JPH0633997A - 差動歯車アセンブリ - Google Patents
差動歯車アセンブリInfo
- Publication number
- JPH0633997A JPH0633997A JP5111210A JP11121093A JPH0633997A JP H0633997 A JPH0633997 A JP H0633997A JP 5111210 A JP5111210 A JP 5111210A JP 11121093 A JP11121093 A JP 11121093A JP H0633997 A JPH0633997 A JP H0633997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- plate
- axle
- case
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/22—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using friction clutches or brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/06—Differential gearings with gears having orbital motion
- F16H48/10—Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/30—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/30—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means
- F16H48/34—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means using electromagnetic or electric actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H2048/204—Control of arrangements for suppressing differential actions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/30—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means
- F16H48/34—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means using electromagnetic or electric actuators
- F16H2048/346—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using externally-actuatable means using electromagnetic or electric actuators using a linear motor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/40—Constructional details characterised by features of the rotating cases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来より一層簡潔な差動歯車アセンブリによ
り、従来と同等な又は一層大きいトルク移送を可能にす
ることにある。 【構成】 太陽歯車５６を第１の車軸２６に連結する。
遊星歯車受け４１を第２の車軸２４に連結する。複数対
の遊星歯車４８、５０を遊星歯車受けに支える。各対の
第１の歯車はリング・ギヤにかみあい、各対の第２の歯
車は太陽歯車にかみあう。太陽歯車を遊星歯車受けに係
合させることにより、第１の車軸及び第２の車軸の間の
相対回転を制限するようにクラッチ手段７０を設ける。
クラッチ手段は複数の環状のクラッチ板７４、７６で形
成したクラッチ・パックを備えている。差動歯車アセン
ブリ１０は、クラッチ・パックを選択的に押しつける手
段を協働させている。押しつけ手段は、作動板８５を備
え、作動板とクラッチ・パックとの間に配置した電磁石
８７から間隔を置いている。圧力板８１を作動板に脚８
３により連結する。電磁石の作動時に、作動板は電磁石
に向かい引付けられ脚を軸線方向に動かし圧力板をクラ
ッチ・パックに向かい付勢する。
り、従来と同等な又は一層大きいトルク移送を可能にす
ることにある。 【構成】 太陽歯車５６を第１の車軸２６に連結する。
遊星歯車受け４１を第２の車軸２４に連結する。複数対
の遊星歯車４８、５０を遊星歯車受けに支える。各対の
第１の歯車はリング・ギヤにかみあい、各対の第２の歯
車は太陽歯車にかみあう。太陽歯車を遊星歯車受けに係
合させることにより、第１の車軸及び第２の車軸の間の
相対回転を制限するようにクラッチ手段７０を設ける。
クラッチ手段は複数の環状のクラッチ板７４、７６で形
成したクラッチ・パックを備えている。差動歯車アセン
ブリ１０は、クラッチ・パックを選択的に押しつける手
段を協働させている。押しつけ手段は、作動板８５を備
え、作動板とクラッチ・パックとの間に配置した電磁石
８７から間隔を置いている。圧力板８１を作動板に脚８
３により連結する。電磁石の作動時に、作動板は電磁石
に向かい引付けられ脚を軸線方向に動かし圧力板をクラ
ッチ・パックに向かい付勢する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪付き車両の互いに
同軸に整合した１対の車軸の両方にトルクを有効に伝え
る差動固定又は制限機構に関する。ことに本発明は、車
両の各車軸の過度の相対回転に対し抵抗を生ずる電磁作
動クラッチ機構を備えた遊星歯車装置を持つような簡潔
な差動装置に関する。
同軸に整合した１対の車軸の両方にトルクを有効に伝え
る差動固定又は制限機構に関する。ことに本発明は、車
両の各車軸の過度の相対回転に対し抵抗を生ずる電磁作
動クラッチ機構を備えた遊星歯車装置を持つような簡潔
な差動装置に関する。
【０００２】
【発明の背景】従来の差動装置は、車両駆動列内に、旋
回時に外側車輪を左右の車輪に対し互いに等しく分割し
たトルク配分を保ちながら内側車輪より早く回転させる
ように配置することにより、なめらかな旋回が確実に得
られるようにする。差動装置は若干の条件のもとでは車
両を駆動するのに不利である。たとえば一方の車輪が氷
のような低摩擦面上にあると、差動装置の構成により他
方の車輪に高いトルクを伝えることができない。このよ
うな欠点を避けるように、摩擦の高い方の表面上の車輪
にトルク伝達を行う差動固定又は制限機構を設けて車両
を推進する全利用可能牽引力を増すことにより車両の可
動性及び性能を向上する。
回時に外側車輪を左右の車輪に対し互いに等しく分割し
たトルク配分を保ちながら内側車輪より早く回転させる
ように配置することにより、なめらかな旋回が確実に得
られるようにする。差動装置は若干の条件のもとでは車
両を駆動するのに不利である。たとえば一方の車輪が氷
のような低摩擦面上にあると、差動装置の構成により他
方の車輪に高いトルクを伝えることができない。このよ
うな欠点を避けるように、摩擦の高い方の表面上の車輪
にトルク伝達を行う差動固定又は制限機構を設けて車両
を推進する全利用可能牽引力を増すことにより車両の可
動性及び性能を向上する。
【０００３】簡潔さを要求される用途ではこのような差
動固定及び又は制限装置は、差動装置ケース内に配置し
たリング・ギヤ、遊星歯車受け及び太陽歯車を備えた複
合遊星歯車アセンブリを備えている。クラッチ・パック
は、係合したときに太陽歯車がギヤ・ケースに係合し、
このギヤ・ケース及び太陽歯車間の回転を遅らせ又は妨
げもする。
動固定及び又は制限装置は、差動装置ケース内に配置し
たリング・ギヤ、遊星歯車受け及び太陽歯車を備えた複
合遊星歯車アセンブリを備えている。クラッチ・パック
は、係合したときに太陽歯車がギヤ・ケースに係合し、
このギヤ・ケース及び太陽歯車間の回転を遅らせ又は妨
げもする。
【０００４】さらにクラッチ・パックをその係合離脱位
置から係合位置に作動し又は動かすように若干の種類の
作動機構を設けてある。若干の差動装置は、各車軸の相
対回転速度に関係なく加わるクラッチ力量を変える外部
制御のクラッチ機構を備えている。このような機構は、
電磁作動装置を備えた遊星歯車差動装置に協働させてあ
る。
置から係合位置に作動し又は動かすように若干の種類の
作動機構を設けてある。若干の差動装置は、各車軸の相
対回転速度に関係なく加わるクラッチ力量を変える外部
制御のクラッチ機構を備えている。このような機構は、
電磁作動装置を備えた遊星歯車差動装置に協働させてあ
る。
【０００５】しかし若干の用途では現在使用されている
遊星歯車式差動装置でさえ、所要のトルク移送能力を得
るのに必要なクラッチ・パック及び磁石の寸法の一部分
が不都合なほど大きいと考えられる。したがって、従来
可能であったより一生簡潔な作動歯車アセンブリから、
従来の場合と同等な又は一層大きいトルクの移送が必要
となった。
遊星歯車式差動装置でさえ、所要のトルク移送能力を得
るのに必要なクラッチ・パック及び磁石の寸法の一部分
が不都合なほど大きいと考えられる。したがって、従来
可能であったより一生簡潔な作動歯車アセンブリから、
従来の場合と同等な又は一層大きいトルクの移送が必要
となった。
【０００６】
【発明の概要】本発明は、リングギヤを内部に形成した
回転自在なケースを備えこのケース内にこれに対して回
転するように第１及び第２の車軸を支えた差動歯車アセ
ンブリに係わる。第１車軸にはこれと一緒に回転するよ
うに太陽歯車を連結してある。又第２の車軸にはこれと
一緒に回転するように遊星歯車受けを連結してある。遊
星歯車受けには複数対の遊星歯車を支え、これ等の各対
のうち第１の遊星歯車はリングギヤにかみあい各対のう
ち第２の遊星歯車は太陽歯車にかみあうようにしてあ
る。太陽歯車を遊星歯車受けに係合させることにより第
１車軸及び第２軸の間の相対的回転を制限するようにク
ラッチ手段を設けてある。このクラッチ手段は、複数の
環状のクラッチ板から形成したクラッチ・パックを備え
ている。
回転自在なケースを備えこのケース内にこれに対して回
転するように第１及び第２の車軸を支えた差動歯車アセ
ンブリに係わる。第１車軸にはこれと一緒に回転するよ
うに太陽歯車を連結してある。又第２の車軸にはこれと
一緒に回転するように遊星歯車受けを連結してある。遊
星歯車受けには複数対の遊星歯車を支え、これ等の各対
のうち第１の遊星歯車はリングギヤにかみあい各対のう
ち第２の遊星歯車は太陽歯車にかみあうようにしてあ
る。太陽歯車を遊星歯車受けに係合させることにより第
１車軸及び第２軸の間の相対的回転を制限するようにク
ラッチ手段を設けてある。このクラッチ手段は、複数の
環状のクラッチ板から形成したクラッチ・パックを備え
ている。
【０００７】この差動歯車アセンブリは又、クラッチ・
パックに隣接する圧力板とこの圧力板との間に配置した
電磁石から或る有効距離だけエア・ギャップにより間隔
を隔てた作動板とを備え、クラッチ・パックを選択的に
押しつける押しつけ手段を協働させてある。圧力板は、
複数の脚により作動板に連結してある。電磁石の作動時
に、作動板は電磁石の方に引付けられ複数の脚を軸線方
向に動かし圧力板をクラッチパックに向かい付勢する。
パックに隣接する圧力板とこの圧力板との間に配置した
電磁石から或る有効距離だけエア・ギャップにより間隔
を隔てた作動板とを備え、クラッチ・パックを選択的に
押しつける押しつけ手段を協働させてある。圧力板は、
複数の脚により作動板に連結してある。電磁石の作動時
に、作動板は電磁石の方に引付けられ複数の脚を軸線方
向に動かし圧力板をクラッチパックに向かい付勢する。
【０００８】本発明の前記した又その他の利点を添付図
面により好適な実施例について以下に詳細に説明する。
面により好適な実施例について以下に詳細に説明する。
【０００９】
【実施例】図示のように差動歯車アセンブリ１０は、回
転可能な差動歯車アセンブリのケース１４を内部に配置
した外部ハウジング１２を備えている。ケース１４は、
その互いに対向する端部から延びるハブ部分２０、２２
により同軸に配置した１対のテーパころ軸受１６、１８
に取付けてある。同軸に整合した１対の車軸２４、２６
の端部は、外部ハウジング１２内に延びそれぞれハブ部
分２０、２２内に支えてある。ピニオン被駆動リング・
ギヤ又はクラウン・ギヤ２８はケース１４の外周に固定
してある。
転可能な差動歯車アセンブリのケース１４を内部に配置
した外部ハウジング１２を備えている。ケース１４は、
その互いに対向する端部から延びるハブ部分２０、２２
により同軸に配置した１対のテーパころ軸受１６、１８
に取付けてある。同軸に整合した１対の車軸２４、２６
の端部は、外部ハウジング１２内に延びそれぞれハブ部
分２０、２２内に支えてある。ピニオン被駆動リング・
ギヤ又はクラウン・ギヤ２８はケース１４の外周に固定
してある。
【００１０】差動歯車アセンブリのケース１４自体は軸
線方向に互いに隔離できる２つの部材３２、３４から形
成してある。図１の左側のケース部材３２には、互いに
平行な内向きの歯を内面に一体に連結した大直径の周辺
方向に配置したリング・ギヤ３６を設けてある。
線方向に互いに隔離できる２つの部材３２、３４から形
成してある。図１の左側のケース部材３２には、互いに
平行な内向きの歯を内面に一体に連結した大直径の周辺
方向に配置したリング・ギヤ３６を設けてある。
【００１１】半径方向に配置した複合の遊星歯車アセン
ブリ４０はリング・ギヤ３６の内側に同軸に取付けてあ
る。遊星歯車アセンブリ４０は、互いに平行な２つの環
状の板４２、４４から形成した遊星歯車受け［ｐｌａｎ
ｅｔａｒｙ ｃａｒｒｉｅｒ］４１を備えている。図１
の左方に示した板４２は、内ばスプラインにより車軸２
４の端部に連結したハブ部分４６に一体に連結してあ
る。図１の右方に示した板４４の円形中央部分を切取り
板４４及びハブ部分４６の間に環状穴を形成してある。
板４４にはさらに、板４２から遠ざかる向きに板４４か
ら大体直交して延びる一体の内ばスプライン付きスリー
ブ５１を設けてある。
ブリ４０はリング・ギヤ３６の内側に同軸に取付けてあ
る。遊星歯車アセンブリ４０は、互いに平行な２つの環
状の板４２、４４から形成した遊星歯車受け［ｐｌａｎ
ｅｔａｒｙ ｃａｒｒｉｅｒ］４１を備えている。図１
の左方に示した板４２は、内ばスプラインにより車軸２
４の端部に連結したハブ部分４６に一体に連結してあ
る。図１の右方に示した板４４の円形中央部分を切取り
板４４及びハブ部分４６の間に環状穴を形成してある。
板４４にはさらに、板４２から遠ざかる向きに板４４か
ら大体直交して延びる一体の内ばスプライン付きスリー
ブ５１を設けてある。
【００１２】互いにかみあう対の遊星歯車すなわち内側
遊星歯車４８及び外側遊星歯車５０は、板４２、４４間
の空間内に互いに平行なピン５２に回転自在に取付けて
ある。板４２、４４は、対の遊星歯車４８、５０の間に
挿入した半径方向に配置したウエブ部材５４により相互
に結合してある。ウエブ部材５４の厚さは半径方向内方
に向かい増す。
遊星歯車４８及び外側遊星歯車５０は、板４２、４４間
の空間内に互いに平行なピン５２に回転自在に取付けて
ある。板４２、４４は、対の遊星歯車４８、５０の間に
挿入した半径方向に配置したウエブ部材５４により相互
に結合してある。ウエブ部材５４の厚さは半径方向内方
に向かい増す。
【００１３】かみあう各対の遊星歯車の一方すなわち外
側歯車４８は、板４２、４４の周辺に他方の歯車より一
層近く配置され、歯車４８がリング・ギヤ３６にかみあ
うようにしてある。他方の内側遊星歯車５０は、板４４
の環状穴を貫いて板４２、４４間の空間内に延びる歯車
区分を設けた太陽歯車５６にかみある。遊星歯車受け４
１及太陽歯車５６はこのようにして同じ向きに回転する
ようにしてある。
側歯車４８は、板４２、４４の周辺に他方の歯車より一
層近く配置され、歯車４８がリング・ギヤ３６にかみあ
うようにしてある。他方の内側遊星歯車５０は、板４４
の環状穴を貫いて板４２、４４間の空間内に延びる歯車
区分を設けた太陽歯車５６にかみある。遊星歯車受け４
１及太陽歯車５６はこのようにして同じ向きに回転する
ようにしてある。
【００１４】太陽歯車５６は、一体に連結した左側端部
区分６０と一体に連結した右側端部区分６２との間にあ
る大体円筒形の中間区分５８を持つ。太陽歯車５６の右
端部区分６２は、車軸２６の端部とケース部材３４の端
部の凹入した同心の支持面６４との間に延び、内ばスプ
ラインにより車軸２６の端部に連結してある。隣接する
中間区分５８及び右端区分６２の各周辺は、互いに片寄
りこれ等の区分間の接合部に半径方向に配置した環状の
肩部６６を形成する。肩部６６は、ケース部材３４内に
形成した協働する環状肩部に当たる。太陽歯車５６の左
端部材区分６０は、遊星歯車アセンブリ４０のハブ部分
４６に支えられハブ部分のまわりに自由に回転する。左
端部区分６０は、左側の板４２の内壁に当たる半径方向
に配置した面６８に終る。太陽歯車５６の外側の歯車歯
はその左端部区分６０からその中間部分５８の右端部に
延びる。
区分６０と一体に連結した右側端部区分６２との間にあ
る大体円筒形の中間区分５８を持つ。太陽歯車５６の右
端部区分６２は、車軸２６の端部とケース部材３４の端
部の凹入した同心の支持面６４との間に延び、内ばスプ
ラインにより車軸２６の端部に連結してある。隣接する
中間区分５８及び右端区分６２の各周辺は、互いに片寄
りこれ等の区分間の接合部に半径方向に配置した環状の
肩部６６を形成する。肩部６６は、ケース部材３４内に
形成した協働する環状肩部に当たる。太陽歯車５６の左
端部材区分６０は、遊星歯車アセンブリ４０のハブ部分
４６に支えられハブ部分のまわりに自由に回転する。左
端部区分６０は、左側の板４２の内壁に当たる半径方向
に配置した面６８に終る。太陽歯車５６の外側の歯車歯
はその左端部区分６０からその中間部分５８の右端部に
延びる。
【００１５】電磁作動のクラッチ・アセンブリ７０はこ
の差動装置に協働し、互いに同軸に整合した車軸２４、
２６の相対回転に可変的に制御できる抵抗を加える。ク
ラッチ・アセンブリ７０は、互いに並べて相互に同心に
重ね合わせた複数の横方向に可動な環状のクラッチ板か
ら成るクラッチ・パックを備えている。このクラッチ・
パックの交互の円板７４及び中間円板７６は、それぞれ
左右の車軸２４、２６に１個又は複数個の部品によりそ
れぞれ結合してある。複数の交互のクラッチ板７４及び
車軸２４の間に次のリンク仕掛又はトルク径路を設けて
ある。複数の交互の円板７４は、遊星歯車受け４１のス
リーブ５１の内はスプラインに外向きに延びるスプライ
ンにより滑動自在にキー止めしてある。前記したように
遊星歯車受け４１のハブ部分４６は左側車軸２４にスプ
ラインばめしてある。複数の中間クラッチ板７６及び車
軸２６の間にもリンク仕掛又はトルク径路を設けてあ
る。中間クラッチ板７６は半径方向内方に突出する歯に
より太陽歯車５６の中間区分５８の右端部分を囲む歯に
滑動自在にキー止めしてある。太陽歯車５６は右車軸２
６にスプラインばめしてある。
の差動装置に協働し、互いに同軸に整合した車軸２４、
２６の相対回転に可変的に制御できる抵抗を加える。ク
ラッチ・アセンブリ７０は、互いに並べて相互に同心に
重ね合わせた複数の横方向に可動な環状のクラッチ板か
ら成るクラッチ・パックを備えている。このクラッチ・
パックの交互の円板７４及び中間円板７６は、それぞれ
左右の車軸２４、２６に１個又は複数個の部品によりそ
れぞれ結合してある。複数の交互のクラッチ板７４及び
車軸２４の間に次のリンク仕掛又はトルク径路を設けて
ある。複数の交互の円板７４は、遊星歯車受け４１のス
リーブ５１の内はスプラインに外向きに延びるスプライ
ンにより滑動自在にキー止めしてある。前記したように
遊星歯車受け４１のハブ部分４６は左側車軸２４にスプ
ラインばめしてある。複数の中間クラッチ板７６及び車
軸２６の間にもリンク仕掛又はトルク径路を設けてあ
る。中間クラッチ板７６は半径方向内方に突出する歯に
より太陽歯車５６の中間区分５８の右端部分を囲む歯に
滑動自在にキー止めしてある。太陽歯車５６は右車軸２
６にスプラインばめしてある。
【００１６】太陽歯車５６をケース１４に係合させない
で太陽歯車５６を遊星歯車受け４１に一体スリーブ５１
を経て係合させることにより、伝達される全トルクはリ
ングギヤ３６の歯数の太陽歯車５６の外歯の数に対する
比に等しい係数だけ有効に増加する。その理由は伝達さ
れるトルクの有効量の一部分だけがクラッチパックを経
て移動するからである。すなわちたとえば左側車軸２４
が摩擦のない状態になると、クラッチが作動されトルク
を右側車軸２６に伝える。次いで一部分が内側遊星歯車
５０から太陽歯車５６に次いで右側車軸２６に伝わる。
伝達される全トルクの残りの部分は遊星歯車４８、５０
からピン５２を経て、遊星歯車受け４１と遊歯車受け４
１のスリーブ５１にスプラインばめした中間クラッチ板
７６と太陽歯車５６にスプラインばめした交互のクラッ
チ板７４とに伝わり、最後に太陽歯車５６から右側車軸
２６に伝わる。
で太陽歯車５６を遊星歯車受け４１に一体スリーブ５１
を経て係合させることにより、伝達される全トルクはリ
ングギヤ３６の歯数の太陽歯車５６の外歯の数に対する
比に等しい係数だけ有効に増加する。その理由は伝達さ
れるトルクの有効量の一部分だけがクラッチパックを経
て移動するからである。すなわちたとえば左側車軸２４
が摩擦のない状態になると、クラッチが作動されトルク
を右側車軸２６に伝える。次いで一部分が内側遊星歯車
５０から太陽歯車５６に次いで右側車軸２６に伝わる。
伝達される全トルクの残りの部分は遊星歯車４８、５０
からピン５２を経て、遊星歯車受け４１と遊歯車受け４
１のスリーブ５１にスプラインばめした中間クラッチ板
７６と太陽歯車５６にスプラインばめした交互のクラッ
チ板７４とに伝わり、最後に太陽歯車５６から右側車軸
２６に伝わる。
【００１７】１例として、図示のリング・ギヤ３６は大
きさが太陽歯車５６の２倍であり、従って全伝達トルク
の半分だけがクラッチ・バックを経て直接伝わる。従っ
て同じクラッチ・パック及び磁石を持つが太陽歯車５６
をケース１４に係合させる装置に比べて２倍のトルクが
伝わる。或はクラッチ・パック又は磁石或いはこれ等の
両方は、全トルク伝送に対し同じ能力を保つと共に一層
小さくすることができる。
きさが太陽歯車５６の２倍であり、従って全伝達トルク
の半分だけがクラッチ・バックを経て直接伝わる。従っ
て同じクラッチ・パック及び磁石を持つが太陽歯車５６
をケース１４に係合させる装置に比べて２倍のトルクが
伝わる。或はクラッチ・パック又は磁石或いはこれ等の
両方は、全トルク伝送に対し同じ能力を保つと共に一層
小さくすることができる。
【００１８】前記したようにスリーブ４１及び太陽歯車
５６の間の位置でクラッチ・パックの作動を行うには、
軸線方向に可動な半径方向に配置した環状の圧力板８１
を使いクラッチ・パックの隣接端面に対し横方向の力を
加える。クラッチ・パックはこのようにして圧力板８１
と遊星歯車受け４１の板４４の環状外面との間に挾まれ
る。互いに平行な複数の脚８３は圧力板８１に一体に取
付けられ圧力板８１の表面から大体直交してクラッチ・
パックから遠ざかる向きに延びる。各脚８３は右側ケー
ス部材３４の側壁の穴を貫いて延びる。環状の鋼製作動
板８５は、ねじファスナにより脚８３の突出端部に連結
されこのようにして圧力板８１に結合してある。圧力板
８１及び作動板８５は互いに平行で円周方向に一様な間
隔を隔てた少なくとも４個の脚８３による結合するのが
よい。
５６の間の位置でクラッチ・パックの作動を行うには、
軸線方向に可動な半径方向に配置した環状の圧力板８１
を使いクラッチ・パックの隣接端面に対し横方向の力を
加える。クラッチ・パックはこのようにして圧力板８１
と遊星歯車受け４１の板４４の環状外面との間に挾まれ
る。互いに平行な複数の脚８３は圧力板８１に一体に取
付けられ圧力板８１の表面から大体直交してクラッチ・
パックから遠ざかる向きに延びる。各脚８３は右側ケー
ス部材３４の側壁の穴を貫いて延びる。環状の鋼製作動
板８５は、ねじファスナにより脚８３の突出端部に連結
されこのようにして圧力板８１に結合してある。圧力板
８１及び作動板８５は互いに平行で円周方向に一様な間
隔を隔てた少なくとも４個の脚８３による結合するのが
よい。
【００１９】環状の電磁石８７は、差動装置ハウジング
１２の内側で作動板８５及び圧力板８１の間の位置で軸
受９０により右側ケース部材３４に回転自在に取付けて
ある。電磁石８７及び作動板８５は相互に或る有効距離
を隔てて位置させ、電磁石に通電したときに、作動板８
５が電磁石８７に向かって引かれ複数個の脚８３を軸線
方向の同じ向きに移動させ圧力板８１をクラッチ・パッ
クの隣接端面に向かい付勢する。挾み金９２を利用して
電磁石８７及び作動板８５の間に所望のすきまが得られ
るようにしてもよい。この反作用により、クラッチ・パ
ックを圧縮し隣接するクラッチ板７４、７６間又は同様
にこれ等のクラッチ板にキー止めした部品間の相対回転
に対する抵抗を増す。電磁石の作動と磁界の強さの調整
とは電子制御装置により又は運転者が介入して行うのが
よい。
１２の内側で作動板８５及び圧力板８１の間の位置で軸
受９０により右側ケース部材３４に回転自在に取付けて
ある。電磁石８７及び作動板８５は相互に或る有効距離
を隔てて位置させ、電磁石に通電したときに、作動板８
５が電磁石８７に向かって引かれ複数個の脚８３を軸線
方向の同じ向きに移動させ圧力板８１をクラッチ・パッ
クの隣接端面に向かい付勢する。挾み金９２を利用して
電磁石８７及び作動板８５の間に所望のすきまが得られ
るようにしてもよい。この反作用により、クラッチ・パ
ックを圧縮し隣接するクラッチ板７４、７６間又は同様
にこれ等のクラッチ板にキー止めした部品間の相対回転
に対する抵抗を増す。電磁石の作動と磁界の強さの調整
とは電子制御装置により又は運転者が介入して行うのが
よい。
【００２０】以上本発明をその好適とする実施例につい
て詳細に説明したが本発明はなおその精神を逸脱しない
で種種の反か変化を行うことができるのは明らかであ
る。たとえば図面では平歯車を例示したがはす歯歯車の
ように他の歯形状を持つ歯を使ってもよい。
て詳細に説明したが本発明はなおその精神を逸脱しない
で種種の反か変化を行うことができるのは明らかであ
る。たとえば図面では平歯車を例示したがはす歯歯車の
ように他の歯形状を持つ歯を使ってもよい。
【図１】本発明差動歯車アセンブリの中心線に沿う水平
断面図であるがその遊星歯車アセンブリは内側遊星歯
車、遊星歯車受け及び外側遊星歯車の各中心に交差する
直線に沿う断面図である。
断面図であるがその遊星歯車アセンブリは内側遊星歯
車、遊星歯車受け及び外側遊星歯車の各中心に交差する
直線に沿う断面図である。
１０ 差動歯車アセンブリ １４ ケース ２４、２６ 車軸 ３６ リングギヤ ４０ 遊星歯車アセンブリ ４１ 遊星歯車受け ４８、５０ 遊星歯車 ５６ 太陽歯車 ７０ クラッチ手段（クラッチ・アセンブリ） ７４、７６ クラッチ板 ８１ 圧力板 ８３ 連結手段（脚） ８５ 作動板 ８７ 電磁石
Claims (8)
- 【請求項１】 （イ）リング・ギヤを内部に持つ回転可
能なケースと、（ロ） このケースに対して回転するよ
うにこのケース内に支えた第１及び第２の車軸と、
（ハ） 前記第１の車軸と一緒に回転するようにこの第
１の車軸に連結した太陽歯車と、（ニ） 前記第２の車
軸と一緒に回転するようにこの第２の車軸に連結した遊
星歯車受けと、（ホ） この遊星歯車受けに支えた複数
対から成り、これ等の各対のうちの第１の歯車は、前記
リング・ギヤにかみあい、又前記各対のうち第２の歯車
は前記太陽歯車にかみあう複数対の遊星歯車と、（ヘ）
複数の環状のクラッチ板で形成したクラッチ・パック
を備え、前記太陽歯車を前記遊星歯車受けに係合させる
ことにより、前記第１の車軸と前記第２の車軸との間の
相対回転を制限するクラッチ手段と、（ト） （ｉ）前
記クラッチ・パックに隣接する圧力板と、（ｉｉ）作動
板であって、この作動板と前記圧力板との間に配置した
電磁石から或る有効距離だけエア・ギヤップにより間隔
を置いて配置した作動板と、（ｉｉｉ）前記圧力板と前
記作動板とを相互に連結する連結手段とを備えることに
より、前記電磁石の動作時に、この電磁石に向かい前記
作動板を引付け、前記圧力板を前記クラッチ・パックに
向かい付勢するようにした、前記クラッチ・パックを選
択的に押しつける押しつけ手段と、を包含する差動歯車
アセンブリ。 - 【請求項２】 前記相互に連結する連結手段が、複数の
脚を備えた、請求項１の差動歯車アセンブリ。 - 【請求項３】 前記クラッチ・パックを、前記太陽歯車
にこれと共に連結した第１の複数の環状のクラッチ板
と、前記遊星歯車受けにこれに対し相対回転するように
連結した第２の複数の環状のクラッチ板とにより構成し
た、請求項１の差動歯車アセンブリ。 - 【請求項４】 前記遊星歯車受けを、（ｉ）互いに同軸
に間隔を置いて配置され、前記遊星歯車を間に支えた第
１及び第２板と、（ｉｉ）前記第２の車軸に連結したハ
ブ部分と、（ｉｉｉ） 前記第１の板から遠ざかる向き
に前記第２の板から大体において直交して延びるスプラ
イン付きのスリーブとにより構成し、このスリーブを、
前記第２の複数の環状のクラッチ板と一緒に回転するよ
うに、このクラッチ板に連結した、請求項３の差動歯車
アセンブリ。 - 【請求項５】 前記電磁石が、前記ケースに対して回転
するように軸受により前記ケースに取付けた環状の電磁
石である、請求項１の差動歯車アセンブリ。 - 【請求項６】 前記作動板を、前記電磁石に対し同軸に
前記ケースに取付けた環状板により構成した、請求項５
の差動歯車アセンブリ。 - 【請求項７】 前記圧力板を、前記ケースの穴を貫いて
延び、周辺に互いに一様な間隔を置いて設けた複数の脚
