JP3731472B2 - 印刷装置およびその制御方法、ならびにプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷装置およびその制御方法、ならびにプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3731472B2
JP3731472B2 JP2000518843A JP2000518843A JP3731472B2 JP 3731472 B2 JP3731472 B2 JP 3731472B2 JP 2000518843 A JP2000518843 A JP 2000518843A JP 2000518843 A JP2000518843 A JP 2000518843A JP 3731472 B2 JP3731472 B2 JP 3731472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
reset signal
printing apparatus
time
predetermined range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000518843A
Other languages
English (en)
Inventor
裕司 川瀬
光明 寺平
秀剛 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP3731472B2 publication Critical patent/JP3731472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/1707Conditioning of the inside of ink supply circuits, e.g. flushing during start-up or shut-down
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【技術分野】
本発明は、印刷装置、その制御方法、およびプログラムを記録した記録媒体に関し、特にリセット時における処理方法、及びインクジェット形式の印刷装置におけるヘッドのクリーニング処理方法に関するものである。
【背景技術】
インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷を行うインクジェット形式の印刷装置は、インクジェットヘッドの信頼性維持のために定期的な保守、すなわちクリーニング処理が必須である。定期的なクリーニングにより、ノズル内でインクが乾いて粘度が増しノズルが詰まって印刷の障害となるといった問題を防ぐことができるからである。
このクリーニング処理は、一般に、前回のクリーニングからの経過時間及びインクジェットヘッドのキャッピング状態などに応じて実行されタイマーで管理されている。
また、POSプリンタやネットワークプリンタのように、ホストコンピュータから制御される印刷装置が遠隔に設置される場合には、これを遠隔から完全にコントロールできる必要がある。このため、ホストコンピュータからのリセット信号に応じて、プリンタの電源投入時における初期化処理と同等の初期化処理を実行させる必要があり、クリーニングにおいてはインク消費量の多い初期化レベルのクリーニングが実行されていた。
前記リセット信号は、ホストのパワーオンリセット時、OS(オペレーティングシステム)の起動時、アプリケーションの起動時やアプリケーションで印刷を開始する時などに出力され、ホストコンピュータの機種、アプリケーション、プリンタドライバ等によっては、プリンタに対して複数のリセット信号が比較的短い間隔で供給されることがある(以下このようなリセット信号を意図的でないリセット信号という)。
このような場合、従来のプリンタでは、その都度初期化レベルのクリーニングが行われることになるので、必要以上にインクが消費されていた。これにより、実質的に使用可能なインク量が減ってランニングコストが増大し、また、インクカートリッジの交換頻度が増すので使用済のカートリッジが増え、省資源及び環境保護の面で好ましくない。
また、リセット信号は様々な要因で発生するので、外部から供給されたリセット信号を全く無視してしまうことはプリンタの信頼性を維持するために不可能である。
そこで、本発明においては、過剰なクリーニングを回避してインクの消費量を低減するとともに、印刷装置の信頼性を維持することができる印刷装置及びクリーニング処理方法を提供することを目的とする。
【発明の開示】
このため、本発明においては、印刷装置に供給されるリセット信号は、接続されるホストコンピュータの機種、あるいはそのホストコンピュータ上で稼働するアプリケーション等のシステム構成が決まれば、リセット信号が供給される時間間隔は略所定の範囲に収まるであろうことに着目し、リセット信号が供給される時間間隔に基づいてユーザによる意図的な連続リセット(初期化レベルのクリーニングを行わせようとしている)か否かを判断できるようにしている。さらに、このような判断をCPUなどの制御装置で行うために、リセット信号を、制御装置を強制的に初期化するハードウェア的なリセット信号として供給するのではなく、制御装置が認識できるようなソフトウェア的なリセット信号として供給するようにしている。
すなわち、本発明の印刷装置は、
(1)ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号に基づいて動作する印刷装置において、
前記リセット信号の受信間隔を計時する計時手段と、
前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として記憶する不揮発性記憶手段と、
前記記憶手段に対する情報の書き込み及び読み出しを含む前記印刷装置の動作を制御する制御手段と、
前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を前記制御手段に与えるリセット信号処理手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断するとともに、
前記制御手段は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の平均値を求め、該平均値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする。
(2) ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号に基づいて動作する印刷装置において、
前記リセット信号の受信間隔を計時する計時手段と、
前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として記憶する不揮発性記憶手段と、
前記記憶手段に対する情報の書き込み及び読み出しを含む前記印刷装置の動作を制御する制御手段と、
前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を前記制御手段に与えるリセット信号処理手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断するとともに、
前記制御手段は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の分布の中心値を求め、該中心値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする。
本発明においては、リセット信号が供給されても制御装置はハードウェア的にリセットされることはなく、リセット信号が供給された時間間隔を記憶することができる。このため、過去の複数のリセット時間間隔に基づきリセット信号が意図的であるか否かを判断することができる。
本発明においては、意図的なリセットであると判断した場合は初期化レベルのクリーニングを実行し、意図的なリセットでないと判断した場合は適当な処理レベルのクリーニングを実行することができる。さらに、過去の複数のリセット時間間隔に基づきリセット信号が意図的であるか否かを判断しているので、印刷装置の設置された環境に適応した判断を行うことができる。
本発明においては、意図的なリセットでないと判断すると内部リセット信号を抑止して適当な処理レベルのクリーニングを実行する。また、意図的なリセットであると判断したときは、制御装置が初期化され初期化レベルのクリーニングが行われる。また、制御装置が異常状態にあって抑止信号が出力されないときにも制御装置を初期化することができ、信頼性を維持できる。
制御装置がハードウェア的にリセットされる前に情報をいったん記憶装置に書き込み、リセットされた後に記憶装置から読み出して意図的か否かを判断することにより、制御装置の信頼性を維持でき、同時に常に適切な処理レベルのクリーニングを行うことによりインクの消費を最小限に抑えることができる。
上記の所定の時間としては、ホストコンピュータの起動時やホストコンピュータで稼働するアプリケーションの起動時に数秒から数分程度の間に連続してリセット信号が供給される場合を考慮して、数秒から数分程度の時間に設定しておくことが望ましい。
上記の所定の時間としては、アプリケーションによる同じ処理、例えばレシートの印刷処理などを数〜数十分程度の間隔で繰り返して行った際にアプリケーションからリセット信号が供給される場合を考慮して、数分以上の時間に設定しておくことが望ましい。
本発明は、印刷装置の制御方法としても把握することが適当であり、その場合においても同様の作用、効果を奏するものである。
また、本発明の制御方法は、制御装置で実行可能な制御プログラムとして供給することが可能であり、その制御プログラムを記録した記録媒体を介して提供することができる。記録媒体としてコンパクト・ディスク(CD−ROM)、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD−ROM)、もしくは、磁気テープを採用することができ、これらの記録媒体を用いて、既存印刷装置にプログラムを導入することができる。
さらに、これらのプログラムをWWW(World Wide Web)ウェブ・サイトに登録し、これを使用者にダウンロードさせて、既存の印刷装置にプログラムを導入することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したインクジェットプリンタを説明する。
[第1の実施の形態]
図1及び図2に、本発明を適用したプリンタの主要部分の構成を示す。本例のプリンタ1は、インクジェットヘッド2及びインクタンク3が箱型のキャリッジ4に搭載されて走査方向に往復動しながら印刷を行うシリアルタイプのプリンタである。インクジェットヘッド2及びインクタンク3はカートリッジ式のものであり、キャリッジ4の上蓋41を開けて、その内部に着脱可能に装着される。
キャリッジ4は、フレーム5の長手方向に往復直線移動が可能なように、その前側が、フレーム5の左右の側壁5a、5bの間に架け渡したガイド軸6によって摺動自在に支持され、後側が、同じく側壁5a、5bの間に架け渡したガイド板7の上面に摺動自在に乗っている。
フレーム5の前壁5cには、その一端に駆動側プーリ8aが、他端に従動側プーリ8bが取り付けられ、これらの間には、タイミングベルト8cを架け渡してある。タイミングベルト8cは、キャリッジ4の前側部分に連結されている。駆動側プーリ8aが、フレーム5の前壁5cに取り付けられたキャリッジモータ8dによって回転すると、タイミングベルト8cに連結されているキャリッジ4は、ガイド軸6に沿って移動する。
フレーム5の前側には、カットシート100の供給機構である自動給紙機構10が取り付けられている。自動給紙機構10は、カットシート100を多数枚収納可能なカセット11と、このカセット11に収納されているカットシート100を一枚づつカセットから送り出す給紙ローラ12と、この給紙ローラ12に対して駆動力を伝達するための動力伝達機構13(図においては二重破線で示してある。)と、カセット11から送り出されるカットシート100を、フレーム5の内部に備えられるカットシート搬送機構20に引き渡し可能な位置まで導く給紙路14とを備えている。なお、給紙ローラ12の駆動源は、搬送機構20の駆動源と共用されている。したがって、動力伝達経路13は、通常の印刷動作時には切断状態に保持され、必要な時点においてのみ接続状態に切り換わって、給紙ローラ12に駆動力を伝達できるように、クラッチ機構を備えている。
フレーム5の内部に備えられたカットシート搬送機構20は、フレーム前壁5cの側に、上下一対のガイド板21、22によって規定されるカットシート導入口23を備えている。自動給紙機構10から供給されるカットシート100は、この導入口23を介して送り込まれると、搬送ローラ24によってくわえこまれる。カットシート100は搬送ローラ24によって、インクジェットヘッド2に対峙しているガイド板25によって規定される搬送路を経由して搬送される。その後、カットシート100は、搬出ローラ26によって、フレーム5の後方の搬出口27を経由して排出される。
搬送機構20の駆動源である搬送モータ28はフレーム5の後壁側に取り付けられている。この搬送モータ28の回転力は、歯車列を介して、搬送ローラ軸29に伝達される。さらに、この搬送ローラ軸29及び、反対側の歯車列を介して、搬出ローラ軸32に伝達される。
ここで、キャリッジ4は、予め設定された印刷領域を往復移動して、そこに搭載されているインクジェットヘッド2により、前記のように搬送されるカットシート100の表面に印刷を施す。本例では、キャリッジ4は、印刷領域を超えてフレーム5の側壁5aの位置まで移動可能である。印刷領域を超えたこの領域には、インクジェットヘッド2のホームポジション、インクジェットヘッド2のクリーニングを行う位置、及び自動給紙機構10を駆動してカットシートの供給を行う位置が含まれる。
印刷位置を規定するガイド板25の端とフレーム側壁5aの間には、インクジェットヘッド2のノズルをキャッピングするためのヘッドキャッピング機構51、インクジェットヘッド2及びヘッドキャッピング機構51から廃インクを吸引して回収するための吸引ポンプ機構52、及び、自動給紙機構10の駆動力伝達経路13を切断状態から接続状態に切り換えるためのクラッチ機構53が配置されている。
図3には、キャリッジ4の停止位置、すなわちインクジェットヘッド2の停止位置と、各停止位置に対応して実行される動作を示してある。なおキャリッジ4の移動は、ホトセンサ、あるは機械的なマイクロスイッチ等により検出され、該検出信号に基づいてキャリッジ4は前記各位置で停止される。
図3に示すように、キャリッジ4の停止位置は、印刷領域Aの端からフレーム5の側壁5aの側に向けて、ポンプ動力切断位置P、フラッシング位置(予備吐出位置)F、空吸引位置K、ホームポジションHP、及びポンプ動力接続位置Rの順序で配列されている。各位置での動作は次の通りである。
ポンプ動力切断位置P:
この位置は、搬送モータ28の駆動力を、吸引ポンプ機構52から搬送機構20に切り換えて、吸引ポンプ機構52の駆動を止める位置である。
フラッシング位置F:
この位置は、インクジェットヘッド2の全てのノズルからインクを予備吐出、すなわちフラッシングして、不使用ノズル等から粘性の増加したインク、すなわち増粘インク等を排出する位置である。この位置では、インクジェットヘッド2のノズルがヘッドキャッピング機構51に対峙しており、予備吐出されたインク液滴はヘッドキャッピング機構51によって回収される。
空吸引位置K:
この位置は、インクジェットヘッド2のノズルがヘッドキャッピング機構51によってキャッピングされる位置である。ここで、吸引ポンプ機構52は、回収された廃インクをヘッドキャッピング機構51から排出する。
ホームポジションHP:
この位置は、キャリッジ4の初期位置であり、電源投入時等に、キャリッジ4はここに位置される。この位置で、インクジェットヘッド2は、ヘッドキャッピング機構51によってキャッピングされた状態にある。ヘッドのキャッピングによって、ヘッドノズルのインクの溶剤が蒸発してその粘性が増加したり、あるいは、インクメニスカスが後退してしまう等の弊害が防止される。また、カットシートの給紙もホームポジションHPで行われる。
