JPH0720204A - 半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路 - Google Patents

半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路

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JPH0720204A
JPH0720204A JP5150855A JP15085593A JPH0720204A JP H0720204 A JPH0720204 A JP H0720204A JP 5150855 A JP5150855 A JP 5150855A JP 15085593 A JP15085593 A JP 15085593A JP H0720204 A JPH0720204 A JP H0720204A
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久彌 慶田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より精度良く論理回路の遅延時間を測定す
る。 【構成】 モデル遅延回路16は、同一の半導体チップ
上に作り込まれる論理回路の遅延時間に対応した、遅延
時間Td のものである。タイミングパルス生成回路12
は、第1入力信号S1と第2入力信号S2との間の位相
時間差に従った測定時間幅Tt のパルス幅のタイミング
パルスS3を生成する。測定信号入力回路14は、前記
タイミングパルスS3に従って測定入力パルスS5を生
成する。出力ラッチ回路18は、前記測定入力パルスS
5が遅延された測定出力パルスS6を、前記タイミング
パルスS3に従ってラッチする。前記遅延時間Td と前
記測定時間幅Tt との大小関係によって前記遅延時間T
d を測定し、所望回路の遅延時間を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップ上の論理
回路の遅延時間測定回路に係り、特に、集積回路テスタ
等の汎用測定装置を用いながら、半導体チップ上の論理
回路の遅延時間をより精度良く測定するために用いるこ
とができる半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップ上に組み込まれた論理回路
の最大動作速度は、標準プロセス時のデータに基づいた
回路シミュレーション等によって見積もられている。
又、その半導体チップが製造された段階で、集積回路テ
スタ等の汎用測定装置を用いながら、その半導体チップ
上に組み込まれている回路を実際に動作させながら、そ
の実動作速度を測定することも行われている。
【0003】前述のような回路シミュレーションでは、
例えば、組み込まれている論理回路の予想配線長の誤差
等による何等かの誤差が含まれてしまうものである。
又、製造された半導体チップについても、その半導体チ
ップ間において、相互に動作速度のばらつきが生じてし
まうものである。これは、半導体チップ間での製造プロ
セス上のばらつき等を要因としたものである。従って、
前述の如く製造された半導体チップを実際に動作させな
がら、これに組み込まれている論理回路の動作速度を測
定することは非常に重要である。
【0004】図9は、従来からなされている半導体チッ
プ上の論理回路の遅延時間測定方法を示す接続図であ
る。
【0005】この図9においては、LSI(large scal
e integrated circuit)2に組み込まれている論理回路
の遅延時間測定の際の接続方法が示されている。このよ
うな遅延時間測定の際には、該LSI2の所定のグラン
ドピン及び電源ピンへと、それぞれグランドGND及び
電源VDDが接続され、該LSI2を動作すべく電源が
供給される。
【0006】又、前記LSI2に組み込まれる論理回路
の遅延時間を測定するために用いられる集積回路テスタ
が備えるドライバ3及びコンパレータ4が、該LSI2
の所定の入出力ピンに接続される。即ち、前記ドライバ
3については、その出力バッファ3a の出力が、前記L
SI2の所望の入力ピンへと接続される。一方、前記コ
ンパレータ4については、その比較器4a の入力が、前
記LSI2の所望の出力ピンへと接続される。
【0007】図10は、前述のような従来の遅延時間測
定の際の、前記LSI2の内部を示す回路図である。
【0008】この図10においては、このような遅延時
間測定に係る前記LSI2中の半導体チップ1上の論理
回路5の、特に被測定回路5a 等が示されている。この
図10に示される如く、前記図9にも示された前記ドラ
イバ3の前記出力バッファ3a から入力される信号は、
前記被測定回路5a に入力される。又、このように前記
ドライバ3から入力された信号に応答して出力される、
前記被測定回路5a の出力は、前記チップ上論理回路5
の出力バッファ22を経て、前記図9にも示された前記
コンパレータ4の前記比較器4a へと入力される。
【0009】又、これら図9及び図10において、実際
の遅延時間測定は、前記ドライバ3から前記被測定回路
5a への入力を変化させ、その変化に応答して、前記出
力バッファ22から前記コンパレータ4へと出力される
信号が変化するまでの時間を測定するというものであ
る。即ち、図11のタイムチャートに示す如く、前記ド
ライバ3から入力波形S30を入力しながら、前記出力
バッファ22から出力される出力波形S31を観測し、
遅延時間tplhあるいはtphlを測定するというものであ
る。該遅延時間tplhは、前記入力波形S30が立ち上が
ってから前記出力波形S31が立ち上がるまでの、時刻
t1 から時刻 t2 までの時間である。一方、該遅延時間
tphlは、前記入力波形S30が立ち下がってから前記出
力波形S31が立ち下がるまでの、時刻 t3 から時刻 t
4 までの時間である。
【0010】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、図9〜
図11を用いて前述したような従来の遅延時間測定方法
においては、測定結果として得られる遅延時間の精度が
好ましくないという問題があった。あるいは、測定結果
として得られる遅延時間の精度を向上しようとした場
合、非常に高価で又精密な測定装置を必要としてしまっ
たり、測定作業が非常に手間のかかるものとなってしま
う等の問題があった。
【0011】例えば、より精度良く遅延時間を測定する
ためには、前記ドライバ3から、所定の同軸ケーブルや
前記LSI2の入力ピンを経て、前記被測定回路5a へ
と波形歪みのない信号を入力する必要がある。又、前記
被測定回路5a の出力側についても、前記出力バッファ
22から前記LSI2の出力ピンや所定の同軸ケーブル
を経て、前記コンパレータ4へと波形歪みのない信号を
入力する必要がある。
【0012】しかしながら、前記被測定回路5a の入力
側や出力側において、前述のような波形歪みを低減する
ためのインピーダンスマッチングをとることは困難なも
のであった。特に、前記被測定回路5a の出力側につい
ては、前記出力バッファ22の駆動能力が測定対象によ
って異なるものであり、測定対象となる半導体チップの
デザイン毎に異なるものであった。このため、該出力バ
ッファ22と前記比較器4a との間のインピーダンスマ
ッチングを測定毎にとる必要があり、非常に繁雑なもの
である。
【0013】更に、このような従来の遅延時間測定の際
には、前記比較器4a におけるその閾値Vthに係る測定
誤差の問題もあった。例えば前述の図11のタイムチャ
ートにおいて、前記出力波形S31の立ち上がり又は立
ち下がりは比較的緩やかになっている。特に、前記比較
器4a の閾値Vth近傍では、短時間ほぼ一定電圧となっ
てしまっている。このため、前記閾値Vthが極僅かでも
変動してしまったり、前記出力波形S31の波形が極僅
かでも歪んでしまった場合には、前述のような遅延時間
tplhや遅延時間tphlの測定誤差が大きくなってしまうと
いう問題がある。
【0014】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、より精密な測定装置を用いることな
く、又、測定作業中の手間を増やすことなく、集積回路
テスタ等の汎用測定装置を用いながら、半導体チップ上
の論理回路の遅延時間をより精度良く測定するために用
いることができる、半導体チップ上の論理回路の遅延時
間測定回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】本発明は、半導体チップ
間でばらつく、当該遅延時間測定回路が作り込まれる同
一の半導体チップ上に作り込まれる論理回路の遅延時間
に対応して、同様に半導体チップ間でばらつく、その遅
延入力からその遅延出力までの遅延時間Td の所定のモ
デル遅延回路と、第1入力信号と第2入力信号との間の
位相時間差に従った測定時間幅Tt のパルス幅のタイミ
ングパルスを生成するタイミングパルス生成回路と、前
記タイミングパルスに従って測定入力パルスを生成し、
該測定入力パルスを前記モデル遅延回路の前記遅延入力
へと入力する測定信号入力回路と、該測定信号入力回路
からの前記測定入力パルスの入力に従って前記モデル遅
延回路の前記遅延出力から出力される測定出力パルス
を、前記タイミングパルスに従ってラッチする出力ラッ
チ回路とを備えたことにより、前記課題を達成したもの
である。
【0016】
【作用】前述の如く、前記出力バッファ22から前記比
較器4a までの間でのインピーダンスマッチングはより
困難なものであり、又該比較器4a の前述のような閾値
thの変動等の問題もある。特に、前記出力バッファ2
2の駆動能力やインピーダンスは、そのデザイン毎に大
きく変わるものである。特に、CMOS(complementar
y metal oxide semiconductor )のゲートアレイやスタ
ンダートセル、又セミカスタム集積回路等の場合、その
設計毎に出力バッファの駆動能力やインピーダンスが大
きく異なる。
【0017】一方、このような前記被測定回路5a の出
力側に比較して、該被測定回路5aの入力インピーダン
スのデザイン毎の変化は比較的小さい。従って、前記ド
ライバ3と前記被測定回路5a との間でのインピーダン
スマッチングをとる作業の頻度は少なく、該被測定回路
5a の入力波形の歪みも少ないものである。
【0018】このような点に着目し、本発明では、遅延
時間測定中に精度上問題となるような該測定に係る動作
は、被測定対象となる半導体チップ上で行うようにして
いる。これによって、特に前記被測定回路5a を出力側
の前述のような波形歪みの問題を解消するようにしてい
る。
【0019】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。この図1に示される如く、本発明の半導体チップ
上の論理回路の遅延時間測定回路は、主として、タイミ
ングパルス生成回路12と、測定信号入力回路14と、
モデル遅延回路16と、出力ラッチ回路18とにより構
成されている。
【0020】まず、前記タイミングパルス生成回路12
は、第1入力信号S1と第2入力信号S2との間の位相
時間差に従った測定時間幅Tt のパルス幅のタイミング
パルスを生成するものである。
【0021】一般に、被テスト対象となる論理回路が作
り込まれた集積回路へと、テストに用いるパルス信号を
入力するLSI(large scale integrated circuit)テ
スタにおいては、図2に示す如く、その立ち上がり時間
tdあるいは立ち下がり時間に比べ、立ち上がり時のスキ
ューのばらつきtaあるいは立ち下がり時のスキューのば
らつきの方がはるかに小さいものである。例えば、論理
状態の立ち上がり時間あるいは立ち下がり時間が10n
S程度であるのに比較して、その立ち上がり時のスキュ
ーのばらつきやその立ち下がり時のスキューのばらつき
は0.6n S程度であり、スキューのばらつきの方が1
桁程度そのばらつきが小さい。
【0022】又、被テスト対象となる論理回路が作り込
まれた集積回路内の論理ゲートにおいても、一般に、同
様の傾向が見られる。即ち、立ち上がり時間や立ち下が
り時間に比べ、スキューのばらつきの方が小さい。しか
しながら、このような集積回路内の論理ゲートの立ち上
がり時間や立ち下がり時間、又スキューのばらつきは、
前述のLSIテスタに比べて小さい。例えば、ある集積
回路の立ち上がり時間や立ち下がり時間は、0.5〜1
n S程度であり、スキューは更に小さい。
【0023】このような点に着目し、本発明において
は、遅延時間測定に用いられるタイミングパルスを生成
する際、その遅延時間測定の精度に影響のある測定時間
幅Ttを、前述の如く第1入力信号S1と第2入力信号
S2との間の位相時間差によって、その半導体チップ上
にて生成するようにしている。このような構成は、図2
を用いて前述した通り、第1入力信号S1単独での立ち
上がりタイミングや立ち下がりタイミングのばらつき
や、前記第2入力信号S2単独での立ち上がりタイミン
グや立ち下がりタイミングのばらつきに比べて、これら
第1入力信号S1と第2入力信号S2との間の位相時間
差のばらつきが小さいことに着目したことによる。
【0024】前記測定信号入力回路14は、前記タイミ
ングパルス生成回路12が生成する前記タイミングパル
スS3に従って所定の測定入力パルスS5を生成するも
のである。該測定入力パルスS5は、前記モデル遅延回
路16へと入力される。本発明は、該測定信号入力回路
14が生成する前記測定入力パルスS5を具体的に限定
するものではなく、前記タイミングパルスS3に従って
生成されるものであればよい。
【0025】例えば、後述する第2実施例の如く、該測
定信号入力回路14が、前記タイミングパルスS3を、
前記測定入力パルスS5としてそのまま用いるものであ
ってもよい。このように、そのまま前記タイミングパル
スS3を用いる場合には、特に該測定信号入力回路14
は、該タイミングパルスS3を前記モデル遅延回路16
へと入力するための単なる配線のみとなる。
【0026】前記モデル遅延回路16は、その遅延入力
からその遅延出力までが遅延時間Td となっている。前
述したように、例えばその製造プロセスのばらつき等に
よって、製造される半導体チップ間で組み込まれる論理
回路の動作速度や遅延時間にばらつきが生じてしまうも
のである。該モデル遅延回路16は、このように半導体
チップ間でばらつく、当該遅延時間測定回路が作り込ま
れる同一の半導体チップ上に作り込まれる論理回路の遅
延時間に対応して、前記遅延時間Td もばらつくものと
なっている。即ち、ある半導体チップに作り込まれる論
理回路のその動作時間や遅延時間に、前記遅延時間Td
は対応している。従って、本発明によって前記遅延時間
Td を測定ないしは推定することで、同一の半導体チッ
プ上に作り込まれる論理回路の動作時間や遅延時間をも
推定することができる。
【0027】前記出力ラッチ回路18は、前記測定信号
入力回路14からの前記測定入力パルスS5の入力に従
って前記モデル遅延回路16の前記遅延出力から出力さ
れる測定出力パルスS6を、前記タイミングパルスS3
に従ってラッチ(保持)するものである。該出力ラッチ
回路18は、前記タイミングパルス生成回路12が出力
する前記タイミングパルスに従って、前記測定入力パル
スS5が前記モデル遅延回路16へ入力された後、同じ
く該タイミングパルスS3に従って、前記測定時間幅T
t の経過時間の後に、前記モデル遅延回路16の出力を
ラッチするというものである。
【0028】従って、前記遅延時間Td が前記測定時間
幅Tt よりも短い場合には、前記タイミングパルスS3
に従って入力される前記測定入力パルスS5が前記遅延
時間Td だけ遅延された、前記モデル遅延回路16から
出力される前記測定出力パルスS6を、該出力ラッチ回
路18はラッチすることができる。一方、前記遅延時間
Td が前記測定時間幅Tt よりも長い場合には、該測定
時間幅Tt 経過するまでには、前記タイミングパルスS
3に従って入力される前記測定入力パルスS5が前記遅
延Td だけ遅延された、前記測定出力パルスS6は、前
記出力ラッチ回路18へはラッチされない。
【0029】従って、本発明においては、前記出力ラッ
チ回路18にラッチされた論理状態によって、前記遅延
時間Td と前記測定時間幅Tt との大小関係を判定する
ことができる。又、前記測定時間幅Tt は前記第1入力
信号S1と前記第2入力信号S2との間の位相時間差に
従って設定することができるので、このような位相時間
差と前記遅延時間Td との大小関係を判定することがで
きることになる。これによって、前記遅延時間Td を測
定ないしは予想等をすることができる。又、該遅延時間
Td が判明すれば、これと同じ半導体チップ上に作り込
まれる論理回路の動作速度や遅延時間についても、その
値を推定することが可能である。
【0030】このように、本発明によれば、前記第1入
力信号S1と前記第2入力信号S2との間の位相時間差
によって、半導体チップに作り込まれる論理回路の動作
時間や遅延時間を予想することができる。又、この際、
本発明においては、前記モデル遅延回路16からの出力
を一旦前記出力ラッチ回路18でラッチするようにして
いるため、前述した従来のような出力インピーダンスの
不整合等による測定誤差の増大等の問題を生じることも
ない。
【0031】なお、本発明は、本発明が適用された半導
体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路を用いた、よ
り具体的な該論理回路の動作時間の測定方法や遅延時間
の測定方法を限定するものではない。例えば、前述した
ように、前記第1入力信号S1と前記第2入力信号S2
との間の位相時間差に従って前記測定時間幅Tt のパル
ス幅を長くしたり短くしたりしながら、本発明が適用さ
れた半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路に
て、該測定時間幅Tt と前記遅延時間Td との大小関係
を随時判定するようにしてもよい。
【0032】例えば、ある測定時間幅Tt の際、該測定
時間幅Tt が前記遅延時間Td よりも長い場合で、該測
定時間幅Tt を微小時間だけ短縮した場合には、該測定
時間幅Tt が前記遅延時間Td よりも短くなるならば、
この時の該測定時間幅Tt は前記遅延時間Td とほぼ等
しいこととなる。又、このように前記遅延時間Td が求
められれば、このような本発明が適用された半導体チッ
プ上の論理回路の遅延時間測定回路と同一の半導体チッ
プ上に作り込まれる、他の論理回路の動作時間や遅延時
間についてもほぼ推定することができる。
【0033】例えば、前記遅延時間Td と、同一の半導
体チップ上に作り込まれる、他の論理回路の測定したい
遅延時間との比率が予め求められていれば、該遅延時間
Tdが判明すれば測定したい遅延時間も明らかとなる。
又、このように遅延時間Tdと測定したい論理回路の遅
延時間との比率等が分かっていないとしても、前記遅延
時間Td が標準値より長いか否か分かれば、所望の論理
回路の動作時間や遅延時間についても、その標準値より
長いか短いかについて推定することは可能である。
【0034】又、本発明の半導体チップ上の論理回路の
遅延時間測定回路を用いて、例えば図3に示されるよう
な遅延時間Td の分布となった半導体チップの良品判定
を行うことも可能である。即ち、遅延時間Tmin から遅
延時間Tmax までの範囲となっている良品のみを抽出す
るというものである。この場合、例えばまず前記測定時
間幅Tt を前記遅延時間Tmin に設定し、前記遅延時間
Td が該測定時間幅Tt (=Tmin )以上の良品を抽出
する。この後、前記測定時間幅Tt を前記遅延時間Tma
x に設定し、このように抽出されていた良品について、
その遅延時間Td が該測定時間幅Tt (=Tmax )以下
のものを抽出すればよい。
【0035】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0036】図4は、本発明が適用された第1実施例の
半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路の回路図
である。
【0037】この図4において、半導体チップ1上に前
記第1実施例の遅延時間測定回路が組み込まれている。
該遅延時間測定回路は、主として、EOR(exclusive
OR)論理ゲート12a と、D型フリップフロップ14
a 及び18a と、モデル遅延回路16a と、出力バッフ
ァ22とにより構成されている。
【0038】まず、前記EOR論理ゲート12a は、前
記図1の前記タイミングパルス生成回路12として用い
られている。即ち、該EOR論理ゲート12a は、その
集積回路の外部、即ち前記半導体チップ1の外部から入
力される第1入力信号S1と第2入力信号S2との間の
位相時間差に従った測定時間幅Tt のパルス幅のタイミ
ングパルスS3を生成する。該タイミングパルスS3
は、前記D型フリップフロップ14a の正論理のクロッ
ク入力CLK、及び前記D型フリップフロップ18a の
負論理のクロック入力CLKとに入力されている。
【0039】前記D型フリップフロップ14a は、前記
図1に示した前記測定信号入力回路14として用いられ
ており、T型フリップフロップとして動作する。該D型
フリップフロップ14a は、その出力Qバーとその入力
Dとが接続されている。又、該D型フリップフロップ1
4a の出力Qからは、前記測定入力パルスS5が出力さ
れている。該測定入力パルスS5は、前記モデル遅延回
路16a へと入力されている。従って、このように接続
された該D型フリップフロップ14a は、前記タイミン
グパルスS3の立ち上がり時に、その前記出力Qの論理
状態が反転する。即ち、該タイミングパルスS3の立ち
上がりの直前にその前記出力Qが“0(L状態)”の場
合、該タイミングパルスS3の立ち上がりによって該出
力Qは“1(H状態)”へと反転する。一方、その前記
タイミングパルスS3の立ち上がりの直前にその前記出
力Qが“1”の場合には、該タイミングパルスS3の立
ち上がりによってその該出力Qは“0”へと反転する。
【0040】前記モデル遅延回路16a は、前記図1の
前記モデル遅延回路16に対応するものである。本実施
例の該モデル遅延回路16a は、合計n 個のインバータ
ゲートが直列に接続されたものである。従って、該モデ
ル遅延回路16a は、これが作り込まれている半導体チ
ップにおいて論理回路を作り込む際に用いる、ほぼ全て
のプロセスが用いられている。従って、該モデル遅延回
路16a の遅延時間Td の長さの変動は、同一の半導体
チップ1上に作り込まれる他の論理回路の遅延時間の変
動に対応しており、他の論理回路の遅延時間の変動の大
きさのモデルとなっている。従って、同一の半導体チッ
プ1上に作り込まれる他の論理回路の遅延時間が、製造
プロセスのばらつき等によって変動してしまった場合に
は、前記変動時間Td についても、これに対応して変動
するものとなる。該モデル遅延回路16a のその遅延入
力には、前記測定入力パルスS5が入力されている。
又、入力される該測定入力パルスS5が前記遅延時間T
d だけ遅延されたものが、該モデル遅延回路16a のそ
の遅延出力から測定出力パルスS6として出力される。
【0041】前記D型フリップフロップ18a は、前記
図1に示される前記出力ラッチ回路18として用いられ
ている。該D型フリップフロップ18a は、負論理のク
ロック入力CLKと、入力Dと、出力Qとを備える。
又、該入力Dは前記モデル遅延回路16a の前記遅延出
力に接続され、前記測定出力パルスS6が入力されてい
る。従って、該D型フリップフロップ18a は、前記E
OR論理ゲート12a が出力する前記タイミングパルス
S3の立ち下がり時に、この時の前記測定出力パルスS
6の論理状態をラッチ(保持)する。従って、該D型フ
リップフロップ18a がこのようにラッチするタイミン
グは、前記D型フリップフロップ14a がラッチするタ
イミングより前記測定時間Tt だけ遅れたものとなる。
又、該D型フリップフロップ18a にラッチされた論理
状態は、出力信号S7として出力される。又、該出力信
号S7は、前記出力バッファ22を経て、当該半導体チ
ップ1の外部又集積回路の外部へと出力される。
【0042】図5は、前記第1実施例において前記遅延
時間Td が、前記測定時間幅Tt よりも短いときの動作
を示すタイムチャートである。
【0043】この図5においては、前記図4に示した信
号S1〜S8が示されている。又、前記出力信号S8の
論理状態を読み取るタイミングとして用いられるストロ
ーブ信号St のタイミングが示されている。
【0044】この図5のタイムチャートにおいて、まず
前記第1入力信号S1が“0”から“1”へと立ち上が
る。又、該第1入力信号S1が立ち上がってから前記測
定時間Tt の後、前記第2入力信号S2が“0”から
“1”へと立ち上がる。このように前記第1入力信号S
1が立ち上がってから前記第2入力信号S2が立ち上が
るまでの前記測定時間Tt の期間は、前記第1入力信号
S1が“1”で、前記第2入力信号S2が“0”とな
る。従って、前記EOR論理ゲート12a が出力する前
記タイミングパルスS3は、このような前記測定時間T
t の期間中には、“1”となる。即ち、この図5の該タ
イミングパルスS3のタイムチャートで矢印で示される
如く、前記第1入力信号S1の立ち上がり時に、該タイ
ミングパルスS3も立ち上がる。又、前記第2入力信号
S2の立ち上がり時には、該タイミングパルスS3は立
ち下がる。
【0045】このように前記タイミングパルスS3が立
ち上がると、その正論理のクロック入力CLKにこの信
号を入力している前記D型フリップフロップ14a に保
持されている論理状態は反転する。従って、該D型フリ
ップフロップ14a のその出力Qから出力される前記測
定入力パルスS5の論理状態も反転し、その出力Qバー
から出力される信号S4も反転する。
【0046】このように、その論理状態が反転する前記
測定入力パルスS5は前記モデル遅延回路16a の前記
遅延入力へと入力されている。又、該測定入力パルスS
5が前記遅延時間Td だけ遅延された信号が、該モデル
遅延回路16a の前記遅延出力から前記測定出力パルス
S6として出力される。従って、前記測定入力パルスS
5と前記測定出力パルスS6との間の位相時間差は、該
モデル遅延回路16aの遅延時間、即ち前記遅延時間Td
となる。
【0047】ここで、この図5のタイムチャートにおい
ては、前記遅延時間Td が前記測定時間幅Tt よりも短
いために、前記タイミングパルスS3の立ち下がりより
も前に、前記測定入力パルスS5よりも前記遅延時間T
d だけ遅延された前記測定出力パルスS6の論理状態が
変化している。従って、前記D型フリップフロップ18
a は、このような前記タイミングパルスS3の立ち下が
り時に、前記測定入力パルスS5の論理状態と同一の論
理状態となっている前記測定出力パルスS6をラッチす
ることとなる。又、このようにラッチされた論理状態
は、前記出力信号S7として出力され、又集積回路の外
部へと前記出力信号S8として出力される。
【0048】又、本実施例においては、この図5の時刻
t1 や時刻 t2 に示される如く、前記タイミングパルス
S3の立ち下がりから余裕を持ったタイミングで、前記
ストローブ信号St に従って前記出力信号S8を読み取
るようにしている。このように余裕を持った時間で読み
取ることで、この図5において前記出力信号S7に比べ
前記出力信号S8の波形が歪んだとしても、正しい論理
状態を読み出すことが可能となっている。
【0049】この図5においては、前記遅延時間Td が
前記測定時間幅Tt よりも短いため、時刻 t1 及び時刻
t2 のいずれにおいても、期待通りの論理状態、即ち
“1”の論理状態が読み出されている。
【0050】図6は、前記第1実施例において前記遅延
時間Td が前記測定時間幅Tt よりも長い場合の動作を
示すタイムチャートである。
【0051】この図6においては、前記モデル遅延回路
16a の前記遅延時間Td が、前記EOR論理ゲート1
2a から出力される前記タイミングパルスS3のパルス
幅の、前記測定時間幅Tt よりも長くなっている。
【0052】従って、前記モデル遅延回路16a に入力
される前記測定入力パルスS5の論理状態に従って、該
モデル遅延回路16a の前記遅延出力から出力される前
記測定出力パルスS6の論理状態が変化する前に、前記
タイミングパルスS3が立ち下がってしまっている。従
って、該タイミングパルスS3の立ち下がり時に、前記
D型フリップフロップ18a は、前記測定入力パルスS
5の論理状態とは異なった論理状態を前記測定出力パル
スS6の論理状態をラッチすることとなる。
【0053】従って、この図6の如く、前記遅延時間T
d が前記測定時間幅Td よりも長い場合には、前記スト
ローブ信号St にて読み出される前記出力信号S8の論
理状態は、期待されたものとは異なるものとなってしま
っている。例えば、時刻 t1では、“1”の論理状態が
期待されているものの、“0”の前記出力信号S8の論
理状態が読み出されてしまっている。又、時刻 t2 にお
いては、“0”の論理状態が期待されているものの、
“1”の前記出力信号S8の論理状態が読み出されてし
まっている。
【0054】以上説明した通り、本第1実施例によれ
ば、本発明を適用して、前記第1入力信号S1と前記第
2入力信号S2との間の位相時間差に従った前記測定時
間幅Tt のパルス幅の前記タイミングパルスS3を生成
しながら、前記モデル遅延回路16a の前記遅延時間T
d と該測定時間幅Tt との間の大小関係を判定すること
ができる。従って、前述したように該測定時間幅Tt の
長さを長くしたり短くしたりしながら、該測定時間幅T
t と前記遅延時間Td とを随時比較することで、前記遅
延時間Td を測定することも可能である。
【0055】図7は、前記第1実施例により測定され
た、遅延時間の測定値のばらつきを示すグラフである。
【0056】この図7において、「本実施例」として示
されるものは、前述の如く前記測定時間幅Tt を長くし
たり短くしたりしながら、ある1つの前記モデル遅延回
路16a の前記遅延時間Td を測定することを、複数回
行って得られた複数の測定値の分布となっている。この
図7に示される如く、本実施例のものは、得られた全て
の測定値が「15n S」のプラスマイナス0.6 nS程
度の範囲に収まっている。
【0057】一方、この図7で「従来例」として示され
るものは、前記モデル遅延回路16a と同一の遅延時間
Td となっているある論理回路について、前記図9に示
されるような従来法にて複数回測定した、得られた複数
の測定値の分布を示すものである。この図7に示す如
く、従来例では、同一の半導体チップ上の同一の論理回
路の遅延時間を測定しているにも拘らず、得られた測定
値が約10 nS程度の範囲でばらついてしまっている。
このようにばらついてしまうのは、前述した如く、前記
コンパレータ4中の前記比較器4a の閾値Vth等を要因
とするものと考えられる。
【0058】図8は、本発明が適用された第2実施例の
半導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路の回路図
である。
【0059】本第2実施例は、この図8に示される如
く、前記図4に示される前記第1実施例に比べ、前記図
1に示される前記測定信号入力回路14に対応する部分
が異なっている。即ち、前記第1実施例では前記測定信
号入力回路14に対応して前記D型フリップフロップ1
4a を備えているのに対し、本第2実施例では、前記E
OR論理ゲート12a から出力される前記タイミングパ
ルスS3が直接前記モデル遅延回路16a へと入力され
ている。
【0060】本第2実施例においても、前記タイミング
パルスS3の立ち上がりから立ち下がりまでの前記測定
時間幅Tt と、前記モデル遅延回路16a の前記遅延時
間Td との大小関係を比較することができる。即ち、前
記タイミングパルスS3が立ち上がった時に変化した前
記モデル遅延回路16a のその遅延入力の論理状態と同
一の論理状態が、該モデル遅延回路16a の遅延出力か
ら、前記タイミングパルスS3の立ち下がりまでの期間
に出力されるか否かを判定するというものである。
【0061】しかしながら、本第2実施例においては、
このような前記タイミングパルスS3が立ち上がってか
ら立ち下がるまでの期間に、前記モデル遅延回路16a
に入力できる論理状態は、“1”のみである。従って、
本第2実施例では、前記モデル遅延回路16a の入力が
立ち下がる時の測定はできないものの、該モデル遅延回
路16a の入力が立ち上がる時の測定は、比較的簡単な
回路にて行うことができる。即ち、前記第1実施例のよ
うな前記D型フリップフロップ14a を用いる必要がな
い。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、よ
り精密な測定装置を用いることなく、又、測定作業中の
手間を増やすことなく、集積回路テスタ等の汎用測定装
置を用いながら、半導体チップ上の論理回路の遅延時間
をより精度良く測定するために用いることができる半導
体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路を提供するこ
とができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】入力信号の立ち上がり時間に比べ、そのスキュ
ーのばらつきが小さいことを示すタイムチャート
【図3】その製造プロセスのばらつきによる半導体チッ
プ間での、作り込まれる論理回路の遅延時間のばらつき
の分布を示すグラフ
【図4】本発明が適用された第1実施例の半導体チップ
上の論理回路の遅延時間測定回路の回路図
【図5】前記第1実施例においてモデル遅延回路の遅延
時間Td が、設定される測定時間幅Tt よりも短い場合
の動作を示すタイムチャート
【図6】前記第1実施例において前記遅延時間Td が、
前記測定時間幅Tt よりも長い場合の動作を示すタイム
チャート
【図7】前記第1実施例での遅延時間測定値のばらつき
の分布を示すグラフ
【図8】本発明が適用された第2実施例の半導体チップ
上の論理回路の遅延時間測定回路の回路図
【図9】従来の遅延時間測定方法を示す接続図
【図10】前記従来の測定方法における被測定回路及び
その周辺を示す回路図
【図11】前記従来の測定方法のタイムチャート
【符号の説明】
1…半導体チップ 2…LSI 3…ドライバ 3a 、22…出力バッファ 4…コンパレータ 4a …比較器 5…チップ上の論理回路 5a …被測定回路 12…タイミングパルス生成回路 12a …EOR論理ゲート 14…測定信号入力回路 14a 、18a …D型フリップフロップ 16、16a …モデル遅延回路 18…出力ラッチ回路 S1…第1入力信号 S2…第2入力信号 S3…タイミングパルス S4…信号 S5…測定入力パルス S6…測定出力パルス S7、S8…出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 13/08 8315−4E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップ間でばらつく、当該遅延時間
    測定回路が作り込まれる同一の半導体チップ上に作り込
    まれる論理回路の遅延時間に対応して、同様に半導体チ
    ップ間でばらつく、その遅延入力からその遅延出力まで
    の遅延時間Td の所定のモデル遅延回路と、 第1入力信号と第2入力信号との間の位相時間差に従っ
    た測定時間幅Tt のパルス幅のタイミングパルスを生成
    するタイミングパルス生成回路と、 前記タイミングパルスに従って測定入力パルスを生成
    し、該測定入力パルスを前記モデル遅延回路の前記遅延
    入力へと入力する測定信号入力回路と、 該測定信号入力回路からの前記測定入力パルスの入力に
    従って前記モデル遅延回路の前記遅延出力から出力され
    る測定出力パルスを、前記タイミングパルスに従ってラ
    ッチする出力ラッチ回路とを備えたことを特徴とする半
    導体チップ上の論理回路の遅延時間測定回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102520338A (zh) * 2011-12-22 2012-06-27 上海宏力半导体制造有限公司 延迟时间测量电路、延迟时间测量方法

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