JP3727889B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期式の半導体装置に関する。さらに、同期をとるためにクロック信号を入力するタイミングのコントロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
高速動作させる同期式の半導体装置では、顧客要求の仕様により製造工程がターゲットプロセスとして決定される。そして、ターゲットプロセスがばらついても、その仕様の評価条件のエリア内では動作保証される。この動作保証の為には、半導体装置の内部回路間の動作のタイミングを設定する。しかし、ばらつきの動作保証の為に、このタイミングは発生しうる最も遅いタイミングに設定する。このことにより、半導体装置が本来出せる高速動作の性能が犠牲になる場合がある。
【0003】
これは、半導体装置の製造プロセスの製造条件のばらつきによって、設定された最適なタイミングが、個々の半導体装置においては最適なタイミングではないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題に鑑みて為されたものであり、 その目的とするところは、同期をとるために内部回路にクロック信号を入力する最適なタイミングを設定できる半導体装置 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の特徴は、
クロック信号に同期して動作し、このクロック信号から遅延時間を遅延させた出力信号を出力する第1回路と、
この遅延時間と設定値との大小関係を計測する遅延時間計測回路と、
クロック信号に同期して、クロック信号からその設定値に計測された大小関係を加味した遅延時間を遅延させたクロック遅延信号を出力する遅延時間設定回路と、
このクロック遅延信号に同期して、出力信号に応じて動作する第2回路 とを有する半導体装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率の異なる部分が含まれるのはもちろんである。
【0007】
(半導体装置)
実施の形態に係る半導体装置1を、図1に示すような、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)を例にとり説明する。ただし、同期式のメモリであれば、このSRAMに限らず、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)や、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリでもよい。すなわち、メモリのセル構造・機構としては、任意の構造・機構が半導体装置1に適用可能である。セルアレー9に記録されたセルデータ信号CellDataを読み出す場合について説明する。
【0008】
アドレス信号Addは、パッド18に入力され、さらに、入力バッファ14に入力される。アドレス信号Addは、入力バッファ14からレジスタ回路7に入力される。
【0009】
クロック信号CK0は、パッド17に入力され、さらに、入力バッファ13に入力される。クロック信号CK0は、バッファ15からレジスタ回路7に入力される。
【0010】
レジスタ回路7は、クロック信号CK0に同期して、アドレス信号Addをデコーダ8に出力する。デコーダ8は、入力したアドレス信号Addを、セルアレー9が処理可能なセル選択信号Selectに変換し、セル選択信号Selectをセルアレー9に出力する。デコーダ8において、アドレス信号Addの入力から、セル選択信号Selectの出力までに要する時間をデコーダ遅延時間T2とする。
【0011】
セルアレー9は、入力したセル選択信号Selectに基づいてメモリセルを選択し、選択したメモリセルのセルデータ信号Cell Dataをセンスアンプ10に出力する。セルアレー9において、セル選択信号Selectの入力から、セルデータ信号Cell Dataの出力までに要する時間をセルデータ伝搬時間T3とする。
【0012】
一方、クロック信号CK0は、遅延時間制御回路2に入力される。遅延時間制御回路2は、クロック信号CK0に同期して、クロック信号CK0から一定の遅延時間だけ遅延させたクロック遅延信号CKdをセンスアンプ10に出力する。遅延時間制御回路2において、クロック信号CK0の入力から、クロック遅延信号CKdの出力までに要する時間をアンプ活性化コントロール所要時間T1とする。
【0013】
遅延時間制御回路2は、遅延時間T1設定回路3と、遅延時間T1計測回路4と、遅延時間T2計測回路5と、遅延時間T3計測回路6を有している。遅延時間T1計測回路4は、アンプ活性化コントロール所要時間T1を、直接的、又は、間接的に計測する。間接的に計測するとは、半導体装置1のプロセスばらつきによる動作時間の変動が、アンプ活性化コントロール所要時間T1と同じ傾向を有するダミー回路を半導体装置1内に設けて、そのダミー回路の動作時間を計測することである。この場合、遅延時間T1計測回路4は、このダミー回路を有していてもよい。また、アンプ活性化コントロール所要時間T1を計測するとは、アンプ活性化コントロール所要時間T1の所定の設定値との大小関係を比較することであってもよい。
【0014】
同様に、遅延時間T2計測回路5は、デコーダ遅延時間T2を、直接的、又は、間接的に計測する。遅延時間T3計測回路6は、セルデータ伝搬時間T3を、直接的、又は、間接的に計測する。
【0015】
遅延時間T1設定回路3は、計測回路4乃至6で測定された遅延時間T1乃至T3に応じて増減した遅延時間だけクロック信号CK0から遅延させたクロック遅延信号CKdを、クロック信号CK0に同期して、センスアンプ10に出力する。
【0016】
センスアンプ10は、入力したクロック遅延信号CKdに同期して、セルデータ信号Cell Dataを検出し増幅する。遅延時間T1設定回路2によって遅延時間を増減させることでセルデータ信号Cell Dataを検出するタイミングを変えることができる。増幅されたセルデータ信号Cell Dataをデータ信号Dataとしてレジスタ回路11に出力する。
【0017】
レジスタ回路11は、バッファ16によりクロック信号CK0から一定の遅延時間を有するクロック遅延信号に同期して、データ信号Dataを出力バッファ12に出力する。出力バッファ12は、入力したデータ信号Dataを、パッド19に出力する。
【0018】
また、半導体装置1の構成は、以下のように考えることができる。半導体装置1は、デコーダ8又はセルアレー9は、クロック信号CK0に同期して動作し、クロック信号CK0から遅延時間Td(T2又はT3)を遅延させた出力信号Cell Dataを出力する。遅延時間計測回路5又は6は、遅延時間Tdと設定値との大小関係を計測する。遅延時間設定回路3は、クロック信号CK0に同期して、クロック信号CK0から設定値に計測した大小関係を加味した遅延時間を遅延させたクロック遅延信号CKdを出力する。最後に、センスアンプ10は、クロック遅延信号CKdに同期して、出力信号Cell Dataに応じて動作する。
【0019】
(遅延時間T1設定回路)
実施の形態に係る半導体装置1の遅延時間T1設定回路3は、図2(a)に示すように、クロック信号CK0を入力し、クロック信号CK0に同期して、信号a1乃至a3、b1乃至b3、c1乃至c3、d1乃至d3に応じた遅延時間をクロック信号CK0に対して持つクロック遅延信号CKdを出力する。多数決回路21は、信号a1乃至a3の多数決により信号aの出力を決定する。同様に、多数決回路22乃至24は、信号b1乃至b3、c1乃至c3、d1乃至d3の多数決により信号b乃至dの出力を決定する。なお、図2(a)では、信号a乃至dの個数は4つであるが、遅延時間を微少な時間間隔で増減させる必要と、広範囲に渡って時間設定する必要がある場合は、信号a乃至dの個数を増やせばよい。
【0020】
クロック信号CK0は、否定論理積NANDa1、NANDb1、NANDc1、NANDd1と、インバータINV1の入力端子に入力する。信号aは、否定論理積NANDa1の入力端子に入力する。否定論理積NANDa1の出力は、否定論理積NANDa2の入力端子に入力する。インバータINV1の出力は、インバータINV2に入力する。インバータINV2の出力は、否定論理積NANDa2の入力端子に入力する。否定論理積NANDa2の出力は、インバータINVaに入力する。インバータINVaの出力は、否定論理積NANDb2の入力端子に入力する。
【0021】
信号bは、否定論理積NANDb1の入力端子に入力する。否定論理積NANDb1の出力は、否定論理積NANDb2の入力端子に入力する。否定論理積NANDb2の出力は、インバータINVbに入力する。インバータINVbの出力は、否定論理積NANDc2の入力端子に入力する。信号cとdに関しても信号bの場合と同様な論理回路に入力している。そして、インバータINVdの出力が、クロック遅延信号CKdである。
【0022】
図2(b)に、信号a乃至dと、クロック遅延信号CKdのクロック信号CK0に対する遅延時間Tda、Tdb、Tdc、Tddの関係を示した。例えば、信号a乃至dが全て1である場合は、遅延時間T1設定回路3に、クロック信号CK0が入力されると、クロック遅延信号CKdとして、クロック遅延信号CKddが出力される。この場合の遅延時間は図3(b)に示すように、遅延時間Tddである。
【0023】
同様に、信号a乃至cが1でdが0の場合は、遅延時間Tdcが遅延時間Tddより短いクロック遅延信号CKdcが出力される。信号aとbが1で、信号cとdが0の場合は、遅延時間Tdbが遅延時間Tdcより短いクロック遅延信号CKdbが出力される。信号aが1で、信号b乃至dが0の場合は、遅延時間Tdaが遅延時間Tdbより短いクロック遅延信号CKdaが出力される。このように、信号a乃至dに応じて遅延時間を増減することができる。
【0024】
(遅延時間T1計測回路)
遅延時間T1計測回路4は、図3(a)に示すように、リングオシレータ25と、カウンタ回路28と、検値回路31とを有する。遅延時間T1計測回路4は、信号D100乃至D111を出力する。
【0025】
リングオシレータ25は、アンプ活性化コントロール所要時間T1を間接的に計測するための、いわゆるダミー回路である。半導体装置1のプロセスばらつきによる、リングオシレータ25の発振特性の所定の回数の発振に要する時間の変動は、半導体装置1のプロセスばらつきによるアンプ活性化コントロール所要時間T1の変動と同じ傾向を有する。このリングオシレータ25の発振特性の所定の時間における発振の回数を測定することにより、アンプ活性化コントロール所要時間T1の変動を推測することができる。リングオシレータ25は、発振信号F11をカウンター回路28に出力する。
【0026】
カウンター回路28は、発振信号F11を入力し、所定の時間のリングオシレータ25の発振の回数をカウントする。このカウントした回数に対応する信号G11乃至G14を出力する。
【0027】
検値回路31は、信号G11乃至G14を入力し、リングオシレータ25の発振の回数が、何回であるかを決定して信号D100乃至D111を出力してもよい。また、発振の回数の所定の回数に対する大小関係を判定し出力してもよい。また、検値回路31は、入力される信号G11乃至G14を、遅延時間T1設定回路3に入力される信号a1等の信号に変換して符号化する符号器であるとみなすこともできる。
【0028】
遅延時間T2計測回路5は、図3(b)に示すように、図3(a)の遅延時間T1計測回路4と同様な構造を有する。だだし、リングオシレータ26は、デコーダ遅延時間T2を計測可能なように、リングオシレータ25とは異なった構造を有していてもよい。遅延時間T3計測回路6は、図3(c)に示すように、図3(a)の遅延時間T1計測回路4と同様な構造を有する。だだし、リングオシレータ27は、デコーダ遅延時間T3を計測可能なように、リングオシレータ25とは異なった構造を有していてもよい。
【0029】
(リングオシレータ)
リングオシレータ25は、図4(a)に示すように、発振信号F11を出力する。発振信号F11は、p型MOSトランジスタpMOS11とn型MOSトランジスタnMOS11のゲート電極に入力する。pMOS11とn型MOSトランジスタnMOS11は、インバータを構成する。pMOS11のドレイン電極は電源電位VDDに電気的に接続される。pMOS11のソース電極は、nMOS11のドレイン電極と抵抗R11の一端に電気的に接続される。nMOS11のソース電極は、接地電位の電源電位VSSに電気的に接続される。抵抗R11の他端はコンデンサーC11の一端とpMOS12とnMOS12のゲート電極に電気的に接続する。コンデンサーC11の他端は電源電位VSSに電気的に接続される。抵抗R11は、抵抗素子に基づく抵抗である必要は無く、配線等によって生じる分布抵抗であってもよいし、半導体装置1の構造上生じる接触抵抗等であってもよい。また、コンデンサーC11は、容量素子に基づくコンデンサーである必要は無く、配線等によって生じる配線間容量であってもよいし、pMOS12とnMOS12の構造上生じるゲート電極の容量や半導体基板間容量であってもよい。そして、これらの抵抗と容量は、図1の遅延時間T1設定回路3の抵抗成分や容量成分と等しくなるように設定される。具体的には、遅延時間T1設定回路3とリングオシレータ25とで、トランジスタpMOSとnMOSのサイズや構造を同じにし、配線においては、配線長と配線間隔を揃える。リングオシレータ25をこのように構成することで、半導体装置1の製造プロセスのばらつきが生じた場合に、遅延時間T1の増減の傾向と同様の傾向を、リングオシレータ25の発振信号F11から得ることができる。なお、pMOS12乃至pMOS15の構造は、pMOS11の構造と同じでよい。nMOS12乃至nMOS15の構造は、nMOS11の構造と同じでよい。抵抗R12乃至R14の抵抗値も、抵抗R11の抵抗値と同じでよい。コンデンサC12乃至C14の容量も、コンデンサC11の容量と同じでよい。
【0030】
リングオシレータ26は、図4(b)に示すように、図4(a)のリングオシレータ25と同様な構造を有する。だだし、リングオシレータ26は、デコーダ遅延時間T2を計測可能なように、リングオシレータ25とは異なった構造を有していてもよい。例えば、トランジスタpMOS21乃至pMOS25とnMOS21乃至nMOS25のサイズや構造をpMOS11やnMOS11のサイズや構造と違えたり、配線においては、配線長と配線間隔がリングオシレータ26とリングオシレータ25とでは異なる場合がある。このことにより、抵抗R21乃至R25の抵抗値と、コンデンサC21乃至C25の容量を設定する。リングオシレータ27も、図4(c)に示すように、図4(a)のリングオシレータ25と同様な構造を有する。だだし、リングオシレータ27は、セルデータ伝搬時間T3を計測可能なように、リングオシレータ26と同様に、リングオシレータ25とは異なった構造を有していてもよい。
【0031】
(カウンタ回路)
カウンタ回路28は、図5に示すように、発振信号F11を入力し、信号G11乃至G14を出力する。発振信号F11は、トグルフリップフロップ34の入力端子Tに入力する。トグルフリップフロップ34の出力端子Qから信号G11が出力され、トグルフリップフロップ35の入力端子Tに入力する。トグルフリップフロップ35の出力端子Qから出力される信号の反転信号G12が出力され、トグルフリップフロップ36の入力端子Tに反転信号G12の反転信号を入力する。トグルフリップフロップ36の出力端子Qから出力される信号の反転信号G13が出力され、トグルフリップフロップ37の入力端子Tに反転信号G13の反転信号を入力する。トグルフリップフロップ37の出力端子Qから出力される信号の反転信号G14が出力される。
【0032】
なお、図3(b)のカウンタ回路29と図3(c)のカウンタ回路30は、図3(a)のカウンタ回路28と同一の構造を有する。
【0033】
(検値回路)
検値回路31は、図6に示すように、信号G11乃至G14を入力し、信号D100乃至D111を出力する。信号G11は、インバータINVG1の入力端子に入力する。信号G12は、インバータINVG2の入力端子に入力する。信号G13は、インバータINVG3の入力端子に入力する。信号G14は、インバータINVG4の入力端子に入力する。
【0034】
信号G11乃至G14の否定信号が、否定論理積NAND00に入力する。否定論理積NAND00の出力が、インバータINV00に入力され、インバータINV00の出力がD100となる。
【0035】
信号G11と信号G12乃至G14の否定信号が、否定論理積NAND01に入力する。否定論理積NAND01の出力が、インバータINV01に入力され、インバータINV01の出力がD101となる。
【0036】
信号G14と信号G11乃至G13の否定信号が、否定論理積NAND08に入力する。否定論理積NAND08の出力が、インバータINV08に入力され、インバータINV08の出力がD108となる。以下同様に、信号D109の場合は、信号G11、G14と、信号G12、G13の否定信号が、否定論理積NAND09に入力する。信号D110の場合は、信号G12、G14と、信号G11、G13の否定信号が、否定論理積NAND10に入力する。信号D111の場合は、信号G11、G12、G14と、信号G13の否定信号が、否定論理積NAND11に入力する。
【0037】
この図6に示す回路を用いることにより可能となる図3(a)の遅延時間T1計測回路4と図1の遅延時間T1設定回路3の動作を説明する。まず、図7に示すように、クロック信号CK0により、カウンタ回路28のカウントをスタートさせる。クロック信号CK0に基づいて、このスタートからの所定の時刻TTを設定する。この設定により、スタートから時刻TTまでの時間に、発生した発振信号F11の発振回数をカウントできる。
【0038】
リングオシレータ(発振器)28は、半導体装置1の製造プロセスのばらつきを反映させるため、各々の内部回路のクリティカルパスで使用されるゲート(Gate)長やゲート絶縁膜厚(Tox)やしきい値を揃えたMOSトランジスタ、その他、FanOut、インバータ間を接続する寄生CRを揃えた配線などで構成されている。リングオシレータ28は、奇数段のインバータで構成され、半導体装置1の製造プロセスのばらつきを加味すると、半導体装置1毎に固有であり一定である周波数で発信し、発振信号F11を出力する。インバータの段数は、対応するクリティカルパスである遅延時間T1設定回路に応じて、カウンタ回路28と検値回路31の規模も含めて、遅延時間T1計測回路の規模が小さくなるように決めればよい。
【0039】
こうして、定められた一定時間に何回振動するかをカウントできる。カウンタ回路28においてカウントした振動数を、検値回路31で検出することができる。さらに、検値回路31では、遅延時間T1設定回路3と共に、遅延時間T1設定回路3の図2(b)に示す遅延(Delay)段数の調整により、遅延時間T1の最適化とクロック遅延信号CKdの発生のタイミングの最適化を図る。
【0040】
例えば、図7に示すように、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合に、スタートから時刻TTまでの時間(例えば10ns)に、発振信号F11は10回発振する。この10回発振する場合は、時刻TTにおいて、カウンタ回路28は、信号G11として0を、信号G12として1を、信号G13として0を、信号G14として1を出力する。信号G11乃至G14の出力により、検値回路31では、信号D110のみで1を出力する。検値回路31は、信号D110が時刻TTにおいて1であることを検値する。この検値により、発振信号F11が10回発振し、遅延時間T1が最適化されていると、検値回路31は判断できる。
【0041】
一方、半導体装置1のプロセスのばらつきにより、リングオシレータ25のトランジスタPMOS11等のゲート(Gate)長が長くなった場合は、スタートから時刻TTまでの発振信号F111の発振回数は8回であった。検値回路31では、信号D108のみで1を出力する。検値回路31は、信号D108が時刻TTにおいて1であることを検値する。この検値により、発振信号F11が8回発振し、発振2回分に相当する遅れが、遅延時間T1設定回路3でも発生していると、検値回路31は判断できる。そこで、検値回路31は、遅延時間T1設定回路3の遅延段数を図2(b)に準じて削減する。この削減により、遅延時間T1が半導体装置1毎に最適化できる。
【0042】
実際には幾つかの信号CKd、CellData間での相対関係でセンスアンプ10等の半導体装置1内部のコントロールを行う。このため、リングオシレータを、半導体装置1の回路の中でプロセスのばらつきにより遅延時間の変動しやすい回路(デコーダ8、セルアレー9)毎に設けることが有効である。すなわち、それらのカウンタ数の増減の相対関係から遅延時間を設定することにより、精度の高い遅延時間T1の最適化が可能になる。
【0043】
従って、半導体装置1は、次のような構成であると考えることもできる。 半導体装置1は、一定時間発振する発振回路であるリングオシレータ27を有する。カウンタ回路30は、発振回路27の一定時間の発振回数をカウントする。遅延時間設定回路3は、クロック信号CK0に同期して、クロック信号CK0から発振回数に応じた遅延時間T1を遅延させたクロック遅延信号CKdを出力する。第1回路となるセルアレー9は、クロック信号CK0に同期して動作し、出力信号Cell Dataを出力する。第2回路となるセンスアンプ10は、クロック遅延信号CKdに同期して、出力信号Cell Dataに応じて動作する。
【0044】
次に、検値回路31乃至33によって遅延時間T1設定回路3の遅延段数を図2(b)に準じて削減する方法を説明する。まず、検値回路31等から、新たに信号H100乃至H111等を出力させる。検値回路31等に、入力される信号G11乃至G14等に対して、信号H100乃至H111等は、図8に示すような真理値表の関係で出力される。
【0045】
次に、検値回路31から出力された信号H100乃至H111が遅延時間T1設定回路3へ出力する。図9に示すように、信号H101の否定を、図2(a)の信号d1として出力する。同様に、信号H102の否定を信号c1として出力する。信号H103の否定を信号b1として出力する。信号H104の否定を信号a1として出力する。このことにより、検値回路31は、カウンタ回路28のカウント数が8乃至11であれば、図2(b)に示す遅延時間Tda乃至Tddの制御が可能である。例えば、10回のカウント数が、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合のカウント数であるとする。この場合、遅延時間T1は遅延時間Tdcであることが可能である。ターゲットプロセスで製造されていない場合、カウント数が8回であると、遅延時間T1は、遅延時間Tdcより短い遅延時間Tdaであることが可能である。このような処理により、半導体装置個々の最適な遅延時間T1を設定することができる。この処理の説明から、遅延時間の制御範囲を決定する窓41をこの処理の過程で設定していると考えることができる。いったん設定されれば、不要な信号H100等は、半導体装置1に組み込む必要はない。
【0046】
同様に、検値回路32から出力された信号H200乃至H211が遅延時間T1設定回路3へ出力する。信号H204を信号a2として出力する。信号H205を信号b2として出力する。信号H206を信号c2として出力する。信号H207を信号d2として出力する。このことにより、検値回路32は、カウンタ回路29のカウント数が4乃至7であれば、遅延時間Tda乃至Tddの制御が可能である。
【0047】
検値回路33から出力された信号H300乃至H311が遅延時間T1設定回路3へ出力する。信号H306を信号a3として出力する。信号H307を信号b3として出力する。信号H308を信号c3として出力する。信号H309を信号d3として出力する。このことにより、検値回路33は、カウンタ回路30のカウント数が2乃至5であれば、遅延時間Tda乃至Tddの制御が可能である。
【0048】
以上をまとめて、図1の遅延時間制御回路2の動作について図10に示すように定性的に説明する。
【0049】
リングオシレータ25の発振信号F11のカウント数が、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合のカウント数より少ない場合は、計測対象の回路である遅延時間T1設定回路3の動作速度は遅くなっています。この時、図11に示すように、ターゲットプロセスで製造された場合の遅延時間Td1より、遅延時間Td3(T1)は大きくなっています。そこで、クロック遅延信号CKd1のクロック信号CK0に対する遅延時間Td3(T1)を減らします。このことにより、センスアンプ10のセンスの時刻がセンスSence3から、センスSence1となり、セルデータ信号CellDataの読み出し時間が短縮できます。
【0050】
逆に、リングオシレータ25の発振信号F11のカウント数が、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合のカウント数より多い場合は、図10に示すように、遅延時間T1設定回路3の動作速度は速くなっています。この時、図11に示すように、遅延時間Td2(T1)は小さくなっています。そこで、クロック遅延信号CKdのクロック信号CK0に対する遅延時間Td2(T1)を増やします。このことにより、センスアンプ10のセンスの時刻がセンスSence2から、センスSence1となり、セルデータ信号CellDataの1か0によって生じる電位差を電位差ΔV2から電位差ΔV1に大きくできます。
【0051】
同様に、リングオシレータ26、27の発振信号F21、F31のカウント数が、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合のカウント数より少ない場合は、図10に示すように、計測対象の回路であるデコーダ8、セルアレー10の動作速度は遅くなっています。ターゲットプロセスで製造された半導体装置1のセル選択信号Select1とセルデータ信号CellData1に比べて、セル選択信号Select3とセルデータ信号CellData3は遅く出力されています。この時、遅延時間T2、T3は大きくなっています。そこで、クロック遅延信号CKdのクロック信号CK0に対する遅延時間Td3(T1)を増やします。このことにより、電位差ΔV3を大きくできます。
【0052】
逆に、リングオシレータ26、27の発振信号F21、F31のカウント数が、半導体装置1がターゲットプロセスで製造された場合のカウント数より多い場合は、図10に示すように、デコーダ8、セルアレー10の動作速度は速くなっています。ターゲットプロセスで製造された半導体装置1のセル選択信号Select1とセルデータ信号CellData1に比べて、セル選択信号Select2とセルデータ信号CellData2は遅く出力されています。この時、遅延時間T2、T3は小さくなっています。そこで、クロック遅延信号CKdのクロック信号CK0に対する遅延時間Td2(T1)を減らします。このことにより、セルデータ信号CellData2の読み出し時間が短縮できます。
【0053】
実施の形態では、センスアンプ7のセンスのタイミングについて述べたが、同期RAMにおいては、様々なところにこの遅延時間制御回路2は利用できる。例えば、書き込みのタイミングにも利用することができる。また、FQのタイミング、メモリセル活性化のタイミング、書き込みのタイミング、リカバリーのタイミングなどの様々なタイミングの最適化に遅延時間制御回路2は利用できる。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、同期をとるために内部回路にクロック信号を入力する最適なタイミングを設定できる半導体装置 を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る半導体装置の構成図である。
【図2】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間設定回路の構成図と入出力信号の関係を表す表である。
【図3】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路の構成図である。
【図4】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路のリングオシレータの模式的な構成図である。
【図5】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路のカウンタ回路の構成図である。
【図6】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路の検値回路の一部の構成図である。
【図7】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路の入出力信号の関係を表すタイミングチャートである。
【図8】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路の検値回路の真理値表である。
【図9】実施の形態に係る遅延時間制御回路の遅延時間計測回路と遅延時間計測回路の入出力信号の入出力関係を表す表である。
