JP3728507B2 - 焼結チタン合金及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼結チタン合金及びその製造方法に関するものであり、更に詳しくは、軽量、高強度、高耐食性を有し、かつ安価に製造することが可能な相対密度が94%以上の(α+β)二相チタン焼結合金及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、チタンは、軽量、高耐食性の優れた特性を有することから、例えば、宇宙・航空機器分野、輸送機器分野、化学プラント分野等において、鉄系材料に代わる適用が期待されている。また、生体適合性にも優れていることから、例えば、医療分野及び時計や眼鏡などの身につける装飾品分野への利用も進んでいる。しかしながら、他の元素を含まない純チタンは、α単相組織であり、引張強度や硬度が必ずしも高いとは言えない。従って、高い強度特性を必要とする構造部材として実際に使用されるのは、Ti−6Al−4V合金を初めとする(α+β) 二相合金である。
【0003】
これまでは、この様なチタン合金部材の製造には、溶解鋳造法が主に使用されていたが、この方法は、溶解時の1500℃を越える高温ではチタンは活性が高くなることから、技術的に困難な点が多い。また、チタン合金は、純チタンに比較して硬度が高く、難加工性材料であるため、機械加工による部品製造にも困難が伴う。このチタン合金の活性の高さ及び難加工性を克服するために、近年、粉末冶金法によるチタン合金の成形技術の研究開発が進められている。
【0004】
この粉末冶金法の利点としては、チタン合金の融点以下の温度で、焼結により部材を製造するため、ハンドリングが容易であること、成形後の後加工の少ないニアネットシェイプ成形が可能であること、及び結晶粒が微細であるため機械的性質が優れること、が挙げられる。粉末冶金法の中には様々なプロセスがあり、例えば、プレス成形、CIP成形、押出し成形、粉末射出成形などがあり、いずれの成形法も、目的とする形状に成形した後、焼結の工程を経て目的とする形状部材を得るプロセスからなる。プロセスによっては、成形を容易にするため、粉末にバインダーを添加するが、その場合、焼結の前に脱バインダーを行う。これらの成形法のうち、特に、複雑形状部品を量産する技術として、粉末射出成形法が有力である。
【0005】
粉末冶金法によりチタン合金焼結体を作製する場合、原料となる粉末に関しては、(1)あらかじめ目的とする成分に合金化された粉末を用いる合金粉末法、(2)純チタン粉末と合金成分となる粉末(単一元素粉末あるいは化合物粉末のいずれか、もしくはその組み合わせ)を混合した素粉末混合法、の2種類の方法がある。これらのうち、上記(1)の合金粉末法は、粉末自体が合金化されているため、均質で安定した組織及び特性の焼結体が得られるが、Ti合金粉末の製造は、技術的に困難であるため、市販されているものはごく限られた一部の組成のものしかなく、しかも、非常に高価である。特に、粉末射出成形に使用できる様な微細な合金粉末は、ほとんどないといっても過言ではない。従って、粉末冶金法で目的とする組成のチタン合金を作製するためには、上記(2)の素粉末混合法によることがほとんどである。
【0006】
これまでの代表的な(α+β) 二相Ti合金として、Ti−6Al−4V合金がある。この合金を素粉末混合法による焼結法で製造するには、Ti粉末と60Al−40V粉末を9:1(重量比)で混合して、成形・焼結することがこれまで行われてきている。しかし、60Al−40V粉末は、非常に高価な上、Vは生体毒性が指摘されており、Ti合金の有望な用途である生体材料への適用が今後制限されることが考えられる。この様なことから、当該技術分野においては、粉末冶金法によるTi−6Al−4Vに代わる新たな合金の開発が期待されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況の中で、本発明者らは、上記従来技術に鑑みて、上記Ti−6Al−4V合金に代わる低コスト性と生体適合性を満たす新しい合金材料を開発することを目標として鋭意研究を積み重ねた結果、VをFeに置き換えたTi−Al−Fe系合金の焼結体を作製することにより所期の目的を達成することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、粉末冶金法、特に、粉末射出成形法により、軽量、高強度、高耐食性を発揮する(α+β) 二相Ti合金焼結材を比較的簡単に製造する方法及びその製品を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、以下の技術的手段から構成される。
(1)酸素量が0.25mass%以下の純Ti粉末に、金属間化合物のFeAl3 粉末を1〜10mass%添加、混合して混合粉末を形成した後、これを圧粉体とし、真空中で無加圧焼結して内部反応により(α+β)の二相組織を生成させ、かつ焼結体の相対密度を94%以上にすることを特徴とする二相Ti合金焼結体の製造方法。
(2)酸素量が0.25mass%以下の純Ti粉末に、金属間化合物のFeAl3 粉末を1〜10mass%添加、混合して混合粉末を形成した後、この混合粉末を所定の形状に成形し、相対密度が94%以上になるように所定の温度において真空中で無加圧焼結して(α+β)の二相Ti合金焼結体を得ることを特徴とするTi焼結合金の製造方法。
(3)焼結温度が、1000〜1300℃である、前記(1)又は(2)に記載の方法。
(4)混合粉末に有機バインダーを30〜50vol.%添加して加熱混練し、これを所定の形状に射出形成した後、脱バインダー工程を経て真空中で無加圧焼結する、前記(2)に記載の方法。
(5)前記(1)から(4)のいずれかに記載の方法により、真空中で無加圧焼結して内部反応により(α+β)の二相組織を生成させたことを特徴とする、相対密度が94%以上の二相Ti合金焼結体。
(6)前記(5)に記載の相対密度が94%の二相Ti合金焼結体を構成要素として含むことを特徴とする構造部材。
【0009】
次に、本発明について更に詳細に説明する。
本発明では、Ti−6Al−4V合金の焼結材に代わり、VをFeに置き換えたTi−Al−Fe系合金の焼結体の開発を行った。VをFeに代替することにより、原料コストの低減と生体適合性の向上の2つの利点を得ることが可能となる。また、FeはVと同様にβ相安定化元素であるため、Ti−Al−Fe系合金は、Ti−6Al−4V合金と同じく、(α+β)の二相合金となり、Ti−6Al−4V合金と同様に、優れた機械的特性を持つという利点が得られる。
【0010】
これまでに、代表的なTi−Al−Fe系合金として、Ti−5Al−2.5Fe合金が開発されている。本合金を焼結法で作製する場合、やはり合金粉末の入手は極めて困難であり、素粉末混合法によらざるを得ない。単純に、Ti粉、Al粉、Fe粉を混合して、成形・焼結すると、Al粉末は、元来、酸化し易く、粉末表面は、強固な酸化被膜に覆われているため、焼結・合金化が著しく阻害される。そのため、5Al−2.5Fe粉末を使用することが考えられるが、Al−Fe系状態図によると、この粉末はα−AlとFeAl3 の2相組織であり、柔らかいα相の存在により微細な粉末に粉砕することは非常に困難である。
【0011】
本発明では、化学量論組成のFeAl3 粉末のみを合金粉末組成に使用することを考えた。FeAl3 は、重量比に換算すると3Al−2Feとなり、5Al−2.5Alに比較的近い成分比となり、しかも、硬くて脆いため微粉化し易い上に入手することが容易であるという利点がある。また、Ti粉末とFeAl3粉末は、比重差が小さく、均一に混合できる利点もある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明において、原料となるTi粉末は、例えば、ガスアトマイズ法、水素化脱水素(HDH)法など、いずれの方法で製造された粉末も使用可能であるが、無加圧焼結により緻密化するため、粉末粒径の小さい方が良く、45μm以下、更には、25μm以下が望ましい。Ti粉末の酸素量は、0.25mass%を越えるとプロセス時に混入する酸素量を含めて、焼結体の酸素量が0.3mass%以上となる恐れがあり、焼結体が著しく脆化する可能性が高くなる。そのため、Ti粉末の酸素量は、0.25mass%以下、更には、0.20mass%以下とすることが望ましい。
【0013】
合金元素となるFeAl3 粉末も、粒径が大きくなると焼結時の拡散による合金化が困難になるため、粒径が小さい方が良く、45μm以下、更には、20μm以下が望ましい。Ti粉末に対するFeAl3 粉末の添加量は、1mass%以下では強度向上が望めず、10mass%を越えると延性が低下して脆性的に破壊する可能性が高くなるので、FeAl3 の添加量は1〜10mass%の範囲が好ましい。
【0014】
本発明の方法では、酸素量が0.25mass%以下の純Ti粉末に、金属間化合物粉末のFeAl3 粉末を1〜10mass%添加、混合して、必要により、バインタ−を添加、混合し、これを所定の形状に成形し、バインタ−を添加した場合は脱バインタ−処理した後、これを真空中で無加圧焼結して(α+β)の2相Ti焼結合金を得る。本発明の上記プロセスにおいて、Ti粉末とFeAl3 粉末の混合方法としては、ロッキングミキサ−、V型混合機などによる乾式混合が良く、水を使った湿式混合は粉末を汚染させるためできるだけ避けるのが望ましい。
【0015】
粉末の成形方法としては、粉末射出成形、CIP成形、プレス成形、押出し成形などが例示されるが、これらに限定されない。成形法によっては、成形を容易、かつ確実に行うためにバインダ−を添加するが、その種類及び量は成形法により異なるため、従来から用いられているバインダ−を適切な方法で使用すれば良い。例えば、粉末射出成形法では、ワックス、熱可塑性樹脂などに、可塑剤、分散剤を配合した有機バインダ−を添加する。添加量は、コンパウンド(粉末と有機バインダ−を混合したもの)が射出成形に適正な粘度になるように、30〜50体積%の範囲で配合する。
【0016】
本発明では、焼結条件として、真空中における無加圧焼結が用いられる。真空雰囲気はTi粉末を酸化させないために必要である。ここで、真空度は1×100 Pa以下、更には1×10-2 Pa以下が望ましい。また、無加圧焼結は、ホットプレスなどの加圧焼結とは異なり、焼結時に機械的圧力を加えないので、成形体は形状を保ったまま均一に収縮して部品形状を得ることができる。無加圧焼結の方法としては、(1)セッタ−(焼結容器)にセラミックス粉末(敷粉)を薄く敷き、その上に被焼結物を置いて焼結炉に設置する方法、(2)セッタ−に被焼結物を置き、セラミックス粉末に埋没させて焼結炉に設置する方法が例示される。
【0017】
また、焼結体の相対密度は、94%以上とすることが好ましい。94%未満であると焼結体に開放気孔(焼結体表面から内部に連続する気孔)が残留し易く、焼結体の強度低下を招く恐れがある。焼結温度は1000〜1300℃が好ましい。焼結温度が1000℃未満では、Ti粉末とFeAl3 粉末の反応が十分進まず、しかも、相対密度を94%以上に上げることが困難となる。また、焼結温度が1300℃を越えると、(1)粒成長により結晶粒が粗大化、(2)焼結体の酸素量の増加、の2つの要因による強度低下が懸念される。
【0018】
次に、本発明のプロセスを、粉末射出成形法を例にとって説明すると、まず、出発原料を所定の配合比に計量した後、ロッキングミキサ−やV型混合機で良く乾式混合した後、ワックスや樹脂に可塑剤や分散剤を配合した有機バインダ−を35〜50vol.%添加して加熱混練を行い、射出成形用コンパウンドを作製する。次に、このコンパウンドを所定の形状の金型内に射出成形して形状付与し、グリ−ン体を得る。このグリ−ン体を加熱、溶媒抽出などの方法で脱バインダ−した後、焼結して、部品形状の焼結体を得る。
【0019】
本発明の焼結合金は、必要な延性を維持しつつ、純Ti合金より高強度化を実現することが可能である。しかも、合金元素粉末(FeAl3 )の添加量を変化させることによって、強度特性を変化させることが可能である。本発明の製造プロセスでは、後記する実施例で示したように、真空中での無加圧焼結でニアネットシェイプ成形あるいはネットシェイプ成形が可能な粉末射出成形法が最も利用価値が高いプロセスである。
【0020】
本発明の二相Ti合金焼結体は、高い強度特性を必要とする構造部材として有用であり、これらの構造部材として、例えば、生体適合性の良さと軽量性を生かした医療・生体・福祉関係の小型デバイス(内視鏡の部品、手術用道具、人工歯根など)、車いすの部品等、軽量性と質感の良さを生かした携帯用品、スポ−ツ・レジャ−用品として、腕時計のケ−ス、バンド、眼鏡フレ−ムの接続部分、釣り用品(リ−ル)、ゴルフアイアンヘッド、スキ−用品などが挙げられる。また、軽量高強度の特性を生かして、自動車エンジン部品(エンジンバルブ、コネクテンングロッド、バルブスプリングテナ−など)が例示される。これらの構造部材は、いずれも、小型部品で形状複雑な量産品ほどコストメリットが高くなり、有利である。もちろん、本発明は、粉末射出成形法に限らず、プレス成形法、CIP成形法など諸々の粉末冶金的手法に十分応用可能である。
【0021】
【実施例】
以下、実施例と比較例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例により何ら限定されるものではない。
比較例1
ガスアトマイズ法により製造された25μm以下の純Ti粉末( 酸素量0.15mass%)に、ワックスと樹脂より構成される有機バインタ−を添加し、加熱混練し、コンパウンドを作製した。有機バインタ−の添加比は体積比で33%であった。このコンパウンドを板状引張試験片形状に射出成形し、真空中でArガスを流しながら380℃まで脱脂した後、1025℃で2時間の真空焼結(10-3Paオ−ダ−) を行い、純Ti焼結体を作製した。
【0022】
実施例1
比較例1で使用した純Ti粉末に、燃焼合成法により製造された20μm以下のFeAl3 粉末を重量比で5%添加(Ti:FeAl3 =95:5)して、ロッキングミキサ−で約1時間乾式混合して混合粉末を形成した後、ワックスと樹脂より構成される有機バインタ−を添加し、加熱混練し、コンパウンドを作製した。有機バインタ−の添加比は体積比で35%であった。このコンパウンドを板状引張試験片形状に射出成形し、真空中でArガスを流しながら380℃まで脱脂した後、1050℃で2時間の真空焼結(10-3Paオ−ダ−) を行い、焼結体を作製した。得られたTi合金組成はTi−3Al−2Feであった。
【0023】
実施例2
実施例1のプロセスにおいて、脱脂後の焼結温度を1100℃、2時間とした他は、実施例1と同様にして焼結体を作製した。
【0024】
比較例2
実施例1のプロセスにおいて、脱脂後の焼結温度を975℃、2時間とした他は、実施例1と同様にして焼結体を作製した。
【0025】
実施例3
実施例1のプロセスにおいて、比較例1で使用した純Ti粉末に、FeAl3粉末の添加量を重量比で3%((Ti:FeAl3 =97:3)して、同様に焼結体を作製した。焼結温度は1075℃、2時間とした。得られた合金組成はTi−1.8Al−1.2Feであった。
【0026】
比較例3
実施例3のプロセスにおいて、純Ti粉末を水素化脱水素で製造された純Ti粉末(酸素量0.30mass%)に変更して、同様のプロセスで成形・焼結して焼結体を作製した。焼結温度は1150℃、2時間とした。
【0027】
【表1】
【0028】
比較例1に示す純Ti焼結体は、比較例1に示すように、破断伸びは10%と高く、延性に富むが、0.2%耐力、引張強さは低い。これに対し、実施例1及び実施例2は、Ti−3Al−2Fe合金であるが、比較例1の純Ti焼結体に比較すると、0.2%耐力、引張強さとも大幅な向上が認められた。実施例2は、実施例1より焼結温度が高く、0.2%耐力がより向上していた。比較例2のTi−3Al−2Feも合金であるが、焼結温度が低く、相対密度が93.6%と低く、合金化も十分進んでいないため、引張特性が、実施例1、2に比較すると低下していた。実施例3は、FeAl3 の添加量を減らしたTi−1.8Al−1.2Fe合金であるが、0.2%耐力と引張強さはTi−3Al−2Fe合金より劣るが、延性は逆に向上していた。比較例3もTi−1.8Al−1.2Fe合金であるが、原料粉末のTi粉末の酸素量が0.3%と高いため、脆性的に破壊し、十分な引張特性が得られなかった。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、焼結チタン合金及びその製造方法に係るものであり、 本発明により、粉末射出成形法などにより、引張強さ、降伏応力の高い(α+β)二相のTi合金焼結体を比較的簡単に製造し、提供することができる。また、原料コストの低減と生体適合性の向上を可能とする新しいTi−Al−Fe系合金の焼結体を提供できる。上記焼結チタン合金は、優れた機械的特性をもち、各種の構造部材として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の焼結合金Ti−3Al−2Feのミクロ組織であり、灰色の部分がα相、白色の部分がβ相である。
【図2】実施例3の焼結合金Ti−l.8Al−1.2Feのミクロ組織であり、灰色の部分がα相、白色の部分がβ相である。
Claims (6)
- 酸素量が0.25mass%以下の純Ti粉末に、金属間化合物のFeAl3 粉末を1〜10mass%添加、混合して混合粉末を形成した後、これを圧粉体とし、真空中で無加圧焼結して内部反応により(α+β)の二相組織を生成させ、かつ焼結体の相対密度を94%以上にすることを特徴とする二相Ti合金焼結体の製造方法。
- 酸素量が0.25mass%以下の純Ti粉末に、金属間化合物のFeAl3 粉末を1〜10mass%添加、混合して混合粉末を形成した後、この混合粉末を所定の形状に成形し、相対密度が94%以上になるように所定の温度において真空中で無加圧焼結して(α+β)の二相Ti合金焼結体を得ることを特徴とするTi焼結合金の製造方法。
- 焼結温度が、1000〜1300℃である、請求項1又は2に記載の方法。
- 混合粉末に有機バインダーを30〜50vol.%添加して加熱混練し、これを所定の形状に射出形成した後、脱バインダー工程を経て真空中で無加圧焼結する、請求項2に記載の方法。
- 請求項1から4のいずれかに記載の方法により、真空中で無加圧焼結して内部反応により(α+β)の二相組織を生成させたことを特徴とする、相対密度が94%以上の二相Ti合金焼結体。
- 請求項5に記載の相対密度が94%以上の二相Ti合金焼結体を構成要素として含むことを特徴とする構造部材。
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