JP3728196B2 - トルクセンサ - Google Patents

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    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
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    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動パワーステアリング装置等に装備されるトルクセンサ等のように、回転軸に発生するトルクを検出するトルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトルクセンサとしては、例えば、特開平2−132336号公報に記載されているようなものが開示されている。
即ち、従来のトルクセンサは、図24にも示すように、入力軸101と出力軸102との間に介装されたトーションバー103と、前記入力軸101側に固定されていて円周方向所定間隔のもとに切欠部が複数形成された磁性材料よりなる被包囲部材104と、該被包囲部材104における切欠部が形成された側面と軸方向に対向する状態で前記出力軸102側に固定されていて前記被包囲部材104における切欠部に対応した切欠部が円周方向所定間隔のもとに複数形成された導電性かつ非磁性材料よりなる包囲部材105と、該包囲部材105側に軸方向に対向する状態で設けられていて前記被包囲部材104の切欠部および非切欠部と包囲部材105の切欠部との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより前記入力軸101と出力軸102との間に発生するトルクを検出する検出コイル106とを備えた構造となっている。
【0003】
即ち、この種のトルクセンサでは、より大きなインピーダンス変化を得るためには、包囲部材105を導電性かつ非磁性材料で構成し、検出コイル106と被包囲部材104との間に生じる磁界を遮断する方式を用いることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、検出コイル106と被包囲部材104との間に生じる磁界を非磁性の包囲部材105で遮断する場合、従来例のトルクセンサにおけるように、包囲部材105を検出コイル106と被包囲部材104との間に単に軸方向に重ねた状態で介装させただけでは、検出コイル106と被包囲部材104との間に生じる磁界が包囲部材105の外周縁部側を迂回して流れてしまい、完全には磁界を遮断することができず、これがインピーダンス変化量を低下させてトルク検出精度を悪くする原因の1つになっているという問題点があった。
【0005】
本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、包囲部材の外周側を迂回する磁界を遮断することができ、これにより、トルク検出精度を高めることができるトルクセンサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明請求項1記載のトルクセンサは、第1回転軸と第2回転軸との間に介装された弾性体と、前記第1回転軸側に固定されていて少なくとも軸方向一側面に円周方向所定間隔のもとに切欠部が複数形成された磁性材料よりなる被包囲部材と、導電性かつ被磁性材料で形成され、前記被包囲部材の軸方向両側面の切欠部に対向し円周方向所定間隔のもとに複数形成された軸方向に貫通する切欠部を有する1対の包囲部材と、前記被包囲部材の外周面方向に設けられ、前記1対の包囲部材同士を一体に接続する外筒部と、前記1対の包囲部材のそれぞれに軸方向に対向する状態で設けられていて前記被包囲部材の切欠部および非切欠部と包囲部材の切欠部との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより前記第1回転軸と第2回転軸との間に発生するトルクを検出する検出コイルとを備えたトルクセンサであって、前記外筒部によって一体に接続された1対の包囲部材は、前記第2回転軸に固定され、この1対の包囲部材の切欠部は、前記第1回転軸と第2回転軸との相対運動により一方側の切欠部が前記被包囲部材との重なり量が増加する方向に変化するとき、他方側の切欠部がこの被包囲部材との重なり量が減少する方向に変化するように配置されることとした。
【0007】
請求項2記載のトルクセンサは、請求項1記載のトルクセンサにおいて、前記被包囲部材における各切欠部には非磁性材料が組み込まれていることとした。
【0012】
【作用】
この発明請求項1記載のトルクセンサでは、上述のように、包囲部材の外周縁部に形成された被包囲部材の外周面方向に延びる外筒部により、包囲部材の外周側を迂回する磁界を遮断することができ、これにより、トルク検出精度を高めることができるようになるという効果が得られる。
また、上述のように、被包囲部材を挟んで両側面側にそれぞれ包囲部材と検出コイルが設けられることで、一方の検出コイルのインピーダンス変化をトルク検出に用い、もう一方の検出コイルのインピーダンス変化を温度補償用に用いることができると共に、両包囲部材における両切欠部のうちの一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が増加する方向に変化し、もう一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が減少する方向に変化するような位置に両切欠部が配置されることで、両検出コイルで検出されるインピーダンス変化の差分値が約2倍となり、これにより、トルク検出精度を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。さらに、両包囲部材は前記被包囲部材の外周面方向に延びる外筒部同士が連結されることにより一体に形成されることで、部品点数の削減によりコストを低減化することができるようになるという追加の効果が得られる。
【0013】
請求項2記載のトルクセンサでは、請求項1記載のトルクセンサにおいて、上述のように、被包囲部材の軸方向幅が包囲部材の軸方向幅より幅広に形成されることで、両サイドに備えた検出コイルの一方から発生する磁界が他方の検出コイルのインピーダンス変化に影響を与えることなしに、1つの被包囲部材を両検出コイルから発生する磁界の磁路として共用化することができるようになるという追加の効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(発明の実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1の構成を図1〜7に基づいて説明する。
【0019】
図1は、発明の実施の形態1のトルクセンサが適用される電動パワーステアリング装置を示す全体概略図であり、この図に示すように、ステアリングホイールSWを手動で回転させると、その回転がラックL&ピニオンPによりラックLの直線運動に変換され、これにより、左右の前輪TL、TRの向きを変更(操舵)することができる。また、ピニオンPを電動モータMにより減速ギヤGを介し回転可能に構成することにより、前記手動による操舵力の補助が行われるようになっている。
【0020】
また、前記電動モータMは、手動による操舵力を検出するトルクセンサTSからの信号に基づいて、車載のコントロールユニットECUに組み込まれたマイコンによりその駆動制御が行われ、これにより、手動による操舵力の補助制御が行われる。なお、同図において、Rはフェールセーフ用のリレー、Bは車載のバッテリである。
【0021】
次に、前記電動パワーステアリング装置におけるトルクセンサTSの構成を、図2〜7に基づいて説明する。
【0022】
図2は、車両用電動パワーステアリング装置のトルクセンサTSを示す縦断面図であり、この図において、1はハウジング、2は入力軸(第2回転軸)、3は出力軸(第1回転軸)、4はトーションバー(弾性体)、5は被包囲部材、6はトルク検出側包囲部材、7は温度補償側包囲部材、8はトルク検出用コイル(検出コイル)、9は温度補償用コイル(検出コイル)、10は出力軸側ウォームホイール、11はモータ軸側ウォームを示す。
【0023】
さらに詳述すると、前記入力軸2および出力軸3はそれぞれ前記ハウジング1内に軸受けベアリング1a、1bを介してそれぞれ回転自在に支持された状態で、同軸に配置されている。
【0024】
前記トーションバー4は、前記入力軸2の軸心穴2a内に回転可能に挿入され、その一端が軸心穴2aの奥側で入力軸2に固定される一方、もう一端側は出力軸3の軸心穴3aにスプライン結合されている。
【0025】
そして、前記入力軸2には、ステアリングホイールSWが連結されていて、このステアリングホイールSWの操舵力が、入力軸2、トーションバー4、および、出力軸3を経由し、出力軸3の一端に設けられたラックL&ピニオンPによりラックLの直線運動に変換され、左右の前輪TL、TRに伝達されるようになっている。
【0026】
前記被包囲部材5は、前記トルク検出用コイル8および温度補償用コイル9で発生する磁界の磁路を構成するものであり、このため鉄等の磁性材料で形成され、ハウジング1内において出力軸3の先端部外周にその内周側が装着固定されている。この被包囲部材5は、図3〜5にその詳細を示すように、その外周側に円周方向所定間隔のもとに軸方向に貫通する切欠部51が複数(この発明の実施の形態1では8個)形成されている。なお、各切欠部51の周方向幅が各非切欠部52の3倍に形成されている。
【0027】
前記トルク検出用コイル8は、インピーダンス変化に基づいて入力軸2と出力軸3との間に作用するトルクを検出するためのもので、被包囲部材5の入力軸2側の面と軸方向に対面する状態でハウジング1の内周面に固定されていて、被包囲部材5を磁路とする磁界を発生させる。
【0028】
前記温度補償用コイル9は、前記トルク検出用コイル8でトルクを検出する際に温度変化に基づく検出値の変動を修正するためのもので、被包囲部材5の出力軸3側の面と軸方向に対面する状態でハウジング1の内周面に固定されていて、被包囲部材5を磁路とする磁界を発生させる。
【0029】
前記トルク検出側包囲部材6は、内周側を入力軸2側に固定した状態で、前記被包囲部材5とトルク検出用コイル8との間に介装されている。そして、このトルク検出側包囲部材6には、図6、7にその詳細を示すように、前記被包囲部材5における切欠部51および非切欠部52の数に対応し軸方向に貫通する窓部(切欠部)61が円周方向所定間隔のもとに複数(この発明の実施の形態1では8個)形成されている。なお、各窓部61周方向幅が被包囲部材5の非切欠部52と同一幅に形成されている。
【0030】
即ち、トルク検出側包囲部材6の切欠部61および非切欠部62と前記被包囲部材5の切欠部51および非切欠部52との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより入力軸2と出力軸3との間に発生するトルクを検出するためのものであり、このため、トルク検出側包囲部材6はアルミニウム等の導電性かつ非磁性材料で形成されている。
【0031】
前記温度補償側包囲部材7は、内周側を出力軸3側に固定した状態で、前記被包囲部材5と温度補償用コイル9との間に介装されている。そして、この温度補償側包囲部材7には、図6、7にその詳細を示すように、前記被包囲部材5における切欠部51および非切欠部52の数に対応し軸方向に貫通する窓部(切欠部)71が円周方向所定間隔のもとに複数(この発明の実施の形態1では8個)形成されている。なお、各窓部71周方向幅が被包囲部材5の非切欠部52と同一幅に形成されている。
【0032】
即ち、温度補償側包囲部材7の切欠部71および非切欠部72と前記被包囲部材5の切欠部51および非切欠部52との重なり具合により、温度補償用コイル9において基準となる一定のインピーダンス値が得られるように設定されていて、この基準となるインピーダンス値を基準として、前記トルク検出用コイル8で検出されるインピーダンス値との差から温度補償されたトルク値を得るようにしたものであり、このため、温度補償側包囲部材7は、アルミニウム等の導電性かつ非磁性材料で形成されている。
【0033】
また、前記トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の外周縁部には、それぞれ被包囲部材5の外周面方向に延びる外筒部63、73が形成されている。
なお、前記被包囲部材5の軸方向幅がトルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の軸方向幅より幅広に形成されることにより、両サイドに備えた温度補償用コイル9とトルク検出用コイル8の一方から発生する磁界が他方のインピーダンス変化に影響を与えることなしに、1つの被包囲部材5を両コイル9、8から発生する磁界の磁路として共用化することができるようになっている。
【0034】
なお、図6に、入力軸2側に回転力が加わっていないトルク値0の状態におけるトルク検出側包囲部材6と温度補償側包囲部材7との周方向位置関係を示すように、トルク検出側包囲部材6の窓部61と温度補償側包囲部材7の窓部71とが回動角で22.5度ずれた状態で、即ち、トルク検出側包囲部材6の各窓部61と温度補償側包囲部材7の各窓部71との間における各非切欠部62、72の幅が被包囲部材5の各非切欠部52の周方向幅と同一幅に形成された状態となっており、この幅部分に被包囲部材5の各非切欠部52が丁度軸方向に重なった状態に配置されている。
【0035】
次に、この発明の実施の形態1のトルクセンサTSの作用・効果を説明する。この発明の実施の形態1のトルクセンサTSは、上述のように構成されるため、図6に示すトルク0の状態では、トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の非切欠部62、72により、それぞれ磁界が完全に遮断された状態となっており、このため、トルク検出用コイル8および温度補償用コイル9で検出されるインピーダンス値の差は略0(トルク値0)となっている。
【0036】
次に、図6に示すトルク値0の状態から、入力軸2側に回転力が作用すると、入力軸2の回転力がトーションバー4を介して出力軸3側に伝達される際に、トルク量に応じてトーションバー4が捻じれることで、被包囲部材5とトルク検出側包囲部材6とが相対回動し、これにより、被包囲部材5の各非切欠部がトルク検出側包囲部材6の各窓部61側と重なる方向に相対回動するため、相対回動量に応じトルク検出用コイル8で検出されるインピーダンス値が変化する。そこで、トルク検出用コイル8で検出されるインピーダンス値と、温度補償用コイル9で検出された基準となる一定のインピーダンス値との差分値を検出することにより、常に温度補償された状態のトルク値を検出することができる。
【0037】
また、前記トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の外周縁部には、それぞれ被包囲部材5の外周面方向に延びる外筒部63、73が形成されているため、トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の外周側を迂回する磁界をほぼ完全に遮断することができ、これにより、トルク検出精度を高めることができるようになるという効果が得られる。
【0038】
次に、発明の他の実施の形態を説明する。なお、この他の発明の実施の形態の説明に当たっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分は図示およびその説明を省略し、もしくは同一の符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0039】
(発明の実施の形態2)
まず、発明の実施の形態2のトルクセンサTSの構成を図8〜12に基づいて説明する。
この発明の実施の形態2のトルクセンサTSは、前記発明の実施の形態1では、温度補償用包囲部材7の内周側が出力軸3側に固定され、同じく出力軸3側に固定された被包囲部材5と一体に回動するように設けられているのに対し、この発明の実施の形態2では、温度補償用包囲部材7の内周側は出力軸3側には固定されないフリーの状態で温度補償用包囲部材7の外周に形成される外筒部73とトルク検出側包囲部材6の外筒部63とが互いに軸方向に延長され一体に連結することにより、トルク検出側包囲部材6と一体に回動するように構成されている点が、前記発明の実施の形態1とは相違している。
【0040】
そして、図9に示すように、トルク検出側包囲部材6の窓部61と温度補償側包囲部材7の窓部71とが回動角で22.5度ずれた状態に配置されると共に、入力軸2側に回転力が加わっていないトルク値0の状態で、トルク検出側包囲部材6の各窓部61と温度補償側包囲部材7の各窓部71との間における各非切欠部62、72の幅が被包囲部材5の各非切欠部52の周方向幅と同一幅に形成された状態となっており、この幅部分に被包囲部材5の各非切欠部52が丁度軸方向に重なる状態に配置されている。
【0041】
また、温度補償側包囲部材7は、図11に示すように、各窓部71の軸心側がそれぞれ軸心穴74と連通する切り欠き状に形成されることにより、前記被包囲部材5が軸方向に通過可能となっている。
【0042】
次に、この発明の実施の形態の作用・効果を説明する。
この発明の実施の形態2のトルクセンサTSでは、上述のように構成されるため、図9に示すトルク0の状態では、トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7の非切欠部62、72により、それぞれ磁界が完全に遮断された状態となっており、このため、トルク検出用コイル8および温度補償用コイル9で検出されるインピーダンス値の差は略0(トルク値0)となっている。
【0043】
次に、図9に示すトルク値0の状態から、入力軸2側に回転力が作用すると、入力軸2の回転力がトーションバー4を介して出力軸3側に伝達される際に、トルク量に応じてトーションバー4が捻じれることで、被包囲部材5とトルク検出側包囲部材6とが相対回動し、これにより、被包囲部材5の各非切欠部がトルク検出側包囲部材6の各窓部61側と重なる方向に相対回動するため、相対回動量に応じトルク検出用コイル8で検出されるインピーダンス値が変化する一方、これとは逆に、被包囲部材5の各非切欠部が温度補償側包囲部材7の各非切欠部72と重なる方向に相対回動するため、インピーダンス値の差が略0を中心としてインピーダンス値が互いにプラスとマイナスの逆方向に変化することになる。
【0044】
そこで、トルク検出用コイル8で検出されるプラス方向のインピーダンス値と、温度補償用コイル9で検出されたマイナス方向のインピーダンス値との差分値を検出することにより、常に温度補償された状態のトルク値を検出することができると共に、トルク検出用コイル8と温度補償用コイル9でそれぞれ検出される両インピーダンス値の差分値として大きな値(発明の実施の形態1の約2倍の値)が得られるため、トルク検出精度を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。
【0045】
また、トルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7は、被包囲部材5の外周面方向に延びる外筒部63、73同士が連結されることにより一体に形成されることで、部品点数の削減によりコストを低減化することができるようになるという追加の効果が得られる。
【0046】
また、温度補償側包囲部材7における各窓部71の軸心側をそれぞれ軸心穴74と連通する切り欠き状に形成することにより、前記被包囲部材5が軸方向に通過可能に形成されているため、温度補償側包囲部材7(およびトルク検出側包囲部材6)と被包囲部材5のいずれか一方の部材を入力軸2または出力軸3のいずれか一方の軸に位置決め固定した後に、もう一方の部材をもう一方の軸に位置決め固定することができ、従って、一度にトルク検出側包囲部材6および温度補償側包囲部材7と被包囲部材5を位置決め固定する必要がなくなるため、組み立てが容易になるという追加の効果が得られる。
【0047】
(発明の実施の形態3)
まず、発明の実施の形態3のトルクセンサTSの構成を図13〜15に基づいて説明する。なお、この発明の実施の形態3は、前記発明の実施の形態2の変形例を示すものである。
【0048】
この発明の実施の形態3のトルクセンサTSは、前記発明の実施の形態2では温度補償用包囲部材7の内周側は出力軸3側には固定されないフリーの状態で温度補償用包囲部材7の外周に形成される外筒部73とトルク検出側包囲部材6の外筒部63とが互いに軸方向に延長され一体に連結することにより、トルク検出側包囲部材6と一体に回動するように構成されているのに対し、別体に形成された温度補償用包囲部材7の外筒部73とトルク検出側包囲部材6の外筒部63を互いに径方向に重ねた状態で一体に連結固定するようにした点が前記発明の実施の形態2とは相違している。
【0049】
従って、この発明の実施の形態3のトルクセンサTSでは、部品点数の削減によるコストの低減効果は得られないが、その他の点においては前記発明の実施の形態2と同様の追加の効果が得られる。
【0050】
(発明の実施の形態4)
まず、発明の実施の形態4のトルクセンサTSの構成を図16〜19に基づいて説明する。なお、この発明の実施の形態4は、前記発明の実施の形態2、3の変形例を示すものである。
【0051】
この発明の実施の形態4のトルクセンサTSは、温度補償側包囲部材7における各非切欠部72に、補強リブ75を形成するようにしたものである。
即ち、この補強リブ75は、温度補償用コイル9に当接しないように被包囲部材5側に突出するように形成されると共に、少なくとも温度補償側包囲部材7と被包囲部材5との相対回動範囲W内においては被包囲部材5の非切欠部52と互いに当接しない位置において半径方向に形成されている。
【0052】
以上のように、温度補償側包囲部材7の各非切欠部72に補強リブ75が形成されることで、出力軸3側に固定されずかつ軸心穴74と連通する切り欠き状に形成された各窓部71によって分断された温度補償用包囲部材7の各非切欠部72が補強され、これにより、温度補償用コイル9と被包囲部材5との間隔を広げることなしに、かつ、温度補償用包囲部材7全体の肉厚を厚くすることなしに、その強度を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。
【0053】
(発明の実施の形態5)
まず、発明の実施の形態4のトルクセンサTSの構成を図20、21に基づいて説明する。なお、この発明の実施の形態5は、前記発明の実施の形態3の変形例を示すものである。
【0054】
この発明の実施の形態5のトルクセンサTSは、前記発明の実施の形態3では、別体に形成された温度補償用包囲部材7の外筒部73とトルク検出側包囲部材6の外筒部63を互いに径方向に重ねた状態で一体に連結固定するようにしたのに対し、この発明の実施の形態5では、トルク検出側包囲部材6の外筒部63を長く延長してその先端縁部を温度補償用包囲部材7の外筒部73をとすると共に、外筒部73の先端開口縁部内側に形成された環状段部63aに、円板状に形成された温度補償側包囲部材7を装着固定することにより、温度補償用包囲部材7とトルク検出側包囲部材6を一体に連結固定するようにした点が前記発明の実施の形態3とは相違したものである。
従って、この発明の実施の形態5のトルクセンサTSでは、前記発明の実施の形態3と同様の追加の効果が得られる。
【0055】
(発明の実施の形態6)
まず、発明の実施の形態6のトルクセンサTSの構成を図22に基づいて説明する。なお、この発明の実施の形態6は、前記発明の実施の形態2〜5に共通の変形例を示すものである。
【0056】
この発明の実施の形態6のトルクセンサTSは、被包囲部材5における各切欠部51に、アルミニウム等の導電性かつ非磁性材料54を組み込むようにしたものである。 即ち、前記発明の実施の形態2〜5では、上述のように構成されるため、本来切欠部51を通過すべき磁束のうち非磁性材料54のうず電流で通過せずに帰って来る磁束が発生する結果、その帰って来る磁束の分だけ、温度補償用コイル9で検出されるインピーダンスの変化量が増加した状態となる。
従って、トルクの検出精度を高めることできるようになるという追加の効果が得られる。
【0057】
なお、この発明の実施の形態6では、非包囲部材5および両被包囲部材6、7が円板状に形成されていて、互いに軸方向に対向させる形式のものに適用したが、図23に示すように、被包囲部材501および包囲部材(図示せず)が円筒状に形成されていて、互いに径方向に対向する形式のものにおいても、被包囲部材501の各溝部(切欠部)502に非磁性材料503を組み込むことにより、同様の効果を得ることができる。
【0058】
以上発明の実施の形態を図面により説明したが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0059】
例えば、発明の実施の形態では、車両の電動パワーステアリング装置におけるトルクセンサに本発明を適用した例を示したが、それ以外にも、回転軸に発生するトルクを検出する場合に全て適用することができる。
【0060】
また、発明の実施の形態では、被包囲部材5に形成される切欠部51を軸方向に貫通する状態に設けたが、溝状に形成してもよい。
また、発明の実施の形態では、入力軸2側に包囲部材を設け、出力軸3側に被包囲部材を設けたが、逆であってもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明請求項1記載のトルクセンサでは、第1回転軸と第2回転軸との間に介装された弾性体と、前記第1回転軸側に固定されていて少なくとも軸方向一側面に円周方向所定間隔のもとに切欠部が複数形成された磁性材料よりなる被包囲部材と、該被包囲部材における切欠部が形成された側面と軸方向に対向する状態で前記第2回転軸側に固定されていて前記被包囲部材における切欠部に対応し軸方向に貫通する切欠部が円周方向所定間隔のもとに複数形成された導電性かつ非磁性材料よりなる包囲部材と、該包囲部材側に軸方向に対向する状態で設けられていて前記被包囲部材の切欠部および非切欠部と包囲部材の切欠部との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより前記第1回転軸と第2回転軸との間に発生するトルクを検出する検出コイルとを備えたトルクセンサであって、前記包囲部材の外周縁部には被包囲部材の外周面方向に延びる外筒部が形成されている手段としたことで、この外筒部によって包囲部材の外周側を迂回する磁界を遮断することができ、これにより、トルク検出精度を高めることができるようになるという効果が得られる。
また、前記被包囲部材には少なくとも軸方向両面に前記切欠部が形成され、前記被包囲部材における各切欠部が形成された両各側面と軸方向に対向する状態で前記包囲部材がそれぞれ設けられ、該両包囲部材のうちの一方のみが前記第1回転軸または第2回転軸に固定されると共に両包囲部材は前記被包囲部材の外周面方向に延びる外筒部同士が連結されることにより一体に形成され、前記両包囲部材における両切欠部のうちの一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が増加する方向に変化し、もう一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が減少する方向に変化するような位置に両切欠部が配置され、前記各包囲部材側に軸方向に対向する状態で前記検出コイルがそれぞれ設けられている手段としたことで、一方の検出コイルのインピーダンス変化をトルク検出に用い、もう一方の検出コイルのインピーダンス変化を温度補償用に用いることができると共に、両包囲部材における両切欠部のうちの一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が増加する方向に変化し、もう一方の切欠部が第1回転軸と第2回転軸との相対回動により被包囲部材との重なり量が減少する方向に変化するような位置に両切欠部が配置されることで、両検出コイルで検出されるインピーダンス変化の差分値が2倍となり、これにより、トルク検出精度を高めることができるようになるという追加の効果が得られる。
【0062】
請求項2記載のトルクセンサは、請求項1記載のトルクセンサにおいて、前記被包囲部材における各切欠部には非磁性材料が組み込まれている手段としたことで、本来切欠部を通過すべき磁束のうち非磁性材料のうず電流で通過せずに帰って来る磁束が発生する結果、その帰って来る磁束の分だけインピーダンスの変化量が増加した状態となり、これにより、トルクの検出精度を高めることできるようになるという追加の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1のトルクセンサが適用された電動パワーステアリング装置を示す全体概略図である。
【図2】発明の実施の形態1のトルクセンサを示す縦断面図である。
【図3】発明の実施の形態1のトルクセンサにおける被包囲部材を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線における縦断面図である。
【図5】発明の実施の形態1のトルクセンサにおける被包囲部材を示す斜視図である。
【図6】発明の実施の形態1のトルクセンサにおける両包囲部材を示す正面図である。
【図7】図6の VII−VII 線における縦断面図である。
【図8】発明の実施の形態2のトルクセンサを示す縦断面図である。
【図9】発明の実施の形態2のトルクセンサにおける被包囲部材を示す正面図である。
【図10】図9のX−X線における縦断面図である。
【図11】発明の実施の形態2のトルクセンサにおける両包囲部材を示す温度補償側包囲部材側から見た斜視図である。
【図12】発明の実施の形態2のトルクセンサにおける両包囲部材を示すトルク検出側包囲部材側から見た斜視図である。
【図13】発明の実施の形態3のトルクセンサを示す要部縦断面図である。
【図14】発明の実施の形態3のトルクセンサにおける両包囲部材を示す正面図である。
【図15】図14のXV−XV線における縦断面図である。
【図16】発明の実施の形態4のトルクセンサにおける両包囲部材を示す正面図である。
【図17】図14のXVII−XVII線における縦断面図である。
【図18】発明の実施の形態4のトルクセンサにおける両包囲部材を示す要部拡大図である。
【図19】図18のA矢視方向要部拡大図である。
【図20】発明の実施の形態5のトルクセンサにおける両包囲部材を示す正面図である。
【図21】図20の XXI−XXI 線における縦断面図である。
【図22】発明の実施の形態6のトルクセンサにおける被包囲部材を示す斜視図である。
【図23】被包囲部材の他の例を示す斜視図である。
【図24】従来例のトルクセンサを示す縦断面図である。
【符号の説明】
B バッテリ
ECU コントロールユニット
G 減速ギヤ
L ラック
M 電動モータ
P ピニオン
SW ステアリングホイール
TL 左前輪
TR 右前輪
TS トルクセンサ
1 ハウジング
1a ベアリング
1b ベアリング
1c ベアリング
2 入力軸(第2回転軸)
2a 軸心穴
3 出力軸(第1回転軸)
3a 軸心穴
4 トーションバー(弾性体)
5 被包囲部材
6 トルク検出側包囲部材
7 温度補償側包囲部材
8 トルク検出用コイル(検出コイル)
9 温度補償用コイル(検出コイル)
10 出力軸側ウォームホイール
11 モータ軸側ウォーム
51 切欠部
52 被切欠部
53 非磁性材料
54 軸心穴
61 窓部(切欠部)
62 非切欠部
63 外筒部
63a 環状段部
71 窓部(切欠部)
72 非切欠部
73 外筒部
74 軸心穴
75 補強リブ

Claims (2)

  1. 第1回転軸と第2回転軸との間に介装された弾性体と、
    前記第1回転軸側に固定されていて少なくとも軸方向一側面に円周方向所定間隔のもとに切欠部が複数形成された磁性材料よりなる被包囲部材と、
    導電性かつ被磁性材料で形成され、前記被包囲部材の軸方向両側面の切欠部に対向し円周方向所定間隔のもとに複数形成された軸方向に貫通する切欠部を有する1対の包囲部材と、
    前記被包囲部材の外周面方向に設けられ、前記1対の包囲部材同士を一体に接続する外筒部と、
    前記1対の包囲部材のそれぞれに軸方向に対向する状態で設けられていて前記被包囲部材の切欠部および非切欠部と包囲部材の切欠部との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより前記第1回転軸と第2回転軸との間に発生するトルクを検出する検出コイルとを備えたトルクセンサであって、
    前記外筒部によって一体に接続された1対の包囲部材は、前記第2回転軸に固定され、この1対の包囲部材の切欠部は、前記第1回転軸と第2回転軸との相対運動により一方側の切欠部が前記被包囲部材との重なり量が増加する方向に変化するとき、他方側の切欠部がこの被包囲部材との重なり量が減少する方向に変化するように配置されること
    を特徴とするトルクセンサ。
  2. 請求項1に記載のトルクセンサにおいて、
    前記被包囲部材における各切欠部には非磁性材料が組み込まれていること
    を特徴とするトルクセンサ。
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