JP3736024B2 - ダブルバランスドミキサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、変調器、復調器などに使用されるダブルバランスドミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のダブルバランスドミキサの構成を、1組の差動増幅回路を用いてなるものを例に取り、図面を参照して説明する。
【0003】
図5において、ダブルバランスドミキサ300は、第1の信号入力端子1、第2の信号入力端子2、第3の信号入力端子3、第4の信号入力端子4と、第1の信号出力端子5、第2の信号出力端子6と、第1の電源端子7、第2の電源端子8、第3の電源端子9と、ダブルバランスドミキサ回路310と、差動増幅回路320と、定電流回路330と、バイアス回路340とを備えてなる。
【0004】
第1の信号入力端子1と第2の信号入力端子2には、互いに位相が180度異なる(以下、互いに逆相と記す)ベースバンド信号(例えば、周波数fb=50kHzの正弦波)が入力される。第3の信号入力端子3と第4の信号入力端子4には、互いに逆相の2つのローカル信号(例えば、周波数fl=1.5GHzの正弦波)が入力される。
【0005】
ダブルバランスドミキサ回路310は、それぞれミキサとしての機能を有する4つの非線形素子であるFETQ12、Q13、Q14、Q15を含む。差動増幅回路320は2つのFETQ16、Q17を含む。定電流回路330はFETQ18を含む。バイアス回路340は差動増幅回路320に接続されている。差動増幅回路320と定電流回路330は直列に接続されており、ダブルバランスドミキサ回路310とともに第1の電源端子7より給電されている。
【0006】
次いで動作を説明する。第1の信号入力端子1より入力されたベースバンド信号は、バイアス回路340を通り、差動増幅回路320のFETQ16のベースに入力される。一方、第2の信号入力端子2より入力された逆相のベースバンド信号は、バイアス回路340を通り、差動増幅回路320のFETQ17のベースに入力される。2つのFETQ16、Q17のドレイン・ソース間に流れる電流の和は、定電流回路330によって一定に規制されている。このためFETQ16、Q17のドレインからは互いに逆相の平衡信号が出力される。FETQ16のドレインから出力された信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路310を構成するFETQ12のソースに、他方は同じくFETQ13のソースにそれぞれ入力される。また、FETQ17のドレインから出た信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路310を構成するFETQ14のソースに、他方は同じくFETQ15のソースにそれぞれ入力される。
【0007】
また、第3の信号入力端子3より入力されたローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路310を構成するFETQ12のゲートに、他方は同じくFETQ15のゲートにそれぞれ入力される。一方、第4の信号入力端子4より入力された、逆相のローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路310を構成するFETQ13のゲートに、他方は同じくFETQ14のゲートにそれぞれ入力される。
【0008】
ダブルバランスドミキサ回路310を構成するFETQ12乃至Q15はそれぞれ、ソースに入力されるベースバンド信号と、ゲートに入力されるローカル信号とを混合し、ドレインから周波数(fl±fb)の側波帯成分を含む変調信号を出力する。FETQ12とQ14のドレインから出力された変調信号は統合されて、第1の信号出力端子5を介して出力される。また、FETQ13とQ15から出力された変調信号は統合されて、第2の信号出力端子6を介して出力される。
【0009】
FETQ12とQ13に入力される信号のうち、ベースバンド信号は同じ第1の信号入力端子1から入力された同相信号であり、また、ローカル信号は、それぞれ第3の信号入力端子3と第4の信号入力端子4から入力された逆相信号であるため、出力される変調信号は信号レベルが等しく、位相は互いに逆相になる。また、FETQ14とQ15に入力される信号についても同様であり、ベースバンド信号は同じ第2の信号入力端子2から入力された同相信号であり、また、ローカル信号は、それぞれ第3の信号入力端子3と第4の信号入力端子4から入力された逆相信号であるため、出力される変調信号は信号レベルが等しく、位相は互いに逆相になる。
【0010】
しかしながら、ダブルバランスドミキサ300においては、電子部品一般に求められている低電圧動作および低消費電力が実現できないという問題点があった。すなわち、ダブルバランスドミキサ回路310は、差動増幅回路320および定電流回路330に直列に接続されており、ダブルバランスドミキサ300を動作させるためには、FETQ12乃至Q18の動作電圧に加えて、バイアス抵抗R1、R2およびチョーク抵抗R3、R4に電流が流れることにより発生する電圧降下を補填できるだけの電圧を第1の電源端子7に与える必要があるため、低電圧動作に対応できない。また、ダブルバランスドミキサ300を動作させるには電流を必要とするため、低消費電力要求に対応できない。
【0011】
そこで、本発明者は、このような問題点を解決し、低電圧動作が可能で、電力を消費しないミキサ装置を発明し、特願平7−189224号において開示した。このミキサ装置の構成を図6を用いて説明する。なお、同図において、図5と同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0012】
ダブルバランスドミキサ400は、第1の信号入力端子1、第2の信号入力端子2、第3の信号入力端子3、第4の信号入力端子4と、第1の信号出力端子5、第2の信号出力端子6と、第1の電源端子7、第2の電源端子8、第3の電源端子9と、ダブルバランスドミキサ回路410と、差動増幅回路420と、定電流回路430と、バイアス回路440を備えている。
【0013】
第1の信号入力端子1と第2の信号入力端子2には、互いに逆相のベースバンド信号が入力される。第3の信号入力端子3と第4の信号入力端子4には、互いに逆相の2つのローカル信号が入力される。
【0014】
ダブルバランスドミキサ回路410は、それぞれミキサとしての機能を有する4つの非線形素子であるFETQ12、Q13、Q14、Q15を含む。差動増幅回路420は2つのFETQ16、Q17を含む。定電流回路430はFETQ18を含む。バイアス回路440は差動増幅回路420に接続されている。差動増幅回路420と定電流回路430は直列に接続されており、ダブルバランスドミキサ回路410とともに第1の電源端子7より給電されている。
【0015】
次いで動作を説明する。第1の信号入力端子1より入力されたベースバンド信号は、バイアス回路440を通り、差動増幅回路420のFETQ16のベースに入力される。一方、第2の信号入力端子2より入力された逆相のベースバンド信号は、バイアス回路440を通り、差動増幅回路420のFETQ17に入力される。差動増幅回路420の2つのFETQ16、Q17のドレイン・ソース間に流れる電流の和は、定電流回路430によって一定に規制されている。このためFETQ16、Q17のドレインからは互いに逆相の平衡信号が出力される。FETQ16のドレインから出力された信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路410を構成するFETQ13のドレインに、他方は同じくFETQ15のドレインにそれぞれ入力される。またFETQ17のドレインから出た信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路410を構成するFETQ12のドレインに、他方は同じくFETQ14のドレインにそれぞれ入力される。
【0016】
また、第3の信号入力端子3より入力されたローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路410を構成するFETQ12のゲートに、他方は同じくFETQ15のゲートにそれぞれ入力される。一方、第4の信号入力端子4より入力された、逆相のローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路410を構成するFETQ13のゲートに、他方は同じくFETQ14のゲートにそれぞれ入力される。
【0017】
ダブルバランスドミキサ回路410を構成するFETQ12乃至Q15はそれぞれ、ドレインに入力されるベースバンド信号と、ゲートに入力されるローカル信号とを混合し、ドレインから周波数(fl±fb)の側波帯成分を含む変調信号を出力する。FETQ12とQ13のドレインから出力された変調信号は、それぞれ結合コンデンサC5、C6を経由して統合され、第1の信号出力端子5に出力される。また、FETQ14とQ15から出力された変調信号は、それぞれ結合コンデンサC7、C8を経由して統合され、第2の信号出力端子6に出力される。
【0018】
FETQ12とQ13、Q14とQ15のドレインにはそれぞれ位相が逆相のベースバンド信号が入力されているので、結合コンデンサC5乃至C8は、変調信号に対してはローインピーダンス(短絡)、ベースバンド信号に対してはハイインピーダンス(開放)となる値に設定してあり、ベースバンド信号同士が打ち消し合うことを防いでいる。
【0019】
FETQ12とQ14に入力される信号のうち、ベースバンド信号は同じ第2の信号入力端子2から入力された同相信号であり、またローカル信号は、それぞれ第3の信号入力端子3と第4の信号入力端子4から入力された逆相信号であるため、出力される変調信号は信号レベルが等しく、位相は互いに逆相になる。ここで、FETQ12とQ14を接続する経路に、変調信号の周波数でインピーダンスが大きくなるように、チョークインダクタL1、L3を付加している。これにより、FETQ12とQ14のドレインが短絡することがなく、変調信号が互いに打ち消し合うことで出力が出なくなることが防止される。また、FETQ13とQ15についても、同様の効果を得るためにチョークインダクタL2、L4を付加している。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上記ダブルバランスドミキサをIC化する場合、チョークインダクタも含めてIC化する必要がある。しかしチョークインダクタをICに含めると、ICのチップ面積が増大し、コストアップにつながるという問題があった。
【0021】
そこで本発明では、ICのチップ面積を増大させず、低コストのダブルバランスドミキサを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ベースバンド信号の入力と、変調出力の取り出しが、非線形素子の同じ端子に接続されるミキサを2組4個使用してダブルバランス構成にしたダブルバランスドミキサにおいて、
前記ベースバンド信号を低電流回路に接続される2組の差動増幅回路を用いて2組の平衡信号としたことを特徴とする。
【0023】
請求項2に係る発明は、前記2組の差動増幅回路に必要な定電流回路を、1つの定電流回路で構成したことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は2組の差動増幅回路を用いたダブルバランスドミキサの構成を示す回路である。なお、同図において、従来のダブルバランスドミキサと同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0025】
ダブルバランスドミキサ100は、第1の信号入力端子1、第2の信号入力端子2、第3の信号入力端子3、第4の信号入力端子4と、第1の信号出力端子5、第2の信号出力端子6と、第1の電源端子7、第2の電源端子8、第3の電源端子9と、ダブルバランスドミキサ回路110と、差動増幅回路120、130と、定電流回路140、150と、バイアス回路160を備えている。
【0026】
第1の信号入力端子1、第2の信号入力端子2には、互いに逆相のベースバンド信号(例えば、周波数fb=50kHzの正弦波)が入力される。第3の信号入力端子3、第4の信号入力端子4には、互いに逆相の2つのローカル信号(例えば、周波数fl=1.5GHzの正弦波)が入力される。
【0027】
ダブルバランスドミキサ回路110は、4つの非線形素子であるFETQ1乃至Q4を含む。ここで、FETQ1乃至Q4は従来と同様にそれぞれミキサとしての機能を有する。差動増幅回路120、130は、それぞれ2つずつのFETQ5、Q6、Q7、Q8を含む。定電流回路140、150は、それぞれFETQ9、Q10を含む。差動増幅回路120と130にはバイアス回路160が接続されている。差動増幅回路120と定電流回路140、差動増幅回路130と定電流回路150はそれぞれ直列に接続されており、ダブルバランスドミキサ回路110とともに第1の電源端子7より給電されている。
【0028】
続いて動作を説明する。第1の信号入力端子1より入力されたベースバンド信号は、バイアス回路160を通った後、2つに分けられ、一方は差動増幅回路120のFETQ5を、他方は差動増幅回路130のFETQ8を経由して、ダブルバランスドミキサ回路110を構成するFETQ2、Q4のドレインにそれぞれ入力される。一方、第2の信号入力端子2より入力された逆相のベースバンド信号は、バイアス回路160を通った後、2つに分けられ、一方は差動増幅回路120のFETQ6を、他方は差動増幅回路130のFETQ7を経由して、ダブルバランスドミキサ回路110を構成するFETQ1、Q3のドレインにそれぞれ入力される。
【0029】
また第3の信号入力端子3より入力されたローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路110を構成するFETQ1のゲートに、他方は同じくFETQ4のゲートにそれぞれ入力される。一方、第4の信号入力端子4より入力された、逆相のローカル信号は、2つに分けられ、一方はダブルバランスドミキサ回路110を構成するFETQ2のゲートに、他方は同じくFETQ3のゲートにそれぞれ入力される。
【0030】
ダブルバランスドミキサ回路110を構成するFETQ1乃至Q4はそれぞれ、ドレインに入力されるベースバンド信号と、ゲートに入力されるローカル信号とを混合し、ドレインから周波数(fl±fb)の側波帯成分を含む変調信号を出力する。FETQ1とQ2のドレインから出力された変調信号は、それぞれ結合コンデンサC1、C2を経由して統合され、第1の信号出力端子5に出力される。また、FETQ3とQ4から出力された変調信号は、それぞれ結合コンデンサC3、C4を経由して統合され、第2の信号出力端子6に出力される。
【0031】
FETQ1とQ2、Q3とQ4のドレインにはそれぞれ位相が逆相のベースバンド信号が入力されているので、結合コンデンサC1乃至C4は、変調信号に対してはローインピーダンス(短絡)、ベースバンド信号に対してはハイインピーダンス(開放)となる値に設定してあり、ベースバンド信号同士が打ち消し合うことを防いでいる。
【0032】
このようにダブルバランスドミキサを構成することにより、ダブルバランスドミキサ回路110のFETQ1乃至Q4のドレインは、それぞれ差動増幅回路120、130に接続され、この際、差動増幅回路120、130の出力インピーダンスが大きいため、結果的にFETQ1とQ3、Q2とQ4を結ぶ経路のインピーダンスが高くなるもので、インピーダンスを大きくするためのチョークインダクタは不要になる。
【0033】
図2に本発明の他の実施例を示す。図1との違いは、図1では2つの差動増幅回路120、130に対して、それぞれ定電流回路140、150を直列に接続していたのに対して、図2の実施例では、1つの定電流回路170を差動増幅回路120、130の接続点に接続して対応していることである。なお、図2において、他の回路構成は図1に示した構成と同じであり、図1と同一番号を付し、その説明は省略する。本実施例の回路によれば、図1の回路構成に比べ、回路部品の削減を図ることができ、IC化時の回路面積を減らすことができる。
【0034】
ここで、実際にIC化を実施した結果の一例を次に示す。図5の従来例をIC化すると、チップ面積は、2.303mm×1.860mmとなるのに対し、図1に示した回路例をIC化すると、チップ面積は、1.264mm×1.277mmとなり、面積は従来の40%以下になる。
【0035】
また、本願発明者は図3に示す試験回路を用いてダブルバランスドミキサの性能を試験した。この試験において、ベースバンド信号の条件は50kHz,300mVp−p、ローカル信号の条件は1.5GHz、−15dBmとした。この結果、第1の信号出力端子5の出力のスペクトラム特性を図4に示す。図4において、α1、α2は変調信号内の必要な信号成分(ローカル信号周波数±ベースバンド信号周波数)を示し、β0は変調信号内の不要なローカル信号成分を示し、β1〜β8は不要な高調波成分を示している。このグラフからも明らかなように、必要な信号成分と不要な信号成分の差である不要波抑圧度が、30dBc以上の良好な結果が得られていることが分かる。
【0036】
なお、上述の実施例では、非線形素子としてFETを使用していたが、バイポーラトランジスタなどの別の非線形素子を使用してもよい。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に係るダブルバランスドミキサによれば、2組の差動増幅回路を用いることで、ミキサを構成するFET間のインピーダンスを高くしてFET間の短絡を防止することができ、ダブルバランスドミキサ回路内にチョークインダクタを構成する必要が無くなり、IC化するときの面積を減らし、コストダウンを図ることが可能になる。
【0038】
請求項2に係るダブルバランスドミキサによれば、定電流回路を1個減らすことができるもので、ダブルバランスドミキサ回路の部品点数を削減することができ、IC化するときの面積を減らし、コストダウンを図ることが可能になる。また、定電流回路を2個使用する場合に問題となる、2つの定電流回路間の特性差の影響が無くなり、回路の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるダブルバランスドミキサの構成を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例にかかるダブルバランスドミキサの構成を示す回路図である。
【図3】本発明の性能試験用の試験回路図である。
【図4】性能試験における第1の信号出力端子からの出力のスペクトラム特性を示す特性図である。
【図5】従来のダブルバランスドミキサの構成を示す回路図である。
【図6】従来の他のダブルバランスドミキサの構成を示す回路図である。
【符号の説明】
100、200…ダブルバランスドミキサ
110…ダブルバランスドミキサ回路
120、130…差動増幅回路
140、150、170…定電流回路
Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10…FET
Claims (2)
- ベースバンド信号の入力と、変調出力の取り出しが、非線形素子の同じ端子に接続されるミキサを2組4個使用してダブルバランス構成にしたダブルバランスドミキサにおいて、
前記ベースバンド信号を定電流回路に接続される2組の差動増幅回路を用いて2組の平衡信号としたことを特徴とするダブルバランスドミキサ。 - 前記2組の差動増幅回路に接続される定電流回路を、1つの定電流回路で構成したことを特徴とする請求項1に記載のダブルバランスドミキサ。
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