JP3725868B2 - 受信機 - Google Patents
受信機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3725868B2 JP3725868B2 JP2002568552A JP2002568552A JP3725868B2 JP 3725868 B2 JP3725868 B2 JP 3725868B2 JP 2002568552 A JP2002568552 A JP 2002568552A JP 2002568552 A JP2002568552 A JP 2002568552A JP 3725868 B2 JP3725868 B2 JP 3725868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- signal
- error
- demodulated
- blocks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0056—Systems characterized by the type of code used
- H04L1/007—Unequal error protection
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0045—Arrangements at the receiver end
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/02—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
- H04L1/06—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/20—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Description
【0001】
本発明は、受信機に関し、特にディジタル受信機における伝送誤りに対する対策を施したものに関する。
【背景技術】
【0002】
ディジタル無線送受信では、送信機側では、「1」及び「0」レベルを持つディジタルデータで搬送波を変調した変調信号を送信し、受信側では、変調信号を受信し、これからディジタルデータを復調する。しかし、送信機と受信機との間にある無線伝送路において雑音等の影響を受けたことにより、「1」または「0」レベルのデータを正しく「1」または「0」レベルに復調することができないことがある。
【0003】
このような誤りが生じている否かを検査する技術の1つにRSSI方式がある。これは、受信機側において受信レベルを調べて、ディジタルデータの誤りがある可能性のある部分を特定しようとするものである。また、送信機において誤り検出符号をディジタルデータの1サンプルごと或いは1フレーム毎に付加して送信し、受信機においてこの誤り検出符号を用いて、誤り伝送が行われているか否か判定するものもある。ここで1サンプルとは、例えば音声信号等を送信する場合、この音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングし、これら各サンプリング値を所定ビット数のディジタル信号にそれぞれA/D変換器で変換したとき、各サンプリング値を所定ビット数のディジタル信号に変換したものそれぞれを言う。また、1フレームとは、このようなディジタル信号を複数個集めて、ひと固まりのデータとしたものを言う。この他に、誤り訂正符号を付加して送信し、受信側において誤り訂正を行う技術も開発されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、RSSI方式では、誤りの可能性のある部分を大まかにしか特定することができない。
また、誤り検出符号を用いて誤りの検出を行うものでは、ディジタルデータの1サンプルごと或いは1フレーム毎に誤り検出符号を付しているので、誤りが見つかった場合、1サンプルまたは1フレームのデータを廃棄しなければならない。その1サンプルまたは1フレーム中における誤り箇所がわずかしかない場合でも、その1サンプルまたは1フレームのデータを廃棄しなければならない。特に、音声信号をディジタル化したものの場合、1サンプルまたは1フレームのデータを廃棄すると、誤り箇所がわずかな場合でも、誤りの割に大きな音の歪みが発生する。
誤り訂正技術を使用した代表的なものとしてBCH符号がある。これは情報ビットに冗長ビットを付加して、訂正能力までの誤りに対して完全に訂正をできる。例えば4ビットの情報ビットに対して3ビットの冗長ビットを付加することで、訂正能力を1ビットとすることができる。この場合、訂正能力を超えて誤りが発生すると、誤って訂正が行われ、大きな歪みが生じる。誤った訂正を無くするために訂正能力を上げるなら、冗長ビットを増加させねばならず、通信効率が低下する。特に無線通信信号では、バースト誤りという連続したビットでの誤りが発生する。従って、誤り訂正符号によって誤り訂正をするには、同じ誤り率のランダム誤りに比べて、より訂正能力を上げる必要がある。その結果、さらに冗長ビットを増加させねばならず、益々通信効率が低下する。
【0005】
本発明は、高精度に誤り検出ができ、かつ通信効率の低下を招くことなく、符号の誤り訂正を確実に行うことができる受信機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に関連する送信機は、アナログ入力信号を複数ビット数のディジタル信号に変換するA/D変換器を備えている。このディジタル信号は、所定サンプリング周期毎に順次発生する。この送信機が備える符号化手段は、ディジタル信号を複数のブロックに分け、前記ブロック毎にパリティビットを付加して、符号化信号を生成する。これらブロックそれぞれを構成するビット数は任意に選択できる。例えば1ビットによって1ブロックを構成することもできる。符号化信号によって搬送波を変調手段が変調して、送信する。変調手段による変調方式は、ディジタル信号に対する変調方式として公知の種々のものを使用することができる。
【0007】
パリティビットとは、何ビットかのデータの集合に含まれる「1」レベルであるビットの合計値とパリティビットとの合計値が奇数または偶数のいずれか定めた値になるように、付加されるビットである。例えば偶数パリティの場合、或るデータにおいて「1」レベルのビット数が奇数であれば、パリティビットは「1」とされる。或るデータにおいて、「1」レベルのビット数が偶数であれば、パリティビットは「0」とされる。奇数パリティの場合には、「1」レベルのビット数が奇数であれば、パリティビットは「0」とされる。「1」レベルのビット数が偶数であれば、パリティビットは「1」とされる。例えば偶数パリティを使用した場合、受信側で、「1」レベルのビット数をパリティビットも含めて計数し、その数が偶数であれば、誤りがなく、奇数であれば、誤りがあると判断する。
