JP3727327B1 - もやしの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 もやしの生育に最適な栽培条件を維持することが容易で、かつもやしを傷をつけることなく容易に収穫できるもやしの水耕栽培用の栽培床およびもやしの製造方法を提供する。
【手段】水耕栽培用栽培床に、粒状発泡スチロールと保水材とが混合されてなる栽培用土を用いたことを特徴とする。もやしの製造方法においては、この栽培床を用いて水耕栽培する場合に、栽培用土の中に播種して種子を発芽させ、収穫時までその芽が栽培用土に覆われた状態で成長させてもやしとすることを特徴とする。保水材としてはバーミキュライト、オガライト、パーライトが好適に用いられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、もやし等の発芽野菜の水耕栽培に好適な栽培床を用いたもやしの製造方法に関する。
種子を発芽させてなる発芽野菜(スプラウト)はよく知られており、例えば、緑豆、大豆、ブラックマッペ、小豆、そば、落花生等を発芽させたもやし、また貝割れ大根、アルファルファ、豆苗などが挙げられる。これら発芽野菜は種子状態の時よりもビタミン等の栄養成分が豊富になり、ヘルシーな食材として好まれている。なお、この明細書においては、発芽野菜のうち、貝割れ大根、アルファルファ、豆苗など光を当てて栽培する必要があるもの以外の、栽培工程において暗所に置く過程を必須とし白く長い胚軸を有する発芽野菜をもやしという。
上記した中でも落花生のもやしはオレイン酸等の脂肪酸、ビタミンB群などが豊富に含まれ、大きな種子と太い胚軸を有する新しい食材として近年商品化された。その製造方法としては、例えば下記特許文献1に示されるように、ゼラチン層からなる栽培床の上に生育させる方法、また、下記特許文献2に示されるように網状板あるいは多孔板等の上に播種し、板上に置いた種子の胚軸を網目あるいは孔から下方に伸長させるように生育する方法が提案されている。
特開平5−76245号公報 特開平9−248065号公報
しかしながら、いずれの方法においてももやしの生育に最適な水分量、温度および通気量が保たれた状態を維持することが困難であった。また、特許文献2の方法では収穫時に孔からもやしを取り出すのに手間がかかり、しかもその際に傷がつきやすく、商品価値が下がるという問題があった。
本発明は、もやしの生育に好適な条件を容易に維持でき、かつもやしを傷つけることなく容易に収穫できるもやしの水耕栽培用の栽培床を用いたもやしの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題に鑑みて鋭意研究した結果、もやしが露出された状態では水分や温度のコントロールが困難であるのではないかと考え、芽を収穫時まで特殊な栽培床の内部で生育させる新たな製造方法を見出し、またこの栽培床から収穫する際にはもやしを傷つけることなく容易に収穫できることを見出した。さらにその研究過程において、この新たな栽培床がもやし栽培以外の水耕栽培にも好適に使用可能であることを見出した。
すなわち、本発明のもやしの製造方法は、粒状発泡スチロールと保水材とが混合されてなる栽培用土を用いたことを特徴とする。
また、本発明のもやしの製造方法は、もやしを水耕栽培によって製造する方法において、粒状発泡スチロールと保水材とが混合されてなる栽培用土の中に播種して種子を発芽させ、収穫時までその芽が栽培用土に覆われた状態で成長させてもやしとすることを特徴とする。
本発明のもやしの栽培方法によれば、水分、温度、通気量等水耕栽培において植物の生育に好適な状態を容易に維持することができる。また、この植物の収穫時には水洗浄のみで容易に栽培用土を植物から分離でき、傷つけることなく植物を収穫することができる。さらに、分離された栽培用土は水洗浄することで再び栽培床に利用することができるので、廃材を出さないという効果も有する。
また、本発明のもやしの製造方法によれば、生育に好適な水分、温度、通気量を保てるとともに、遮光した状態で収穫するまで生育することができ、かつもやしを傷つけることなく効率よく収穫できるもやしを製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明は請求の範囲を超えない範囲でこれに限定されるものではない。
本発明においては、栽培用土として粒状発泡スチロールと保水材との混合物が用いられる。本発明に用いられる粒状発泡スチロールは、粒子同士が独立し、互いに分散可能な発泡スチロールのビーズ状物である。個々の粒子内部には微細な空隙が多数あり、空気が含まれているため軽くかつ保温性に優れる一方、吸水性をほとんど持たない。このような粒状発泡スチロールとしては、例えば、梱包材などに加工される原料となる粒状発泡スチロールを用いることができる。粒状発泡スチロールの粒径が大きいと粒子同士の間隙が大きくなり通気量が増すが、栽培用土1内の水分が減少し過ぎる場合があるので、栽培する植物に好適な条件を配慮し、粒径を選択する。例えば、もやしの栽培の場合は、粒径5mm以下のものが好ましく用いられ、2mm程度のものが特に好ましく用いられる。発泡スチロールの形状は特に限定されないが、栽培床内部の通気性等を考慮すると球状のものが好ましく用いられる。
本発明に用いられる保水材としては、吸水性および排水性に優れる素材が使用される。また、この保水材は、吸水した状態において植物と接触した場合にあたりが柔らかく、かつ水洗浄時に収穫する植物から分離しやすく、粒状発泡スチロールとほぼ均一に混合することが可能な粒状のものが好適に用いられる。粒状発泡スチロールとほぼ同じ位の粒径であることが好ましく、たとえばもやしを栽培する場合には、2〜5mm程度であることが好ましい。粒状発泡スチロールと比べてあまり大き過ぎない方がよい。材質としては、例えば、バーミキュライト、パーライト、オガライト、粒状吸水性樹脂が挙げられる。バーミキュライトは、ヒル石を高温で膨張させた土でやわらかい素材である。さらに保水性、排水性、通気性に優れる素材であり、また無菌の素材であるのでこれらの中でも特に好ましく用いられる。パーライトは真珠岩等を焼成してなる多孔質素材で保水性、通気性に優れる素材である。バーミキュライトおよびパーライトは例えば園芸用に市販されているものを使用することができる。オガライトはおがくずを圧縮し筒型に成形されてなり、おがくずにもともと含まれるリグニンが成形時に接着剤の役割を果たすため、無添加で作成される木質系素材である。もともとは燃料であるが、これを粉砕して園芸材料として市販されているものを用いることができる。これら保水材は混合して用いることも可能である。
本発明に用いられる栽培用土は、粒状発泡スチロールと保水材の混合比を変えることで水分量、保温性、通気性を調整でき、栽培する植物の好適な生育条件にあわせて適宜これらの混合比を選択する。栽培する植物としては、落花生、大豆などのもやしや、それ以外の発芽野菜、発芽野菜以外の水耕栽培可能な葉菜等が挙げられる。
もやしを栽培する場合には、保水材は粒状発泡スチロールに対して5〜50V/V%程度混合することが好ましい。例えば保水材としてバーミキュライトを使用する場合には5〜25V/V%であることが好ましい。5V/V%未満ではもやし栽培に十分な水分を栽培用土中に保水することが困難である。
以下、本発明の栽培床およびもやしの製造方法について図1〜6を参照して説明する。これらの図面中、同一のものには同じ番号を付してある。図2に示すように、栽培床は栽培用土1と、それを入れた箱体2を有し、栽培用土1は、図3に示すように粒状発泡スチロール9と保水材10とからなる。箱体2は少なくともその底部3に多孔構造を有し、栽培用土1を内部に保持すると共に、通水できる構造となっている。この多孔構造の例としては、微細な孔が設けられた構造、網状構造、スリット構造などが挙げられる。この多孔構造は、底部3以外にも、栽培用土1を箱体3内部に保持できる条件を満たす限り側面部4にも設けられていてもよい。
底部3は、図2に示すように側面部4と一体形成してもよいし、また別体として設け、箱体2の内側に係止されるような構造であってもよい。別体として設けた場合の例としては、例えば底部3に相当する位置に目の粗い格子状の底板を側面部4と一体形成し、その上に多孔板を底部3として載せる構造、あるいは、側面部4の内側に突起を設け、前記多孔板をそれに係止させる構造などが挙げられる。底部3を別体として設けた場合は、用いる栽培用土1の粒径が変わった場合に、底部3だけを適宜交換して箱体2を使用することができる。
また、必要に応じて、例えば栽培用土1内の水分量を調節する等の目的により、箱体2をバッド7内に配置してもよい。このバット7としてはその内部に所定量の水6を貯留してそれ以上の量は排水する構造をもつものが好ましく用いられる。このような構造としては、たとえばバッド7内部に貯留した水6をオーバーフローさせる排水孔8をバット7の側面部の所定の位置に設けたものなどが挙げられる。
なお、図2では、箱体2は上部が開放されたものを例示したが、必要に応じてふたがあるものを使用してもよく、その場合、施水方法、通気性、遮光性などを考慮し、ふたが孔を有する構造であるもの、孔のない構造であるものを適宜選択すればよい。
この栽培床を使用する方法としては、まず図3に示すように、粒状発泡スチロール9と保水材10を所定の割合で混合した後、栽培用土1を水洗浄し、同時に水分を浸透させる。その後播種し、播種した植物の生育条件に合わせて施水、温度調整を行う。この水には適宜次亜塩素酸化合物等の殺菌剤、肥料等を混合することができる。
次に、上記栽培床を用いたもやしの製造方法について説明する。本発明の製造方法は、落花生の他、大豆、緑豆、ブラックマッペ等遮光して白く胚軸を伸ばすもやしを製造する場合に適用可能である。図1にその工程の概略を示す。まず、粒状発泡スチロールと保水材を所定の割合で混合して栽培用土1とし、これを水で洗浄する(工程1)。
栽培用土1を底部3に例えば5〜8cm程度の厚さに入れて表面をならし、種子5を蒔いた後、その上に、少なくとも収穫されるもやしの長さより厚くなるよう栽培用土1を被せる(なお、もやしの長さとは、収穫時の落花生もやしを示した図6を参照すれば、子葉12と胚軸13とを合わせた長さを意味する)。これにより、発芽した芽がもやしとして収穫されるまで栽培用土1に覆われた状態、すなわち遮光された状態で生育される(工程2)。なお、種子は、必要に応じて、播種前に次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム等の次亜塩素酸化合物水溶液等を用いて殺菌処理等の前処理を行ってもよい。
播種した後施水して種子5を育成する。施水は、図4に示すように芽11の長さが所定の長さ、すなわちもやしとして収穫される時の長さの30〜70%に成長するまで行う(工程3)。施水方法は特に限定されないが、栽培用土1への浸透状態を考慮すると、図2に示すように、霧状の水15を箱体2の上方から栽培用土1表面全体にかかるように噴霧することが好ましい。水15は、芽の生育に適した温度、例えば25〜35℃程度のものを使用する。これより低い温度の水を与えると、栽培床内部の温度が一時的でも温度が不均一になるため、芽の生育が阻害される恐れがある。施水は8時間程度毎、すなわち1日に3回程度に15分間程度行えばよい。一度に長時間施水せずに分けて行うことで、単に水分を与えるだけでなく、栽培床内に空気を供給し、また栽培床を洗浄して清潔に保つ効果をも有する。水は次亜塩素酸化合物等の殺菌剤を含む溶液、例えば0.02W/V%程度の次亜塩素酸ナトリウム溶液を用いると、除菌効果を高めることができる。また、肥料等を混合した溶液を用いることも可能である。
芽が前記所定の長さに成長した以降は施水せず、所定の室温、湿度に調整された室内に栽培床をおいて収穫まで育成する(工程4)。この工程により、栽培用土1の水分量が適度に減少し、芽11が傷むことを防ぐことができる。
所定の長さに芽11が成長したら、栽培用土1ごともやしを取り出し収穫する。例えば、箱体2を水を張った水槽上で傾けて中身を水中に入れ込む方法が挙げられる。本発明に使用される栽培用土1は軽量であるためこのような作業も容易に行うことができる。次いで水で洗浄することで、もやしの洗浄を行うと同時に、簡単にもやしと栽培用土1とを分離し、収穫することができる(工程5、6)。栽培用土1は軽く当たりの柔らかい素材であり、水に入れただけでもやしから分離する素材であるため、もやしを傷つけることなく容易に取り除くことができる。
収穫後、好ましくはもやしの鮮度保持処理を行う(工程7)。例えば、鮮度保持剤溶液にもやしを浸漬する方法等が挙げられる。好ましくは食品添加物として安全性が確認されているトレハロース溶液が用いられる。
鮮度保持処理を施した後、もやしの良品の選別を行う(工程8)。なお、落花生もやしの場合は、鮮度保持処理後1夜(15時間程度)6〜10℃の冷蔵庫にて保管した後に選別を行うことが好ましい。この冷蔵処理により不良なものは胚軸が黄変するので、選別しやすくなるためである。胚軸が白いものを選び、適宜プラスチック、紙容器などにパック詰めする(工程9)。
以下、図1〜7を参照しながら、落花生もやしに本発明を適用した実施例を示し本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
落花生もやしは、図5、図6に示すように子葉12、胚軸13、根14からなり、収穫時には子葉が約2cm、胚軸が約8〜13cmで、全長約10〜15cmとなる。
栽培用土の調製および播種:工程1、2
本実施例では、保水材10として粒径2〜5mm程度のバーミキュライトを用いた。以下の説明では、保水材10をバーミキュライト10と表現することがある。粒径2mmの球形の粒状発泡スチロール9とバーミキュライト10を体積比15:1で混合した栽培用土1を、水道水を用いて洗浄後、排水孔8を備えたバット7内に配置された箱体2の網状の底部3に5〜8cm入れた。その上に、50ppmの次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10秒間浸漬して殺菌処理した落花生の種子5をまいた後、種子5の上に栽培用土1を約20cmの厚さに被せた。
芽の育成(施水あり):工程3
栽培床の上部に配置された噴霧装置(図示せず)より、0.02W/V%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を、1回につき15分間、8時間毎に噴霧し、これを4日間続けた。水は噴霧後、2〜3分程度で栽培床の下まで浸透し、栽培床全体に十分な水分が供給され、また新鮮な空気を送りこむことが出来る。水温は約28℃、栽培室の室温は28℃、湿度は80%であり、工程3の間、栽培床内部の温度は28℃であるように制御された。なお、発芽した芽は収穫されるまで栽培用土1に覆われ遮光された状態で生育するが、念のためこの工程3および下記工程4は原則として遮光した条件で行うことが好ましい。光が当たると胚軸13が十分に伸長しないうちに子葉12が開いてしまい、長い胚軸のもやしが得られない恐れがある。
芽の育成(施水なし):工程4
工程3により、図4に示す様に発芽した芽11は子葉12と胚軸13を合わせた長さが約4〜8cmに成長した。工程3終了後は施水せず、室温28℃、湿度80%の栽培室内で2日間生育させた。なお、もやしの成長具合によって工程4は1日程度延長してもよい。
収穫・洗浄:工程5、6
工程4終了後、箱体2内の栽培用土1ごと図5および図6に示すように成長したもやしを取り出し、水道水にて洗浄すると同時に栽培用土1と分離し収穫した。もやしの長さは約10〜15cmであった。収穫後根14を胚軸13から切りおとし再度水道水で洗い流した。
鮮度保持処理:工程7
根きりしたもやしを0.2%トレハロース水溶液に10分間浸漬し、鮮度保持処理を施した。
選別・パック詰め:工程8、9
工程7終了後、もやしを8〜10℃の冷蔵庫にて遮光状態で一晩(約15時間)保管した。その後、胚軸13が黄変したものは品質の劣るものなので除き、胚軸13が変色しなかったものを選んで出荷用のプラスチック容器にパック詰めした。
なお、本実施例では、箱体2を1個使用し、これをバット7上に配置してもやしを製造したが、図7に示すように、箱体2を複数個重ねて行うことも可能である。そのような態様であれば、少ない栽培スペースでも効率的にもやしの製造を行うことができる。
保水材としてオガライトを使用し、上記工程3を4日間、上記工程4を3日間実施例1と同様にして行い、落花生もやしを栽培した。使用したオガライトの粒状は約2〜5mmであり、粒状発泡スチロールとオガライトの混合比は体積比で5:1とした。平均長さ10cmの落花生もやしが得られた。
本発明は、水分、温度、水分量等水耕栽培において植物の生育に好適な状態を容易に維持しできる水耕栽培用栽培床、および生育に好適な条件を容易に維持でき、かつもやしを傷つけることなく効率よく収穫できる製造方法を提供することができる点において産業上の利用可能性を有する。
本発明の栽培床を用いたもやしの製造方法の工程を示す概略図である。 本発明の栽培床において、播種した状態を示す縦断面図である。 図2に示した栽培床内の栽培用土の拡大図である。 図1に示した工程4開始時の栽培床内部の状態を示す縦断面図である。 図1に示した工程5時の栽培床内部の状態を示す縦断面図である。 収穫時の落花生もやしの説明図である。 実施例に示した箱体2を複数積載してなる栽培床の側面図である。
符号の説明
1 栽培用土
2 箱体
3 底部
5 種子
9 粒状発泡スチロール
10 保水材
11 芽
15 水

Claims (8)

  1. もやしを水耕栽培によって製造する方法において、粒状発泡スチロールと保水材とが混合されてなる栽培用土の中に播種して種子を発芽させ、収穫時までその芽が栽培用土に覆われた状態で成長させてもやしとすることを特徴とするもやしの製造方法。
  2. 栽培用土の中に播種した後、芽の長さが収穫時の30〜70%に成長するまで施水し、その後収穫までは施水せずに成長させることを特徴とする請求項記載のもやしの製造方法。
  3. もやしを覆っている栽培用土を水で洗い流し、栽培用土と分離することによってもやしを収穫することを特徴とする請求項記載のもやしの製造方法。
  4. もやしが落花生もやしである請求項記載のもやしの製造方法。
  5. 前記粒状発泡スチロールの粒径が5mm以下である請求項1記載のもやしの製造方法
  6. 保水材がバーミキュライト、オガライトおよびパーライトからなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項1記載のもやしの製造方法
  7. 栽培用土に含まれる保水材が、粒状発泡スチロールに対し5〜50V/V%混合された請求項1記載のもやしの製造方法
  8. 栽培用土が、多孔構造を少なくとも底部に備えた箱体内部に保持されている請求項1記載のもやしの製造方法
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