JP3401939B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
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Description
を行う食器洗い乾燥機に関するものである。
図9に基づいて説明する。
し、洗剤を投入して運転を開始する。運転が開始される
と、まず所定量の洗浄水を洗浄槽71に供給する給水工
程が実行される。続いて、洗浄ポンプ73によって加圧
され且つヒータ74によって加熱された洗浄水が洗剤と
共に洗浄ノズル75から噴射される本洗工程が行われ
る。洗浄水は洗浄ノズル75の噴射孔76から鉛直方向
または斜め上方向に噴射され、洗浄ノズル75はこの噴
射反力によって略水平に回転する。したがって、洗浄水
の多くは洗浄ノズル75の回転方向とは逆方向に傾斜し
て噴射されて、食器に衝突する。この洗浄水の衝突力・
洗剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるものであ
る。
から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を排水ポンプ77
によって機外に排出する排水工程に入る。引き続いて、
新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器
に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器をすすぐ
ために洗浄水を洗浄ノズル75から噴射するすすぎ工程
と、前記排水工程とが連続して4回繰り返されて、洗浄
工程を終了するものである。引き続き、洗浄槽71へと
外気を送風機78により送り込み、ヒータ74で外気及
び食器を加熱して食器を乾燥させる乾燥工程を行い、運
転を終了する。なお79は、洗浄ポンプ73・ヒータ7
4等の運転を制御する制御装置である。
洗浄器は、以下のような課題を有している。
出しているため、ヒータ74に近接した位置に配置した
食器は部分的に高温となって、熱変形や劣化を生ずる恐
れのあるものである。また特に、樹脂製食器などが食器
かご72から脱落してヒータ74と接触した状態となっ
た場合には、乾燥工程でヒータ74の熱によって食器の
焼損や発煙が発生する可能性がある。また、乾燥工程を
終了した直後はヒータ74は高温であり、使用者がヒー
タ74に接触したりすると火傷を負うという事態が生ず
るものである。
タ74の通電時間を短くして休止時間を長くした運転サ
イクルを繰り返す制御方法を採っている場合もある。し
かしこの場合は、乾燥工程中に食器に供給できる熱量が
少なくなって、乾燥時間が長くなるという課題が生ずる
ものである。
洗浄水中またはその循環経路にヒータを露出して洗浄と
乾燥ができる構成が、特開平5−154083号公報、
特開平5−154084号公報、特開平1−12103
1号公報、特開平1−126941号公報等にみられる
が、構成が複雑で加熱効率や信頼性に関して問題が生ず
る恐れのあるものである。
いる課題を解決するもので、食器の熱変形や劣化を起こ
さずに、所定の乾燥性能を得ることができる食器洗い乾
燥機を提供することを第1の目的としているものであ
る。
の手段を提供することを第2、第3の目的としているも
のである。
洗い乾燥機を提供することを第4の目的としているもの
である。
の手段を提供することを第5〜第11の目的としている
ものである。
めの本発明の第1の手段は、洗浄槽と、食器を収納する
食器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄
槽の底部に設けた洗浄水を貯留する貯水部と、洗浄水を
噴射する噴射口を有した洗浄ノズルと、前記洗浄槽に外
気を送り込む送風機と、洗浄水及び食器を加熱するヒー
タと、前記洗浄槽内に外気を吹き出す送風口を有した通
風経路とを備え、前記通風経路は、仕切壁により前記洗
浄槽内部と隔離され、同洗浄槽の下方の通風経路内に前
記ヒータを配設するとともに、前記仕切壁に取水口を設
け、洗浄工程では、前記洗浄ノズルから噴射された洗浄
