JP3738995B2 - 製麺ロール及びうどん麺の製麺方法及びうどん麺 - Google Patents

製麺ロール及びうどん麺の製麺方法及びうどん麺 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はうどん麺を製造するために用いる製麺ロール及びうどん麺の製造方法及びうどん麺に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のうどん麺の製造方法は概略次のとおりである。
(1)小麦粉と水を混合機に入れて攪拌し、丸い大小の粒ができる直前で攪拌を終了する。
(2)そぼろ状の生地のままねかす。
(3)ねかしたものをロールにかける。このロールによる圧延工程は種々のものが行われているが標準的には
(イ)ねかした生地のかたまりをロールにかけ粗麺帯を作る。
(ロ)粗麺帯を2枚重ねにしてロールにかける。このとき使われるロールは通常ロール対を連設してある。
(ハ)更に(ロ)で圧延された麺帯をロールにかける。
(ニ)(ハ)で得られた麺帯を切り出し機にかける。
【0003】
ここで(ハ)の工程に用いられるのは平行な円筒形ロール対(平ロール対)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
うどん麺の機械打ちにおいて手打ちうどんの味を出せることが要望されている。しかし乍ら、機械打ちの場合の延ばしの工程の最終工程は平ロール(円筒形ロール)対による圧延となる。平ロールより得られる麺帯はロール式の切り出し機にかけるには都合がよく、又、切断刃物を上下動して麺帯を麺線にするのにも都合がよい。
【0005】
手打ちによる麺線は麺線に沿う位置における断面積、断面形状が不規則である。
【0006】
本発明は麺機を用い乍ら、手打ち風のうどん麺が得られる製麺ロール及びうどん麺製造方法及び手打ち風のうどん麺を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る第1の発明はうどん生地を圧延する製麺ロールにおいて、円筒形ロールと、円筒形ロールと隙間をおいて平行に配設され、軸方向に多数並列する周方向の条溝と、条溝間の周方向の各突条が外周に間隔をおいて複数の突起を周方向の同一位置において半径方向の外方へ突出して有する成形ロールと、円筒形ロールと成形ロールを支持する軸受と、円筒形ロールと成形ロールを互いに逆方向に回転させる駆動手段と、を有することを特徴とする製麺ロールである。
【0008】
本出願に係る第2の発明は麺帯製造工程で生地の延べを行った後に、円筒形ロールと、円筒形ロールと隙間をおいて平行に配設され、軸方向に多数並列する周方向の条溝と、条溝間の周方向の各突条が外周に間隔をおいて複数の突起を周方向の同一位置において半径方向の外方へ突出して有する成形ロールと、円筒形ロールと成形ロールを支持する軸受と、円筒形ロールと成形ロールを互いに逆方向に回転させる駆動手段と、を有する製麺ロールを用いて麺帯の一面を平面に、麺帯の他面を延べ方向に並列する多数の条溝であって、条溝の底部に延べ方向に間隔をおいて凹部を有する粗面に成形する麺帯製造の最終工程と、麺帯製造の最終工程で得られた麺帯を延べ方向に交叉する方向の刃を有する切断刃で条形の麺線に裁断する工程と、を有することを特徴とするうどん麺の製造方法である。
【0009】
本出願に係る第3の発明は切断刃は切刃の刃方向に対して直角な面上に投影した形が波形であることを特徴とする第2の発明に記載のうどん麺の製造方法である。
【0010】
本出願に係る第4の発明はうどん麺は断面がほぼ四角形で麺線に沿う一面が平面、この平面に隣る2面が麺線の長手方向に波形、残りの一面が麺線の長手方向に規則的に溝部を有し、一部溝部にはその底に凹部を有することを特徴とするうどん麺である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0012】
最終のロールによる圧延(延し)工程の前の工程までは従来の技術がそのまま用いられる。
【0013】
例えば、小麦粉に水を加えて攪拌機で攪拌する。ここで、攪拌機は攪拌混合する形式の混合機、又は、ねる形式の混合機が用いられるが何れも、混合する作用とねる作用が共に生ずる。機械製麺の加水量は原料の小麦重量に対して30〜35%である。
【0014】
混合機の形式としては横型と竪型がある。横型では単軸の攪拌翼を持つものと複軸の夫々に攪拌翼を有し、複軸を夫々周方向又は逆方向に回転するものがある。又、ねる作用を主作用とする混合機ではニーダーと呼ばれるものがある。
【0015】
混合機で混合すると共に捏和した生地は延べを行う。この延べを行う工程は平行なロール対間に生地を通して圧延するものである。少量生産の場合はロール対間で一回目の圧延後に出来た麺帯を二枚重ね合わせてくり返し延ばしたのち、ロール間隔を何段階かに狭めて所定の厚みの麺帯よりも厚い麺帯とする。ここで、所定の厚みの麺帯とは本発明の実施の形態で得ようとする麺帯の厚みをいう。
