JP3367253B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP3367253B2
JP3367253B2 JP03113295A JP3113295A JP3367253B2 JP 3367253 B2 JP3367253 B2 JP 3367253B2 JP 03113295 A JP03113295 A JP 03113295A JP 3113295 A JP3113295 A JP 3113295A JP 3367253 B2 JP3367253 B2 JP 3367253B2
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剛士 稲田
政樹 由良
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭において使用さ
れる食器洗い乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の食器洗い乾燥機について説
明する。
【0003】従来の食器洗い乾燥機は図14に示すよう
に、食器27等を収納した食器かご28を所定の場所に
収納した後、洗剤を投入して運転を開始するものであ
る。
【0004】運転を開始するとともに、まず給水弁23
が動作して所定量の洗浄水24を洗浄槽22に供給す
る。続いて洗浄ポンプ25が洗浄水24を加圧し、洗剤
と共に洗浄ノズル26から噴射する。こうして洗浄工程
が行われる。この洗浄工程では洗浄槽22内に設けた発
熱体29に通電して、洗浄水24を洗浄所定温度まで加
熱する。
【0005】所定時間の洗浄工程を経ると、次に食器2
7等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水24を排水ポ
ンプ30により機外に排出する。引き続いて、新たに洗
浄水24を供給して洗浄ノズル26から再び噴射して、
洗剤や残菜(食器に汚れとして付着していた食品のこと
を残菜と呼ぶ)等で汚れた食器27等をすすぐ工程を実
行する。このすすぎ工程を終えると、洗浄水24を再び
機外に排出する。このすすぎ工程は連続して3回繰り返
される。なおこのとき、残菜は洗浄槽22に設けたフィ
ルター31内に収集される。
【0006】すすぎ工程を終了すると、発熱体29に通
電して食器27等を乾燥する乾燥工程にはいる。この乾
燥工程では、換気ファン32により機外の空気が発熱体
29に送り込まれ、加熱される。そして、加熱された空
気は洗浄槽22へ供給され食器27等を乾燥させる。所
定時間の乾燥工程が終了すると、食器27等が乾燥され
ている。こうして食器洗い乾燥機の運転は終了するもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成の食器洗い乾燥機では、以下の問題を有している。乾
燥工程において、換気ファン32により機外の空気は発
熱体29に送り込まれて加熱され洗浄槽22内に供給さ
れるが、このとき加熱された空気は図15に示すよう
に、食器27及び洗浄槽22内に均一に行き渡らず排気
口33から機外へ排出されてしまう。そのため、食器2
7を均一に乾燥させることができないので、所定の乾燥
時間を経ても食器27の満足な乾燥性能を得ることがで
きない。また、食器の一部には加熱された空気が常に供
給されるので、食器に温度過昇部分が生じるという問題
がある。
【0008】さらに、従来のこのような構成では発熱体
29が洗浄槽22内に露出しているため、食器等が異常
加熱されたり、食器かご28から脱落した場合不都合が
生じていた。また、乾燥工程を終了した直後において
は、発熱体29は高温状態であり、露出しているので、
これを隔離する必要がある。
【0009】本発明は前記問題点に鑑み、食器に外気を
均一に行き渡らせる食器洗い乾燥機を提供することを第
一の目的とする。