ポンプ動力接続位置R:
この位置は、搬送モータ28の駆動力を、搬送機構20から吸引ポンプ機構52に切り換えることによって、吸引ポンプ機構52を駆動可能にする位置である。ここで、吸引ポンプ機構52に切り換えられた搬送モータ28の駆動力は、キャリッジ4が印刷領域A方向に移動しポンプ動力切断位置Pを通過すると搬送機構20に戻る。
なお、ヘッドキャッピング機構51によるインクジェットヘッド2のキャッピングは、前記空吸引位置Kからポンプ動力接続位置Rまでの区間で維持される。以下この区間を、キャッピング領域という。
各停止位置において実行される処理は、CPUを用いた制御装置によって制御される。図4には、本例のプリンタ1の制御のブロック図を示している。この図に示すように、プリンタ1は、インクジェットヘッド2が搭載されたキャリッジ4を所定のポジションに移動させる機構などを含むプリンタメカニズム90と、このプリンタメカニズム90及び後述するインクシステム80を制御可能な制御装置としてのCPU61と、ホストコンピュータ65からのリセット信号Vrstに起因してプリンタ1をリセットするリセット信号処理装置70を有している。リセット信号処理装置70は、リセット信号Vrstを受信すると、CPU61に該リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号V0を供給するとともに、リセット信号Vrstから所定の時間遅れて内部リセット信号VrをCPU61に供給して、この内部リセット信号VrによってCPU61をリセットする。
また、プリンタ1は、現時刻を取得可能な計時装置としてのリアルタイムクロック(RTC)63と、CPU61が外部リセット信号V0を認識したときに現時刻をリセット時間として書き込み可能な記憶装置としてEEPROM等の不揮発性RAM62を有している。なお、不揮発性RAM62には、リセット時間だけではなく、少なくともクリーニングの履歴情報を含むプリンタの状態情報等も書き込み可能となっている。CPU61は、ワーキング用の記憶領域となるRAM66及び不揮発性RAM62と、制御プログラム等を格納したROM67に接続されており、外部リセット信号V0が入力されると、不揮発性RAM62に書き込まれた情報に基づき以下で説明するプログラムをROM67からRAM66へロードし、プリンタ1の制御を実行する。
CPU61は、ROM67及び不揮発性RAM62から読み取った情報に基づき、インクシステム80に対してインク消費量の異なる5種類の処理レベル、すなわちクリーニングレベル1(TCL1)、クリーニングレベル2(TCL2)、クリーニングレベル3(TCL3)、フラッシング処理(F)、ダミークリーニング(ダミー)によるクリーニングを実現する。これらのクリーニング時に消費するインク量は、ダミー、F、TCL1、TCL2、TCL3の順に多くなる。但し、ダミークリーニングではインクの消費はない。
TCL1、2、3の各クリーニングでは、主に増粘インク及びインク経路内の気泡の排出を目的として、ノズルからインクを吸引する処理と、ゴムのへらでヘッド表面を払って清掃するいわゆるワイピング処理と、必要に応じてスポンジを用いてヘッド表面を払ういわゆるラビンダ処理が行われる。以下にそれぞれのレベルのクリーニングの内容と、その条件について簡単に説明する。
クリーニングTCL1
クリーニングTCL1は、不揮発性RAM62から読み出した情報に基づき、前にTCL1以上のクリーニングが行われてからの経過時間が96時間未満であり、かつ休止状態からの経過時間、すなわちインクジェットヘッド2がキャッピングされた状態から開放されて15時間以上経過していると判断された場合に実行される。TCL1においては、インク吐出室内の全インクの吸引が行われ、その結果所定量のインクが消費される。他の処理レベルとのインク消費量を比較するために、この処理レベルにおけるインク消費量を1とする。
クリーニングTCL2
クリーニングTCL2は、前記同様に、状態情報に基づき、前にTCL1以上のクリーニングが行われてからの経過時間が96時間以上で168時間未満であると判断された場合に実行される。TCL2においては、ヘッドユニット内の全インクの吸引が行われるが、この場合のインク消費量は8である。
クリーニングTCL3
クリーニングTCL3は、前記同様に、状態情報に基づき、前にTCL1以上のクリーニングが行われてからの経過時間が168時間以上であると判断された場合に実行される。TCL3のクリーニングにおいては、インク経路内の全インクの吸引が行われ、この場合のインク消費量は40である。プリンタ1においては、このクリーニングTCL3におけるインク消費量が最大である。
フラッシングF
フラッシングFは、インクジェットヘッドのキャッピングが開放されてからの経過時間が15時間未満である場合に実行される。フラッシングでは、例えば、40〜1000回のインク予備吐出を行い、これによってノズル内及びその近傍のインクの排出を行う。この場合のインク消費量は0.0025〜0.06である。
ダミークリーニング
ダミークリーニングは、フラッシングを行った後に、ヘッド表面の清掃、ヘッドのキャッピング、インクの空吸引等が行われるが、インクの消費はゼロである。本例では、ディップスイッチ91によって、その起動の有効または無効を切り換えることができる。本例のプリンタ1では、インク消費を伴わずに初期化レベルのクリーニングとほぼ同じ動作を行うダミークリーニングが行われるようになっているので、ユーザに対し、プリンタ1が外部からのリセット信号を確実に受信していることを明確に伝達でき、クリーニングが行われなかったのではないかという無用な誤解を招くことを防ぐことができる。
プリンタ1では、これらのクリーニング処理と共に、キャリッジ4のホームポジションへの移動含むプリンタメカニズム90の初期化も行われる。
リセット信号処理装置70は、ホストコンピュータ65からのリセット信号Vrstを検出し、外部リセット信号V0を出力するリセット検知部71と、このリセット検知部71からの外部リセット信号V0を入力してから所定の時間経過した後に、遅延リセット信号V1を出力するリセット遅延タイマ72と、遅延リセット信号V1を入力し、内部リセット信号VrをCPU61に出力するリセット信号生成部73とを備えている。リセット信号生成部73は、CPU61に合ったリセット信号(例えば、パルス幅、立ち上がり時間、立下り時間、電圧値等)を生成する。内部リセット信号Vrは、プリンタ1の電源投入時における初期化処理と同じ初期化処理をCPU61に実行させるリセット信号である。CPU61への内部リセット信号Vrの入力により、プリンタメカニズム90の初期化、RAM66のプログラム及びデータのクリーンアップを含む初期化処理が実行される。この内部リセット信号Vrは、CPU61が外部リセット信号V0を検出したときにリセット信号生成部に対して出力するデスエーブル(disable)信号Vdによってその出力が抑止される。
なお、外部リセット信号V0は、CPU61のマスク不能割り込みであるNMI端子に入力されることが望ましい。これにより、外部リセットの発生を確実に認識することができる。また、内部リセット信号Vrは、CPU61を強制的にリセットするRST端子に入力されることが望ましい。これにより、外部リセット信号に起因して確実にCPU61にリセット動作を行わせることができる。
図5に、ホストコンピュータからのリセット信号Vrstを受信してから、内部リセット信号VrがCPU61に出力されるまでの処理のフローチャートを示す。図に示すように、ステップST11において、リセット検知部71がリセット信号Vrstを検出すると、外部リセット信号V0が出力される(ST12)。この信号を受けてリセット遅延タイマ72が起動される(ST13)。予め設定された所定の時間が過ぎると、リセット遅延タイマ72により遅延リセット信号V1が出力され(ST14)、デスエーブル信号Vdが出力されているか否かを判断する。デスエーブル信号が出力されていないとき(ST15;No)、リセット信号生成部73は、内部リセット信号VrをCPU61に出力する(ST16)。一方、デスエーブル信号が出力されているときは(ST15;Yes)、内部リセット信号Vrを出力しない。
前記リセット検知部71が出力する外部リセット信号V0は、前記リセット遅延タイマ72及びCPU61に入力される。前記リセット遅延タイマ72に入力される外部リセット信号V0は、前述のようにリセット遅延タイマ72を起動させるトリガとなる。このトリガが与えられてから、予め設定された遅延時間、例えば100ミリ秒が経過するまで、CPU61には、リセット信号生成部73からの内部リセット信号Vrは与えられない。一方、CPU61には、リセット遅延タイマ72に与えられるものと同じタイミングで、外部リセット信号V0が与えられる。これによってCPU61は、ホストコンピュータ65からリセット信号Vrstが送信されたことを知ることができる。
CPU61は、リセット信号Vrstが送信されたことを知ると、すなわち外部リセット信号V0を検出すると、リセット信号生成部73に対してデスエーブル信号Vdを出力し、リセット時刻を不揮発性RAM62に記録する。また、このとき、プリンタ1の各種状態情報やリセット信号Vrstが送信された旨を不揮発性RAM62に記録することもできる。記録すべきプリンタの状態情報として、キャリッジの位置やインクカートリッジの有無等プリンタの機構的部分に関する状態情報、インク残量を示すインクエンドカウンタの値、リセット時にクリーニングが行われている場合には、そのクリーニングに関する情報を含むことができる。
もっとも、CPU61は、このリセット信号V0を入力したタイミングとは別に、所定の時間間隔またはクリーニング処理の実行後に、プリンタの状態情報を不揮発性RAM62に記録することとしてもよい。クリーニング処理の実行後に記録される状態情報には、該クリーニング処理を実行した時刻が含まれる。この場合に、各処理レベル毎にそれらの実行時間を記録しても良いし、また所定レベル、例えばTCL1以上のクリーニングの実行時刻を記録するようにしても良い。また、定期的に記録される状態情報には、ノズルのキャッピングが解除された時刻、印字量を示す印字パスカウンタ値を含むことができる。
図6〜図8は、プリンタ1のクリーニング処理動作を示すフローチャートである。図6に示すように、ステップST1において、CPU61がリセット検知部71からの外部リセット信号V0を検出すると、及びステップST2において、RTC63より現在時刻がリセット時刻r(n)として読み込まれる。次に、ステップST3において、直前のリセット時間r(n−1)と今回のリセット時間r(n)からリセット時間間隔T(n)を算出し、後述するように該リセット時間間隔の平均値Taveを求め判定値として設定する。そして、ステップST4において、直近のリセット時間間隔T(n)がステップST3で求めた判定値Taveに対して所定の範囲にあるか否かを判断する。これによって、リセット信号が意図的なリセットであるか否かを判断する。
意図的なリセットではないと判断すると(ST4;No)、ステップST5に移行して、CPU61はリセット信号生成部73にデスエーブル信号Vdを出力し、内部リセット信号Vrが出力されないようにする。したがって、CPU61はリセットされず、プログラムに応じたソフトウェア的なリセット処理が行われ、インクシステム80に対してステップST7で適当な処理レベルのクリーニングを指示する。そして、このクリーニングが終了した後は、ステップST8で印刷が開始される。
また、意図的なリセットであると判断したときは(ST4;Yes)、CPU61はリセット信号生成部73にデスエーブル信号Vdを出力せず、内部リセット信号VrがCPU61に供給され、CPU61はハードウェア的にリセットされる(ステップST9)。そして、ステップST10において、初期化レベルのクリーニングTCL3が実行される。このクリーニングが終了した後は、ステップST8で印刷が開始される。
図7は、意図的なリセットであるか否かを判断する処理110のフローチャートである。CPU61は、ステップST21において、リセット時刻r(n)と直前のリセット時刻r(n−1)とから直近のリセット時間間隔T(n)を算出する。
次に、ステップST22において、過去のリセット時間間隔Tのうち、数秒から数分程度のものだけを抽出して、抽出したリセット時間間隔Tの平均値Taveを算出する。この平均値Taveを意図的なリセットであるか否かを判断するための判定値として設定する。
次に、ステップST23及びステップST24において、直近のリセット時間間隔T(n)が判定値Taveに対して所定の範囲にあるか否かによって意図的なリセットであるか否かを判断する。ステップST23において、直近のリセット時間間隔T(n)が(Tave+W1)より大きいか否かを判断する。T(n)>(Tave+W1)でない場合には、ステップST24に移行して、直近のリセット時間間隔T(n)が(Tave−W2)より小さいか否かを判断する。
T(n)<(Tave−W2)でない場合には、意図的なリセットでないと判断する。一方、ステップST23またはステップST24の条件を満足する場合は、意図的なリセットであると判断する。
図8に、ステップST7で適当なクリーニングレベルを選択する処理を示してある。まず、ステップST31において、不揮発性RAM62から読み取った前回のクリーニング時刻と、リセット後にRTC63から読み取った時刻から、前回のクリーニングからの経過時間を求める。また、不揮発性RAM62から読み取った休止時間と、RTC63から読み取った時刻からノズルのキャッピングが開放された経過時間を求める。これらの経過時間を参照して、条件1の成立、すなわちTCL1以上の処理レベルのクリーニングからの経過時間が96時間未満であり、かつキャッピング開放時間が15時間未満であるという条件が成立するか否かが判断される。条件1が成立している場合は、ステップST37で及び、キャリッジ4がフラッシング位置Fまで移動されて、そのインクジェットヘッドに対しフラッシング処理が実行される。さらに、フラッシングが行われた後は、ステップST38において、ディップスイッチ91の状態が確認され、ダミークリーニング処理を行うことが選択されている場合のみ、ステップST39において、ダミークリーニングが行われる。ダミークリーニングが選択されていない時は、該処理は行われずステップST8で印刷が開始される。
ステップST31において、条件1が満たされない場合には、ステップST32において、条件2の成立、すなわちTCL1以上の処理レベルのクリーニングが行われてからの経過時間が96時間未満であり、かつキャッピング開放時間が15時間以上であるという条件が成立するか否かが判断される。ここで、条件2が満たされる場合には、ステップST36に移行して、インク消費量の少ないTCL1のクリーニング処理が実行される。TCL1のクリーニング処理が終わるとステップST8で印刷が開始される。
ステップST32において、条件2が満たされない場合には、ステップST33において、条件3の成立、すなわちTCL1以上のクリーニングが行われてからの経過時間が96時間〜168時間である条件が成立しているか否かが判断される。この条件3が成立する場合は、ステップST35に移行して、インク消費量が中位であるTCL2のクリーニング処理が実行される。TCL2のクリーニング処理が終わるとステップST8で印刷が開始される。
ステップST33において、条件3が満たされない場合、すなわちTCL1以上のクリーニングが行われてからの経過時間が168時間を超える場合には、ステップST34に移行して、インク消費量が最も多いTCL3のクリーニング処理が実行される。TCL3のクリーニング処理が終わるとステップST8で印刷が開始される。
図9にデスエーブル信号Vdが出力されたときのタイミングチャートを示し、図10にデスエーブル信号Vdが出力されないときのタイミングチャートを示す。図において、時刻t1に、リセット検知部71がリセット信号Vrstを受信すると、次のタイミングである時刻t2にリセット検知部71からCPU61及びリセット遅延タイマ72に対して外部リセット信号V0が出力される。この外部リセット信号V0を受けて、CPU61は、RTC63から時刻t3をリセット時刻r(n)として読み込み、時刻t4に、このリセット時刻r(n)を含むプリンタの各種状態情報を不揮発性RAM62に記憶する。
時刻t5に、不揮発性RAM62から過去のリセット時刻r(n−1)、r(n−2)、r(n−3)を読み出し、これらのリセット時刻からそれぞれリセット時間間隔T(n)、T(n−1)、T(n−2)を算出し平均値Taveを求め、意図的なリセットであるか否かを判断するための判定値として設定する。
時刻t6に、CPU61からリセット信号生成部73に対してデスエーブル信号Vdが出力され、リセット信号生成部73からCPU61への内部リセット信号Vrの出力が抑止された状態となる。したがって、内部リセット信号Vrは出力されないのでCPU61はプログラムに応じたソフトウェア的なリセット処理を実行する。
これに対して、図10に示すように、時刻t7に、デスエーブル信号Vdが出力されていない場合は、時刻t8に内部リセット信号Vrが出力され、CPU61はハードウェア的にリセットされる。
このように本例のプリンタ1においては、プリンタ1にリセット信号Vrstが供給されてもCPU61がハードウェア的にリセットされることはなく、過去の複数のリセット時間間隔Tに基づいて意図的なリセットであるか否かを判断しているので、プリンタ1の使用環境に適応した適切な判断を行うことができる。
また、プリンタ1のクリーニング履歴に基づいて適当な処理レベルのクリーニングを選択できるので、インク消費を抑制しながら印字の信頼性を保持することができる。
本例のプリンタ1では、過去の複数のリセット時間間隔Tに基づいてリセット信号Vrstが意図的であるかを判断し、さらに、判断するための範囲が適切な範囲となるように随時更新するようにしている。このため、意図的でないリセット信号を確実に捉えることができる。したがって、インクの消費を抑えることができインクカートリッジの実質的に使用可能なインク量が増すのでカートリッジの長寿命化を図ることができる。この結果、インクカートリッジの交換頻度が減り、ランニングコストを低減できる。また、廃棄されるインクカートリッジの量も減り、省資源及び環境保護の面でも有効である。
また、本例のプリンタ1においては、リセット信号Vrstが意図的であるときや何らかの要因によってCPU61からデスエーブル信号Vdが出力されないときは、内部リセット信号VrによりCPU61を強制的に初期化すると共に初期化レベルのクリーニングが行われる。したがって、CPU61が何らかの異常状態にあってもハードウェア的にリセットする保護機能が備わっているので、プリンタ1の信頼性を高めることができる。
このような保護的な機能を実現するために、図5に示したリセット信号処理を行っているが、図5に示したように内部リセット信号Vrが出力されるのをリセット遅延タイマ72でマスクする代わりに、図11に示すように、デスエーブル信号Vdを判断するステップST15の処理を、リセット遅延タイマ72のカウント中に行って、内部リセット信号Vrの出力自体をマスクすることも可能である。
さらに、図7で説明した意図的なリセットか否かを判断するための処理110もこれに限定されることはない。例えば、図12に示すように、ステップST21において、取得したリセット時刻r(n)と前回のリセット時刻r(n−1)とから直近のリセット時間間隔T(n)を算出する。次に、ステップST25において、過去のリセット時間間隔T(n)と直近のリセット時間間隔T(n)のうち、数時間を越えるものを除くリセット時間間隔T(n)のみを抜き出し、これらの分布をとり、この分布の中心値Tmeを算出する。そして、この中心値Tmeを意図的なリセットであるか否かを判断するための判定値としても良い。
次に、ステップST26及びステップST27において、直近のリセット時間間隔T(n)が判定値Tmeに対して所定の範囲にあるか否かによって意図的なリセットであるか否かを判断することができる。この例では、ステップST26において、直近のリセット時間間隔T(n)が(Tme+W3)より大きいか否かを判断する。このステップST26において、T(n)>(Tme+W3)でない場合には、ステップST27に移行して、直近のリセット時間間隔T(n)が(Tme−W4)より小さいか否かを判断する。このステップST27においてT(n)<(Tme−W4)でない場合には、意図的なリセットでないと判断する。一方、ステップST26またはステップST27の条件を満足する場合は、意図的なリセットであると判断する。
このように、過去のリセット時間間隔と直近のリセット時間間隔のうち、数時間を越えるものを除くリセット時間間隔を抜き出し、意図的なリセット信号を判断するための範囲を設定すると、アプリケーションを用いて繰り返し同じ処理が日常的に行われる場合、例えば、レシートの印刷処理等を数分から数十分程度の間隔で繰り返して行い、その度にアプリケーションからリセット信号が供給される場合などのリセット信号を意図的でないリセット信号として判断することができる。そして、その判断基準の学習効果でプリンタの設置された環境状況が反映されるので、実質的であるか否かを精度良く判断してインクのセーブと高い信頼性を両立させられる。
[第2の実施の形態]
図13は、本発明の他の実施形態におけるプリンタのリセット信号処理のフローチャートである。なお、本例においては、デスエーブル信号Vdが出力されない点を除いてハードウェア構成は上記の第1の実施形態(図4)と共通であるため説明を省略する。
図に示すように、ステップST11において、リセット検知部71がリセット信号Vrstを検出すると、外部リセット信号V0が出力される(ST12)。
この信号を受けてリセット遅延タイマ72が起動される(ST13)。予め設定された所定の時間が過ぎると、リセット遅延タイマ72により遅延リセット信号V1が出力され(ST14)、これを受けてリセット信号生成部73は、内部リセット信号VrをCPU61に対して出力する(ST16)。
図14には、本例のプリンタにおけるクリーニング処理方法を示してある。第1の実施形態のプリンタと同様に、ステップST1において、CPU61がリセット検知部71からの外部リセット信号V0を検出すると、ステップST2において、RTC63より現在時刻がリセット時刻r(n)として読み込まれる。次に、ステップST41において、RTC63から取得したリセット時刻r(n)を含むプリンタ1の状態情報を不揮発性RAM62に書き込む。そして、ステップST42において内部リセット信号Vrが出力され、これによってCPU61は強制的にリセットされる。
次に、リセットされたCPU61は、ステップST43で不揮発性RAM62に書き込んだプリンタ1の状態情報を読み出す。そして、この情報に基づいて、第1の実施形態と同様に意図的なリセットであるか否かの判断処理110が行われる。そして、意図的なリセットであると判断されるとステップST10に移行して、初期化レベルのクリーニングTCL3が行われる。また、意図的なリセットではないと判断されると、ステップST7に移行して、不揮発性RAM62の情報に基づいて適当な処理レベルのクリーニングが実行される。クリーニングが終了した後は、ステップST8において印刷が開始される。
図15には、本例のプリンタにおける各種信号のタイミングチャートを示してある。図において、時刻t1にリセット検知部71がリセット信号Vrstを受信すると、次のタイミングである時刻t2にリセット検知部71からCPU61及びリセット遅延タイマ72に対して外部リセット信号V0が出力される。この外部リセット信号V0を受けて、CPU61は、時刻t3をリセット時刻r(n)として読み込み、時刻t4にリセット時刻t3を含むプリンタ1の状態情報を不揮発性RAM62に記憶する。
時刻t21にリセット遅延タイマ72からリセット信号生成部73への遅延リセット信号V1が高レベルから低レベルに変化すると、次のタイミングである時刻t22にリセット信号生成部73から内部リセット信号Vrが出力される。
このような本例のプリンタにおいては、CPU61が外部リセット信号V0を認識したときにリセット時間r(n)等のプリンタの状態情報を不揮発性RAM62に書き込んだ後に、ハードウェア的にリセットされる。そして、リセット後に不揮発性RAM62の情報を取得して過去の複数のリセット時間r(n)から求められるリセット時間間隔T(n)に基づき、供給されたリセット信号Vrstが意図的であるか否かを判断するようにしている。CPU61がハードウェア的にリセットされる前段階で情報を一旦不揮発性RAM62に書き込み、リセットされた後に読み出して意図的なリセットであるか否かを判断することにより、システムは常に初期化されるので、システムの信頼性を高めることができ、さらに、不揮発性RAM62からリセット前の情報を得ることができるので、常に適切な処理レベルのクリーニングを行ってインクの消費を最小限に抑えることができる。
なお、本例のプリンタにおいても、第1の実施の形態のプリンタと同様に、過去の複数のリセット時間間隔Tに基づいてリセット信号Vrstが意図的であるか否かを判断し、さらに、判断するための範囲が適切な範囲となるように随時補正するようにしている。このため、プリンタの使用環境に適応した適切な判断を行うことができ、意図的でないリセット信号を確実に捉えることができる。また、プリンタ1の状態情報に基づいて適当な処理レベルのクリーニングを選択しているので、インク消費を抑制しながら印字の信頼性を保持することができる。
以上本発明の実施形態においては、記憶装置として不揮発性RAMを例に挙げているがこれに限定されるものではなくハードディスク等でもよい。またダミークリーニング処理の選択手段としてディップスイッチを例に挙げているが、これに限定されるものではなくその他の選択手段、例えばホスト装置からのコントロールコマンドに応じて選択することとしてもよい。また、リセット時間間隔をRTC63から現時刻を取得することにより求めたが、必ずしも現時刻を必要とするものではなく、少なくとも前回のリセットからの経過時間を求めることができるものであれば良い。さらに、リセットの度に制御装置によりRTC等の計時装置をリスタートさせリセット時間間隔を得ることとしても良い。
以上説明したように、本発明の印刷装置およびその制御方法においては、過去の複数のリセット時間間隔に基づいて外部からのリセット信号が意図的であるか否かを判断し、さらに、判断するための基準となる値が適切な値となるように随時補正している。このため、印刷装置の使用環境に応じた適切な判断を行うことができる。また、印刷装置の状態情報に基づいて適当な処理レベルのクリーニングを選択しているので、インク消費を抑えながら印字の信頼性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタの主要構成部分を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すプリンタの印刷位置を含む部分の断面構成を示す概略断面構成図である。
【図3】図1に示すプリンタのインクジェットヘッドのクリーニングが行われる各種位置を模式的に示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るプリンタの制御系を示すブロック図である。
【図5】リセット信号処理装置によるリセット信号処理のフローチャートである。
【図6】図4に示す制御系による制御動作を示すフローチャートである。
【図7】意図的なリセットか否かを判断する処理のフローチャートである。
【図8】クリーニング処理を詳しく示すフローチャートである。
【図9】各種信号のタイムチャートである。
【図10】デスエーブル信号がでない場合のタイムチャートである。
【図11】図5に示すリセット信号処理とは異なるリセット信号処理を示すフローチャートである。
【図12】図7に示す判断処理とは異なる判断処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るプリンタのリセット信号処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るプリンタにおける制御動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係るプリンタにおける各種信号のタイムチャートである。

Claims (17)

  1. ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号に基づいて動作する印刷装置において、
    前記リセット信号の受信間隔を計時する計時手段と、
    前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記記憶手段に対する情報の書き込み及び読み出しを含む前記印刷装置の動作を制御する制御手段と、
    前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を前記制御手段に与えるリセット信号処理手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断するとともに、
    前記制御手段は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の平均値を求め、該平均値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置。
  2. ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号に基づいて動作する印刷装置において、
    前記リセット信号の受信間隔を計時する計時手段と、
    前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記記憶手段に対する情報の書き込み及び読み出しを含む前記印刷装置の動作を制御する制御手段と、
    前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を前記制御手段に与えるリセット信号処理手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断するとともに、
    前記制御手段は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の分布の中心値を求め、該中心値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項記載の印刷装置において、
    前記所定の時間は、数分以上の時間であることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1または2記載の印刷装置において、
    前記リセット信号処理手段は、前記外部リセット信号を前記制御手段に与えるとともに、前記外部リセット信号から所定の時間遅れて前記制御手段を初期化する内部リセット信号を前記制御手段に与え、
    前記制御手段は、前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にないと判断した場合に、前記内部リセット信号を抑止する抑止信号を前記リセット信号処理手段に与えることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1または2記載の印刷装置において、
    前記リセット信号処理手段は、前記外部リセット信号を前記制御手段に与えるとともに、前記外部リセット信号から所定の時間遅れて前記制御手段を初期化する内部リセット信号を前記制御手段に与え、
    前記制御手段は、前記外部リセット信号が与えられてから前記内部リセット信号が与えられる前に、少なくとも前記リセット時間間隔を前記不揮発性記憶手段に記憶し、前記内部リセット信号が与えられ初期化された後に前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて前記所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1または2記載の印刷装置において、
    前記計時手段は、現時刻を計時し、
    前記制御装置は、前記リセット信号を検出した時の現時刻をリセット時間として前記記憶装置に記憶し、該リセット時間から前記リセット時間間隔を求め前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項記載の印刷装置において、
    前記所定の時間は、数秒から数分程度の時間であることを特徴とする印刷装置。
  8. 印刷装置の状態情報を記憶する不揮発性記憶手段を有する印刷装置の制御方法において、
    ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号を受信する受信工程と、
    前記リセット信号の受信間隔を計時する計時工程と、
    前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として前記不揮発性記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を生成するリセット信号処理工程と、
    前記記憶工程で記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断する判断工程とを有し、
    前記判断工程は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の平均値を求め、該平均値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  9. 印刷装置の状態情報を記憶する不揮発性記憶手段を有する印刷装置の制御方法において、
    ホストコンピュータからのデータ及びリセット信号を含む制御信号を受信する受信工程と、
    前記リセット信号の受信間隔を計時する計時工程と、
    前記リセット信号受信間隔をリセット時間間隔として前記不揮発性記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記リセット信号を受信したことを通知する外部リセット信号を生成するリセット信号処理工程と、
    前記記憶工程で記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が該所定範囲内にあるか否かを判断する判断工程とを有し、
    前記判断工程は、過去のリセット時間間隔のうち所定の時間内にある該リセット時間間隔の分布の中心値を求め、該中心値を基準に前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  10. 請求項8記載の印刷装置の制御方法において、
    前記所定の時間は、数秒から数分程度の時間であることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  11. 請求項9記載の印刷装置の制御方法において、
    前記所定の時間は、数分以上の時間であることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. 請求項8記載の印刷装置の制御方法において、
    インクジェットヘッドをクリーニングするクリーニング工程を有し、
    前記判断工程において、前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にあると判断した場合は、前記クリーニング工程において、所定量のインク消費を伴う初期化レベルのクリーニングを実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 請求項12記載の印刷装置の制御方法において、
    前記記憶工程は、前記印刷装置の状態情報を記憶し、
    前記判断工程において、前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にないと判断した場合は、前記クリーニング工程において、前記状態情報に基づいて複数のクリーニング処理レベルの一を選択実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  14. 請求項8または9記載の印刷装置の制御方法において、
    前記リセット信号処理工程は、前記外部リセット信号を生成するとともに、前記外部リセット信号から所定の時間遅れて前記印刷装置を初期化する内部リセット信号を生成し、
    前記判断工程において、前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にないと判断した場合に、前記内部リセット信号を抑止する抑止信号を生成する工程を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  15. 請求項8または9記載の印刷装置の制御方法において、
    前記リセット信号処理工程は、前記外部リセット信号を生成するとともに、前記外部リセット信号から所定の時間遅れて前記印刷装置を初期化する内部リセット信号を生成し、
    前記記憶工程は、前記外部リセット信号が与えられてから前記内部リセット信号が与えられる前に、少なくとも前記リセット時間間隔を前記不揮発性記憶手段に記憶し、
    前記判断工程は、前記内部リセット信号が与えられ初期化された後に前記不揮発性記憶手段に記憶された複数の前記リセット時間間隔に基づいて前記所定の範囲を設定し、最新の前記リセット時間間隔が前記所定範囲内にあるか否かを判断することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  16. 請求項8または9記載の印刷装置の制御方法において、
    前記計時工程は、現時刻を計時し、
    前記記憶工程は、前記リセット信号を検出した時の現時刻をリセット時間として前記不揮発性記憶手段に記憶し、
    前記判断工程は、該リセット時間から前記リセット時間間隔を求め、前記所定の範囲を設定することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  17. 請求項8乃至16の内1に記載の印刷装置の制御方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体。
JP2000518843A 1997-11-05 1998-11-02 印刷装置およびその制御方法、ならびにプログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3731472B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30278097 1997-11-05
PCT/JP1998/004963 WO1999022941A1 (fr) 1997-11-05 1998-11-02 Imprimante et son procede de commande

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3731472B2 true JP3731472B2 (ja) 2006-01-05

Family

ID=17913036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000518843A Expired - Fee Related JP3731472B2 (ja) 1997-11-05 1998-11-02 印刷装置およびその制御方法、ならびにプログラムを記録した記録媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6328410B1 (ja)
EP (1) EP0962322B1 (ja)
JP (1) JP3731472B2 (ja)
DE (1) DE69831314T2 (ja)
WO (1) WO1999022941A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0981104B1 (en) 1998-07-29 2006-04-05 Seiko Epson Corporation Computer printer initialization
