JP3742454B2 - 浄水供給装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道水や地下水などの水（以下「原水」という）に含まれる不純物を除去して浄水を供給する浄水供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
原水を利用する様々なタイプの端末装置が知られている。その一つとして、原水を使用して生成した飲料を提供する飲料ディスペンサ又は給茶機等と呼ばれる飲料提供装置がある。この飲料提供装置は飲料放出口を開閉する常時閉の操作弁を備え、所定の操作が行われたときにのみその操作弁を開き、飲料を放出するように構成されている。
【０００３】
周知のように、原水には残留塩素分や有機塩素系化合物や一般雑菌等の不純物が含まれていることを考慮せねばならない。したがって、上述した飲料提供装置のように原水を使用して飲料を生成する場合は、原水を浄水器により浄化した浄水を使用することが望ましい。
【０００４】
従来の浄水器としては活性炭などの吸着剤をもつフィルタを備えたものが知られている。そのタイプの浄水器においては、フィルタによる不純物を除去する機能、即ち、浄水機能が再生困難であるため、通常は、フィルタを交換可能にされている。そして浄水器の経時的な使用によりフィルタの浄水機能が低下した若しくは低下が想定される時には、フィルタの交換により所望の浄水機能を得るようになっている。
【０００５】
また、例えば特開平２−９０９８８号公報又は特開平２−２０７８８３号公報には、フィルタの浄水機能を熱により再生することが提案されている。それは、フィルタに用いた活性炭などの吸着剤に通電し、その時に生じたジュール熱によって吸着剤から有機塩素系化合物や一般雑菌などの吸着物質を脱離させ、これにより浄水機能の再生を図るものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
いずれのタイプの浄水器であっても、原水がフィルタに常に流入し得る状態で上水道に直結するのは衛生上の問題をもつため、許されない。即ち、浄水器を上水道に直結する場合には、浄水器への原水の導入を制御する原水制御弁を備えることが必要になる。
【０００７】
しかしながらその原水制御弁は、飲料提供装置の操作弁の機能の邪魔にある虞がある。例えば、原水制御弁が閉じているときには操作弁を開いても飲料が放出されない。
【０００８】
それ故に本発明の課題は、端末装置に浄水を供給するのに適した浄水供給装置を提供することにある。
【０００９】
本発明の他の課題は、上水道に直結することを可能にした浄水供給装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、原水を導入するための導入管と、前記導入管を通して導入した原水を浄化して浄水を生成する浄水器と、前記浄水器から浄水を導出するための導出管とを含む浄水供給装置において、前記導出管で浄水の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出した圧力に応じて前記導入管で前記浄水器への原水の導入を制御する原水制御弁とを備え、前記圧力検出手段は浄水の圧力が所定圧力以下になったときに圧力低下信号を生成するものであり、前記原水制御弁は前記圧力低下信号に応じて開く常閉の弁であることを特徴とする浄水供給装置が得られる。
【００１２】
前記浄水器は、原水を浄化する再生可能な浄水機能をもつフィルタと、前記フィルタの浄水機能を再生するための再生手段とを含むものであることが好ましい。
【００１３】
さらに、前記浄水器に接続された排水管と、前記排水管による排水を制御する排水制御弁とを備えることが好ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の実施の一形態による浄水供給装置１を端末装置の一例としての飲料提供装置２とともに示す。この浄水供給装置１は、原水を導入するための導入管３と、この導入管３を通して導入した原水を浄化して浄水を生成する浄水器４と、この浄水器４から浄水を導出するための導出管６とを含んでいる。導入管３は上水道管５に接続されるものであり、浄水器４への上水道水、即ち、原水の導入を制御する常時閉の電磁バルブからなる原水制御弁７を備えている。導出管６は飲料提供装置２に接続されるものであり、浄水の圧力を検出する圧力スイッチからなる圧力検出手段８を備えている。浄水器４としては様々なものを使用し得るが、ここでは原水を浄化する再生可能な浄水機能をもつフィルタと、電圧の印加により発生するジュール熱によってそのフィルタを加熱して浄水機能を再生する再生手段とを内蔵した電圧印加式浄水器を使用している。浄水器４としてはその他にも、様々なタイプのものを使用し得ることは言うまでもない。
【００１５】
さらにこの浄水供給装置１は、導入管３を介して浄水器４の下端に接続された排水管９と、導出管６を介して浄水器４の上端に接続された排気管１１と、制御部１２とを含んでいる。排水管９には浄水機能を再生する際等に浄水器４からの排水を制御する常時閉の電磁バルブからなる排水制御弁１３が備えられている。排気管１１には浄水機能を再生した後に浄水器４に導水する際に浄水器４からの排気を制御する常時閉の電磁バルブからなる排気制御弁１４が備えられている。
【００１６】
ここで使用した飲料提供装置２は飲料ディスペンサ又は給茶機等と呼ばれるものであり、飲料放出口を開閉する常時閉の操作弁を備え、所定の操作が行われたときにのみその操作弁を開き、導出管５から供給される浄水を使用して所定の飲料を生成し、それを放出するものである。飲料提供装置２としては、様々なタイプのものを使用し得ることは言うまでもない。
【００１７】
原水制御弁７は常時閉であるため、飲料提供装置２が飲料放出口から飲料を放出すると、導出管６内で浄水の圧力が低下する。浄水の圧力が所定圧力以下になったときに、圧力検出手段８が圧力低下信号を生成する。即ち、この圧力低下信号は、飲料提供装置２で飲料の提供が行われたことを示す信号であると見做すこともできる。
【００１８】
この圧力低下信号に応じ、原水制御弁７が開き、この結果、原水が導入管３を通して浄水器４に導入される。即ち、原水制御弁７は圧力検出手段８により検出した圧力に応じて浄水器４への原水の導入を制御する。
【００１９】
こうして原水は浄水器４のフィルタで浄化されて浄水として飲料提供装置２に供給される。即ち、原水に含まれる残留塩素分や有機塩素系化合物や一般雑菌、臭気及び色素等はフィルタに吸着されて原水から排除去される。なお原水制御弁７、排水制御弁１３、及び排気制御弁１４は、制御部１２の制御により、手動によっても任意に開閉を行い得るものとする。
【００２０】
浄水器４のフィルタの浄水機能を再生するときには、原水制御弁７を閉じた状態で、まず上下両端の電極に電圧を印加して内部のフィルタに通電し、このときに発生するジュール熱によりフィルタを加熱する。すると、フィルタから有機塩素系化合物や一般雑菌などの吸着物質が脱離される。
【００２１】
次に、排水制御弁１３及び排気制御弁１４を開き、排水管９を通して浄水器４の水抜きを行う。この際に、フィルタから脱離した吸着物質も排水管９を通して浄水器４の外部に排出される。
【００２２】
その後にフィルタの脱水等の所定の作業を経て浄水機能の再生が完了したならば、排水制御弁１３を閉じ、原水制御弁７を開く。この時、排気制御弁１４は開板状態を維持する。この結果、原水が導入管３を通して浄水器４に導入され、この原水に押し出されるように浄水器４の内部の空気が排気管１１を通して排出される。
【００２３】
こうして浄水器４のフィルタの浄水機能を再生する作業が完了する。この作業は、制御部１２の制御により、所定の周期で行うようにしてもよいし、また飲料提供装置２や原水制御弁７の動作回数に応じて自動的に行うようにしてもよいし、またオペレータ等の操作にしたがって行うようにしてもよい。
【００２４】
この浄水供給装置１は飲料提供装置２に浄水を供給するのに適している上に、原水制御弁７を備えているため上水道管５に直結することが可能であり、しかもフィルタの浄水機能を再生可能にしたものであるためフィルタの交換が不要である。
【００２５】
なお上述では上水道管５に接続した場合につき説明したが、地下水道を導く水道管等の他に水源に対しても同様に実施できる。
【００２６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、水源に直結して水道水を浄化し、得られた浄水を飲料提供装置に供給することのできる浄水供給装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の一形態による浄水供給装置を飲料提供装置の一例とともに示す説明図。
【符号の説明】
１ 浄水供給装置
２ 飲料提供装置
３ 導入管
４ 浄水器
５ 上水道管
６ 導出管
７ 原水制御弁
８ 圧力検出手段
９ 排水管
１１ 排気管
１２ 制御部
１３ 排水制御弁
１４ 排気制御弁
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道水や地下水などの水（以下「原水」という）に含まれる不純物を除去して浄水を供給する浄水供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
原水を利用する様々なタイプの端末装置が知られている。その一つとして、原水を使用して生成した飲料を提供する飲料ディスペンサ又は給茶機等と呼ばれる飲料提供装置がある。この飲料提供装置は飲料放出口を開閉する常時閉の操作弁を備え、所定の操作が行われたときにのみその操作弁を開き、飲料を放出するように構成されている。
【０００３】
周知のように、原水には残留塩素分や有機塩素系化合物や一般雑菌等の不純物が含まれていることを考慮せねばならない。したがって、上述した飲料提供装置のように原水を使用して飲料を生成する場合は、原水を浄水器により浄化した浄水を使用することが望ましい。
【０００４】
従来の浄水器としては活性炭などの吸着剤をもつフィルタを備えたものが知られている。そのタイプの浄水器においては、フィルタによる不純物を除去する機能、即ち、浄水機能が再生困難であるため、通常は、フィルタを交換可能にされている。そして浄水器の経時的な使用によりフィルタの浄水機能が低下した若しくは低下が想定される時には、フィルタの交換により所望の浄水機能を得るようになっている。
【０００５】
また、例えば特開平２−９０９８８号公報又は特開平２−２０７８８３号公報には、フィルタの浄水機能を熱により再生することが提案されている。それは、フィルタに用いた活性炭などの吸着剤に通電し、その時に生じたジュール熱によって吸着剤から有機塩素系化合物や一般雑菌などの吸着物質を脱離させ、これにより浄水機能の再生を図るものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
いずれのタイプの浄水器であっても、原水がフィルタに常に流入し得る状態で上水道に直結するのは衛生上の問題をもつため、許されない。即ち、浄水器を上水道に直結する場合には、浄水器への原水の導入を制御する原水制御弁を備えることが必要になる。
【０００７】
しかしながらその原水制御弁は、飲料提供装置の操作弁の機能の邪魔にある虞がある。例えば、原水制御弁が閉じているときには操作弁を開いても飲料が放出されない。
【０００８】
それ故に本発明の課題は、端末装置に浄水を供給するのに適した浄水供給装置を提供することにある。
【０００９】
本発明の他の課題は、上水道に直結することを可能にした浄水供給装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、原水を導入するための導入管と、前記導入管を通して導入した原水を浄化して浄水を生成する浄水器と、前記浄水器から浄水を導出するための導出管とを含む浄水供給装置において、前記導出管で浄水の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出した圧力に応じて前記導入管で前記浄水器への原水の導入を制御する原水制御弁とを備え、前記圧力検出手段は浄水の圧力が所定圧力以下になったときに圧力低下信号を生成するものであり、前記原水制御弁は前記圧力低下信号に応じて開く常閉の弁であることを特徴とする浄水供給装置が得られる。
【００１２】
前記浄水器は、原水を浄化する再生可能な浄水機能をもつフィルタと、前記フィルタの浄水機能を再生するための再生手段とを含むものであることが好ましい。
【００１３】
さらに、前記浄水器に接続された排水管と、前記排水管による排水を制御する排水制御弁とを備えることが好ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の実施の一形態による浄水供給装置１を端末装置の一例としての飲料提供装置２とともに示す。この浄水供給装置１は、原水を導入するための導入管３と、この導入管３を通して導入した原水を浄化して浄水を生成する浄水器４と、この浄水器４から浄水を導出するための導出管６とを含んでいる。導入管３は上水道管５に接続されるものであり、浄水器４への上水道水、即ち、原水の導入を制御する常時閉の電磁バルブからなる原水制御弁７を備えている。導出管６は飲料提供装置２に接続されるものであり、浄水の圧力を検出する圧力スイッチからなる圧力検出手段８を備えている。浄水器４としては様々なものを使用し得るが、ここでは原水を浄化する再生可能な浄水機能をもつフィルタと、電圧の印加により発生するジュール熱によってそのフィルタを加熱して浄水機能を再生する再生手段とを内蔵した電圧印加式浄水器を使用している。浄水器４としてはその他にも、様々なタイプのものを使用し得ることは言うまでもない。
【００１５】
さらにこの浄水供給装置１は、導入管３を介して浄水器４の下端に接続された排水管９と、導出管６を介して浄水器４の上端に接続された排気管１１と、制御部１２とを含んでいる。排水管９には浄水機能を再生する際等に浄水器４からの排水を制御する常時閉の電磁バルブからなる排水制御弁１３が備えられている。排気管１１には浄水機能を再生した後に浄水器４に導水する際に浄水器４からの排気を制御する常時閉の電磁バルブからなる排気制御弁１４が備えられている。
【００１６】
ここで使用した飲料提供装置２は飲料ディスペンサ又は給茶機等と呼ばれるものであり、飲料放出口を開閉する常時閉の操作弁を備え、所定の操作が行われたときにのみその操作弁を開き、導出管５から供給される浄水を使用して所定の飲料を生成し、それを放出するものである。飲料提供装置２としては、様々なタイプのものを使用し得ることは言うまでもない。
【００１７】
原水制御弁７は常時閉であるため、飲料提供装置２が飲料放出口から飲料を放出すると、導出管６内で浄水の圧力が低下する。浄水の圧力が所定圧力以下になったときに、圧力検出手段８が圧力低下信号を生成する。即ち、この圧力低下信号は、飲料提供装置２で飲料の提供が行われたことを示す信号であると見做すこともできる。
【００１８】
この圧力低下信号に応じ、原水制御弁７が開き、この結果、原水が導入管３を通して浄水器４に導入される。即ち、原水制御弁７は圧力検出手段８により検出した圧力に応じて浄水器４への原水の導入を制御する。
【００１９】
こうして原水は浄水器４のフィルタで浄化されて浄水として飲料提供装置２に供給される。即ち、原水に含まれる残留塩素分や有機塩素系化合物や一般雑菌、臭気及び色素等はフィルタに吸着されて原水から排除去される。なお原水制御弁７、排水制御弁１３、及び排気制御弁１４は、制御部１２の制御により、手動によっても任意に開閉を行い得るものとする。
【００２０】
浄水器４のフィルタの浄水機能を再生するときには、原水制御弁７を閉じた状態で、まず上下両端の電極に電圧を印加して内部のフィルタに通電し、このときに発生するジュール熱によりフィルタを加熱する。すると、フィルタから有機塩素系化合物や一般雑菌などの吸着物質が脱離される。
【００２１】
次に、排水制御弁１３及び排気制御弁１４を開き、排水管９を通して浄水器４の水抜きを行う。この際に、フィルタから脱離した吸着物質も排水管９を通して浄水器４の外部に排出される。
【００２２】
その後にフィルタの脱水等の所定の作業を経て浄水機能の再生が完了したならば、排水制御弁１３を閉じ、原水制御弁７を開く。この時、排気制御弁１４は開板状態を維持する。この結果、原水が導入管３を通して浄水器４に導入され、この原水に押し出されるように浄水器４の内部の空気が排気管１１を通して排出される。
【００２３】
こうして浄水器４のフィルタの浄水機能を再生する作業が完了する。この作業は、制御部１２の制御により、所定の周期で行うようにしてもよいし、また飲料提供装置２や原水制御弁７の動作回数に応じて自動的に行うようにしてもよいし、またオペレータ等の操作にしたがって行うようにしてもよい。
【００２４】
この浄水供給装置１は飲料提供装置２に浄水を供給するのに適している上に、原水制御弁７を備えているため上水道管５に直結することが可能であり、しかもフィルタの浄水機能を再生可能にしたものであるためフィルタの交換が不要である。
【００２５】
なお上述では上水道管５に接続した場合につき説明したが、地下水道を導く水道管等の他に水源に対しても同様に実施できる。
【００２６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、水源に直結して水道水を浄化し、得られた浄水を飲料提供装置に供給することのできる浄水供給装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の一形態による浄水供給装置を飲料提供装置の一例とともに示す説明図。
【符号の説明】
１ 浄水供給装置
２ 飲料提供装置
３ 導入管
４ 浄水器
５ 上水道管
６ 導出管
７ 原水制御弁
８ 圧力検出手段
９ 排水管
１１ 排気管
１２ 制御部
１３ 排水制御弁
１４ 排気制御弁
Claims (3)
- 原水を導入するための導入管と、前記導入管を通して導入した原水を浄化して浄水を生成する浄水器と、前記浄水器から浄水を導出するための導出管とを含む浄水供給装置において、前記導出管で浄水の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出した圧力に応じて前記導入管で前記浄水器への原水の導入を制御する原水制御弁とを備え、前記圧力検出手段は浄水の圧力が所定圧力以下になったときに圧力低下信号を生成するものであり、前記原水制御弁は前記圧力低下信号に応じて開く常閉の弁であることを特徴とする浄水供給装置。
- 前記浄水器は、原水を浄化する再生可能な浄水機能をもつフィルタと、前記フィルタの浄水機能を再生するための再生手段とを含むものである請求項１記載の浄水供給装置。
- 前記浄水器に接続された排水管と、前記排水管による排水を制御する排水制御弁とを備えた請求項２記載の浄水供給装置。
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| JP04977896A JP3742454B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 浄水供給装置 |
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| JP04977896A Expired - Fee Related JP3742454B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 浄水供給装置 |
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1996
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1997
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