JP3726161B2 - 蛍光x線分析装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、ヘリウム雰囲気で分析を行う蛍光X線分析装置に関する。
背景技術
従来、図2に示すような、ヘリウム雰囲気で分析を行う(X線光路がヘリウム雰囲気にある)蛍光X線分析装置がある。この装置は、試料1の下方から1次X線6が照射される下面照射型で、大気雰囲気で試料1が交換可能に収納される試料室3の下方に、X線源7が収納される照射室8と、その照射室8と連通して分光素子11および検出器13が収納される分光室14とを備えている。そして、照射室8および分光室14がヘリウム置換されるので、大気雰囲気よりも蛍光X線10,12の吸収が少なくなり、空気中では減衰の著しい軽元素の蛍光X線10や微弱な蛍光X線10でも検出しやすい。ここで、X線6,10を通過させる隔壁膜9が、大気雰囲気の試料室3とヘリウム雰囲気の照射室8とを仕切る壁部4に設けられた窓(以下、窓とは開口を意味し、この場合は壁部4に開けられた孔を意味する)4aを覆うように配置されている。隔壁膜9には、X線6,10の吸収が少ないように、ポリイミドフィルムなどの薄い高分子膜が用いられる。
ヘリウム雰囲気で分析されるものとして、液体の試料1aがあるが、その場合、液体試料1aは、底部にX線6,10を通過させる窓部材2aを有する液体試料ホルダ2に入れられて、全体1a,2で試料1として扱われ、大気雰囲気の試料室3内で隔壁膜9の上に載置される。このような液体試料ホルダ2の窓部材2aの外側に漏洩した液体試料1aや、大気中の汚染物質が、隔壁膜9に付着することがあり、その場合、薄くて破れやすい隔壁膜9を損傷せずにクリーニングすることは実際には不可能であるから、新しいものに交換する必要がある。
隔壁膜の交換に対応した第1の従来の蛍光X線分析装置として、特開2003−254919号公報に記載のものがある。この装置では、隔壁膜は、輪状の支持板に貼り付けて扱われ、さらに、輪状のホルダ上部とホルダ下部により周辺部に厚み方向に挟持されて、全体が隔壁膜カートリッジとなっており、ホルダ上部とホルダ下部は、ねじ止めなどにより連結されている。したがって、隔壁膜交換のために、あらかじめ新しい隔壁膜を支持板に貼り付けて用意しておく必要がある。そして、交換の際には、隔壁膜カートリッジ全体を装置から取り外し、ねじを外すことなどによりホルダ上部とホルダ下部の連結を解き、隔壁膜を支持板ごと新しいものと交換して、ねじ止めなどによりホルダ上部とホルダ下部で挟持し、できた隔壁膜カートリッジを装置に装着する。なお、隔壁膜カートリッジは、試料室と照射室とを仕切る壁部に設けられた窓を覆うように装着されるが、その際、隔壁膜カートリッジ(ホルダ下部)と壁部との間は、Oリングでシールされる。
隔壁膜の交換に対応した第2の従来の蛍光X線分析装置として、特許第2943063号公報に記載のものがある。この装置では、隔壁膜に相当するX線透過性シートは、環状体に形成された台外枠と台内枠により挟持されて、全体が試料セル台となっており、台内枠は台外枠に対して単に嵌め込まれるので着脱自在である。また、試料セル台全体も、それが配置されるべきベンチの測定部位に対して単に載置されるので着脱自在である。
前記第1の従来の蛍光X線分析装置では、隔壁膜を含む隔壁膜カートリッジの構造が複雑で、組立て、分解が容易でないため、隔壁膜の交換も容易でない。これに対し、前記第2の従来の蛍光X線分析装置では、隔壁膜を含む試料セル台がベンチの測定部位に対して着脱自在であるとともに、試料セル台自体の組立て、分解が容易なため、隔壁膜の交換も容易である。しかし、照射室および分光室がヘリウム置換されることを想定しておらず、試料セル台全体はベンチの測定部位に単に載置されるだけで両者間は特にシールされていないため、ヘリウム置換を行うと分析時に試料室の空気が照射室および分光室へ流入してX線の吸収が大きくなるおそれがある。
発明の開示
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、ヘリウム雰囲気で分析を行う蛍光X線分析装置において、試料室と照射室とを仕切ってX線を通過させる隔壁膜を容易に交換でき、しかも分析時に試料室の空気が照射室および分光室へ流入するおそれのないものを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本願発明は、まず、大気雰囲気で試料が交換可能に収納される試料室と、試料に1次X線を照射するX線源が収納される照射室と、前記試料室と照射室とを仕切る壁部に設けられた窓を覆うように配置されてX線を通過させる隔壁膜と、試料から発生する蛍光X線を分光して検出する検出手段が収納され、前記照射室と連通する分光室とを備え、前記照射室および分光室がヘリウム置換される蛍光X線分析装置である。
そして、窓を有する第1の枠体が、その窓が前記壁部の窓に重なるように壁部に気密に取り付けられ、前記壁部の窓に重なった第1の枠体の窓を覆うように前記隔壁膜が配置され、窓を有する第2の枠体が、その窓が前記隔壁膜を挟んで前記第1の枠体の窓に重なるように配置される。さらに、前記第1の枠体および第2の枠体の一方が永久磁石からなり、他方が永久磁石に吸着される材料からなることにより、前記第1の枠体および第2の枠体が、前記隔壁膜の周辺部をその厚み方向に挟持するとともに、前記第2の枠体が、前記壁部に気密に取り付けられた第1の枠体に対して着脱自在である。
本願発明の蛍光X線分析装置においては、隔壁膜は第1の枠体と第2の枠体により挟持されるが、第1の枠体が試料室と照射室とを仕切る壁部に気密に取り付けられ、その第1の枠体に対して第2の枠体が着脱自在であるので、隔壁膜を容易に交換でき、しかも分析時に試料室の空気が照射室および分光室へ流入するおそれがない。ここで、前記第1の枠体および第2の枠体が板状で、一方がマグネットシートからなり、他方が鉄からなることが好ましい。また、前記隔壁膜がポリエステルからなることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の一実施形態の蛍光X線分析装置における隔壁膜近傍の拡大図である。
図2は、ヘリウム雰囲気で分析を行う蛍光X線分析装置を示す概略図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の一実施形態の蛍光X線分析装置について、その構成から説明する。この装置は、まず、従来の技術で説明した装置と同様、図2に示すように、試料1の下方から1次X線6が照射される下面照射型で、以下の試料室3、照射室8、隔壁膜9および分光室14を備え、照射室8および分光室14がヘリウム置換される蛍光X線分析装置である。試料室3は、試料室3と照射室8とを仕切る壁部4と、その上部にシール部材を介して開閉自在に取り付けられた蓋体5とで囲まれた空間からなり、大気雰囲気で試料1が交換可能に収納される。照射室8は、試料1に1次X線6を照射するX線管などのX線源7が収納される。
隔壁膜9は、ここでは厚さ1.5μmのポリエステルフィルムであり、前記壁部4に設けられた円形の窓4aを覆うように配置されてX線6,10を通過させる。分光室14は、照射室8を連通しており、試料1から発生する蛍光X線10を分光する分光素子11および分光された蛍光X線12を検出する検出器13で構成される検出手段11,13が収納される。分光素子11と検出器13は、図示しないゴニオメータなどの連動手段により、一定の角度関係を保って回動される。
ここで、分析対象は、前述したように、例えば液体の試料1aであり、液体試料1aは、底部にX線6,10を通過させる窓部材2aを有する液体試料ホルダ2に入れられて、全体1a,2で試料1として扱われ、大気雰囲気の試料室3内で隔壁膜9の上に載置される。液体試料ホルダ2は、円筒状の本体2bと、その上下の開口を塞ぐように配置される2つの窓部材2aと、本体2bの上下の外周にそれぞれ嵌め込まれて窓部材2aの周辺部を挟持する2つの輪状の取付部材2cとで構成される。
隔壁膜9近傍の構成については、拡大図である図1に示すように、まず、輪状の板であり、円形の窓21aを有する第1の枠体21が、その窓21aが前記壁部4の円形の窓4aに重なるように(上下方向に開口が重なるように)壁部4に例えば接着により気密に取り付けられている。そして、その第1の枠体21の窓21aを覆うように隔壁膜9が配置され、さらに、厚さ0.5mmの輪状の板であり、円形の窓23aを有する第2の枠体23が、その窓23aが隔壁膜9を挟んで第1の枠体21の円形の窓21aに重なるように配置される。第1の枠体21と第2の枠体23の外径は同じであり、各窓21a,23aは、外周の円と同心円である。
ここで、第1の枠体21が永久磁石例えばマグネットシート(柔軟なシート状のゴムや合成樹脂に磁性材料を分散させて永久磁石としたもの)からなり、第2の枠体23が永久磁石に吸着される材料例えば鉄からなることにより、第1の枠体21および第2の枠体23が、隔壁膜9の周辺部をその厚み方向に挟持するとともに、第2の枠体23が、壁部4に気密に取り付けられた第1の枠体21に対して着脱自在である。逆に、21第2の枠体23が永久磁石からなり、第1の枠体が永久磁石に吸着される材料からなっていてもよい。なお、図1、2では、理解の容易のため、紙面よりも奥に見える線は記載していない。
この装置では、図2に示すように、照射室8および分光室14をヘリウム置換するために、以下のような配管、バルブおよびポンプが備えられている。ヘリウムフロー配管15Aは、ヘリウムフローバルブ16Aを介して照射室8および分光室14へ図示しないヘリウムタンクからヘリウムを導入する。真空配管15Bは、真空ポンプ17により、真空バルブ16Bを介して照射室8および分光室14を真空引きする。分光室リーク配管15Cは、分光室リークバルブ16Cを介して照射室8および分光室14を大気雰囲気に開放する。試料室リーク配管15Dは、試料室リークバルブ16Dを介して試料室3を大気雰囲気に開放する。バイパス配管15Eは、バイパスバルブ16Eを介して、分光室リーク配管15Cと試料室リーク配管15Dとを連通させる。
次に、この装置の動作について説明する。まず、図2において、試料室3に試料1を入れる前に、ヘリウムフローバルブ16A、分光室リークバルブ16Cおよび試料室リークバルブ16Dを閉じ、真空バルブ16Bおよびバイパスバルブ16Eを開け、真空ポンプ17により、照射室8および分光室14ならびに試料室3を真空引きする。所定の真空度に到達したら、真空バルブ16Bを閉じ、真空ポンプ17を停止して、ヘリウムフローバルブ16Aを開けて、照射室8および分光室14ならびに試料室3にヘリウムを導入する。そして、バイパスバルブ16Eを閉じ、分光室リークバルブ16Cを開いて低流量で照射室8および分光室14にヘリウムを流す。これで、照射室8および分光室14のヘリウム置換が完了する。なお、試料室3をも真空引きしたり、ヘリウムを導入したりするのは、試料室3と照射室8および分光室14との圧力差により、隔壁膜9が破損するのを防止するためである。
一方、試料室リークバルブ16Dを開け、蓋体5を開けることにより、試料室3は、大気雰囲気で試料1が交換可能となるので、最初の試料1を隔壁膜9の上方、より具体的には第2の枠体23(図1)の上に載置して、蓋体5を閉じる。以降は、試料室3は大気雰囲気に、照射室8および分光室14はそれよりもわずかに圧力の高いヘリウム雰囲気に維持されるので、蓋体5を開閉するのみで、試料1を交換して分析することができる。
なお、照射室8および分光室14のヘリウム置換を早く完了させるために真空引きを行ったが、真空引きせずに、ヘリウムを高流量で大量に流して空気を追い出してから、低流量で流すことにより、ヘリウム置換を行ってもよい。この場合には、ヘリウム置換が完了する(空気の追い出しが限界に達して、X線の吸収が安定する)のに時間を要するが、照射室8および分光室14の真空引きをせず、それゆえ、試料室3の真空引きやヘリウム置換も不要となるので、手順が簡単である。
さて、前述したような原因で隔壁膜9が汚染されて交換が必要となった場合には、装置を停止してヘリウムを流すのを止め、蓋体5を開けて装置から試料1を取り出し、図1の第2の枠体23を第1の枠体21からの吸着力に逆らって装置から取り出す。汚染された隔壁膜9が、第2の枠体23の下に付いてくる場合にはその隔壁膜9をはがして取り除き、第1の枠体21の上に残る場合にはその隔壁膜9をはがして装置から取り出す。
そして、例えば、第1、第2の枠体21,23の外径よりも大きい幅をもつロール状のポリエステルフィルムから端部をほぼ正方形に切り取って新たな隔壁膜9とし、第1の枠体21を覆うように載せる。さらに、その上に、第2の枠体23を、第1の枠体21と外周が合うように載せ、第1の枠体21からの吸着力によって、隔壁膜9を挟持する。挟持された隔壁膜9にしわが生じた場合には、第1、第2の枠体21,23の外側にはみ出した隔壁膜9の周辺部を引っ張って延ばす。これで、隔壁膜9の交換が完了したので、上述のヘリウム置換を行い、試料室3を大気雰囲気として、分析を続けることができる。
このように、本実施形態の蛍光X線分析装置においては、隔壁膜9は第1の枠体21と第2の枠体23により挟持されるが、第1の枠体21が試料室3と照射室8とを仕切る壁部4に気密に取り付けられ、その第1の枠21体に対して第2の枠体23が着脱自在であるので、隔壁膜9を容易に交換でき、しかも分析時に試料室3の空気が照射室8および分光室14(図2)へ流入するおそれがない。
また、第1の枠体21および第2の枠体23が板状で、一方がマグネットシートからなり、他方が鉄からなるものなので、簡単で安価に構成できる。ここで、試料1と隔壁膜9との間、つまり下側の窓部材2aと隔壁膜9との間には、窓部材2aの外側に漏出した液体試料1aが隔壁膜9に付着したりして汚染することが少ないように、ある程度の厚さの空間が必要である。一方、この空間は、大気雰囲気の試料室3の一部であるから通常は空気で満たされ、試料1から発生する蛍光X線10(図2)を吸収して減衰させるので、その観点では薄い方がよい。総合勘案すると、この空間の厚さは0.5mm程度に調整されるべきであるが、本実施形態においては、この空間は第2の枠体23の窓23aそのものであるので、板状である第2の枠体23の厚さにより簡単かつ正確に調整できる。
さらに、本実施形態では、隔壁膜9に安価なポリエステルフィルムを用いることができる。従来は、X線の被爆に強い高価なポリイミドフィルムが用いられることが多かったが、実際には、被爆による寿命が来る前に、汚染が原因で交換が必要となっていた。したがって、本実施形態のように隔壁膜9の交換が容易にできるのであれば、X線の被爆にそれほど強くなくても安価である材料、例えばポリエステルフィルムを隔壁膜9に用いる方が合理的で好ましい。
なお、以上の実施形態では、図2の検出手段11,13が分光素子11と検出器13で構成される波長分散型の蛍光X線分析装置を例にとったが、本発明は、検出手段がSSDなどの検出器で構成されて分光素子を含まないエネルギー分散型の蛍光X線分析装置にも、同様に適用できる。

Claims (3)

  1. 大気雰囲気で試料が交換可能に収納される試料室と、
    試料に1次X線を照射するX線源が収納される照射室と、
    前記試料室と照射室とを仕切る壁部に設けられた窓を覆うように配置されてX線を通過させる隔壁膜と、
    試料から発生する蛍光X線を分光して検出する検出手段が収納され、前記照射室と連通する分光室とを備え、
    前記照射室および分光室がヘリウム置換される蛍光X線分析装置において、
    窓を有する第1の枠体が、その窓が前記壁部の窓に重なるように壁部に気密に取り付けられ、
    前記壁部の窓に重なった第1の枠体の窓を覆うように前記隔壁膜が配置され、
    窓を有する第2の枠体が、その窓が前記隔壁膜を挟んで前記第1の枠体の窓に重なるように配置され、
    前記第1の枠体および第2の枠体の一方が永久磁石からなり、他方が永久磁石に吸着される材料からなることにより、前記第1の枠体および第2の枠体が、前記隔壁膜の周辺部をその厚み方向に挟持するとともに、前記第2の枠体が、前記壁部に気密に取り付けられた第1の枠体に対して着脱自在であることを特徴とする蛍光X線分析装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の枠体および第2の枠体が板状で、一方がマグネットシートからなり、他方が鉄からなる蛍光X線分析装置。
  3. 請求項1において、
    前記隔壁膜がポリエステルからなる蛍光X線分析装置。
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