JPH11221382A - 分割刺繍可能な刺繍システム - Google Patents

分割刺繍可能な刺繍システム

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Publication number
JPH11221382A
JPH11221382A JP4108698A JP4108698A JPH11221382A JP H11221382 A JPH11221382 A JP H11221382A JP 4108698 A JP4108698 A JP 4108698A JP 4108698 A JP4108698 A JP 4108698A JP H11221382 A JPH11221382 A JP H11221382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embroidery
pattern
template
cloth
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP4108698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Takenoya
野 谷 英 明 竹
Hidechika Kuramoto
本 英 親 倉
Mikio Koike
池 三 喜 夫 小
Akiyoshi Sasano
野 章 嘉 笹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP4108698A priority Critical patent/JPH11221382A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 刺繍装置の刺繍可能範囲を超えた大きさの刺
繍パターンを刺繍できる刺繍システムを提供する。 【解決手段】 刺繍するパターンを描いたテンプレート
10を予め刺繍可能範囲に納まる複数のブロックに分割
し、該分割ブロックに対応した縫い目データを用意し
て、各ブロック毎に刺繍を実行する。各分割ブロックに
は刺繍縫いの順番を表示するのが望ましく、メモリカー
ドの縫い目データも、この縫い順番に対応した構造とし
ておくのが望ましい。また、刺繍装置として、刺繍機構
を備えたミシンや刺繍専用の装置を用いることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刺繍システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍縫いを行うための装置として従来よ
り刺繍専用機やミシンに刺繍機能を設けた刺繍ミシン等
が広く使用されている。このような刺繍縫い装置の場
合、刺繍できる模様の大きさは装置の機構的な制約によ
り所定の大きさに限定される。この限定を越えた大きさ
の模様を刺繍する場合、模様を一度に縫える大きさのブ
ロックに分割して、ブロック毎に布等の刺繍対象物を付
け替えて複数回の刺繍を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には分割
した模様間でのズレが生じやすく、きれいな仕上げを得
るためには模様の分割の仕方や布付け替えの際のマーク
付けなどに手間がかかる上、経験と勘が必要であるなど
の問題があり、経験の少ないユーザには事実上不可能な
作業となっていた。本発明は上記従来技術の欠点を改善
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分割刺繍可能な刺繍システムは、刺繍対象
物を取り付け位置変更可能に保持し、与えられた縫い目
データに基づいて前記保持した刺繍対象物に刺繍を行う
刺繍装置と;仕上がり刺繍と同サイズの刺繍パターンを
表したテンプレートであって、前記テンプレート上に表
され、前記刺繍パターンを前期刺繍装置において刺繍可
能な複数のブロックに分割する分割ブロック表示と、前
記テンプレート上に表され、該各分割ブロックにおける
前記刺繍対象物の取り付け位置を規定するマーキング
と、を有するテンプレートと;前記分割ブロック毎に刺
繍を形成するための縫い目データを前記刺繍装置に供給
するための手段と、を備えたことを特徴とする。以上の
構成においては、模様の分割を予めメーカなどの供給者
側により行うことが可能であり、適正な模様分割が可能
である。またユーザにおいて模様分割等の作業を行う必
要がなく、ユーザの作業も軽減する。また、テンプレー
トを用いることにより布などの刺繍対象物にマーキング
を施すことができ、布の張り替えなども容易に且つ正確
に行うことが可能である。分割ブロックは刺繍装置が刺
繍可能な範囲を最大限の範囲とし、それ以下の大きさで
あれば良い。また、分割ブロック毎に異なる大きさとす
ることも可能である。更に分割ブロックの形状も任意で
あるが、刺繍装置の刺繍可能範囲の形状に合わせるのが
望ましく、通常は4角形或いは円形又はだ円形などであ
る。刺繍装置として、刺繍機構を備えたミシンや刺繍専
用の装置を用いることができる。テンプレートは通常は
透明又は半透明のプラスチック等の軟質材を用い、ここ
に枠表示等により分割ブロック表示とマーキングを描い
ておく。該マーキングにより布等の刺繍対象物にマーク
を施せるようにしておくのが望ましい。このマーキング
により布等の刺繍対象物を刺繍装置に正確に取り付ける
ことが可能になる。なお、この際にクロスセッタ等の取
り付け補助具を使用することも可能である。マーキング
は通常十字状の線を用いるがこれに限定されるものでは
なく、刺繍対象物の刺繍装置への取り付け位置を特定で
きるものであればどのようなものであっても良い。刺繍
を形成するための縫い目データを供給するための手段は
通常メモリカード等の記憶媒体と、該記憶媒体からデー
タを読み出す読み出し装置、及び刺繍装置に該データを
出力する出力装置等から構成される。メモリカードは刺
繍装置に装脱可能な形態のものが望ましく、メーカ等が
テンプレートとこのメモリカードを1セットにして供給
するのが望ましい。各分割ブロックには刺繍縫いの順番
を表示するのが望ましく、メモリカードの縫い目データ
も、この縫い順番に対応した構造としておくのが望まし
い。なお、ここで刺繍パターンとは模様等の図形、形
状、記号、文字、線等刺繍され得る全てのものを指して
いる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に刺繍装置である刺繍
ミシンの構成を示す。図3にテンプレート10の構成を
示す。また、図4に縫い目データの構造を示す。図1及
び図2において、CPU1が刺繍ミシン全体の制御を行
っており、駆動モータ52及び振巾モータ53と送りモ
ータ54により縫い機構6を駆動制御してメモリ3から
の通常縫いデータに基づいて通常縫いを実行するように
なっている。駆動モータ52はスタート/ストップキー
50と速度コントローラ51のユーザの操作により制御
されるようになっている。
【0006】Xモータ55とYモータ56により所定の
刺繍縫い機構(図示せず)を介して刺繍枠5をXY方向
に移動させて刺繍縫いを行わせるようになっている。こ
のXモータ55とYモータ56はメモリカード2に格納
された刺繍データの中の縫い目データに基づいて移動
し、所定のパターンの刺繍を行うようになっている。
【0007】メモリカード2は、この実施形態ではRO
Mカードになっており、図2に示すようにミシン本体に
装脱できるようになっている。このメモリカード2には
テンプレート10に対応する刺繍パターンの縫い目デー
タが格納されており、ユーザはテンプレート10に対応
するメモリカード2を選択してミシンに装着するように
なっている。メモリカード2としてはICカード等の半
導体記憶媒体や磁気的記憶媒体或いは光学的記憶媒体な
ど種々のものが使用可能であり、またカード形状である
必要はなく、どのような形態であっても良い。また、ミ
シン本体に装脱可能であることが望ましいが、ミシン本
体に内蔵されたメモリであっても良い。メモリカード2
には縫い目データと表示データとからなる刺繍データが
格納されており、CPU1は縫い目データに基づいて刺
繍を実行させ、また表示データに基づいて当該パターン
や他のメッセージ等を表示装置4に表示させるようにな
っている。
【0008】図3に示すようにテンプレート10は透明
なプラスチックシートからなり、その表面に刺繍するパ
ターンが実物大で印刷されている。この実施形態では花
の模様Mが実際に刺繍される大きさでプリントされてい
る。この模様Mは3つの部分に分割されて刺繍されるよ
うになっており、各分割ブロックの範囲を示すブロック
枠11,11,11が4角の枠で表示されている。テン
プレート10の右下には部分模様m1、m2、m3が個
々に表示されており、ユーザが分割されて刺繍される部
分模様mを認識できるようになっている。
【0009】各ブロック枠11には図3及び図4に示す
ように、基準ライン13が十字状に設けられており、後
述する刺繍枠5の基準マーク22と合わせて布の位置合
わせを行うようになっている。基準ライン13の先端に
は基準線マーク穴14が設けられており、この基準線マ
ーク穴14により布にマーキングを行うようになってい
る。方向矢印15は方向を表示するために設けられてお
り、この実施形態では模様Mの上方向を指すように設け
られている。また、ブロック枠11の右上隅には縫い順
序情報12が表示されており、、、………のよう
に刺繍する順に番号が表示され、ユーザは各ブロックの
刺繍順序も知ることができるようになっている。
【0010】図4の右側にブロックと対比してメモリカ
ード2の構造を示してある。メモリカード2には刺繍す
る順番に、、のブロックの部分模様m1、m2、
m3の縫い目データが格納されており、順に該縫い目デ
ータをCPU1に出力し、Xモータ55とYモータ56
をXY方向に制御して所定の部分模様mの刺繍を形成さ
せるように構成されている。各部分模様mのデータの先
頭には、メッセージ情報が格納されており、例えばブロ
ックの刺繍終了毎に布の位置替え指令等を表示装置4に
表示することができるようになっている。このメッセー
ジは音声であっても良い。
【0011】以上の構成において、図5に示すように最
初にテンプレート10を布Nに当て、基準線マーク穴1
4を介して基準線マーク14’を布Nに付け、該基準線
マーク14’により基準ライン13’を布N上に書いて
おく。この作業は各ブロックについて全て行う。
【0012】次に、最初に刺繍縫いを行うブロックにつ
いて、図6に示すように刺繍枠5の内枠21の内側に設
けられている基準マーク22と布Nに書いた基準ライン
13’とを一致させ、この状態で外枠20と内枠21に
より布Nを刺繍枠5に固定し、この刺繍枠5をミシン本
体に装着して該当するブロックの刺繍を実行する。
【0013】1のブロックの刺繍が終了すると、表示装
置4に布Nの位置替えの指示が表示され、ユーザが該表
示に応じて次のブロックについて同様に刺繍枠5に布N
を固定して刺繍を実行させる。以上により刺繍ミシンの
刺繍可能な範囲を越えた大きさの模様Mの刺繍が実現で
きる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の刺繍システ
ムによれば、刺繍装置の刺繍可能範囲を超えた大きさの
刺繍パターンを簡単にしかも正確に刺繍することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における刺繍ミシンの機能
ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態における刺繍ミシンの外観
斜視図。
【図3】本発明の一実施形態におけるテンプレートの一
例を示す平面図。
【図4】本発明の一実施形態における縫い目データのデ
ータ構造とブロックとの関係の説明図。
【図5】本発明の一実施形態の使用方法の説明図。
【図6】本発明の一実施形態の使用方法の説明図。
【符号の説明】
1:CPU、2:メモリカード、3:メモリ、4:表示
装置、5:刺繍枠、6:縫い機構、10:テンプレー
ト、11:ブロック枠、12:縫い順序情報、13:基
準ライン、14:基準線マーク穴、15:方向矢印、1
6:ブロック模様表示、20:外枠、21:内枠、2
2:基準マーク、50:スタート/ストップキー、5
1:速度コントローラ、52:駆動モータ、53:振巾
モータ、54:送りモータ、55:Xモータ、56:Y
モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹 野 章 嘉 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍対象物を取り付け位置変更可能に保
    持し、与えられた縫い目データに基づいて前記保持した
    刺繍対象物に刺繍を行う刺繍装置と;仕上がり刺繍と同
    サイズの刺繍パターンを表したテンプレートであって、 前記テンプレート上に表され、前記刺繍パターンを前期
    刺繍装置において刺繍可能な複数のブロックに分割する
    分割ブロック表示と、 前記テンプレート上に表され、該各分割ブロックにおけ
    る前記刺繍対象物の取り付け位置を規定するマーキング
    と、を有するテンプレートと;前記分割ブロック毎に刺
    繍を形成するための縫い目データを前記刺繍装置に供給
    するための手段と;を備えたことを特徴とする刺繍シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記各分割ブロックに刺繍縫いの順番が
    表示され、 前記与えるための手段が該順番に従って縫い目データを
    供給する、 請求項1に記載の刺繍システム。
  3. 【請求項3】 前記刺繍装置が刺繍縫い可能なミシンで
    あり、 前記供給するための手段が、前記縫い目データを記憶し
    た記憶媒体を含む、 請求項1又は2に記載の刺繍システム。
JP4108698A 1998-02-06 1998-02-06 分割刺繍可能な刺繍システム Pending JPH11221382A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043232A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Brother Ind Ltd 刺繍縫製可能なミシン
JP2013070898A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Brother Ind Ltd ミシン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043232A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Brother Ind Ltd 刺繍縫製可能なミシン
JP2013070898A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Brother Ind Ltd ミシン

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