JP3736834B2 - 釣り用バケツ - Google Patents

釣り用バケツ Download PDF

Info

Publication number
JP3736834B2
JP3736834B2 JP2000232937A JP2000232937A JP3736834B2 JP 3736834 B2 JP3736834 B2 JP 3736834B2 JP 2000232937 A JP2000232937 A JP 2000232937A JP 2000232937 A JP2000232937 A JP 2000232937A JP 3736834 B2 JP3736834 B2 JP 3736834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bucket
lid
fishing
bucket body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000232937A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002045100A (ja
Inventor
啓之 八木
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP2000232937A priority Critical patent/JP3736834B2/ja
Publication of JP2002045100A publication Critical patent/JP2002045100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3736834B2 publication Critical patent/JP3736834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに際して用いられる釣り用バケツに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣り等に用いられるバケツとして、例えば、実開平6−17468号に開示されているように、開口部に網体を張った構成が知られている。このようなバケツの使用用途としては、生き餌や釣った魚を入れたまま水中につけて生かしておいたり、凍った餌(オキアミ等)の塊を水と共に入れ揺すって溶かすのに用いたり、或いは釣り以外にも、缶飲料、食品等を入れ水中につけて冷やしておいたり、潮干狩りで取った貝を水中につけておく等、様々な態様が考えられる。
【0003】
しかし、開口部に網を張っただけの構成では、内部に水を入れたまま移動すると、水がはねて、持っている人や、車で移動する場合は車内を濡らしてしまう等の不都合が生じる。
【0004】
このため、例えば、実公昭51−6465号に開示されているように、開口部内周に、開口中心に向けて突出する水返し片を設け、こぼれようとする水をはね返して外部へ飛び出さないように構成したバケツも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した水返し片だけでは、水のはね返りを確実に防止することはできず、また、水返し片は、容器の内周面に固定されているため、容器内の水を捨てる際、水切れが悪く、また、逆さにして乾かす際も、水が残ってしまい完全に乾くまで時間がかかるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記問題点に基づいて成されたものであり、移動時において、水はねを確実に防止できる釣り用バケツを提供することを目的とする。また、本発明は、更に、水を捨てる際に水切れが良く、乾燥し易い釣り用バケツを提供することを目的とする。
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係る釣り用バケツは、合成樹脂シートから形成され、開口部を有するバケツ本体を備えており、前記バケツ本体の開口部に、その外周領域に水をはね返してこぼさないようにする制水部を有する網蓋と、この網蓋の上方を被覆しバケツ本体の開口部を塞いで水漏れを防止する開閉可能な別体の蓋体とを設けたことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、バケツ本体に水を収容した際、揺れや振動等によって水がはねても、その水は、網蓋の制水部ではね返され外部に漏れ出すことはない。また、網体の上方にある蓋体を閉塞しておくことで、水漏れは確実に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明に係る釣り用バケツの一実施の形態を示す図であり、図1は斜視図、図2は平面図、図3は分解斜視図である。
【0010】
釣り用バケツ1は、略円筒形に形成されたバケツ本体3と、このバケツ本体3の上部開口を塞ぐように配される蓋体(外蓋)10とを備えている。この場合、バケツ本体3及び蓋体10は、柔軟性のある素材、例えば、EVA,PVC,ターポリン等の合成樹脂シートによって形成されており、不使用時に折り畳みできるように構成されている。
【0011】
前記蓋体10は、バケツ本体3に対して開閉自在に取り付けられており、ヒンジ部10aを基点として、蓋体の外周とバケツ本体の開口縁部に略360°に亘って配設されたファスナーF1によって開放/閉塞されるようになっている。
【0012】
前記バケツ本体3の外周には、略対角上にロープを係止できるように一対の係止部4が設けられており、ここにロープを取り付けることで、水を汲み上げ易いようになっている。また、バケツ本体の外周には、ポケット5が設けられており、魚を生かしておくのに用いられるポンプ等を収容できるようになっている。
【0013】
バケツ本体3の内周面の上方には、全周に亘って配される円板状の中蓋(網蓋)20が設けられている。この中蓋20は、メッシュ部20aと制水部20bを備えており、メッシュ部20aを介して水を出し入れでき、制水部20bによってバケツ本体内に収容された水をはね返して外にこぼさないようにしている。この場合、制水部20bは、図3に示すように、円板状の中蓋20の外周領域に亘って一体的に形成しておくことが好ましく、このような位置に形成することで、周辺領域からあふれ出やすい水を効果的に抑制することが可能となる。また、中蓋20の中央部分には、略直径方向にファスナーF2が設けられており、このファスナーF2を開放することで、バケツ本体内に魚や物等が出し入れし易いように構成されている。
【0014】
上記構成において、制水部20bの幅は、水面の乱れによる水はねを外蓋10にはね上がらないように制するのに十分な幅があれば良く、メッシュ部20aの大きさは、バケツ全体を水中に水没させた時、十分な通水が確保できる程度あれば良い。また、ファスナーF2の長さは、バケツ本体3に入れた魚や物を自由に取り出せることを考慮して定められ、外蓋10と中蓋20との間隔は、上述の水漏れが発生しない程度に規定しておけば良い。また、中蓋20についても、EVA,PVC,ターポリン等の柔軟性のある素材で形成することが好ましく、これにより、バケツ全体の折り畳みに影響を与えないようにすることができる。
【0015】
また、前記中蓋20は、バケツ本体3に対して着脱自在に構成することが好ましい。すなわち、中蓋20の外周とバケツ本体3の内周面に、それぞれファスナーF3を配設しておくことで、中蓋20を着脱自在にすることができる。これにより、バケツ本体の水を捨てる際に水切れが良くなると共に、バケツを逆さにして乾かすときに、早く乾燥することができるようになる。
【0016】
なお、図に示す構成では、中蓋全体がバケツ本体に対して着脱可能に構成されているが、中蓋20は、外蓋10のように、ヒンジで取り付けてバケツ本体から外れないようにしても良い。この際、ヒンジは中蓋の縁部の一部に取り付くため、中の水をこぼす際に邪魔になることはない。
【0017】
また、図に示した構成では、各部に配設された着脱手段は、ファスナーF1〜F3によって構成したが、それ以外に、面ファスナー、ボタン、ホック等で代用することも可能である。また、バケツ本体3の形状は、円筒形以外に、方形にする等、適宜変形可能である。
【0018】
上述した構成の釣り用バケツによれば、図4に示すように、バケツ本体内に水を収容した際、揺れ、振動等により水面が乱れても、中蓋20の外周領域に設けられた制水部20bが水はねを効果的に抑制するため、開口部から水がこぼれることを防止できる。この場合、蓋体10を閉塞しておくことで、水漏れを確実に防止することができる。また、制水部20bは、中蓋20と一体的に設けられているため、バケツ本体の内部に突起が無くなり、バケツ本体内の物や魚等の収納性、バケツ内の水を捨てる場合の水切れを損なうこともない。
【0019】
また、全体的に柔軟性を有する素材で形成されているため、折り畳んで持ち運びに便利となり、また、全体構造が簡単であるため、生産コストも安くなる。
【0020】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることは無く、種々変形することが可能である。例えば、中蓋20については、制水部20bを形成する位置、その大きさは適宜変形することができ、制水部についても部分的に孔を形成する等、その構成は適宜変形することが可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明の釣り用バケツによれば、制水部を有する網蓋で水を出し入れできると共に、水を収容した際、揺れ、振動等が生じても、水はねを確実に防止することができる。また、蓋体を閉塞しておくことで水漏れを確実に防止することができる。さらに、本発明の釣り用バケツによれば、中蓋を着脱可能にしたことで、水を捨てる際に水切れが良く、乾燥し易い構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釣り用バケツの一実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示した釣り用バケツの平面図。
【図3】図1に示した釣り用バケツの分解斜視図。
【図4】図2のA−A線に沿った断面図であり、制水部によって、収容した水をはね返す状態を示す図。
【符号の説明】
1 釣り用バケツ
3 バケツ本体
10 蓋体(外蓋)
20 中蓋(網蓋)
20a メッシュ部
20b 制水部
F1〜F3 ファスナー

Claims (2)

  1. 合成樹脂シートから形成され、開口部を有するバケツ本体を備えた釣り用バケツにおいて、
    前記バケツ本体の開口部に、その外周領域に水をはね返してこぼさないようにする制水部を有する網蓋と、この網蓋の上方を被覆しバケツ本体の開口部を塞いで水漏れを防止する開閉可能な別体の蓋体とを設けたことを特徴とする釣り用バケツ。
  2. 前記網蓋は、前記バケツ本体に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の釣り用バケツ。
JP2000232937A 2000-08-01 2000-08-01 釣り用バケツ Expired - Lifetime JP3736834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000232937A JP3736834B2 (ja) 2000-08-01 2000-08-01 釣り用バケツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000232937A JP3736834B2 (ja) 2000-08-01 2000-08-01 釣り用バケツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002045100A JP2002045100A (ja) 2002-02-12
JP3736834B2 true JP3736834B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=18725538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000232937A Expired - Lifetime JP3736834B2 (ja) 2000-08-01 2000-08-01 釣り用バケツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3736834B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102960319A (zh) * 2012-11-13 2013-03-13 宁波杭州湾新区珠峰企业管理服务有限公司 方便携带且用途广泛的渔护
CN108496903A (zh) * 2018-06-14 2018-09-07 泰安狂风渔具有限公司 一种多功能捕鱼装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002045100A (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6105305A (en) Well structure
US4606143A (en) Bait bucket
US3344552A (en) Bait bucket
JP3736834B2 (ja) 釣り用バケツ
US5661924A (en) Method and apparatus for storing and handling live bait
JP3297030B2 (ja) 生き餌用容器
KR20070119510A (ko) 낚시용 물통
JP2000060393A (ja) 魚釣り用餌入れ容器
JP2004215587A (ja) 釣り用バケツ
JP3059831U (ja) 魚釣り用餌入れ容器
KR20070014017A (ko) 낚시용 가방
JP3740422B2 (ja) 撒き餌容器
JP2003250374A (ja) 小動物用かご
JPH04120486U (ja) 釣用魚入れ
JP2010035468A (ja) 釣用小物バッグ
JP4316415B2 (ja) 釣用バケツ
JP3108336B2 (ja) 釣針ケ−ス
JP2520346Y2 (ja) ビ ク
JP3741636B2 (ja) 釣り用バケツ
JP2892580B2 (ja) 友釣り用おとり曳船
JPS6024149Y2 (ja) コマセカゴ
JP3056851U (ja) 魚釣り用餌入れ容器
JP3837369B2 (ja) 生簀袋およびタモ網
JP3092333U (ja) 魚釣りの餌入れ用バッグ
JP3040660U (ja) バケツ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3736834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term