JP3732850B2 - 多地点制御装置 - Google Patents
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Description
101〜104は、それぞれの会議室におけるテレビ会議端末装置、200はセンタ局に設置された多地点制御装置を示す。
対する多重化/分離部(MUX/DMUX)129とで構成されている。
この多地点制御装置110は、各テレビ会議端末装置120からのまたは各テレビ会議端末装置120への音声・映像データに対する多重化/分離部111と、この多重化/分離部111に接続された音声CODEC112と、各音声CODEC112からの音声信号のレベルを比較する音声レベル比較器113と、この比較器113で比較した後の音声信号を合成して音声CODEC112及び多重化/分離部111を介して各テレビ会議端末装置120のスピーカ123へ送るためのミキサ114と、多重化/分離部111で分離された映像データを選択して多重化/分離部111を介して各テレビ会議端末装置120のモニタ127へ当該映像データを送る画像選択部115と、音声レベル比較器113での比較結果を受けて画像選択部115に選択信号を与える制御部116とで構成されている。
入力端子410には、n地点の会議室A,B,C,・・・Xの映像データが入力される。これらの映像データは共にn:1選択を行うNS選択部420並びにPS選択部430に入力される。このNS選択部420とPS選択部430は、前記制御部116からの選択信号を受けて、それぞれ、NS,PSとなっている会議室の映像データをn個のNS/PS選択部440A,440B,440C,・・・440Xに選択出力する。
PSとなっている会議室Eの画像が表示される。
本発明の第1の目的は、発言地点が容易に特定できるようにすると共に、多地点でのテレビ会議における臨場感が表現される表示方式を実現することである。
また、前記いずれの多地点テレビ会議システムにおいても会議室の映像のみが表示されるため、発言している人がどこの会議室の人なのか、またはどこに所属している人なのか等を容易に知ることができず、会議のスムーズな運営に支障をきたしていた。
この図において、1−1,1−2・・・1−Nは、音声データ及び映像データを送受しうる会議端末装置であり、本発明はこれらのテレビ会議端末装置1−1,1−2,・・・1−Nが3地点以上に配置されるテレビ会議システムにおいて各端末1−i(i=1,2,・・・N)から音声データおよび映像データを受信して各端末1−iへ当該映像データを送信する多地点制御装置を前提とする。
この発明は、音声データ及び映像データを送受しうるテレビ会議端末装置20−i(i=1,2,・・・N)が3会議室以上に配置される多地点テレビ会議システムにおいて、これらの端末装置20−i間で往来する音声データ及び映像データを切換制御する多地点制御装置を前提とする。
上記構成において、例えば、前記モード設定手段51は、前記第2のモードに設定されている会議室の端末装置40−iから自動切替許可要求を受信した際、この会議室に対して自動切替許可を設定し、前記第2の制御手段54は、ある会議室の端末装置40−iにおいて発言が検出されたとき、前記第2のモードでかつ前記自動切替許可が設定されている会議室の端末装置40−k(k=1,2,・・N)に送出される映像データが上記ある会議室の端末装置40−iからの映像データに切り替わるように前記切替出力手段52を制御するような構成としてもよい。
図4に示すように、テレビ会議端末装置は、カメラによって撮像された会議室の映像信号にこの映像に係わる背景情報の映像とが重畳された映像信号を生成する映像重畳手段61と、該映像重畳手段61によって生成された映像信号を符号化する符号化手段62とを備える。
図5に示すように、テレビ会議端末装置は、カメラによって撮像された会議室の映像信号を符号化する符号化手段71と、該符号化手段71によって得られた符号化データと前記カメラによって撮像された会議室の映像に係わる背景情報のコードとを多重化する多重化手段72とを備える。
この発明は、映像データを送受しうるテレビ会議用端末装置が3地点以上の会議室に配置された多地点テレビ会議室において、これらの端末装置間で往来する映像データを切換制御する多地点制御装置を前提とする。そして、切替選択された会議室の端末装置から映像信号が符号化されて送信されてくるこの会議室の映像に係わる背景情報に対応する番号を基に、この背景情報のコードを生成するコード生成手段81と上記切替選択された会議室の端末装置から送信されてくるこの会議室の映像信号の符号化データと該コード生成手段81によって生成されたコードとを多重化して、これによって得られた多重化信号を各端末装置に分配する多重化・分配手段82とを備える。
この発明は、映像データを送受しうるテレビ会議用端末が3地点以上の会議室に配置された多地点テレビ会議システムにおいて、これらの端末間で往来する映像データを切換制御する多地点制御装置を前提とする。
更なる別の発明は、音声データ及び映像データを送受しうるテレビ会議端末装置が複数地点に配置されるとともに、これらの端末装置間で往来するデータの切換制御を行う多地点制御装置が該端末装置間に介装されて成る多地点テレビ会議システムにおいて、各端末装置は会議室の映像とこの映像の背景情報とが重畳された映像データを多地点制御装置に送信するとともに、多地点制御装置から切換選択された映像データを受信して当該会議室の映像とこの映像の背景情報の映像とを重畳表示することを特徴とする。
また、上記発明においては、映像合成手段12は各発言地点向けの画像として、他の発言地点と前回の発言地点とが1画面に表示される映像データを作成し、映像分配手段13がこの映像データを各発言地点へ分配する。
さらなる発明においては、ある端末装置20−i(i=1,2,・・・N)から画像切替要求があったとき、制御手段32はこの端末20−iに送出される映像データのみがこの要求において指定された会議室の映像データに切り替わるように切替出力手段31を制御する。
ある会議室において端末装置40−iによりモード指定操作を行うと、モード設定手段51はこの会議室のモードとしてこの指定されたモードを設定する。
そして、ある会議室が端末装置40−iの操作により第1または第2のモードへの強制変更要求の操作を行うと、モード変更手段56はこの要求をこの操作を行った会議室が主会議室のときのみ受け付け、受け付け後、全会議室のモードを指定されたモードに強制的に変更する。
上記発明においては、表示会議室管理手段57が第1及び第2の制御手段53,54から切替出力手段52の切替情報を受けて、各会議室において現在表示されている会議室を記憶する。
さらなる別の発明のテレビ会議端末装置では、映像重畳手段61がカメラによって撮像された会議室の映像信号にこの映像信号によって表示される映像に係わる背景情報(例えば、地点名、会議室の名称、話者の所属部署など)の映像信号を重畳させる。そして、この重畳によって得られた映像信号を符号化手段62によって符号化して、これによって得られた符号化データを多地点制御装置に送出する。
各端末装置では、多地点制御装置からこの映像データを受信して当該会議室の映像にこの映像に係わる背景情報が重畳された映像を表示する。
各端末装置は、多地点制御装置からこの多重化データを受信して当該会議室の映像にこの映像に係わる背景情報の映像を重畳させて表示する。
同図において、センタ局に設置された多地点制御装置1100は、ISDNや高速ディジタル専用線等のネットワーク1400を介してA,B,C,D,及びEの5地点にある会議室のテレビ会議端末装置1200(1200A,1200B,1200C,1200D、および1200E)に接続されている。
各テレビ会議端末装置1200A〜1200Eには、会議参加者に対向して設けられた複数個のマイクロホン群1201と、これらのマイクロホン群1201からの出力を合成するマイクミキサ1202と、他のテレビ会議端末装置からの音声を出力するスピーカ1203と、このスピーカ1203の出力音声がマイクロホン群1201へ回り込まないようにするための入出力音声のスイッチング動作またはエコー消去動作等を行う音声制御部1204と、この音声制御部1204からのまたは音声制御部1204への音声に対する符号化/復号化部(以下、音声CODECと略称する)1205と、テレビ会議端末装置1200(1200A〜1200E)の全景、人物または資料を映すためのカメラ1206と、他の会議端末装置1200の画像を表示するためのモニタ1207と、これらのカメラ1206及びモニタ1207の画像に対する画像CODEC1208と、音
声CODEC1205と画像CODEC1208の入力/出力信号に対する多重化/分離部(MUX/DMUX)1209とで構成されている。
データの中から1画面の中に合成すべき映像データを選択するとともにこの画面合成のための情報を出力する画面選択部1105と、該画面選択部1105から入力される映像データを基に上記画面合成情報によって指示される複数の合成画面の映像データを作成し、これらの合成画面の映像データを多重化/分離部1101を介し該当する地点の会議室のテレビ会議端末装置1200へ分配する画面合成部1106から構成される。
この映像データは、発言地点と視聴地点とで異なる。したがって、多地点制御装置1100のテレビ会議端末装置1200A〜1200Eに対する画面並びに音声の入出力インタフェースは図10に示すようになる。尚、実際には後述するように発言地点への画面出力は各地点毎に異なる。
まず、図11は4地点(この場合は地点A,B,C,D)が同時に発言した場合の各テレビ会議端末装置1200のモニタ1207上での表示画面(モニタ画面)を示す図である。同図(a) は発言していない視聴地点(この場合は地点Eの表示画面)、同図(b) は発言地点の1つであるA地点の表示画面である。
この場合には発言地点が2つなのでモニタ画面には2つの地点の画像が分割表示される。
この場合にはモニタ画面は分割されず、視聴地点である地点B,C,D,Eのモニタ1207には同図(a) に示すように発言地点Aの画像が全面表示される。
一方、発言地点Aのモニタ1207には同図(b) に示すように前回の発言地点Eの画像が全面に表示される。
ところで、64Kb/sから2Mb/sまでの1次群サブレートを用いる動画像通信用の映像符号化標準であるCCITT(国際電信電話諮問委員会)の勧告H.261では、テレビ電話やテレビ会議用の画像コーディックの標準化として、世界共通の中間フォーマットCIF(Common Intermediate Format) を定めた。また、小型テレビ電話のような低ビットレートの簡単端末のために、解像度を水平・垂直とも上記CIFの半分にした。QCIF(Quater CIF) につていも定義を行った。
同図において、まず、音声検出部1103により発言地点数を検出する(S11)。次に、この検出結果を基に現在1地点のみで発言されているか否かを判別する(S12)。そして、複数地点で発言があれば(S12,NO)、複数地点の画面(画像)を各地点A〜Eのテレビ会議端末装置1200のモニタ1207に分割表示するための複数画面出力処理(S13)、一方、1地点でのみ発言がなされていれば(S12,YES)、各地点A〜Eのモニタ1207に当該1地点の画面(画像)のみを表示する単画面出力処理を行う(S14)。
この処理においては、まず複数の発言地点の画面を1フレームに合成する(S131)。このことにより、図11(a) または図12(a) に示す形式の画面が作成される。
そして、現発言地点であれば(S132,YES)分割画面表示用の映像データ中の送信先である発言地点の映像データを前回発言地点の映像データに入れ換え(S133)、これにより生成される分割画面の映像データを上記発言地点へ出力(送信)する(S134)。
次に、図18は前記単画面出力処理S14の詳細フローチャートである。
一方、上記ステップS141で視聴地点であると判別すれば、現発言地点の映像データのみから成る単画面の映像データを視聴地点のテレビ会議端末装置120へ出力(送信)する(S143)。
尚、本実施例においては、多地点制御装置1100側で各地点の発言検出を行っているが、各テレビ会議端末装置1200側で自地点の発言検出を行うようにして、多地点制御装置1100に対しては発言の有無を示すデータ(また、必要に応じてさらに音声レベルデータも)を送るようにしてもよい。
このシステムは、前述した図46の従来例に対してテレビ会議端末装置120′及び多地点制御装置110′とも一部異なっている。
同図に示すように、この画像選択部115′は会議室A,B,C,・・・Xから送られてくる映像データが入力されるn個の入力端子1155と各会議室A,B,C,・・・Xに送られる映像データが出力されるn個の出力端子1156とを有し、これらの入力端子1155と出力端子1156がマトリクス状に配置されたn×n個のスイッチ素子1157のn本の入線1158とn本の出線1159に接続された構成になっている。このため、n個の各入力端子1155は、いずれも対応するn個のスイッチ素子1157を介してn個の出力端子1156の全てに接続可能であり、各会議室A,B,C,・・・Xのテレビ会議端末装置120′には任意の会議室の映像データを送れるようになっている。尚、上記n×n個の格子状に配置されたスイッチ素子1157群をマトリクス・スイッチャ1154と呼ぶ。画像選択部115′がこのような構成となっているため、本実施例では各会議室は前記NS/PS指定モード以外に独立指定モードを選択することが可能である。
図21はNS/PS指定モードと独立指定モードが混在しているときの本実施例の動作の一例を示す模式図である。
この状態において会議室AがNSになると図中実線の矢印で示すように会議室B,D,Eには会議室Aの画像が表示され、会議室Aには破線の矢印で示すようにPSとなる会議室Dの画像が表示される。一方、独立指定モードとなっている会議室Cには図中一点鎖線の矢印で示すように指定した会議室Eの画像がそのまま表示される。
まず、図22は各会議室A,B,・・・Xにおいて現在指定されているモード(指定モード)を管理するモード管理テーブルの構成図である。このテーブルが管理する情報には、上記「指定モード」以外に独立モードにおいて表示する会議室を発言者検出により自動的に切り替えることを許可するか否かを示す「自動会議室切替フラグ」、及びチェアマンとなる会議室を管理するための「チェアマンフラグ」が有る。これらの内、「自動会議室切替フラグ」は独立指定モードとなっている会議室についてのみ有効である。
そして、最後に、図25はマトリクス・スイッチャ1154の各スイッチ素子1157の現在の状態を管理するためのマトリクス・スイッチャ状態テーブルの構成図である。同図において、「O」印がオン「X」印がオフとなっているスイッチ素子1157を示している。
2)表示会議室切替え
3)指定モード切替え
4)自動会議室切替え許可/不許可指定
5)相手カメラ制御
7)指定モード強制変更
続いて、上記各イベントの発生に対応して制御部116′が行う動作をフローチャート等を参照しながら説明する。
すなわち、図22のモード管理テーブルに示されているように会議室A,D,・・・XはNS/PS指定モードに設定され、会議室B,Cは独立指定モードに設定されているものとする。また、自動会議室切替フラグは会議室Bにおいては許可に、会議室Cにおいては不許可に設定されいてる。また、チェアマンは会議室Aに設定されている。
そして、図24の表示会議室管理テーブルに示されているように現在、会議室D,・・・Xのテレビ会議端末装置120D′,・・・120X′にはNSである会議室Aの画像が表示されており、このNSとなっている会議室Aのテレビ会議端末装置120A′にはPSとなっている会議室Dの画像が表示されている。
また、会議室B,Cのテレビ会議端末装置120B′,120C′にはそれぞれ各会議室において選択された会議室C,Dの画像が表示されている。
上記構成において、まず、上記1)の発言者検出のイベント発生時の制御部116′の動作を図26のフローチャートを参照しながら説明する。
以上の動作により、例えば会議室Xで発言が行われた場合には、PS/NS管理テーブルは図27(a) に示すような状態に書き換えられる。すなわち、会議室XがNSに書き換えられるのに伴ってNSであった会議室AがPSに書き換えられ、PSであった会議室DがSに書き換えられる。
以上の動作により、表示会議室管理テーブルは図24から図27(b) に示す状態に書き換えられる。すなわち、今度PSとなる会議室Aに新たにNSとなる会議室Xの画像が、また、PSからSとなる会議室DAに同じく新たにNSとなる会議室Aの画像が表示されるように書き換えられる。さらに、会議室Bは独立指定モードであっても自動会議室切替フラグが許可に設定されているので新たにNSとなる会議室Xの画像が表示されるように書き換えられる。ます、図示されてはいないが、残りの会議室E,・・・は全て会議室Xの画像が表示されるように書き換えられる。尚、会議室Xには既に今度新たにPSとなった会議室Aの画像が表示されているので、書き換えは行わない。
尚、上記ステップS201で発言会議室が現在NSとなっていれば、NS,PSとも変化しないので、テーブルの書き換えは行わず直ちに処理を終了する。したがって、この場合各会議室A,B,・・・Xの画像は変化しない。
いずれかの会議室で画像をある会議室の表示に切り替える操作が行われると、まずモード管理テーブルを参照してこの操作を行った会議室のモードは何であるか判別する(S221)。
一方、上記ステップS221で操作した会議室がNS/PS指定モードであった場合には、次にNS/PS管理テーブルを参照してこの会議室が現在NSとなっているかどうか判別する(S223)。そして、NSであればNS/PS管理テーブルのこの表示指定された会議室の欄をPSに書き換える。またこれに伴いPSとなっている会議室をSに書き換える(S224)。すなわち、NSの会議室に表示されるのは原則としてPSの会議室なので、これに沿って書き換える。
次に、モード管理テーブルを参照して、設定されている会議室No. の会議室のモードはNS/PS指定モードまたは独立指定モードのいずれになっているか調べる(S227)。そして、NS/PS指定モードであれば上述のようにして書き換えられたNS/PS管理テーブルの内容に従って表示会議室管理テーブルのこの会議室の欄を書き換える(S228)。すなわち、NSとなっている会議室にはPSの会議室が、その他の会議室には新たにNSとなった会議室が表示され
るように書き換える。
ある会議室において指定モードを変更する操作が行われると、まずモード管理テーブルを参照してこの操作を行った会議室のモードは現在独立指定モードまたはNS/PS指定モードのいずれのモードに設定されているか調べる(S241)。
ある会議室の端末装置120′の操作部131で自動会議室切替え許可/不許可指定の操作が行われると、まずモード管理テーブルを参照してこの操作を行った会議室のモードが独立指定モードまたはNS/PS指定モードのいずれであるかを調べる(S251)。
以上の動作により、独立指定モードになっている会議室は自端末装置120′の操作部131で自動会議室切替え許可/不許可指定の操作を行うことにより、自動での会議室の切替え、すなわち発言者検出があったときに表示を発言が行われた会議室の画像に切替えてもよいか否かを所望するように選択できる。
ある会議室の端末装置120′の操作部131においてカメラの首振り、ズーム等の相手カメラ制御の操作が行われると、まず、表示会議室管理テーブルを参照してこの操作を行った会議室に現在表示されている会議室を調べる(S261)。
ある会議室において指定モード強制変更の操作が行われると、まずモード管理テーブルを参照してこの操作を行った会議室はチェアマン会議室になっているか否かを調べる(S271)。
そして、NS/PS指定モードであればモード管理テーブルの全会議室のモードをNS/PS指定モードに変更し(S273)、続いてモード管理テーブル内のセットされている全ての自動会議室切替フラグをリセットする(S274)。
ところで、チェアマン会議室の設定は、例えばi)多地点制御装置で指定する、ii)多地点制御装置にテレビ会議端末装置120′が最初に接続された会議室とする等の方法により行う。
多地点制御装置310には、専用回線やISDN等の交換回線を介してA地点、B地点、・・・Z地点のテレビ会議端末装置320A,320B,・・・320Zが接続されている。
テレビ会議端末装置320の画像送信系は、カメラ321、地点名映像生成部322、映像重畳部323、および画像符号化部324を備えている。
画像復号部327は、多地点制御装置310から受信するディジタル符号化データを元の映像信号(NTSC信号)に復元して受信モニタ327に出力する。
次に、図41は第2のシステム構成例である。
このシステムのテレビ会議端末装置320の画像送信系は、上記カメラ321、上記画像符号化部324の他に地点名コード生成部331、信号多重部332、及び回線処理部333を備えている。
地点名コード生成部331は、この会議室の地点名コード(文字コード)を生成し、これを信号多重部332に出力する。
多地点制御装置310は、この多重化データを各会議室のテレビ会議端末装置320から受信し、当該多重化データを各会議室のテレビ会議端末装置320へ分配する。
信号分離部336は、上記多重化データから会議室の映像のディジタル符号化データと地点名コードとを分離し、それぞれ画像復号部326と地点名映像生成部337に出力する。
映像重畳部338は、この地点名映像信号と画像復号部336から入力される会議室の映像信号とを重畳し、これにより得られる映像信号を受信モニタ327に出力する。
次に、図42は第3のシステム構成例を示す図である。
多重・分配部314は、上述のようにして入力される会議室の映像信号と地点名コードを多重化して各会議室のテレビ会議端末装置320へ分配送信する。
このシステムでは、テレビ会議端末装置320の画像送信系の構成は上述した第3のシステム例と同様になっている。
地点名映像生成部316は、地点名コード検索部から入力される地点名コードから対応する地点名の映像信号を生成し、これを映像重畳部317に出力する。
符号化・分配部318は、入力される会議室の映像と地点名の映像とが重畳された映像信号を、例えばCCITTの勧告H.261で符号化して各会議室のテレビ会議端末装置320に分配する。
1)多地点制御装置が各端末装置から会議室の映像データと地点名コードを受信する。そして、多地点制御装置は会議室の映像データを映像信号に復号すると共に、地点名コードから対応する地点名の映像信号を生成する。そして、次に、多地点制御装置は会議室の映像信号に地点名の映像信号が重畳された映像信号を生成し、これを符号化してから各端末装置へ分配する。
2)端末装置は会議室の映像データと地点名番号を多重化して多地点制御装置に送信する。
端末装置は、多重化データを会議室の映像データと地点名番号に分離する。そして、会議室の映像データを映像信号に復号すると共に地点名番号を基に地点名の映像信号を生成する。次に、上記復号した会議室の映像信号にこの地点名の映像信号を重畳させ、これにより得られた映像信号を基に会議室の映像に地点名の映像が重畳された画像を表示する。
11 発言地点検出手段
12 映像合成手段
13 映像分配手段
20−1〜20−N テレビ会議端末装置
31 切替出力手段
32 制御手段
40−1〜40−N テレビ会議端末装置
51 モード設定手段
52 切替出力手段
53 第1の制御手段
54 第2の制御手段
55 モード変更手段
56 主会議設定手段
57 表示会議室管理手段
58 転送手段
61,78,88,93 映像重畳手段
62,71,94 符号化手段
65 復号手段
66,96 画像表示手段
72 多重化手段
75 分離手段
76,86,92,95 映像復号手段
77,87,91 映像生成手段
81 コード生成手段
82 多重化・分配手段
85 信号分離手段
Claims (3)
- テレビ会議端末装置が3会議室以上に配置される多地点テレビ会議システムのための多地点制御装置において、
端末装置から指定のあった会議室の画像を該端末装置に送出する第1のモードと、ある端末装置からの特定のイベント発生に応じて各端末装置に送出する会議室の画像を強制的に切り替える第2のモードの2つのモードを有し、
各会議室の端末装置からの前記第1あるいは第2のモード指定要求に応じて、各会議室毎に当該指定要求されたモードを設定するモード設定手段と、
各端末装置からの会議室の映像データを入力し、各端末装置毎に前記設定されている前記第1あるいは第2のモードに応じて会議室の映像データを切替出力する切替出力手段と、
を備えたことを特徴とする多地点制御装置。 - 前記特定のイベントは発言会議室の検出であり、前記モード設定手段は、前記第1のモードに設定されている会議室の端末装置から自動切替許可要求を受信した際、この会議室に対して自動切替許可を設定し、 前記切替出力手段は、前記発言会議室の検出によって、前記第1のモードでかつ前記自動切替許可が設定されている会議室の端末装置へ送出する映像データが該発言会議室の端末装置からの映像データに切り替わるように制御される、ことを特徴とする請求項1記載の多地点制御装置。
- 会議室の中から主会議室を選択・設定する主会議室選択・設定手段と、該主会議室の端末装置からモードを前記2つのモードの内いずれか一方のモードに強制的に変更する旨の指定を受けたとき、前記モード設定手段が管理する全会議室のモードを指定されたモードに強制的に変更するモード変更手段とを、さらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の多地点制御装置。
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