JP3728662B2 - リサイクルタイルカーペットの製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄カーペットのリサイクル(再利用)によるタイルカーペットの製法とタイルカーペットに関するものある。
【0002】
【従来の技術】
慣用されるカーペットの多くは、ポリプロプレン繊維、ナイロン、ポリエステル繊維、アクリル繊維等の熱可塑性繊維を主材とする表面材の裏側に、スチレン・ブタジエン共重合樹脂(SBR)、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、塩化ビニル樹脂(PVC)等の熱可塑性樹脂を主材とする裏打層を積層して構成されている。
【0003】
特開2000−220281、特開2000−220282、特開平11−105098、特開平10−259558、特開平10−151680、特開平9−173197、特開平9−109164、特開平9−56567等に記載されているように、カーペットの表面材と裏打層には熱可塑性高分子物質(繊維・樹脂)が使用されているので、カーペット製造工程で生じる不良品や裁断屑、敷替え時に生じる使用済のカーペット等の廃棄カーペットは、それを細かく粉砕し、その粉砕物を加熱し、或いは、その粉砕物を新生の熱可塑性樹脂組成物と混練して、マットや建材等の成形品に再利用するリサイクル(再利用)方法が検討されている。
【0004】
又、他のリサイクル方法として、特開平4−339645(特公平7−110530)には、図3に図示するように、エンドレスベルト11に塗布した塩化ビニル・ゾルの塗布層12に表面材17を重ね合わせてタイルカーペット21を製造する過程において、その塗布した塩化ビニル・ゾルの塗布層12にカーペット粉砕物13を散布積層し、その粉砕物層14の上に更に塩化ビニル・ゾル16を塗布積層して表面材17を重ね合わせる方法も検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように種々の提案がなされているが、廃棄カーペットを再利用した商品は未だ実用されておらず市販されていない。その理由は、カーペット粉砕物を加熱成形する方法では、廃棄カーペットの素材が熱可塑性高分子物質であっても、それには軟化温度、溶融温度、分解燃焼温度等の熱的性質を異にする種々のものが混在しており、成形時の加熱温度を一律に設定することが出来ず、その加熱温度の制禦が困難であること、又、新生の熱可塑性樹脂組成物と混練して成形する方法では、新生の熱可塑性樹脂組成物を多量必要とするので経済的に成り立たないこと、そして、何れのリサイクル方法においても、廃棄カーペットやその粉砕物を繊維や樹脂の種類に応じて分別回収し、カーペット粉砕物の品質を一定に揃えることは実際問題として不可能に近いこと等の理由によるものと思われる。
【0006】
この点では、タイルカーペットの製造過程において上下の塩化ビニル・ゾルの塗布層の間にカーペット粉砕物を挟み込む前記のリサイクル方法(特開平4−339645・特公平7−110530)では、カーペット粉砕物を加熱成形したり新生の熱可塑性樹脂組成物と混練するのではなく、流動性を帯びた塩化ビニル・ゾルの塗布層の上に散布するだけなので、その実用化が可能に思われる。しかし、エンドレスベルト11に塗布した下層塩化ビニル・ゾルの塗布層12に散布される粉砕物13が上下に重なり合い、その粉砕物層14の最下層の粉砕物だけが塩化ビニル・ゾルに触れ、その上に重なった粉砕物は塩化ビニル・ゾル12に固定されず浮遊状態にあるので、その浮遊状態にある上層の粉砕物を固定するためには、その粉砕物層14の上に塗布する上層塩化ビニル・ゾル16の塗布量を、タイルカーペット21の裏打層19に必要とされる量よりも多くしなければならず、カーペット粉砕物を利用した分だけ塩化ビニル・ゾルの塗布量を少なくしてコスト低減を図ろうとする意図に反してコスト高になる。勿論、粉砕物層14の上に上層塩化ビニル・ゾル16を塗布する前に、粉砕物層14の上に補強基布15を重ね、ニップロール24・25によって塩化ビニル・ゾルを粉砕物層内部14に圧入することも試みたが、その場合にはエンドレスベルト11に塗布する下層塩化ビニル・ゾル12の塗布量を必要以上に多くしなければならず、結果的には、上層塩化ビニル・ゾル16の塗布量を多くした場合と同じことになる。結局、全ての粉砕物13が下層塩化ビニル・ゾル12に直接触れるように、その散布量を少なくせざるを得なくなるが、それでは廃棄カーペットのリサイクルの意味が薄れ、又、粉砕物13の付着斑が出来易く、粉砕物層14の厚みが揃って品質が安定したタイルカーペットを経済的に得ることは出来ない。
【0007】
【発明の目的】
そこで本発明は、タイルカーペットの製造過程において上下に塗布する塩化ビニル・ゾルの塗布量を必要以上に多くすることなく、それら上下に塗布する塩化ビニル・ゾルの間に挟み込むカーペット粉砕物の量を増やし、その粉砕物層の厚みを一定に揃え、品質が安定したタイルカーペットを経済的に得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るタイルカーペットの製法は、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に補強基布15を重ね合わせ、その補修基布15の表面に再び塩化ビニル・ゾル16を塗布し、その塗布層16の表面に表面材17を重ね合わせて離形性エンドレスベルト11と共に加熱ゾーン18に通し、塩化ビニル・ゾル12・16をゲル化し、塩化ビニル・ゾル12・16と補強基布15の一体化した裏打層19を表面材17の裏側に形成し、その裏打層14から離形性エンドレスベルト11を剥離して取り出される裏打層14と表面材17が一体化したタイルカーペット原反20を所要の形状に裁断してタイルカーペット21を製造する過程において、補強基布15に塩化ビニル・ゾル27を塗布し、補強基布15に塗布した塩化ビニル・ゾル27の塗布面を上向きにし、その上向きになっている塩化ビニル・ゾル27の塗布層にカーペット粉砕物13を直接散布して堆積し、塩化ビニル・ゾル27の塗布面を反転させて下向きにし、塩化ビニル・ゾル27に触れて粘着したカーペット粉砕物13の上に重なり合う余剰のカーペット粉砕物13Aを反転して塩化ビニル・ゾル27の塗布層が下向きになる際に振り落とし、その塩化ビニル・ゾル27を介して補強基布15の表面にカーペット粉砕物13を、並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持させ、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に補強基布15を重ね合わせ、その補強基布15の表面に並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持されているカーペット粉砕物13を離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に密着させ、その離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層内12にカーペット粉砕物層14を形成することを第1の特徴とする。
【0009】
本発明に係るタイルカーペットの製法の第2の特徴は、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に補強基布15を重ね合わせ、その補修基布15の表面に再び塩化ビニル・ゾル16を塗布し、その塗布層16の表面に表面材17を重ね合わせて離形性エンドレスベルト11と共に加熱ゾーン18に通し、塩化ビニル・ゾル12・16をゲル化し、塩化ビニル・ゾル12・16と補強基布15の一体化した裏打層19を表面材17の裏側に形成し、その裏打層14から離形性エンドレスベルト11を剥離して取り出される裏打層14と表面材17が一体化したタイルカーペット原反20を所要の形状に裁断してタイルカーペット21を製造する過程において、ガイドロール28を経由して反転する離形性エンドレスベルト11の下向きの表面に塩化ビニル・ゾルを塗布し、その下向きの塗布層12の表面にカーペット粉砕物13を飛着させて並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層し、そのカーペット粉砕物層14の上に補強基布15を重ね合わせることにある。
【0010】
本発明に係るタイルカーペットの製法の第3の特徴は、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に補強基布15を重ね合わせ、その補修基布15の表面に再び塩化ビニル・ゾル16を塗布し、その塗布層16の表面に表面材17を重ね合わせて離形性エンドレスベルト11と共に加熱ゾーン18に通し、塩化ビニル・ゾル12・16をゲル化し、塩化ビニル・ゾル12・16と補強基布15の一体化した裏打層19を表面材17の裏側に形成し、その裏打層14から離形性エンドレスベルト11を剥離して取り出される裏打層14と表面材17が一体化したタイルカーペット原反20を所要の形状に裁断してタイルカーペット21を製造する過程において、ガイドロール28を経由して反転する離形性エンドレスベルト11の下向きの表面に塩化ビニル・ゾルを塗布し、その下向きの塗布層12の表面にカーペット粉砕物13を飛着させて並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層すること、補強基布15に塩化ビニル・ゾル27を塗布し、補強基布15に塗布した塩化ビニル・ゾル27の塗布面を上向きにし、その上向きになっている塩化ビニル・ゾル27の塗布層にカーペット粉砕物13を直接散布して堆積し、塩化ビニル・ゾル27の塗布面を反転させて下向きにし、塩化ビニル・ゾル27に触れて粘着したカーペット粉砕物13の上に重なり合う余剰のカーペット粉砕物13Aを反転して塩化ビニル・ゾル27の塗布層が下向きになる際に振り落とし、その塩化ビニル・ゾル27を介して補強基布15の表面に並べて敷き詰められたタイルのように層状にカーペット粉砕物13を担持させること、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に積層されたカーペット粉砕物層14に補強基布15を重ね合わせ、その補強基布15の表面に並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持されているカーペット粉砕物13を離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12に並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層されたカーペット粉砕物層14に重ね合わせることにある。
【0011】
本発明に係るタイルカーペットは、表面材17の裏面に裏打層19を積層して成り、裏打層19が表面材側(17)から上層塩化ビニル・ゾル塗布層16と補強基布15とカーペット粉砕物層14と下層塩化ビニル・ゾル塗布層12の順に積層された積層構造になっており、上層塩化ビニル・ゾル塗布層16の塩化ビニル・ゾルが補強基布15を透過して補強基布15とカーペット粉砕物層14の間に中間塩化ビニル・ゾル塗布層27を形成しており、カーペット粉砕物層14に粒径0.5〜3mmの塩化ビニル樹脂破片31と繊維破片32が混在し、カーペット粉砕物層14におけるカーペット粉砕物13が、並べて敷き詰められたタイルのように層状に並んでいることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明では、離形性エンドレスベルト11に塗布されて上向きになっている塩化ビニル・ゾルの塗布層12の上にカーペット粉砕物13を直接散布して堆積するのではなく、その塩化ビニル・ゾルの塗布層12に重ね合わせる補強基布15の表面に塗着した塩化ビニル・ゾル27を介してカーペット粉砕物13を担持させて離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12の上に積層するか、又は、離形性エンドレスベルト11に塗布されて下向きになっている塩化ビニル・ゾルの塗布層12にカーペット粉砕物13を飛着させる方法が採られる。
【0013】
下向きになっている塩化ビニル・ゾルの塗布層12の表面にカーペット粉砕物13を飛着させるには、ガイドロール28を経由して反転する直前の下向きになっている離形性エンドレスベルト11の表面にロールコーター29によって塩化ビニル・ゾル12を塗布し、その下向きになっている塗布層12にブラシロール等30によってカーペット粉砕物13を掻き上げて飛着させればよく(図2)、そのように下向きになっている塗布層12には掻き上げる量が多くてもカーペット粉砕物13が上下に重なり合って付着することなく、又、その掻き上げる量を多くすれば塩化ビニル・ゾル12の塗布面にカーペット粉砕物13が付着しない未着箇所が残ることなく、その飛着した全てのカーペット粉砕物13が塩化ビニル・ゾル12に粘着し、離形性エンドレスベルト11によって補強基布15との重合箇所へと搬送される。
【0014】
補強基布15の表面にカーペット粉砕物13を担持させる場合も同様にロールコーター26によって塩化ビニル・ゾル27を塗布し、その塗布面にカーペット粉砕物13を飛着させることも出来る。しかし、補強基布15は下向きにして離形性エンドレスベルト11の上へと搬送されるので、補強基布15に塗布した塩化ビニル・ゾル27の塗布面を上向きにしてから反転させて下向きにすることが出来、その上向きになっている塩化ビニル・ゾル27の塗布層にカーペット粉砕物13を直接散布して堆積しても、その反転して下向きになるとき、その塩化ビニル・ゾル27に触れることなく、塩化ビニル・ゾル27に触れて粘着したカーペット粉砕物13の上に重なり合う余剰のカーペット粉砕物13Aは、その反転して塩化ビニル・ゾル27の塗布層が下向きになる際に振り落とされる(図1と図2)。従って、カーペット粉砕物13の散布量が多くても問題はなく、又、その散布量が多ければ塩化ビニル・ゾル27の塗布面にカーペット粉砕物13が付着しない未着箇所が残ることなく、その付着した全てのカーペット粉砕物13が塩化ビニル・ゾル27に粘着し、離形性エンドレスベルト11に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層12の上へと搬送される。
【0015】
このようにカーペット粉砕物層14に含まれる全てのカーペット粉砕物13が、塩化ビニル・ゾル12・27を介して離形性エンドレスベルト11や補強基布15に接着状態になるので、カーペット粉砕物層14が均一厚みになり、カーペット粉砕物13の付着斑は生じない。その場合、カーペット粉砕物層14に、塩化ビニル・ゾル12・27に充填されない隙間が出来るとしても、補強基布15の上に塗布される塩化ビニル・ゾル16が補強基布15を透過して滲み込むので、その全てのカーペット粉砕物13とカーペット粉砕物13の間が塩化ビニル・ゾルによって接合されることになる。そのためには、塩化ビニル・ゾルに対し透過性を有する布帛を補強基布15に使用することになるが、通常の通気性を有する布帛は全て塩化ビニル・ゾルに対して透過性を示すので、補強基布15の種類は格別限定されない。しかし、補強基布15は、タイルカーペットの伸縮や反り上がりを抑えて寸法安定性や形状安定性をタイルカーペットに付与するために必要とされるので、それには目付けが60g/m2 以下、好ましくは30〜50g/m2 のガラス繊維不織布(所謂ガラスペーパー)やガラス繊維ネット(所謂メッシュ布)を使用するとよい。
【0016】
離形性エンドレスベルト11に塗布する下層塩化ビニル・ゾル12の塗布厚みは1〜3mmに設定し、粉砕物13の粒径は裏打層13の厚みを考慮して0.5mm以上、好ましくは1〜3mmとする。そうすると下層塩化ビニル・ゾル12が粉砕物層14に滲み込み、個々の粉砕物13が下層塩化ビニル・ゾルの塗布層12に沈み込むように埋没し、層内剥離の生じない粉砕物層14が形成される。補強基布15の上に塗布する上層塩化ビニル・ゾル16は、その一部が補強基布15を透過して粉砕物13と補強基布15を接着することになるとしても、その主たる塗布目的は裏打層19と表面材17との接着にあるので格別厚く塗布する必要はなく、その塗布厚みは1mm前後に設定すればよい。塩化ビニル・ゾルは、塩化ビニル樹脂パウダーと可塑剤を主材とし、安定剤や充填剤(炭酸カルシウム)等を配合して調製され、その充填剤の配合量は100〜500P.H.R(樹脂100重量部に対し100〜500重量部の意味)に設定される。しかし、上層塩化ビニル・ゾル12は表面材17との接着と表面材17の補強(パイル抜糸強度と耐摩耗性改善)を目的とするので、上層塩化ビニル・ゾル16への充填剤の配合量は、下層塩化ビニル・ゾル12への配合量よりも少なくし、好ましくは200P.H.R以下にする。粉砕物13を補強基布15に向けて散布積層するには、ホッパー22から篩23を介して散布するとよい。
【0017】
表面材17には、タフテッドパイル布帛、モケット、アキスミンスター、ウイルトン、タオル等のパイル織物、ダブルラッシェルその他のパイル編物、起毛布帛、ニードルパンチングフェルト、不織布、プラスチック化粧フィルム(合成樹脂地)等が使用される。カーペット粉砕物13は、塩化ビニル・ゾルと同質の塩化ビニル樹脂を裏打層として有する廃棄タイルカーペット36の粉砕物を用いるとよく、それには、表面材の粉砕物である繊維破片32を含んだものを使用することも出来る。しかし、その繊維破片32の混在率が多くなると、粉砕物全体の塩化ビニル・ゾル12に触れる表面積が広くなり、エンドレスベルト11に塗布した厚み1〜2mm程度の塩化ビニル・ゾル12では粉砕物13に吸い取られて裏打層19の裏面に塩化ビニル・ゾル12による皮膜が形成されなくなるだけではなく、粉砕物間の接着も不十分になって耐層内剥離強度に優れた粉砕物層14は形成され難くなる。従って粉砕物13に含まれる繊維破片32の混在率は30重量%以下、好ましくは、20重量%以下にする。
【0018】
そのように繊維破片32の混在率を調整することは比較的簡単に出来る。何故なら、カーペットの表面材に使用されるポリプロピレン繊維の比重は約0.9、ナイロンの比重は約1.2、アクリル繊維の比重は約1.2、ポリエステル繊維の比重は約1.4であり、塩化ビニル樹脂の比重は約1.4である。そのようにタイルカーペットの裏打層を構成している塩化ビニル樹脂の比重はポリエステル繊維の比重と略同じであるが、タイルカーペットの裏打層には多量の炭酸カルシウム(比重;約2.9)が配合されているので、塩化ビニル樹脂が使用されているとしても、その裏打層の樹脂破片31の比重は概して2.5以上になる。
そして裏打層の樹脂破片31は、繊維破片32に比して吹き飛ばされ難い顆粒形状になっているので、粉砕機33から落下する廃棄カーペット36の粉砕物13にファン34を当てると、繊維破片32は遠方に吹き飛ばされ樹脂破片31は粉砕機33の略真下に落ちる。このため両者の分別回収は容易に出来、リサイクルに使用するカーペット粉砕物13に含まれる繊維破片32の混在率を20重量%以下に調整することも容易に出来る。
【0019】
リサイクルに使用するカーペット粉砕物13は篩に通し、100メッシュパス以下(概して粒径0.2mm以下)の微粉末を除去するとよく、そのように除去される微粉末は充填剤として塩化ビニル・ゾルに配合し混練して使用するとよい。そのようにリサイクルに使用するカーペット粉砕物13から微粉末を除去しておくと、微粉末によって塩化ビニル・ゾル12・27の塗布面が被覆され、塩化ビニル・ゾル12・27の塗布面の粘着性が損なわれず、粒径の大きい粉砕物13が塩化ビニル・ゾル12・27の塗布面に粘着(接着)し難くなると言った不都合は回避される。リサイクルに好ましいカーペット粉砕物13は、繊維破片を含んでおり、その繊維が鞭毛のように表面に突き出ている樹脂破片31である。そのような樹脂破片31では、その表面から鞭毛のように突き出ている繊維が触手のように僅かに触れただけで塩化ビニル・ゾルの塗布面に接着するからである。
【0020】
【発明の効果】
本発明では、カーペット粉砕物13を、上下の塩化ビニル・ゾル12・16の塗布層と塗布層の間にではなく、エンドレスベルト11と補強基布15と言う言わば2枚のシートの間に挟み込んでおり、それら2枚のシート11・15をニップロール24・25に通して挟圧して粉砕物層14の厚みを揃えることが出来、又、そのように挟圧することによってエンドレスベルト11や補強基布15に塗布されている塩化ビニル・ゾル12・27を粉砕物層14に圧入し、粉砕物13と粉砕物13の間を塩化ビニル・ゾル12・27を介して接合することが出来る。そのように挟圧するとしても、塩化ビニル・ゾル12・27がエンドレスベルト11を通過してニップロール25に付着することはなく、又、塩化ビニル・ゾル12・27が補強基布15を透過して他方のニップロール24に付着するとしても、粉砕物13まで補強基布15を透過してニップロール24に付着することもない。
【0021】
表面材17との接着剤となる上層塩化ビニル・ゾル16は、粉砕物層14の上にではなく、粉砕物13を押さえ込んでいる補強基布15に塗布するので、その塗布時に粉砕物13がドクター35やロールコーター等に付着したり掻き取られたりすることなく、そのエンドレスベルト11と補強基布15の間に挟み込まれて厚みが揃えられた状態で加熱ゾーン18に通されるので、厚みの揃ったタイルカーペット21が得られる。
【0022】
本発明では、カーペット粉砕物13を塩化ビニル・ゾル12の塗布面に散布した堆積層としてそのままエンドレスベルト11の上に積層するのではなく、一旦塗布面に堆積し、その後その塗布面を下向きにし、直接塩化ビニル・ゾル12・27に触れない余剰の粉砕物13Aを振るい落とすので、粉砕物13は、タイルを敷き詰めるように塩化ビニル・ゾルの塗布面に積層される。特に、篩に通して粒径0.2mm以下の微粉末を除去したカーペット粉砕物13を使用するときは、塩化ビニル・ゾルの塗布面が微粉末に覆われて粘着力が損なわれるようなことはなく、粉砕物層14の全てのカーペット粉砕物13が塩化ビニル・ゾル(12・27)に直接触れることになる。このため粉砕物層14に圧入出来る程度に塩化ビニル・ゾル12・27を格別厚く塗布する必要はなく、その塗布厚みを粉砕物13が触れて接着する程度に薄くすることが出来、又、カーペット粉砕物13から分別された粒径0.2mm以下の微粉末は充填剤として塩化ビニル・ゾルに配合して使用することが出来るので、廃棄カーペット36のリサイクル(再利用)率も高まり、一定規格のタイルカーペットを経済的に得ることが出来る。
【0023】
カーペット粉砕物13に混在する繊維破片31は、土壁のスサ(寸莎)のように顆粒状粉砕物13の間を継ぐ連結材の作用をなすので、樹脂リッチな塩化ビニル・ゾルではなく、充填剤(炭酸カルシウム)を多量配合した塩化ビニル・ゾルを使用しても耐亀裂性に富む強靱な裏打層19が形成され、塩化ビニル・ゾルのコストダウンにもなり、樹脂破片31の表面から鞭毛のように突き出た繊維は触手のように塩化ビニル・ゾルの塗布面に接着するので樹脂破片32の接着性がよくなり、又、そのように混在する繊維破片32が実用上の効を奏するので、繊維破片32を完全に排除し、カーペット粉砕物13から樹脂破片31だけを選別して使用する必要もなく、樹脂破片31と繊維破片32の分別を効率的に行うことができ、カーペット粉砕物13のリサイクルによる経済的効果も向上する。
【0024】
このように本発明では、単に散布堆積するようにではなく、カーペット粉砕物13をエンドレスベルト11や補強基布15に並べて敷き詰めるように積層したので、その積層厚みを薄く揃えることが出来る。又、カーペット粉砕物13をエンドレスベルト11と補強基布15の間に挟み込むこととしたので、塩化ビニル・ゾル12・27の塗布量を少なくし、亀裂し難く強靱な裏打層14が積層された高品質のタイルカーペットを効率的かつ経済的に得ることが出来、廃棄カーペット36の現実的かつ経済的リサイクルが達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイルカーペット製造装置の側面図である。
【図2】本発明に係るタイルカーペット製造装置の側面図である。
【図3】従来技術に係るタイルカーペット製造装置の側面図である。
【符号の説明】
11 エンドレスベルト
12 下層塩化ビニル・ゾル(塗布層)
13 粉砕物
14 粉砕物層
15 補強基布
16 上層塩化ビニル・ゾル(塗布層)
17 表面材
18 加熱ゾーン
19 裏打層
20 タイルカーペット原反
21 タイルカーペット
22 ホッパー
23 篩
24 ニップロール
25 ニップロール
26 ロールコーター
27 中間塩化ビニル・ゾル(塗布面)
28 ガイドロール
29 ロールコーター
30 ブラシロール
31 樹脂破片
32 繊維破片
33 粉砕機
34 ファン
35 ドクター
36 廃棄カーペット
Claims (3)
- 離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に補強基布(15)を重ね合わせ、その補修基布(15)の表面に再び塩化ビニル・ゾル(16)を塗布し、その塗布層(16)の表面に表面材(17)を重ね合わせて離形性エンドレスベルト(11)と共に加熱ゾーン(18)に通し、塩化ビニル・ゾル(12・16)をゲル化し、塩化ビニル・ゾル(12・16)と補強基布(15)の一体化した裏打層(19)を表面材(17)の裏側に形成し、その裏打層(14)から離形性エンドレスベルト(11)を剥離して取り出される裏打層(14)と表面材(17)が一体化したタイルカーペット原反(20)を所要の形状に裁断してタイルカーペット(21)を製造する過程において、
補強基布(15)に塩化ビニル・ゾル(27)を塗布し、その補強基布(15)に塗布した塩化ビニル・ゾル(27)の塗布面を上向きにし、その上向きになっている塩化ビニル・ゾル(27)の塗布層にカーペット粉砕物(13)を直接散布して堆積し、塩化ビニル・ゾル(27)の塗布面を反転させて下向きにし、塩化ビニル・ゾル(27)に触れて粘着したカーペット粉砕物(13)の上に重なり合う余剰のカーペット粉砕物(13A)を反転して塩化ビニル・ゾル(27)の塗布層が下向きになる際に振り落とし、その塩化ビニル・ゾル(27)を介して補強基布(15)の表面にカーペット粉砕物(13)を、並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持させ、離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に補強基布(15)を重ね合わせ、その補強基布(15)の表面に並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持されているカーペット粉砕物(13)を離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に密着させ、その離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層内(12)にカーペット粉砕物層(14)を並べて敷き詰められたタイルのように層状に形成することを特徴とするリサイクルタイルカーペットの製法。 - 離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に補強基布(15)を重ね合わせ、その補修基布(15)の表面に再び塩化ビニル・ゾル(16)を塗布し、その塗布層(16)の表面に表面材(17)を重ね合わせて離形性エンドレスベルト(11)と共に加熱ゾーン(18)に通し、塩化ビニル・ゾル(12・16)をゲル化し、塩化ビニル・ゾル(12・16)と補強基布(15)の一体化した裏打層(19)を表面材(17)の裏側に形成し、その裏打層(14)から離形性エンドレスベルト(11)を剥離して取り出される裏打層(14)と表面材(17)が一体化したタイルカーペット原反(20)を所要の形状に裁断してタイルカーペット(21)を製造する過程において、
ガイドロール(28)を経由して反転する離形性エンドレスベルト(11)の下向きの表面に塩化ビニル・ゾルを塗布し、その下向きの塗布層(12)の表面にカーペット粉砕物(13)を飛着させて並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層し、そのカーペット粉砕物層(14)の上に補強基布(15)を重ね合わせることを特徴とするリサイクルタイルカーペットの製法。 - 離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に補強基布(15)を重ね合わせ、その補修基布(15)の表面に再び塩化ビニル・ゾル(16)を塗布し、その塗布層(16)の表面に表面材(17)を重ね合わせて離形性エンドレスベルト(11)と共に加熱ゾーン(18)に通し、塩化ビニル・ゾル(12・16)をゲル化し、塩化ビニル・ゾル(12・16)と補強基布(15)の一体化した裏打層(19)を表面材(17)の裏側に形成し、その裏打層(14)から離形性エンドレスベルト(11)を剥離して取り出される裏打層(14)と表面材(17)が一体化したタイルカーペット原反(20)を所要の形状に裁断してタイルカーペット(21)を製造する過程において、
ガイドロール(28)を経由して反転する離形性エンドレスベルト(11)の下向きの表面に塩化ビニル・ゾルを塗布し、その下向きの塗布層(12)の表面にカーペット粉砕物(13)を飛着させて並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層すること、補強基布(15)に塩化ビニル・ゾル(27)を塗布し、その補強基布(15)に塗布した塩化ビニル・ゾル(27)の塗布面を上向きにし、その上向きになっている塩化ビニル・ゾル(27)の塗布層にカーペット粉砕物(13)を直接散布して堆積し、塩化ビニル・ゾル(27)の塗布面を反転させて下向きにし、塩化ビニル・ゾル(27)に触れて粘着したカーペット粉砕物(13)の上に重なり合う余剰のカーペット粉砕物(13A)を反転して塩化ビニル・ゾル(27)の塗布層が下向きになる際に振り落とし、その塩化ビニル・ゾル(27)を介して補強基布(15)の表面にカーペット粉砕物(13)を並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持させること、離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に積層されたカーペット粉砕物層(14)に補強基布(15)を重ね合わせ、その補強基布(15)の表面に並べて敷き詰められたタイルのように層状に担持されているカーペット粉砕物(13)を離形性エンドレスベルト(11)に塗布された塩化ビニル・ゾルの塗布層(12)に並べて敷き詰められたタイルのように層状に積層されたカーペット粉砕物層(14)に重ね合わせることを特徴とするリサイクルタイルカーペットの製法。
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