水が前記取水口から前記通風経路に入り、同通風経路内
のヒータで加熱されて前記貯水部へ案内されるように構
成するとともに、乾燥工程では、前記送風機によって前
記通風経路に送り込まれる外気が同通風経路内のヒータ
で加熱されるように構成した食器洗い乾燥機とするもの
である。
第2の手段は、上記請求項1に記載 の発明において、取
水口は、開孔を複数設けて形成したものである。
第3の手段は、上記請求項1に記載の発明において、洗
浄ノズルは、取水口に向けて洗浄水を噴射する第2の噴
射口を設けたものである。
第4の手段は、上記請求項1〜3に記載の発明におい
て、取水口を開閉する弁体を設け、前記弁体は、洗浄工
程の時に開放され、乾燥工程の時は閉じられるようにし
たものである。
第5の手段は、上記請求項4に記載の発明において、弁
体は、洗浄水の滴下または噴射衝突力を駆動源として開
放し、送風機からの外気の風力を駆動源として閉じられ
るようにしたものである。
第6の手段は、上記請求項1〜4に記載の発明におい
て、洗浄水を洗浄槽に供給する給水経路を設け、前記給
水経路を通風経路に接続し、洗浄工程では、洗浄水を前
記通風経路を通して前記洗浄槽に供給するようにしたも
のである。
第7の手段は、上記請求項1〜6に記載の発明におい
て、洗浄水の残菜を分離する複数の小孔を有するフィル
ターを備え、送風口は前記フィルターの小孔の大きさよ
りも大なる開孔で形成したものである。
第8の手段は、上記請求項1〜3に記載の発明におい
て、外気の送風方向を食器かごへと偏向させる案内板を
設け、前記案内板を送風口または取水口に形成したもの
である。
第9の手段は、上記請求項1〜5に 記載の発明におい
て、取水口を洗浄槽の内壁面に近接して設けたものであ
る。
の第10の手段は、上記請求項1〜5に記載の発明にお
いて、洗浄槽に洗浄水を供給する給水経路を設け、前記
給水経路から前記洗浄槽への給水位置を取水口の上方に
設けたものである。
の第11の手段は、上記請求項1または2に記載の発明
において、ヒータは、貯水部の上部から外れて配置した
ものである。
洗浄ノズルにて噴射されて洗浄槽内部で通風経路の取水
口から滴下して、貯水部へと案内されて洗浄ポンプから
洗浄ノズルへと循環することによって、洗浄水がヒータ
により加熱されて食器を所定の温度にて洗浄することが
できる。引き続き、乾燥工程では外気が送風機により通
風経路に送り込まれ、通風経路内でヒータにより加熱さ
れて温風となる。この温風が通風経路の送風口より洗浄
槽内に供給されて食器を加熱して乾燥することができる
ものである。ヒータは通風経路内に配置されて露出して
いないので、使用者が接触したり、食器が熱変形すると
いう恐れがないものである。
洗浄水は洗浄ノズルにて噴射されて洗浄槽内部で複数個
の開孔で形成した取水口から通風経路内に滴下し、貯水
部へと案内されて洗浄ポンプから洗浄ノズルへと循環す
ることで、洗浄水がヒータにより加熱されて食器を所定
の温度で洗浄することができる。引き続き、乾燥工程で
は外気が送風機により通風経路に送り込まれ、ヒータに
より加熱された温風が洗浄槽内に供給されて、食器を加
熱して乾燥することができるものである。
洗浄水は洗浄ノズルの第1の噴射口にて噴射されて洗浄
槽内部で通風経路の取水口から滴下して、貯水部へと案
内されて洗浄ポンプから洗浄ノズルへと一定流量が循環
することに加えて、特に第2の噴射口から噴射された洗
浄水が取水口より通風経路の内部またはヒータへとさら
なる流量として循環して、洗浄水が効率良くヒータによ
り短時間で加熱されて所定の温度で食器を洗浄できる。
引き続き、乾燥工程では外気は送風機により通風経路に
送り込まれ、ヒータにより加熱された温風が洗浄槽内に
供給されて、食器を加熱して乾燥することができるもの
である。
通風経路の取水口の弁体が開放されて、洗浄水が取水口
から通風経路内に供給されて、貯水部へと循環する洗浄
水の流量が一定量得られるので、効率良くヒータにより
加熱されて食器を所定の温度で洗浄できる。引き続き、
乾燥工程では通風経路の取水口を弁体で密閉して、送風
機により通風経路に送り込まれた外気はヒータへと案内
される。外気はヒータで加熱されて送風口より温風とし