により、前記作動板に連結した、請求項６の差動歯車ア
センブリ。 - 【請求項８】 （イ）リング・ギヤを内部に持つ回転可
能なケースと、（ロ） このケースに対して回転するよ
うにこのケース内に支えた第１及び第２の車軸と、
（ハ） 前記第１の車軸と一緒に回転するようにこの第
１の車軸に連結した太陽歯車と、（ニ） （ｉ）互いに
同軸に間隔を置いた第１及び第２の板と、（ｉｉ）前記
第２の車軸に連結したハブ部分と、（ｉｉｉ）前記第１
の板から遠ざかる向きに前記第２の板から大体において
直交して延びるスプライン付きのスリーブとを持ち、前
記第２の車軸と一緒に回転するようにこの第２の車軸に
連結した遊星歯車受けと、（ホ） この遊星歯車受けに
支えた複数対から成り、これ等の各対のうちの第１の歯
車は前記リング・ギヤにかみあい、前記各対のうちの第
２の歯車は前記太陽歯車にかみあう複数対の遊星歯車
と、（ヘ） （ｉ）前記太陽歯車にこれと共に連結した
第１の複数の環状のクラッチ板と、（ｉｉ）前記遊星歯
車受けのスリーブにこれに対し相対回転するように連結
した第２の複数の環状のクラッチ板とを備え、前記太陽
歯車を前記遊星歯車受けに係合させることにより、前記
第１の車軸と前記第２の車軸との間の相対回転を制限す
るクラッチ手段と、（ト） （ｉ）前記クラッチ・パッ
クに隣接する圧力板と、（ｉｉ）作動板であって、この
作動板と前記圧力板との間に配置され前記ケースに取付
けられた環状の電磁石から或る有効距離だけエアギヤッ
プにより間隔を置いて配置した作動板と、（ｉｉｉ）こ
の作動板に前記圧力板を連結するために、前記ケースの
穴を貫いて延びる複数個の周辺に一様な間隔を置いて設
けた脚とを備えることにより、前記電磁石の動作時にこ
の電磁石に向かい前記作動板を引付け、前記複数の脚を
軸線方向に動かし、前記圧力板を前記クラッチ・パック
に向かい付勢するようにした、前記クラッチ・パックを
選択的に押しつける押しつけ手段と、を包含する差動歯
車アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US870282 | 1992-04-17 | ||
| US07/870,282 US5217416A (en) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | Lock up/limited slip differential |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633997A true JPH0633997A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=25355071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5111210A Pending JPH0633997A (ja) | 1992-04-17 | 1993-04-15 | 差動歯車アセンブリ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5217416A (ja) |
| JP (1) | JPH0633997A (ja) |
| DE (1) | DE4312145B4 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6854571B2 (en) | 2001-09-04 | 2005-02-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electromagnetic brake and drive force distributing apparatus for vehicle using the electromagnetic brake |
| WO2017050101A1 (zh) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 比亚迪股份有限公司 | 动力驱动系统及具有其的车辆 |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5527229A (en) * | 1994-03-22 | 1996-06-18 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Planetary differential gear system provided with a differential action limiting mechanism |
| JPH0868453A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-03-12 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
| US5655983A (en) * | 1995-04-28 | 1997-08-12 | Dana Corporation | Hydromechanical system for limiting differential speed between differentially rotating members |
| US5647815A (en) * | 1995-09-05 | 1997-07-15 | Zexel Torsen Inc. | Differential with bias control |
| US5637049A (en) * | 1995-10-24 | 1997-06-10 | Vehicular Technologies, Inc. | Locking differential |
| US5989147A (en) * | 1998-02-25 | 1999-11-23 | Auburn Gear, Inc. | Electronically controllable limited slip differential |
| US6001040A (en) * | 1998-02-25 | 1999-12-14 | Auburn Gear, Inc. | Hydraulically operated limited slip differential |
| US6945895B2 (en) * | 2001-04-12 | 2005-09-20 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Differential gear mechanism |
| US6537172B1 (en) * | 2001-10-18 | 2003-03-25 | Eaton Corporation | Electronically actuated modulatable differential |
| JP4446112B2 (ja) * | 2001-10-18 | 2010-04-07 | イートン コーポレーション | 差動ギア装置 |
| CN100336881C (zh) * | 2002-10-31 | 2007-09-12 | 长兴开发科技股份有限公司 | 化学机械研磨浆液组合物及其使用方法 |
| US7008345B2 (en) * | 2003-10-27 | 2006-03-07 | Automotive Components Holdings Inc. | Planetary differential |
| US6976553B1 (en) | 2004-02-19 | 2005-12-20 | Polaris Industries Inc. | Multimodal vehicle traction system |
| DE102005007726B4 (de) * | 2005-02-18 | 2008-01-03 | Getrag Driveline Systems Gmbh | Ausgleichs- und Verteilergetriebe mit aktiver Sperre |
| JP2006348983A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 差動制限機構付き差動装置 |
| ATE525594T1 (de) * | 2008-06-05 | 2011-10-15 | Jtekt Corp | Ausgleichsvorrichtung für ein fahrzeug |
| DE102013206741A1 (de) * | 2013-04-16 | 2014-10-16 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Differentialgetriebe |
| CN110206865A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-09-06 | 郭放 | 一种差速锁止机构 |
| DE102022202378A1 (de) * | 2022-03-10 | 2023-09-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Getriebe für ein Fahrzeug sowie Antriebsstrang mit einem solchen Getriebe |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2420553A (en) * | 1942-12-05 | 1947-05-13 | Gen Electric | Torque limiting driving mechanism |
| US2429702A (en) * | 1943-06-08 | 1947-10-28 | Roy E Thompson | Dual control power unit |
| US2803150A (en) * | 1955-06-22 | 1957-08-20 | Robert F Fisher | Differential gear locking mechanism |
| US3138232A (en) * | 1958-05-26 | 1964-06-23 | New Britain Machine Co | Clutch mechanism |
| US3215234A (en) * | 1961-02-28 | 1965-11-02 | Hirano Bunzo | Automatic clutch |
| US4805486A (en) * | 1986-06-04 | 1989-02-21 | Tochigifujisangyo Kabushiki Kaisha | Locking differential gear assembly |
| US4718303A (en) * | 1986-10-06 | 1988-01-12 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Four wheel drive transfer case with clutch mechanism |
| US4781078A (en) * | 1987-02-02 | 1988-11-01 | Dana Corporation | Locking differential with electromagnetic actuated clutch |
| DE3826256A1 (de) * | 1987-08-03 | 1989-03-02 | Toyoda Machine Works Ltd | Antriebsdrehmoment-uebertragungsvorrichtung |
| DE3727510A1 (de) * | 1987-08-18 | 1989-03-02 | Deere & Co | Kupplung mit zwei druckplatten und einem anschlag sowie differential mit zwei kupplungen |
| US4838118A (en) * | 1988-03-10 | 1989-06-13 | Eaton Corporation | Anti-spin differential |
| US5083986A (en) * | 1989-07-20 | 1992-01-28 | Tochigifujisangyo Kabushiki Kaisha | Coupling apparatus with double clutches |
| JP2525611Y2 (ja) * | 1990-06-05 | 1997-02-12 | 栃木富士産業株式会社 | 電磁多板クラッチ |
| US5019021A (en) * | 1990-07-02 | 1991-05-28 | Eaton Corporation | Modulating limited slip differential |
-
1992
- 1992-04-17 US US07/870,282 patent/US5217416A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-04-14 DE DE4312145A patent/DE4312145B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-15 JP JP5111210A patent/JPH0633997A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6854571B2 (en) | 2001-09-04 | 2005-02-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electromagnetic brake and drive force distributing apparatus for vehicle using the electromagnetic brake |
| US7044879B2 (en) | 2001-09-04 | 2006-05-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Electromagnetic brake and drive force distributing apparatus for vehicle using the electromagnetic brake |
| WO2017050101A1 (zh) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 比亚迪股份有限公司 | 动力驱动系统及具有其的车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5217416A (en) | 1993-06-08 |
| DE4312145B4 (de) | 2005-10-20 |
| DE4312145A1 (de) | 1993-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0633997A (ja) | 差動歯車アセンブリ | |
| JP2686948B2 (ja) | すべり制限差動歯車アセンブリ | |
| US5083986A (en) | Coupling apparatus with double clutches | |
| JP2747165B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| US5269730A (en) | Differential gear device for vehicle | |
| US6837819B2 (en) | Transfer case with two planetary gear sets having a common carrier | |
| US20100240486A1 (en) | Controlled differential actuator | |
| JPH08268098A (ja) | トランスファケース用クラッチ組立体 | |
| GB2115506A (en) | Three mode differential | |
| JP2005061629A (ja) | ソレノイド型操作部を有する電磁クラッチ組立体 | |
| JPH08169248A (ja) | 動力分配装置 | |
| JPH08184330A (ja) | 車両駆動列サブアセンブリに使用するクラッチ作動装置 | |
| JPH05180338A (ja) | 電磁式変速装置 | |
| JP2820161B2 (ja) | 連結装置 | |
| JP2950567B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JP2004114778A (ja) | 動力伝達装置 | |
| EP4023481B1 (en) | Drive system for four-wheel drive vehicle | |
| JPH0464747A (ja) | 差動制限装置 | |
| JP2003074593A (ja) | 電磁ブレーキ | |
| JP3847359B2 (ja) | 差動制限装置 | |
| JP3568968B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| JP2992304B2 (ja) | 連結装置 | |
| JP2004060663A (ja) | 電磁ブレーキ | |
| JPH04107347A (ja) | クラッチ装置 | |
| JP2992336B2 (ja) | クラッチ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040721 |
|
| A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040910 |