【0010】また、発熱体を洗浄槽内部から隔離し、且
つ洗浄・乾燥工程で兼用できる発熱体を備えた食器洗い
乾燥機を提供することを第二の目的とする。
【0011】また、より効率的に食器に外気を均一に行
き渡らせ乾燥させる食器洗い乾燥機を提供することを第
三の目的とする。
【0012】また、より簡単な構造で効率的に食器に外
気を均一に行き渡らせ乾燥させる食器洗い乾燥機を提供
することを第四の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに本発明の第一の手段は、洗浄槽と、食器等を収納す
る食器かごと、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させる洗浄
ポンプと、食器等に洗浄水を噴射する噴射孔を有した洗
浄ノズルと、前記洗浄ポンプから前記洗浄ノズルに洗浄
水を供給する循環経路および洗浄水供給弁と、前記洗浄
槽内を換気する換気ファンと、前記循環経路に接続し、
かつ、前記換気ファンにより外気を洗浄槽内に送り込む
送風経路と、前記送風経路から前記循環経路に外気を供
給する外気供給弁とを備え、洗浄工程では、前記洗浄ポ
ンプにより加圧された洗浄水を前記洗浄水供給弁および
前記循環経路を介して前記洗浄ノズルから噴射し、乾燥
工程では、前記送風経路および前記外気供給弁を介して
前記換気ファンにより外気を前記洗浄ノズルへ供給し、
前記洗浄槽内へ送風するようにした食器洗い乾燥機を提
供することである。
【0014】また、第二の目的を達成するために本発明
の第二の手段は、上記請求項1に記載の発明において、
送風経路と循環経路との接続部と洗浄ノズルとの間の
前記循環経路内に発熱体を内装した食器洗い乾燥機を提
供することである。
【0015】また、第三の目的を達成するために本発明
の第三の手段は、上記請求項1または2に記載の発明に
おいて、洗浄ノズルを回転させる回転装置を設けた食器
洗い乾燥機を提供することである。
【0016】また、第四の目的を達成するために本発明
の第四の手段は、上記請求項1〜3に記載の発明におい
て、洗浄ノズルは、仕切板により分離して設けられた洗
浄用噴射孔と洗浄兼ノズル回転用噴射孔、および切換弁
を有し、洗浄工程では、循環経路から前記洗浄ノズルに
供給される加圧された洗浄水により前記切換弁を開い
て、前記洗浄用噴射孔および前記洗浄兼ノズル回転用噴
射孔から洗浄水を噴射し、乾燥工程では、前記循環経路
から前記洗浄ノズルへ外気を供給し、前記洗浄ノズルを
回転させながら前記洗浄兼ノズル回転用噴射孔から外気
を噴射するようにした食器洗い乾燥機を提供することで
ある。
【0017】
【作用】本発明の前記第一の手段において、洗浄ポンプ
から洗浄ノズルに洗浄水を供給する循環経路に、洗浄槽
に外気を送り込む送風経路を接続することにより、洗浄
工程において、洗浄水は、洗浄水供給弁に通電すること
により洗浄ポンプから循環経路を介して洗浄ノズルへ供
給され、洗浄ノズルに備えられた噴射孔から噴射され
る。このとき、洗浄水は洗浄槽内に設けられた発熱体に
より洗浄所定温度まで加熱される。
【0018】また乾燥工程においては、換気ファン及び
外気供給弁に通電することにより、機外の空気は送風経
路を介して循環経路及び洗浄ノズルへ供給される。そし
て、洗浄ノズルに備えられた噴射孔から洗浄槽へ噴射さ
れる。こうして外気を噴射孔から噴射させることがで
き、洗浄された食器及び洗浄槽等に均一に行き渡らせる
ことができる。従って、食器の乾燥性能を向上させるこ
とができる。
【0019】また、前記第二の手段において、発熱体を
送風経路接続後の循環経路内に内装することにより、洗
浄工程において、洗浄水供給弁に通電することにより洗
浄ポンプから循環経路へ洗浄水が供給される。このとき
発熱体は通電されているので循環経路へ供給された洗浄
水は加熱されることになる。そして加熱された洗浄水は
洗浄ノズルに供給され、洗浄ノズルに備えられた噴射孔
から噴射されて洗浄槽へ供給される。この動作を繰り返
すことにより洗浄水は洗浄所定温度まで加熱されること
になる。
【0020】また乾燥工程においては、換気ファン及び
外気供給弁に通電することにより、機外の空気は送風経
路を介して循環経路へ供給される。このときも発熱体は
通電されているので循環経路へ供給された外気は加熱さ
れることになる。加熱された外気は洗浄ノズルに供給さ
れ、噴射孔から噴射されて洗浄槽へ供給される。そして
洗浄された食器等を乾燥させる。
【0021】従って、洗浄槽内に発熱部が存在しない構
成とすることができ、発熱体は洗浄工程では洗浄水を洗
浄所定温度まで加熱することができ、乾燥工程では外気
を加熱して洗浄槽へ供給することができる。それゆえ、
食器の焼損などを防止でき、かつ洗浄・乾燥工程で兼用
できる発熱体を備えた構成とすることができる。
【0022】また、前記第三の手段において、洗浄ノズ
ル近傍に洗浄ノズルを回転させる回転装置を設けること
により、洗浄工程において、洗浄水は、洗浄水供給弁に
通電することにより洗浄ポンプから循環経路を介して洗
浄ノズルへ供給され、洗浄ノズルに備えられた噴射孔か
ら噴射される。このとき、回転装置を動作させることに
より洗浄ノズルは回転することになるので、この動作に
より洗浄水を、洗浄ノズルを回転させながら噴射孔から
噴射させることができる。また、発熱体は通電されてい
るので、洗浄水は発熱体により洗浄所定温度まで加熱さ
れることになる。
【0023】また、乾燥工程において、換気ファン及び
外気供給弁に通電することにより、機外の空気が送風経
路を介して循環経路へ供給される。そして外気は洗浄ノ
ズルに供給され、洗浄ノズルに備えられた噴射孔から噴
射されて洗浄槽へ供給される。このとき換気ファンから
の送風のみでは洗浄ノズルを回転させることができない
ため、回転装置を動作させて洗浄ノズルを回転させなが
洗浄槽内部へ送風する。この動作により、外気を洗浄ノ
ズルを回転させながら噴射孔から噴射させるので、外気
をより効率的に洗浄槽及び食器の隅々にまで均一に供給
することができる。従って、より効率的に外気を食器に
均一に行き渡らせることができ食器の乾燥性能を向上さ
せることができる。
【0024】また、前記第四の手段において、洗浄ノズ
ルに、洗浄ノズルを2つの部屋に分離する仕切板を備
え、仕切板により仕切られた各部屋には洗浄用噴射孔、
洗浄兼ノズル回転用噴射孔を別々に設け、且つ洗浄用噴
射孔を有する部屋には洗浄用噴射孔に洗浄水のみを供給
する切換弁を設けることにより、洗浄工程では、洗浄水
供給弁に通電することにより洗浄ポンプから循環経路に
供給された洗浄水は洗浄ノズルに供給される。このとき
洗浄用噴射孔を有する部屋に設けられた切換弁は高圧の
洗浄水により開くので、洗浄ノズルに供給された洗浄水
は洗浄用噴射孔及び洗浄兼ノズル回転用噴射孔全てから
噴射される。そして、発熱体は通電されているので、洗
浄水は発熱体により洗浄所定温度まで加熱されることに
なる。
【0025】また、乾燥工程では、換気ファン及び外気
供給弁に通電することにより、外気が送風経路を介して
循環経路に供給され洗浄ノズルに供給される。このとき
供給される外気は低圧のため洗浄用噴射孔を有する部屋
に設けられた切換弁は自重により開かないので、洗浄ノ
ズルに供給された外気は洗浄用噴射孔からは噴射されず
洗浄兼ノズル回転用噴射孔からのみ噴射される。そのた
め洗浄ノズルは、洗浄工程と同様に乾燥工程でも洗浄兼
ノズル回転用噴射孔から噴射される外気により回転する
ことになる。この動作により、外気は洗浄ノズルを回転
させながら洗浄兼ノズル回転用噴射孔から噴射されるの
で、外気を洗浄槽及び食器の隅々にまで供給することが
できる。
【0026】従って、より簡単な構造で効率的に外気を
食器に均一に行き渡らせ食器を乾燥させることができ
る。
【0027】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の第1の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0028】図1において、1は洗浄槽、2は洗浄水3
を洗浄槽1内に供給する給水弁、4は洗浄ポンプ、5は
洗浄ノズルで、洗浄水3を噴射する複数の噴射孔6を備
えている。7は食器8等を洗浄槽1内に収納する食器か
ご、9は洗浄水3を排出する排水ポンプ、10は残菜を
収集するフィルタ、11は洗浄ポンプ4から洗浄ノズル
5に洗浄水3を供給する循環経路、12は発熱体、13
は換気ファン、14は外気を洗浄槽1内に送り込む送風
経路で、循環経路11に接続されている。15は洗浄水
3を洗浄ポンプ4から洗浄ノズル5に供給するための洗
浄水供給弁、16は外気を送風経路14から循環経路1
1に供給するための外気供給弁17は排気口である。
【0029】前記構成において以下にその動作について
説明する。洗浄槽1内に所定量の洗剤を投入し、食器8
等を食器かご7に収納して運転を開始する。ここでまず
給水弁2に通電することで洗浄水3が供給される。洗浄
水3が所定量に達すると、洗浄ポンプ4が洗剤を含む洗
浄水3を加圧する。そして、洗浄水供給弁15に通電す
ることにより洗浄水3は循環経路11を介して洗浄ノズ
ル5に供給され、洗浄ノズル5に備えられた噴射孔6か
ら噴射される。こうして食器8等を洗浄する洗浄工程が
行われる。この洗浄工程では、発熱体12に通電するこ
とにより洗浄水3は発熱体12により洗浄所定温度まで
加熱される。所定時間の洗浄工程を経ると、次に食器8
等から洗い落とされた汚れ等を含む洗浄水3を排水ポン
プ9により排水する。引き続き、新たに洗浄水3を供給
し、洗浄ノズル5に備えられた噴射孔6から噴射するこ
とで洗剤や残菜等で汚れた食器8等をすすぐ工程を行
う。この工程終了後洗浄水3を機外に排出する。この工
程においても洗浄水3は発熱体12によりすすぎ所定温
度まで加熱される。そして、この工程が連続して3回繰
り返されてすすぎ工程が終了する。残菜は洗浄槽1に設
けたフィルタ10内に収集される。すすぎ工程終了後、
乾燥工程に移る。
【0030】乾燥工程では換気ファン13を動作させ、
外気供給弁16に通電することにより、送風経路14を
介して機外の空気が循環経路11へ送り込まれる。そし
て、洗浄ノズル5及び噴射孔6を介して洗浄槽1へ供給
される。洗浄槽1へ供給された外気は洗浄された食器8
等を乾燥させ機外へ排出される。こうして食器8等を所
定時間乾燥させて乾燥工程を終了し、食器洗い乾燥機の
運転を終了する。
【0031】このように構成された本発明の第1の実施
例によれば、洗浄工程において、洗浄水3は、洗浄水供
給弁15に通電することにより洗浄ポンプ4から循環経
路11を介して洗浄ノズル5へ供給され、洗浄ノズル5
に備えられた噴射孔6から噴射される。このとき発熱体
12は通電されているので、洗浄水3は発熱体12によ
り洗浄所定温度まで加熱されることになる。
【0032】また乾燥工程においては、図2に示すよう
に、機外の空気は換気ファン13及び外気供給弁16に
通電することにより、送風経路14を介して循環経路1
1及び洗浄ノズル5へ供給される。そして、洗浄ノズル
5に備えられた噴射孔6から洗浄槽1へ噴射される。こ
うして外気を洗浄水3と同様に噴射孔6から噴射させる
ことができ、洗浄された洗浄槽1及び食器8等に均一に
行き渡らせることができる。従って、食器8の乾燥性能
を向上させることができる。
【0033】なお乾燥工程において、発熱体12に通電
し、洗浄槽1内の空気を加熱してもよい。
【0034】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。全体の構成は第1の実施例と同様であるの
で説明を省略する。ただし、図3において、発熱体12
は送風経路14接続後の循環経路11内に内装されてい
る。
【0035】このように構成された本発明の第2の実施
例によれば、洗浄工程において、洗浄ポンプ4が洗浄水
3を加圧する。そして、洗浄水供給弁15に通電するこ
とにより洗浄ポンプ4から循環経路11へ洗浄水3が供
給される。このとき発熱体12は通電されているので循
環経路11へ供給された洗浄水3は加熱されることにな
る。そして加熱された洗浄水3は洗浄ノズル5に供給さ
れ、噴射孔6から噴射されて洗浄槽1へ供給される。こ
の動作を繰り返すことにより洗浄水3は洗浄所定温度ま
で加熱されることになる。
【0036】また乾燥工程においては、図4に示すよう
に、換気ファン13及び外気供給弁16に通電すること
により、機外の空気が送風経路14を介して循環経路1
1へ供給される。このときも発熱体12は通電されてい
るので循環経路11へ供給された外気は加熱されること
になる。加熱された外気は洗浄ノズル5に供給され、噴
射孔6から噴射されて洗浄槽1へ供給される。そして、
洗浄された食器8等を乾燥させる。
【0037】従って、洗浄槽1内に発熱部が存在しない
構成とすることができ、発熱体12は洗浄工程では洗浄
水3を洗浄所定温度まで加熱することができ、乾燥工程
では外気を加熱して洗浄槽1へ供給することができる。
それゆえ、食器8の局部異常加熱などを防止でき、かつ
洗浄・乾燥工程で兼用できる発熱体12を備えた構成と
することができる。
【0038】(実施例3) 以下、本発明の第3の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。全体の構成は第1の実施例と同様である
ので説明を省略する。ただし、図5において、送風経路
14は循環水路11に接続されている。また、18は洗
浄ノズル5を回転させる回転装置で、洗浄ノズル5近傍
に設けられている。また、洗浄ノズル5及び回転装置1
8には洗浄ノズル用歯車5a、回転装置用歯車18
aが設けてあり、回転装置18が動作すると、回転装置
用歯車18a及び洗浄ノズル用歯車5aを介して洗
浄ノズル5が回転するようになっている。
【0039】このように構成された本発明の第3の実施
例によれば、洗浄工程において、図5に示すように、洗
浄水3は、洗浄水供給弁15に通電することにより洗浄
ポンプ4から循環経路11を介して洗浄ノズル5へ供給
され、洗浄ノズル5に備えられた噴射孔6から噴射され
る。このとき図6に示すように、回転装置18を動作さ
せることにより、回転装置用歯車18a及び洗浄ノズ
ル用歯車5aを介して洗浄ノズル5は回転することに
なるので、この動作により洗浄水3を、洗浄ノズル5を
回転させながら噴射孔6から噴射させることができる。
また、発熱体12は通電されているので、洗浄水3は発
熱体12により洗浄所定温度まで加熱されることにな
る。
【0040】また、乾燥工程において、図7に示すよう
に、換気ファン13及び外気供給弁16に通電すること
により、機外の空気が送風経路14を介して循環経路1
1へ供給される。そして外気は洗浄ノズル5に供給さ
れ、噴射孔6から噴射されて洗浄槽1へ供給される。こ
のとき洗浄工程と同様に、図6に示すように、回転装置
18を動作させ回転装置用歯車18−a及び洗浄ノズル
用歯車5−aを介して洗浄ノズル5を回転させる。この
動作により、外気を洗浄ノズル5を回転させながら噴射
孔6から噴射させるので、外気をより効率的に洗浄槽1
及び食器8の隅々にまで均一に供給することができる。
従って、より効率的に外気を食器8に均一に行き渡らせ
ることができ食器8の乾燥性能を向上させることができ
る。
【0041】なお、発熱体12を送風経路14接続後の
循環経路11内に内装させると、外気を洗浄槽1内へ供
給する前に加熱することができ、かつ、洗浄槽1内に発
熱部が存在しない構成とすることができるので、食器の
局部異常加熱を防止でき、且つ洗浄・乾燥工程で兼用で
きる発熱体12を備えた構成とすることができので、な
お良い。
【0042】(実施例4) 以下、本発明の第4の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。全体の構成は第1の実施例と同様である
ので説明を省略する。ただし、図8、図9、図10にお
いて、6−aは洗浄用噴射孔、6bは洗浄兼ノズル回
転用噴射孔、19は洗浄ノズル5を2つの部屋に分離す
る仕切板であり、仕切板19により仕切られた各部屋に
は洗浄用噴射孔6a、洗浄兼ノズル回転用噴射孔6
bが別々に設けられている。20は洗浄用噴射孔6−a
に洗浄水3及び外気を供給するのを切り換える切換弁で
あり、洗浄用噴射孔6−aを有する部屋に設けられてい
る。そして洗浄工程において、洗浄ポンプ4から高圧の
洗浄水3が供給されるときは、図8のように切換弁20
が開く。そして洗浄水3は洗浄用噴射孔6a及び洗浄
兼ノズル回転用噴射孔6b全てから噴射される。一
方、乾燥工程においては、図9、図10のように、換気
ファン13から低圧の外気が供給されるときは、切換弁
20は自重により開かないので、外気は洗浄用噴射孔6
aから噴射されず、洗浄兼ノズル回転用噴射孔6
からのみ噴射される。
【0043】このように構成された本発明の第4の実施
例によれば、洗浄工程において、図8に示すように、洗
浄水供給弁15に通電することにより洗浄ポンプ4から
循環経路11に供給された洗浄水3は、洗浄ノズル5に
供給される。このとき切換弁20は高圧の洗浄水3によ
り開くので、洗浄ノズル5に供給された洗浄水3は洗浄
用噴射孔6a及び洗浄兼ノズル回転用噴射孔6b全
てから噴射される。そして、発熱体12は通電されてい
るので、洗浄水3は発熱体12により洗浄所定温度まで
加熱されることになる。
【0044】また乾燥工程では、図9に示すように、換
気ファン13及び外気供給弁16に通電することによ
り、送風経路14を介して循環経路11に供給された外
気は洗浄ノズル5に供給される。このとき供給される外
気は低圧のため切換弁20は自重により開かないので、
図9、図10に示すように、洗浄ノズル5に供給された
外気は洗浄用噴射孔6−aからは噴射されず、洗浄兼ノ
ズル回転用噴射孔6bからのみ噴射される。そのた
め、洗浄ノズル5は、洗浄工程と同様に乾燥工程でも洗
浄兼ノズル回転用噴射孔6bから噴射される外気によ
り回転することになる。この動作により、外気は洗浄ノ
ズル5を回転させながら洗浄兼ノズル回転用噴射孔6
bから噴射されるので、外気を洗浄槽1及び食器8の隅
々にまで均一に供給することができる。
【0045】従って、より簡単な構造で効率的に加熱さ
れた外気を食器に均一に行き渡らせ乾燥させることがで
きる。
【0046】(実施例5) 以下、本発明の第5の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。全体の構成は第1の実施例と同様である
ので説明を省略する。ただし、図11において、洗浄ノ
ズル5近傍には洗浄ノズル5を回転させる回転装置18
が設けられている。また、21は洗浄槽1内の空気を撹
拌するインペラである。
【0047】このように構成された本発明の第5の実施
例によれば、洗浄工程において図11に示すように、洗
浄水3は、洗浄ポンプ4に通電することにより洗浄ポン
プ4から循環経路11を介して洗浄ノズル5へ供給さ
れ、洗浄ノズル5に備えられた噴射孔6から噴射され
る。このとき図12に示すように、回転装置18を動作
させることにより、回転装置用歯車18a及び洗浄ノ
ズル用歯車5aを介して洗浄ノズル5は回転すること
になるので、この動作により洗浄水3を、洗浄ノズル5
を回転させながら噴射孔6から噴射させることができ
る。また、発熱体12は通電されているので、洗浄水3
は発熱体12により洗浄所定温度まで加熱されることに
なる。
【0048】また、乾燥工程において換気ファン13を
動作させることにより外気が送風経路14を介して洗浄
槽1内に供給される。そして、発熱体12に通電するこ
とにより、洗浄槽1内に供給された外気は発熱体12に
より加熱される。このとき、図12に示すように、回転
装置18を動作させ回転装置用歯車18−a及び洗浄ノ
ズル用歯車5−aを介して洗浄ノズル5を回転させる。
洗浄ノズル5が回転すると図13に示すように、洗浄ノ
ズル5に設けられたインペラ21の作用により、洗浄槽
1内の空気と加熱された外気が撹拌され均一な温度とな
る。そのため、発熱体12によって加熱された高温の外
気が直接食器8に接触することがない。従って、食器8
の温度過昇部分を生じることがなく、また、洗浄槽1内
の空気と加熱された外気が撹拌されて洗浄槽1及び食器
8の隅々にまで供給されるので食器8を均一に加熱し乾
燥させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗浄槽と、食器等を収納する食器かご
と、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプと、
食器等に洗浄水を噴射する噴射孔を有した洗浄ノズル
と、前記洗浄ポンプから前記洗浄ノズルに洗浄水を供給
する循環経路および洗浄水供給弁と、前記洗浄槽内を換
気する換気ファンと、前記循環経路に接続し、かつ、前
記換気ファンにより外気を洗浄槽内に送り込む送風経路
と、前記送風経路から前記循環経路に外気を供給する外
気供給弁とを備え、洗浄工程では、前記洗浄ポンプによ
り加圧された洗浄水を前記洗浄水供給弁および前記循環
経路を介して前記洗浄ノズルから噴射し、乾燥工程で
は、前記送風経路および前記外気供給弁を介して前記
気ファンにより外気を前記洗浄ノズルへ供給し、前記
浄槽内へ送風するようにしたから、外気を洗浄された食
器及び洗浄槽等に均一に行き渡らせることができ、食器
の乾燥性能 を向上させることができる。
【0050】また、請求項2に記載の発明によれば、
風経路と循環経路との接続部と、洗浄ノズルとの間の前
循環経路内に発熱体を内装したから、洗浄槽内に発熱
部が存在しない構成とし、食器の焼損などを防止するこ
とができるとともに、循環経路内の発熱体により、洗浄
工程では洗浄水を加熱するとともに、乾燥工程では外気
を加熱して洗浄槽へ供給することができる。
【0051】また、請求項3に記載の発明によれば、
浄ノズルを回転させる回転装置を設けたから、効率よく
加熱された外気を食器に均一に行き渡らせることがで
き、食器の乾燥性能を向上させることができる。
【0052】また、請求項4に記載の発明によれば、洗
浄ノズルは、仕切板により分離して設けられた洗浄用噴
射孔と洗浄兼ノズル回転用噴射孔、および切換弁を有
し、洗浄工程では、循環経路から前記洗浄ノズルに供給
される加圧された洗浄水により前記切換弁を開いて、前
記洗浄用噴射孔および前記洗浄兼ノズル回転用噴射孔か
ら洗浄水を噴射し、乾燥工程では、前記循環経路から前
記洗浄ノズルへ外気を供給し、前記洗浄ノズルを回転さ
せながら前記洗浄兼ノズル回転用噴射孔から外気を噴射
するようにしたから、洗浄ノズルを回転させながら、外
気を洗浄兼ノズル回転用噴射孔から噴射させることがで
き、簡単な構造で効率よく外気を洗浄槽及び食器に供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における食器洗い乾燥機
の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における食器洗い乾燥機
の乾燥工程での構成図
【図3】本発明の第2の実施例における食器洗い乾燥機
の構成図
【図4】本発明の第2の実施例における食器洗い乾燥機
の乾燥工程での構成図
【図5】本発明の第3の実施例における食器洗い乾燥機
の構成図
【図6】本発明の第3の実施例における洗浄ノズルを上
方から見た図
【図7】本発明の第3の実施例における食器洗い乾燥機
の乾燥工程での構成図
【図8】本発明の第4の実施例における食器洗い乾燥機
の洗浄工程での洗浄ノズル回りの構成図
【図9】本発明の第4の実施例における食器洗い乾燥機
の乾燥工程での洗浄ノズル回りの構成図
【図10】本発明の第4の実施例における洗浄ノズルを
上方から見た図
【図11】本発明の第5の実施例における食器洗い乾燥
機の構成図
【図12】本発明の第5の実施例における洗浄ノズルを
上方から見た図
【図13】本発明の第5の実施例における食器洗い乾燥
機の乾燥工程での構成図
【図14】従来の食器洗い乾燥機の構成図
【図15】従来の食器洗い乾燥機の乾燥工程での構成図
【符号の説明】
1 洗浄槽 3 洗浄水 4 洗浄ポンプ 5 洗浄ノズル 5−a 洗浄ノズル用歯車 6 噴射孔 6−a 洗浄用噴射孔 6b 洗浄兼回転用噴射孔 11 循環経路 12 発熱体 13 換気ファン 14 送風経路 15 洗浄水供給弁 16 外気供給弁 18 回転装置 18−a 回転装置用歯車 19 仕切板 20 切換弁 21 インペラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126941(JP,A) 特開 昭52−73565(JP,A) 特開 昭48−60460(JP,A) 実開 平3−68863(JP,U) 実開 昭49−19565(JP,U) 実公 昭49−20386(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽と、食器等を収納する食器かご
    と、前記洗浄槽内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプと、
    食器等に洗浄水を噴射する噴射孔を有した洗浄ノズル
    と、前記洗浄ポンプから前記洗浄ノズルに洗浄水を供給
    する循環経路および洗浄水供給弁と、前記洗浄槽内を換
    気する換気ファンと、前記循環経路に接続し、かつ、前
    記換気ファンにより外気を洗浄槽内に送り込む送風経路
    と、前記送風経路から前記循環経路に外気を供給する外
    気供給弁とを備え、洗浄工程では、前記洗浄ポンプによ
    り加圧された洗浄水を前記洗浄水供給弁および前記循環
    経路を介して前記洗浄ノズルから噴射し、乾燥工程で
    は、前記送風経路および前記外気供給弁を介して前記
    気ファンにより外気を前記洗浄ノズルへ供給し、前記
    浄槽内へ送風するようにした食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 送風経路と循環経路との接続部と洗浄
    ノズルとの間の前記循環経路内に発熱体を内装した請求
    項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 【請求項3】 洗浄ノズルを回転させる回転装置を設け
    た請求項1または2記載の食器洗い乾燥機。
  4. 【請求項4】 洗浄ノズルは、仕切板により分離して設
    けられた洗浄用噴射孔と洗浄兼ノズル回転用噴射孔、お
    よび切換弁を有し、洗浄工程では、循環経路から前記洗
    浄ノズルに供給される加圧された洗浄水により前記切換
    弁を開いて、前記洗浄用噴射孔および前記洗浄兼ノズル
    回転用噴射孔から洗浄水を噴射し、乾燥工程では、前記
    循環経路から前記洗浄ノズルへ外気を供給し、前記洗浄
    ノズルを回転させながら前記洗浄兼ノズル回転用噴射孔
    から外気を噴射するようにした請求項1から3いずれ
    か1項記載の食器洗い乾燥機。
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