力部に入力された回転力を一対の出力部に差動を許容して伝達する差動機構と、差動機構による差動を接続状態に応じて制限可能なクラッチ機構と、入力部に入力された回転力を第1のカム機構を介して主クラッチ機構の作動方向に変換して主クラッチ機構を接続操作する機械式差動制限機構と、電磁アクチュエータの駆動力により副クラッチ機構を接続操作し、副クラッチ機構の接続状態に応じて入力部に入力された回転力を第2のカム機構を介して主クラッチ機構の作動方向に変換して主クラッチ機構を接続側に操作することで第 1 のカム機構の作動による作動制限作用を強める電磁式差動制限機構とを備えたものである。従って、入力部に入力される回転力を用いて十分な差動制限作用が奏されると共に、電磁アクチュエータの駆動力を用いて制御性の高い差動制限作用が奏され、しかも、双方の差動制限機構が共通のクラッチ機構を利用することから、装置の大型化が未然に防止される。
請求項2の発明では、請求項1において、第1のカム機構が、入力部と主クラッチ機構との間に設けられるとともに、第2のカム機構が、副クラッチ機構と出力部の一方との間に設けられたものである。従って、簡易な構造で電磁アクチュエータの駆動による十分な作動制限力が得られる。
請求項3の発明では、請求項1または2において、主クラッチ機構が、一方のクラッチ板が第1のカム機構に設けられ、他方のクラッチ板が入力部に設けられているものである。従って、簡易な構造で電磁アクチュエータの駆動による十分な作動制限力が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したデファレンシャル装置の一実施形態を説明する。
本実施形態のデファレンシャル装置は車両の駆動系に搭載されたものであり、内部に組み込まれた差動制限機構により左右の駆動輪の差動を適宜制限するように構成されている。図1はデファレンシャル装置の断面図であり、デファレンシャル装置1は図示しないデフキャリア内に配置されて、その一側に固定された入力部としてのリングギア2をプロペラシャフト3のピニオンギア4に噛合させて、プロペラシャフト3を介して入力されるエンジンの回転力により、リングギア2と共にデファレンシャル装置1全体が回転するようになっている。
【0009】
デファレンシャル装置1のデフケース5は左側より、左側サイドケース6、メインケース7、サブケース8、デフリング9、及び右側サイドケース10から構成されている。メインケース7は車幅方向(図の左右方向)に延びる円筒状をなして、その左端を閉鎖するように左側サイドケース6が配設されている。両ケース6,7は互いのフランジ部6a,7aを重合させた状態で図示しないボルトにて固定され、このフランジ部6a,7aに前記リングギア2が固定されている。サブケース8は円筒状をなしてメインケース7の右側に外嵌・固定され、そのサブケース8には右方に連続するようにデフリング9が外嵌・固定され、更に、そのデフリング9の右端を閉鎖するように右側サイドケース10が固定されている。
【0010】
左右のサイドケース6,10には車幅方向に沿った軸先L上に軸受孔6b,10aが形成され、それぞれ出力部としての左右のデフシャフト11が回転可能に支持されている。各デフシャフト11の外端はデフケース5から左右に突出して、それぞれ図示しないドライブシャフトを介して左右の駆動輪が連結され、又、各デフシャフト11の内端にはデフケース5内でそれぞれサイドギア12がスプライン結合されている。
【0011】
一方、デフケース5内には軸線Lと直交するようにピニオン軸13が固定され、このピニオン軸13の両端に回転可能に支持されたピニオンギア14は、常に左右のサイドギア12と噛合している。従って、プロペラシャフト3からエンジンの回転力が入力されると、ピニオンギア4及びリングギア2を介してデフケース5が回転し、内部で軸線Lを中心としてピニオンギア14が公転して、左右のサイドギア12を介して駆動輪を回転駆動させると共に、駆動輪間の内輪差はピニオンギア14の自転により許容される。そして、本実施形態では、以上のサイドギア12、ピニオン軸13、ピニオンギア14によって差動機構Dが構成されている。
【0012】
前記メインケース5の内周とピニオンギア14の外周との間にはプレッシャリング21が配設され、このプレッシャリング21はピニオン軸13を間に挟んで左右に分割されている。図2は図1のII-II線断面図であり、両プレッシャリング21の対向面には、それぞれピニオン軸13の両端との干渉を避けるようにカム面22が形成され、各カム面22は略四角状に配列してピニオン軸13の周囲を取り囲んでいる。ピニオン軸13の外周には各カム面22に対応して面取り部23が形成され、通常時のプレッシャリング21はピニオン軸13を挟んだ状態で相互に当接し、このとき各面取り部23はカム面22に対して面接触している。そして、上記のようにデフケース5と共に内部のピニオン軸13が回転すると、その面取り部23がカム面22に対して矢印A方向に圧接して、両プレッシャリング21を離間させるように矢印B方向のスラスト力を発生させる。そして、ピニオン軸13とプレッシャリング21により第1のカム機構が構成されている。
【0013】
左右のプレッシャリング21の外面側(対向面と反対側)にはそれぞれ押圧面21aが形成され、これらの押圧面21aと対向するように左側サイドケース6には受圧面6cが、メインケース7の右端部には受圧面7bが形成されている。各押圧面21aと受圧面6c,7aとの間にはそれぞれクラッチ機構としてのメインクラッチ24が配設され、これらのメインクラッチ24は、メインケース7の内周と係合するアウタプレート24a、及び左右のサイドギア12の外周と係合するインナプレート24bを交互に重合させて構成されている。上記のようにスラスト力を受けて両プレッシャリング21が離間すると、左右のメインクラッチ24は押圧操作され、そのメインクラッチ24の接続状態に応じてデフケース5の回転力がサイドギア12側に伝達される。そして、本実施形態では、以上のピニオン軸13、プレッシャリング21によって機械式作動制限機構Mが構成されている。
【0014】
前記右側サイドケース10の右方位置には、ベアリング31を介して電磁アクチュエータとしてのリング状の電磁石32が回転可能に外嵌され、この電磁石32はデフケース5の回転時においても静止保持されて図示しない配線を介して電力供給される。右側サイドケース10はスチール等の磁性材料で製作されると共に、その内周側と外周側とを区画するようにステンレス等の非磁性材料からなるリング10aが鋳込まれている。右側サイドケース10の左方には、スナップリング33にて位置規制されたアーマチャー34が配設され、このアーマチャー34と右側サイドケース10に形成された受圧面10cとの間には、副クラッチ機構としてのパイロットクラッチ35が配設されている。そして、電磁石32の励磁時には、右側サイドケース10の内周側と外周側との間でアーマチャー34を経由する磁束が形成され、この磁束の作用によってアーマチャー34が吸引されてパイロットクラッチ35を押圧操作する。
【0015】
一方、前記右側のサイドギア12の右方には第1のカムリング36が配設され、この第1のカムリング36は右側のデフシャフト11に外嵌されてスプライン結合している。第1のカムリング36の左側には押圧面36bが形成され、この押圧面36bは、前記メインケース7の受圧面7bの内周側に位置して右側のメインクラッチ24と対応し、通常時には受圧面7bより僅かに右方側に退避している。第1のカムリング36には第2のカムリング37が回転可能に外嵌されており、両カムリング36,37の対向面には周方向の複数箇所にカム凹部36a,37aが形成されて、対向するカム凹部36a,37a内にはそれぞれボール38が挟持されている。そして、第1のカムリング36、第2のカムリング37及びボール38により第2のカム機構が構成されている。
【0016】
前記パイロットクラッチ35は、前記デフリング9の内周と係合するアウタプレート35a、及び第2のカムリング37の外周と係合するインナプレート35bを交互に重合させて構成されている。上記のようにアーマチャー34にてパイロットクラッチ35が押圧操作されると、そのパイロットクラッチ35の接続状態に応じてデフケース5の回転力が第2のカムリング37側に伝達される。その結果、両カムリング36,37に位相ずれが生じ、カム凹部36a,37aの作用によりボール38を介して左方へのスラスト力が発生して、第1のカムリング36が僅かに左方に移動される。第1のカムリング36の押圧面36bはメインケース7の受圧面7aより突出して右側のメインクラッチ24を押圧操作し、このとき、プレッシャリング21を介して左側のメインクラッチ24も押圧操作される。尚、カム凹部36a,37aは第2のカムリング37の回転をスラスト力に変換するだけでなく、倍力作用も奏する。そして、本実施形態では、以上の電磁石32、アーマチャー34、パイロットクラッチ35、第1のカムリング36、第2のカムリング37、ボール38によって電磁式作動制限機構Eが構成されている。
【0017】
次に、以上のように構成されたデファレンシャル装置1の作用を説明する。
エンジンの回転力はプロペラシャフト3を介してデフケース5に伝達され、デフケース5の回転に伴って内部のピニオンギア14が軸線Lを中心として公転し、サイドギア12、デフシャフト11、ドライブシャフトを介して左右の駆動輪が回転駆動されて車両を走行させる。又、コーナリング時等のように駆動輪に内輪差が生じているときには、ピニオンギア14の自転により左右の駆動輪を差動させて内輪差を許容する。
【0018】
このようにエンジンからの回転力が駆動輪に伝達されて車両の走行が行われているとき、ピニオン軸13の面取り部23がプレッシャリング21のカム面22に圧接してスラスト力を発生させ、両プレッシャリング21により左右のメインクラッチ24が押圧されて接続側に操作される。従って、デフケース5の回転力の一部はピニオンギア14を介することなくメインクラッチ24を経てサイドギア12に伝達され、結果として差動機構Dによる差動が制限される。即ち、このときには機械式作動制限機構Mにより従来の機械式の差動制限装置と同様の機能が奏されて、エンジンの回転力を利用して十分な押圧力をメインクラッチ24に作用させて、十分な差動制限作用を得ることができる。
【0019】
ここで、このときの右側のメインクラッチ24はプレッシャリング21により右方側、つまり電磁式作動制限機構E側に向けて押圧されるが、その押圧力はメインケース7の受圧面7bに受け止められるため、押圧力が電磁式作動制限機構Eの構成部品に直接作用することが防止されて、その破損等のトラブルを未然に回避可能となる。
【0020】
一方、以上の走行時において電磁石32が励磁されると、磁束の作用によってアーマチャー34が吸引されてパイロットクラッチ35を押圧操作する。その結果、デフケース5の回転力が第2のカムリング37側に伝達されて位相ずれが生じ、カム凹部36a,37aの作用によりボール38を介してスラスト力が発生して、第1のカムリング36の押圧面36bにより左右のメインクラッチ24が押圧操作される。つまり、上記した機械式作動制限機構Mのみによって差動制限作用を得ている状態に比較して、電磁式差動制限機構Eによりメインクラッチ24の接続状態はより接続側に操作されて、その差動制限が一層強められる。
【0021】
そして、この電磁式差動制限機構Eでは、電磁石32の励磁状態を制御することによってメインクラッチ24の接続状態をきめ細かに調整可能なため、例えば、コーナリングに伴って内輪側の接地荷重が減少してスリップを誘発したとき、或いは悪路で片輪がスリップしたとき等には、そのスリップ状態に応じて電磁石32にてメインクラッチ24の接続状態を加減し、的確な差動制限でもって速やかにスリップを抑制することができる。
【0022】
以上のように本実施形態のデファレンシャル装置は、機械式差動制限機構Mによる十分な差動制限作用と、電磁式差動制限機構Eによる制御性の高い差動制限作用とを兼ね備えており、双方の欠点を補い合ってあらゆる走行状態で的確な差動制限を実現することができる。
しかも、電磁式差動制限機構Eには専用のメインクラッチを備えることなく、第1のカムリング37に発生したスラスト力を機械式差動制限機構Mのメインクラッチ24に伝達して差動制限作用を得ている。従って、両差動制限機構M,Eに個別にメインクラッチ24を設けた場合に比較して、装置の大型化を未然に防止して良好な車両への搭載性を確保することができる。
【0023】
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施例に限定されるものではなく、例えば、差動機構D、機械式作動制限機構M、電磁式差動制限機構Eを構成する各部品のレイアウトを変更したり、或いはプレッシャリング21のカム面22やカムリング36,37のカム凹部36a,37aを形状変更して、差動制限作用の特性を変えたりしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明のデファレンシャル装置によれば、入力部への回転力を用いた機械式差動制限機構により十分な差動制限作用を得ると共に、電磁アクチュエータの駆動力を用いた電磁式差動制限機構により制御性の高い差動制限作用を得るため、双方の欠点を補い合ってあらゆる条件下で的確な差動制限を実現することができ、しかも、共通のクラッチ機構を利用することにより装置の大型化を未然に防止して、良好な搭載性を確保することができる。
請求項2,3の発明のデファレンシャル装置によれば、請求項1に加えて、簡易な構造で電磁アクチュエータの駆動による十分な作動制限力が得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のデファレンシャル装置を示す断面図である。
【図2】ピニオン軸とプレッシャリングとの関係を示す図1のII-II線断面図である。
【符号の説明】
2 リングギア(入力部)
11 デフシャフト(出力部)
13 ピニオン軸(第1のカム機構)
21 プレッシャリング(第1のカム機構)
24 メインクラッチ(クラッチ機構)
32 電磁石(電磁アクチュエータ)
35 パイロットクラッチ(副クラッチ機構)
36 第1のカムリング(第2のカム機構)
37 第2のカムリング(第2のカム機構)
38 ボール(第2のカム機構)
D 差動機構
M 機械式作動制限機構
E 電磁式作動制限機構

Claims (3)

  1. 入力部に入力された回転力を一対の出力部に差動を許容して伝達する差動機構と、
    前記差動機構による差動を接続状態に応じて制限可能なクラッチ機構と、
    前記入力部に入力された回転力を第1のカム機構を介して前記主クラッチ機構の作動方向に変換して該主クラッチ機構を接続操作する機械式差動制限機構と、
    電磁アクチュエータの駆動力により副クラッチ機構を接続操作し、該副クラッチ機構の接続状態に応じて前記入力部に入力された回転力を第2のカム機構を介して前記主クラッチ機構の作動方向に変換して該主クラッチ機構を接続側に操作することで前記第 1 のカム機構の作動による作動制限作用を強める電磁式差動制限機構と
    を備えたことを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 前記第1のカム機構は、前記入力部と前記主クラッチ機構との間に設けられるとともに、
    前記第2のカム機構は、前記副クラッチ機構と前記出力部の一方との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載のデファレンシャル装置。
  3. 前記主クラッチ機構は、一方のクラッチ板が前記第1のカム機構に設けられ、他方のクラッチ板が前記入力部に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のデファレンシャル装置。
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