【0016】
次に圧延の最終工程に用いる装置について説明する。
【0017】
図1は麺帯を仕上げるうどん用製麺ロールの斜視図、図2は平面図、図3は側面図、 図4は成形ロールの平面図、図5は図4の展開断面図、図6は成形ロールの軸直角断面図である。なお、図1、図2、図4で成形ロールの成形型部の全長にわたり型形状を周面に有するが図示は軸方向の一部のみを示す。
【0018】
図1に示すように製麺ロールAは円筒形ロール1と、円筒形ロール1と隙間をおいて平行に配設された成形ロール2と、円筒形ロール1と成形ロール2を支持する軸受3と、円筒形ロール1と成形ロール2を互いに逆方向に回転させる駆動手段5を有する。
【0019】
成形ロール2は外周に軸方向に多数並列する周方向の条溝2a(図2、図4参照)を設けてある。条溝2aは全長にわたり設けてあるが図では一部のみ表現してある。条溝間の周方向の各突条2bが外周に間隔をおいて複数の突起2cを周方向の同一位置に有する。図5は成形ロール2の成形型部2dを周面に沿って展開して示してあり、図4に付した符号に対応した符号を付してある。また、図6は成形ロール2の軸直角断面図である。図6には単位mmで直接寸法を記入してある。
【0020】
本例では成形ロール2の両端部も突条2bとなっている。即ち、条溝2a間の突条2bではないが他の突条2bと同様に突起2cを有する。各突起2bの突起2cは半径方向に突出しており断面は角形であり、突条2b側面と突起2cの側面は同一面となっている。突起2cの頂面は成形ロール2の中心線を中心線とする円筒面上に存在する。
【0021】
円筒形ロール(平ロール)1、成形ロール2はステンレス鋼製の一体物である。円筒形ロール1の外径は37mm、成形ロール2の突起2cは成形ロール2の周面を8等配して設けてある。成形ロール2の突起2cの先端を結ぶ円の直径は39.5mm、突条2b部の直径は37mm、条溝2a部の直径は32mmである。円筒形ロール1の圧延に係る円筒部1aの長さは250mm、成形ロール2の成形型部2dの全長は245mm、成形ロール2の成形のための形状を付した部分は本例では突条2bで軸方向が終わっており、軸方向両端の突条外側間の距離は232mmである。
【0022】
円筒形ロール1は軸受3に軸方向に移動を許されるように支持されている。この移動範囲は例えば6.5mmである。
【0023】
軸受3についてのべる。図7に示すように軸受3は左右両側で対称な軸受本体3aを有する。この本体3aに円筒形ロール1の円筒部1a両端の縮径した円筒形軸部1b,1cを回転自在で且つ軸方向移動自在に支持するための軸受穴3bが設けられている。本体3aの内側の側面3cと円筒形ロール1の円筒部1aの端面とは隙間が設けてあり、前述した円筒形ロール1の軸方向の移動を可能なように具体化してある。両側の軸受本体3aはレール6により連結されている。麺機としての支持は図示されない枠体と軸受本体3aを締結することでもって床又は机上で支持される。両側の軸受穴3bと平行する線上において本体3aには図9に示すように角穴3dがあけられている。角穴3dの内対向する二面はスライドガイド3eとなっている。スライドガイド3eは円筒形ロール1と成形ロール2の夫々の中心線を含む平面に夫々対称であり、また、この平面と平行である。スライドガイド3e間に軸受ブロック7が嵌合している。軸受ブロック7には軸受穴7aが設けられている。図2に示すように成形ロール2は条溝2a、突条2b、突起2cを有する成形型部2dの両端に円筒形の肩部2eを有する。肩部2eの直径は突条2b部の直径より小さい。肩部2eから縮径した軸部はスラスト受部2iである。スラスト受部2iから縮径した軸部はジャーナル部2f,2gである。一方のジャーナル部2gから縮径した軸端2hはDカット形状の断面をしている。
【0024】
前述の軸受ブロック7の軸受穴7aには成形ロール2のジャーナル2f,2gが嵌合している。軸受ブロック7には図8に示すようにつば7bが設けてある。つば7bは軸受本体3aの内側側面3cに当接すると共に成形ロール2のスラスト受部2i端面が摺動するように幅が選ばれている。この構成により成形ロール2は軸方向には移動しないようになる。
【0025】
成形ロール2の突起2cをとおる円筒面と円筒形ロール1間の隙間gは軸受ブロック7の位置を調節して定められる。角穴3dの軸受穴3bに近い側の辺と軸受ブロック7との間にはスペーサ8が介装されている。このスペーサ8に軸受ブロック7を押圧するために角穴3dの軸受ブロック7をスペーサ8に当接する側とは反対側の辺のある側には本体3aにめねじが設けられ、このめねじにボルト9がねじ込まれ、ボルト9にねじ込んだロックナット11によりボルト9のゆるみ止めとしている。
【0026】
上記において両側のスペーサ8の厚さを変更して円筒形ロール1と成形ロール2間の隙間gの大きさを変更する。又、円筒形ロール1と成形ロール2の平行度を出す。
【0027】
次に円筒形ロール1と成形ロール2を互いに逆回転させる駆動手段についてのべる。
【0028】
図1、図7に示すように円筒形ロール1の軸部1cから縮径した軸端1dはDカットされ断面が一つの弦を有する欠円形である。軸端1dにはキー溝12aを有する穴を備えたギア12が嵌合している。軸端1dのDカット部とキー溝12a間にはキー13が図7の右方から打ち込まれて且つ打ち込んだ側をかしめてある。
【0029】
成形ロール2のジャーナル2gから縮径した軸端2hはDカットされ断面が一つの弦を有する欠円形である。軸端2hにはキー溝14aを有する穴を備えたギア14が嵌合している。軸端2hのDカット部とキー溝14a間にはキー15が図7の右方から打ち込まれて且つ打ち込んだ側をかしめている。
【0030】
ギア12,14は互いに噛み合っている。ここで歯数がギア12は14枚、ギア14は17枚である。
【0031】
円筒形ロール1のギア12を設けた側とは他端側の軸部先端部分は前述したのと同様にDカットされている。この軸部先端部分1eにキー溝16aを有する穴を備えた入力ギア16が嵌合している。軸部先端部分1eのDカット部とキー溝16a間にはキー17が打ち込まれている。入力ギア16は図示されない駆動源につらなるギアと噛み合い駆動力を受ける。
【0032】
上記構成における作用は入力ギア16が駆動されると円筒形ロール1、ギア12が回転する。ギア12はギア14に回転を伝え、成形ロール2は円筒形ロール1と互いに逆方向に回転する。
【0033】
既にのべたように粗延べ後1回又は数回延ばした麺帯をこの製麺ロールAにかける。既にのべた形状寸法の成形ロール2の条溝2aの底と円筒形ロール1間の隙間(ニップ部における対向距離)は4.7mmとなるので、製麺ロールAにかける麺帯の厚みは4.7mm以上が望ましい。ただし、本例では条溝2a、突条2bの軸方向の幅は共に2.1mmであるので突条2bの腹の中央の直径(突条2bの直径+条溝2aの底の直径)÷2=(32+37)÷2=34.5mmとなる。この直径34.5mmの円筒面と円筒形ロール1間の隙間は1.45mmである。従って麺帯が厚さ1.45mmであっても成形ロール2に対応する形状を付した麺帯を得ることができる。なお、この計算は突起2cの大きさは無視し得るとして計算してある。
【0034】
本例では既にのべたようにギア12が歯数14枚、ギア14が歯数17枚、円筒形ロール1の直径が37mm、成形ロール2の直径が39.5mmからすると、円筒形ロール1の周速に対して成形ロール2の周速を0.875倍としてある。
【0035】
従って円筒形ロール1と成形ロール2の周速(突起2c先端直径)は異なる。即ち、円筒形ロール1の周速は成形ロール2の周速より早くしてある。
【0036】
これによって次の作用効果がある。一つは、成形ロール2の条溝2a、突起2cの根本等へ生地が充分押し込まれるようになる。即ち円筒形ロール1の周速が生地を送る速度が早いので生地を成形ロール2よりも周面がおそく移動する成形ロール2の型面に押し込むので仕上がった麺帯の片面の形状が正確である。二つ目は、円筒形ロール1の周速が成形ロール2の周速よりも早いので成形による影響が麺帯の裏面に及ばないので裏面が平になる。三つ目は、麺帯の平面側が円筒形ロール1によりより速くニップ部より押し出されるので成形面側をロールで引っ張ることがなく型くずれしない。
【0037】
図10は製麺ロールAによって成形された麺帯Bの延べ方向の断面図である。この図において一面は図5を補完する形状である。図11は製麺ロールAによって成形された麺帯18の斜視図である。麺帯18には、成形ロール2の条溝2aによって延べ方向の突条18aが形成される。各突条18a間は成形ロール2の突条2bによって延べ方向の条溝18bが形成される。条溝18bの底には成形ロール2の突起2cによって凹部18cが形成されてる。凹部18cは本例では条溝18bに沿って等間隔に配される。麺帯18の成形面とは反対側の面は平面である。麺帯18の実施例を示すために、図11には直接寸法を単位mmで付してある。なお上記において、凹部18cの側面18dは図示は平面で略記してあるが成形ロール2の突起2cによって2次曲面に創成される面である。
【0038】
図11に示す麺帯18は図の下面を台上において図12に示すような切刃の刃の方向に対して直角な面上に投影した形が波形の切断刃19を有する包丁で延べ方向に交叉方向で切る。
【0039】
これによって切断された麺線21は図13に示すように麺帯18の長手方向上方から見て麺帯18を横切った波形状の切り口19aとなり、長手方向突条18aの断片18a1、条溝18bの一部の溝部18b1となる。そして、処々で凹部18cの底の一部又は全部がくぼみ18c1として底に残る。麺帯18から麺線21を作るには手包丁が成形した麺帯18の形状をつぶさないために適当であるが、上下動する切断刃を有する切り出し機で製麺ロールAから送り出される状態の麺帯18を切断するようにしてもよい。
【0040】
上述のようにして形成された麺線21はグルテンが麺線に沿って波形となると共にこの波形が断片18a1、溝部18b1に従って処々でくぼみ18c1が溝部18b1の底に形成されている。くぼみ18c1があるため、この部分で麺線21は歯で噛み切られまたはちぎれ易くなる。
【0041】
そして麺線21に沿って凹突があるため、単位体積当りの表面積が大きいので茹での時間は早い。そして調味料がしみ込み易い。このことにより、従来にない風味のある「うどん」を提供することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば機械製麺における単調な麺線とすることなく、風味の格別なうどんを提供することに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】製麺ロールの全体を示す斜視図である、
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】成形ロールの拡大平面図である。
【図5】成形ロールの周面を展開して軸方向から見る図である。
【図6】成形ロールの軸直角断面図である。
【図7】製麺ロールの両ロールの軸心を含む平面断面図である。
【図8】図7に直角な方向の成形ロールの断面図である。
【図9】軸受部の軸直角断面図である。
【図10】麺帯の延べ方向の縦断面図である。
【図11】麺帯の斜視図である。
【図12】包丁の斜視図である。
【図13】麺帯の切断を示す平面図である。
【図14】麺線の斜視図である。
【符号の説明】
A…製麺ロール
g…隙間
1…円筒形ロール 1a…円筒部 1b,1c…円筒形軸部 1d…軸端 1e…端部先端部分
2…成形ロール 2a…条溝 2b…突条 2c…突起 2d…成形型部 2e…肩部 2f,2g…ジャーナル部 2h…軸端 2i…スラスト受部
3…軸受 3a…軸受本体 3b…軸受穴 3c…側面 3d…角穴 3e…スライドガイド
5…駆動手段
6…レール
7…軸受ブロック 7a…軸受穴 7b…つば
8…スペーサ
9…ボルト
12…ギア 12a…キー溝
13…キー
14…ギアー 14a…キー溝
15…キー
16…入力ギア 16a…キー溝
17…キー
18…麺帯 18a…突条 18a1…断片 18b…条溝 18b1…溝部
18c…凹部 18c1…くぼみ 18d…側面
19…切断刃 19a…切り口
21…麺線

Claims (4)

  1. うどん生地を圧延する製麺ロールにおいて、
    円筒形ロールと、
    円筒形ロールと隙間をおいて平行に配設され、軸方向に多数並列する周方向の条溝と、条溝間の周方向の各突条が外周に間隔をおいて複数の突起を周方向の同一位置において半径方向の外方へ突出して有する成形ロールと、
    円筒形ロールと成形ロールを支持する軸受と、
    円筒形ロールと成形ロールを互いに逆方向に回転させる駆動手段と、
    を有することを特徴とする製麺ロール。
  2. 麺帯製造工程で生地の延べを行った後に、
    円筒形ロールと、
    円筒形ロールと隙間をおいて平行に配設され、軸方向に多数並列する周方向の条溝と、条溝間の周方向の各突条が外周に間隔をおいて複数の突起を周方向の同一位置において半径方向の外方へ突出して有する成形ロールと、
    円筒形ロールと成形ロールを支持する軸受と、
    円筒形ロールと成形ロールを互いに逆方向に回転させる駆動手段と、
    を有する製麺ロールを用いて麺帯の一面を平面に、麺帯の他面を延べ方向に並列する多数の条溝であって、条溝の底部に延べ方向に間隔をおいて凹部を有する粗面に成形する麺帯製造の最終工程と、
    麺帯製造の最終工程で得られた麺帯を延べ方向に交叉する方向の刃を有する切断刃で条形の麺線に裁断する工程と、
    を有することを特徴とするうどん麺の製造方法。
  3. 切断刃は切刃の刃方向に対して直角な面上に投影した形が波形であることを特徴とする請求項2に記載のうどん麺の製造方法。
  4. うどん麺は断面がほぼ四角形で麺線に沿う一面が平面、この平面に隣る2面が麺線の長手方向に波形、残りの一面が麺線の長手方向に規則的に溝部を有し、一部溝部にはその底に凹部を有することを特徴とするうどん麺。
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