JP3728875B2 - スタンプとその製造方法とその製造装置とスタンプ用記録媒体 - Google Patents

スタンプとその製造方法とその製造装置とスタンプ用記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスタンプとその製造方法とその製造装置とスタンプ用記録媒体に関し、特に、スタンプの印面部の印面凸部を刺繍縫目で形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスタンプは、ゴム製の印面部を形成した構造のものが主流であったが、専門のスタンプ製造会社に注文し製造してもらう必要があり、注文後入手までかなりの期間がかかり高価であるため、最近では、比較的簡単に製造できる孔版シート型のスタンプが実用化されている。
【0003】
孔版シート型スタンプは、感熱性孔版シートをサーマルヘッドで穿孔し、その孔版シートをインクを含浸させた多孔材の下面に固着してスタンプの印面部を形成したもので、多孔材に含浸されたインクが穿孔された部分から染み出し印刷できるように構成してある。孔版シート型スタンプを製造する装置としては、孔版シートに所望の模様を穿孔することができる孔版シート穿孔装置が実用に供されている。
【0004】
他方、種々の刺繍模様の縫製が可能な刺繍機能付きの電子制御式刺繍ミシンが実用に供されている。電子制御式刺繍ミシンの制御装置のROMや制御装置に着脱自在に装着されるROMカードには多数の刺繍模様の模様データが格納され、前記制御装置のROMには、多数の刺繍模様の中の所望の刺繍模様を選択して編集処理する制御プログラム等が格納され、所望の刺繍模様を選択し、その模様データを読出して模様データに基づいて、刺繍模様を加工布に刺繍縫製できるように構成してある。一方、刺繍縫製された刺繍縫目で、スタンプの印面部の印面凸部を形成する技術は全く提案されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記孔版シート型スタンプを製造する場合は孔版シートが必要であるし、専用の孔版シート穿孔装置を用いるためスタンプを手軽に製造できないし、その製造コストも高価になるし、各家庭においてスタンプを製作するには高価になる。他方、既述のように、刺繍ミシンには多数の刺繍模様があり、それら刺繍模様をユーザーが紙等に印刷したいと要請があるが、刺繍模様の模様データを有効活用してスタンプの印面部の印面凸部を刺繍縫目で形成する技術(スタンプ、スタンプの製造方法、スタンプの製造装置等)は全く提案されていない。
【0006】
本発明の目的は、印面凸部が刺繍縫目からなり刺繍模様を印刷できるスタンプ、そのスタンプの製造方法及び製造装置、既存の刺繍ミシン等に適用してスタンプの印面凸部の為の刺繍縫目を形成できるスタンプ用記録媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1のスタンプは、スタンプの印面部のうちの印刷に供する印面凸部を刺繍縫製された刺繍縫目で形成したものである。ここで、刺繍縫目とは刺繍ミシンで形成する刺繍縫目に限定されず、通常のミシンにより刺繍縫目を形成してもよく、或いは手縫いにより刺繍縫目を形成してもよい。刺繍糸にはインクを含浸し易い糸(綿糸等)を適用するのが望ましく、また、刺繍縫目を形成する為の縫製可能なシート材にはインクを含浸しにくいものを適用するのが望ましい。シート材に刺繍縫製された印面凸部としての刺繍縫目はシート材の面から盛上がるため、この刺繍縫目に外部からインクを付着させ押印すると印刷することができる。但し、刺繍縫目にインクを含浸させたり、刺繍縫目の内側から刺繍縫目にインクを供給するように構成してもよい。
【0008】
請求項2のスタンプは、請求項1の発明において、前記印面凸部を形成する刺繍縫目の内側にインクを含浸し易い多孔材を縫い込んだことを特徴とするものである。それ故、多孔材を縫い込んだため刺繍縫目が大きく盛上がり、この刺繍縫目にインクを付着させて押印し印刷できる。刺繍縫目の内側に縫い込んだ多孔材にインクを含浸させれば、その後インクを補充しなくても連続して複数回印刷できるようになる。尚、前記スタンプ台の内部にインクやインクを含浸させた多孔材を収容し、そのインクを前記多孔材を介して印面凸部としての刺繍縫目に供給するように構成してもよい。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0009】
請求項3のスタンプの製造方法は、縫製可能なシート材に、スタンプの印面部の印面凸部に対応する刺繍縫目を縫製処理し、そのシート材をスタンプ台の印面側底面に固着してスタンプの印面部を形成するものである。ここで、刺繍ミシンで刺繍縫目を縫製処理することが望ましいが、通常のミシンにより刺繍縫目を縫製処理してもよく、手縫いにより刺繍縫目を縫製処理してもよい。シート材に刺繍縫目を縫製処理すると、印面凸部としての刺繍縫目がシート材の面から盛り上がるので、刺繍縫目からなる模様をスタンプ印刷できる。尚、刺繍糸としてはインクを含浸しやすい糸を適用するのが望ましく、シート材としてはインクを含浸しにくいものを適用するのが望ましく、刺繍縫目の過度の引締めが生じないように刺繍縫製の際に刺繍糸の張力を少し緩めた状態で刺繍するのが望ましい。
【0010】
請求項4のスタンプの製造装置は、複数の刺繍模様の模様データを格納した模様データ記憶手段と、この模様データ記憶手段から読み出した模様データに基づいてシート材に刺繍縫製してスタンプの印面部のうちの印面凸部を形成する刺繍縫製手段とを備えたものである。刺繍縫目はシート材の面から盛り上がっているため、その刺繍縫目にインクを付着させてスタンプ印刷できる。
刺繍ミシンは、前記のような模様データ記憶手段と刺繍縫製手段とを備えているので、スタンプの製造装置として適用することができる。その場合、刺繍ミシンに装備されている多数の刺繍模様の模様データを有効活用して種々の刺繍模様を印刷可能な種々のスタンプを製造できる。
【0011】
請求項5のスタンプ用記録媒体は、複数の刺繍模様の模様データと、これら模様データのうちの指定された模様データを読み出して刺繍模様を反転させたミラー模様のデータであってスタンプの印面部の印面凸部を形成する刺繍模様を縫製する為のミラー模様データを作成する反転処理制御プログラムとを記録したものである。このスタンプ用記録媒体は既存の電子制御式刺繍ミシン等に適用するのに適したものであり、前記刺繍ミシンの制御装置に反転処理制御プログラムを読み込ませ、そのプログラムに基づいてスタンプ用記録媒体に記録された模様データのうちの指定された模様データを読み出し、刺繍模様を反転させたミラー模様のデータを作成し、そのミラー模様データに基づいて、シート材に刺繍模様を反転させたミラー模様を刺繍縫製することができる。シート材に形成した刺繍縫目をスタンプの印面部の印面凸部として活用し、請求項1と同様のスタンプを製作することができる。尚、こうして製作したスタンプは請求項1と同様の作用を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、印面部の印面凸部を刺繍縫目で形成したスタンプ、このスタンプの製造方法、そのスタンプの製造装置の説明を含むものである。
先ず、スタンプについて図13〜図16を参照して説明する。
スタンプ40は、刺繍縫目42を形成したシート材41と、スタンプ台43とからなり、スタンプ台43の印面側底面43aにシート材41が固着され、スタンプ40の印面部45のうちの印刷に供する印面凸部46が刺繍縫目42で形成されている。シート材41にはインクが含浸しにくい縫製可能なもの(例えば、布に薄い合成樹脂フィルムを固着したもの、インクが含浸しにくい布、合成樹脂フィルム等)が適用され、印面凸部46としての刺繍縫目42はインクが含浸し易い糸(例えば綿糸)で縫製されている。
【0013】
刺繍縫目42はシート材41の下面から下側へ盛り上がり、この刺繍縫目42をスタンプ用インク供給器(通称、スタンプ台という)に押当てると、刺繍縫目42にインクが付着して含浸し、その後、紙P等に押印すると刺繍縫目42の模様を紙Pに印刷することができる。スタンプ印刷したい刺繍模様が左右非対称の場合には、その刺繍模様を左右反転させたミラー模様の形で刺繍縫製されるため、所期の刺繍模様を印刷することができる。本実施形態の場合の印面凸部46は文字「A」の刺繍模様の刺繍縫目42であり、このスタンプ40で、図16に示すように、文字「A」を印刷することができる。スタンプ台43は把持部44を有し、スタンプ40を押印する際この把持部44を把持して行うものとする。
尚、印面凸部46としては、文字「A」の刺繍模様に限定されず、後述のROM24,28に格納されている種々の刺繍模様のうちの1つの模様または複数の模様の刺繍縫目で形成することができる。
【0014】
次に、前記スタンプ40を製造するスタンプ製造装置について説明する。スタンプ製造装置としては、本実施形態の場合、種々の刺繍模様の縫製が可能な電子制御式刺繍ミシンが適用されている。
図1に示すように、ミシンMは、ベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。ベッド部1には、送り歯を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
【0015】
脚柱部2には、複数の刺繍模様の模様データが格納されたROMカード27を、内部のカード用コネクタ13(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形成されている。ベッド部2の前面には種々の縫目模様や各種のメッセージ等を表示する液晶ディスプレイ10が設けられ、液晶ディスプレイ10の表面部のタッチパネルには複数のタッチキー11(図2参照)が設けられ、液晶ディスプレイ10の下側には複数のキーやスイッチ類を備えた操作パネル29が設けられている。
【0016】
アーム部3には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤を針棒5の上下動に同期して上下動させる天秤駆動機構(図示略)、糸駒から天秤を経て縫針6に供給される上糸に張力を調整する糸調子機構(図示略)等が設けられている。
【0017】
尚、送り歯上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動され、糸調子機構は糸調子用ステッピングモータ20で駆動される(図2参照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。
【0018】
ベッド部1の左端側部分には、通称フリーアームと称されるフリーベッド部が形成され、フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着される。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、シート材41を着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピングモータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0019】
刺繍装置30がフリーベッド部に装着されると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コネクタ14を介してミシンMの制御装置Cに電気的に接続され、制御装置Cにより第1,第2ステッピングモータ32,33が駆動制御され、刺繍枠34とシート材41とをX方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製できる状態になる。
【0020】
次に、ミシンMの制御系について説明する。
図2に示すように、制御装置Cは、入力インターフェース21と、CPU23とROM24とRAM25とを含むコンピュータと、出力インターフェース26と、これらを接続するバス22とを有する。入力インターフェース21には、起動・停止スイッチ12、複数のタッチキー11、ミシン主軸の複数の回転位相を検出するタイミング信号発生器16が夫々接続されている。
【0021】
出力インターフェース26には、ミシンモータ17、針棒揺動用ステッピングモータ18、送り歯前後駆動用ステッピングモータ19、糸調子用ステッピングモータ20、液晶ディスプレイであるLCD10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)15と、刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ32,33が夫々接続されたコネクタ14等が続されている。出力インターフェース26には、モータ17,18,20,32,33の為の複数の駆動回路も設けられている。前記ROMカード27のROM28は、コネクタ13を介してバス22に接続されている。
【0022】
制御装置CのROM24には、複数の実用縫目の縫目データと、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様の模様データとが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、図3に示すように、第1番目の模様データ、第2番目の模様データ、第3番目の模様データ・・・の順に格納されている。ROMカード27のROM28には、比較的使用頻度の低い多数の刺繍模様の模様データが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、ROM24と同様に格納されている。
【0023】
各刺繍模様の模様データは、刺繍データと模様表示データとその付随データからなる、通常の場合、各刺繍模様は糸色の異なる複数の模様部からなるため、刺繍データには、各色の模様部を刺繍縫製する為の刺繍データを含み、各模様部の刺繍データは、図4に示すように、刺繍枠34を移動させる位置(針落ち)を指示する複数の座標データと刺繍データの終了を指定するストップコードとからなる。尚、文字の刺繍模様等の場合、1色の刺繍糸で刺繍することも多く、その場合の刺繍データは前記模様部の刺繍データと同様である。尚、付随データは、刺繍模様とそれに含まれる複数の色別の模様部とそれら模様部の糸色と総色数と縫製時間等を表示する為のデータである。各模様データの模様表示データ及びその付随データは、ビットマップデータ(ドットイメージデータ)の形で格納されている。
【0024】
尚、模様としては、種々の種類の文字、図形や形象、マーク、キャラクタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な人物、動物、ロボット等)等がある。尚、このミシンMには、複数のROMカードが装備されており、これらROMカード27のうちの1つがカード用スロット2aに装着される。
【0025】
制御装置CのROM24には、さらに、実用模様を縫製するのに必要な縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加えて、刺繍模様をディスプレイ10に表示させながら、所望の刺繍模様群を選択する処理と、選択された模様群のうちから所望の模様を選択する模様選択処理と、選択した刺繍模様に対してディスプレイ10を介してサイズ設定や位置設定等の編集処理を施す編集処理と、選択された刺繍模様を縫製する縫製処理とを含む模様選択編集縫製処理の制御プログラムが格納され、また、ROM24には、後述のスタンプモードの設定を切換えるスタンプモード切換え制御の制御プログラムも予め格納されている。前記RAM25には、前記種々の制御に必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジスタやバッファ等)が設けられている。
【0026】
刺繍模様群並びに刺繍模様の選択について簡単に説明すると、ミシンMの電源を投入し、ROMカード27を装着した又は装着しない状態において、ディスプレイ10にメニュー画面が表示され、そのメニュー画面において刺繍模様群を選択するモードを設定すると、図5に示すように、刺繍模様群を選択する為の初期画面がディスプレイ10に表示される。その初期画面において、例えば、キーマーク「ABC」を押圧して大文字アルファベットの模様群を選択すると、ディスプレイ11には図6のように複数の大文字アルファベットの刺繍模様(文字模様)が表示され、その画面に表示されている所望の文字を押圧するとその文字が画面の上部に表示される。こうして順々に文字「H」、「A」、「P」、「P」、「Y」の刺繍模様を押圧し、図6のように表示させた状態で、キーマーク「確定」を押圧すると、指定した5つの文字「H」、「A」、「P」、「P」、「Y」の選択が確定し、それら刺繍模様の模様データがROM24又は28から読み出されてRAM25のメモリに格納される。但し1文字だけ選択することもある。
【0027】
一方、図5の初期画面において、例えば、パンダ等が表示された模様群のキーマークを押圧すると、ディスプレイ11には図7のような動物や人間や乗り物等の模様群の複数の刺繍模様が表示され、その画面に表示されている所望の模様を押圧して選択した後、キーマーク「確定」を押圧するとその刺繍模様の選択が確定し、その模様の模様データがROM24又は28から読み出されてRAM25のメモリに格納される。尚、キーマーク「前ページ」や「次ページ」を押圧することで、別の複数の刺繍模様を表示した前頁の画面や次頁の画面を表示させることができる。
【0028】
刺繍模様の選択の後、キーマーク「編集」を押圧することで、編集画面(図示略)に切換わり、その画面に表示される種々のキーマークを押圧操作することで、縫製領域内において、その刺繍模様を移動させたり、拡大したり縮小したりして刺繍サイズを変更したり、90度反転したり180度反転したりすることができる。
【0029】
スタンプモードとは、スタンプ40の印面凸部46を形成する刺繍縫目を刺繍縫製するモードであり、刺繍模様選択から縫製処理開始時までの間において、ディスプレイ10には「スタンプ」と「取消」のキーマークが表示され、キーマーク「スタンプ」を押圧することでスタンプモードが設定され、キーマーク「取消」を押圧することにより設定されていたスタンプモードが解除される。スタンプモードのとき起動スイッチ12をONすると、後述のように選択された刺繍模様を左右反転させたミラー模様のミラー模様データが作成されてそのミラー模様データに基づく刺繍縫製が実行される。
【0030】
ここで、スタンプモード以外の刺繍縫製処理では、糸色の異なる複数の模様部について順次異なる色の刺繍糸を用いて刺繍縫製され、スタンプモードの刺繍縫製処理では、インクを含浸しやすい任意の糸色の刺繍糸を用いて全部の模様に対して連続的(但し、不連続的でもよい)に縫製する刺繍縫製が実行される。それ故、スタンプモードのときには、選択された刺繍模様の全部の模様部の刺繍データが一連の刺繍データに変更され、その一連の刺繍データに対して後述の反転処理が施されてミラー模様データが作成される。
【0031】
次に、前記刺繍模様選択編集縫製処理のルーチンと、スタンプモード切換え制御のルーチンについて、図8〜図10のフローチャートを参照して説明する。尚、図中符号Si(i=1,2,3・・・)は各ステップを示すものである。
図8に示すように、電源の投入により刺繍模様選択編集縫製処理の制御が開始されると、最初にRAM25のメモリ類をクリアする等の初期設定が実行され(S1)、次に既述のような刺繍模様群選択処理が実行され(S2)、次に選択さた模様群のうちから1つ又は複数の刺繍模様を選択する刺繍模様選択処理が実行され(S3)、選択した刺繍模様に対する編集処理が実行される(S4)。一方、電源の投入により初期設定が実行された後、図9に示すインターバル割り込み処理によるスタンプモード切換え制御が開始される。
【0032】
スタンプモード切換え制御が開始されると、図9に示すように、先ずスタンプキー(キーマーク「スタンプ」に対応するタッチキー11)がONか否かを判断し(S10)、その判定がYes のときはフラグFが1に設定され(S11)、次に取消キー(キーマーク「取消」に対応するタッチキー11)がONか否かを判断し(S12)、その判定がYes でフラグFが設定されていれば(S13:Yes )、フラグFが解除されて(S14)リターンする。
【0033】
再び、図8において、S4の模様編集処理の終了後、起動スイッチ12がONされると(S5:Yes )縫製処理(S6)が開始される。この縫製処理のサブルーチンについて図10により説明すると、まずこの縫製処理が開始されると、前記スタンプモードのフラグFが設定されているか否かを判断し(S20)、その判定がYes のとき(つまり、スタンプモードのとき)には、RAM25に格納しておいた選択された刺繍模様の模様データのうちの、刺繍データが読み込まれ(S22)、前記のように一連の刺繍データに変更する処理を実行した後、刺繍模様を左右反転する為の刺繍データ左右反転処理が実行される(S22)。
【0034】
この刺繍データ左右反転処理について、図11、図12に基づいて説明する。
刺繍データに含まれる複数の座標データのうちの、最初の針落ち位置を指示する最初の座標データは原点Oからの絶対座標データであり、その他の各座標データは座標値の増加分又は減少分を示す相対座標データである。例えば、文字「B」の刺繍模様の刺繍データの複数の座標データに基づく針落ち点は、図11に実線で示す文字領域外へはみだすことはないが、先ず、全ての針落ち点の絶対座標データを演算し、その絶対座標データに基づいてXの最大値Xmax と最小値Xmin を演算する。
【0035】
次に、刺繍データにおける各座標データ(X,Y)のXを−Xに書換えて、鎖線で図示のようにY軸の回りに反転させた反転文字の座標データ(−X,Y)に変換する。次に、図12に示すように、前記鎖線で示す文字を(Xmax +Xmin )だけ+X方向へ平行移動すると、刺繍模様「B」のミラー模様のデータになる。結局、刺繍模様の各針落ち点の座標データ(X,Y)を(−X+Xmax +Xmin ,Y)に変換すると、その刺繍模様を左右反転させたミラー模様の座標データとなる。
【0036】
図10において、S22の刺繍データ左右反転処理が終了すると、糸調子調整制御が実行されて(S23)、糸調子用ステッピングモータ20が駆動制御され、上糸に付与する張力が少し緩められる。これは、上糸(刺繍糸)が過度に引締められるのを防止して、スタンプの印面部のうちの印面凸部になる刺繍縫目を、シート材41の面に対して十分に盛り上げる為である。次にS24において、前記ミラー模様データに基づいて前記と同様のシート材41に刺繍縫製を実行した後この刺繍模様選択編集縫製処理が終了する。一方、S20においてスタンプモードのフラグFが設定されていなければ(S20:No)、選択された刺繍模様の模様データのうちの刺繍データがRAM25から読込まれ(S25)、この刺繍データに基づく刺繍縫製が実行されこの刺繍模様選択編集縫製処理が終了する。
【0037】
尚、スタンプモードのときには、S22の刺繍データ左右反転処理後、刺繍縫目の線幅が広くなるようにデータを変更処理し、その刺繍データにより刺繍縫製を実行するように構成してもよい。また、スタンプモードの設定については、操作パネル29にスタンプモード切換えスイッチを設け、このスイッチのON・OFF操作により、スタンプモードを切換えられるように構成してもよい。
以上のように、シート材41に選択した刺繍模様を左右反転した刺繍縫目を刺繍後、このシート材41をスタンプ台43の印面側底面43aに固着して、スタンプ40を製造するものとする。
【0038】
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同一のものには同じ符号を付して説明を省略する。
1〕 変更形態1のスタンプ40Aにおいては、図17に示すように、前記実施形態と同様のシート材41のうちの刺繍縫製が施される面に合成樹脂発泡体や合成ゴム発泡体や不織布等のインクを含浸し易い多孔材シート51を重ねた状態(図18参照)で刺繍縫製を行なうことによって、印面部50の印面凸部51を形成する刺繍縫目の内側に多孔材シート51の多孔材51aが縫い込まれている。このスタンプ40Aは、基本的には前記と同様の装置及び方法で製造される。
【0039】
刺繍縫製の際には、上糸の張力を前記の場合よりも一層緩めるように糸調子機構を調整し、縫製縫針に内側に縫い込まれる多孔材シート51が過度に締め付けられないように刺繍縫製する。尚、刺繍縫製後に刺繍縫目の外側の余分の多孔材シート51は除去するものとする。このスタンプ40Aによれば、印面凸部52が多孔材51aにより大きく盛上がるので、その盛上がった印刷凸部52でもって非常に綺麗に印刷することができる。しかも、多孔材51aに少量のインクを含浸させることができるから、そのインク含浸後インクを補充しなくても連続して複数回印刷できる。
【0040】
2〕 変更形態2のスタンプ40Bにおいては、図19に示すように、前記スタンプ40Aと同様に、印面部58の印面凸部52を形成する刺繍縫目の内側にインクを含浸し易い多孔材51aを縫い込むとともに、スタンプ台43Bの内部にインクを含浸させた多孔材56を収容しそのインクを刺繍縫目の内側に縫い込まれた多孔材51aへ供給し、スタンプ用インク供給器らインクを補充しないで印刷できように構成してある。
【0041】
スタンプ台43Bは、内部にインク収容部55を形成した下端開放状に構成され、インク収容部55にはインクを含浸させた多孔材56が収容され、インク収容部55の下端は硬質の多孔材57でカバーされている。シート材41Bはインクを通し易い布で構成され、硬質の多孔材57の下面に固着されている。印面部58の印面凸部52以外の部分の表面には接着材等が塗布されインクが染み出ないようにコーティングされている。このスタンプ40Bによれば、印面凸部52に外部からインクを付着させなくても複数回スタンプ印刷できる。
【0042】
次に、本発明に係るスタンプ用記録媒体に関する実施形態について説明する。図20〜図22に示すように、この実施形態は、前記の実施形態の刺繍ミシンMに着脱自在に装着されるROMカードに本発明を適用した場合の例であり、前記の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付して説明する。但し、刺繍ミシンMの制御装置CのROM24の刺繍模様選択編集縫製処理の制御プログラムには、刺繍データ左右反転処理のサブルーチンが格納されていないものとする。
【0043】
図20に示すように、スタンプ用記録媒体に相当するROMカード70には、前記ROM24,28に格納された複数の刺繍模様と同様の複数の刺繍模様の模様データと、これら模様データのうちの指定された刺繍模様の刺繍データを読み出して刺繍模様を反転させたミラー模様のデータであってスタンプの印面部の印面凸部を形成する刺繍模様を縫製する為のミラー模様データを作成する反転処理制御の制御プログラムが記録されている。
【0044】
複数の刺繍模様の模様データは、第1番目の模様データ、第2番目の模様データ、第3番目の模様データ・・・の順に記録されている。各刺繍模様の模様データは、刺繍データと模様表示データとその付随データからなる。スタンプの印面凸部としての刺繍縫目を縫製する際には1色の刺繍糸にて刺繍する関係上、各刺繍模様の刺繍データは、色別の模様別に区分されていない一連の刺繍データであり、各刺繍データは図21に示すように、刺繍枠34を移動させる位置(針落ち位置)を指示する複数の座標データと刺繍データの終了を指定するストップコードとからなる。
【0045】
ROMカード70を刺繍ミシンMのスロット2aに装着してカード用コネクタ13に接続した状態でミシンMの電源が投入されると、ROMカード70に記録されている反転処理制御の制御プログラムが読出され、この制御プログラムに基づいて、ROMカード70に記録されている複数の刺繍模様の模様データのうちから指定された刺繍模様の刺繍データを読み出して、刺繍模様を反転させたミラー模様のミラー模様データが作成される。
【0046】
次に、この反転処理制御のルーチンについて図22のフローチャートを参照して説明する。但し、図中符号Si(i=30,31,32・・・)は各ステップを示す。反転処理制御が開始されると、先ず、ROMカード70に記録されている反転処理制御の制御プログラムが読込まれRAM25に格納される(S30)。次に、ROMカード70に記録されている模様データのうちの指定(選択)された模様の模様データが読み込まれ(S31)、その模様データの模様表示データと付随データに基づいて、ディスプレイ10に指定された模様とその付随情報(縫製時間等)とが表示される(S32)。次に、読込まれた刺繍データの複数の座標データに基づいて、前記実施形態で説明したのと同様に、それらの絶対座標データが演算され、その絶対座標データに基づいてXの最大値Xmax とXの最小値Xmin とが演算される(S33)。尚、刺繍模様の指定(選択)は前記の模様選択処理と同様になされる。
【0047】
その後RAM25のメモリに更新しつつ格納されるカウンタPが1にセットされ(S34)、次に前記刺繍データおけるP番目の座標データ(Xp,Yp)が読込まれ(S35)、その座標データ(Xp,Yp)が(−Xp+Xmax +Xmin ,Yp)に変換されてRAM25の縫製データメモリに格納される(S36)。次にカウンタPが1だけインクリメントされ(S37)、読み出した刺繍データがストップコードであるか否か判定し(S38)、ストップコードでなければ(S38:No)、S35に戻ってS35〜S38が繰り返され、こうして順々に座標データが反転処理されていき、S38の判定が No になると、この制御が終了する。こうして、指定された刺繍模様の刺繍データの全ての座標データがミラー模様データに書換えられる。
【0048】
この制御の終了後には、RAM25に格納した前記ミラー模様データ(反転模様を刺繍縫製する為の刺繍データ)を用いて、刺繍ミシンMにより、前記実施形態と同様のシート材に刺繍縫製を行って、スタンプの印面部の印面凸部としての刺繍縫目を形成することができる。
このROMカード70を、反転処理制御プログラムを有しない既存の刺繍ミシンを用いて、スタンプの印面部の印面凸部の為のミラー模様の縫製縫目を形成することができ、それを用いて前記実施形態と同様にして簡単に安価にスタンプを作ることができる。尚、前記ROMカード70には、その他の制御プログラムを追加的に格納してもよい。以上はROMカード70を例として説明したが、フロッピーディスク、コンパクトディスク、磁気光ディスク等の記録媒体からなるスタンプ用記録媒体に構成することもできる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1のスタンプによれば、スタンプの印面部のうちの印刷に供する印面凸部を刺繍縫製された刺繍縫目で形成したので、この刺繍縫目にインクを付着させて紙等に印刷することで刺繍縫目からなる刺繍模様を印刷することができる。刺繍ミシン等の刺繍縫製装置に装備された多数の刺繍模様のうちの所望の刺繍模様の模様データを有効活用してシート材等に刺繍縫製することで印面凸部を形成できるため、刺繍模様を印刷可能なスタンプが得られ、簡単安価に製造可能なスタンプであって各家庭でも製作可能なスタンプが得られる。
【0050】
請求項2のスタンプによれば、印面凸部を形成する刺繍縫目の内側にインクを含浸し易い多孔材を縫い込んだので、印面凸部としての刺繍縫目を大きく盛上げることができるため、印面凸部の印刷性能を高めることができ、多孔材にインクを含浸させることができるため、インク供給後に複数回連続して印刷できるスタンプとなる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0051】
請求項3のスタンプの製造方法によれば、縫製可能なシート材に、スタンプの印面部の印面凸部に対応する刺繍縫目を縫製処理し、そのシート材をスタンプ台の印面側底面に固着するという簡単な方法で、スタンプを簡単に且つ安価に製造することが可能になる。縫製処理の際には刺繍ミシン等の刺繍縫製装置を用いてシート材に刺繍縫目を簡単に形成することができるし、刺繍縫製装置に装備された多数の刺繍模様の模様データを有効活用して印面凸部としての刺繍縫目を簡単に形成することもできる。
【0052】
請求項4のスタンプの製造装置によれば、複数の刺繍模様の模様データを格納した模様データ記憶手段と、この模様データ記憶手段から読み出した模様データに基づいてシート材に刺繍縫製してスタンプの印面部のうちの印面凸部を形成する刺繍縫製手段とを備えたので、前記複数の刺繍模様の所望の刺繍縫目を、刺繍縫製手段によりシート材に簡単に形成することができるため、スタンプを非常に簡単に且つ安価に製造することができる。特に、刺繍ミシン等の刺繍縫製装置をスタンプの製造装置として適用できるため、その多数の刺繍模様のうちの所望の模様をスタンプ印刷可能なスタンプを簡単に製造することができる。
【0053】
請求項5のスタンプ用記録媒体によれば、刺繍ミシン等の刺繍縫製装置に適用可能なスタンプ用記録媒体が得られる。刺繍縫製装置の制御装置に、このスタンプ用記録媒体から反転処理制御プログラムを読込ませ、格納してある複数の模様データのうちの指定された模様データを読み出し、スタンプの印面部の印面凸部を形成する刺繍模様を縫製する為のミラー模様データを作成させることができる。その作成されたミラー模様データに基づいて刺繍縫目を縫製可能なシート材に縫製し、そのシート材をスタンプ台の印面側底面に固着すればスタンプを非常に簡単に且つ安価に製造することができる。ミラー模様データに基づいて刺繍縫目を形成するため、刺繍模様を正規の反転されない状態に印刷できるから、文字等の左右非対称の刺繍模様の刺繍縫目を印面凸部として形成する上で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図3】ROMに格納された模様データのデータ構造の説明図である。
【図4】模様データのうちの刺繍データの説明図である。
【図5】ディスプレイに表示された模様群選択画面を示す図である。
【図6】ディスプレイに表示された模様選択画面を示す図である。
【図7】ディスプレイに表示された模様選択画面を示す図である。
【図8】刺繍模様選択編集縫製処理のルーチンのフローチャートである。
【図9】スタンプモード切換え制御のルーチンのフローチャートである。
【図10】縫製処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図11】刺繍データ左右反転処理を説明する説明図である。
【図12】刺繍データ左右反転処理を説明する説明図である。
【図13】スタンプの分解斜視図である。
【図14】スタンプの斜視図である。
【図15】スタンプの縦断面図である。
【図16】スタンプで印刷した文字を示す図である。
【図17】変更形態に係るスタンプの縦断面図である。
【図18】図17のスタンプの為のシート材と多孔材シートの縦断面図である。
【図19】別変更形態に係るスタンプの縦断面図である。
【図20】別実施形態のROMカードに格納したデータ構造等を説明する説明図である。
【図21】図20のROMカードに格納された刺繍データの説明図である。
【図22】図20のROMカードに格納された反転処理制御のルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
M 刺繍ミシン(スタンプ製造装置)
C 制御装置
23 CPU
24,28 ROM
25 RAM
40,40A,40B スタンプ
41,41B シート材
43,43B スタンプ台
45,50,58 印面部
46,52 印面凸部(刺繍縫目)
51 多孔材シート
51a 多孔材
70 ROMカード(スタンプ用記録媒体)

Claims (5)

  1. スタンプの印面部のうちの印刷に供する印面凸部を刺繍縫製された刺繍縫目で形成したことを特徴とするスタンプ。
  2. 前記印面凸部を形成する刺繍縫目の内側にインクを含浸し易い多孔材を縫い込んだことを特徴とする請求項1に記載のスタンプ。
  3. 縫製可能なシート材に、スタンプの印面部の印面凸部に対応する刺繍縫目を縫製処理し、そのシート材をスタンプ台の印面側底面に固着してスタンプの印面部を形成することを特徴とするスタンプの製造方法。
  4. 複数の刺繍模様の模様データを格納した模様データ記憶手段と、この模様データ記憶手段から読み出した模様データに基づいてシート材に刺繍縫製してスタンプの印面部のうちの印面凸部を形成する刺繍縫製手段とを備えたことを特徴とするスタンプの製造装置。
  5. 複数の刺繍模様の模様データと、これら模様データのうちの指定された模様データを読み出して刺繍模様を反転させたミラー模様のデータであってスタンプの印面部の印面凸部を形成する刺繍模様を縫製する為のミラー模様データを作成する反転処理制御プログラムとを記録したことを特徴とするスタンプ用記録媒体。
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