【0008】
このパリティビットは、誤り検出の対象となるビットの数が多い場合、例えば1ディジタル信号全体を誤り検出の対象とした場合、誤りがないと判断されたけれど、実際には誤りがあるという状況が起こる確率が上がる。そのため、誤り検出精度は下がる。従って、誤り検出の対象とするビット数は少ない方がよい。この送信機では、1ディジタル信号全体を誤り検出の対象とせず、これを複数のブロックに分け、ブロックごとにパリティを付加している。従って、ブロック毎に誤りがあるか否かを検出することができ、誤り検出精度を高めることができる。特に、1ビットを1ブロックとして使用した場合には、最大の検出精度が得られる。しかも、たとえ誤りがあると判断されて廃棄する必要が生じたとしても、1ディジタル信号の一部のブロックのみを廃棄すればよい。
【0009】
アナログ入力信号が音声信号である場合、前記ディジタル信号の上位ビットは、下位ビットよりも少ない数のビット数でブロックを形成することが望ましい。例えば、上位のビットは、それぞれ1ビットで1ブロックを形成し、下位のビットは、複数ビットで1ブロックを構成する。音声信号をディジタル化した場合、その上位のビット、例えば最上位ビットは、サインビットとして使用されることがあり、これが誤っていると、音質に与える影響が大きい。同様に、他の上位ビットも音声信号のレベルの大きなレベル、例えば8ビットのディジタル信号で、8ビット目(MSB)をサインビットとすると、1ビットから7ビットによって最大64のレベルを表すことができる。7ビット目は、これの半分の値である32を表す。従って、上位のビットに誤りがあるか否かは、音質に与える影響が大きい。そこで、これら上位のビットは、各ビットごとに誤りがあるか否かを検出している。
【0010】
前記各パリティビットは、前記各ブロックと共に1つのフォーマットを構成し、前記パリティビットのうち少なくとも1つは、対応するブロックとは離れた位置に配置することが望ましい。
【0011】
伝送路の状況によって、誤りがまとまって発生することがある。このような場合、ブロックとこれに対応するパリティビットとを並べて送信すると、双方に誤りが生じ、結果として誤りを検出できない可能性がある。そこで、ブロックと、これに対応するパリティビットとを離して配置し、双方に誤りが生じることを防止し、検出精度を高めている。
【0012】
本発明による受信機は、上述したような送信機から送信された変調信号をそれぞれ受信する複数のアンテナと、これらアンテナに対応して設けられ、対応するアンテナで受信した変調信号から、前記復号化信号を復調した復調復号化信号を出力する複数の復調手段を有している。復調手段は、少なくとも2台が設けられる。これら複数の復調手段から、互いに対応する復調符号化信号が復号化手段に入力される。復号化手段は、例えば、互いに対応する復調符号化信号の各ブロックのパリティチェックを行い、互いに対応する複数の復調符号化信号の対応するブロックのうち誤りの無いブロックを選択し、選択されたブロックを合成して1つのディジタル信号として出力する。
【0013】
このように構成した場合、互いに対応するブロックに対してパリティチェックを行うことによって、いずれかのブロックに誤りが生じているか否かを判定することができる。もし誤りが生じていると、誤りの生じていないブロックが選択される。これによって、ブロックに誤りが生じても、その誤りを修復することができる。
【0014】
復号化手段は、互いに対応する複数の復調符号化信号の対応するブロックに共に誤りが無い場合、互いに対応する複数の復調符号化信号の誤り率が低い方のブロックを選択するものとできる。
【0015】
複数の復調手段で復調された互いに対応する復調符号化信号の対応するブロックが、いずれも誤りがないと判定された場合、いずれのブロックを選択するかを決定する必要がある。誤りがないと判断されたブロックは、例えばパリティビットも誤って伝送され、誤りが実際にはあるのに、誤りがないと判断されている可能性もある。この場合、各復調符号化信号の誤り率(例えばその符号化信号に含まれている各ブロックのうち何個のブロックに誤りが生じているかを表したもの)が小さい復調符号化信号のブロックの方が、実際に誤りが生じていない可能性が高いと、考えられる。よって、このブロックを選択し、選択されたブロックの信頼性を向上させている。
【0016】
復号化手段は、互いに対応する複数の符号化手段の対応するブロックに共に誤りが無い場合、互いに対応する複数の復調符号化信号の誤り率の低い方のブロックを選択するものとできる。
【0017】
互いに対応するブロックが共に誤っている場合、その誤ったブロックに代えて出力すべきブロックを決定しなければならない。このとき、共に誤っている復調符号化信号よりも前に出力されたディジタル信号の対応するブロックを出力する。例えば、音声信号をディジタル化した信号の場合、前回のディジタル音声信号と今回のディジタル音声信号との間で、レベルが急激に変化することは余りない。従って、前回のディジタル信号によって充分に代替することができる。しかも、代替させているのは、ディジタル信号全体ではなく、その誤りのあったブロックのみであるので、ディジタル信号全体における代替の影響を少なくすることができる。
【0018】
復号化手段は、複数の復調手段から互いに対応する復調符号化信号が入力されたとき、各ブロックのパリティチェックを行い、各復調符号化信号のうち誤り率の低い符号化信号を選択するものとできる。この場合、復号化手段は、選択された復調符号化信号のうち誤りのあるブロックを、他の復調符号化信号における対応する誤りの無いブロックに置換して、1つのディジタル信号として出力する。
【0019】
このように構成した場合、まず複数の復調符号化信号のうち誤り率の小さい復調符号化信号が選択され、それのうち誤りの無いと判断されたブロックは、そのまま出力され、誤りのあるブロックのみが置換される。従って、一々複数の復調符号化信号の対応するブロックを比較していく場合よりも、処理を速やかに行うことができる。
【0020】
前記復号化手段は、選択された復調符号化信号のうち誤りのあるブロックに対応する他の復調符号化信号のブロックにも誤りがある場合、復号化手段から先に出力された1つのディジタル信号の対応ブロックに置換する。
【0021】
このように構成した場合、互いに対応する複数の復調符号化信号の対応するブロックに誤りがあっても、前回に出力されたディジタル信号の対応ブロックを選択することができる。互いに対応するブロックが誤っている場合、このディジタル信号よりも前に出力されたディジタル信号の対応するブロックが出力される。例えば、音声信号をディジタル化したような信号の場合、急激にそのレベルが変化することは余りなく、前回のディジタル化信号によって充分に代替することができる。しかも、代替させているのは、ディジタル信号全体ではなく、その誤りのあったブロックのみであるので、ディジタル信号全体における代替の影響を少なくすることができる。
【発明の効果】
【0022】
以上のように、本発明によれば、ディジタル信号を複数のブロックに分割し、各ブロックにパリティ符号を付して、符号化信号に変換して、伝送し、これを複数の復調部で復調して、これら復調された複数の符号化信号の対応するブロックに誤りがあるかパリティチェックによって決定し、誤りのないブロックによってディジタル信号を復元しているので、高精度に誤り検出ができ、かつ通信効率を低下させることなく、符号の誤り訂正が確実に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明の1実施形態による送信機1は、図1に示すように、アナログ入力信号源、例えばマイクロホン2を有している。このマイクロホン2によって集音された音声信号が、A/D変換器4に供給される。このA/D変換器4は、上記音声信号を所定のサンプリング周波数によってサンプリングし、複数ビット、例えば16ビットのディジタル音声信号に変換する。これらディジタル音声信号は、上記所定周波数分の1の周期ごとに発生する。これらディジタル音声信号は、順に符号器6に供給され、符号化信号に変換される。実際には、符号器6は、これら符号化信号を所定数集めて、フレームを構成する。しかし、フレームの構成は、本願発明の要旨とは直接に関係しないので、符号器6から符号化信号が出力されるとして、以下の説明を行う。これら符号化信号が、送信部8に供給される。送信部8に含まれる変調器において符号化信号によって搬送波のディジタル変調が行われ、変調信号が生成される。この変調信号が、送信部8に含まれる出力部によって増幅され、アンテナ10から送信される。
【0024】
アンテナ10から送信された変調信号は、本発明の1実施形態の受信機12において受信される。受信機12は、複数系統、例えばA、B2系統の受信部14A、14Bを有している。受信部14Aは、アンテナ16Aと同調部18Aとを有している。同様に受信部14Bは、アンテナ16Bと同調部18Bとを有している。アンテナ16Aと16Bによって受信された変調信号は、同調部18A、18Bに内蔵されている復調手段によって、符号化信号に復調される。
【0025】
同調部18A、18Bから出力される符号化信号に大きなずれが生じることを防止するため、アンテナ10とアンテナ16Aの距離と、アンテナ10とアンテナ16Bとの距離とがほぼ等しくなるように、アンテナ10、16A、16Bは配置されている。マルチパスが生じないようにも、アンテナ10、16A及び16Bは配置されている。例えば、アンテナ10、16A及び16Bは、数十メートル四方の比較的狭い範囲内に障害物が無い状態で設置されている。
【0026】
同調部18A、18Bからの互いに対応する符号化信号は、復号器20において復号され、さらにD/A変換器(図示せず)によってアナログ音声信号に変換され、増幅器(図示せず)によって増幅され、スピーカシステム(図示せず)から拡声される。
【0027】
以下、図2a乃至図2c及び図3を参照して、符号器6における符号化について説明する。図2aは、A/D変換器4から出力された16ビットのディジタル音声信号を示す。このディジタル音声信号は、D15ビットが最上位ビット(MSB)でD0ビットが最下位ビット(LSB)であり、D15ビットは、サインビットとして使用されている。このディジタル音声信号は、10個のブロックに分けられている。即ち、D15乃至D12の4ビットは、1ビットずつで1ブロックを構成し手いる。D11乃至D0ビットは、2ビットずつで1ブロックを構成している。即ち、上位のビットほど、ブロックを構成しているビット数が少なくされている。
【0028】
同図bに示すように、ブロックごとにパリティビットが設けられている。即ち、D15ビットに対してパリティビットP9が設けられている。D14ビットに対してパリティビットP8が設けられている。D13ビットに対しパリティビットP7が設けられている。D12ビットに対してパリティビットP6が設けられている。また、D11、D10の両ビットに対してパリティビットP5が設けられている。D9、D8の両ビットに対してパリティビットP4が設けられている。D7、D6の両ビットに対してパリティビットP3が設けられている。D5、D4の両ビットに対してパリティビットP2が設けられている。D3、D2の両ビットに対してパリティビットP1が設けられている。D1、D0の両ビットに対してパリティビットP0が設けられている。
【0029】
パリティビットの値は、対象となるブロックに含まれる「1」の値の合計値とパリティビットとの合計値が奇数(1)または偶数(0)となるように選択されている。この実施の形態では、偶数となるようにパリティビットの値が選択されている。即ち偶数パリティを使用している。
【0030】
このようなパリティビットが付加されたブロックを受信したときに、対象となるブロックとそれに対応するパリティビットの「1」の合計数を数えて、その合計数が偶数であれば、そのブロックは誤りが無く伝送されたことが分かる。従って、1つのディジタル音声信号を複数のブロックに分けて、各ブロックにそれぞれパリティビットを付加することで、1つのディジタル音声信号の一部に誤りが生じた場合でも、1つのディジタル音声信号全てを廃棄する必要が無く、その誤りの生じたブロックのみを廃棄すればよい。
【0031】
16ビットの1ディジタル音声信号に対して1つのパリティビットを付加することも考えられる。しかし、複数ビットに誤りが連続的或いは不連続いずれでも発生した場合、奇数ビットの誤りは検出できるが、偶数ビットの誤りは検出できない。よって、できるだけ複数ビットの誤りが発生しないように1つのディジタル信号を複数のブロックに分割し、パリティビットが付加される情報ビット数を小さくしている。
【0032】
さらに、ディジタル音声信号における上位ビットは、重要な部分を占めている。例えばD15はサインビットであるので、ディジタル音声信号の正負を表している。また、D14ビットは、ディジタル音声信号の最大レベルの1/2のレベルの有無を表している。D13ビットは同じく1/4のレベルの有無を、D12ビットは同じく1/8のレベルの有無を表している。これらビットそれぞれの誤りを検出できなかった場合、音質に大きな影響を与える。そこで、これらビットそれぞれに誤りがあるか否かを個別に検出できるように、上位ビットは、1ビットずつ1ブロックとしている。
【0033】
このように1ディジタル音声信号を複数のブロックに分け、ブロック毎にパリティビットを付加することによって、誤りの検出精度を高めることができる。
【0034】
同図cは、各ブロックと各パリティビットによって構成した送信用のフォーマットを示す。このフォーマットでは、上位ビットD15乃至D12それぞれによる4つのブロックを連続して配置し、これらブロックに対するパリティビットP9乃至P6を、これら各ブロックから離れた位置、例えば下位の位置に連続して配置してある。なお、下位ビットD11乃至D0による6つのブロック及びこれらに対するパリティビットP5乃至P0は、D15乃至D12ビットと、P9乃至P6との間に連続的に配置してある。
【0035】
このように上位ビットD15乃至D12に対するパリティビットP9乃至P6を離れた位置に配置しているのは、次の理由による。例えば上位ビットD15乃至D12と、パリティビットP9乃至P6とを連続的に配置して伝送したとき、これらが連続的に誤る可能性がある。その結果、本来誤りがあるのに、誤りがないと誤検出する可能性がある。そこで、このような連続的な誤りが発生しても、誤検出する可能性を低くするために、離れた位置に両者を配置している。特に、上位ビットは、上述したように音質に大きな影響を与えるビットであるので、誤検出を防止するために、このような離した配置を行っている。無論、他のブロックについても同様に、各ブロックとこれらに対応するパリティビットとを離して配置してもよい。
【0036】
このようなパリティビットの決定、フォーマットの作成は、符号器6によって行われる。符号器6は、例えばCPUまたはDSPを含んでいる。これが図3のフローチャートに示す動作を行う。即ち、D15乃至D12ビットそれぞれのパリティビットP9乃至P6の値をそれぞれ決定する(ステップS2、S4、S6、S8)。同様に、D11、D10両ビットに対するパリティビットP5の値、D9、D8両ビットに対するパリティビットP4の値、D7、D6両ビットに対するパリティビットP3の値、D5、D4両ビットに対するパリティビットP2の値、D3、D2両ビットに対するパリティビットP1の値、D1、D0両ビットに対するパリティビットP0の値をそれぞれ決定する(ステップS10、S12、S14、S16、S18、S20)。これらパリティビットの決定法は公知であるので、詳細な説明は省略する。そして、これら各ビットD15乃至D0、パリティビットP9乃至P0を図2cに示すようにフォーマット化し(ステップS22)、これを送信部8に供給する(ステップS24)。
【0037】
図4及び図5a乃至図5dを参照して、復号器20について説明する。復号器20には、上述したように、同調部18A、18Bから互いに対応する符号化信号が供給される。復号器20は、例えばCPUまたはDSP及び記憶手段、例えばメモリを有し、図4のフローチャートに示すような動作を行う。
【0038】
先ず、同調部18A、18Bの系統(以後、系統A、Bと称する)から供給された対応する符号化信号の各ブロックのパリティチェックを行い、両系統のエラー率(誤り率)を算出する(ステップS30)。パリティチェックは、偶数パリティの場合、例えば対象となるブロックのビットと、このブロックに対応するパリティビットとの排他的倫理和(EXOR)を求め、その値が0であれば、誤りがないと、その値が1であると誤りがあると判断できる。
【0039】
例えば図5bに示すようなA系統の符号化信号と、同図cに示すようなB系統の符号化信号があったとする。上にXの符号を付したブロックは、誤りがあると判定されたブロックを示している。A系統の符号化信号では、ブロックが10個あり、そのうち4個の誤りがあるので、エラー率(エラーのあるブロック数/全ブロック数)は4/10である。同様に、B系統の符号化信号では、10個のブロックのうち3個に誤りがあるので、エラー率は3/10である。
【0040】
次に、算出されたA系統のエラー率がB系統のエラー率よりも大きいか判断される(ステップS32)。この判断の答えがイエスであると、エラー率の小さい系統、B系統の符号化信号が選択される(ステップS34)。ステップS32の判断の答えがノーであると、A、B両系統のエラー率が等しいか判断される(ステップS36)。この答えがノーであると、A系統のエラー率がB系統のエラー率よりも小さいので、A系統の符号化信号が選択される(ステップS38)。ステップS36の判断の答えがイエスであると、A、B両系統のエラー率が等しいので、前回入力されたA、B2系統の符号化信号のうちエラー率の小さかった系統と同じ系統の符号化信号を選択する(ステップS40)。これは、伝送条件が大きく変化していなければ、前回エラー率の小さかった系統の方が信頼性が高いと考えられるからである。なお、前回入力されたA、B2系統の符号化信号のエラー率が同じ場合、初期値として選択された系統を選択することも考えられるし、或いは前回選択された系統を選択することもある。前回選択された系統を今回も選択する場合、前回1回のみならず、遡ってエラー率が同じであっても過去にエラー率が良い系統が選択されていれば、その結果が継承される。
【0041】
このようにして、いずれの系統を使用するかの選択が行われる。図5の場合、系統Bのエラー率が小さいので、系統Bが選択される。なお、ステップS40において前回のエラー率を使用する必要があるので、ステップS30において両系統のエラー率は、メモリに記憶されている。エラー率が同じときに前回選択された系統を今回選択する場合には、いずれかの系統が選択される毎に次回の選択の際に使用するために、今回選択された系統を記憶しておく。
【0042】
ステップS34、S38、S40のいずれかによって、系統が選択されると、この選択された系統の各ブロックを指定するためのカウンタnの値を0とする(ステップS42)。各ブロックは、例えば、D0とD1のブロックがブロック0で、D2とD3のブロックがブロック1で、以下、同様にしてD15のブロックがブロック10であるとする。このブロックの指定は、逆にD15のブロックをブロック0としてもよい。
【0043】
そして、選択された系統において、カウンタnが指定するブロックであるnブロックに誤りがあるか判断する(ステップS44)。この判断の答えがノーであると、そのnブロックをそのまま使用することを決定する(ステップS46)。次にカウンタnの値を1つ進める(ステップS48)。カウンタnの値が全ブロック数である10よりも大きな値である11以上になったか判断し(ステップS50)、大きくなければ、ステップS44から再び実行する。従って、選択された系統において、誤りがないと判定されたブロックは速やかにその使用が順次決定されていく。
【0044】
例えば図5b、5cでは、系統Bが選択されている。ここで、D14のブロック、D12のブロック、D11とD10のブロック、D9とD8のブロック、D5とD4のブロック、D3とD2のブロック、D1とD0のブロックには誤りが無いので、これらは、カウンタnによって指定されたとき、同図dに示すように、そのまま使用されることが決定される。
【0045】
ステップS44における判断の答えがイエスであると、選択された系統のnブロックに誤りがあることになる。そこで、選択されなかった系統における対応するブロックであるnブロックに誤りがあるか否か判断される(ステップS52)。ここで誤りがないと判断されると、選択されなかった系統における対応するブロックが使用される(ステップS54)。
【0046】
例えば、図5では、選択されている系統であるB系統では、図5cに示すようにD15のブロックに誤りがある。このとき、選択されていない系統のA系統のD15のブロックには誤りがない。従って、同図dに示すように、A系統のブロックD15の使用が決定される。B系統のD7とD6のブロックにおいても誤りが生じ、そのときA系統のD7とD6のブロックに誤りが生じていないので、A系統のD7とD6のブロックの使用が決定される。
【0047】
ステップS52において、両系統共に誤りがあると判断されると、いずれの系統のブロックも使用することができない。そこで、ホールドを行う(ステップS56)。即ち、復号器20から前回出力されたディジタル音声信号の対応するブロックを、メモリから読み出して、このブロックの代替として使用する。対象となる信号がディジタル音声信号であり、前回のディジタル音声信号と今回のディジタル音声信号とでは、余り大きな差がないと考えられる。しかも、一部のブロックのみの代替であるので、このような代替を行っても音質に余り大きな影響はない。
【0048】
例えば、図5cに示すように、選択された系統BのD13ブロックに誤りがあり、同図bに示すように、選択されなかった系統AのD13ブロックにも誤りがある。この場合、同図aに示す前回出力されたディジタル音声信号の対応するブロックであるD13のブロックの使用が、同図(d)に示すように決定される。
【0049】
ステップS54またはステップS56に続いて、ステップS48、S50が実行される。このようにして全てのブロックについての検査が終了すると、ステップS50の判断がイエスとなり、上述したようにして使用が決定された各ブロックが合成されて、図5dに示すような1ディジタル音声信号が合成され、これが出力される。なお、次にディジタル音声信号を合成する際に、ステップS56において使用する可能性があるので、合成された1ディジタル音声信号は、メモリに記憶される。
【0050】
なお、復号器20としては、例えば図6のように動作させることもできる。まず、A、B両系統の各ブロックのパリティをチェックし、両系統のエラー率を決定する(ステップS60)。次に、両系統のブロックを指定するカウンタnの値を0とする(ステップS62)。
【0051】
カウンタnで指定された両系統のnブロックは共に誤りがあるか判断する(ステップS64)。この判断の答えがイエスであると、即ち、共に誤っていると判断されると、ステップS56と同様にホールドする(ステップS66)。
【0052】
ステップS64の判断の答えがノーであると、AまたはB系統のいずれかに誤りがあるか判断する(ステップS68)。この判断の答えがイエスであると、誤りのない系統のnブロックの使用を決定する(ステップS70)。ステップS68の判断の答えがノーであると、いずれの系統にも誤りがないので、ステップS60において求めたエラー率が等しいか判断する(ステップS72)。この判断の答えがノーであると、即ち、エラー率が等しくないと、エラー率の少ない系統のnブロックの使用を決定する(ステップS74)。ステップS72の判断の答えがイエスの場合、即ち、エラー率が等しい場合には、前回エラー率が少なかった系統のnブロックの使用を決定する(ステップS76)。前回のエラー率が同じ場合、初期値として選択された系統を選択するか、前回選択された系統を選択する。
【0053】
ステップS66、ステップS70、ステップS74またはステップS76に続いて、カウンタnの値が1進められる(ステップS78)。カウンタnの値が全ブロックの数10よりも大きい11以上であるか判断する(ステップS80)。この判断の答えがノーであると、ステップS64から再び実行する。ステップS80の答えがイエスになると、全てのブロックについて使用ブロックが決定されたので、使用決定されたブロックによって1ディジタル音声信号を合成する(ステップS82)。
【0054】
パリティチェックでは、誤りがあることは検出できるが、その訂正ができないので、この受信機では、2つの同調部からの対応する符号化信号を用いて、誤りの訂正を行っている。しかも、この受信機の復号器20では、パリティチェックの結果、或る系統のブロックに誤りがあると判定されると、そのブロックを、これに対応する他の系統の誤りのないブロックによって置換するので、訂正の精度が高い。しかも、他の系統の対応するブロックにも誤りがある場合には、前回使用したディジタル音声信号の対応するブロックを使用することによって誤り訂正を行っているので、ブロックの欠落を生じることもない。
【0055】
上記の実施の形態では、偶数パリティを使用したが、奇数パリティを使用することもできる。また、上記の実施の形態では、1ディジタル音声信号が16ビットで構成されている例を示したが、このビット数に限ったものではない。また、上記の実施の形態では、上位のビットのみを1ビットで1ブロックを構成したが、パリティビットの数が増加してもよい場合、上位から下位までの全てのビットにおいて、1ビットで1ブロックを構成してもよい。また、上記の実施の形態では、ディジタル音声信号を符号化して送信したが、音声信号に限ったものではなく、他のアナログ信号源、例えばセンサ等からのアナログ検出信号をディジタル化して、更に符号器6によって符号化して送信してもよい。或いはディジタル機器からの複数ビットのディジタル信号を符号器6によって符号化して、送信してもよい。また、上記の実施形態では、同調部を2個設けたが、さらに多くの同調部を設けて、これら同調部からの各符号化信号の対応するブロックに誤りがあるか否かによって使用するブロックを決定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】図1は本発明の1実施形態の送信機及び受信機のブロック図である。
【図2】図2(a)乃至図2(c)は、図1の送信機の符号器によって行われる符号化の説明図である。
【図3】図3は、図1の送信機の符号器の動作のフローチャートである。
【図4】図4は、図1の受信機の復号器の一例の動作のフローチャートである。
【図5】図5(a)乃至図5(d)は、図1の受信機の復号器によって行われる復号の説明図である。
【図6】図6は、図1の受信機の復号器の他の例の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
【0057】
1 送信機
4 A/D変換器
6 符号器
18A 18B 同調部(復調手段)
20 復号器
Claims (5)
- アナログ入力信号を所定サンプリング周期ごとにA/D変換した複数ビットのディジタル信号を複数のブロックに分け、前記ブロックごとにパリティビットを付加した符号化信号で搬送波を変調した変調信号をそれぞれ受信する複数のアンテナと、
これらアンテナにそれぞれ対応して設けられ、対応する前記アンテナが受信した前記変調信号から前記符号化信号を復調した復調符号化信号を出力する複数の復調手段と、
これら複数の復調手段から互いに対応する前記復調符号化信号が入力され、前記互いに対応する復調符号化信号の各ブロックのパリティチェックを行い、互いに対応する前記複数の復調符号化信号の対応するブロックのうち誤りのないブロックを選択し、選択された各ブロックを合成して1つのディジタル信号として出力する復号化手段とを、
具備する受信機。 - 請求項1記載の受信機において、前記復号化手段は、互いに対応する前記複数の復調符号化信号の対応するブロックに共に誤りが無い場合に、互いに対応する複数の復調符号化信号のうち誤り率の低い方のブロックを選択する受信機。
- 請求項1記載の受信機において、前期復号化手段は、互いに対応する複数の復調符号化信号の対応するブロックに共に誤りがある場合、前記復号化手段から前回に出力された前記ディジタル信号の対応するブロックを選択する受信機。
- アナログ入力信号を所定サンプリング周期ごとにA/D変換した複数ビットのディジタル信号を複数のブロックに分け、前記ブロックごとにパリティビットを付加した符号化信号で搬送波を変調した変調信号をそれぞれ受信する複数のアンテナと、
これらアンテナにそれぞれ対応して設けられ、対応する前記アンテナが受信した前記変調信号から前記符号化信号を復調した復調符号化信号を出力する複数の復調手段と、
これら複数の復調手段から互いに対応する前記復調符号化信号が入力され、前記互いに対応する復調符号化信号の各パリティチェックを行い、各復調符号化信号のうち誤り率の低い復調符号化信号を選択し、この選択された復調符号化信号のうち誤りのあるブロックを、他の復調符号化信号における対応する誤りの無いブロックに置換して、1つのディジタル信号として出力する復号化手段とを、
具備する受信機。 - 請求項4記載の受信機において、前記復号化手段は、前記選択された復調符号化信号のうち誤りのあるブロックに対応する他の復調符号化信号のブロックにも誤りがあるとき、前記復号化手段から先に出力された1つのディジタル信号の対応ブロックに置換する受信機。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052579 | 2001-02-27 | ||
JP2001052579 | 2001-02-27 | ||
PCT/JP2002/001682 WO2002069546A1 (fr) | 2001-02-27 | 2002-02-25 | Emetteur et recepteur |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2002069546A1 JPWO2002069546A1 (ja) | 2004-07-02 |
JP3725868B2 true JP3725868B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=18913189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002568552A Expired - Lifetime JP3725868B2 (ja) | 2001-02-27 | 2002-02-25 | 受信機 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7551690B2 (ja) |
EP (1) | EP1388965B1 (ja) |
JP (1) | JP3725868B2 (ja) |
CN (1) | CN1297091C (ja) |
AT (1) | ATE539509T1 (ja) |
TW (1) | TWI230524B (ja) |
WO (1) | WO2002069546A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITBO20030117A1 (it) * | 2003-03-05 | 2004-09-06 | A E B Srl | Apparato radiomicrofonico a trasmissione digitale |
JP4220365B2 (ja) | 2003-12-08 | 2009-02-04 | 株式会社ケンウッド | 送信装置、受信装置、データ送信方法及びデータ受信方法 |
US8494071B2 (en) | 2003-12-08 | 2013-07-23 | Kabushiki Kaisha Kenwood | Device and method for correcting a data error in communication path |
JP4388366B2 (ja) | 2003-12-26 | 2009-12-24 | 株式会社ケンウッド | 送信装置、受信装置、データ送信方法、データ受信方法及びプログラム |
JP4542405B2 (ja) | 2004-09-30 | 2010-09-15 | 株式会社ケンウッド | ベースバンド信号生成装置、ベースバンド信号生成方法及びプログラム |
JP4628081B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2011-02-09 | パナソニック株式会社 | 送信装置および送信方法 |
TW200709035A (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-01 | Realtek Semiconductor Corp | Audio processing device and method thereof |
WO2010069098A1 (en) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method for transmission in a wireless communication system |
Family Cites Families (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141241A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pcm音声伝送方法 |
JPS61140225A (ja) | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誤り訂正装置 |
DE3670411D1 (de) * | 1985-09-11 | 1990-05-17 | Siemens Ag | Verfahren und schaltungsanordnung zum ubertragen von datensignalen zwischen ueber ein ringleitungssystem miteinander verbundenen steuereinrichtungen. |
JPH0783348B2 (ja) * | 1986-05-02 | 1995-09-06 | 株式会社日立製作所 | デジタル信号の復号装置 |
JPS63290033A (ja) | 1987-05-21 | 1988-11-28 | Nec Corp | デ−タ送受信回路 |
JPH02213234A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-08-24 | Alpine Electron Inc | ダイバーシティ受信機 |
JPH03155228A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-03 | Toshiba Corp | ダイバーシティ受信装置 |
JPH03266545A (ja) | 1990-03-16 | 1991-11-27 | Hitachi Cable Ltd | Lan内部の音声データエラーによる異常音削除方式 |
JPH04243068A (ja) | 1991-01-18 | 1992-08-31 | Sharp Corp | 誤り検出訂正回路 |
JPH06309812A (ja) | 1993-04-28 | 1994-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタルデータ伝送装置 |
JPH07123242B2 (ja) * | 1993-07-06 | 1995-12-25 | 日本電気株式会社 | 音声信号復号化装置 |
JPH07111499A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-04-25 | Idou Tsushin Syst Kaihatsu Kk | データ送受信方法 |
KR0134299B1 (ko) * | 1994-07-11 | 1998-04-29 | 김광호 | 가변장디코딩장치의 동기 복원방법 및 장치 |
JP3518897B2 (ja) * | 1994-09-05 | 2004-04-12 | オリンパス株式会社 | 情報再生装置及び情報記録媒体 |
US5875279A (en) * | 1995-02-06 | 1999-02-23 | Hitachi, Ltd | Subscriber terminal of an interactive communication system and control device thereof |
US5867538A (en) * | 1995-08-15 | 1999-02-02 | Hughes Electronics Corporation | Computational simplified detection of digitally modulated radio signals providing a detection of probability for each symbol |
US6170073B1 (en) * | 1996-03-29 | 2001-01-02 | Nokia Mobile Phones (Uk) Limited | Method and apparatus for error detection in digital communications |
US6029264A (en) * | 1997-04-28 | 2000-02-22 | The Trustees Of Princeton University | System and method for error correcting a received data stream in a concatenated system |
DE69828476T2 (de) * | 1997-10-31 | 2005-12-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Vorrichtung zum Diversity-Empfang |
US6686879B2 (en) * | 1998-02-12 | 2004-02-03 | Genghiscomm, Llc | Method and apparatus for transmitting and receiving signals having a carrier interferometry architecture |
US7046653B2 (en) * | 1998-05-01 | 2006-05-16 | Jan Nigrin | Diversity communication system and method of operation thereof |
JP3779063B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2006-05-24 | 松下電器産業株式会社 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
JP3562368B2 (ja) * | 1999-03-02 | 2004-09-08 | 株式会社日立製作所 | ダイバーシチ無線通信方法およびその無線通信装置 |
US6470055B1 (en) * | 1998-08-10 | 2002-10-22 | Kamilo Feher | Spectrally efficient FQPSK, FGMSK, and FQAM for enhanced performance CDMA, TDMA, GSM, OFDN, and other systems |
JP2000101521A (ja) | 1998-09-17 | 2000-04-07 | Aiphone Co Ltd | 音声信号伝送回路 |
US6567475B1 (en) * | 1998-12-29 | 2003-05-20 | Ericsson Inc. | Method and system for the transmission, reception and processing of 4-level and 8-level signaling symbols |
JP2001136155A (ja) | 1999-11-02 | 2001-05-18 | Casio Comput Co Ltd | デジタル送信装置 |
JP5021114B2 (ja) * | 2000-09-07 | 2012-09-05 | ソニー株式会社 | 無線中継システム及び方法 |
US6799295B2 (en) * | 2001-01-02 | 2004-09-28 | Icomm Technologies, Inc. | High speed turbo codes decoder for 3G using pipelined SISO log-map decoders architecture |
US20020108090A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-08 | Cute Ltd. | Blind transport format detection of turbo-coded data |
US6914885B2 (en) * | 2001-05-07 | 2005-07-05 | Ericsson Inc. | Methods, wireless radio receivers, and systems for selecting a data stream from concurrently demodulated radio signals |
US6904081B2 (en) * | 2002-08-30 | 2005-06-07 | Motorola, Inc. | Spread spectrum receiver apparatus and method |
JP4460412B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2010-05-12 | パナソニック株式会社 | 受信装置及び部分ビット判定方法 |
-
2002
- 2002-02-25 AT AT02700758T patent/ATE539509T1/de active
- 2002-02-25 JP JP2002568552A patent/JP3725868B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-25 US US10/467,847 patent/US7551690B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-25 EP EP02700758A patent/EP1388965B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-25 WO PCT/JP2002/001682 patent/WO2002069546A1/ja active Application Filing
- 2002-02-25 CN CNB028056450A patent/CN1297091C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-27 TW TW091103650A patent/TWI230524B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7551690B2 (en) | 2009-06-23 |
WO2002069546A1 (fr) | 2002-09-06 |
US20040063407A1 (en) | 2004-04-01 |
EP1388965A4 (en) | 2009-11-18 |
EP1388965A1 (en) | 2004-02-11 |
ATE539509T1 (de) | 2012-01-15 |
EP1388965B1 (en) | 2011-12-28 |
CN1297091C (zh) | 2007-01-24 |
TWI230524B (en) | 2005-04-01 |
CN1541465A (zh) | 2004-10-27 |
JPWO2002069546A1 (ja) | 2004-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4199281B2 (ja) | Tdma無線システムにおけるソフト誤り補正 | |
JP3725868B2 (ja) | 受信機 | |
US7804891B2 (en) | Device and method for judging communication quality and program used for the judgment | |
JP3340618B2 (ja) | 誤り検出方法 | |
JPH07505276A (ja) | 離散符号化信号を受信するために動作する受信機用の誤り検出回路 | |
US5996110A (en) | Method and apparatus for decoding a data packet | |
EP0983655B1 (en) | Bit detection method in a radio communications system | |
TWI238607B (en) | Digital wireless receiver | |
KR101914282B1 (ko) | 주파수 도약 통신 시스템의 성능 향상을 위한 신호 처리 방법 및 그를 위한 장치 | |
CN1170270C (zh) | 数字语音通信系统中的错误条件的识别 | |
JP4449108B2 (ja) | 音声復号装置 | |
US20080049821A1 (en) | Modulation scheme deciding apparatus, receiving apparatus, modulation scheme deciding method and modulation scheme deciding program | |
US7272131B2 (en) | TFCI decoding circuit and decoding method | |
EP0746112B1 (en) | Error correction device | |
JP4621121B2 (ja) | ダイバーシティ受信装置 | |
JP2001024575A (ja) | フレーム長可変無線通信方式 | |
TWI569592B (zh) | Information transmission system for improving the correctness of data and its data processing | |
JP6514626B2 (ja) | デジタルワイヤレスマイクの送信装置、受信装置、及びシステム | |
JP4679768B2 (ja) | 軟判定復号装置及び軟判定復号方法 | |
JP6970523B2 (ja) | 受信装置及び送受信システム | |
JP3277062B2 (ja) | 誤り訂正符号の復号装置 | |
JP3492637B2 (ja) | 復号化装置および復号化方法 | |
JP3830328B2 (ja) | ビタビ復号回路 | |
JP6549889B2 (ja) | 復号装置、受信機、無線伝送システムおよび誤り検出方法 | |
JPH07118691B2 (ja) | データ伝送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3725868 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080930 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930 Year of fee payment: 8 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |