JP3733146B2 - マーク地の縁縫い方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はマーク地の縁縫い方法、即ちマークカッターで切断したマーク地をユニフォーム等の地布に刺しゅう機により縫い付けるマーク地の縁縫い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マーク地の縁縫い作業、即ちマークカッターで切断したマーク地をユニフォーム等の地布に刺しゅう機により縫い付ける一連の作業を行う場合、まず地布を刺しゅう枠に取り付け、マーク地を仮止めする位置を示すため、地布にマーク地の外形と同じ大きさの輪郭縫いを行う。次に地布を刺しゅう枠から外し、この地布にマークカッターで切断したマーク地をアイロン等で加熱しながら接着剤で仮止めし、マーク地を仮止めした地布を刺しゅう枠に対してマーク地が前記した輪郭縫い時と同じ傾き角となるように取り付け、刺しゅう枠を移動させて、マーク地の縫製開始位置を位置決めした後、刺しゅう機による縁縫いによりマーク地を地布に縫い付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の方法によると、マーク地の縁縫い作業の終了までに、刺しゅう枠に2回も地布を取り付けて縫製することが必要であったので、第1に地布へのマークの縫い付け作業の時間が掛かり、第2にマーク地を仮止めした地布を第1回目の刺しゅう枠への取り付け角度に対して第2回目の取り付け角度を同じになるようにしないとマーク地と縁縫い位置が一部でずれるといった問題が発生し、課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所望のサイズに拡縮されて切断されたマ−クを刺しゅう機で地布に縫い付ける方法に関し、マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する輪郭と複数の切り込み部が形成された所望のサイズに拡縮されたマークを切断するステップと、切断されたマ−クを地布の所望の位置に固定すると共に該地布を刺しゅう枠に取り付けるステップと、前記刺しゅう枠を刺しゅう機の針に関して移動させて前記マークの複数の切込み部を順次前記針に合致させて前記切込み部の座標を入力するステップと、該切込み部の座標から取り付けられたマークの位置、大きさ、取付傾きを演算するステップと、該演算結果に基づいて前記マ−クの輪郭縁縫いデータを取り付けられたマークに対応するように補正するステップと、補正されたマ−クの輪郭縁縫いデ−タを使用して刺しゅう機において前記マ−クを前記地布に縫い付けるステップとから成るマ−ク地の縁縫い方法により課題を解決することができた。
さらに、前記マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する、輪郭と複数の切り込み部が形成されたマークを切断するステップがマ−クカッタ−を使用して形成されるようにしたことにより課題を解決することができた。
また、前記マ−クをマ−クカッタ−を使用して切断する場合においてマークの輪郭の所望の位置にマークの輪郭データに関連して複数の切り込み部を指定すると共に指定された切り込み部座標を刺繍縫いデータの輪郭データに関連する基準位置座標として記憶するようにしたことにより課題を解決することができた。
【0005】
【発明の作用】
本発明によれば、マークカッターで切断した任意のサイズのマーク地が仮止めされた地布が、刺しゅう枠に対して傾斜して取り付けられてもマーク地の2カ所の基準点位置に形成された目印となる切り込み部を針先に合わせて、これらの座標を入力することにより、基準点座標が付加された輪郭情報からマーク地の位置、サイズおよび傾き角が自動的に演算され、これらに基づき縁縫いデータが生成され、この縁縫いデータによりマーク地を地布に縫い付けるので、縁縫い部分がマーク地からずれることなく、良好に仕上がると共に作業時間が大幅に短縮できるという作用がある。
【0006】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
(1)マーク地の縁縫い作業に使用する装置
本実施例では、マーク地の地布への縁縫いによる縫い付け作業(以後、マーク地の縁縫い作業という)には、マークカッター入力装置1、マークカッター2および刺しゅう機3の3つの装置を使用する。
【0007】
マークカッター入力装置1は、前記した3つの装置で共通に使用されるマークデータ記憶手段としてのマークカッターデータディスク4(以後、データディスク4という)から選択したマークの輪郭情報を読み出し、輪郭情報に後記する基準点の座標値データを付加して再びデータディスク4に格納する装置である。
【0008】
本実施例では、このマークカッター入力装置1を使用して、選択したマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加して、再びデータディスクに格納しているが、これに代えてデータディスク4に、予めマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加したものを記憶させておくことも可能である。この方式によれば、マーク地の縁縫い作業にマークカッター入力装置1による入力作業が不要となり、マーク地の縁縫い作業をより迅速に行える。
【0009】
マークカッター2は、サイズ指定してデータディスク4から選択したマークの輪郭情報等に基づきマーク地の素材から熱溶断によりマーク地を切り取る装置であり、刺しゅう機3は、マークカッター2で切り取られたマーク地5と同じマークを選択し、データディスクの輪郭情報等に基づき縁縫いデータを生成し、マークカッター2で切り取られたマーク地5を地布に縁縫いにより縫い付ける装置である。
【0010】
(2)マーク地の縁縫い作業の手順の概要
マーク地の縁縫い作業の手順の概要について説明する。まずマークカッター入力装置1で縁縫いを行いたいマークを選択し、データディスク4から読み出し、そのマークの輪郭を同装置の表示部に表示し、その輪郭線上に2か所の基準点P1、P2の座標値データを付加して再びデータディスクに格納する。
【0011】
次に、マークカッター2で、データディスク4から基準点の座標値データが付加された所望のマークを選択し、そのサイズを設定して選択したマークのサイズを拡縮し、拡縮後の基準点Q1、Q2の位置に目印となる所定の大きさの切り込み部q1、q2のあるマーク地を切断する。
【0012】
次に刺しゅう機3で、地布6に仮止めされ刺しゅう枠7に取り付けられたマーク地5の基準点Q1、Q2の切り込み部q1、q2を刺しゅう機1の針先に合わせるように移動させ、これらの座標値を入力し、これらの座標値から2か所の基準点間距離Mおよびこれらの2点を結ぶ直線の刺しゅう枠座標によるX軸に対する傾き角Bを演算する。
【0013】
マーク地5と同じマークの選択により、前記データディスク4より選択したマークの基準点の座標値データが付加された輪郭情報を読み出し、基準点P1、P2の座標値データから2カ所の基準点間距離Lおよびこれらの2点を結ぶ直線の刺しゅう枠座標によるX軸に対する傾き角Aを演算する。
【0014】
これらの演算後、データディスク4から選択したマークの輪郭情報をM/L倍に拡縮し、マーク地5の一方の切り込み部の座標を中心にして角度B−Aだけ回転させ、変換された後の輪郭情報による輪郭線に対し所定幅の縁縫いデータを生成し、生成された縁縫いデータにより、マーク地5を地布6に縁縫いで縫い付けるとマーク地の縁縫い作業が終了する。
【0015】
(3)マーク地の縁縫い作業の手順の詳細
マーク地の縁縫い作業の手順の詳細について、図2のフローチャートおよび各処理手順において関連する図面を参照しながら説明する。本実施例では、マーク地の縁縫い作業のマークに文字「A」を選択した場合の例で説明する。尚、図2においてSn(n=1、2、3・・)は作業の各処理手順を示す。
【0016】
(基準点の座標値データ入力)
S1
マークカッター入力装置1で、縁縫いを行いたいマークを選択し、マークデータ記憶手段としてのデータディスク4からその輪郭情報を読み出し、マークカッター入力装置1の表示部にマークの輪郭線OLを表示する。本実施例では、マークとして文字「A」を選択したので、表示部に図3(A)に示すように文字「A」の輪郭線OLが表示される。また本実施例では、データディスク4はフロッピーディスクで構成されている。
【0017】
S2
表示部に表示されたマークの輪郭線上に、マウス等で2カ所の基準点を設定して入力する。本実施例では図3(A)に示すように基準点P1、P2の座標値P1(XP1,YP1)、P2(XP2,YP2)の組みを入力する。文字「A」は、1ブロックで構成されているので、基準点は1組の2点であるが、図9に示す文字マークのように複数の、この場合は2つのブロックで構成されているマークに対しては、各ブロック毎に基準点の組の座標値を入力する。同図の場合、基準点はP1、P2の組およびP3、P4の組となる。
【0018】
基準点はマークの輪郭線上の内、下記条件の部分に設けることが望ましい。
a.目印であることが明確になるように輪郭線の隅部や鋭角部は避ける。
b.倍率、傾き角等の演算精度を上げるためマーク上の基準点間の距離はできるだけ長くなるように選択する。
【0019】
S3
基準点P1、P2の座標値データを輪郭情報に付加して、データディスク4に再び格納する。そして縁縫いを行う総てのマークに対して、S1〜S3のステップを実行する。
【0020】
前記したように本実施例では、マークカッター入力装置1を使用して、選択したマークに基準点の座標値データを付加して、再びデータディスク4に格納しているが、これに代えてデータディスク4に、予めマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加したものを記憶させておくことも可能である。この方式によれば、マーク地の縁縫い作業にマークカッター入力装置1による作業(S1〜S3ステップ)が不要となり、マーク地の縁縫い作業をより迅速に行える。
【0021】
(基準点位置に切り込み部のあるマーク地の作成)
S4
マークカッター2側において、まずS1〜S3の処理を行ったマークとそのサイズを選択する。
【0022】
S5、S6
S5でデータディスク4から選択したマークの輪郭情報、基準点の座標データを読み出し、S6で輪郭情報を選択したサイズに拡縮する。
【0023】
S7
選択したマークの拡縮後の基準点Q1、Q2の座標を中心に半径Rの円形状の切り込み部用のカットデータを生成する。これは、マーク地の素材から切り出した後は、図4に示すような小さな半円形状の切り込み部q1、q2となる。尚、S3の段階で基準点部に切り込み部用のカットデータを生成してデータディスク4に記憶しておいてもよい。切り込み部のカット形状は円形以外、例えば四角形でもよい。
【0024】
S8
布やシートからなるマーク地の素材をマークカッター2の切り抜き台に乗せ、マークカッターの半田ごて様のカット部でマークの輪郭線と基準点部の切り込み部を熱溶断により切断する。
【0025】
S9
手作業により、マーク地5をユニフォーム等の地布6に接着剤を使用し、アイロン等で加熱しながら仮止めする。ユニフォーム等に対するマーク地5の配置位置は目視で行う。
【0026】
(縁縫い方法)
S10
図5に示すように、地布6をマーク地5より大きな刺しゅうエリアを持つ刺しゅう枠7に取り付ける。刺しゅう枠7に対するマーク地5の向きは任意の向きでよい。
【0027】
S11
図5に示すように刺しゅう枠に取り付けられたマーク地の基準点Q1、Q2の座標値を切り込み部q1、q2により入力する。即ち、まず刺しゅう機3の枠移動キー(図示せず)の操作により刺しゅう枠7を動かし、基準点Q1の切り込み部q1を針先の位置に合わせ、刺しゅう機3の記憶開始キー(図示せず)を押して基準点Q1の座標Q1(XQ1,YQ1)を入力する。基準点Q2の座標Q2(XQ2,YQ2)についても同様に入力する。
【0028】
S12
図5に示すようにマーク地5の2カ所の基準点間距離Mおよび基準点を通る直線のX軸に対する角度Bが演算される。演算は以下に示す式1、式2に基づいて行われる。
【式1】
【式2】
【0029】
S13
マーク地5と同じマークを刺しゅう機3のテンキー等(図示せず)によりマークのコード番号を入力して選択する。
【0030】
S14
選択したマークの輪郭情報および基準点P1、P2の座標値データを刺しゅう機3のフロッピーディスクドライブ(図示せず)に挿入したデータディスク4から読み出す。
【0031】
S15
図3(B)に示すように2カ所の基準点P1、P2間の距離Lおよび基準点を通る直線のX軸に対する角度Aを演算する。演算は以下に示す式3、式4に基づいて行われる。
