JP3730435B2 - 波形信号解析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波形信号にウェーブレット変換を施して時間−周波数解析を行う波形信号解析装置に係り、とりわけ、波形信号の周期性を検出して当該周期で波形信号を分割し、分割された波形信号のウェーブレット変換結果を容易に比較することができる波形信号解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の有力な波形信号解析装置として、波形信号にFFT(高速フーリエ変換)を施すFFTアナライザが知られている。これは、入力波形に含まれる周波数成分をフーリエスペクトル強度として解析表示する装置であり、フーリエスペクトルの分布から、入力波形に異常な周波数成分が含まれているかどうかをチェックすることができる。
【0003】
但し、FFTは、変換結果に時間(位相)情報を持たない解析方法であるため、入力波形の解析対象時間内に含まれる同じ周波数成分毎の合計値の分布を示すに止まり、各周波数成分の発生時刻情報を得ることはできない。
【0004】
従来において、周波数成分の時系列の変化を知りたい場合には、窓関数を用いた短時間フーリエ変換によって、解析対象波形を微小時間だけ切り出し各時刻におけるフーリエスペクトルを時間軸方向に時系列に並べて表示させることで、時間−周波数解析を実現させている。
【0005】
また近年、短時間フーリエ変換と同様に、時間情報と周波数情報の両方を取り扱う事ができる時間−周波数解析の手法として、ウェーブレット変換が提案され、普及が進んでいる。
【0006】
ウェーブレット変換は、マザーウェーブレットと呼ばれる局在関数のスケールパラメータ(周波数)とシフトパラメータ(時間)とを独立に変えながら、対象波形との内積をとり、対象波形を時間−周波数スペクトルに変換する信号処理方法である。
【0007】
ウェーブレット変換の利点は、対象波形内に存在する様々な周波数成分について、その発生時刻と強度との両方を求めることができることである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ウェーブレット変換の変換結果の表示方法については、時間−周波数分布を、例えば時間−周波数平面に強度軸を立てた3次元表示や、時間−周波数平面上で強度を段階的に色分けした等高線図状の表示とすることができる。このような表示は、対象波形の特徴成分の検出、判別のために非常に有効である。
【0009】
ここで、時間−周波数解析の対象とする入力波形が、電源波形などの何らかのパイロット信号に同期した特徴をもつ場合には、この信号の周期で入力波形を分割してウェーブレット変換することで、パイロット信号の位相と解析対象波形との相関を明確に調べることができる。従って、パイロット信号の周期を一区間(一単位)の解析時間範囲として選択して時間−周波数解析をすることが有効である。
【0010】
そして、解析対象波形内の異常を検出したい場合は、前記のように連続的に分割した解析対象波形をそれぞれウェーブレット変換し、そのウェーブレット変換結果を視覚化して見比べる方法が有効である。視覚化の具体的な手法としては、変換結果(グラフ)のディスプレイ上での並列表記や、印刷物として並べること等が考えられる。
【0011】
しかし、このような視覚化の態様では、ウェーブレット変換結果の特徴ピークの時系列の連続的変動を捉えることが極めて困難である。また、長時間の時系列変化を連続的に比較する場合には、連続的に結果を並べるための極めて広いスペースが必要である。
【0012】
また、予めパイロット信号の周期が分かっていない場合には、ウェーブレット変換による時間−周波数解析の対象波形を適切に分割することができず、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列の挙動を調べることが困難である。
【0013】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、入力波形信号の周期性を見出して当該周期で波形信号を分割し、分割された波形信号のウェーブレット変換結果の時系列的な変動を容易に比較することができる波形信号解析装置を提供することを目的とする。
【0014】
あるいは本発明は、ウェーブレット変換結果から波形信号の周期性を見出し、当該周期でウェーブレット変換結果を分割して、ウェーブレット変換結果の時系列的な変動を容易に比較することができる波形信号解析装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、波形信号を入力する入力手段と、入力手段により入力された波形信号の周期を検出する周期検出手段と、周期検出手段で検出した周期に基づいて、波形信号を分割する分割手段と、分割された個々の波形信号をウェーブレット変換するためのウェーブレット変換手段と、分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果を時系列に連続表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする波形信号解析装置である。
【0016】
本発明によれば、周期検出手段によって波形信号の周期が検出され、その周期によって波形信号が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。また、本発明によれば、分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果が時系列に連続表示されるため、ウェーブレット変換結果についての比較、検討を容易に行うことができる。
【0017】
また、本発明は、波形信号を入力する入力手段と、入力手段により入力された波形信号をウェーブレット変換するウェーブレット変換手段と、ウェーブレット変換手段による変換結果の周期を検出する周期検出手段と、周期検出手段で検出した周期に基づいて、変換結果を分割する分割手段と、分割された変換結果を時系列に連続表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする波形信号解析装置である。
【0018】
本発明によれば、周期検出手段によってウェーブレット変換結果の周期が検出され、その周期によってウェーブレット変換結果が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。また、本発明によれば、分割されたウェーブレット変換結果が時系列に連続表示されるため、分割された各ウェーブレット変換結果についての比較、検討を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明の第1の実施の形態による波形信号解析装置を示す構成概略図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の波形信号解析装置1は、波形信号を入力する入力手段10と、入力手段10により入力された波形信号の周期性を検出する周期検出手段20と、周期検出手段20で検出した周期によって波形信号を分割する分割手段30とを備えている。
【0021】
本実施の形態の周期検出手段20は、入力手段10により入力された波形信号にフーリエ変換を施してフーリエスペクトルを得るフーリエ変換部21と、フーリエ変換部21により得られたフーリエスペクトルから、その強度の最も大きいピーク間隔を波形信号の周期として識別する周期識別部22とを有している。
【0022】
また、本実施の形態の分割手段30は、周期検出手段20で検出した周期を整数倍して分割周期とする周期設定部31を有している。この「整数倍」のための「整数」は、操作者によって適宜に選択されるようになっている。
【0023】
分割手段30には、分割された個々の波形信号をウェーブレット変換するためのウェーブレット変換手段40が接続され、ウェーブレット変換手段40には、分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果を時系列に連続表示する表示手段50が接続されている。
【0024】
本実施の形態のウェーブレット変換手段40は、マザーウェーブレットの種類を指定するマザーウェーブレット選択部41と、ウェーブレット変換の対象とする時間領域を指定するウェーブレット変換範囲指定部42と、ウェーブレット変換のスケールパラメータ及びシフトパラメータを設定する変換パラメータ設定部43と、ウェーブレット係数を計算するウェーブレット演算部44と、ウェーブレット変換結果を出力する出力部45とを有している。
【0025】
本実施の形態の表示手段50は、ウェーブレット変換結果の強度について、設定数値範囲毎に異なる色で分けて表示するようになっている。設定数値範囲は、操作者によって適宜に複数が設定され、結果として等高線図状の表示が得られるようになっている。
【0026】
また、本実施の形態の表示手段50は、複数のウェーブレット変換結果を、指定した周波数領域毎に統合して表示可能となっている。
【0027】
また、本実施の形態の表示手段50は、表示画面51と、表示画面中の任意の位置を指定するためのマーカー操作部52とを有している。そして、マーカー操作部52によって表示画面51中に表示されたウェーブレット変換結果が指定された場合、その指定されたウェーブレット変換結果についての時刻、周波数及び強度が表示画面51中に表示されるようになっている。
【0028】
また、本実施の形態の表示手段50は、時系列の異なるウェーブレット変換結果の差分、変化率及び全変換結果の平均を計算する演算部53を有している。そして、演算部53による計算結果は、表示画面51中に表示されるようになっている。
【0029】
さらに本実施の形態の表示手段50は、ウェーブレット変換結果の周波数軸での断面である「指定する周波数におけるピーク強度の時間変化」もしくは、時間軸での断面である「指定する時刻での各周波数成分のピーク強度分布」を表示可能となっている。
【0030】
その他、本実施の形態の波形信号解析装置1は、表示手段50に、診断手段60が接続されている。診断手段60は。診断対象種毎に定められている診断アルゴリズムが記憶された記憶部62と、記憶部62に記憶された診断アルゴリズムを用いて表示手段50の出力状態を判定する状態判定部61とを有している。状態判定部61は、具体的には、例えば解析対象信号の発信源の異常度等を判定することができる。また、判定結果についても、記憶部62に記憶可能である。
【0031】
次に、このような構成からなる本実施の形態の波形信号解析装置の作用について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態の波形信号解析装置1の作用の一例を説明する図である。
【0032】
まず、入力手段10において、解析対象となる波形信号f(t)が入力される。
【0033】
次に周期検出手段20において、フーリエ変換部21が入力波形信号をフーリエ変換し、周期識別部22がフーリエ変換部21により得られたフーリエスペクトルから、その強度の最も大きいピーク間隔を周期として識別する。図2に示す例では、波形信号f(t)が電源波形などのパイロット信号と同期する特徴を有しており、パイロット信号の周期tが波形信号f(t)の周期として識別される。
【0034】
次に、分割手段30の周期設定部31が、周期識別部22によって設定された周期の整数倍で分割周期を定義する。この「整数倍」のための「整数」は、操作者によって適宜に選択される。分割周期が定義された後、その分割周期によって解析対象波形が分割される。図2に示す例では、識別された周期tの等倍(1倍)に分割周期が定義され、波形信号f(t)が周期t毎に分割される。
【0035】
分割された個々の波形信号は、ウェーブレット変換手段40によって、それぞれウェーブレット変換が施される。ウェーブレット変換式を以下に示す。
【0036】
【数1】
Figure 0003730435
ウェーブレット変換手段40においては、まずマザーウェーブレット選択部41が、入力波形の特徴を検出し易いマザーウェーブレットψ* ((t−b)/a)を選択する。変換範囲指定部42は、分割された各々の入力波形を指定する。変換パラメータ設定部43は、ウェーブレット変換のスケールパラメータ及びシフトパラメータを適宜に設定する。そして、ウェーブレット演算部44が、ウェーブレット係数を計算し、出力部45からこれを表示手段50に出力する。これにより、それぞれの分割領域毎の時間−周波数解析が実現される。
【0037】
出力部45から出力される各ウェーブレット変換結果、すなわち、それぞれの分割領域毎の時間−周波数解析結果は、図2に示すように、表示手段50によって時系列に連続に動画表示される。
【0038】
本実施の形態の表示手段50は、図2に示すように、3次元情報である時間−周波数解析結果を、時間−周波数2次元平面において、強度について設定数値範囲毎に異なる色で分けて等高線図状に表示する。
【0039】
ここで、本実施の形態による表示手段50の各種の機能について、図3乃至図6を用いて説明する。
【0040】
本実施の形態の表示手段50は、図3に示すように、複数のウェーブレット変換結果を、指定した周波数領域毎に統合して表示することが可能である(複数変換結果統合表示機能)。この複数変換結果統合表示機能は、同時に測定した複数の入力波形信号をすべて等しい周期で分割して、それぞれのウェーブレット変換結果を統合して表示する場合に有効である。
【0041】
図3を用いて、複数変換結果統合表示機能を具体的に説明する。図3(a)に示すように、例えばある対象物にセンサ1〜4が取り付けられ、その対象物が発生する波形信号が各センサ1〜4で同時に測定されると、図3(b)に示すように、それぞれのセンサ信号のウェーブレット変換結果が各々別個に演算される。
【0042】
表示手段50は、例えばセンサ1〜4の時刻0〜t及び時刻t〜2tにおけるウェーブレット変換結果を、200Hz〜400Hzの周波数領域と400Hz〜800Hzの周波数領域とに分け、図3(c)に示すように、それぞれを統合して表示する。この場合、200Hz〜400Hzの周波数領域では特徴的な等高線表示が得られ、400Hz〜800Hzの周波数領域では何のピークも見られない。また、時刻0〜tの結果と時刻t〜2tの結果は連続動画表示されるが、200Hz〜400Hzの周波数領域についての等高線図表示はその表示位置が変化する一方、400Hz〜800Hzの周波数領域について何の変化も現れない。
【0043】
このように、複数信号のウェーブレット変換結果を統合表示することにより、複数信号の表示情報をあたかも一つの表示情報として認識し、対象毎の状態比較や特徴抽出をより容易に行うことが可能となる。また、対象物について空間的な情報をとらえることができたり、不必要な情報の効率的な省略化なども可能となる。さらには、複数の入力波形信号の時間−周波数分布の相対的変動を調べることもでき、入力波形間の相関も分かる。
【0044】
また本実施の形態の表示手段50は、図4に示すように、マーカー操作部52によって表示画面51中に表示されたウェーブレット変換結果が指定された場合、そのウェーブレット変換結果の時刻、周波数及び強度を表示画面51中に表示することができる(マーカー機能)。
【0045】
このマーカー機能は、表示画面51中のウェーブレット変換結果やその他の数値情報を速やかに表示させる機能である。図4に示す例では、数値情報を知りたい表示画面51中の点をマーカー操作部52の操作により矢印形のポインタによってマークすると、矢印形のポインタが示す位置に表示されている情報についての詳細(座標や強度など)が速やかに表示画面51中に表示される。
【0046】
このマーカー機能により、ウェーブレット変換で求めた時間−周波数分布の各ピークの数値情報、例えばピーク間の時間差(位相差)や強度差などを容易に得ることができる。
【0047】
さらに表示手段50は、図5に示すように、時系列のウェーブレット変換結果の差分、変化率、さらには全変換結果の平均等を演算部53により計算して、表示画面51中に表示させることができる(演算機能)。
【0048】
この演算機能は、ウェーブレット変換結果の異なる2画像間の差分や変化率、各ウェーブレット変換結果の絶対値、全変換結果の平均などを計算して表示する機能である。図5に示す例では、2つの時間−周波数分布画像のピーク強度の差をとって差分を表示したり、2つの画像の差分を時系列的に早い画像の強度で割ることで変化率を演算、表示している。
【0049】
この演算機能により、ウェーブレット変換結果の時間変化分等の特徴等を抽出して表示することができるので、時間−周波数分布の傾向解析がより容易になる。
【0050】
また表示手段50は、図6に示すように、ウェーブレット変換結果の周波数軸での断面である「指定する周波数におけるピーク強度の時間変化」もしくは、時間軸での断面である「指定する時刻での各周波数成分のピーク強度分布」を表示することも可能である(断面表示機能)。
【0051】
この断面表示機能は、ウェーブレット変換結果の周波数軸での断面や時間軸での断面を表示する機能である。図6に示す例では、「指定周波数νHz成分強度の時間変化」や「指定時刻t1 sec(位相θrad)における周波数成分のピーク強度分布」を表示している。
【0052】
この断面表示機能も、時間−周波数分布の傾向解析にとって効果的である。
【0053】
表示手段50に表示された解析結果に基づいて、診断手段60が波形信号の発信源の異常等を判定する。具体的には、記憶部62に記憶された診断対象種毎に定められている診断アルゴリズムを用いて、状態判定部61が表示手段50に出力された解析結果を判定する。判定結果は、記憶部62に記憶される。
【0054】
以上のように本実施の形態によれば、周期検出手段20によって波形信号の周期が検出され、その周期によって波形信号f(t)が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。
【0055】
また、本実施の形態によれば、分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果が表示手段50によって時系列に連続表示されるため、ウェーブレット変換結果についての比較、検討を容易に行うことができる。
【0056】
また本実施の形態によれば、周期設定部31によって、一度に表示する時間領域を周期性を保ちながら拡大できるので、解析時間周波数分布の時系列変化を大まかに解析することも可能である。
【0057】
また本実施の形態によれば、マザーウェーブレット変換手段40によって、解析対象波形の時間−周波数解析にもっとも有効なマザーウェーブレット関数を選択することができるので、時間−周波数分布内の特徴成分の抽出感度を上げることができる。また、変換時間範囲とスケールパラメータ及びシフトパラメータを自由に変えられるので、ウェーブレット係数の演算における計算量の効率化を図ることができる。
【0058】
また本実施の形態の表示手段50には、前述のような種々の便利な機能が付加されており、ウェーブレット変換結果のピークの特徴抽出や傾向解析を容易に行うことができ、解析波形に含まれる異常などを判断しやすい表示が実現できる。
【0059】
また本実施の形態の波形信号解析装置1は、診断装置60により、波形信号の状態の正常あるいは異常の判定、異常モードの特定、異常の度合い判定などが可能である。また、必要なデータベースを記憶部62内に取り揃えることにより、波形信号による異常診断対象を拡張することができる。
【0060】
なお、周期検出手段20は、フーリエ変換部21を有する代わりに、入力波形信号のピーク値を検出する等の機能を有していてもよい。この場合、ピーク値の間隔から、ウェーブレット変換結果を動画表示するのに最適な分割周期を設定することができる。
【0061】
次に、本発明の第2の実施の形態の波形信号解析装置について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施の形態の波形信号解析装置の概略構成図である。
【0062】
図7に示すように、本実施の形態の波形信号解析装置1’は、ウェーブレット変換手段40’が直接入力手段10に接続され、入力手段10により入力された波形信号をそのままウェーブレット変換するようになっており、周期検出手段20’は、入力波形信号ではなくウェーブレット変換手段40’による変換結果の周期性を検出するようになっており、分割手段30’は、周期検出手段20’で検出した周期によって、入力波形信号ではなく変換結果を分割するようになっている。
【0063】
その他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同様の構成である。第2の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0064】
周期検出手段20’は、例えば、ウェーブレット変換結果にフーリエ変換を施してフーリエスペクトルを得るフーリエ変換部21’と、フーリエ変換部21’により求められたフーリエスペクトルから、その強度の最も大きいピーク間隔を分割周期として識別する周期識別部22’とを有する。具体的には、図8に示すように、フーリエ変換部21’がウェーブレット変換結果に基づいて特徴的な指定周波数νHz(例えば、ピークが多く出現していると思われる周波数)を指定し、その時間変化に対してフーリエ変換(FFT)を施し、その結果から周期識別部22’が分割周期を識別する。
【0065】
あるいは周期検出手段20’は、ウェーブレット変換結果において、図9に示すように、指定した時間−周波数領域、例えばピーク強度が指定したしきい値を超える時間周波数領域(危険領域)内の最大値tb や最小値、重心tc 、指定領域開始時刻ta または指定領域終了時刻td を検出し、これから分割周期を求めても良い。この場合、分割周期は不定周期となる場合がある。
【0066】
本実施の形態によれば、周期検出手段20’によってウェーブレット変換結果の周期が検出され、その周期によってウェーブレット変換結果が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。
【0067】
また、本実施の形態によれば、分割されたウェーブレット変換結果が時系列に連続表示されるため、ウェーブレット変換結果についての検討を容易に行うことができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、周期検出手段によって波形信号の周期性が検出され、その周期によって波形信号が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。また、本発明によれば、分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果が時系列に連続表示されるため、ウェーブレット変換結果についての検討を容易に行うことができる。
【0069】
あるいは本発明によれば、周期検出手段によってウェーブレット変換結果の周期性が検出され、その周期によってウェーブレット変換結果が分割されるため、ウェーブレット変換結果における特徴ピークの時系列な挙動を調べることが容易である。また、本発明によれば、分割されたウェーブレット変換結果が時系列に連続表示されるため、ウェーブレット変換結果についての検討を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波形信号解析装置の第1の実施の形態を示す構成概略図。
【図2】図1の波形信号解析装置の作用を説明する図。
【図3】図1の表示手段の複数変換結果統合表示機能を説明する図。
【図4】図1の表示手段のマーカー機能を説明する図。
【図5】図1の表示手段の演算機能を説明する図。
【図6】図1の表示手段の断面表示機能を説明する図。
【図7】本発明による波形信号解析装置の第2の実施の形態を示す構成概略図。
【図8】図7の周期検出手段の一例の作用を説明する図。
【図9】図7の周期検出手段の他の例の作用を説明する図。
【符号の説明】
1、1’ 波形信号解析装置
10 入力手段
20、20’ 周期検出手段
21、21’ フーリエ変換部
22、22’ 周期識別部
30、30’ 分割手段
31、31’ 周期設定部
40、40’ ウェーブレット変換手段
41 マザーウェーブレット選択部
42 変換範囲指定部
43 変換パラメータ設定部
44 ウェーブレット演算部
45 出力部
50 表示手段
51 表示画面
52 マーカー操作部
53 演算部
60 診断手段
61 状態判定部
62 記憶部

Claims (12)

  1. 波形信号を入力する入力手段と、
    入力手段により入力された波形信号の周期を検出する周期検出手段と、
    周期検出手段で検出した周期に基づいて、波形信号を分割する分割手段と、
    分割された個々の波形信号をウェーブレット変換するためのウェーブレット変換手段と、
    分割された個々の波形信号のウェーブレット変換結果を時系列に連続表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする波形信号解析装置。
  2. ウェーブレット変換手段は、
    マザーウェーブレットの種類を指定するマザーウェーブレット選択部と、
    ウェーブレット変換の対象とする時間領域を指定する変換範囲指定部と、
    ウェーブレット変換のスケールパラメータ及びシフトパラメータを設定する変換パラメータ設定部と、
    ウェーブレット係数を計算するウェーブレット演算部と、
    ウェーブレット変換結果を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の波形信号解析装置。
  3. 周期検出手段は、
    入力手段により入力された波形信号にフーリエ変換を施してフーリエスペクトルを得るフーリエ変換部と、
    フーリエ変換部により得られたフーリエスペクトルから波形信号の周期を識別する周期識別部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の波形信号解析装置。
  4. 分割手段は、周期検出手段で検出した周期の整数倍に分割周期を設定する周期設定部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  5. 表示手段は、ウェーブレット変換結果の強度について、設定数値範囲毎に異なる色で分けて表示するようになっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  6. 表示手段は、複数のウェーブレット変換結果を指定した周波数領域毎に統合して表示可能となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  7. 表示手段は、表示画面と、表示画面中の任意の位置を指定するためのマーカー操作部とを有し、
    マーカー操作部によって表示画面中のウェーブレット変換結果が指定された場合に、そのウェーブレット変換結果の時刻、周波数及び強度を表示画面中に表示するようになっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  8. 表示手段は、異なるウェーブレット変換結果の差分、変化率及び全変換結果の平均を計算する演算部を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  9. 表示手段は、
    ウェーブレット変換結果の周波数軸での断面である、指定する周波数におけるピーク強度の時間変化、もしくは、
    時間軸での断面である、指定する時刻での各周波数成分のピーク強度分布を表示可能となっていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の波形信号解析装置。
  10. 波形信号を入力する入力手段と、
    入力手段により入力された波形信号をウェーブレット変換するウェーブレット変換手段と、
    ウェーブレット変換手段による変換結果の周期を検出する周期検出手段と、
    周期検出手段で検出した周期に基づいて、変換結果を分割する分割手段と、
    分割された変換結果を時系列に連続表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする波形信号解析装置。
  11. 周期検出手段は、
    ウェーブレット変換結果にフーリエ変換を施してフーリエスペクトルを得るフーリエ変換部と、
    フーリエ変換部により得られたフーリエスペクトルからウェーブレット変換結果の周期を識別する周期識別部と、
    を有することを特徴とする請求項10に記載の波形信号解析装置。
  12. 周期検出手段は、
    ウェーブレット変換結果において、指定した時間周波数領域内の最大値や最小値、重心、指定領域開始時刻または指定領域終了時刻を検出するようになっていることを特徴とする請求項10に記載の波形信号解析装置。
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