て洗浄槽内に供給されて、食器を効率よく加熱して乾燥
することができるものである。しかも、ヒータには大風
量の外気を供給することができるので、ヒータの発熱量
を大きくしても乾燥に最適な温度の温風が得られて且つ
食器の熱変形の恐れのなく乾燥できるものである。
通風経路の取水口に対して弁体は洗浄水の滴下または噴
射衝突力を駆動源としてこれを開放して、乾燥工程では
送風機からの風力を駆動源として取水口を密閉するもの
であり、専用の駆動手段を設けずに洗浄水、食器または
外気を効率よく加熱して、食器を洗浄して乾燥すること
ができるものである。
浄水を洗浄槽に供給する給水経路を通風経路に接続した
ものであるので、給水工程ごとに通風経路を常に清浄な
洗浄水ですすぎながら給水することができて、通風経路
内に残菜が堆積することを防止して、通風経路の断面積
を確保するものである。したがって、乾燥工程では通風
経路には所定の風量の外気が送風されて、温風を洗浄槽
内に供給するので、常に食器を効率よく加熱して乾燥す
ることができるものである。
を分離するフィルターよりも大なる開孔で形成した送風
口または取水口にて、洗浄工程中に大きな残菜が通風経
路の内部に侵入することを防止して、さらに一旦進入し
た細かな残菜はすすぎ工程で排出できるものであって、
乾燥工程で必要な通風経路の面積を常に確保できて、食
器を効率よく加熱して乾燥することができるものであ
る。
風口の開孔から洗浄槽への外気の送風方向が、案内板に
よって食器かごへと偏向するので、食器を効率よく加熱
して乾燥することができるものである。
洗浄水は洗浄ノズルにて噴射されて洗浄槽の内壁面を大
量に滴下して取水口から通風経路へと循環することで、
ヒータの発熱が効率良く洗浄水に熱伝達して、洗浄水と
食器が所定の温度に短時間で加熱されて洗浄できるもの
である。
洗浄水を洗浄槽に供給する給水経路から洗浄槽に給水す
る位置を取水口の上方に設けたものであるので、通風経
路を常に清浄な洗浄水ですすぐことができて残菜が堆積
することを防止するものであって、常に食器を効率よく
加熱して乾燥することができるものである。
水部の上部に配置されていないので、洗浄工程では複数
個の開孔で形成した取水口から洗浄水が通風経路に滴下
し、ヒータにより加熱された洗浄水が貯水部へと案内さ
れて洗浄ポンプから洗浄ノズルへと循環するので、洗浄
水が効率良くヒータにより短時間で所定の温度に加熱さ
れて洗浄できるものである。
ら説明する。図1において、1は洗浄槽、2は食器を収
納する食器かごで洗浄槽1内に設けている。3は洗浄水
を加圧する洗浄ポンプ、4は洗浄ポンプ3に連通した貯
水部、5は洗浄水を噴射する噴射口6a〜6fを有す洗
浄ノズルである。また7は洗浄槽1に外気を送り込む送
風機、8は洗浄水及び食器を加熱するヒータ、9は洗浄
槽1に外気を吹き出す送風口10を有す通風経路で、洗
浄槽1内部と仕切壁9aで隔離されている。そして、ヒ
ータ8は洗浄槽1の下方の通風経路9内に配設してい
る。11は残菜を分離するフィルター、12は洗浄水を
機外に排出する排水ポンプ、13は洗浄水を供給する給
水弁、14は、洗浄ポンプ3・送風機7・ヒータ8等を
制御する制御装置である。
器を食器かご2に収納し、洗浄槽1の所定の位置に装着
して図示していないスイッチをオンしたとする。スイッ
チがオンされて運転を開始すると、制御装置14は先ず
所定量の洗浄水を洗浄槽1に供給する給水工程を実行す
る。続いて、洗浄ポンプ3によって加圧した洗浄水を洗
剤と共に洗浄ノズル5に設けた噴射口6a〜6fから噴
射する本洗工程を実行する。所定時間の本洗工程を経る
と、次に食器等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を
排水ポンプ12にて機外に排出する排水工程に入る。引
き続き、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残
菜で汚れた食器をすすぐために洗浄水を洗浄ノズルから
噴射するすすぎ工程と、排水工程とが連続し、これらを
4回繰り返して洗浄工程が終了する。引き続き、ヒータ
8を通電時間を短くして休止時間を長くした運転サイク
ルを繰り返す制御方法で外気を加熱しながら、洗浄槽1
へと外気を送風機7により送り込み、この温風で食器を
加熱して乾燥させる乾燥工程を行い、運転を終了する。
以上、洗浄工程及び乾燥工程の基本的な動作は従来の構
成のものと同様である。
にて噴射されて洗浄槽1の底部に滴下して矢印15aの
ように貯水部4へと流入して、洗浄ポンプ3にて矢印1
5bから矢印15cのように加圧しながら吐出して循環
することで、洗浄水がヒータ8により加熱されて所定の
温度で洗浄できるものであって、必要な洗浄性能が得ら
れる。引き続き、乾燥工程では図2に示すように外気は
矢印16aのように送風機7により通風経路9に送り込
まれ、矢印16bの外気がヒータ8により加熱された温
風として矢印16cのように洗浄槽1内に供給されて食
器を加熱乾燥することができるものである。この際、湿
気を含んだ温風は矢印16dのように洗浄槽1から排出
されるものである。
浄性能及び乾燥性能を得るとともに、ヒータ8が通風経
路9内に配置されて露出していないので、食器の熱変形
の恐れがなく安全性の高いものである。
明する。機構部品の基本構成については、図1の構成と
同様で説明を省略する。特に、洗浄槽21内でヒータ2
2を通風経路23の内部に配置するとともに、この通風
経路23内を貯水部24へと洗浄水を循環する取水口2
5を設けてあり、ヒータ22は貯水部24の上部に配置
されていない点で異なる。
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。特に、本実施例においては、
洗浄工程では洗浄水は洗浄ノズル5にて噴射されて洗浄
槽21内部で滴下して矢印26aのように、取水口25
から通風経路23の内部に入り込み、貯水部24へと矢
印26bから矢印26cのように案内されて、洗浄ポン
プから洗浄ノズルへと循環することで、洗浄水がヒータ
22により加熱されて食器を所定の温度で洗浄できる。
引き続き、乾燥工程では外気は送風機7により通風経路
23に送り込まれて、ヒータ22により加熱される。こ
の温風が通風経路23の送風口27より洗浄槽21内に
供給されて食器を加熱して乾燥することができるもので
ある。同時に、外気の一部は取水口25より洗浄槽21
内に供給されて、温風と混合されつつ排気口28より排
出されるものである。
成と同時に採用すると、洗浄水の貯水部への供給流量が
増大して、洗浄水の循環及び加熱をより効率的なものと
することが可能となるものである。
明する。機構部品の基本構成については、図1の構成と
同様で説明を省略する。特に、洗浄槽31内でヒータ3
2を通風経路33内に配置するとともに、通風経路33
内のヒータ32へと洗浄水を滴下する取水口34を設け
て、洗浄ノズル35には洗浄のための第1の噴射口36
a〜36fに加えて、この取水口34より通風経路33
及びヒータ32に洗浄水を噴射する第2の噴射口37a
〜37bを設けた点で異なる。
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。本実施例においては、洗浄工
程では洗浄水は洗浄ノズル35にて噴射されて洗浄槽3
1内部で滴下して通風経路33の取水口34へと循環す
ることで、特に第2の噴射口37a〜37bからヒータ
32へと洗浄水が噴射されて、洗浄水は矢印39aから
矢印39bに示すように貯水部38へと流入して、洗浄
水が効率良くヒータ32により加熱されて所定の温度で
洗浄できるものである。引き続き、乾燥工程では外気は
送風機7により通風経路33に送り込まれ、ヒータ32
により加熱された温風が洗浄槽31内に供給されて食器
を加熱乾燥することができるものである。
は実施例2の構成と同時に採用すると、洗浄水の循環を
より効率的なものとすることが可能となるものである。
また、第1の噴射口及び第2の噴射口としてそれぞれ6
個と2個設けたが所定の特性が得られれば特にその個数
を限定しないものである。
明する。機構部品の基本構成については、図3の構成と
同様で説明を省略する。特に、通風経路41の取水口4
2を開閉する弁体43及びこの弁体43を作動させる駆
動装置(図示せず)を設けた点で異なる。
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。本実施例においては、洗浄工
程では通風経路41の取水口42の弁体43は開放され
て、洗浄水が通風経路41へ循環して効率良くヒータ2
2により加熱されて所定の温度で洗浄できる。引き続
き、乾燥工程では通風経路41の取水口42を弁体43
で密閉して、送風機7により通風経路41に送り込まれ
た外気はヒータ22で加熱されて送風口44より温風で
洗浄槽内に供給されて食器を効率よく加熱乾燥すること
ができるものである。
燥工程で保持状態を切り換える駆動装置を有するが、弁
体43の駆動源として洗浄工程では洗浄ノズルから噴射
した洗浄水または滴下した洗浄水の運動エネルギーを使
用して弁体43を開き、乾燥工程では送風機7から送り
込まれる外気の風圧を使用して弁体43を閉じても同様
な効果が得られるものである。
明する。機構部品の基本構成については、図1の構成と
同様で説明を省略する。特に、通風経路51に給水弁5
2から洗浄水を洗浄槽1に供給する給水経路53を接続
した点で異なる。
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。本実施例においては、洗浄工
程で洗浄水を洗浄槽1に供給する給水経路53が通風経
路51に接続してあるので、通風経路51の内部を常に
清浄な洗浄水ですすぐことができて、洗浄工程で洗浄槽
1内に浮遊した残菜が侵入して通風経路51内で堆積す
ることを防止するものであって、常に食器を効率よく加
熱乾燥することができるものである。なお、外気は送風
機7により矢印54aから矢印54bのように取り込ま
れて、ヒータ8にて加熱されて、温風として矢印54c
のように洗浄槽1へと送り込まれて、矢印54dのよう
に機外に排出されるものである。また、ヒータ8周辺で
温度が異常に上昇して不安全な状態となった時には、給
水してこれを低減できる安全性の高いものである。
明する。機構部品の基本構成については、図3の構成と
同様で説明を省略する。特に、洗浄水の残菜を分離する
フィルター11を有して、通風経路61の取水口62と
送風口63はフィルター11を構成する開孔よりも大な
る開孔を格子状のリブ64で形成した点で異なる。
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。本実施例においては、洗浄水
の残菜を分離するフィルター11よりも大なる開孔で形
成した取水口62と送風口63で、洗浄工程中に大きな
残菜が通風経路61に侵入することを防止して、乾燥工
程で必要な通風経路61の面積を安定して確保できて、
食器を効率よく加熱して乾燥することができるものであ
る。
の送風方向を、図8に示すように食器かごへと偏向させ
るべくリブ65を傾斜させた案内板で開孔66を形成す
ると、外気は矢印67aのようにヒータ22へと案内さ
れて、温風として矢印67bのように食器方向に送風さ
れるので、さらに食器を効率よく加熱して乾燥すること
ができるものであって、本発明の第7の実施例としても
構成できるものである。
3に示すように洗浄槽21の内壁面に近接して設けてあ
り、洗浄工程では洗浄水は洗浄ノズル5にて噴射されて
洗浄槽21の内壁面を大量に滴下して、通風経路23の
取水口25へと循環することで、洗浄水が効率良くヒー
タ22により所定の温度に短時間で加熱されて洗浄でき
るものである。
で洗浄水を洗浄槽21に供給する給水経路53が通風経
路23の取水口25の上方に設けてあると、給水工程ご
とに通風経路23の内部を常に清浄な洗浄水ですすぐこ
とができるものであって、残菜が堆積することを防止す
るものである。
て不安全な状態となった時には、給水してこれを低減で
きる安全性の高いものである点は実施例5と同様であ
る。
数個の開孔で形成されていて、洗浄工程ではこの取水口
34から洗浄水が通風経路33の内部へと循環して、さ
らに各々の開孔の周囲のリブ40にてヒータ32へと洗
浄水が案内されて、洗浄水が効率良くヒータ32により
短時間で所定の温度に加熱されて洗浄できるものであ
る。
側にヒータを配置してあるが、その吸込み側に配置した
ものであってもよいものである。
発明によれば、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄槽の底部に設
けた洗浄水を貯留する貯水部と、洗浄水を噴射する噴射
口を有した洗浄ノズルと、前記洗浄槽に外気を送り込む
送風機と、洗浄水及び食器を加熱するヒータと、前記洗
浄槽内に外気を吹き出す送風口を有した通風経路とを備
え、前記通風経路は、仕切壁により前記洗浄槽内部と隔
離され、同洗浄槽の下方の通風経路内に前記ヒータを配
設するとともに、前記仕切壁に取水口を設け、洗浄工程
では、前記洗浄ノズルから噴射された洗浄水が前記取水
口から前記通風経路に入り、同通風経路内のヒータで加
熱されて前記貯水部へ案内されるように構成するととも
に、乾燥工程では、前記送風機によって前記通風経路に
送り込まれる外気が同通風経路内のヒータで加熱される
ように構成したから、ヒータが洗浄槽に露出することな
く、洗浄水をヒータにより加熱して所定の温度で洗浄す
ることができるとともに、ヒータにより加熱された温風
を洗浄槽内に供給して食器を乾燥することができ、安全
性の高い食器洗い乾燥機を提供することができる。
水口は、開孔を複数設けて形成したから、洗浄ノズルに
て噴射された洗浄水をヒータが配設されている通風経路
内に滴下させて加熱することができ、取水口から貯水部
へ洗浄水を循環させて所定の温度で洗浄することができ
る。
浄ノズルは、取水口に向けて洗浄水を噴射する第2の噴
射口を設けたから、第2の噴射口からヒータへと洗浄水
が噴射されて、洗浄水が効率良くヒータにより加熱され
て所定の温度で洗浄することができる。
水口を開閉する弁体を設け、前記弁体は、洗浄工程の時
に開放され、乾燥工程の時は閉じられるようにしたか
ら、洗浄工程では、洗浄水が通風経路へ循環して効率良
くヒータにより加熱されて所定の温度で洗浄することが
できるとともに、乾燥工程では、送風機により通風経路
に送り込まれた外気はヒータで加熱されて送風口より温
風で洗浄槽内に供給されて、さらに乾燥効率を高めるこ
とができる。
体は、洗浄水の滴下または噴射衝突 力を駆動源として開
放し、送風機からの外気の風力を駆動源として閉じられ
るようにしたから、専用の駆動手段を設けることなく効
率よく加熱することができる。
浄水を洗浄槽に供給する給水経路を設け、前記給水経路
を通風経路に接続し、洗浄工程では、洗浄水を前記通風
経路を通して前記洗浄槽に供給するようにしたから、通
風経路を常に清浄な洗浄水ですすぐことができて残菜が
堆積することを防止することができる。
浄水の残菜を分離する複数の小孔を有するフィルターを
備え、送風口は前記フィルターの小孔の大きさよりも大
なる開孔で形成したから、洗浄工程中に大きな残菜が通
風経路に侵入することを防止して、乾燥工程で必要な通
風経路の面積を確保することができる。
気の送風方向を食器かごへと偏向させる案内板を設け、
前記案内板を送風口または取水口に形成したから、食器
かごに向けて送風することができ、乾燥効率を高めるこ
とができる。
水口を洗浄槽の内壁面に近接して設けたから、洗浄水は
洗浄ノズルにて噴射されて洗浄槽の内壁面を大量に滴下
して通風経路の取水口へと循環することができる。
洗浄槽に洗浄水を供給する給水経路を設け、前記給水経
路から前記洗浄槽への給水位置を取水口の上方に設けた
から、通風経路を常に清浄な洗浄水ですすぐことができ
て、残菜が堆積することを防止することができる。
ヒータは、貯水部の上部から外れて配置したから、ヒー
タにより加熱された洗浄水が貯水部へと案内されて洗浄
ポン プから洗浄ノズルへと循環させて、洗浄水を効率良
く所定の温度に加熱することができる。
の構成図
示す構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の通風経路の要部説明図
Claims (11)
- 【請求項1】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、前記洗浄槽の底部に設
けた洗浄水を貯留する貯水部と、洗浄水を噴射する噴射
口を有した洗浄ノズルと、前記洗浄槽に外気を送り込む
送風機と、洗浄水及び食器を加熱するヒータと、前記洗
浄槽内に外気を吹き出す送風口を有した通風経路とを備
え、前記通風経路は、仕切壁により前記洗浄槽内部と隔
離され、同洗浄槽の下方の通風経路内に前記ヒータを配
設するとともに、前記仕切壁に取水口を設け、洗浄工程
では、前記洗浄ノズルから噴射された洗浄水が前記取水
口から前記通風経路に入り、同通風経路内のヒータで加
熱されて前記貯水部へ案内されるように構成するととも
に、乾燥工程では、前記送風機によって前記通風経路に
送り込まれる外気が同通風経路内のヒータで加熱される
ように構成した食器洗い乾燥機。 - 【請求項2】 取水口は、開孔を複数設けて形成した請
求項1記載の食器洗い乾燥機。 - 【請求項3】 洗浄ノズルは、取水口に向けて洗浄水を
噴射する第2の噴射口を設けた請求項1記載の食器洗い
乾燥機。 - 【請求項4】 取水口を開閉する弁体を設け、前記弁体
は、洗浄工程の時に開放され、乾燥工程の時は閉じられ
るようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器
洗い乾燥機。 - 【請求項5】 弁体は、洗浄水の滴下または噴射衝突力
を駆動源として開放し、送風機からの外気の風力を駆動
源として閉じられるようにした請求項4記載の食器洗い
乾燥機。 - 【請求項6】 洗浄水を洗浄槽に供給する給水経路を設
け、前記給水経路を通風経路に接続し、洗浄工程では、
洗浄水を前記通風経路を通して前記洗浄槽に供給するよ
うにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い
乾燥機。 - 【請求項7】 洗浄水の残菜を分離する複数の小孔を有
するフィルターを備え、送風口は前記フィルターの小孔
の大きさよりも大なる開孔で形成した請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。 - 【請求項8】 外気の送風方向を食器かごへと偏向させ
る案内板を設け、前記案内板を送風口または取水口に形
成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い乾
燥機。 - 【請求項9】 取水口を洗浄槽の内壁面に近接して設け
た請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥
機。 - 【請求項10】 洗浄槽に洗浄水を供給する給水経路を
設け、前記給水経路から前記洗浄槽への給水位置を取水
口の上方に設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の
食器洗い乾燥機。 - 【請求項11】 ヒータは、貯水部の上部から外れて配
置した請求項1または2記載の食器洗い乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23690094A JP3401939B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 食器洗い乾燥機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23690094A JP3401939B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 食器洗い乾燥機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0898798A JPH0898798A (ja) | 1996-04-16 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3401939B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23690094A patent/JP3401939B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0898798A (ja) | 1996-04-16 |
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