【式3】
【式4】
【0032】
S16
データディスクからの輪郭情報に対して、M/L倍に拡縮するサイズ補正演算および一方の基準点、例えば図5に示すように基準点P2の位置を基準点Q2に合わせ、基準点Q2を中心に角度B−Aだけ回転させ傾き角の補正演算を行う。その結果、刺しゅう枠1の座標上の補正後の輪郭情報が得られ、この補正後の輪郭情報による輪郭線と地布6に仮止めされたマーク地5の位置、傾き角および大きさが一致する。
【0033】
S17
拡縮補正および傾き角を補正した輪郭線に対して、図8に示すように幅2Wの縁縫いデータを生成する。輪郭線に沿った切り込み部の最大幅をRとすると、寸法WとRとの関係がW>Rととなるようにして、縁縫いにより目印の2か所の切り込み部が覆われるようにする。寸法Wは、S11の処理における切り込み部q1、q2による基準点Q1、Q2の座標値の入力誤差を考慮して、切り込み部q1、q2が縁縫いで完全に覆われるように所定の寸法に設定される。
【0034】
S18
生成された縁縫いデータによりマーク地5を地布6へ縫い付ける。図6において、Tが縁縫いの開始点である。図7は縁縫いが終了した状態を示しており、マーク地の輪郭線に沿って地布6に幅2Wで正確に縁縫いされる。基準点の切り込み部は図8に示すように縁縫いにより覆われ、奇麗な仕上がりとなる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、マークカッターで切断した任意のサイズのマーク地が仮止めされた地布が、刺しゅう枠に対して傾斜して取り付けられてもマーク地の2カ所の基準点位置に形成された目印となる切り込み部を針先に合わせて、これらの座標を入力することにより、基準点座標が付加された輪郭情報からマーク地の位置、サイズおよび傾き角が自動的に演算され、これらに基づき縁縫いデータが生成され、この縁縫いデータによりマーク地を地布に縫い付けるので、縁縫い部分がマーク地からずれることなく、良好に仕上がると共に作業時間が大幅に短縮できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マーク地の縁縫い作業に使用する各装置の機能ブロック図
【図2】 マーク地の縁縫い作業の作業手順を示すフローチャート
【図3(A)】 マークカッター入力装置の表示部に表示されたマークの輪郭
【図3(B)】 基準点P1、P2から演算された基準点間距離Lおよび基準点間を結ぶ直線のX軸に対する角度Aを説明する図
【図4】 マークカッターで切断されたマーク地を示す図
【図5】 基準点Q1、Q2から演算された基準点間距離Mおよび基準点間を結ぶ直線のX軸に対する角度Bを説明する図
【図6】 縁縫い開始後の状態を示す図
【図7】 縁縫い完了時の状態を示す図
【図8】 目印の切り込み部が縁縫いにより覆われた状態を示す図
【図9】 複数のブロックからなるマークの例を示す図
【符号の説明】
1 マークカッター入力装置
2 マークカッター
3 刺しゅう機
4 マークデータ記憶手段
5 マーク地
6 地布
7 刺しゅう枠
P1、P2 基準点
q1、q2 切り込み部
S1〜S3 データの付加ステップ
S4〜S8 マーク地の作成ステップ
S11 マーク地の座標入力ステップ
S13〜S16 補正演算ステップ
S17 縁縫いデータを生成するステップ
S18 縫い付けステップ
【産業上の利用分野】
本発明はマーク地の縁縫い方法、即ちマークカッターで切断したマーク地をユニフォーム等の地布に刺しゅう機により縫い付けるマーク地の縁縫い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マーク地の縁縫い作業、即ちマークカッターで切断したマーク地をユニフォーム等の地布に刺しゅう機により縫い付ける一連の作業を行う場合、まず地布を刺しゅう枠に取り付け、マーク地を仮止めする位置を示すため、地布にマーク地の外形と同じ大きさの輪郭縫いを行う。次に地布を刺しゅう枠から外し、この地布にマークカッターで切断したマーク地をアイロン等で加熱しながら接着剤で仮止めし、マーク地を仮止めした地布を刺しゅう枠に対してマーク地が前記した輪郭縫い時と同じ傾き角となるように取り付け、刺しゅう枠を移動させて、マーク地の縫製開始位置を位置決めした後、刺しゅう機による縁縫いによりマーク地を地布に縫い付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の方法によると、マーク地の縁縫い作業の終了までに、刺しゅう枠に2回も地布を取り付けて縫製することが必要であったので、第1に地布へのマークの縫い付け作業の時間が掛かり、第2にマーク地を仮止めした地布を第1回目の刺しゅう枠への取り付け角度に対して第2回目の取り付け角度を同じになるようにしないとマーク地と縁縫い位置が一部でずれるといった問題が発生し、課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所望のサイズに拡縮されて切断されたマ−クを刺しゅう機で地布に縫い付ける方法に関し、マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する輪郭と複数の切り込み部が形成された所望のサイズに拡縮されたマークを切断するステップと、切断されたマ−クを地布の所望の位置に固定すると共に該地布を刺しゅう枠に取り付けるステップと、前記刺しゅう枠を刺しゅう機の針に関して移動させて前記マークの複数の切込み部を順次前記針に合致させて前記切込み部の座標を入力するステップと、該切込み部の座標から取り付けられたマークの位置、大きさ、取付傾きを演算するステップと、該演算結果に基づいて前記マ−クの輪郭縁縫いデータを取り付けられたマークに対応するように補正するステップと、補正されたマ−クの輪郭縁縫いデ−タを使用して刺しゅう機において前記マ−クを前記地布に縫い付けるステップとから成るマ−ク地の縁縫い方法により課題を解決することができた。
さらに、前記マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する、輪郭と複数の切り込み部が形成されたマークを切断するステップがマ−クカッタ−を使用して形成されるようにしたことにより課題を解決することができた。
また、前記マ−クをマ−クカッタ−を使用して切断する場合においてマークの輪郭の所望の位置にマークの輪郭データに関連して複数の切り込み部を指定すると共に指定された切り込み部座標を刺繍縫いデータの輪郭データに関連する基準位置座標として記憶するようにしたことにより課題を解決することができた。
【0005】
【発明の作用】
本発明によれば、マークカッターで切断した任意のサイズのマーク地が仮止めされた地布が、刺しゅう枠に対して傾斜して取り付けられてもマーク地の2カ所の基準点位置に形成された目印となる切り込み部を針先に合わせて、これらの座標を入力することにより、基準点座標が付加された輪郭情報からマーク地の位置、サイズおよび傾き角が自動的に演算され、これらに基づき縁縫いデータが生成され、この縁縫いデータによりマーク地を地布に縫い付けるので、縁縫い部分がマーク地からずれることなく、良好に仕上がると共に作業時間が大幅に短縮できるという作用がある。
【0006】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
(1)マーク地の縁縫い作業に使用する装置
本実施例では、マーク地の地布への縁縫いによる縫い付け作業(以後、マーク地の縁縫い作業という)には、マークカッター入力装置1、マークカッター2および刺しゅう機3の3つの装置を使用する。
【0007】
マークカッター入力装置1は、前記した3つの装置で共通に使用されるマークデータ記憶手段としてのマークカッターデータディスク4(以後、データディスク4という)から選択したマークの輪郭情報を読み出し、輪郭情報に後記する基準点の座標値データを付加して再びデータディスク4に格納する装置である。
【0008】
本実施例では、このマークカッター入力装置1を使用して、選択したマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加して、再びデータディスクに格納しているが、これに代えてデータディスク4に、予めマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加したものを記憶させておくことも可能である。この方式によれば、マーク地の縁縫い作業にマークカッター入力装置1による入力作業が不要となり、マーク地の縁縫い作業をより迅速に行える。
【0009】
マークカッター2は、サイズ指定してデータディスク4から選択したマークの輪郭情報等に基づきマーク地の素材から熱溶断によりマーク地を切り取る装置であり、刺しゅう機3は、マークカッター2で切り取られたマーク地5と同じマークを選択し、データディスクの輪郭情報等に基づき縁縫いデータを生成し、マークカッター2で切り取られたマーク地5を地布に縁縫いにより縫い付ける装置である。
【0010】
(2)マーク地の縁縫い作業の手順の概要
マーク地の縁縫い作業の手順の概要について説明する。まずマークカッター入力装置1で縁縫いを行いたいマークを選択し、データディスク4から読み出し、そのマークの輪郭を同装置の表示部に表示し、その輪郭線上に2か所の基準点P1、P2の座標値データを付加して再びデータディスクに格納する。
【0011】
次に、マークカッター2で、データディスク4から基準点の座標値データが付加された所望のマークを選択し、そのサイズを設定して選択したマークのサイズを拡縮し、拡縮後の基準点Q1、Q2の位置に目印となる所定の大きさの切り込み部q1、q2のあるマーク地を切断する。
【0012】
次に刺しゅう機3で、地布6に仮止めされ刺しゅう枠7に取り付けられたマーク地5の基準点Q1、Q2の切り込み部q1、q2を刺しゅう機1の針先に合わせるように移動させ、これらの座標値を入力し、これらの座標値から2か所の基準点間距離Mおよびこれらの2点を結ぶ直線の刺しゅう枠座標によるX軸に対する傾き角Bを演算する。
【0013】
マーク地5と同じマークの選択により、前記データディスク4より選択したマークの基準点の座標値データが付加された輪郭情報を読み出し、基準点P1、P2の座標値データから2カ所の基準点間距離Lおよびこれらの2点を結ぶ直線の刺しゅう枠座標によるX軸に対する傾き角Aを演算する。
【0014】
これらの演算後、データディスク4から選択したマークの輪郭情報をM/L倍に拡縮し、マーク地5の一方の切り込み部の座標を中心にして角度B−Aだけ回転させ、変換された後の輪郭情報による輪郭線に対し所定幅の縁縫いデータを生成し、生成された縁縫いデータにより、マーク地5を地布6に縁縫いで縫い付けるとマーク地の縁縫い作業が終了する。
【0015】
(3)マーク地の縁縫い作業の手順の詳細
マーク地の縁縫い作業の手順の詳細について、図2のフローチャートおよび各処理手順において関連する図面を参照しながら説明する。本実施例では、マーク地の縁縫い作業のマークに文字「A」を選択した場合の例で説明する。尚、図2においてSn(n=1、2、3・・)は作業の各処理手順を示す。
【0016】
(基準点の座標値データ入力)
S1
マークカッター入力装置1で、縁縫いを行いたいマークを選択し、マークデータ記憶手段としてのデータディスク4からその輪郭情報を読み出し、マークカッター入力装置1の表示部にマークの輪郭線OLを表示する。本実施例では、マークとして文字「A」を選択したので、表示部に図3(A)に示すように文字「A」の輪郭線OLが表示される。また本実施例では、データディスク4はフロッピーディスクで構成されている。
【0017】
S2
表示部に表示されたマークの輪郭線上に、マウス等で2カ所の基準点を設定して入力する。本実施例では図3(A)に示すように基準点P1、P2の座標値P1(XP1,YP1)、P2(XP2,YP2)の組みを入力する。文字「A」は、1ブロックで構成されているので、基準点は1組の2点であるが、図9に示す文字マークのように複数の、この場合は2つのブロックで構成されているマークに対しては、各ブロック毎に基準点の組の座標値を入力する。同図の場合、基準点はP1、P2の組およびP3、P4の組となる。
【0018】
基準点はマークの輪郭線上の内、下記条件の部分に設けることが望ましい。
a.目印であることが明確になるように輪郭線の隅部や鋭角部は避ける。
b.倍率、傾き角等の演算精度を上げるためマーク上の基準点間の距離はできるだけ長くなるように選択する。
【0019】
S3
基準点P1、P2の座標値データを輪郭情報に付加して、データディスク4に再び格納する。そして縁縫いを行う総てのマークに対して、S1〜S3のステップを実行する。
【0020】
前記したように本実施例では、マークカッター入力装置1を使用して、選択したマークに基準点の座標値データを付加して、再びデータディスク4に格納しているが、これに代えてデータディスク4に、予めマークの輪郭情報に基準点の座標値データを付加したものを記憶させておくことも可能である。この方式によれば、マーク地の縁縫い作業にマークカッター入力装置1による作業(S1〜S3ステップ)が不要となり、マーク地の縁縫い作業をより迅速に行える。
【0021】
(基準点位置に切り込み部のあるマーク地の作成)
S4
マークカッター2側において、まずS1〜S3の処理を行ったマークとそのサイズを選択する。
【0022】
S5、S6
S5でデータディスク4から選択したマークの輪郭情報、基準点の座標データを読み出し、S6で輪郭情報を選択したサイズに拡縮する。
【0023】
S7
選択したマークの拡縮後の基準点Q1、Q2の座標を中心に半径Rの円形状の切り込み部用のカットデータを生成する。これは、マーク地の素材から切り出した後は、図4に示すような小さな半円形状の切り込み部q1、q2となる。尚、S3の段階で基準点部に切り込み部用のカットデータを生成してデータディスク4に記憶しておいてもよい。切り込み部のカット形状は円形以外、例えば四角形でもよい。
【0024】
S8
布やシートからなるマーク地の素材をマークカッター2の切り抜き台に乗せ、マークカッターの半田ごて様のカット部でマークの輪郭線と基準点部の切り込み部を熱溶断により切断する。
【0025】
S9
手作業により、マーク地5をユニフォーム等の地布6に接着剤を使用し、アイロン等で加熱しながら仮止めする。ユニフォーム等に対するマーク地5の配置位置は目視で行う。
【0026】
(縁縫い方法)
S10
図5に示すように、地布6をマーク地5より大きな刺しゅうエリアを持つ刺しゅう枠7に取り付ける。刺しゅう枠7に対するマーク地5の向きは任意の向きでよい。
【0027】
S11
図5に示すように刺しゅう枠に取り付けられたマーク地の基準点Q1、Q2の座標値を切り込み部q1、q2により入力する。即ち、まず刺しゅう機3の枠移動キー(図示せず)の操作により刺しゅう枠7を動かし、基準点Q1の切り込み部q1を針先の位置に合わせ、刺しゅう機3の記憶開始キー(図示せず)を押して基準点Q1の座標Q1(XQ1,YQ1)を入力する。基準点Q2の座標Q2(XQ2,YQ2)についても同様に入力する。
【0028】
S12
図5に示すようにマーク地5の2カ所の基準点間距離Mおよび基準点を通る直線のX軸に対する角度Bが演算される。演算は以下に示す式1、式2に基づいて行われる。
【式1】
【式2】
【0029】
S13
マーク地5と同じマークを刺しゅう機3のテンキー等(図示せず)によりマークのコード番号を入力して選択する。
【0030】
S14
選択したマークの輪郭情報および基準点P1、P2の座標値データを刺しゅう機3のフロッピーディスクドライブ(図示せず)に挿入したデータディスク4から読み出す。
【0031】
S15
図3(B)に示すように2カ所の基準点P1、P2間の距離Lおよび基準点を通る直線のX軸に対する角度Aを演算する。演算は以下に示す式3、式4に基づいて行われる。
【式3】
【式4】
【0032】
S16
データディスクからの輪郭情報に対して、M/L倍に拡縮するサイズ補正演算および一方の基準点、例えば図5に示すように基準点P2の位置を基準点Q2に合わせ、基準点Q2を中心に角度B−Aだけ回転させ傾き角の補正演算を行う。その結果、刺しゅう枠1の座標上の補正後の輪郭情報が得られ、この補正後の輪郭情報による輪郭線と地布6に仮止めされたマーク地5の位置、傾き角および大きさが一致する。
【0033】
S17
拡縮補正および傾き角を補正した輪郭線に対して、図8に示すように幅2Wの縁縫いデータを生成する。輪郭線に沿った切り込み部の最大幅をRとすると、寸法WとRとの関係がW>Rととなるようにして、縁縫いにより目印の2か所の切り込み部が覆われるようにする。寸法Wは、S11の処理における切り込み部q1、q2による基準点Q1、Q2の座標値の入力誤差を考慮して、切り込み部q1、q2が縁縫いで完全に覆われるように所定の寸法に設定される。
【0034】
S18
生成された縁縫いデータによりマーク地5を地布6へ縫い付ける。図6において、Tが縁縫いの開始点である。図7は縁縫いが終了した状態を示しており、マーク地の輪郭線に沿って地布6に幅2Wで正確に縁縫いされる。基準点の切り込み部は図8に示すように縁縫いにより覆われ、奇麗な仕上がりとなる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、マークカッターで切断した任意のサイズのマーク地が仮止めされた地布が、刺しゅう枠に対して傾斜して取り付けられてもマーク地の2カ所の基準点位置に形成された目印となる切り込み部を針先に合わせて、これらの座標を入力することにより、基準点座標が付加された輪郭情報からマーク地の位置、サイズおよび傾き角が自動的に演算され、これらに基づき縁縫いデータが生成され、この縁縫いデータによりマーク地を地布に縫い付けるので、縁縫い部分がマーク地からずれることなく、良好に仕上がると共に作業時間が大幅に短縮できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マーク地の縁縫い作業に使用する各装置の機能ブロック図
【図2】 マーク地の縁縫い作業の作業手順を示すフローチャート
【図3(A)】 マークカッター入力装置の表示部に表示されたマークの輪郭
【図3(B)】 基準点P1、P2から演算された基準点間距離Lおよび基準点間を結ぶ直線のX軸に対する角度Aを説明する図
【図4】 マークカッターで切断されたマーク地を示す図
【図5】 基準点Q1、Q2から演算された基準点間距離Mおよび基準点間を結ぶ直線のX軸に対する角度Bを説明する図
【図6】 縁縫い開始後の状態を示す図
【図7】 縁縫い完了時の状態を示す図
【図8】 目印の切り込み部が縁縫いにより覆われた状態を示す図
【図9】 複数のブロックからなるマークの例を示す図
【符号の説明】
1 マークカッター入力装置
2 マークカッター
3 刺しゅう機
4 マークデータ記憶手段
5 マーク地
6 地布
7 刺しゅう枠
P1、P2 基準点
q1、q2 切り込み部
S1〜S3 データの付加ステップ
S4〜S8 マーク地の作成ステップ
S11 マーク地の座標入力ステップ
S13〜S16 補正演算ステップ
S17 縁縫いデータを生成するステップ
S18 縫い付けステップ
Claims (3)
- 所望のサイズに拡縮されて切断されたマ−クを刺しゅう機で地布に縫い付ける方法に関し、マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する輪郭と複数の切り込み部が形成された所望のサイズに拡縮されたマークを切断するステップと、切断されたマ−クを地布の所望の位置に固定すると共に該地布を刺しゅう枠に取り付けるステップと、前記刺しゅう枠を刺しゅう機の針に関して移動させて前記マークの複数の切込み部を順次前記針に合致させて前記切込み部の座標を入力するステップと、該切込み部の座標から取り付けられたマークの位置、大きさ、取付傾きを演算するステップと、該演算結果に基づいて前記マ−クの輪郭縁縫いデータを取り付けられたマークに対応するように補正するステップと、補正されたマ−クの輪郭縁縫いデ−タを使用して刺しゅう機において前記マ−クを前記地布に縫い付けるステップとから成ることを特徴とするマ−ク地の縁縫い方法。
- 前記マ−クを縁縫いする為の輪郭縫いデ−タと該輪郭縫いデータに付加された複数の基準点の位置の座標データとに夫々対応する、輪郭と複数の切り込み部が形成されたマークを切断するステップがマ−クカッタ−を使用して形成されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のマ−ク地の縁縫い方法。
- 前記マ−クをマ−クカッタ−を使用して切断する場合においてマークの輪郭の所望の位置にマークの輪郭データに関連して複数の切り込み部を指定すると共に指定された切り込み部座標を刺繍縫いデータの輪郭データに関連する基準位置座標として記憶するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のマ−ク地の縁縫い方法。
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