JP3736228B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1台の室外機に複数台の室内機を接続した空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の空気調和装置の電源供給技術としては、図3に示すものがある。以下図面を用いて説明する。
【0003】
図3において、1は室外機、2は冷媒分岐装置、3a,3bは室内機であり、室外機1と冷媒分岐装置2が配管(図示せず)と電線aにより接続され、さらに冷媒分岐装置2と室内機3a,3bがそれぞれ配管(図示せず)と電線b,cにより接続され冷凍サイクル系Aを構成している。室外機1には室外電源入力部11が設けられており、供給電源Bが接続される。
【0004】
この時、冷媒分岐装置2,室内機3a,3bの電源は、室外機1に接続された電線を供給経路として、電源供給が行われる。電源経路には接点開閉手段が設けられていないため、電源供給がなされると全ての機器は常時通電状態となる。
【0005】
また、図4のように1台の室外機1に1台の室内機3を接続する空気調和装置においては、室内機3から電源を供給するものがあるが、室内機3には室内電源入力部31が具備されており、空気調和装置の電源は室内電源入力部31に接続され、室外機1には接続された電線aを経路として供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、1台の室外機に複数台の室内機を接続する場合には、室外機に電源入力部11を設ける必要が生じ、特に、図4に示す室内電源型空気調和装置の室外機1との共用を図ることが難しいという課題を有していた。
【0007】
また、図3においては、室内機3a,3bが全て停止して使用者からの運転指示を待つ状態(以下、待機状態と称す)の場合、室外機1は運転する必要がないにも関わらず電源が供給されており、電力消費がなされているため、待機時の消費電力を容易に低減できないという課題を有していた。
【0008】
本発明はこのような従来の課題を解決するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、空気調和装置に供給する電源を、冷媒分岐装置に入力し、冷媒分岐装置から各機器に供給するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、図1に示すように冷媒分岐装置2に電源入力部21を設け、空気調和装置の電源を冷媒分岐装置2に供給し、冷媒分岐装置2から各機器へと供給するようにしたものである。そして、このことにより室外機1に電源入力部を設ける必要がなくなるため、室内電源型空気調和装置の室外機との共用化が図りやすくなる。
【0011】
また請求項2に記載の発明は、図2に示すように冷媒分岐装置2から室外機1への電源経路aに接点開閉手段4を設け、待機状態には遮断するようにしたものであり、待機時の消費電力を容易に低減することができる。
【0012】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0013】
(実施例1)
図1において、室外機1は配管(図示せず)、電線aによって冷媒分岐装置2に接続され、冷媒分岐装置2には室内機3a,3bが配管(図示せず)、電線b,cによって並列に接続されており、冷凍サイクル系Aが形成されている。冷媒分岐装置2には分岐電源入力部21が設けられており、商用電源である供給電源Bが接続される。
【0014】
これにより、例えば冷房運転時であると、室外機1の圧縮機(図示せず)から吐出された冷媒は、室外熱交換器,減圧装置(いずれも図示せず)を通って冷媒分岐装置2へ流れ、この冷媒分岐装置2の弁装置(図示せず)にて、運転中にある室内機3a,3bへ分流され、室内機3a,3bの室内熱交換器(図示せず)を流れた冷媒は再び冷媒分岐装置2に戻り、室外機への圧縮機へ吸入される。以下、この流れを繰り返し、冷房運転が行われる。ここで、一方の室内機3aが運転されていなければ、冷媒分岐装置2の弁装置は、室内機3a側への冷媒の流れを止める。
【0015】
上記の構成において、室外機1への電源供給は、電源供給部1a(例えば端子台)に接続された冷媒分岐装置2に設けられた電源入力部21を介して供給されるため、室外機1には電源入力部を設ける必要はなくなり、室内電源型空気調和装置の室外機と同じ構成となるため、室外機1の共用化設計が容易になる。
【0016】
(実施例2)
さらに、図2のように冷媒分岐装置2から室外機1への電源経路aに、電流センサ4aにて作動するパワーリレー4を設け、室内機3a,3bが待機状態の場合にパワーリレー4を切断するようにすれば、待機時の消費電力を容易に低減することができる。ここで、図1と同じものについては、同一の番号を付して説明を省略する。
【0017】
なお、上記実施形態では室内ユニット3a,3bを2台としたが、それ以上である場合も同様の効果を得ることができる。
【0018】
また、接点開閉手段としてパワーリレー4を用いたが、同様に電源経路を遮断することができる手段であれば、同等の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1に記載の発明は、冷媒分岐装置に電源入力部を設け、室外機への電源供給を冷媒分岐装置から行うようにすることで、室外機の共用化設計を容易にすることができる。
【0020】
また、請求項2記載の発明のように、室外機への電源経路の途中に接点開閉手段を設け、全ての室内機が待機状態である場合に接点開閉手段を遮断することで、待機時の消費電力を容易に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和装置の構成図
【図2】本発明の他の実施例を示す空気調和装置の構成図
【図3】従来例を示す空気調和装置の構成図
【図4】別の従来例を示す空気調和装置の構成図
【符号の説明】
1 室外機
1a 電源供給部
2 冷媒分岐装置
3,3a,3b 室内機
4 パワーリレー
11 室外電源入力部
21 分岐電源入力部
31 室内電源入力部
A 冷凍サイクル系
B 供給電源
Claims (2)
- 1台の室外ユニットと、前記室外ユニットに配管接続される冷媒分岐装置と、前記冷媒分岐装置に配管接続される複数台の室内ユニットから構成され、前記室外ユニットの供給電源部を、前記冷媒分岐装置に設けられた電源入力部に接続し、さらに前記電源入力部を電源に接続した空気調和装置。
- 上記冷媒分岐装置から室外機への電源供給経路に、上記室内機が全て運転停止状態であれば前記接点開閉手段を遮断する接点開閉手段を設けた請求項1記載の空気調和装置。
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- 1999-09-27 JP JP27239799A patent/JP3736228B2/ja not_active Expired - Lifetime
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