JP4019249B2 (ja) * 2000-08-30 2007-12-12 セイコーエプソン株式会社 記録ヘッドクリーニング処理制御装置、及び記録ヘッドクリーニング処理制御方法、並びに記録装置
EP1470268A2 (en) * 2000-10-03 2004-10-27 Applied Materials, Inc. Method and associated apparatus for tilting a substrate upon entry for metal deposition
US20030023843A1 (en) * 2001-07-26 2003-01-30 Heath Chester A. Remote processor intelligent reset apparatus and method
US6719388B2 (en) * 2002-01-16 2004-04-13 Xerox Corporation Fail-safe circuit for dynamic smartpower integrated circuits
KR20040065403A (ko) * 2003-01-14 2004-07-22 삼성전자주식회사 주변기기 초기화방법 및 장치
JP4487579B2 (ja) * 2004-02-02 2010-06-23 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び記録ヘッドクリーニング方法
JP2005254621A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Seiko Epson Corp 電源制御装置及び電源制御方法
JP2006062266A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Seiko Epson Corp プリンタ及びプリンタの制御方法
EP2275918B1 (en) * 2004-08-27 2014-04-16 Seiko Epson Corporation Printer and printer control method
GB0621374D0 (en) * 2006-10-27 2006-12-06 Domino Printing Sciences Plc Improvements in or relating to continuous inkjet printers
WO2020162904A1 (en) * 2019-02-06 2020-08-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Reset monitor

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2946725B2 (ja) * 1989-11-06 1999-09-06 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録装置
JP2877872B2 (ja) 1990-02-13 1999-04-05 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP2829771B2 (ja) 1990-05-22 1998-12-02 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置の回復制御方法
ES2053215T3 (es) * 1990-02-13 1994-07-16 Canon Kk Aparato de impresion por chorros de tinta.
JPH0592577A (ja) * 1991-10-02 1993-04-16 Canon Inc インクジエツト記録装置
US5225472A (en) 1992-05-19 1993-07-06 Courtaulds Aerospace, Inc. Low viscosity polythiol and method therefor
EP0694404B1 (en) * 1994-07-28 1999-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus, recovery method thereof and information processing system
JPH08142450A (ja) 1994-11-17 1996-06-04 Tec Corp インクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
US6328410B1 (en) 2001-12-11
EP0962322A1 (en) 1999-12-08
EP0962322A4 (en) 2000-05-17
DE69831314T2 (de) 2006-06-08
EP0962322B1 (en) 2005-08-24
DE69831314D1 (de) 2005-09-29
WO1999022941A1 (fr) 1999-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3731472B2 (ja) 印刷装置およびその制御方法、ならびにプログラムを記録した記録媒体
JP3601102B2 (ja) インクジェット式印刷記録装置と印字システム
US7775626B2 (en) Cleaning device, inkjet printer, and an inkjet printer cleaning method
EP0911172B1 (en) Printer and method of resetting it
JP2000158673A (ja) インクジェット式記録装置および同装置に用いられるフラッシング制御方法並びに制御装置
JP2008238431A (ja) 流体噴射装置
US6398336B1 (en) Ink jet recording apparatus and maintenance method therefor
US6024432A (en) Ink-jet recording apparatus
JP3484951B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP4038896B2 (ja) 印刷装置およびそのリセット時における制御方法
JP3888384B2 (ja) インクジェット記録装置及びその回復処理方法
JPH09286120A (ja) インクジェット記録装置
JP3794209B2 (ja) インクジェット記録装置及びその回復処理方法
JP3287393B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2002036581A (ja) インクジェット式記録装置
JPH11192732A (ja) インクジェット式記録装置
JP2003182052A (ja) インクジェット式記録装置
JP2002103591A (ja) インク吐出型記録装置及びその記録ヘッドの回復処理動作の制御方法
JP3870510B2 (ja) 印刷装置およびクリーニング処理方法
JP2002283659A (ja) 記録装置及び動作実行モードの設定制御方法
JPH08238781A (ja) 記録装置及び記録装置を用いる電子機器、及び該装置における交換制御方法
JP2000289215A (ja) インクジェット式記録装置および同装置におけるクリーニング制御方法
JP2006102995A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2003208295A (ja) 電子機器、及び電子機器の表示方法
JPH09240015A (ja) インクジェット式印刷記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131021

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees