JP3747891B2 - カーナビゲーション装置 - Google Patents
カーナビゲーション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3747891B2 JP3747891B2 JP2002208758A JP2002208758A JP3747891B2 JP 3747891 B2 JP3747891 B2 JP 3747891B2 JP 2002208758 A JP2002208758 A JP 2002208758A JP 2002208758 A JP2002208758 A JP 2002208758A JP 3747891 B2 JP3747891 B2 JP 3747891B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- display
- car navigation
- navigation device
- vehicle position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カーナビゲーション装置は、ユーザの設定した目的地までのルートを求めるルート計算機能を備えている。また、設定されたルートから外れて走行した場合に元のルートまで復帰するルートを求める機能や、元のルートが渋滞している場合に迂回ルートを求める機能など、元のルートと異なるルートを求める機能を備えたものもある。
【0003】
これら従来のカーナビゲーション装置において、元のルートと異なるルートを求める機能は、
▲1▼ ユーザが元のルートから外れた場合に、自動または手動で元のルートへ復帰するルートを求める場合、
▲2▼ 前方のルートが交通状態などであることをユーザが判断して手動で迂回ルートを求める場合、
▲3▼ VICS(Vehicle Information and Communication System)などのインフラ情報を考慮して常に最適なルートを算出して元のルートより最適なルートが求まった場合に、自動的にルートを変更させる場合
など様々な場面で利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカーナビゲーション装置では、元のルートと異なるルートをユーザが走行することでどれだけユーザに効果があったのかを容易に把握することができない。
【0005】
そこで、本発明は、ルート変更を行ったことによる効果をユーザに知らせることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成しようとしてなされた請求項1の発明は、ルート設定手段により設定されたルートと車両位置とをディスプレイに表示する表示制御手段を備えたカーナビゲーション装置において、前記ルート設定手段によりルートが変更されたときは、元のルートを走行する場合の仮想的な車両位置を算出する仮想位置算出手段を備え、前記表示制御手段が、前記ルート設定手段により変更された新しいルートおよび元のルートを含む地図と、現在の車両位置を表す自車マークと、前記仮想位置算出手段の算出した仮想的な車両位置を前記ディスプレイに表示するシミュレーション手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
この請求項1の発明によれば、ルート変更を行ったことによる効果をユーザに知らせることができる。ここで、前記シミュレーション手段を、現在の車両位置と前記仮想的な車両位置の両方をディスプレイに表示する手段として構成することができる。また、前記シミュレーション手段を、現在の車両位置の表示と、前記仮想的な車両位置の表示とをスイッチ操作などによって切り替える表示切替機能を有する手段として構成することもできる。あるいは、前記シミュレーション手段を、所定時間毎に、仮想的な車両位置をディスプレイに表示する点滅表示手段として構成することもできる。こうした仮想的な車両位置の表示は、ユーザに対してルート変更に効果があったか否かを判断するための情報を与えることができる。なお、ここでいうルート変更は、目的地が変更になった場合のルート変更も含む。例えば、Aデパートに行くつもりで最初にルートを設定したが、途中でBデパートに目的地を変更したような場合、どちらに行った方が早かったかと行った情報も、ルート変更の効果としてユーザに役立つからである。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1のカーナビゲーション装置において、前記ルート設定手段によりルートが変更されたときは、新たなルートと元のルートとで目的地が一致しているか否かを判定する目的地判定手段を備え、前記シミュレーション手段を、前記目的地判定手段によって目的地が一致していると判定されたときに作動する様に構成したことを特徴とする。
【0009】
この請求項2の発明によれば、同一目的地に対するルート変更による効果をユーザに知らせることができるので、例えば、新たな通勤経路を探したいとか、渋滞を回避するのにどのルートが一番適しているかといったことを知りたいユーザに有効である。なお、ここでいう目的地とは、最終目的地が一致する場合を含むことは当然であるが、変更後のルートの目的地が元のルート上にある場合をも含む。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のカーナビゲーション装置において、前記シミュレーション手段は、現在の表示の縮尺率が、現在設定されているルートと元のルートとを共に前記ディスプレイ上に表示するのに適さない縮尺率であるときは、両方のルートを前記ディスプレイに表示可能な縮尺率に変更する縮尺率変更手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
この請求項3の発明によれば、新たに設定されたルートが元のルートを大きく迂回するルートであるような場合にも、現在の車両位置の他にシミュレーション手段が算出した仮想的な車両位置を表示することができるので、大回りした方がよいか否かといったことを知りたいユーザに有効である。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、前記シミュレーション手段は、前記ディスプレイ上における元のルートを表示する領域を、現在のルートを表示する領域と分けたことを特徴とする。
【0013】
この請求項4の発明によれば、表示領域を分けることで、ユーザが仮想的な車両位置を実際の車両位置と混同することがなく、カーナビゲーション装置本来のルート案内機能に悪影響がないという効果がある。
【0014】
また、請求項5の発明は、請求項4記載のカーナビゲーション装置において、前記元のルートを表示する領域を、前記現在のルートを表示する領域よりも小さくしたことを特徴とする。
【0015】
この請求項5の発明によれば、元のルートに対するシミュレーション結果の方を小さくして、ルート変更の効果をユーザに知らせながら、本来のルート案内機能を実現するためのルート表示を大きくすることで、ルート案内機能の効果を最大限に引き出し、かつ、ルート変更の効果をユーザに知らせることができる。
【0016】
また、請求項6の発明は、請求項4又は請求項5記載のカーナビゲーション装置において、前記シミュレーション手段は、元のルートの表示の縮尺率を、現在のルートの表示の縮尺率と異ならせる機能を有することを特徴とする。
【0017】
この請求項6の発明によれば、例えば、元のルートの表示領域については縮尺率の大きい表示とし、現在のルートの表示の縮尺率と明確な差を持たせることで、ルート案内機能に基づく表示を目立たせるといったことができる。
【0018】
また、請求項7の発明は、請求項4〜請求項6のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、前記シミュレーション手段は、元のルートを表示する領域に、現在の車両位置を表示する様に構成されていることを特徴とする。
【0019】
この請求項7の発明によれば、ユーザは、ルート変更の効果を知りたいときには、仮想的な車両位置が表示される方の領域だけを見れば直ちに効果を知ることができ、表示領域を分けたことによってルート変更の効果が分かり難くなるといった問題を防止することができる。
【0020】
また、請求項8の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、前記シミュレーション手段を、前記仮想的な車両位置については、色、明るさ、線の種類、マークの形状等の表示態様を現在の車両位置の表示と異ならせる様に構成したことを特徴とする。
【0021】
この請求項8の発明によれば、実際の車両位置と仮想的な車両位置とを間違えてしまうという問題をなくすことができる。従って、特に、ディスプレイの一部の小さな表示領域に実際の車両位置と仮想的な車両位置とを表示する様な場合に、ユーザがどちらのルートが良かったかを判断しやすくなるという効果がある。また、表示領域を分けることなく実際の車両位置と仮想的な車両位置とを表示する場合も、間違えることがなく、ルート変更の効果を知る上で有利であると共に、ルート案内機能を利用する上でも有利である。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本実施の形態のカーナビゲーション装置の構成を表すブロック図である。図示の様に、実施の形態のカナビゲーション装置1は、制御回路10と、位置検出器20と、地図データ入力器31と、操作スイッチ群33と、外部メモリ35と、ディスプレイ37と、外部情報入出力装置39と、リモコンセンサ41と、リモコン端末43とによって構成されている。なお、制御回路10は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン(いずれも図示略)が備えられている。
【0023】
また、制御回路10内のROMには、地図表示機能、経路演算機能、経路案内機能等のナビゲーション装置本来の機能を実現するためのソフトウェアの外に、後述するルート変更効果表示機能を実現するためのソフトウェアもインストールされている。
【0024】
位置検出器20は、いずれも周知の地磁気センサ21と、ジャイロスコープ22と、距離センサ23と、GPS受信機24とから構成されている。地磁気センサ21は、地磁気を検出することにより、車両の進行方向を検出するためのセンサである。ジャイロスコープ22は、車両の旋回状態を検出するためのものである。距離センサ23は、車両の走行距離を検出するためのものである。GPS受信機24は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、車両の現在位置を緯度及び経度に基づいて検出するためのものである。
【0025】
これら地磁気センサ21等は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサによる各々補間しながら使用するように構成されている。例えば、この位置検出器20では、GPS受信機24が検出した緯度・経度の情報を基準に、地磁気センサ21、ジャイロスコープ22、距離センサ23の検出した結果を加味した補正を行うことにより、車両の現在位置を正確に検出することができる様になっている。
【0026】
なお、精度によっては地磁気センサ21等の内の一部だけで構成してもよいし、さらに、ステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等により検出される情報をも加味して位置の補正を行う様にしてもよい。
【0027】
地図データ入力器31は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを入力するための装置であって、データ読み取り用のドライバと、可搬式の記憶媒体とから構成される。記憶媒体としては、従来はCD−ROMが一般的であったが、最近では、DVD−ROMやハードディスクを用いることも多い。この他、メモリカード等を用いる様にしてもよい。
【0028】
操作スイッチ群33は、地図の表示を切り換えたり、拡大表示あるいは縮小表示を指示したり、スクロールを指示したり、経路計算のための目的地を入力するといった各種操作を実行するためのスイッチ類を備えたものである。なお、この操作スイッチ群33は、例えば、ディスプレイ37と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルスイッチ等として構成される。
【0029】
外部メモリ35としては、ハードディスクが用いられる。この外部メモリ35は、ディスプレイ37にそれまでに表示していた地図データ等を記憶しておき、地図の再表示を行う様な場合に、地図データ入力器31を起動して再度の読み込みを行わなくてもよい様にするなどといった具合に操作性・機能性を向上させるために利用される。また、外部メモリ35は、地名や施設名とその緯度・経度座標とを対応付けたデータ等を記憶しておくことにより、経路計算の際の目的地の選択を容易にするためにも利用される。
【0030】
ディスプレイ37は、カラー液晶表示装置であり、位置検出器20から入力された車両の現在位置マークと、地図データ入力器31から入力された地図データと、地図上に表示する誘導経路等の付加データとを重ねて表示することができる様になっている。
【0031】
外部情報入出力装置39は、外部のインフラ(例えばVICSの様な道路情報案内システムやインターネット)から提供される渋滞情報、道路工事情報、交通事故情報等を受信し、逆に、自車位置や緊急時の救命信号等を外部へ発信するためのものである。
【0032】
リモコンセンサ41は、リモコン端末43からの信号を受信するためのものであり、リモコン端末43は、操作スイッチ群33と同様に、地図の表示を切り換えたり、拡大表示あるいは縮小表示を指示したり、スクロールを指示したり、経路計算のための目的地を入力するといった各種操作を実行するためのスイッチ類を多数備えたものである。ユーザーは、操作スイッチ群33を操作する代わりに、このリモコン端末43を操作することで経路計算の指示等を行うことができる。
【0033】
次に、このナビゲーションシステム1において制御回路10が実行するルート変更効果表示処理の内容について説明する。
【0034】
この制御処理では、図2に示す様に、制御回路10のCPUは、まず、元のルートと異なるルートが算出されたか否かを判定する(S10)。異なるルートが算出された場合には(S10:YES)、その目的地が元のルートと同じか否かを判定する(S20)。この判定により、目的地が元のルートと同じであると判定されたときは(S20:YES)、元のルートを記憶する(S30)。
【0035】
次に、記憶した元のルートに関して、経過時間、元のルート上の交通状態、ユーザが予め設定した走行シミュレーション車速などを考慮して、仮想的な車両位置を算出する(S40)。そして、この算出結果に基づいて、ディスプレイ37上に仮想自車マークを表示する(S50)。
【0036】
次に、新たなルートと元のルートの合流位置まで仮想マークが移動したか否かを判定する(S60)。否定判定の場合は、S40に戻り、ディスプレイ37に表示された道路地図上で元のルートを仮想マークが移動していく様子を表示する。一方、肯定判定の場合は、新たなルートが算出されたか否かを判定する(S70)。そして、新たなルートが算出された場合は(S70:YES)、S40に戻る。
【0037】
以上の様な制御処理を実行することにより、ディスプレイ37には新しいルートだけでなく元のルートを含む地図が表示されると共に、実際の車両位置を表す自車マークと、シミュレーションに基づく仮想的な車両位置を表す仮想自車マークとが表示される。このとき、仮想自車マークは、点線にしたり、あるいは点滅としたり、あるいは色を変えたり、明るさを変えるなどして、自車マークよりも目立たない様にしている。
【0038】
以上説明した様に、本実施の形態によれば、ルート変更を行ったことによる効果をユーザに知らせることができる。また、同一目的地に対するルート変更による効果をユーザに知らせることができるので、例えば、新たな通勤経路を探したいとか、渋滞を回避するのにどのルートが一番適しているかといったことを知りたいユーザに有効である。さらに、自車マークと仮想マークの表示態様を変更し、実際の車両位置と仮想的な車両位置とを間違えてしまうという問題をなくすことができる。これにより、カーナビゲーション装置1の本来の機能であるルート案内機能を邪魔することがない。
【0039】
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態のルート変更表示処理では、図4のフローチャートに示す様に、制御回路10のCPUは、元のルートと異なるルートが算出され、目的地が元のルートと同じであるときに元のルートを記憶し(S110〜S130)、元のルート上での仮想的な車両位置を算出する(S140)。
【0040】
次に、仮想自車マークがディスプレイ37の画面からはみ出すか否かを、現在の表示の縮尺率との関係から判定する(S142)。仮想自車マークがはみ出すと判定された場合は(S142:YES)、縮尺率を1段階大きくしてS142に戻る(S144)。この処理を繰り返すことで、仮想自車マークがディスプレイ37からはみ出さなくなる表示の縮尺率を自動的に算出できたら(S142:YES)、当該表示の縮尺率で地図を表示すると共に(S146)、当該地図上に仮想自車マークを表示する(S150)。以下、第1の実施の形態と同様の処理を実行する(S160,S170)。
【0041】
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、新たに設定されたルートが元のルートを大きく迂回するルートであるような場合にも、自車マークと仮想自車マークとをディスプレイ37に表示することができるので、大回りしたルートの方が早く目的地に着けたか否かといったことを知りたいユーザに有効である。
【0042】
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、図5に示す様に、ディスプレイ37の表示領域を二つに分け、左半分の領域Aに、ルート案内機能に基づく走行ルートR1と自車マークM1とを表示し、右半分の領域Bに、ルート変更効果表示機能に基づき、現在のルートR1、元のルートR2、自車マークM1及び仮想自車マークM2を表示する。なお、元のルートR2及び仮想自車マークM2は、現在のルートR1及び自車マークM1とは表示態様を異ならせて、両者を混同しない様にしてある。なお、表示領域Bは、表示領域Aよりも表示の縮尺率を大きくしてある。
【0043】
この第3の実施の形態によれば、表示領域を分けることで、ユーザが仮想的な車両位置を実際の車両位置と混同することがなく、カーナビゲーション装置本来のルート案内機能に悪影響がないという効果がある。特に、表示領域Bの表示の縮尺率を大きくして地図としては小さなものを表示するので、この効果が高い。また、表示領域A,Bはディスプレイ37を2等分したものであるので、表示領域Bには広域地図を、表示領域Aには詳細地図を表示した状態となり、ルート変更の効果を一層把握し易く、かつ、ルート変更に失敗があった場合の再度のルート変更を希望するときに、表示領域Bが十分に大きいことは有効である。
【0044】
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、図6に示す様に、ディスプレイ37の一部に、小さくルート変更効果表示用の領域Bを設け、ここに、縮尺率の大きい地図を表示し、さらに、現在のルートR1、元のルートR2、自車マークM1及び仮想自車マークM2を表示する。ここでも、元のルートR2及び仮想自車マークM2は、現在のルートR1及び自車マークM1とは表示態様を異ならせて、両者を混同しない様にしてある。
【0045】
この第4の実施の形態によれば、元のルートに対するシミュレーション結果の方を小さくしたので、ルート変更の効果をユーザに知らせながら、本来のルート案内機能を実現するためのルート表示を大きくすることができ、ルート案内機能の効果を最大限に引き出し、かつ、ルート変更の効果をユーザに知らせることができるという効果がある。
【0046】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
【0047】
例えば、目的地が変更になった場合にもルート変更の効果を知らせる様にしてもよい。また、第3の実施の形態において、表示領域Aと表示領域Bの縮尺率を同一にしておいても構わない。さらに、第3,第4の実施の形態において、表示領域Bは、スイッチ操作によって表示したり消したりできる様にしておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態としてのカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態におけるルート変更効果表示処理の内容を示すフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態によるルート変更の効果を知らせるための表示例を示す図ある。
【図4】 第2の実施の形態におけるルート変更効果表示処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】 第3の実施の形態によるルート変更の効果を知らせるための表示例を示す図ある。
【図6】 第4の実施の形態によるルート変更の効果を知らせるための表示例を示す図ある。
【符号の説明】
1・・・カーナビゲーション装置
10・・・制御回路
20・・・位置検出器
21・・・地磁気センサ
22・・・ジャイロスコープ
23・・・距離センサ
24・・・GPS受信機
31・・・地図データ入力器
33・・・操作スイッチ群
35・・・外部メモリ
37・・・ディスプレイ
39・・・外部情報入出力装置
41・・・リモコンセンサ
43・・・リモコン端末
A・・・現在のルートの表示領域
B・・・元のルートの表示領域
R1・・・現在のルート
M1・・・自車マーク
R2・・・元のルート
M2・・・仮想自車マーク
Claims (8)
- ルート設定手段により設定されたルートと車両位置とをディスプレイに表示する表示制御手段を備えたカーナビゲーション装置において、
前記ルート設定手段によりルートが変更されたときは、元のルートを走行する場合の仮想的な車両位置を算出する仮想位置算出手段を備え、
前記表示制御手段が、前記ルート設定手段により変更された新しいルートおよび元のルートを含む地図と、現在の車両位置を表す自車マークと、前記仮想位置算出手段の算出した仮想的な車両位置を前記ディスプレイに表示するシミュレーション手段を備えていること
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1記載のカーナビゲーション装置において、
前記ルート設定手段によりルートが変更されたときは、新たなルートと元のルートとで目的地が一致しているか否かを判定する目的地判定手段を備え、
前記シミュレーション手段は、前記目的地判定手段によって目的地が一致していると判定されたときに作動する様に構成されていること
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1又は請求項2記載のカーナビゲーション装置において、
前記シミュレーション手段は、現在の表示の縮尺率が、現在設定されているルートと元のルートとを共に前記ディスプレイ上に表示するのに適さない縮尺率であるときは、両方のルートを前記ディスプレイに表示可能な縮尺率に変更する縮尺率変更手段を備えていること
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、
前記シミュレーション手段は、前記ディスプレイ上における元のルートを表示する領域を、現在のルートを表示する領域と分けたこと
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項4記載のカーナビゲーション装置において、
前記元のルートを表示する領域を、前記現在のルートを表示する領域よりも小さくしたこと
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項4又は請求項5記載のカーナビゲーション装置において、
前記シミュレーション手段は、元のルートの表示の縮尺率を、現在のルートの表示の縮尺率と異ならせる機能を有すること
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項4〜請求項6のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、
前記シミュレーション手段は、元のルートを表示する領域に、現在の車両位置を表示する様に構成されていること
を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか記載のカーナビゲーション装置において、
前記シミュレーション手段は、前記仮想的な車両位置については、色、明るさ、線の種類、マークの形状等の表示態様を現在の車両位置の表示と異ならせる様に構成されていること
を特徴とするカーナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208758A JP3747891B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | カーナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002208758A JP3747891B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | カーナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004053322A JP2004053322A (ja) | 2004-02-19 |
JP3747891B2 true JP3747891B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=31932818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002208758A Expired - Fee Related JP3747891B2 (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | カーナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3747891B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5911400B2 (ja) * | 2012-08-23 | 2016-04-27 | アルパイン株式会社 | ナビゲーション装置および迂回路の表示制御方法 |
EP3184964A1 (en) * | 2015-12-22 | 2017-06-28 | Panasonic Automotive & Industrial Systems Europe GmbH | Navigation device |
GB2551125A (en) * | 2016-06-03 | 2017-12-13 | Daimler Ag | Method for operating a navigation system of a vehicle, as well as vehicle |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3586331B2 (ja) * | 1996-02-14 | 2004-11-10 | アルパイン株式会社 | ドライブシミュレーション方法 |
JP3560500B2 (ja) * | 1999-06-04 | 2004-09-02 | 富士通テン株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2001174281A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置 |
JP2002090167A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Alpine Electronics Inc | 車載用ナビゲーション装置のルート案内方法 |
JP3427827B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2003-07-22 | 松下電器産業株式会社 | ナビゲーション装置 |
-
2002
- 2002-07-17 JP JP2002208758A patent/JP3747891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004053322A (ja) | 2004-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8095308B2 (en) | Navigation apparatus | |
US6529822B1 (en) | Navigation system with zoomed maneuver instruction | |
JP4934452B2 (ja) | 車両用地図表示装置 | |
WO2001053777A1 (en) | Navigation system with route indicators | |
JP2004138888A (ja) | 地図画像表示装置及び地図画像表示プログラム | |
JP2005084332A (ja) | 地図表示装置、地図表示方法 | |
JP2001174273A (ja) | 地図表示装置 | |
JP4760792B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
JP4048772B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JP2840946B2 (ja) | ナビゲーション装置における推奨ルートの検索表示方法 | |
JP3560239B2 (ja) | 駐車場位置学習装置及び駐車場位置案内方法 | |
JP2000003497A (ja) | 走行位置表示装置 | |
JP3747891B2 (ja) | カーナビゲーション装置 | |
JP4412076B2 (ja) | 施設検索装置、施設検索結果報知装置およびプログラム | |
JP2003254768A (ja) | ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 | |
JP4270104B2 (ja) | 車載ナビゲーション装置 | |
JP2004163525A (ja) | 地図表示装置 | |
JP2002286478A (ja) | 車載用ナビゲーション装置の誘導経路再探索方法 | |
JP2004108894A (ja) | カーナビゲーション装置 | |
JP2005308661A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP5092809B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JP5104348B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JP2001343248A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2004108874A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2004333253A (ja) | 移動体用表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051121 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101209 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131209 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |