JP3739458B2 - 留め具及びその留め具に連結される保持具 - Google Patents

留め具及びその留め具に連結される保持具 Download PDF

Info

Publication number
JP3739458B2
JP3739458B2 JP34333795A JP34333795A JP3739458B2 JP 3739458 B2 JP3739458 B2 JP 3739458B2 JP 34333795 A JP34333795 A JP 34333795A JP 34333795 A JP34333795 A JP 34333795A JP 3739458 B2 JP3739458 B2 JP 3739458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
adhesive
fitting portion
holder
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34333795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09177749A (ja
Inventor
裕次 小柳津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP34333795A priority Critical patent/JP3739458B2/ja
Publication of JPH09177749A publication Critical patent/JPH09177749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3739458B2 publication Critical patent/JP3739458B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮止め手段によって基体に仮止めされている間に、内部から押し出された接着剤によって前記基体に固着される留め具及びその留め具に連結される保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
留め具に関連する従来の技術が特開平3−504530号公報において開示されており、その概略図が図9(A),(B)に示されている。
前記留め具1は基体Kに対して物品(図示されていない)を取付けるための部材であり、その中央には前記物品の保持具(図示されていない)が連結される嵌合部2が形成されている。
前記嵌合部2は略筒状に成形されてその先端(上端)は閉じられており、その基端部が漏斗状の吸盤4に接続されている。また、前記嵌合部2の内部には吸盤4側に開口を向けた状態で接着剤7を溜める容器6が収納されており、その容器6の開口がピストン8の先端によって蓋をされている。そして、前記ピストン8が容器6内に押し込まれることにより、その容器6に溜められた接着剤7が外部に押し出されるようになっている。
【0003】
前記留め具1を基体Kに固着させるには、図9(B)に示されるように、その留め具1を基体Kの表面に押付ければ良い。前記留め具1を基体Kの表面に押付けることにより、吸盤4が基体Kの表面に密着して吸盤4の内部が真空状態になり、留め具1は基体Kに吸着される。即ち、留め具1は基体Kに仮止めされる。さらに、前記留め具1が基体Kに押付けられることによりピストン8が容器6内に押し込まれ、その容器6に溜められた接着剤7が押し出されて吸盤4と基体Kの表面との間に満たされる。そして、この状態で、前記接着剤7が乾燥することにより、留め具1は基体Kに強固に固着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した留め具1では吸盤4によってその留め具1を基体Kに仮止めする方式であるため、前記吸盤4が有効に働くには基体Kの表面が滑らかでなければならない。このため、基体Kの表面が粗くざらついている場合には仮止めが良好に行われず、接着剤7が乾燥する前に留め具1が基体Kから外れることもある。
本発明の技術的課題は、基体の表面が粗くざらついていても良好に仮止めができる留め具を提供するとともに、その留め具に連結される保持具も提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、基体の表面に保持具を固定するための留め具であって、常温下で固形であり、加熱されることで液化する接着剤と、前記保持具の被嵌合部と連結可能な構成で、開口を備えており、内部に前記接着剤が収納される容器状の嵌合部と、前記嵌合部の内部に接着剤と共に収納されており、加熱されることで膨張し、加熱により液化した接着剤を前記開口から押出す膨張材と、前記嵌合部の開口周縁に取付けられており、その開口から押出された接着剤で基体の表面に接着される略吸盤状の接着剤受け入れ板と、前記接着剤が固化するまでの間、前記嵌合部及び前記接着剤受け入れ板を前記基体の表面に保持する仮止め手段とを有することを特徴とする。
本発明によると、留め具が仮止め手段によって基体に仮止めされている間に、加熱により接着剤を液化させ、さらに加熱により膨張材を膨張させて、嵌合部の開口から接着剤を押し出すことにより、その留め具の接着剤受け入れ板を前記接着剤によって基体の表面に接着する。仮止め手段は、接着剤が固化するまでの間、前記嵌合部及び前記接着剤受け入れ板を前記基体の表面に保持するため、接着剤が固化する前に留め具が基体から外れるような不具合はない。
【0006】
請求項2の発明に係る留め具によると、仮止め手段は、嵌合部の開口周縁に取付けられた磁石であることを特徴とする。
このため、基体が鉄等の磁性材料である場合には表面が粗くざらついていても留め具の仮止めを良好に行うことができるようになる。また、仮止め手段が経時的に劣化して吸着力が低下するようなこともない。
【0007】
請求項3の発明に係る留め具によると、仮止め手段は、嵌合部の開口周縁に取付けられた弾性体と、その弾性体を基材の表面に貼り付ける粘着材とから構成されていることを特徴とする。
このように、弾性体を備えているため基体表面のざらつき等の影響をほとんど受けることがなく、さらに、基体の材料に関わりなく、留め具の仮止めを良好に行うことができるようになる。
【0008】
請求項4の発明に係る保持具によると、被嵌合部と前記留め具の嵌合部との間には、外れ止め手段と、回り止め手段とが設けられていることを特徴とする。
したがって、留め具の嵌合部と保持具の被嵌合部とが連結された状態で、その保持具は留め具に対して外れることなく、また、回動不能に位置決めされる。このため、前記保持具によって保持される物品はその保持具と留め具とによって基体の定位置に取付けられる。
【0009】
請求項5の発明に係る保持具によると、前記被嵌合部と前記留め具の嵌合部との間には、外れ止め手段が設けられており、前記被嵌合部の周縁に形成された角板には複数の鋲が設けられており、それらの鋲が前記留め具の接着剤受け入れ板に刺さることで、前記留め具の嵌合部に対する前記被嵌合部の回り止めが図られる構成であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、図1〜図5に基づいて本発明の第1の実施の形態に係る留め具及びその留め具に連結される保持具の説明を行う。ここで、図1は本実施の形態に係る留め具の縦断面図及び要部断面図、図2は本実施の形態に係る留め具の斜視図及び平面図である。また、図3は本実施の形態に係る保持具の斜視図、図4は図3のIV-IV 矢視図、図5は図4のV-V 矢視図である。
前記留め具10は、磁性材料である基体Kに対して物品(図示されていない)を取付けるための樹脂製の部材であり、図1、図2に示されるように、その中央には前記物品の保持具20(図3参照)が連結される嵌合部12が形成されている。ここで、図2(A)は留め具10の斜め上方からの斜視図であり、図2(B)は留め具10の上方からの平面図である。また、図2(C)は留め具10の下方からの平面図であり、図2(D)は留め具10の斜め下方からの斜視図である。
【0011】
前記嵌合部12は先端が閉じられた円筒形の容器であり、その外周面には雄ねじ12mが形成されている。また、前記嵌合部12の基端部、即ち、容器の開口部分にはリング状磁石18が同軸に固定されている。前記リング状磁石18は、図1(C)に示されるように、大径リング部18rと、その大径リング部18rに対して同軸に積み重ねられた等しい内径の小径リング部18sとから構成されており、その小径リング部18sが前記嵌合部12に嵌め込まれるようになっている。ここで、図1(D)に示されるように、小径リング部18sの外側面にテーパーを設けることにより、前記嵌合部12からのリング状磁石18の抜け止めを図ることができる。
前記大径リング18rには円周方向四箇所に角形の通路18eが等間隔で形成されており、さらに、その大径リング18rの底面18tが基体Kに接触するようになっている。これによって、前記嵌合部12はリング状磁石18の磁力で基体Kに吸着されるとともに、後記するように嵌合部12の内部に収納された接着剤17が前記通路18eを通過できるようになっている。
【0012】
前記嵌合部12の内部には、先端側(上端側)に風船状の熱膨張材15が収納されており、開口側に固形の接着剤17が収納固定されている。前記接着剤17は常温で固化し、加熱されることにより液化するホットメルトタイプの接着剤であり、液化した後に冷却固化すると本来の接着効果を発揮する。
したがって、前記嵌合部12が加熱されると、内部の接着剤17が液化するとともに、熱膨張材15が熱により膨張し、液化した接着剤17がその熱膨張材15によって押圧されてリング状磁石18の通路18eから外に押し出される。
【0013】
前記嵌合部12の基端部には、リング状磁石18を囲むように四枚の接着剤受入れ板14が円周方向に等間隔で固定されている。前記接着剤受入れ板14は、リング状磁石18の通路18eから押し出された接着剤17を嵌合部12の半径方向外側にほぼ均等に広げるとともに、広がった接着剤17によって基体Kに固着される部材である。このため、前記接着剤受入れ板14は接着剤17を広げ易く、また、基体Kに固着された際の固着力が大きくなるように扇形に成形されており、四枚の接着剤受入れ板14が吸盤に近似した形状になるようにその扇の要側が嵌合部12に固定されている。さらに、その接着剤受入れ板14の裏側には、図2(C),(D)に示されるように、基体Kの表面に接触する仕切り壁14hが扇の縁に沿って形成されている。
【0014】
このため、図1(B)に示されるように、前記リング状磁石18が基体Kに吸着された状態で、前記接着剤受入れ板14の仕切り壁14hが基体Kの表面に押付けられ、その接着剤受入れ板14の仕切り壁14h、板部14b及び基体Kの表面によって画成される空間が前記リング状磁石18の各々の通路18eと連通するようになる。このため、リング状磁石18の通路18eから押し出された接着剤17は前記空間に満たされる。
【0015】
前記留め具10を基体Kに固定するには、先ず、留め具10のリング状磁石18を基体Kの所定位置に吸着させる。これによって、その留め具10の接着剤受入れ板14に形成された仕切り壁14hが基体Kの表面に押付けられる。そして、前記接着剤受入れ板14の仕切り壁14h、板部14b及び基体Kの表面により画成された空間が前記リング状磁石18の各々の通路18eと連通するようになる。即ち、前記留め具10はリング状磁石18によって磁性材料である基体Kに仮止めされる。したがって、前記リング状磁石18が本発明の仮止め手段に相当する。
【0016】
このようにして前記留め具10の仮止めが行われると、その留め具10の嵌合部12が加熱される。本実施の形態においては、基体Kを塗装した後の乾燥熱によって前記留め具10の加熱が行われる。
前記留め具10が加熱されると、嵌合部12の内部に収納された接着剤17が液化するとともに、図1(B)に示されるように、熱膨張材15が熱により膨張し、液化した接着剤17がその熱膨張材15によって押圧されてリング状磁石18の通路18eから外に押し出される。そして、押し出された接着剤17が接着剤受入れ板14の仕切り壁14h、板部14b及び基体Kの表面によって画成された空間に満たされる。この状態で、一定の時間が経過して前記接着剤17が冷却されて固化することにより、留め具10は基体Kに強固に固着される。
【0017】
このように、本実施の形態に係る留め具10によると、リング状磁石18によって留め具10を基体Kに仮止めするため、基体Kの表面が粗くざらついていても仮止めを良好に実施することができるようになる。このため、接着剤17が冷却固化する前に留め具10が基体Kから外れるような不具合はない。また、前記リング状磁石18が経時的に劣化して吸着力が低下するようなこともない。
なお、留め具10を基体Kに仮止めする手段としてリング状磁石18の代わりに両面接着テープを使用することも可能である。これによって、基体Kが磁性材料以外の材料であっても留め具10を確実に仮止めできるようになる。即ち、前記両面接着テープが本発明の弾性体と、その弾性体の表面に塗布された粘着剤とに相当する。
【0018】
図3は、前記留め具10に連結される保持具20の全体斜視図を表している。前記保持具20は電線等を束ねて前記留め具10に取付けるためのベルト21を備えた樹脂製の部材であり、その留め具10の嵌合部12に連結される筒状の被嵌合部22を備えている。
前記保持具20の被嵌合部22の内径は、留め具10の嵌合部12の外径よりも若干大きく設定されており、前記嵌合部12をその被嵌合部22に挿入できるようになっている。
【0019】
また、前記被嵌合部22の側面には中心を挟んで対向する位置に係合爪22tが形成されている。前記係合爪22tは、被嵌合部22が留め具10の嵌合部12に被せられたときにその被嵌合部22の抜け止め(外れ止め)として働く部材であり、図3に示されるように、被嵌合部22の側壁を縦にコ字形に切り抜くことにより板バネ状に形成されている。そして、その板バネのバネ力に抗して係合爪22tは被嵌合部22の半径方向外側に変位できるようになっている。このため、前記被嵌合部22が嵌合部12に被せられるとき、即ち、前記被嵌合部22に対して嵌合部12が下から挿入されるときには、前記係合爪22tはバネ力に抗して押し広げられ、嵌合部12の挿入は妨げられない。しかしながら、被嵌合部22から嵌合部12を引き抜くときには、前記係合爪22tはバネ力によって嵌合部12の雄ねじ12mに掛けられた状態に保持されるため、嵌合部12は被嵌合部22に対して軸方向にロックされる。
【0020】
さらに、前記被嵌合部22の側面には係合爪22tの位置から90°回転した位置に縦に断面楔形の突条22kが固定されている。前記突条22kは嵌合部12の雄ねじ12mに対してほぼ直角に食い込むことにより回り止めの働きをする部材であり、図5に示されるように、楔の先端部分が被嵌合部22の側壁から突出するようになっている。なお、前記突条22kの材料には嵌合部12よりも硬い樹脂や鋼が使用される。
このため、前記保持具20の被嵌合部22が留め具10の嵌合部12に被せられると、その保持具20は留め具10に対して外れることなく、また、回動することなく定位置に位置決めされる。したがって、保持具20によって束ねられた電線等は保持具20と留め具10とによって基体Kの定位置に支持される。
【0021】
ここで、前記突条22kを使用して回り止めをする以外にもガラスビーズに封入された接着剤を使用して回り止めをすることも可能である。即ち、ガラスビーズに封入された接着剤を被嵌合部22の内壁面に固定しておくことにより、被嵌合部22に嵌合部12が挿入される際にガラスビーズが破れて接着剤が流出し、被嵌合部22と嵌合部12とが接着されて回り止めが図られる。
また、本実施の形態においてはベルト21を備えた保持具20の例を示したがこれに限定されるわけではなく、支持板を備えたタイプなど保持する物品の種類に応じて各種のものが考えられる。
さらに、外れ止め手段としては前述の雄ねじ12mと係合爪22tとに限られるわけではなく、図9における嵌合部2の表面に形成されたニップル形状のようなものであっても良い。
【0022】
〔第2の実施の形態〕
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る留め具30の平面図を表している。本実施の形態に係る留め具30は、接着剤受入れ板34の個々の形状を略三角形に成形し、四枚の接着剤受入れ板34が嵌合部32の基端部に固定された状態でその接着剤受入れ板34の全体形状が略角形になるようにしたものである。これによって、基体(図示されていない)の角等に前記留め具30を確実に固着することができるようになる。
【0023】
〔第3の実施の形態〕
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る留め具40の斜視図を表している。本実施の形態に係る留め具40及び保持具(図示されていない)は、その留め具40の嵌合部42に保持具の被嵌合部が連結された状態で両者が相対回転しないように、その嵌合部42、被嵌合部の形状を定めたものである。なお、前記留め具40及び保持具の回り止め以外の構造については第1の実施の形態に係る留め具10及び保持具20の構造と同様である。
図7(A)は、留め具40の嵌合部42を角柱状に成形することにより保持具の回り止めを図っている。ここで、保持具の被嵌合部も留め具40の嵌合部42と連結が可能なように角筒形に成形されている。
【0024】
図7(B)は、留め具40の嵌合部42の上面に十文字状の凸部42tを形成することにより保持具の回り止めを図っている。なお、保持具にも前記凸部42tと嵌合する十文字状の凹部(図示されていない)が形成されている。
図7(C)は、留め具40の嵌合部42の上面に十文字状の凹部42mを形成することにより保持具の回り止めを図っている。なお、保持具にも前記凹部42mと嵌合する十文字状の凸部(図示されていない)が形成されている。
【0025】
図7(D)は、留め具40の嵌合部42に軸と平行の溝42zを形成することにより保持具の回り止めを図っている。なお、保持具にも前記溝42zと嵌合する突条(図示されていない)が形成されている。
図7(E)は、留め具40の嵌合部42に軸と平行の突条42yを形成することにより保持具の回り止めを図っている。なお、保持具にも突条42yと嵌合する溝(図示されていない)が形成されている。
図7(F)は、前記嵌合部42の側面を軸と平行に削って平面42fを形成することにより保持具の回り止めを図っている。なお、保持具にも前記平面42fと嵌合する凸平面(図示されていない)が形成されている。
【0026】
〔第4の実施の形態〕
図8は、本発明の第4の実施の形態に係る留め具50及び保持具60の斜視図を表している。
本実施の形態に係る保持具60は、被嵌合部62の下面に角板63を固定した構造であり、その角板63の中央には留め具50の嵌合部52が通される開孔63hが形成されている。さらに、前記角板63の下面には開孔63hの周囲に複数の鋲63bが突出している。この構造により、前記保持具60の被嵌合部62が留め具50の嵌合部52に被せられると、角板63の鋲63bが留め具50の接着剤受入れ板54に突き刺さり、保持具60は留め具50に対して回動することはなくなる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によると、基体の表面が粗くても留め具の仮止めが良好に行われるため、接着剤が硬化する前に留め具が基体から外れるような不具合はない。このため、留め具の利用範囲が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る留め具の縦断面図及び要部断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る留め具の斜視図及び平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る保持具の斜視図図である。
【図4】図3のIV-IV 矢視図である。
【図5】図4のV-V 矢視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る留め具の平面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る留め具の斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る留め具及び保持具の斜視図である。
【図9】従来の留め具の縦断面図である。
【符号の説明】
10 留め具
12 嵌合部
14 接着剤受入れ板
15 熱膨張材(膨張材)
17 接着剤
18 リング状磁石(仮止め手段)
20 保持具
22 被嵌合部
22t 係合爪(外れ止め)
22k 突条(回り止め)
42t 凸部(回り止め)
42m 凹部(回り止め)
42z 溝(回り止め)
42y 突条(回り止め)
42f 平面(回り止め)
63 角板(回り止め)
63b 鋲

Claims (5)

  1. 基体の表面に保持具を固定するための留め具であって、
    常温下で固形であり、加熱されることで液化する接着剤と、
    前記保持具の被嵌合部と連結可能な構成で、開口を備えており、内部に前記接着剤が収納される容器状の嵌合部と、
    前記嵌合部の内部に接着剤と共に収納されており、加熱されることで膨張し、加熱により液化した接着剤を前記開口から押出す膨張材と、
    前記嵌合部の開口周縁に取付けられており、その開口から押出された接着剤で基体の表面に接着される略吸盤状の接着剤受け入れ板と、
    前記接着剤が固化するまでの間、前記嵌合部及び前記接着剤受け入れ板を前記基体の表面に保持する仮止め手段と、
    を有することを特徴とする留め具。
  2. 請求項1に記載された留め具であって、
    仮止め手段は、嵌合部の開口周縁に取付けられた磁石であることを特徴とする留め具。
  3. 請求項1に記載された留め具であって、
    仮止め手段は、嵌合部の開口周縁に取付けられた弾性体と、その弾性体を基材の表面に貼り付ける粘着材とから構成されていることを特徴とする留め具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された留め具に連結される保持具であって、
    前記被嵌合部と前記留め具の嵌合部との間には、外れ止め手段と、回り止め手段とが設けられていることを特徴とする保持具。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された留め具に連結される保持具であって、
    前記被嵌合部と前記留め具の嵌合部との間には、外れ止め手段が設けられており、
    前記被嵌合部の周縁に形成された角板には複数の鋲が設けられており、それらの鋲が前記留め具の接着剤受け入れ板に刺さることで、前記留め具の嵌合部に対する前記被嵌合部の回り止めが図られる構成であることを特徴とする保持具。
JP34333795A 1995-12-28 1995-12-28 留め具及びその留め具に連結される保持具 Expired - Fee Related JP3739458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34333795A JP3739458B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 留め具及びその留め具に連結される保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34333795A JP3739458B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 留め具及びその留め具に連結される保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09177749A JPH09177749A (ja) 1997-07-11
JP3739458B2 true JP3739458B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=18360751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34333795A Expired - Fee Related JP3739458B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 留め具及びその留め具に連結される保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3739458B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPP247798A0 (en) * 1998-03-18 1998-04-23 Rudduck, Dickory Fixing and release systems
CN105179442A (zh) * 2015-08-19 2015-12-23 上海创功通讯技术有限公司 吸附式设备底座
CN107191465B (zh) * 2017-06-05 2019-01-11 沈振新 一种吸墙式固定器
JP6786563B2 (ja) * 2018-09-27 2020-11-18 シスメックス株式会社 検体分析装置、メンテナンス方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09177749A (ja) 1997-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0793571B1 (en) Quick-mounting fastening assembly
JPH025125Y2 (ja)
US5193961A (en) Pin and grommet
GB2154648A (en) Plastics fastener
JPH04217469A (ja) ボルト、ナット等に予め決められたトルクを加えるための工具
JP3739458B2 (ja) 留め具及びその留め具に連結される保持具
JPH0285509A (ja) 結合部材
JPH11126649A (ja) キャップ部材のロック構造
JP4349735B2 (ja) ハウジングアクセサリー取付構造およびハウジングアクセサリー取付方法
JPH0126943Y2 (ja)
JPH0354971Y2 (ja)
JPH0178710U (ja)
JP3986749B2 (ja) 物品取付具
JPH11257326A (ja) ボルトおよびナット
JPH0343151Y2 (ja)
JPS589254Y2 (ja) 名札用ピン座
JP2520264Y2 (ja) 吸着具の止め構造
JPH0618101Y2 (ja) 線材等の留め具
JPWO2003024745A1 (ja) 車室内アクセサリ保持装置
JPH0218330Y2 (ja)
JP2579455Y2 (ja) ハンガーの取付構造
US20040234331A1 (en) Fastener construction
JPH0328179Y2 (ja)
JP2605737Y2 (ja) 埋込み継手の取付け構造
JP2505078Y2 (ja) スクリュ―グロメット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees