JP3734184B2 - 封緘ラベル連続体の製造方法 - Google Patents

封緘ラベル連続体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3734184B2
JP3734184B2 JP26242195A JP26242195A JP3734184B2 JP 3734184 B2 JP3734184 B2 JP 3734184B2 JP 26242195 A JP26242195 A JP 26242195A JP 26242195 A JP26242195 A JP 26242195A JP 3734184 B2 JP3734184 B2 JP 3734184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
base material
cut
sealed
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26242195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08137397A (ja
Inventor
坂 昇 三 大
Original Assignee
株式会社ペッター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ペッター filed Critical 株式会社ペッター
Priority to JP26242195A priority Critical patent/JP3734184B2/ja
Publication of JPH08137397A publication Critical patent/JPH08137397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3734184B2 publication Critical patent/JP3734184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、封緘ラベル連続体の製造方法に関し、特に、たとえばおにぎり等の包装フィルム材の封緘に用いられる封緘ラベル連続体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるノンセパ型と称する剥離紙を有しない封緘ラベルとしては、耐熱性を有するポリエステルの裏面にディレードタック型の熱接着性接着剤からなる接着剤層を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようないわゆるホットメルトタイプの接着剤層を形成したものの場合は、もともと剥離紙を使わないでも巻き重ねて利用することができる。すなわち、加熱して熱接着性接着剤を溶融させて感圧性を付与する前は、接着性を有しないため、ロール状に巻き重ねても接着することがない。ところが、この従来のノンセパ型ラベルは、製造設備がいきおい大型にならざるを得ず、設備投資が嵩み、また、熱接着性接着剤を活性化させるために加熱しなければならないためにラベル基材としてポリエステル等の耐熱性に優れたものを選ばざるを得ず、たとえば極薄テープ状の封緘ラベル連続体等のように耐熱性の小さいものには対応できない。また、接着剤層を形成する接着剤に含まれる成分によって影響を受けないものを選択しなければならない等、その選択の幅が極めて限定されたものになる。一方、おにぎり等の包装体に貼付した後、開封をする場合において、封緘ラベルが切断し易く、開封を容易に行うことができるラベルが要望されている。
【0004】
それゆえに、この発明は、ラベル基材や粘着剤層の選択の幅を拡げ、多品種小ロットの生産が可能で、開封を容易にすることができる、封緘ラベル連続体の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項の封緘ラベル連続体の製造方法は、少なくともその一方の表面が剥離性を有する工程シートの剥離性を有する表面に粘着剤層を形成するステップ1と、
前記粘着剤層が転移して粘着される裏面を備える長尺状のラベル基材の裏面と前記工程シートの粘着剤層とを重ね合わせるステップと、
前記ラベル基材切断されて封緘ラベルとなる部分の一辺から他辺にわたって連続的に且つ間欠的に切れ目を形成するステップと、
前記ラベル基材の表面に剥離層を形成するステップと、
前記工程シートのみを前記ラベル基材の裏面の転移した粘着剤層表面より剥離するステップと、
前記剥離層と前記粘着剤層とが対向して仮着するように、ラベル基材を巻き重ねるステップとを含む、封緘ラベル連続体の製造方法であって、
テップ番号順に順次各ステップが行われる、封緘ラベル連続体の製造方法である。
【0006】
請求項の封緘ラベル連続体の製造方法は、ステップは、ラベル基材の長手方向に、切れ目を形成する、請求項に記載の封緘ラベル連続体の製造方法である。
【0007】
請求項の封緘ラベル連続体の製造方法は、ステップは、ラベル基材の封緘ラベルとなる部分に切れ目が形成されるように、ラベル基材の幅方向に間隔をおいて切れ目を形成する、請求項に記載の封緘ラベル連続体の製造方法である。
【0008】
請求項の封緘ラベル連続体の製造方法は、ステップ3とステップ4の間に印刷層を形成するステップを含む、請求項に記載の封緘ラベル連続体の製造方法である。
【001
【作用】
請求項の発明によれば、ラベル基材の剥離層側と粘着剤層側とが対向して仮着するようにラベル基材を巻き重ねるので、巻き重ねられたラベル基材は巻き戻される。
【001
請求項の発明によれば、ラベル基材の長手方向に、切れ目が形成される。
【001
請求項の発明によれば、ラベル基材の幅方向に、切れ目が形成される。
【001
請求項の発明によれば、剥離層が形成される前に印刷層を形成する。
【001
【発明の効果】
請求項の発明によれば、工程シートの剥離性を有する表面に形成された粘着剤層と、粘着剤層が転移して接着される表面を備える長尺状ラベル基材の表面とが重ね合わされ、常温にて、粘着剤層が工程シートの表面より長尺状ラベル基材の裏面に転移されるので、比較的耐熱性の小さい極薄のラベル基材であっても、粘着剤層を形成することができる。また、粘着剤層を形成する粘着剤がエマルジョン状のときに含んでいた溶剤が除去された状態で工程シートの表面から転移させて粘着剤層を形成するので、溶剤等によってラベル基材に影響を及ぼすことがない。それゆえに、ラベル基材および粘着剤層を形成する粘着剤の選択の幅がきわめて広くなり、また、多品種少量の生産に適する。また、工程シートは、何回も用いることができるので、ゴミとならず資源の再利用を図ることができる。
【0016
請求項の発明によれば、ラベル基材の長手方向に、切れ目が形成される。
【0017
請求項の発明によれば、ラベル基材の幅方向に、切れ目が形成される。
【0018】
請求項4の発明によれば、請求項1のような効果を奏する上に、さらに印刷層および剥離層を初期の目的とする部位に適宜形成することができ、きわめて有用である。
【0019
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【002
【発明の実施の形態】
図1は、この発明にかかる製造方法により製造された封緘ラベル連続体を示す図であり、そのうち、(A)は、その斜視図であり、(B)は、その断面図である。
【002
の封緘ラベル連続体10は、複数の封緘ラベル12が帯状に連続して形成されたものであり、それぞれ各封緘ラベル12の境界において切断して各々1枚の細片化された封緘ラベル12として用いられるものである。
【002
封緘ラベル連続体10は、長尺状のラベル基材14を含む。ラベル基材14としては、たとえば紙、合成紙、セロファン、ポリスチレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムまたはシート、あるいはアルミホイル等の長尺帯状体があげられるが、ミシン目等の切れ目のない長尺帯状の封緘ラベル連続体10を各封緘ラベル12にカットするために、手あるいはカッター等の機械器具で切断することができるような素材である必要性がある。なお、この実施形態では、ラベル基材14幅方向に所定間隔を置いてミシン目16を形成した。これは、ミシン目16より所定の細片の封緘ラベル12に切断できるようにするためである。また、ミシン目16の両端部には、切欠き18が形成される。この切欠き18は、光学センサを用いて封緘ラベル12の位置を検知する場合に、封緘ラベル12が検知しやすくなるという効果を奏し、封緘ラベル連続体10を、それぞれ各封緘ラベル12の境界において切断して各々1枚の封緘ラベル12として用いて、連続的に被封緘体の封緘を行うときに有用である。
【002
そして、ラベル基材14には、厚み方向に貫通するようにして、たとえば2本の連続的かつ間欠的な切れ目20が形成される。二本の切れ目20は、図1に示すように封緘ラベル12の長手方向の一端から他端にわたって形成される。これらの切れ目20は、封緘ラベル12を切断して開封する際、封緘ラベル12を切断しやすくするためのものである。二つの切れ目20の長手方向一端近傍に、たとえば、上辺が短く形成された略梯形のつまみ22が形成される。このつまみ22は、封緘ラベル12を包装体に貼付した後、ラベル基材14を切断して開封する際につまみ持つことができるようにして、切れ目20に沿って切断することを容易にするためのものである。また、ラベル基材14の裏面には転移して粘着剤層24が形成される。この粘着剤層24は、各封緘ラベル12に粘着力を与えるためのものであり、たとえばアクリル共重合樹脂、ゴム系接着剤等の公知の粘着剤が用いられる。
【0024
なお、図1図示例においては、二つの切れ目20を封緘ラベル12の長手方向の一端から他端にわたって形成したが、図2(A)、(B)に示すように、封緘ラベル12の幅方向や斜め方向に形成してもよいし、また、図2(C)に示すように、一本のみ切れ目20を形成してもよい。このような切れ目により、封緘ラベル12を切断して開封する際、封緘ラベル12を切断しやすくできる。
【0025
また、図1図示例においては、つまみ22は封緘ラベルの端縁より突出しないように形成されているが、図2(A)に示すように、封緘ラベル12の端縁より外側に突出するように形成されてもよい。また、つまみ22の形状は、上辺が短く形成された略梯形に限らず、三角形状等の摘み易い形状に形成されればよい。
【0026
そして、図1図示例においては、二つの切れ目20の間およびつまみ22部分のラベル基材14の裏面には粘着剤層24は形成されていない。これは、封緘ラベル12を切断するとき、つまみ22を爪などにより被封緘体より剥離させることなく、摘み持つことができるようにするためであり、また、二つの切れ目20の間の封緘ラベル12が、粘着剤層24の粘着力により破断することなく、切れ目20に沿って容易に切断できるようするためである。したがって、二つの切れ目20の間およびつまみ22部分のラベル基材14の裏面には粘着剤層24は形成されても、封緘ラベル12を容易に切断することができる。
【0027
ラベル基材14の表面側には感熱発色層26が形成される。この感熱発色層26は、たとえば透明または単色のロイコ染料、酸性物質および結着剤の混合物を含む感熱発色剤を塗布乾燥することによって形成される。この場合、ロイコ染料としては、たとえば、クリスリタルバイオレットラクトン、3−インドリノ−3−P−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、2−ジエチルアミノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−P−ブチルアニリノフルオランなどがあげられる。
【0028
また、酸性物質としては、たとえば、2,2−ビス(4′−オキシフェニル)プロパン、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキシアセトフェノン、2,2′−ジヒドロキシジフェニル、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′イソプロピリデンジフェノール、4,4′−イソプロピリデンビス(2−クロルフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチルフェノール)、4,4′−エチレンビス(2−メチルフェノール)、4,4′−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)等があげられる。
【0029
さらに、結着剤としては、たとえば、ポリビニルアルコール、メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、デンプン、ゼラチン、ポリスチレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の水溶性あるいは水性エマルジョンなどがあげられる。この感熱発色層26は、プリンターのサーマルヘッド等が加熱することによって発色させることができる。
【003
ラベル基材14の感熱発色層26側表面の一部には、たとえば文字、模様、記号などを表示するための印刷層28が形成されている。この印刷層28は、一般的な印刷インキを用い、平版、凸版あるいはオフセット印刷その他の公知印刷方法により印刷して形成される。
【003
ラベル基材14の表面側、すなわち感熱発色層26および印刷層28の表面上には、剥離剤を印刷塗布して剥離剤層30が形成される。この剥離剤層30を形成する剥離剤としては、たとえば、UVシリコン(いわゆる紫外線硬化型のシリコン)やEBシリコン(いわゆる電子線硬化型のシリコン)のように紫外線や電子線でキュアされ、感熱発色層26に影響を及ぼさないようなシリコン樹脂等を含む剥離剤が選択されるのがよい。
【003
なお、封緘ラベル連続体10は、図1(A)に示すように、封緘ラベルとして使用する前は、剥離剤層30側と粘着剤層24が対向して仮着するように、ラベル基材14がロール状に密に巻き重ねられている。
【003
さらに、図3〜図5を参照しながら、図1に示す封緘ラベル12の使用状態を説明する。この封緘ラベル12が適用される被封緘体2は、略三角形の袋状に形成されており、内部に袋内部形状に適応した形状のおにぎり等を入れて、開封口を折り重ねて用いられるものである。この封緘ラベル12は、図3に示すように、折り重ねられて最上部に位置された開封口の端縁3に、切れ目20が沿うように貼付され被封緘体2を封緘する。なお、図3においては、二本の切れ目20の間、略中央に開封口の端縁3に位置するように貼付されているが、二つの切れ目20の間に端縁3が位置するように貼付されればよい。
【0034
被封緘体40を開封する場合は、図4に示すように、二つの切れ目20間の一端に形成されたつまみ22を、摘み引っ張ることにより、切れ目20に沿って封緘ラベル12が切断され、被封緘体40を容易に開封することができる。
【0035
図5は、図2(B)に示す別封緘ラベルの使用状態を示す図解図である。このは、図1に示すと比べて、二つ切れ目20が長手方向一辺から幅方向斜めに延びるように形成されている。そして、つまみ22は、それに伴い幅方向斜めに形成されている。この封緘ラベルによれば、折り重ねられ最上部に位置された端縁4が、斜めとなる被封緘体3を封緘することができ、且つ容易に開封することができる。
【0036
このように、この発明にかかる封緘ラベルは、切れ目14を封緘する被封緘体の端縁の形状にあわせて形成することにより、どのような被封緘体においても図1に示す封緘ラベルと同様な効果を得ることができる。たとえば、図2(A)に示す封緘ラベルでは、ラベル12の封緘位置の縦方向に端縁が位置される被封緘体に使用されればよい。また、図2(C)に示す封緘ラベルにおいても、図2(A)に示す封緘ラベルと同様であるが、切れ目14は端縁の近傍に沿うように貼付されればよい。
【0037
引き続き、図1に示す封緘ラベルの製造方法の一例について、図6および図7を用いて説明する。
【0038
まず、ロール状に巻き重ねられた紙、フィルムまたはシート状のプラスチック等からなる長尺帯状の工程シート32をロール状に巻き重ねられたものを準備する。この工程シート32は、製造工程においてのみ用いられるものであり、完成した封緘ラベル連続体10には残存しないものである。そして、工程シート32の表面にはシリコン樹脂あるいはフッソ樹脂等の剥離剤を印刷・塗布され、剥離性を有する剥離層32aが形成されている。
【0039
次に、この工程シート32の剥離層32aの表面に粘着剤層24を形成する粘着剤34を印刷・塗布するのであるが、この接着剤塗布装置100は、2本のローラ102aおよび102bを含む。ローラ102aは、その下部がパン104に溜めた粘着剤30に浸漬されている。したがって、ローラ102aおよび102bを回転させることによって、その部位に導かれた工程シート32の剥離層32a表面に、粘着剤34が印刷塗布される。なお、接着剤塗布装置としては、グラビアロールコーター、リバースロールコーター、エアーナイフコーター等の塗布装置を用いてもよく、また、スクリーン印刷機等の公知の印刷機を用いてもよい。
【004
そして、粘着剤34が印刷塗布された工程シート32は、たとえばヒーターを含むドライヤー106に導かれる。ドライヤー106では工程シート32に印刷塗布された粘着剤34が乾燥されて粘着剤層24として形成される。粘着剤34として、EVA系、酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含む粘着剤あるいは塩酸ビ、ウレタン、アクリル等からなる溶剤型粘着剤を用いる場合は、乾燥機を用い、ゴム系、EVA系のホットメルト型粘着剤を用いる場合は、冷却機を用いる。
【004
このように粘着剤層24が形成された工程シート32の剥離層32a側に、ラベル基材14となる原紙14aが積層される。原紙14aは、工程シート32と同じ幅に形成され、粘着剤層26側と積層される面と反対側の表面には、すでに感熱発色層26が形成されている。
【004
このように、工程シート32、粘着剤34の層およびラベル基材14とが積層された積層物は、次の印刷等の工程に導く前に、積層された状態で予め最終製品たる封緘ラベル連続体10の幅とほぼ近似した幅となるように、そして、ミシン目16、切欠き18、切れ目20およびつまみ22を形成するためにスリッタ108でスリットされ、スリット後にロール状に巻き重ねられる。
【004
この工程シート32とラベル基材14の連続体とが粘着剤34の層をもって積層し仮着されてなる積層物36はロール状に巻き重ねられ、積層物36はロール状に巻き重ねられた状態において、図7に示す次工程の印刷および剥離剤塗布装置に導かれる。
【0044
次に、積層物36の積層ロール状に巻き重ねられたロール状積層物36は、図7に示す製造装置に装填され、積層物36を巻き戻して、印刷層28を形成するための印刷装置110に導かれる。この印刷装置110は、各封緘ラベル12を構成する表示部を印刷するものであり、たとえば商品名等の文字や適宜な図柄等からなる画線を平版、凸版あるいはオフセット印刷等の公知の印刷装置によって印刷するものである。
【0045
引き続き、印刷層28が形成された積層物36は、ラベル基材14の印刷層28の表面に剥離剤層18を形成するための剥離剤塗布装置120に導かれる。この剥離剤塗布装置120は、メインローラ122aと該メインローラ122aに対向して設けられたローラ122bを含む。そして、メインローラ122aは、その下部がパン124に溜められた剥離剤38に浸漬されており、メインローラ122aとローラ122bとに挟まれている積層物36のラベル基材14の表面にメインローラ122aで剥離剤38が塗布される。そして、剥離剤38が印刷塗布された積層物36は、たとえばヒーターを含む乾燥機126に移動される。乾燥機126では、積層物に印刷塗布された剥離剤38が乾燥されて剥離剤層18として形成される。そして、剥離剤層18と積層物36が積層されてなる封緘ラベル連続体10は、次に工程シート除去装置130に導かれる。工程シート除去装置130は、ローラ132を含み、積層物36の粘着剤層24表面より工程シート32を剥離し、別途再利用できるようにロール状に巻き取られる。
【0046
一方、封緘ラベル連続体10を構成する積層物は、さらに最適な封緘ラベル連続体10の幅となるようにスリッタ140で両側縁をあるいは一方側縁を切断加工しながら、ロール状に巻き重ねられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる製造方法により製造された封緘ラベル連続体を示す図であり、(A)は、その斜視図であり、(B)は、その断面図である。
【図2】この発明の別の封緘ラベルを示す平面図である。
【図3】図1に示す封緘ラベルの使用状態を示す図解図である。
【図4】図1に示す封緘ラベルが、切断され開封される状態を示す図解図である。
【図5】図2(B)に示す別封緘ラベルの使用状態を示す図解図である。
【図6】図1に示す封緘ラベルの製造方法の一例を示す図解図であり、その前半の工程を示す。
【図7】図1に示す封緘ラベルの製造方法の一例を示す図解図であり、その後半の工程を示す。
【符号の説明】
2 被封緘体
3 端縁
4 被封緘体
5 端縁
10 封緘ラベル連続体
12 封緘ラベル
14 ラベル基材
16 ミシン目
18 切欠き
20 切れ目
22 つまみ
24 粘着剤層
26 感熱発色層
28 印刷層
30 剥離剤層
32 工程シート
32a 剥離層
34 粘着剤
36 積層物
38 剥離剤
100 接着剤塗布装置
102 ローラ
104 パン
106 ドライヤー
108 スリッタ
110 印刷装置
120 剥離剤塗布装置
122 メインローラ
124 パン
126 乾燥機
130 工程シート除去装置
132 ローラ
140 スリッタ

Claims (4)

  1. 少なくともその一方の表面が剥離性を有する工程シートの剥離性を有する表面に粘着剤層を形成するステップ1と、
    前記粘着剤層が転移して粘着される裏面を備える長尺状のラベル基材の裏面と前記工程シートの粘着剤層とを重ね合わせるステップ2と、
    前記ラベル基材が切断されて封緘ラベルとなる部分の一辺から他辺にわたって連続的に且つ間欠的に切れ目を形成するステップ3と、
    前記ラベル基材の表面に剥離層を形成するステップ4と、
    前記工程シートのみを前記ラベル基材の裏面の転移した粘着剤層表面より剥離するステップ5と、
    前記剥離層と前記粘着剤層とが対向して仮着するように、ラベル基材を巻き重ねるステップ6とを含む、封緘ラベル連続体の製造方法であって、
    ステップ番号順に順次各ステップが行われる、封緘ラベル連続体の製造方法。
  2. ステップ3は、ラベル基材の長手方向に、切れ目を形成する、請求項1に記載の封緘ラベル連続体の製造方法。
  3. ステップ3は、ラベル基材の封緘ラベルとなる部分に切れ目が形成されるように、ラベル基材の幅方向に間隔をおいて切れ目を形成する、請求項1に記載の封緘ラベル連続体の製造方法。
  4. ステップ3とステップ4の間に印刷層を形成するステップを含む、請求項1に記載の封緘ラベル連続体の製造方法。
JP26242195A 1994-09-14 1995-09-13 封緘ラベル連続体の製造方法 Expired - Fee Related JP3734184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26242195A JP3734184B2 (ja) 1994-09-14 1995-09-13 封緘ラベル連続体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-247188 1994-09-14
JP24718894 1994-09-14
JP26242195A JP3734184B2 (ja) 1994-09-14 1995-09-13 封緘ラベル連続体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08137397A JPH08137397A (ja) 1996-05-31
JP3734184B2 true JP3734184B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=26538112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26242195A Expired - Fee Related JP3734184B2 (ja) 1994-09-14 1995-09-13 封緘ラベル連続体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3734184B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6635334B1 (en) * 2000-08-08 2003-10-21 3M Innovative Properties Company Cloth-like polymeric films
JP2002132161A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Dainippon Printing Co Ltd 筒状ラベル
JP5187948B2 (ja) * 2008-03-17 2013-04-24 株式会社サトー知識財産研究所 値下げ用台紙なしラベル
JP5713356B2 (ja) * 2012-06-25 2015-05-07 大阪シーリング印刷株式会社 封緘セット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08137397A (ja) 1996-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5855722A (en) Label continuum and producing method thereof
US6030482A (en) Label continuum and producing method thereof
US4285999A (en) Method and apparatus involving adhesive backed photographs
US5174605A (en) Labels and manufacture thereof
JP3734184B2 (ja) 封緘ラベル連続体の製造方法
JP3415973B2 (ja) ラベル連続体の製造方法
JP3669446B2 (ja) 接着テープ
JP3712705B2 (ja) 感熱発色ラベルの連続体
JP3734185B2 (ja) ラベル連続体の製造方法
JP3734181B2 (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JP3423122B2 (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JP3806455B2 (ja) ラベル連続体の製造方法
JPH0895493A (ja) 接着テープおよびその製造方法
JP2002258755A (ja) ラベル連続体
JP3403872B2 (ja) 感熱発色ラベルの連続体およびその製法
JPH08137392A (ja) ラベル連続体
JPH08134414A (ja) 接着テープおよびその製造方法
JPH08134412A (ja) 接着テープおよびその製造方法
JPH08137399A (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JPH08134410A (ja) 接着テープおよびその製造方法
JPH08137402A (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JPH08137400A (ja) ラベル連続体およびその製造方法
JPH0966962A (ja) パック材およびその製造方法
JPH08134413A (ja) 接着テープおよびその製造方法
JPH0310283A (ja) ラベル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees