JP3728069B2 - 金属ストリップ鋳造装置及び耐火ノズル - Google Patents

金属ストリップ鋳造装置及び耐火ノズル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属ストリップの鋳造に関する。特に鉄系金属ストリップの鋳造に適用されるが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
双ロール鋳造装置で連続鋳造することにより金属ストリップを鋳造することが公知である。冷却されて相反方向に回転する一対の水平鋳造ロール間に溶融金属を導入し、動いているロール表面上で金属殻を凝固させ、ロール間隙にてそれら金属殻を合体させ、凝固したストリップ品としてロール間隙から下方ヘ送給する。本明細書では、「ロール間隙」という語はロール同士が最接近する領域全般を指すものとする。溶融金属は取鍋から小容器へと注がれ、更にはそこからロール間隙上方に位置した金属供給ノズルに流れてロール間隙へと向かい、その結果、ロール間隙直上のロール鋳造表面に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成することができる。この鋳造溜めの端は、ロール端面に摺動係合して保持される側部堰又は側部プレートで構成できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
双ロール鋳造は、冷却によって急速に凝固する非鉄系金属にはある程度の成功をおさめているが、凝固温度が高く、冷却されたロール鋳造表面での不均一な凝固により欠陥の生じやすい鉄系金属の鋳造技術に適用するにはいろいろ問題がある。従って、金属を滑らかに且つ均一に鋳造溜めへ且つ溜め内で流すよう金属供給ノズルの設計に多くの留意が払われている。アメリカ特許第5,178,205号及び第5,238,050号に開示の装置はいずれも、金属供給ノズルが鋳造溜め表面下へと延びており、鋳造溜めに浸漬した金属供給ノズル底端の長孔出口へと流下する溶融金属の運動エネルギを減らす手段を組み入れている。アメリカ特許第5,178,205号に開示の装置では、運動エネルギを減らすのは流れディフューザである。流れディフューザは複数の流路とディフューザ上方に位置したバッフルとを有しており、ディフューザ下方では溶融金属が出口長孔を介して緩やかに且つ均一に鋳造溜めへと流れ込むので乱れが最小となる。アメリカ特許第5,238,050号に開示の装置では、溶融金属流が鋭角の衝突角度でノズル傾斜側壁面に落下・衝突できるようになっているので、金属が該側壁面に付着して出口流路へと向う流れシートを形成する。ここでも、目的とするところは、鋳造溜めの乱れを最小とするよう金属供給ノズルの底部から溶融金属流を緩やかに且つ均一に流出させることである。
【0004】
新日本製鐵株式会社の特公平5−70537号公報も、鋳造溜めへ緩やかで均一な溶融金属流を流下させるようにした金属供給ノズルを開示している。この金属供給ノズルには多孔のバッフル/ディフューザが備えられていて、流下する溶融金属から運動エネルギを除去し、運動エネルギを除去された溶融金属流がノズル側壁の一連の開口から鋳造溜めへと流れる。開口は、ロール間隙長手方向にロール鋳造表面に沿って溶融金属流が流れ込むような角度となっている。即ち、金属供給ノズルの一側の開口がロール間隙長手方向に溶融金属流を一方向に流入させ、他側の開口が溶融金属流をロール間隙長手方向の他方向に流入させ、鋳造表面に沿った滑らかで均一な流れを造り出すことにより鋳造溜め表面の乱れを最小とすることを目的としている。
【0005】
本発明者は鋭意試験・研究した結果、欠陥の大きな原因は、鋳造溜め表面がロール鋳造表面と出会う、いわゆる「メニスカス」又は「メニスカス域」において溶融金属が過早凝固することにあることを見知した。これらの域各々の溶融金属は隣接する鋳造表面の方へ流れ、もしロール表面と均一に接触する前に溶融金属の凝固が起きると、金属殻とロールとの間に不規則な初期伝熱が生じやすく、結果として、窪み、さざ波マーク、湯境、割れ等の表面欠陥が形成されてしまう。
【0006】
鋳造溜めに溶融金属を非常に均一に流入させようとする従来の試みは、金属が最初に殻表面形成のために凝固する域、即ち、最終的に形成ストリップの外表面となる域から外れて溶融金属流を流入させるため、過早凝固が或る程度激化するのを避けられず、従って、ロール間の鋳造溜め表面域での溶融金属温度は流入する溶融金属の温度よりもはるかに低い。メニスカス域での鋳造溜め溶融金属温度が低くなりすぎると、割れや「メニスカスマーク」(鋳造溜めレベルが不均一なままで固化するメニスカスにより生じるストリップ上のマーク)が非常に起きやすい。従来、この問題を扱う1つのやり方として、流入する溶融金属に高レベルの過熱を与えることにより、ロール表面への到達前に凝固温度に達することなく溶融金属が鋳造溜め内で温度低下できるようにするという仕方があった。
【0007】
近年、鋳造溜めのメニスカス域に金属供給ノズルを直接差し入れて溶融金属の比較的急速な流入を確保するという手段をとることによって、鋳造ロール表面との接触前に溶融金属が過早固化するという傾向を最小限にすることで、過早凝固の問題が有効処理できることが認識されるようになった。この方法は、鋳造溜めへ絶対的に着実な溶融金属流を提供する場合よりも表面欠陥の回避という点ではるかに有効であること、及び、ロール表面に接触するまで金属凝固が起きないため鋳造溜め表面の或る程度の変動を許容し得ることが判明している。このようなやり方の例は、新日本製鐵株式会社の特開平1−5650号や本出願人のオーストラリア特許出願第60773/96号に見られる。
【0008】
溶融金属が金属供給ノズルから直接に鋳造溜め表面のメニスカス域に向かうことにより、比較的低レベルに過熱された溶融金属で表面割れを形成することなく鋳造ができるが、鋳造溜めの側部堰付近にいわゆるスカル(skulls)という固形金属片が形成することによりいろいろ問題が生じ得る。これらの問題は流入溶融金属の過熱を減らすことにより激化する。主に側部堰からロール端へと付随的に伝熱するために鋳造溜めからの熱損失率は側部堰付近で一番大きく、この局部的な熱損失の大きさが反映してこの域で固体金属のスカルが形成しやすく、かなりの寸法に成長し、ロール間に落下して「跳ね」散り、ストリップの欠陥を引き起し得る。熱損失正味率は側部堰付近で大きいため、スカルを防ごうとするならこれら域への入熱率を増やさねばならない。コアノズルの端に複数の流路を設けて別々の溶融金属流を「三重点」域に向かわせることにより、これらの三重点域への溶融金属流を増加させるということが従来の提案である。このような提案の例はアメリカ特許第4,694,887号やアメリカ特許第5,221,511号に見られる。
【0009】
溶融金属鋳造溜めの三重点域に注ぎ込むことにより三重点域でのスカル形成を減らすことには成功したが、三重点流路を介する溶融金属流の例え僅かな変動によってでも敏感に欠陥が発生してしまうので、これは問題の本質的な解決とはなっていない。流れが過剰ならストリップ端が膨らんでしまうし、少なすぎるとスカルが急速に形成してストリップに「蛇卵」(snake egg)欠陥が生じるのである。
【0010】
本発明は、上述の実情に鑑みて成したもので、鋳造溜めの三重点域への溶融金属流を正確に制御し得るようすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、相互間にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、ロール間隙上方にロール間隙に沿って延び且つ溶融金属をロール間隙に供給してロール間隙上方に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する細長の金属供給ノズルと、該金属供給ノズルの上方に配されて溶融金属を別々の流れとして金属供給ノズルに供給する分配器と、ロール間隙端の一対の溜め囲込み端クロージャとで構成された金属ストリップ鋳造装置において、金属供給ノズルが、分配器からの別々の溶融金属流を受けるよう上向きに開き且つロール間隙長手方向に延びる細長のノズルトラフを形成していると共に、該ノズルトラフの長手方向両端に、分配器からの別々の溶融金属を各々受けるリザーバと該リザーバから延びてリザーバからの溶融金属を溜め囲込み端クロージャ面に行きわたる下降流として向ける注通路とを形成する注端形成部を有しており、且つ前記各リザーバが、ノズルトラフの外端壁及びリザーバの内端壁を構成する直立壁によりノズルトラフから分離され、直立壁がリザーバの溶融金属堰として働くことにより、リザーバがいっぱいになったときに溶融金属がノズルトラフへと溢流できて、リザーバの堆積溶融金属最大深さを決めるように構成されていることを特徴とする金属ストリップ鋳造装置が提供される。
【0013】
また、各リザーバがノズルトラフよりも浅い上に開いた皿状であり、ノズルトラフの底部床よりも上にあることが好ましい。
【0014】
更に、装置使用時に鋳造溜めから離れて上にあるよう注端形成部の底面が金属供給ノズル底端よりも上げられているとこが好ましく、しかも、注端形成部の底面が金属供給ノズル端の上向き外方へ傾斜していると良い。
【0015】
また、金属供給ノズルの全長にわたって金属供給ノズルは、分配器から複数の別々の溶融金属流を受けることが可能であり、注端形成部の受ける溶融金属流の量がノズルトラフの受ける個々の溶融金属流の量よりも多いことが好ましい。
【0016】
更に、本発明によれば、溶融金属を受ける上向きに開いた細長のノズルトラフと、該ノズルトラフからの溶融金属を鋳造溜めに供給するトラフ出口手段とにより構成され、前記ノズルトラフの長手方向両端に、分配器からの別々の溶融金属を各々受けるリザーバと該リザーバから延びてリザーバからの溶融金属を溜め囲込み端クロージャ面に行きわたる下降流として向ける注通路とを形成する注端形成部を備え、且つ前記各リザーバが、ノズルトラフの外端壁及びリザーバの内端壁を構成する直立壁によりノズルトラフから分離され、直立壁がリザーバの溶融金属堰として働くことにより、リザーバがいっぱいになったときに溶融金属がノズルトラフへと溢流できて、リザーバの堆積溶融金属最大深さを決めるようにノズルトラフ上端及びリザーバ外部よりも低い上端を有して構成されていることを特徴とする、双ロール鋳造装置の鋳造溜めへ溶融金属を送給する耐火ノズルが提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明を更に充分に説明するため、添付図面を参照して特定の方法及び装置を更に詳細に説明する。
【0018】
図1乃至12に示した鋳造装置は工場床12から立上がった主機械フレーム11を有する。主機械フレーム11が支持する鋳造ロール台車13はアセンブリステーション14と鋳造ステーション15との間を水平に移動可能である。鋳造ロール台車13が担持する一対の平行な鋳造ロール16には、鋳造時に取鍋17から分配器18と金属供給ノズル19とを介して溶融金属が供給される。鋳造ロール16は水冷されているので、動いているロール表面に金属殻が形成されロール間隙にて合わされて、ロール出口で凝固金属ストリップ20が造られる。この金属ストリップ20を主コイラ21に送って、次いで第2コイラ22に送給し得る。容器23が鋳造ステーション15に隣接して主機械フレーム11に取付けられているので、溶融金属を分配器18の溢れ口24を介して容器23へと逃すことができる。
【0019】
鋳造ロール台車13を構成する台車フレーム31がホイール32によりレール33に載り、レール33は主機械フレーム11の一部に沿って延びているので、鋳造ロール台車13全体がレール33に移動可能に載っていることになる。台車フレーム31が担持する対のロールクレードルに鋳造ロール16が回転可能に取付けられる。鋳造ロール台車13全体をレール33に沿って移動させることができる複動油圧ピストンシリンダ装置39は鋳造ロール台車13の駆動ブラケット40と主機械フレーム11との間に接続されて、鋳造ロール台車13をアセンブリステーション14から鋳造ステーション15へ、又その逆へ移動させることができるようになっている。
【0020】
鋳造ロール16は電動モータのロール駆動軸41と台車フレーム31上のトランスミッションとを介して相反方向に回転される。鋳造ロール16の銅製周壁に形成され縦方向に延び周方向に離間した一連の水冷通路には、回転グランド43を介して水冷ホース42に接続されたロール駆動軸41内の水冷導管からロール端を介し冷却水が供給される。鋳造ロール16の典型的な大きさは径が約500mmで、最大2m幅のストリップ品を造れるよう長さを最大2mにすることができる。
【0021】
取鍋17は全く従来の構成であって、天井クレーンからヨーク45を介し支持されており、高温金属受けステーションから定位置へと移すことができる。取鍋17に取付けられたストッパロッド46をサーボシリンダにより動かすことによって、溶融金属を取鍋17から出口ノズル47と耐火シュラウド48を介して分配器18へと流すことができる。
【0022】
分配器18は、防食ライニングを備えた高アルミナキャスタブル等の耐火材料で造られた広皿状のものである。分配器18の一側は取鍋17からの溶融金属を受け、又、前記した溢れ口24を備えている。分配器18の他側には縦方向に離間した一連の出口開口52が備えられている。分配器18下部を担持する取付ブラケット53は分配器18を台車フレーム31に取付けるためのものであって、取付ブラケット53に備えた開口で台車フレーム31の位置合わせペグ54を受けて分配器18を正確に位置決めするようになっている。
【0023】
金属供給ノズル19はアルミナグラファイト等の耐火材料で造られた2つの同形の半部で形成され、端同士を合わせ保持されて完全なノズルを構成する。図5乃至11は、取付ブラケット60で台車フレーム31に支持される金属供給ノズル19半部の構成を示している。金属供給ノズル19半部の上部には外方に突出する側部フランジ55が形成されて取付ブラケット60上に位置する。
【0024】
各金属供給ノズル19半部はほぼトラフ状であって、金属供給ノズル19は分配器18の出口開口52から流下する溶融金属流65を受ける上方に開いたノズルトラフ61を形成する。ノズルトラフ61は長手方向の側壁62と端壁70との間に形成され、金属供給ノズル19半部の2つの平らな端壁80で両端間を横方向に隔壁されると見なすことができ、それら端壁80を合わせて完全なノズルとされる。ノズルトラフ61底部を閉じる水平な底部床63は、面取りした底部隅81にて側壁62と合わさる。金属供給ノズル19の底部隅81には、一連の側部開口64が金属供給ノズル19の長手方向に沿って規則的に離間された一連の細長の長孔として穿設される。側部開口64はノズルトラフ61の水平な底部床63の高さでノズルトラフ61から溶融金属を出すよう位置決めされている。底部床63には側部開口64に隣接して床窪み83を設ける。床窪み83は床中央から下向き外方へと傾斜して延び、床上面85の高さよりも下でノズルの面取りした底部隅81の側部開口64へと至り、且つノズルトラフ61の各側部に沿って離間配置されている。
【0025】
金属供給ノズル19半部の外端には、端壁70を越えて外方に延びる三重点注端形成部87を設ける。各三重点注端形成部87は、分配器18からの溶融金属を受ける上向きに開いた小さなリザーバ88を形成し、このリザーバ88はノズルトラフ61から端壁70によって分離されていて、該端壁70がノズルトラフ61の外端壁及び前記リザーバ88の内端壁を構成する直立壁を成すようになっている。端壁70の上端89はノズルトラフ61上端及びリザーバ88上端よりも低く、以下に詳述する如く、リザーバ88溢流時のノズルトラフ61への逆流を許す堰として働くことができる。
【0026】
リザーバ88は平らな床部91、傾斜した内面92及び側面93、そして湾曲した直立外面94を有する浅皿状に形成される。一対の三重点注通路95がこのリザーバ88の横方向外側から床部91高さの直ぐ上に延びて、三重点注端形成部87下側の三重点注出口96に接続する。三重点注出口96は下向き内方に傾斜して溶融金属を鋳造溜め68の三重点域に供給する。
【0027】
溶融金属は一連の自由落下流(溶融金属流65)として分配器18の出口開口52からノズルトラフ61の底部に落下する。溶融金属がこのトラフから側部開口64を介して流出し、鋳造ロール16間のロール間隙69上方に支持された鋳造溜め68を形成する。鋳造溜め68を鋳造ロール16端で囲込むのが一対の側部堰板56であり、それらは鋳造ロール16の端部57に当てて保持されている。側部堰板56は窒化硼素等の強耐火材料で造られ、板ホルダ102に取付けられる。板ホルダ102は対の流体圧シリンダ装置103の作動により可動であって、側部堰板56を鋳造ロール16端に係合させて溶融金属の鋳造溜め68の端クロージャを形成する。
【0028】
鋳造作業では、溶融金属流を制御することにより、金属供給ノズル19下端が鋳造溜め68に浸漬する高さに鋳造溜め68を保持し、金属供給ノズル19の2連の水平方向に離間した側部開口64を鋳造溜め68の表面のすぐ下に配置する。溶融金属は、鋳造溜め68表面のすぐ近くで鋳造ロール16冷却表面に衝突するよう、側部開口64を介し鋳造溜め68表面の全般に近くで二つの側方外方を向いた噴射流として流出する。このことにより、鋳造溜め68のメニスカス域に供給される溶融金属流65の温度が最大となり、ストリップ表面での割れやメニスカスマークの形成が大幅に減少することが見出された。
【0029】
溶融金属はノズルトラフ61最下部から底部床63とほぼ同じ高さの側部開口64を介して流出させられる。溶融金属は鋳造溜め68表面の直ぐ下の相互に反対方向を向いた噴射流として鋳造溜め68に入り、鋳造溜め68のメニスカス域で鋳造ロール16表面に衝突する。側部開口64は、ノズルトラフ61内に金属の本質的なヘッドが堆積しないで直接鋳造溜め68に流れ込むような流量を提供する大きさとなっている。従って、流下する溶融金属流65は底部床63の上面85に直接衝突して底部床63に沿って外方に扇形に広がり、床窪み83に沿って側部開口64に至る。このように運動エネルギが溶融金属の外方扇状運動に変わるのを助けるため、分配器18の出口開口52は側部開口64に対してノズル長手方向にずらされているので溶融金属流65は相並んだ側部開口64の間の位置で底部床63に衝突する、即ち、溶融金属流65は床窪み83の間の床平部97に衝突する。鋳造溜め68が金属供給ノズル19底部より僅かに上の高さにまで上がって、鋳造溜め68表面がノズルトラフ61床面よりも僅かに上になってノズルトラフ61内の溶融金属と同じ高さとなるよう装置を操作することができることが判明している。このようにすれば、非常に安定した鋳造溜め68状態を得ることができ、三重点注出口96が下方に充分な角度に傾斜していれば、静止した鋳造溜め68表面を得ることができる。金属供給ノズル19の長さ方向に沿った側部開口64の外方及び下方の傾斜を変えることにより、カメラ等のセンサで溜め高さを監視し得る静止領域を造り出し、鋳造溜め68の他の部分はより乱流にしてメニスカス域での熱伝達を高めることができる。
【0030】
側部開口64の傾斜を変えることにより金属供給ノズル19の両端よりも中央域に乱流を引き起こすこともできる。これには、溜め表面のスラグを両端に押しやる効果があって、スラグは後の側部トリミング作業によりトリミングされるストリップ端に優先的に堆積する。この目的のため、側部開口64の外方及び下方傾斜はノズル中央域では浅い角度にし、端に行くにつれて非常に緩やかに急角度に変えていくことができる。この構成は、三重点への注ぎによりスラグが側部堰から離されているため、三重点注端形成部を備えたノズルに用いるのが最適である。
【0031】
側部開口64が2つの金属供給ノズル19半部の内端に設けられていることが重要であって、このことによりノズル中央域付近に溶融金属が充分に供給されて溜めのこの域でのスカル形成を確実に防ぐことができる。
【0032】
分配器18から流下する最外部の溶融金属流65を三重点注端形成部87のリザーバ88が受ける。分配器18の最外部の出口開口52は、各リザーバ88が傾斜内面92の直ぐ外側で床部91に衝突する単一の溶融金属流を受けるように整合している。溶融金属が床部91に衝突して床部91に外方へと扇状に広がり、三重点注通路95を経て三重点注出口96に至り、高温溶融金属の下向き内方へ傾斜した噴射流が側部堰板56の内側面に行きわたって且つロール間隙側の鋳造ロール端に沿って生み出される。三重点注ぎは各リザーバ88の浅くて広い溶融金属溜めのみにより行われ、リザーバ88の溜め高さは端壁70の上端89の高さによって制限される。リザーバ88がいっぱいになったら溶融金属は端壁70の上端89を越えてノズルトラフ61へと溢流できるので、端壁70は三重点注端形成部87のリザーバ88の溜め深さを制御する堰の役目を果たす。この溜めの深さは、三重点注通路95に溶融金属の一定流を供給して非常に均一な溶融金属流を達成するのに充分なものである。この制御流はストリップ端を適切に形成するのに非常に重要である。三重点注通路95を通る流れが過剰であるとストリップ端に膨らみが生じ、少な過ぎるとスカルが生じてストリップに「蛇卵」欠陥が生じてしまう。
【0033】
三重点注端形成部87の底面98は溜め表面よりも上げられていて、三重点域での溜め表面の冷却を防ぐようになっている。又、底面98は上向き外方に傾斜している。このことは、金属供給ノズル19端下側でスラグ等の異物が堆積して詰まりが生じるのを防ぐために好ましい。このような詰まりが生じると、溜めからガスや煙霧が逃げるのが塞がれ、爆発の恐れがある。
【0034】
以上説明した装置は単に例示のためのものであって、種々変更・修正が可能であるのは勿論である。特に、図示した装置に示された側部開口即ち長孔を設けることは好ましくはあるが、本発明にとって不可欠ではなく、オーストラリア特許出願第60773/96号に開示された如き側開口や1つ又は複数の底開口を代わりに採用することも可能である。上が開いたノズルトラフを有して、三重点注ぎリザーバからノズルトラフへと溢流できる本発明はどのような金属供給ノズルにも適用できる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の金属ストリップ鋳造装置及び耐火ノズルによれば、鋳造溜めの三重点域への溶融金属流を正確に制御することができるので、ストリップ端が膨らんでしまったり、スカルが急速に形成してストリップに「蛇卵」(snake egg)欠陥が生じる等の不具合を防止することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す双ロール連続ストリップ鋳造装置を示す全体図である。
【図2】図1の双ロール鋳造装置の要部の縦断面図である。
【図3】図2の断面に対し直角な向きの更なる縦断面図である。
【図4】金属供給ノズル及び鋳造ロールの隣接部分を拡大した幅方向の縦断面図である。
【図5】金属供給ノズル半部の側面図である。
【図6】図5に示した金属供給ノズル半部の平面図である。
【図7】図5に示した金属供給ノズル半部の長手方向縦断面図である。
【図8】図5に示した金属供給ノズル半部の斜視図である。
【図9】図5に示した金属供給ノズルを裏返してみた斜視図である。
【図10】図5のX−X方向の矢視図である。
【図11】図7のXI−XI方向の矢視図である。
【図12】図7のXII−XII方向の矢視図である。
【符号の説明】
16 鋳造ロール
18 分配器
19 金属供給ノズル
20 金属ストリップ
56 側部堰板(溜め囲込み端クロージャ)
61 ノズルトラフ
62 側壁
63 底部床
64 側部開口(トラフ出口手段)
65 溶融金属流(自由落下流)
68 鋳造溜め
69 ロール間隙
70 端壁(直立壁
87 注端形成部
88 リザーバ
89 上端
98 底面

Claims (10)

  1. 相互間にロール間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、ロール間隙上方にロール間隙に沿って延び且つ溶融金属をロール間隙に供給してロール間隙上方に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する細長の金属供給ノズルと、該金属供給ノズルの上方に配されて溶融金属を別々の流れとして金属供給ノズルに供給する分配器と、ロール間隙端の一対の溜め囲込み端クロージャとで構成された金属ストリップ鋳造装置において、金属供給ノズルが、分配器からの別々の溶融金属流を受けるよう上向きに開き且つロール間隙長手方向に延びる細長のノズルトラフを形成していると共に、該ノズルトラフの長手方向両端に、分配器からの別々の溶融金属を各々受けるリザーバと該リザーバから延びてリザーバからの溶融金属を溜め囲込み端クロージャ面に行きわたる下降流として向ける注通路とを形成する注端形成部を有しており、且つ前記各リザーバが、ノズルトラフの外端壁及びリザーバの内端壁を構成する直立壁によりノズルトラフから分離され、直立壁がリザーバの溶融金属堰として働くことにより、リザーバがいっぱいになったときに溶融金属がノズルトラフへと溢流できて、リザーバの堆積溶融金属最大深さを決めるように構成されていることを特徴とする金属ストリップ鋳造装置。
  2. 各リザーバがノズルトラフよりも浅い上に開いた皿状であり、ノズルトラフの底部床よりも上にある、請求項に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  3. 装置使用時に鋳造溜めから離れて上にあるよう注端形成部の底面が金属供給ノズル底端よりも上げられている、請求項1又は2に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  4. 注端形成部の底面が金属供給ノズル端の上向き外方へ傾斜している、請求項に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  5. 金属供給ノズルの全長にわたって金属供給ノズルが分配器から複数の別々の溶融金属流を受ける、請求項1乃至のいずれかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  6. 注端形成部の受ける溶融金属流の量がノズルトラフの受ける個々の溶融金属流の量よりも多い、請求項1乃至のいずれかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  7. 溶融金属を受ける上向きに開いた細長のノズルトラフと、該ノズルトラフからの溶融金属を鋳造溜めに供給するトラフ出口手段とにより構成され、前記ノズルトラフの長手方向両端に、分配器からの別々の溶融金属を各々受けるリザーバと該リザーバから延びてリザーバからの溶融金属を溜め囲込み端クロージャ面に行きわたる下降流として向ける注通路とを形成する注端形成部を備え、且つ前記各リザーバが、ノズルトラフの外端壁及びリザーバの内端壁を構成する直立壁によりノズルトラフから分離され、直立壁がリザーバの溶融金属堰として働くことにより、リザーバがいっぱいになったときに溶融金属がノズルトラフへと溢流できて、リザーバの堆積溶融金属最大深さを決めるようにノズルトラフ上端及びリザーバ外部よりも低い上端を有して構成されていることを特徴とする、双ロール鋳造装置の鋳造溜めへ溶融金属を送給する耐火ノズル。
  8. 各リザーバがノズルトラフよりも浅い上に開いた皿状であり、ノズルトラフの底部床よりも上にある、請求項に記載の双ロール鋳造装置の鋳造溜めへ溶融金属を送給する耐火ノズル。
  9. 注端形成部の底面が金属供給ノズル底端よりも上げられている、請求項7又は8に記載の双ロール鋳造装置の鋳造溜めへ溶融金属を送給する耐火ノズル。
  10. 注端形成部の底面が金属供給ノズル端の上向き外方へ傾斜している、請求項に記載の双ロール鋳造装置の鋳造溜めへ溶融金属を送給する耐火ノズル。
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