JP3744049B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明はノズルに備えられた噴射孔から洗浄水と空気を噴射させる食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の食器洗い乾燥機について説明する。
【0003】
従来の食器洗い乾燥機は図18に示すように、食器47等を収納した食器かご48を所定の場所に収納した後、洗剤を投入して運転を開始するものである。
【0004】
運転を開始するとともに、まず給水弁41が動作して洗浄水42を洗浄槽40に供給する。そして、洗浄ポンプ43が洗浄水42を加圧し、洗剤と共にノズル44に備えられた第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から洗浄水41を噴射する。こうして洗浄工程が行われる。この洗浄工程では洗浄槽40内に設けた発熱体49に通電して、洗浄水42を洗浄所定温度まで加熱する。
【0005】
所定時間の洗浄工程を経ると、次に食器47等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水42を排水ポンプ50により機外に排出する。引き続いて、新たに洗浄水42を供給してノズル44に備えられた第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から再び噴射して、洗剤や残菜(食器47等に汚れとして付着していた食品のことを残菜と呼ぶ)等で汚れた食器47等をすすぐ工程を実行する。このすすぎ工程を終えると、洗浄水42を再び機外に排出する。このすすぎ工程は連続して3回繰り返される。なおこのとき、残菜は洗浄槽40に設けたフィルタ51内に収集される。
【0006】
すすぎ工程を終了すると、発熱体49に通電して食器47等を乾燥する乾燥工程にはいる。この乾燥工程では、送風機52により機外の空気が発熱体49に送り込まれ、加熱される。そして、加熱された空気は洗浄槽40へ供給されて食器47等を乾燥させ、排気口53から機外へ排出される。所定時間の乾燥工程が終了すると、食器47等が乾燥されている。こうして食器洗い乾燥機の運転は終了するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成の食器洗い乾燥機では以下の問題を有している。つまり、図19に示すように、乾燥工程において、送風機52により洗浄槽40内に供給された機外の空気は、食器47及び洗浄槽40内に均一に行き渡らず排気口53から機外へ排出されてしまう。そのため、食器47を均一に乾燥させることができないので、所定の乾燥時間を経ても食器47の満足な乾燥性能を得ることができないのである。
【0008】
そこで、発明者等は以上のような従来の構成が有している問題を解決するため、図20に示すように、機外の空気をノズル44に備えられた第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から供給させる構成とした食器洗い乾燥機を提案している。このような構成にすると、洗浄水42と同様機外の空気もノズル44に備えられた第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から噴射され、食器47及び洗浄槽40内に均一に行き渡る。
【0009】
しかし、この構成には以下の課題がある。つまり、機外の空気をより効率的に食器47及び洗浄槽40内に均一に行き渡らせるためにはノズル44を回転させる必要があるということである。
【0010】
ところが、図21に示すような第二の噴射孔46の形状により第二の噴射孔46から噴射される洗浄水42と空気の噴射角度は略同角度になるため、送風機52により供給される空気により得られる推進力の方が洗浄ポンプ43により供給される洗浄水42により得られる推進力よりも極めて小さい。そこで、ノズル44を乾燥工程で回転させるために必要な推進力が得られるほど機外の空気を大量にノズル44に送り込んでノズル44を回転させるか、ノズル44を回転させるための駆動源を別途設けてノズル44を乾燥工程で回転させるか、またはノズル44等を軽量化し、かつノズル44の回転を妨げる摩擦力等を軽減すること等が必要である。
【0011】
しかしながら、大量の機外の空気をノズル44に送り込むことは送風ファン54をより大きな構成にしたり送風ファン54を高回転で回転させることが必要であるが、送風ファン54をより大きな構成にすると食器洗い乾燥機を省スペースな構成にすることができず、また、送風ファン54を高回転で回転させると騒音等の問題が発生したりする。さらに送風ファン54を駆動する電動機55を高回転型のものに変える必要があり、そのため電動機55が高価なものになり食器洗い乾燥機のコストを低減することができない。
【0012】
