JPH0343151Y2 - - Google Patents

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JPH0343151Y2
JPH0343151Y2 JP5814187U JP5814187U JPH0343151Y2 JP H0343151 Y2 JPH0343151 Y2 JP H0343151Y2 JP 5814187 U JP5814187 U JP 5814187U JP 5814187 U JP5814187 U JP 5814187U JP H0343151 Y2 JPH0343151 Y2 JP H0343151Y2
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JP5814187U
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、保持具に関し、特に吸盤を用いた
保持具に関する。
[従来の技術] 従来、壁やガラス窓に吸盤を吸着させて物を保
持するような保持具があつた。このような保持具
は、容易に着脱自在であり、かつ取付工事も不要
であるため、極めて便利である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の吸盤を用いた保持具は、
保持すべき物の重量が吸盤の吸着力を越えると、
吸盤が壁から外れてしまい保持することができな
い。したがつて、従来の保持具は、一定の重量以
下のものしか保持できず、その用途が制限されて
しまうという問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、保持すべき物体の重量に応
じて保持力を任意に変え得るような保持具を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る保持具は、その裏面側に固定的
に吸盤が設けられたベース板の周辺に連結手段を
形成するようにしたものである。
[作用] この考案においては、ベース板に形成された連
結手段が他の保持具のベース板の連結手段と連結
されることにより、複数の保持具が連結された状
態で物体を保持することができ、それによつて重
量の重い物体の保持をも可能とする。
[実施例] 第1図〜第3図はこの考案の一実施例の保持具
を示す図であり、特に、第1図はその正面図を示
し、第2図はその底面図を示し、第3図はその背
面図を示す。
図において、この実施例の保持具は、ほぼ長方
形状のベース板1の裏面側に、第3図に示すごと
く、2個の吸盤2aよび2bが固定的に取付けら
れた構造となつている。なお、この実施例では2
個の吸盤を設けているが、吸盤の数は適宜変更可
能であり、1個あるいは3個以上であつてもよ
い。第1図に示されるベース板1の表面側は、こ
の保持具によつて保持されるべき物体が取付けら
れる取付面となる。ベース板1への物体の取付
は、いかなる手段を用いてもよいが、この実施例
では接着による取付およびビス止めを採用してい
る。そのため、ベース板1の四隅には、ビス止め
用のビス孔4a〜4dが設けられている。また、
接着剤により接着する場合に、余分な接着剤が周
辺に溢れ出さないように、ベース板1の表面の適
宜の箇所に接着溝3が形成されている。
さらに、この実施例では、ベース板1の周辺
に、連結手段の一例の凹部5a〜5cおよび凸部
6a〜6cが形成されている。凹部5a〜5cお
よび凸部6a〜6cは、それぞれがほぼ同一直径
の円形に形成されている。また、凹部5a,5c
および凸部6a,6bは、それぞれ、ベース板1
の上辺および下辺の対応する位置に形成されてい
る。
次に、上記実施例の使用方法を説明する。
この実施例の保持具を単独で使用する場合は、
保持すべき物体をベース板1の表面側に取付け
る。接着剤により取付ける場合は、ベース板1の
表面に接着剤が塗布され、保持すべき物体が接着
される。また、ビス止めによる場合は、ベース板
1の裏面からビス孔4a〜4dにビスが差し込ま
れ、保持すべき物体がベース板1の表面に固定さ
れる。保持すべき物体の取付が終了すると、吸盤
2aおよび2bが壁や窓ガラス等の所定の位置に
押し付けられ、吸着される。これで、物体の保持
が完了する。
次に、1つの保持具で支えきれないような重た
い物体を保持する場合は、複数の保持具が連結さ
れて使用される。すなわち、複数の保持具が準備
され、ベース板1の上下左右の所望の方向に保持
具が連結される。この連結は、凸部6aおよび6
bまたは6cを他の保持具における凹部5a〜5
cの対応のものに差し込むことにより行なわれ
る。差し込みは、ベース板1の厚み方向からのみ
可能であり、したがつて差し込みが終了をすると
連結された保持具はベース板1の厚み方向に力を
加えない限りその連結状態が解除されないものと
なる。保持すべき物体の重量に見合う数だけの保
持具が連結されると、単独で使用する場合と同様
の態様で、保持具1の表面側に保持すべき物体が
取付けられる。その後、連結された各保持具の吸
盤2aおよび2bが壁もしくは窓ガラス等の所望
の位置に吸着される。
以上のごとく、上述の実施例では、保持具を任
意の数だけ連結してその保持力を増すことができ
るため、1個の保持具では保持できないような重
たい物も保持できる。また、1個の保持具の形状
を小さく選んでおけば、保持する場所がたとえ狭
くとも、保持具を吸着させることができ、その狭
い場所に沿つて保持具を連結することで、保持力
を高めることもできる。
なお、第1図〜第3図ではこの考案の一実施例
について説明したが、この考案は上記実施例に補
われることなく、種々の変形が可能である。
たとえば、連結手段としての凹部5a〜5cお
よび凸部6a〜6cの形状は円形に限らずその他
の形状(たとえば三角形状)であつてもよい。ま
た連結手段としては、凸部を凹部に差し込む態様
に限らず、その他種々の連結手段の採用が可能で
ある。このような連結手段の変更は、当業者にと
つて極めて容易であろうから、その詳細な説明は
省略する。
また、上記実施例では、1つの保持具に凹部お
よび凸部の両方を設けているが、或る保持具には
凹部だけを設け、他の保持具には凸部だけを設
け、これらを連結するようにしてもよい。
さらに、ベース板1の形状は長方形状に限ら
ず、その他種々の形状に形成してもよい。
さらに、ベース板1の表面側に剥離紙付の粘着
部材を塗布しておき、使用時においてその剥離紙
を剥がすことによつて粘着面が現われるようにし
てもよい。
さらに、ベース板1の表面にベース板1と直交
する水平方向に突出する棚あるいはフツク等を形
成しておき、吸盤を吸着後この棚あるいはフツク
に物体を載せてあるいは掛けて保持するようにし
てもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、複数の保持
具を連結することにより保持具の保持力を任意に
増すことができ、重たい物体も保持することが可
能となる。したがつて、従来は重たいがゆえに保
持できなかつた物体も保持することができ、その
用途を格段に拡げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示す外
観図であり、特に、第1図はその正面図を、第2
図はその底面図を、第3図はその背面図を示して
いる。 図において、1はベース板、2a,2bは吸
盤、3は接着溝、4a〜4dはビス孔、5a〜5
cは凹部、6a〜6cは凸部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 単独であるいは複数連結されて物体を保持す
    るための保持具であつて、 その表面側に前記物体が支持されるベース
    板、前記ベース板の裏面側に固定的に設けられ
    た吸盤、および 前記ベース板の周辺に形成された連結手段を
    備え、 前記連結手段は他の保持具に形成された連結
    手段と係合し得る形状に選ばれており、それに
    よつて複数の保持具が連結された状態で前記物
    体を保持し得るように構成されている、保持
    具。 (2) 前記連結手段は、その係合状態が前記ベース
    板の厚み方向にのみ解除可能な形状に選ばれて
    いる、実用新案登録請求の範囲第1項記載の保
    持具。 (3) 前記連結手段は、係合する一方が凸形状に選
    ばれており、係合する他方が当該凸形状と適合
    する凹形状に選ばれている、実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の保持具。 (4) 前記凸形状および凹形状は円形である、実用
    新案登録請求の範囲第3項記載の保持具。 (5) 前記連結手段は、前記ベース板に一体的に形
    成されている、実用新案登録請求の範囲第1項
    ないし第4項のいずれかに記載の保持具。 (6) 前記ベース板の表面側には、物体を固着する
    ための粘着部材が予め設けられている、実用新
    案登録請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    かに記載の保持具。
JP5814187U 1987-04-16 1987-04-16 Expired JPH0343151Y2 (ja)

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JPS63164440U JPS63164440U (ja) 1988-10-26
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EP3220443B1 (en) * 2014-11-10 2021-03-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Cell module

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