JPH105650A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
- Publication number
- JPH105650A JPH105650A JP16269796A JP16269796A JPH105650A JP H105650 A JPH105650 A JP H105650A JP 16269796 A JP16269796 A JP 16269796A JP 16269796 A JP16269796 A JP 16269796A JP H105650 A JPH105650 A JP H105650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- rotary member
- shaped
- coating
- shaped rotary
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】容器内の塗布液濃度の不均一，棒状回転体の振
動、および棒状回転体表面への異物付着による塗布面膜
厚の不均一を低減する。 【解決手段】棒状回転体３の支持部材として、棒状回転
体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触し、棒状回
転体３の回転中心軸を通過する垂直面に対して対称にな
る位置に棒状回転体支持ローラ４を複数設置し、さらに
支持ローラ４は互いに接触しないように配置する。
動、および棒状回転体表面への異物付着による塗布面膜
厚の不均一を低減する。 【解決手段】棒状回転体３の支持部材として、棒状回転
体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触し、棒状回
転体３の回転中心軸を通過する垂直面に対して対称にな
る位置に棒状回転体支持ローラ４を複数設置し、さらに
支持ローラ４は互いに接触しないように配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は連続走行ウエブおよ
び非連続性基板に棒状回転体を用いて塗布液を塗布する
装置に関する。
び非連続性基板に棒状回転体を用いて塗布液を塗布する
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３および図４は従来の塗布方法を説明
するために、特開平2−258081 号および特開平6−15129
2 号公報に開示された塗布装置の説明図である。１はあ
る一定の粘性を有する塗布液２が入った容器であり、こ
の塗布液２の界面に棒状回転体３が設置されている。塗
布液２は通常、固形成分の他に揮発成分も含まれてお
り、揮発成分がなくなることにより塗布液は固化する。
一方、棒状回転体３を支持するために棒状回転体支持部
材９あるいは１０が容器１の中に固定されている。また
容器１の上には棒状回転体３と対向するように回転ロー
ラ５が配置され、回転ローラ５と棒状回転体３との間に
基板６が挿入される。基板６の挿入および、回転ローラ
５と棒状回転体３との間からの基板６の取り出しに際し
ては、基板６を搬送ローラ７を用いて転がしながら行
う。回転ローラ５は棒状回転体３に対して押圧しながら
回転して基板６を搬送する。これにより、棒状回転体３
が回転しながら棒状回転体３の周面に塗布液２を付着さ
せ、その付着した液２が基板６の面に塗布される。
するために、特開平2−258081 号および特開平6−15129
2 号公報に開示された塗布装置の説明図である。１はあ
る一定の粘性を有する塗布液２が入った容器であり、こ
の塗布液２の界面に棒状回転体３が設置されている。塗
布液２は通常、固形成分の他に揮発成分も含まれてお
り、揮発成分がなくなることにより塗布液は固化する。
一方、棒状回転体３を支持するために棒状回転体支持部
材９あるいは１０が容器１の中に固定されている。また
容器１の上には棒状回転体３と対向するように回転ロー
ラ５が配置され、回転ローラ５と棒状回転体３との間に
基板６が挿入される。基板６の挿入および、回転ローラ
５と棒状回転体３との間からの基板６の取り出しに際し
ては、基板６を搬送ローラ７を用いて転がしながら行
う。回転ローラ５は棒状回転体３に対して押圧しながら
回転して基板６を搬送する。これにより、棒状回転体３
が回転しながら棒状回転体３の周面に塗布液２を付着さ
せ、その付着した液２が基板６の面に塗布される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の塗布装置
によれば、棒状回転体支持部材９あるいは１０は容器１
内の中央に固定されているため、容器１内の塗布液２を
棒状回転体３を挟んでほぼ２分し、容器１内の塗布液２
全体の混合および撹拌を妨げ、容器１内に塗布液２の濃
度差を生じさせるという問題点があった。
によれば、棒状回転体支持部材９あるいは１０は容器１
内の中央に固定されているため、容器１内の塗布液２を
棒状回転体３を挟んでほぼ２分し、容器１内の塗布液２
全体の混合および撹拌を妨げ、容器１内に塗布液２の濃
度差を生じさせるという問題点があった。
【０００４】また棒状回転体３と棒状回転体支持部材９
との接触面が一致しない場合、棒状回転体３の水平およ
び垂直方向の振動を押さえることができなくなり、基板
６の塗布面に棒状回転体の振動周期に対応する塗布むら
が生じて均一な膜厚にならないという問題点があった。
との接触面が一致しない場合、棒状回転体３の水平およ
び垂直方向の振動を押さえることができなくなり、基板
６の塗布面に棒状回転体の振動周期に対応する塗布むら
が生じて均一な膜厚にならないという問題点があった。
【０００５】さらに棒状回転体３の回転により塗布液２
が基板６に塗布される際に、棒状回転体３と棒状回転体
支持部材９および１０の凹部間隙に固化した塗布液等の
異物が堆積あるいは棒状回転体３の表面に付着し、棒状
回転体３の表面が汚れることによって、基板６の塗布面
に塗布むらが生じて均一な膜厚にならないという問題点
があった。
が基板６に塗布される際に、棒状回転体３と棒状回転体
支持部材９および１０の凹部間隙に固化した塗布液等の
異物が堆積あるいは棒状回転体３の表面に付着し、棒状
回転体３の表面が汚れることによって、基板６の塗布面
に塗布むらが生じて均一な膜厚にならないという問題点
があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、塗布液が入った容器の前記塗布液の界面
付近に棒状回転体があり、棒状回転体を前記塗布液が入
った容器内で支持するための棒状回転体支持部材を有
し、前記棒状回転体の回転によって塗布液を引き上げて
基板に塗布する塗布装置において、前記棒状回転体支持
部材を可動式にした塗布装置を構成する。
に本発明では、塗布液が入った容器の前記塗布液の界面
付近に棒状回転体があり、棒状回転体を前記塗布液が入
った容器内で支持するための棒状回転体支持部材を有
し、前記棒状回転体の回転によって塗布液を引き上げて
基板に塗布する塗布装置において、前記棒状回転体支持
部材を可動式にした塗布装置を構成する。
【０００７】また上記課題を解決するために本発明で
は、前記塗布装置において、前記棒状回転体支持部材と
して、棒状回転体の回転軸に平行かつ前記棒状回転体に
接触し、前記棒状回転体の回転中心軸を通過する垂直面
に対して対称になる位置に棒状回転体支持ローラを複数
設置した塗布装置を構成する。
は、前記塗布装置において、前記棒状回転体支持部材と
して、棒状回転体の回転軸に平行かつ前記棒状回転体に
接触し、前記棒状回転体の回転中心軸を通過する垂直面
に対して対称になる位置に棒状回転体支持ローラを複数
設置した塗布装置を構成する。
【０００８】さらに上記課題を解決するために本発明で
は、前記塗布装置において、前記棒状回転体支持ローラ
が互いに接触しないように配置した塗布装置を構成す
る。
は、前記塗布装置において、前記棒状回転体支持ローラ
が互いに接触しないように配置した塗布装置を構成す
る。
【０００９】
（実施例１）図１に本発明の塗布装置の一実施例の説明
図を示す。棒状回転体３の支持部材として、棒状回転体
３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触し、棒状回転
体３の回転中心軸を通過する垂直面に対して対称になる
位置に棒状回転体支持ローラ４が２つ設置されている。
さらに棒状回転体支持ローラ４は互いに接触しないよう
に配置されている。棒状回転体支持ローラ４は塗布液に
対して耐触性の強い材質で作られている。この塗布装置
によれば、容器内の塗布液は従来の塗布装置のように２
分されることはなく、棒状回転体支持ローラ４の回転に
より塗布液２が容器１内で混合および撹拌され、かつ棒
状回転体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触する
ように配置された２つの棒状回転体支持ローラ４は棒状
回転体３の水平および垂直方向の振動を低減することが
でき、さらに棒状回転体支持ローラが互いに接触しない
ように配置することで固化した塗布液等が棒状回転体支
持ローラ４の表面に堆積および付着することを防ぐこと
ができ、その結果として基板６の塗布面には塗布むらの
ない均一な塗布膜が得られる。
図を示す。棒状回転体３の支持部材として、棒状回転体
３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触し、棒状回転
体３の回転中心軸を通過する垂直面に対して対称になる
位置に棒状回転体支持ローラ４が２つ設置されている。
さらに棒状回転体支持ローラ４は互いに接触しないよう
に配置されている。棒状回転体支持ローラ４は塗布液に
対して耐触性の強い材質で作られている。この塗布装置
によれば、容器内の塗布液は従来の塗布装置のように２
分されることはなく、棒状回転体支持ローラ４の回転に
より塗布液２が容器１内で混合および撹拌され、かつ棒
状回転体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接触する
ように配置された２つの棒状回転体支持ローラ４は棒状
回転体３の水平および垂直方向の振動を低減することが
でき、さらに棒状回転体支持ローラが互いに接触しない
ように配置することで固化した塗布液等が棒状回転体支
持ローラ４の表面に堆積および付着することを防ぐこと
ができ、その結果として基板６の塗布面には塗布むらの
ない均一な塗布膜が得られる。
【００１０】（実施例２）図２に本発明の塗布装置の別
の実施例の説明図を示す。棒状回転体３の支持部材とし
て、棒状回転体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接
触し、棒状回転体３の回転中心軸を通過する垂直面に対
して対称になる位置に棒状回転体支持ローラ８が３つ設
置されている。さらに支持ローラ８は互いに接触しない
ように配置されている。棒状回転体支持ローラ８は塗布
液に対して耐触性の強い材質で作られている。棒状回転
体支持ローラの数を３つにすることで、２つの場合に比
べて棒状回転体３の水平方向の振動をより低減すること
ができる。その他の効果については実施例１と同様であ
るため省略する。
の実施例の説明図を示す。棒状回転体３の支持部材とし
て、棒状回転体３の回転軸に平行かつ棒状回転体３に接
触し、棒状回転体３の回転中心軸を通過する垂直面に対
して対称になる位置に棒状回転体支持ローラ８が３つ設
置されている。さらに支持ローラ８は互いに接触しない
ように配置されている。棒状回転体支持ローラ８は塗布
液に対して耐触性の強い材質で作られている。棒状回転
体支持ローラの数を３つにすることで、２つの場合に比
べて棒状回転体３の水平方向の振動をより低減すること
ができる。その他の効果については実施例１と同様であ
るため省略する。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、容器内の塗布液の混合
が促進でき、また棒状回転体の振動を低減することがで
き、さらに固化した塗布液が棒状回転体に付着すること
を防止することができ、基板の塗布面には塗布むらのな
い均一な塗布膜を形成することができる。
が促進でき、また棒状回転体の振動を低減することがで
き、さらに固化した塗布液が棒状回転体に付着すること
を防止することができ、基板の塗布面には塗布むらのな
い均一な塗布膜を形成することができる。
【図１】本発明の塗布装置の一実施例の説明図。
【図２】本発明の塗布装置の別の実施例の説明図。
【図３】従来の塗布装置の説明図。
【図４】従来の塗布装置の説明図。
１…塗布液の容器、２…塗布液、３…棒状回転体、４…
棒状回転体支持ローラ、５…回転ローラ、６…基板、７
…搬送ローラ。
棒状回転体支持ローラ、５…回転ローラ、６…基板、７
…搬送ローラ。
Claims (3)
- 【請求項１】塗布液が入った容器の前記塗布液の界面付
近に棒状回転体があり、前記棒状回転体を前記塗布液が
入った容器内で支持するための棒状回転体支持部材を有
し、前記棒状回転体の回転によって塗布液を引き上げて
基板に塗布する塗布装置において、前記棒状回転体支持
部材を可動式にしたことを特徴とする塗布装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記棒状回転体支持部
材として、棒状回転体の回転軸に平行かつ前記棒状回転
体に接触し、前記棒状回転体の回転中心軸を通過する垂
直面に対して対称になる位置に棒状回転体支持ローラを
複数設置した塗布装置。 - 【請求項３】請求項２において、前記棒状回転体支持ロ
ーラが互いに接触しないように配置した塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16269796A JPH105650A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16269796A JPH105650A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105650A true JPH105650A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15759588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16269796A Pending JPH105650A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH105650A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1068257C (zh) * | 1996-12-23 | 2001-07-11 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 金属带浇铸的方法 |
| CN1068256C (zh) * | 1996-09-16 | 2001-07-11 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 带坯连铸设备 |
| JP2010075777A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Toray Ind Inc | 塗布方法および塗布装置 |
| KR102253952B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2021-05-20 | 주식회사 성신포장산업 | 의료용품 포장필름 제조장치 |
| WO2021215367A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 東レ株式会社 | 塗布装置および塗布方法 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP16269796A patent/JPH105650A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1068256C (zh) * | 1996-09-16 | 2001-07-11 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 带坯连铸设备 |
| CN1068257C (zh) * | 1996-12-23 | 2001-07-11 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 金属带浇铸的方法 |
| JP2010075777A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Toray Ind Inc | 塗布方法および塗布装置 |
| WO2021215367A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 東レ株式会社 | 塗布装置および塗布方法 |
| JP6989053B1 (ja) * | 2020-04-24 | 2022-01-05 | 東レ株式会社 | 塗布装置および塗布方法 |
| KR102253952B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2021-05-20 | 주식회사 성신포장산업 | 의료용품 포장필름 제조장치 |
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