また、ノズル44を回転させるために駆動源を別途設けることは食器洗い乾燥機を低コストの構成にすることができない。また、ノズル44等を軽量化し、ノズル44の回転を妨げる摩擦力等を軽減すると、機外の空気でノズル44は回転することになるが、図21に示すような第二の噴射孔46の形状により洗浄工程と乾燥工程では第二の噴射孔46からの洗浄水42及び機外の空気の噴射角は略同角度になるため、洗浄ポンプ43により供給される洗浄水42により得られる推進力の方が送風機52により供給される。空気により得られる推進力よりも極めて大きなものになるので、ノズル44は洗浄工程では洗浄水42により高回転で回転することになる。そのため、ノズル44摺動部の信頼性等に問題が生じる。
【0013】
さらに、第一の噴射孔45は図22に示すような形状をしているため、洗浄工程では洗浄水42は図18に示すように、扇型形状で洗浄槽40内に噴射されるが、乾燥工程では機外の空気は図20、図23に示すように、扇型形状ではなく略直線形状に噴射される。そのため、機外の空気は洗浄水42よりも広範囲に、また効率的に食器47に供給されない。
【0014】
また、第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から噴射される洗浄水42は常に同じ流量及び同じ水圧で噴射されるため、図24に示すように、洗浄工程において食器47等に付着した残菜等の汚物の中には直接第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から噴射される洗浄水42により洗浄される汚物56だけでなく、一度食器47等に衝突した後に食器47等を伝わって流れ落ちる洗浄水42により洗浄される汚物57もある。そのため、汚物57は洗浄水42が直接供給されないために洗浄するのに多くの時間を有してしまう。
【0015】
従って、食器47の洗浄性能が向上しないことや洗浄時間が短縮できない等の問題がある。また、乾燥工程においても同様に、第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から噴射される空気は常に同じ風量及び風圧で噴射されるため、図25に示すように、食器47等に付着した水滴の中には直接第一の噴射孔45及び第二の噴射孔46から噴射される空気が送風される水滴58と直接送風されない水滴59とが生じる。そのため、水滴59は空気が直接送風されないために多くの時間を有してしまう。従って、食器47の乾燥性能が向上しないことや乾燥時間が短縮できない等の問題がある。
【0016】
本発明は前記問題点に鑑み、同じ噴射孔を用いて、洗浄工程と乾燥工程でそれぞれノズルを回転させ、機外の空気を食器等に均一に送風することを第一の目的とする。
【0017】
また、同じ噴射孔を用いて、乾燥工程において機外の空気を食器及び洗浄槽内により均一に供給することを第二の目的とする。
【0018】
また、噴射孔から噴射される洗浄水の流量、水圧または機外の空気の風量、風圧を変化させることにより、食器をさまざまな角度から洗浄または乾燥して、洗浄または乾燥性能を向上させることを第三の目的とする。
【0019】
また、より短時間で食器を乾燥させ、食器洗い乾燥機の運転時間を短縮することを第四の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の食器洗い乾燥機においては、ノズルに備えられた第二の噴射孔は洗浄工程と乾燥工程で噴射角が変化するとしたものである。
【0021】
この発明によれば、同じ噴射孔を用いて、洗浄工程と乾燥工程でそれぞれノズルを回転させ、機外の空気を食器及び洗浄槽に均一に供給することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗浄槽と、食器等を収納する食器かごと、洗浄槽内の洗浄水を循環させる加圧手段と、食器等に洗浄水または空気を噴射する第一の噴射孔と主に推進力を得る第二の噴射孔を有したノズルと、空気を洗浄槽内に送り込む送風手段を備え、第二の噴射孔は洗浄工程と乾燥工程で噴射角が変化することにより、洗浄工程において、ノズルに備えられた第一の噴射孔及び第二の噴射孔から洗浄水が噴射されて食器の洗浄を行う。
【0023】
ノズルは第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射反力により推進力を得て回転するが、このとき、第二の噴射孔には高圧力の洗浄水が供給されるので、洗浄水が第二の噴射孔に及ぼす力により第二の噴射孔は変形し、洗浄水の噴射角度は略垂直方向に近づく。そのため、第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズルは高速で回転することはない。従って、ノズル摺動部の信頼性等を損なうことがない。
【0024】
また、乾燥工程において、ノズルに備えられた第一の噴射孔及び第二の噴射孔から機外の空気が噴射されて食器等の乾燥を行うが、このとき、第二の噴射孔には低圧力の機外の空気が供給されるので、第二の噴射孔はほとんど変化せず、機外の空気の噴射角度は略水平方向になる。そのため、第二の噴射孔から噴射される機外の空気の噴射角度は乾燥工程においてノズルを回転させるのに必要な推進力を機外の空気の噴射反力から得ることができる噴射角度になり、乾燥工程においてノズルを回転させることができる。
【0025】
以上より、同じ噴射孔を用いて、洗浄工程でノズルを高回転で回転させることなく回転させることができ、また乾燥工程でもノズルを回転させることができ、乾燥工程で機外の空気を食器等に均一に送風することができるという作用を有する。
【0026】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、洗浄工程と乾燥工程で第一または第二の噴射孔の開口面積が変化することにより、洗浄工程では、第一の噴射孔には高圧力の洗浄水が供給されるので、洗浄水が第一の噴射孔に及ぼす力により第一の噴射孔は変形して開口部が広がって開口面積が変化し、開口部中央の開口幅は開口部両端の開口幅とほぼ等しくなる。そのため、洗浄水は第一の噴射孔から従来の食器洗い乾燥機と同様に均一な扇型形状に噴射される。従って、従来の食器洗い乾燥機と同等の洗浄性能を得ることができる。
【0027】
また、乾燥工程においては、第一の噴射孔には低圧力の機外の空気が供給されるので、第一の噴射孔はほとんど変化せず、開口部はほとんど広がらないので開口面積は変化しない。そのため、開口部中央の開口幅は開口部両端の開口幅よりも狭いので、機外の空気は開口部中央からだけでなく、開口部両端からも噴射される。従って、機外の空気は噴射孔から略直線形状に噴射されることなく洗浄水と同様に扇型形状に噴射されるので、機外の空気は洗浄槽内により広範囲に、また均一に供給される。
【0028】
以上より、洗浄工程と乾燥工程で同じ噴射孔を用いて、洗浄工程では従来と同等の洗浄性能を得ることができ、また、乾燥工程において機外の空気をより広範囲に送風するので、より均一に食器及び洗浄槽内に供給することができ、乾燥力がより均一であるという作用を有する。
【0029】
請求項3に記載の発明は、請求項1、または2に記載の発明に加え、洗浄工程中または乾燥工程中で噴射圧を変化させ、噴射圧の高圧側で第二の噴射孔の噴射角を垂直方向側に変化させ、噴射圧の低圧側で噴射角を水平方向側に変化させることにより、洗浄工程において、制御装置により加圧手段を制御することができるので、ノズルを介して第一の噴射孔及び第二の噴射孔から噴射される洗浄水の流量及び水圧を変化させることができ、食器には流量及び水圧に変化のある洗浄水を供給することができる。そのため、食器に付着した残菜等の汚物に対して流量及び水圧に変化のある洗浄水を供給することができるので、食器の洗浄性能を向上することができる。
【0030】
また、第二の噴射孔に供給される洗浄水の流量及び水圧を変化させると、洗浄水の流量が多く水圧が高い場合は第二の噴射孔の変形量が大きくなって、洗浄水の噴射角度がより垂直方向側に近づき、洗浄水の流量が少なく水圧が低い場合は第二の噴射孔の変形量は小さくなって、洗浄水の噴射角度がより水平方向側に近づく。従って、第二の噴射孔から噴射される洗浄水が食器に直接衝突する範囲が拡大するので、食器をさまざまな角度からより効率的に洗浄することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0031】
さらに、第二の噴射孔に供給される洗浄水の流量及び水圧を変化させると、第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射角度も変化する、つまり、洗浄水の流量が多く、水圧が高い場合は洗浄水の噴射反力は大きいが、第二の噴射孔から噴射される噴射角度はより垂直方向側に近づくので、噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズルを高回転で回転させることなく回転することができ、流量が少なく水圧が低い場合は洗浄水の噴射反力は小さいが、噴射孔から噴射される噴射角度はより水平方向側に近づくので、ノズルを回転させるのに必要な推進力を洗浄水の噴射反力により得ることができるので、洗浄水の流量及び水圧を変化させてもノズルを常に回転させることができる。
【0032】
また、乾燥工程においても、制御装置により送風手段を制御することができるので、ノズルを介して第二の噴射孔から噴射される機外の空気の風量及び風圧を変化させることができる。従って、洗浄工程と同様の作用を有し、食器をより効率的に乾燥することができ、乾燥性能を向上することができる。
【0033】
以上より、制御装置により電動機を制御することにより、洗浄水の流量、水圧及び機外の空気の風量、風圧を変化させることができるので、食器をさまざまな角度からより効率的に洗浄及び乾燥することができ、かつ洗浄及び乾燥性能を向上させることができるという作用を有する。
【0034】
請求項4に記載の発明は、請求項1、または2または3に記載の発明に加え、乾燥工程で第一の噴射孔または第二の噴射孔から温風が噴射される構成としたことにより、洗浄工程において、洗浄水は、洗浄ポンプとノズルを接続する循環経路内に設けられた発熱体により洗浄所定温度まで加熱される。また、乾燥工程において、機外の空気は、送風経路を介して循環経路内に設けられた発熱体により第一の噴射孔または第二の噴射孔から噴射されるので、発熱体により加熱されて洗浄槽内に供給される。そのため、食器には温風が均一に送風されるので、食器をより早く乾燥させることができる。
【0035】
従って、より短時間で食器の所定の乾燥性能を得ることができ、食器洗い乾燥機の運転時間をより短縮することができる。
【0036】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図16を用いて説明する。
【0037】
【実施例】
(実施例1)
図1は食器洗い乾燥機の縦断面図を示している。
【0038】
図1において、1は洗浄槽、2は洗浄水3を洗浄槽1内に供給する給水弁、4は洗浄ポンプで、この洗浄ポンプ4を駆動する電動機5には送風ファン6が備えられている。7はノズルで、洗浄水3を噴射する第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9を備えている。ここで、図2(a)は第二の噴射孔9の正面図、図2(b)はその平面図、図2(c)は側面図を示している。そして、第二の噴射孔9は弾性体で形成されており、9−a部は9−b部よりも肉厚が薄く、外力等が加わると9−a部は変形しやすくなっている。また、第二の噴射孔9の噴射角度は略水平方向に形成されている。10は食器11等を洗浄槽1内に収納する食器かご、12は洗浄水3を排出する排水ポンプ、13は残菜等を収集するフィルタ、14は発熱体である。15は洗浄ポンプ4とノズル7を接続する循環経路、16は送風ファン6により機外の空気を洗浄槽1内に供給するための送風経路で、この送風経路16は循環経路15に接続されている。17は循環経路15と送風経路16を開閉する開閉弁で、洗浄工程では循環経路15を開き、乾燥工程では送風経路16を開く。18は排気口である。
【0039】
前記構成において以下にその動作について説明する。洗浄槽1内に所定量の洗剤を投入し、食器11等を食器かご10に収納して運転を開始する。ここでまず給水弁2に通電することで洗浄水3が供給される。洗浄水3が所定量に達すると、電動機5が駆動して洗浄ポンプ4が動作する。洗浄ポンプ4が動作すると洗剤を含む洗浄水3が加圧されて開閉弁17を動作させる。そして、開閉弁17は循環経路15を開いて送風経路16を塞ぐ。そのため、洗浄水3は循環経路15を介してノズル7に供給され、ノズル7に備えられた第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から噴射される。そして、ノズル7は第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3の噴射反力により推進力を得て回転する。こうして食器11等を洗浄する洗浄工程が行われる。
【0040】
この洗浄工程では、発熱体14に通電することにより洗浄水3は洗浄所定温度まで加熱される。所定時間の洗浄工程を経ると、次に食器11等から洗い落とされた汚物等を含む洗浄水3を排水ポンプ12により排水する。引き続き、新たに洗浄水3を供給し、ノズル7に備えられた第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から洗浄水3を噴射することで洗剤や残菜等で汚れた食器11等をすすぐ工程を行う。この工程終了後洗浄水3を機外に排出する。そして、この工程が連続して3回繰り返されてすすぎ工程が終了する。残菜は洗浄槽1に設けたフィルタ13内に収集される。すすぎ工程終了後、乾燥工程に移る。
【0041】
乾燥工程では図3に示すように、電動機5を駆動することにより送風ファン6が動作し、機外の空気が送風経路16に送り込まれ開閉弁17を動作させる。そして、開閉弁17は送風経路16を開いて循環経路15を塞ぐ。そのため、機外の空気は送風経路16を介してノズル7へ送り込まれる。そして、第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から洗浄槽1内へ噴射される。このとき、第二の噴射孔9から噴射される機外の空気の噴射反力によりノズル7は推進力を得て回転する。洗浄槽1へ供給された機外の空気は洗浄された食器11等を乾燥させ排気口18から機外へ排出される。こうして食器11等を所定時間乾燥させて乾燥工程を終了し、食器洗い乾燥機の運転を終了する。
【0042】
このように構成された本発明の実施の形態1によれば、図1に示すように、洗浄工程において、ノズル7に備えられた第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から洗浄水3が噴射されて食器11の洗浄を行い、ノズル7は第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3の噴射反力により推進力を得て回転するが、このとき、第二の噴射孔9には高圧力の洗浄水3が供給されるので、図4に示すように、洗浄水3が第二の噴射孔9に及ぼす力により9−a部は変形し、洗浄水3の噴射角度は略垂直方向に近づく。そのため、第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3の噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズル7は高回転で回転することなく回転することができる。従って、ノズル7摺動部の信頼性等を損なうことがない。
【0043】
また、乾燥工程において、第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から機外の空気が噴射されて食器11等の乾燥を行うが、このとき、第二の噴射孔9には低圧力の機外の空気が供給されるので、図5に示すように、9−a部はほとんど変化せず、機外の空気の噴射角度は略水平方向になる。そのため、第二の噴射孔9から噴射される機外の空気の噴射角度は乾燥工程においてノズル7を回転させるのに必要な推進力を機外の空気の噴射反力から得ることができる噴射反力になり、乾燥工程においてノズル7を回転させることができる。
【0044】
以上より、コスト、スペース性の面でも従来の食器洗い乾燥機の基本構成をほとんど変えることなく、同じ噴射孔を用いて、洗浄工程でノズル7を高回転で回転させることなく回転させることができ、また乾燥工程でもノズル7を回転させることができ、機外の空気を食器等に均一に送風することができる。
【0045】
また、本発明はノズル7をより軽量化し、ノズル7の回転を妨げる摩擦力等を軽減したものであっても、洗浄工程および乾燥工程で第二の噴射孔9からの洗浄水3及び機外の空気の噴射角度を調整することにより、ノズル7を回転させることができる。
【0046】
また、本発明は洗浄ポンプ4と乾燥ファン6が一体になった構成であるが、洗浄ポンプ4と乾燥ファン6は別々に構成されるものであってもよい。
【0047】
また、本発明は循環経路15と送風経路16が別々に構成されているが、循環経路15と送風経路16が一体となり、洗浄ポンプ4のケーシング部4−aから洗浄水3と空気がノズル7へ送り込まれる構成のものであってもよい。
【0048】
なお、第二の噴射孔9はゴム、エラストマー、塩化ビニル、ABS等の樹脂等により構成されるものである。
【0049】
また、ノズル7を第二の噴射孔9と同一材質で構成してもよい。
(実施例2)
全体の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。図6(a)は第一の噴射孔8の正面図、図6(b)はその平面図、図6(c)は側面図である。ここで、8−c、8−dは開口部であり、8−e、8−fは開口部8−c,8−dの開口幅である。そして、第一の噴射孔8は弾性体で形成されており、図6に示すように、8−a部は8−b部よりも肉厚が薄く、外力等が加わると8−a部は変形しやすくなっている。そのため、第一の噴射孔8の開口部8−cが広がったり狭まったりするので第一の噴射孔8に加わる力により開口面積が変化するものである。また、開口部8−cの開口幅8−eは開口部8−dの開口幅8−fよりも狭く形成されている。
【0050】
このように構成された本発明の実施例2によれば、洗浄工程では、図7に示すように、第一の噴射孔8には高圧力の洗浄水3が供給されるので、洗浄水3が第一の噴射孔8に及ぼす力により8−a部は変形して開口部8−cが広がり、開口部8−cの開口幅8−eは開口部8−dの開口幅8−fとほぼ等しくなる。そのため、洗浄水3は第一の噴射孔8から従来の食器洗い乾燥機と同様に均一な扇型形状に噴射される。従って、従来の食器洗い乾燥機と同等の洗浄性能を得ることができる。
【0051】
また、乾燥工程においては、第一の噴射孔8には低圧力の機外の空気が供給されるので、図8に示すように、8−a部はほとんど変化せず、開口部8−cはほとんど広がらない。そのため、開口部8−cの開口幅8−eは開口部8−dの開口幅8−fよりも狭いので、機外の空気は開口部8−cからだけでなく、開口部8−dからも噴射される。従って、機外の空気は噴射孔8から略直線形状に噴射されることなく洗浄水3と同様に扇型形状に噴射されるので、図9に示すように、機外の空気は洗浄槽1内に均一に供給される。
【0052】
以上より、洗浄工程と乾燥工程で同じ噴射孔を用いて、洗浄工程では従来と同等の洗浄性能を得ることができ、また、乾燥工程において機外の空気をより広範囲に送風するので、より均一に食器及び洗浄槽内に供給することができる。
【0053】
なお、第一の噴射孔8は、ゴム、エラストマ−、塩化ビニル、ABS等の樹脂等により構成されるものである。
【0054】
また、ノズル7を第一の噴射孔8と同一材質で構成してもよい。
(実施例3)
全体の構成は第1及び第2の実施例と同様であるので説明を省略する。図10において、19は洗浄ポンプ4を駆動する電動機5を制御する制御装置である。
【0055】
このように構成された本発明の実施の形態3によれば、洗浄工程において、制御装置19により電動機5を制御することができるので、ノズル7を介して第一の噴射孔8及び第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3の流量及び水圧を変化させることができ、食器11には流量及び水圧に変化のある洗浄水3を供給することができる。そのため、食器11に付着した残菜等の汚物に対して流量及び水圧に変化のある洗浄水3を供給することができるので、食器11の洗浄性能を向上することができる。
【0056】
また、第二の噴射孔9に供給される洗浄水3の流量及び水圧を変化させると、洗浄水3の流量が多く水圧が高い場合は図11に示すように第二の噴射孔9の9−a部の変形量が大きくなって、洗浄水3の噴射角度がより垂直方向側に近づき、洗浄水3の流量が少なく水圧が低い場合は図12に示すように9−a部の変形量は小さくなって、洗浄水3の噴射角度がより水平方向側に近づく。従って、図13に示すように、第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3が食器11に直接衝突する範囲が拡大するので、食器11をさまざまな角度からより効率的に洗浄することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0057】
さらに、図11、図12に示すように、第二の噴射孔9に供給される洗浄水3の流量及び水圧を変化させると、第二の噴射孔9から噴射される洗浄水3の噴射角度も変化する、つまり、洗浄水3の流量が多く、水圧が高い場合は洗浄水3の噴射反力は大きいが、第二の噴射孔9から噴射される噴射角度はより垂直方向側に近づくので、噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズル7を高回転で回転させることなく回転することができ、流量が少なく水圧が低い場合は洗浄水3の噴射反力は小さいが、噴射孔9から噴射される噴射角度はより水平方向側に近づくので、ノズル7を回転させるのに必要な推進力を洗浄水3の噴射反力により得ることができるので、洗浄水3の流量及び水圧を変化させてもノズル7を常に回転させることができる。
【0058】
また、乾燥工程においては、洗浄工程と同様に、制御装置19により電動機5を制御することができるので、ノズル7を介して第二の噴射孔9から噴射される機外の空気の風量及び風圧を変化させることができる。そのため、第二の噴射孔9に供給される機外の空気の風量及び風圧が変化すると、機外の空気の風量が多く風圧が高い場合は図14に示すように9−a部の変形量が大きくなって、機外の空気の噴射角度がより垂直方向側に近づき、機外の空気の風量が少なく風圧が低い場合は図15に示すように9−a部の変形量は小さくなって、機外の空気の噴射角度がより水平方向側に近づく。従って、図16に示すように、第二の噴射孔9から噴射される機外の空気が食器11に直接衝突する範囲が拡大するので、食器11をさまざまな角度からより効率的に乾燥することができ、乾燥性能を向上することができる。
【0059】
さらに、図14、図15に示すように、第二の噴射孔9に供給される機外の空気の風量及び風圧を変化させると、第二の噴射孔9から噴射される機外の空気の噴射角度も変化する、つまり、機外の空気の風量が多く、風圧が高い場合は機外の空気の噴射反力は大きいが、第二の噴射孔9から噴射される噴射角度はより垂直方向側に近づくので、噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズル7を高回転で回転させることなく回転させることができ、風量が少なく風圧が低い場合は機外の空気の噴射反力は小さいが噴射孔9から噴射される噴射角度はより水平方向側に近づくので、ノズル7を回転させるのに必要な推進力を機外の空気の噴射反力により得ることができるので、機外の空気の風量及び風圧を変化させてもノズル7を常に回転させることができる。
【0060】
以上より、制御装置19により電動機を制御することにより、洗浄水3の流量、水圧及び機外の空気の風量、風圧を変化させることができるので、食器11をさまざまな角度からより効率的に洗浄及び乾燥することができ、かつ洗浄及び乾燥性能を向上させることができる。
【0061】
(実施例4)
全体の構成は第1、第2及び第3の実施例と同様であるので説明を省略する。図17において、発熱体14は送風経路16が接続された後の循環経路15内に設けられている。
【0062】
このように構成された本発明の実施の形態4によれば、洗浄工程において、洗浄水3は、循環経路15を介して第一の噴射孔8または第二の噴射孔9から洗浄槽1内に供給されるので発熱体14により洗浄所定温度まで加熱される。また、乾燥工程において、機外の空気は、送風経路16及び循環経路15を介して第一の噴射孔8または第二の噴射孔9から噴射されるので、発熱体14により加熱されて洗浄槽1内に供給される。そのため、食器11には加熱された空気、すなわち温風が均一に送風されることになるので、食器11をより早く乾燥させることができる。従って、より短時間で食器の所定の乾燥性能を得ることができ、食器洗い乾燥機の運転時間をより短縮することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、洗浄槽と、食器等を収納する食器かごと、洗浄槽内の洗浄水を循環させる加圧手段と、食器等に洗浄水または空気を噴射する第一の噴射孔と主に推進力を得る第二の噴射孔を有したノズルと、空気を洗浄槽内に送り込む送風手段を備え、第二の噴射孔は洗浄工程と乾燥工程で噴射角が変化することにより、洗浄工程において、ノズルに備えられた第一の噴射孔及び第二の噴射孔から洗浄水が噴射されて食器の洗浄を行い、ノズルは第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射反力により推進力を得て回転するが、このとき、第二の噴射孔には高圧力の洗浄水が供給されるので、洗浄水が第二の噴射孔に及ぼす力により第二の噴射孔は変形し、洗浄水の噴射角度は略垂直方向に近づく。そのため、第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズルは高回転で回転することなく回転することができる。従って、ノズル摺動部の信頼性等を損なうことがない。
【0064】
また、乾燥工程において、ノズルに備えられた第一の噴射孔及び第二の噴射孔から機外の空気が噴射されて食器等の乾燥を行うが、このとき、第二の噴射孔には低圧力の機外の空気が供給されるので、第二の噴射孔はほとんど変化せず、機外の空気の噴射角度は略水平方向になる。そのため、第二の噴射孔から噴射される機外の空気の噴射角度は乾燥工程においてノズルを回転させるのに必要な推進力を機外の空気の噴射反力から得ることができる噴射角度になり、乾燥工程においてノズルを回転させることができる。
【0065】
以上より、コスト、スペース性の面でも従来の食器洗い乾燥機の基本構成をほとんど変えることなく、同じ噴射孔を用いて、洗浄工程でノズルを高回転で回転させることなく回転させることができ、また乾燥工程でもノズルを回転させることができ、乾燥工程で機外の空気を食器等に均一に送風することができる食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0066】
また請求項2記載の発明は、洗浄工程と乾燥工程で第一または第二の噴射孔の開口面積が変化することにより、洗浄工程では、第一の噴射孔には高圧力の洗浄水が供給されるので、洗浄水が第一の噴射孔に及ぼす力により第一の噴射孔は変形して開口部が広がって開口面積が変化し、開口部中央の開口幅は開口部両端の開口幅とほぼ等しくなる。そのため、洗浄水は第一の噴射孔から従来の食器洗い乾燥機と同様に均一な扇型形状に噴射される。従って、従来の食器洗い乾燥機と同等の洗浄性能を得ることができる。
【0067】
また、乾燥工程においては、第一の噴射孔には低圧力の機外の空気が供給されるので、第一の噴射孔はほとんど変化せず、開口部はほとんど広がらないので開口面積は変化しない。そのため、開口部中央の開口幅は開口部両端の開口幅よりも狭いので、機外の空気は開口部中央からだけでなく、開口部両端からも噴射される。従って、機外の空気は噴射孔から略直線形状に噴射されることなく洗浄水と同様に扇型形状に噴射されるので、機外の空気は洗浄槽内により広範囲に、また均一に供給される。
【0068】
以上より、洗浄工程と乾燥工程で同じ噴射孔を用いて、洗浄工程では従来と同等の洗浄性能を得ることができ、また、乾燥工程において機外の空気をより広範囲に送風するので、より均一に食器及び洗浄槽内に供給することができる食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0069】
また請求項3記載の発明は、洗浄工程中または乾燥工程中で噴射圧を変化させ、噴射圧の高圧側で第二の噴射孔の噴射角を垂直方向側に変化させ、噴射圧の低圧側で噴射角を水平方向側に変化させることにより、洗浄工程において、制御装置により加圧手段を制御することができるので、ノズルを介して第一の噴射孔及び第二の噴射孔から噴射される洗浄水の流量及び水圧を変化させることができ、食器には流量及び水圧に変化のある洗浄水を供給することができる。そのため、食器に付着した残菜等の汚物に対して流量及び水圧に変化のある洗浄水を供給することができるので、食器の洗浄性能を向上することができる。
【0070】
また、第二の噴射孔に供給される洗浄水の流量及び水圧を変化させると、洗浄水の流量が多く水圧が高い場合は第二の噴射孔の変形量が大きくなって、洗浄水の噴射角度がより垂直方向側に近づき、洗浄水の流量が少なく水圧が低い場合は第二の噴射孔の変形量は小さくなって、洗浄水の噴射角度がより水平方向側に近づく。従って、第二の噴射孔から噴射される洗浄水が食器に直接衝突する範囲が拡大するので、食器をさまざまな角度からより効率的に洗浄することができ、洗浄性能を向上することができる。
【0071】
さらに、第二の噴射孔に供給される洗浄水の流量及び水圧を変化させると、第二の噴射孔から噴射される洗浄水の噴射角度も変化する、つまり、洗浄水の流量が多く、水圧が高い場合は洗浄水の噴射反力は大きいが、第二の噴射孔から噴射される噴射角度はより垂直方向側に近づくので、噴射反力により得られる推進力は大きなものとならず、ノズルを高回転で回転させることなく回転させることができ、流量が少なく水圧が低い場合は洗浄水の噴射反力は小さいが、噴射孔から噴射される噴射角度はより水平方向側に近づくので、ノズルを回転させるのに必要な推進力を洗浄水の噴射反力により得ることができるので、洗浄水の流量及び水圧を変化させてもノズルを常に回転させることができる。
【0072】
また、乾燥工程においても、制御装置により送風手段を制御することができるので、ノズルを介して第二の噴射孔から噴射される機外の空気の風量及び風圧を変化させることができる。従って、洗浄工程と同様の作用を有し、食器をさまざまな角度からより効率的に乾燥することができ、乾燥性能を向上することができる。
【0073】
以上より、制御装置により電動機を制御することにより、洗浄水の流量、水圧及び機外の空気の風量、風圧を変化させることができるので、食器をより効率的に洗浄及び乾燥することができ、かつ洗浄及び乾燥性能を向上させることができる食器洗い乾燥機を提供することができる。
【0074】
また請求項4記載の発明は、乾燥工程で第一の噴射孔または第二の噴射孔から温風が噴射される構成としたことにより、洗浄工程において、洗浄水は、洗浄ポンプとノズルを接続する循環経路内に設けられた発熱体により洗浄所定温度まで加熱される。また、乾燥工程において、機外の空気は、送風経路を介して循環経路内に設けられた発熱体により第一の噴射孔または第二の噴射孔から噴射されるので、発熱体により加熱されて洗浄槽内に供給される。そのため、食器には温風が均一に送風されるので、食器をより早く乾燥させることができる。従って、より短時間で食器の所定の乾燥性能を得ることができ、食器洗い乾燥機の運転時間をより短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における食器洗い乾燥機の縦断面図
【図2】本発明の実施例1における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の形状図
【図3】本発明の実施例1における食器洗い乾燥機の乾燥工程での縦断面図
【図4】本発明の実施例1における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の洗浄工程での動作図
【図5】本発明の実施例1における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の乾燥工程での動作図
【図6】本発明の実施例2における食器洗い乾燥機の第一の噴射孔の形状図
【図7】本発明の実施例2における食器洗い乾燥機の第一の噴射孔の洗浄工程での動作図
【図8】本発明の実施例2における食器洗い乾燥機の第一の噴射孔の乾燥工程での動作図
【図9】本発明の実施例2における食器洗い乾燥機の乾燥工程での縦断面図
【図10】本発明の実施例3における食器洗い乾燥機の縦断面図
【図11】本発明の実施例3における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の洗浄工程における高水圧時の動作図
【図12】本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の洗浄工程における低水圧時の動作図
【図13】本発明の実施例3における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の洗浄工程における動作図
【図14】本発明の実施例における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の乾燥工程における高風圧時の動作図
【図15】本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の乾燥工程における低風圧時の動作図
【図16】本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の乾燥工程における動作図
【図17】本発明の実施の形態4における食器洗い乾燥機の縦断面図
【図18】従来の食器洗い乾燥機の縦断面図
【図19】従来の食器洗い乾燥機の乾燥工程での縦断面図
【図20】従来の食器洗い乾燥機の乾燥工程においてノズルから空気を噴射させる場合の縦断面図
【図21】従来の食器洗い乾燥機の第二の噴射孔の形状図
【図22】従来の食器洗い乾燥機の第一の噴射孔の形状図
【図23】従来の食器洗い乾燥機の乾燥工程において噴射孔から空気を噴射させる場合の空気の流れを表す図
【図24】従来の食器洗い乾燥機の洗浄工程において第二の噴射孔から食器への洗浄水の流れを表す図
【図25】従来の食器洗い乾燥機の乾燥工程において第二の噴射孔から食器への機外の空気の流れを表す図
【符号の説明】
1 洗浄槽
3 洗浄水
4 洗浄ポンプ
5 電動機
6 送風ファン
7 ノズル
8 第一の噴射孔
9 第二の噴射孔
14 発熱体
15 循環経路
16 送風経路
17 開閉弁
19 制御装置

Claims (4)

  1. 洗浄槽と、食器等を収納する食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させる加圧手段と、食器等に洗浄水または空気を噴射する第一の噴射孔と主に推進力を得る第二の噴射孔を有したノズルと、空気を洗浄槽内に送り込む送風手段を備え、前記第二の噴射孔は洗浄工程と乾燥工程で噴射角が変化することを特徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 洗浄工程と乾燥工程で第一または第二の噴射孔の開口面積が変化することを特徴とする請求項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 洗浄工程中または乾燥工程中で噴射圧を変化させ、前記噴射圧の高圧側で第二の噴射孔の噴射角を垂直方向側に変化させ、噴射圧の低圧側で噴射角を水平方向側に変化させることを特徴とする請求項1または2記載の食器洗い乾燥機。
  4. 乾燥工程で第一の噴射孔または第二の噴射孔から温風を噴射する構成としたことを特徴とする請求項1から3いづれか1項記載の食器洗い乾燥機。
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