【図10】実施の形態に係る半導体装置の動作を説明するための表である。
【図11】実施の形態に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャート(その1)である。
【図12】実施の形態に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャート(その2)である。
【符号の説明】
1 半導体装置
2 遅延時間制御回路
3 遅延時間設定回路
4 遅延時間T1計測回路
5 遅延時間T2計測回路
6 遅延時間T3計測回路
7 レジスタ回路
8 デコーダ
9 セルアレー
10 センスアンプ
11 レジスタ回路
12 出力バッファ
13、14 入力バッファ
15、16 バッファ
17乃至19 パッド
21乃至24 多数決回路
25乃至27 リングオシレータ
28乃至30 カウンタ回路
31乃至33 検値回路
34乃至37 トグルフリップ・フロップ
38 検値回路
41乃至43 遅延時間の制御範囲を決定する窓
Claims (3)
- 外部信号を受けて第1の処理を行い、第1の出力信号を出力する第1の回路であって、前記外部信号を受けてから前記第1の出力信号の出力までに第1の遅延時間を要する第1の回路と、
前記第1の回路の前記第1の出力信号を受けて第2の処理を行い、第2の出力信号を出力する第2の回路であって、前記第1の出力信号を受けてから前記第2の出力信号の出力までに第2の遅延時間を要する第2の回路と、
外部からのクロック信号に同期して、前記クロック信号から一定時間遅延した遅延クロック信号を出力する遅延時間制御回路であって、前記クロック信号を受けてから前記遅延クロック信号までに第3の遅延時間を要する遅延時間制御回路と、
前記第2の回路の前記第2の出力信号を受けて第3の処理を行い、前記遅延時間制御回路から出力される前記遅延クロック信号に同期して第3の出力信号を出力する第3の回路とを有し、
前記遅延時間制御回路は、
所定周波数で発振する第1のリングオシレータであって、製造プロセスのばらつきによる所定回数の発振に要する時間変動が前記第1の回路の製造プロセスのばらつきによる前記第1の遅延時間の変動と同じ傾向を有する第1のリングオシレータと、
所定周波数で発振する第2のリングオシレータであって、製造プロセスのばらつきによる所定回数の発振に要する時間変動が前記第2の回路の製造プロセスのばらつきによる前記第2の遅延時間の変動と同じ傾向を有する第2のリングオシレータと、
所定周波数で発振する第3のリングオシレータであって、製造プロセスのばらつきによる所定回数の発振に要する時間変動が前記遅延時間制御回路の製造プロセスのばらつきによる前記第3の遅延時間の変動と同じ傾向を有する第3のリングオシレータと、
前記第1乃至第3の各リングオシレータの一定時間に対する発振回数を計測して目標回数に対するずれ量をそれぞれ求めて前記遅延時間設定回路の遅延時間を調整する前記遅延時間設定回路とを有することを特徴とする半導体装置。 - 前記第1のリングオシレータが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値が、前記第1の回路の前記第1の遅延時間を決定するクリティカルパスが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値に等しく、
前記第2のリングオシレータが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値が、前記第2の回路の前記第2の遅延時間を決定するクリティカルパスが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値に等しく、
前記第3のリングオシレータが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値が、前記第3の回路の前記第3の遅延時間を決定するクリティカルパスが有するトランジスタのゲート長、ゲート絶縁膜の膜厚としきい値に等しいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記外部信号はアドレス信号であり、
前記第1の回路は前記アドレス信号を受けてアドレス信号に応じたセル選択信号を出力するデコーダ回路であり、
前記第2の回路は前記第1の出力信号である前記セル選択信号を受けて前記セル選択信号に応じたメモリセルのセルデータ信号を出力するメモリセルアレイであり、
前記第3の回路は前記第2の出力信号である前記セルデータ信号を受けて前記第3の出力信号である前記セルデータ信号の増幅信号を出力するセンスアンプであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
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