JP3725680B2 - 組合せ秤における物品保持手段の移送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、特にカット野菜、漬物、筋子等のように付着性、又は粘着性を有する被計量物品を物品保持手段に投入した状態で計量及び搬送する組合せ秤において、待機側搬送手段上の物品保持手段を受け取り手段上に移送する組合せ秤における物品保持手段の移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記組合せ秤の一例を図8を参照して説明する。この組合せ秤は、被計量物(以下、「物品」という。)21が投入されていない空のカップ20を投入ステージ61に順次搬送し、この投入ステージ61上でこれらカップ20に物品21を投入し、このカップ20とその投入されている物品21の合計重量を4台の各計量器62(62−1〜62−4)により夫々計量し、そして、このカップ20と物品21の合計重量からカップ20の重量を減算して物品21の重量を演算する。そして、これら計量済み物品21を収容している多数のカップ20を滞留コンベア63上で滞留させて、上記演算により得られた各物品21の重量値を種々に組合わせてそれら組合せのうち合計重量値が予め定めた所定重量範囲内の組を構成する物品21を組合せ演算手段が選択し、この組合せ演算手段により選択された組を構成する物品21が投入されているカップ20を搬送コンベア64上に移送して、その物品21をカップ20から排出する排出位置88(図3参照)にそれらの選択されたカップ20を搬送し、物品21が排出された空のカップ20を投入ステージ61に搬送することを順次繰り返して行うものである。
なお、排出位置88で排出された物品2は、合計重量が所定重量範囲内となっており、包装機89に供給されて包装される。
【0003】
滞留コンベア63上で互いに接触して押せ押せの状態で1列に整列する複数のカップ20のうち、組合せに選択された物品21を収容するカップ20を搬送コンベア64上に移送する従来のカップ移送装置には、図7の断面図に示すものがある。このカップ移送装置は、滞留コンベア63、搬送コンベア64、プッシャー84(84−1、〜84−10)、及びガイド79を備えている。
滞留コンベア63は、環状の2つのプラスチックチェーン74、74を備えており、各プラスチックチェーン74、74の夫々の両端がスプロケット75、75に掛けられている。モータ(図示せず)がこのスプロケット75、75を回転駆動することによりプラスチックチェーン74、74が所定の方向の走行してこのプラスチックチェーン74、74上のカップ20を搬送することができる。なお、滞留コンベア63は、常時回転駆動しており、プラスチックチェーン74、74の搬送面82を摩擦抵抗の小さい表面に形成してあるので、滞留コンベア63上の複数のカップ20は、互いに接触して押せ押せの状態で1列に整列し、先頭のカップ20がストッパ70に当接して停止する。また、搬送コンベア64は、滞留コンベア63と同等のものである。
このカップ移送装置によると、滞留コンベア63は、常時回転駆動しており、計量済み物品21を収容するカップ20を互いに接触させて押せ押せの状態で1列に整列させて滞留させることができる。そして、組合せ演算が終了すると、図8に示すように、組合せに選択された物品21を収容するカップ20と対応するプッシャー84−2、84−5、84−8、84−10を伸長させて、滞留コンベア63上のカップ20をガイド79の上面81を乗り越えさせて搬送コンベア64上に移送することができる。つまり、ガイド79は、滞留コンベア63上のカップ20が1列で整列する状態ではこの滞留コンベア63上のカップ20が搬送コンベア64上にはみ出ないように規制することができ、プッシャー84が伸長状態に駆動したときは、滞留コンベア63上のカップ20がガイド79の上面81を乗り越えることができる高さHに形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7に示す従来のカップ移送装置では、滞留コンベア63上のカップ20が1列で整列する状態において、この滞留コンベア63上のカップ20がその搬送方向の押す力によって搬送コンベア64上にはみ出ることがある。カップ20が搬送コンベア64上にはみ出ると、組合せに選択されていない物品21が包装されることとなり、組合せの計量精度が低下する。カップ20が滞留コンベア63上からはみ出る原因には、例えば物品(被計量物)21が滞留コンベア63の搬送面82に付着することによりカップ20の底面の高さがガイド79の上面81に近づき、これにより、カップ20がはみ出ないようにガイド79により規制することができなくなること、組合せに選択されたカップ20が滞留コンベア63上から搬送コンベア64上に移送された後に、滞留コンベア63上の後続の各カップ20が前方に向かって搬送されるが、その前方のカップ20と衝突した時に大きな衝撃が生じること、等がある。
【0005】
そこで、ガイド79の上面81の高さHを高くすることが考えられるが、上面81の高さHを高くすると、滞留コンベア63上のカップ20を搬送コンベア64側に移送することができないことがある。
【0006】
本発明は、付着性、又は粘着性を有する物品を組合せ計量する組合せ秤において、待機側搬送手段上の所望の物品保持手段を必要な時に確実に受け取り手段側に移送することができる物品保持手段の移送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置は、物品保持手段が搬送経路に沿って搬送される途中で上記物品保持手段に物品が投入され、当該物品保持手段と当該物品保持手段に投入されている物品の合計重量、又は上記物品保持手段に物品が投入された状態で投入されている物品の重量、を計量手段により計量し、上記計量手段により計量して得られた各重量値を組合せ演算に参加させて合計重量値が予め定めた所定重量範囲内の組を構成する物品を組合せ演算手段が選択する組合せ秤において、
上記搬送経路に設けられ、複数の上記物品保持手段を列にして互いに隣合うものどうしを接触させた状態で待機させておく待機側搬送手段と、
上記待機側搬送手段上から移送された上記物品保持手段を受け取る受け取り手段と、
上記待機側搬送手段上の列をなす上記各物品保持手段にそれぞれ対応して設けられ、上記選択された物品を収容している上記物品保持手段に対応するものが、当該物品保持手段を上記受け取り手段上に移送する複数の移送手段と、
これら複数の移送手段それぞれに対応して設けられ、それぞれがガイドを有し、このガイドを、対応する上記物品保持手段が上記待機側搬送手段上からはみ出ないように規制する規制位置と、上記待機側搬送手段上の対応する上記物品保持手段を対応する上記移送手段が上記受け取り手段上に移送可能な非規制位置とに移動させる複数のはみ出し防止手段と、を備え、
上記選択された物品を収容している上記物品保持手段を、これに対応する上記移送手段が上記受け取り手段上に移送するとき、当該移送手段に対応する上記はみだし防止手段の上記ガイドが上記規制位置から上記非規制位置に移動するものである。
【0008】
第2の発明は、第1の発明の組合せ秤における物品保持手段の移送装置において、上記はみ出し防止手段は、圧力流体により作動して上記ガイドを上記規制位置と上記非規制位置とに移動させる第1のアクチュエータと、第1のアクチュエータに圧力流体を供給して作動させる弁と、を備え、上記移送手段は、圧力流体によって作動し上記待機側搬送手段上の上記物品保持手段を上記受け取り手段上に移送する第2のアクチュエータと、上記ガイドが上記非規制位置に移動するように上記弁が切り換わったときに、上記弁から加えられるパイロット圧により切り換わり第2のアクチュエータが上記物品保持手段を移送するように第2のアクチュエータに圧力流体を供給するパイロット操作切換弁と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】
第3の発明は、第2の発明の組合せ秤における物品保持手段の移送装置において、上記パイロット操作切換弁のパイロット圧の通路に上記パイロット操作切換弁の切換速度を制御する速度制御弁を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る物品保持手段の移送装置が適用される組合せ秤によると、物品保持手段が搬送経路に沿って搬送される途中で物品保持手段に物品が投入され、当該物品保持手段と当該物品保持手段に投入されている物品の合計重量、又は物品保持手段に物品が投入された状態で投入されている物品の重量、を計量手段により計量し、計量手段により計量して得られた各重量値を組合せ演算に参加させて合計重量値が予め定めた所定重量範囲内の組を構成する物品を組合せ演算手段が選択することができる。
【0011】
そして、本発明に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置によると、物品保持手段が列をなして互いに接触した状態で待機側搬送手段上で待機しているときは、ガイドが規制位置にあり、これによって、物品保持手段が待機側搬送手段上から受け取り手段上にはみ出ないように規制することができ、移送手段が待機側搬送手段上の物品保持手段を受け取り手段上に移送するときは、ガイドが非規制位置に移動して、待機側搬送手段上の物品保持手段を受け取り手段上に移送することができる。
【0012】
第2の発明によると、弁が所定の側に切り換わると、この弁から供給される圧力流体によって第1のアクチュエータが作動して、ガイドを規制位置から非規制位置に移動させることができ、そして、その弁が切り換わったときに、その弁がパイロット操作切換弁に圧力流体を供給してパイロット圧を加え、これによって、パイロット操作切換弁が圧力流体を第2のアクチュエータに供給して、第2のアクチュエータが待機側搬送手段上の物品保持手段を受け取り手段上に移送するように作動する。また、第1のアクチュエータは、弁から供給される圧力流体によって作動するのに対して、第2のアクチュエータは、弁から供給される圧力流体によってパイロット操作切換弁が切り換わり、この切り換わったパイロット操作切換弁から供給される圧力流体によって作動するので、第2のアクチュエータが作動するタイミングを第1のアクチュエータが作動するタイミングよりも遅らせることができる。
【0013】
第3の発明によると、速度制御弁によりパイロット操作切換弁の切換速度を制御することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置(以下、単に「移送装置」ということもある。)を図3に示す組合せ秤に適用した一実施形態を各図を参照して説明する。図1及び図2に示すこの実施形態の移送装置と図7に示す従来の移送装置が相違するところは、図7に示す従来の移送装置では、案内枠78を介して本体76に固定されているガイド79が、滞留コンベア63上のカップ20が搬送コンベア64上にはみ出ないように規制すると共に、滞留コンベア63上のカップ20を搬送コンベア64上に移送する時は、カップ20がガイド79上を乗り越えて移動する構成であるのに対して、図1及び図2に示すこの実施形態の移送装置では、図1に示すガイド1を有するはみ出し防止手段5(エアー回路2の電磁操作弁13を含む)を設けて、このガイド1が、図1に示す上昇位置(規制位置)で滞留コンベア(待機側搬送手段)3上のカップ20が搬送コンベア(受け取り手段)4上にはみ出ないように規制すると共に、プッシャー(移送手段)84が滞留コンベア3上のカップ20を搬送コンベア4上に移送する時は、ガイド1が、図2に示す下降位置(非規制位置)に移動してカップ20が搬送コンベア4上に移送することができる構成としているところである。
【0015】
この実施形態の組合せ秤は、図3の平面図に示すように、作業者が円筒形の空のカップ(物品保持手段)20に物品21を投入するための投入ステージ61と、4台の計量器62(62−1、62−2、62−3、62−4)と、滞留コンベア3と、搬送コンベア4と、排出装置65と、移送コンベア66と、を備えている。そして、これら投入ステージ61、4台の計量器62(62−1、62−2、62−3、62−4)、・・・・等は、多数個のカップ20を図3に各矢印で示すようにこの組合せ秤上で時計方向に搬送することができる構成である。この組合せ秤によると、これらカップ20を搬送中に、例えばカット野菜、漬物、筋子等のように付着性、又は粘着性を有する被計量物品21を各カップ20に作業者が投入(充填)してこれら各物品21の重量を4台の各計量器62が計量し、これら計量済み物品21の内から組合せに選択された各物品21を収容するカップ20を所定の排出位置88に搬送し、各カップ20から物品を排出することにより合計重量が所定重量範囲内の物品の組合せ計量を行う。なお、空になったカップ20には、作業者が新たに物品21を投入して上記計量を繰り返して行う。そして、排出位置88で排出された物品2は、合計重量が所定重量範囲内となっており、包装機89に供給されて包装される。また、各カップ20は、同一重量となるように形成してある。
【0016】
次に、本発明の特徴とする移送装置を説明する。この移送装置は、滞留コンベア3と、はみ出し防止手段と、プッシャー84と、搬送コンベア4と、を備えている。
【0017】
滞留コンベア3は、特許請求の範囲に記載の待機側搬送手段である。図3に示すように、この滞留コンベア3は直線コンベアであり、各計量器62により重量が計量された物品21を収容するカップ20を各計量器62から受け取って同図の左方向に搬送するものである。そして、左側先端部にはストッパ73を設けてあり、このストッパ73によりカップ20を係止することができる。この滞留コンベア3は、図1の断面図に示すように、搬送面を有する環状のプラスチックチェーン(トップチェーン)6を備えており、プラスチックチェーン6が2つのスプロケット(図1には先端部に設けられているスプロケット7を示す。)7に掛けられている。このスプロケット7は、モータ(図示せず)の回転軸と連結しており、モータが回転することによりプラスチックチェーン6が所定方向に駆動される。
【0018】
図1に示す8は、滞留コンベア3の本体である。この本体8は、図3に示す架台77に固定されており、この本体8の上面をプラスチックチェーン6が走行するように形成してある。
【0019】
そして、図1に示すように、滞留コンベア3の搬送方向に向かって右側には第1〜第10のプッシャー84(84−1〜84−10)(第2のアクチュエータ)を設けてあり(図3参照)、各プッシャー84のピストンロッドの先端に設けたパッド85(85−1〜85−10)によって、滞留コンベア3上のカップ20がプッシャー84側にはみ出ないように規制することができる。つまり、滞留コンベア3は、モータにより常時回転駆動しており、滞留コンベア3上の各カップ20はストッパ73側に搬送されて先頭のカップ20がストッパ73に当接すると後続のカップ20は順次互いに接触した押せ押せの状態で1列に並び、各カップ20はその位置で停止することとなる。ただし、滞留コンベア3は、常時搬送駆動されているので、この滞留コンベア3上に1列に並んでいるカップ20は進行方向に向かって左側又は右側にはみ出ようとするが、パッド85−1〜85−10及び後述するはみ出し防止手段5(5−1〜5−10)のガイド1(1−1〜1−10)によってカップ20が滞留コンベア3の外側にはみ出ないように規制することができる。なお、図3に示すように、第10のプッシャー84−10の後段にもガイド112を設けてある。
【0020】
第1〜第10の各プッシャー84−1〜84−10は、滞留コンベア3上の所望のカップ20を搬送コンベア4上に移送する移送手段(特許請求の範囲に記載の移送手段)を構成している。これら第1〜第10の各プッシャー84−1〜84−10は、図1に示すように、エアーシリンダから成っており、各プッシャー84は、カップ20の直径と同一の長さの間隔をおいて夫々配置してある。即ち、図3に示すように、12個のカップ20が滞留コンベア3上で1列に並んだ状態で先頭から10個までの各カップ20と対応して第1〜第10の各プッシャー84−1〜84−10を設けてある。
【0021】
搬送コンベア4は、特許請求の範囲に記載の受け取り手段である。図1に示すように、滞留コンベア3と同等のプラスチックチェーンコンベアである。この搬送コンベア4の左側面には、滞留コンベア3から搬送コンベア4に押し出されたカップ20が搬送コンベア4から落下しないようにガイド90を設けてある。そして、搬送コンベア4の搬送面は滞留コンベア3の搬送面よりも少し低くしてある。また、図3に示すように、搬送コンベア4の排出装置65の入口部には、ストッパシリンダ113を設けてある。このストッパシリンダ113は、伸長状態と短縮状態とに所定のタイミングで切り替わることにより、組合せに選択されたカップ20を各組ごとに順次排出装置65に送り込むことができる。そして、ストッパシリンダ113が伸長状態となって選択されたカップ20を搬送コンベア4上で停止させた状態では、これらカップ20がガイド90とガイド1(1−1〜1−10)とによって搬送コンベア4上からはみ出ないように両側から規制されており、従って、これらカップ20は搬送コンベア4上で整列して停止することができる。
【0022】
はみ出し防止手段5(5−1〜5−10)は、10枚のガイド1(1−1〜1−10)と、各ガイド1を昇降駆動するガイドシリンダ9(9−1〜9−10)(第1のアクチュエータ)と、電磁操作弁13と、を備えており、図1及び図3に示すように、滞留コンベア3と搬送コンベア4との間に1列に設けられている。
10枚の各ガイド1(1−1〜1−10)(図1には1枚のガイド1を示す)は、矩形の板状体であり、各々が同一の形状である。そして、図3及び図4に示すように、ガイド1の横幅がカップの外径よりも少し狭い寸法に形成されており、隣合うものどうしが隙間を隔てて配置されている。そして、各ガイド1は、対応する各プッシャー84の伸長方向の前方に配置してあり、対応するプッシャー84が伸長動作する時に下降動作して、図1に示す規制位置から図2に示す非規制位置に移動し、そのカップ10が起立状態で滞留コンベア3上から搬送コンベア4上に移送することができるように設けられている。10枚の各ガイド1、・・・は、垂直に起立する状態で下端部がボルト10によってヘッド金具11に締め付け固定されており、各ヘッド金具11は、対応する10台の各ガイドシリンダ9のピストンロッドの先端に設けられている。
【0023】
各ガイド1は、それぞれと対応して設けられている各ガイドシリンダ9によって個別に上昇及び下降駆動する。図1は、ガイド1が上昇動作して規制位置に移動し、プッシャー84が短縮動作した状態を示す断面図である。この状態では、滞留コンベア3上の押せ押せ状態のカップ20、・・・は、ガイド1(1−1〜1−10)とプッシャー84のパッド85−1〜85−10によってはみ出しが規制されているので、この滞留コンベア3上からはみ出ることがない。図2は、ガイド1が下降動作して非規制位置に移動し、しかる後に対応するプッシャー84が伸長動作してカップ20を搬送コンベア4上に移動させた状態を示す断面図である。
【0024】
次に、エアー回路2(2−1〜2−10)を説明する。エアー回路2は、図1に示すものが10組設けられている。つまり、各エアー回路2は、図1に示す1台のガイドシリンダ9と1台のプッシャー84とにより1組をなす合計10組のガイドシリンダとプッシャー(9−1、84−1)〜(9−10、84−10)の各組に対して夫々設けられている。
10組の各エアー回路2は、夫々同等のものであるので、1組だけ説明する。各エアー回路2は、1台の電磁操作弁13と1台のパイロット操作切換弁14と1台の速度制御弁15とを備えている。
電磁操作弁13は、AポートとBポートを有し、Aポート及びBポートが対応するガイドシリンダ9の部屋A及び部屋Bと夫々接続管16及び17を介して接続しており、Bポートは、更に、速度制御弁15と接続管18を介してパイロット操作切換弁14のパイロットポート19と接続している。この電磁操作弁13は、図には示さないが、組合せ秤の中央演算処理装置(CPU)から出力される移送信号によって所定のタイミングで切り換わる。
【0025】
パイロット操作切換弁14は、CポートとDポートを有し、Cポート及びDポートが対応するプッシャー84の部屋C及び部屋Dと夫々接続管22及び23を介して接続している。
速度制御弁15は、可変絞り弁24と逆止弁25とからなり、Bポートからパイロットポート19に供給される圧力空気の流量を調整することができ、そして、パイロットポート19から送られてくる圧力空気を排気することができる。このパイロット操作切換弁14と速度制御弁15は、移送手段に含まれる。
なお、図1に示す各Pポートは、空気圧縮機(図示せず)の圧力空気の供給口と接続しており、圧力空気が供給されている。Rポートは、排気口(図示せず)と接続している。
【0026】
次に、上記のように構成された移送装置の作用を図1乃至図4を参照して説明する。図1に示す状態では、電磁操作弁13のスプールの位置がPポートとガイドシリンダ9の部屋Aとを接続する位置に切り換わっており、ガイド1が上昇して規制位置にある状態を示す。そして、パイロット操作切換弁14のスプールの位置がPポートとプッシャー84の部屋Cとを接続する位置に切り換わっており、プッシャー84が短縮してパッド85が後退位置に移動している。この状態では、4台の計量器62により計量された物品21を収容するカップ20を滞留コンベア3上に1列にして溜めておくことができる。
【0027】
そして、後述する組合せ演算手段により組合せ演算が行われ、合計重量が所定の重量範囲内となる物品21を収容するカップ20がこの組合せ演算手段により選択されると、CPUがその選択されたカップ20を滞留コンベア3から搬送コンベア4上に移送するように移送信号を移送制御回路(図示せず)を介して移送装置に供給する。つまり、CPUから移送信号が出力されると、選択されたカップ20と対応する電磁操作弁13のスプールが図1に示す状態から図2に示す状態に切り換わる。即ち、電磁操作弁13は、Pポートとガイドシリンダ9の部屋Bとを接続する位置に切り換わり、これにより、ガイド1が下降して非規制位置に移動する。この時、電磁操作弁13のPポートから流入する圧力空気は、速度制御弁15及び接続管18を通ってパイロット操作切換弁14のパイロットポート19に流入してパイロット操作切換弁14のスプールが図2に示す状態に切り換わる。そして、このパイロット操作切換弁14のPポートから流入する圧力空気は、接続管23を通ってプッシャー84の部屋Dに流入してプッシャー84が伸長し、これにより、滞留コンベア3上のカップ20がパッド85に押されて搬送コンベア4上に移送される。
【0028】
ただし、図2に示す状態に電磁操作弁13が切り換わった時に、ガイドシリンダ9は、電磁操作弁13のPポートから供給される圧力空気によって直ぐに作動してガイド1を非規制位置に下降させるが、速度制御弁15がパイロット操作切換弁14のスプールの切換速度を遅らせるよう制御する機能を有するので、プッシャー84が伸長して対応するカップ20を移動させるタイミングを、ガイドシリンダ9がガイド1を下降させるタイミングよりも所望の時間だけ遅らせることができる。これにより、カップ20をガイド1とパッド85との間に挟み込むことなくスムースに搬送コンベア4上にカップ20を移送することができる。
【0029】
このように、カップ20を搬送コンベア4上に移送すると、上記移送制御回路が電磁操作弁13に所定の信号を出力して電磁操作弁13のスプールを図2に示す状態から図1に示す状態に移動させる。これによって、ガイド1が上昇して規制位置に移動し、これと略同時に、プッシャー84が短縮する。プッシャー84が即座に短縮するのは、パイロットポート19内の圧力空気が逆止弁25を通って直ぐに排気されてパイロット操作切換弁14が直ぐに切り換わるからである。なお、伸長動作したプッシャー84が短縮動作する際には、ガイド1とプッシャー84のパッド85が衝突せず、下降動作しているガイド1の上側の隙間から後続のカップ10がはみ出ないタイミングでガイド1を上昇動作させることができる。
【0030】
そして、このように、ガイド1は、カップ20が滞留コンベア3上からはみ出ないように規制する規制位置と、プッシャー84が滞留コンベア3上のカップ20を搬送コンベア4上に移送することができる非規制位置と、に移動して位置を変更する構成としているので、例えば物品21の一部が滞留コンベア3のプラスチックチェーン6の上面に付着することによりカップ20の底の外側面の滞留コンベア3に対する高さ位置が変わることがあったり、又は、組合せに選択された物品21を収容するカップ20が滞留コンベア3上から搬送コンベア4上に移送された後に、滞留コンベア3上の後続の各カップ20が前方に向かって搬送されてそれぞれの前方のカップ20と強く衝突した時でも、カップ20が滞留コンベア3上から岩層コンベア4上にはみ出ないように規制位置にあるガイド1によって確実に規制することができる。これにより、例えば、組合せに選択されていない物品21を収容するカップ20が搬送コンベア4側に乗り移ることがなく、その結果、組合せの計量精度の低下を防止することができる。
【0031】
そして、パイロット操作切換弁14の切り換わりに要する時間によって、ガイドシリンダ9のガイド1が下降動作するタイミングより少し遅らせてプッシャー84を伸長動作させることができる構成であるので、プッシャー84を作動させるタイミングを遅らすためのリレーやタイマー等の電気機器を不要とすることができる。つまり、水洗浄を必要とする組合せ秤に電磁操作弁、リレー、及びタイマー等の電気機器を使用する場合は、それらの電気機器を防水措置を施した制御ボックス内に収納する必要があり、それら電気機器の台数に応じて防水措置に掛かる費用が増大するので、電気機器の台数を少なくすることにより、水洗浄がし易く、構造が簡単であり、費用の低廉な移送装置を提供することができる。この実施形態では、10台のパイロット操作切換弁14が10台の電磁操作弁と10台のリレーと10台のタイマーの役割を果たしており、従って、これら10台の電磁操作弁と10台のリレーと10台のタイマーのスペース分だけ防水措置を施した制御ボックスの大きさを小さくすることができる。
【0032】
ただし、上記実施形態では、図1に示すように、滞留コンベア3上の組合せに選択されたカップ20を搬送コンベア4上に移送する場合に適用した例を示したが、これ以外にも、待機側搬送手段上のカップ20を受け取り手段上に移送する場合に適用することができる。例えば、図3に示す組合せ秤は、搬送コンベア4の終端部に、1つの組合せを構成する物品21を収容するカップ20(図1では4個)が溜まると、プッシャー26が伸長動作してパッド27がこの4個のカップ20を押し進めて傾斜コンベア91上に移送する構成となっているが、この搬送コンベア4の終端部と傾斜コンベア91の入口との間に上記実施形態のはみ出し防止手段5を設けてもよい。この移送装置は、搬送コンベア4が上記実施形態の図1に示す滞留コンベア3に対応し、傾斜コンベア91が図1に示す搬送コンベア4に対応し、ガイド29が図1に示すガイド1に対応する。そして、エアー回路2を1組設け、ガイド29の横幅を4個のカップ20の長さと略等しい長さとする。また、28はストッパである。エアー回路2を含む移送装置の動作は、上記実施形態と同等であるので詳細な説明を省略する。
【0034】
そして、上記実施形態では、図1に示すように、滞留コンベア3上のカップ20に投入されている物品21の各重量値を種々に組合わせて、合計重量が所定重量範囲内となる組合せの物品21を収容するカップ20を選択する組合せに本発明に係る移送装置を適用したが、これ以外の組合せ秤にも適用することができる。例えば、図6の平面図に示す組合せ秤は、一次供給作業者32が空の各包装用容器33(この包装用容器33は、被計量物である物品34がパックされて売られる商品容器である。)に目標重量の約70%〜90%の重量の物品34を供給するための第1の供給コンベア35と、各包装用容器33に供給された物品34の重量を計量する5台の第1の計量器36(36−1、36−2、36−3、36−4、36−5)と、計量済みの物品34が収容されている包装用容器33を滞留させておく5台の第1の滞留コンベア37(37−1、37−2、37−3、37−4、37−5)と、組合せに選択された包装用容器33を第1の滞留コンベア37から取り出して整列コンベア38に送り出す第1の取り出しコンベア39と、を有している。更に、二次供給作業者55が底を有する短円筒形の空の各カップ46、・・・・に目標重量の約10%〜30%の重量の物品34を供給するための第2の供給コンベア42と、各カップ46に供給された物品34の重量を計量する1台の第2の計量器43と、計量済みの物品34が収容されている各カップ46を滞留させておく1台の第2の滞留コンベア44と、組合せに選択されたカップ46を第2の滞留コンベア44上から循環コンベア45上に移送するプッシャー41(41−1〜41−15)と、組合せに選択されて整列コンベア38に送り込まれてきた包装用容器33に、この包装用容器33と組をなす循環コンベア45上のカップ46に供給されている物品34を作業者42が移し替えるための整列コンベア38と、を有している。
【0035】
次に、上記組合せ秤に設けられている組合せ演算手段について説明する。この組合せ演算手段は、中央演算処理装置(CPU)により構成されている演算制御部と、この演算制御部と接続する記憶部に記憶されている所定のプログラムと、により構成されている。組合せ演算手段は、1つの包装用容器33に供給されている物品34の重量と1つのカップ46に供給されている物品34の重量が1つの組合せを構成するように、第1と第2の計量器36、43により計量して得られた各物品34の重量値を種々に組合わせてそれら組合せのうち合計重量が目標重量に対して予め設定されている所定重量範囲内の組を構成する重量値と対応する物品34が収容されている1つの包装用容器33と1つのカップ46を選択する手段である。
【0036】
この組合せ演算手段により、図6に示す第1の滞留コンベア37−1上の物品34と第2の滞留コンベア44上の先頭から第14番目の物品34が組合せに選択されると、第1の滞留コンベア37−1上の物品34を収容する包装用容器33が第1の取り出しコンベア39により搬送されて第14番目のプッシャー41−14の前方に移動した時に、プッシャー41−14が伸長動作して第2の滞留コンベア44上の第14番目のカップ46を循環コンベア45上に移送する。これによって、その選択された組を成す物品34を収容する包装用容器33が整列コンベア38により搬送されて移動する際に、その横側に並んでその組を成す第14番目のカップ46が循環コンベア45により搬送されて移動する。次に、移替え作業者42が、カップ46内の物品34を対応する包装用容器33に移替えることによって合計重量が所定重量範囲内の物品34が詰め合わされた包装用容器33を作ることができる。
【0037】
上記構成の組合せ秤において、はみ出し防止手段5をこの第2の滞留コンベア44のメモリー部48と循環コンベア45の基端部との間に設けてもよい。この移送装置は、第2の滞留コンベア44のメモリー部48が上記実施形態の図1に示す滞留コンベア3に対応し、循環コンベア45の基端部が図1に示す搬送コンベア4に対応し、ガイド40が図1に示すガイド1に対応する。そして、エアー回路2とプッシャー41とガイドシリンダ9を15組設け、ガイド30の横幅をカップ20の直径と略等しい長さとする。また、図6に示す49はストッパ、50はパッドである。エアー回路2を含む移送装置の動作は、上記実施形態と同等であるので詳細な説明を省略する。
【0038】
また、上記実施形態では、速度制御弁15を設けた構成としたが、速度制御弁15を省略してもよい。速度制御弁15を省略した場合は、速度制御弁15によりパイロット操作切換弁14のスプールの切換速度を遅らせるように制御することはできないが、図2に示す位置に電磁操作弁13が切り換わった時に、ガイドシリンダ9は、電磁操作弁13のPポートから供給される圧力空気によって直ぐに作動してガイド1を非規制位置に下降させるのに対して、プッシャー84は、電磁操作弁13のPポートから供給される圧力空気によってパイロット操作切換弁14のスプールが切り換わる時間だけ遅れて伸長する。これにより、カップ20をガイド1とパッド85との間に挟み込むことなくスムースに搬送コンベア4上にカップ20を移送することができる。
【0039】
また、ガイドシリンダ9、プッシャー84、電磁操作弁13、パイロット操作切換弁14、及び速度制御弁15は、空圧式のものを使用したが、油圧式のものを使用してもよい。
【0040】
次に、上記移送装置が適用されている図2及び図3に示す組合せ秤を説明する。
投入ステージ61は、図3に示すように、カップ20を進行方向に3個並べて1列としたものを4列保持することができる固定台(簀の子状の受け台)67を備えている。この固定台67には、カップ20が隣の列又は投入ステージ61の外側にはみ出ないように5本のガイド68を進行方向97に平行し、互いに間隔を隔てて設けてある。この投入ステージ61の入口には、移送コンベア66の終端部69が接続している。この終端部69に空のカップ20が4個溜まり、かつ、この組合せ秤に設けられている中央演算処理装置(CPU)(図示せず)から所定の供給信号が出力されると、この終端部69の近傍位置に設けてあるエアーシリンダで構成した空カップ用プッシャー70が伸長動作し、この空カップ用プッシャー70の先端に設けたパッド71が終端部69上の4個の空カップ20を投入ステージ61上の入口に送り出すことができる。このようにして投入ステージ61上に送り出された4個のカップ20は、夫々の前方のカップ20を前方に押し進め、これによって、投入ステージ61上の最前列の4個のカップ20を夫々と対応する4台の各計量器62−1、62−2、62−3、62−4上に移動させることができ、更に、4台の計量器62−1、62−2、62−3、62−4上の4個のカップ20を滞留コンベア3上に移動させることができる。しかる後に、空カップ用プッシャー70が短縮動作して移送コンベア66上の後続の4個のカップ20を終端部69に溜めておくことができる。なお、この終端部69の入口にはストッパ72を設けてある。このストッパ72は、エアーシリンダであり、移送コンベア66の終端部69に4個のカップ20が溜まった時に閉動作(図3に示す伸長状態となる。)して、後続のカップ20がこの終端部69に進入してこないように止めておくことができ、終端部69のカップ20が投入ステージ61に押し出されて空カップ用プッシャー70が短縮動作した時に開動作(短縮状態となる。)してカップ20を終端部69に通す役目を果たす。
【0041】
上記構成の整列搬送手段によると、投入ステージ61に搬送されてくる空のカップ20を投入ステージ61上で搬送方向97に沿って4列に整列させ、これら整列する4列のカップ20を同期させて間欠的に搬送することができる。このように、カップ20を投入ステージ61上で4列に整列させているので、単位時間当たりのカップ20の搬送個数を同一とした場合、カップ20の搬送速度は、1列で搬送する場合と比較して1/4に減速することができる。つまり、各カップ20の移動速度を比較的低速度にすることができ、しかも、各列のカップ20を上記搬送方向97に同期して搬送しているので、物品供給装置1が物品21をカップ20に投入するタイミングがとり易く、従って、作業者は、投入ステージ61上の空のカップ20に物品21を確実に投入することができる。
【0042】
図2に示す4台の各計量器62は、ロードセル等の重量検出器を有しており、各ロードセルに設けられている載台上に、投入ステージ61から物品21の投入されたカップ20が送られてくると、そのカップ20及びカップ20に投入されている物品21の合計重量を計量することができる。そして、この組合せ秤に設けられている演算制御部がこの合計重量値から既知であるカップ20(各カップ20は同一の重量である)の重量値を減算して物品21の重量を演算して得ることができる。そして、計量済み物品の投入されている4個のカップ20は、後段の滞留コンベア3上のカップ20の数が8個以下になった時に滞留コンベア3に搬送される。
【0043】
次に、図3及び図4に示す組合せ秤の組合せ演算手段が、計量器62により計量されて滞留コンベア3上で滞留する計量済み物品21の各重量を種々に組合わせて組合せ演算する手順、及び組合せに選択された物品21を滞留コンベア3から取り出して搬送コンベア4上に移動させて排出装置65内に搬送する手順を説明する。
組合せ演算手段は、中央演算処理装置(CPU)により構成されている演算制御部(図示せず)と、この演算制御部と接続する記憶部(図示せず)に記憶されている所定のプログラムと、により構成されており、所定の組合せ演算を行う手段である。即ち、各計量器62により計量して得られた被計量物品21の各重量値を種々に組合わせてそれら組合せのうち合計重量値が予め定めた所定重量範囲内であって、予め定めた条件を満足する組、例えば目標重量に等しいか若しくは最も近い組を構成する物品を選択する手段である。
【0044】
なお、組合せ演算手段による組合せ演算は、作業者が設定表示部87を操作して予め設定してある組合せ演算開始メモリ数がKとなったときに開始する。この組合せ演算開始メモリ数とは、組合せ演算手段が組合せ演算を開始するための条件であり、この条件は、滞留コンベア3上に停止しているカップ20の数(記憶部に記憶されている計量済み物品の重量値の数)が例えばK=9個以上となることとしている。つまり、記憶部に記憶されている重量値の数が9個未満では組合せ演算を行っても合計重量が所定重量範囲内となる組合せを選択する可能性が低いので組合せ演算を行わず、従って重量値の数が9個以上となり、組合せの選択の可能性の高くなったときに組合せ演算を行うこととしている。ただし、滞留コンベア3上のカップ20の個数が9個以上となったときは、計量器62からの搬送が自動的に停止する。
【0045】
また、組合せに選択されたカップ20を滞留コンベア3から取り出して搬送コンベア4に移送する移送手段は、第1〜第10のプッシャー84−1〜84−10である。従って、これら第1〜第10のプッシャー84−1〜84−10により移送することができるのは、図3に示す滞留コンベア3上に滞留する12個のカップ20のうち、先頭から10個のカップ20のうちのいずれかのカップ20であるので、組合せに参加させる重量値もこれら10個のカップ20に投入されている物品21の重量値としている。
【0046】
そして、図3に示す第1〜第10のプッシャー84−1〜84−10により取り出されたカップ20を所定の排出位置88に搬送する搬送手段は、同図に示す搬送コンベア4と、排出装置65と、からなっている。
【0047】
今、組合せ演算手段により物品(重量値)の所定の組合せとして例えば図4に示すように第2番目の物品21と第5番目の物品21と第8番目の物品21と第10番目の物品21が選択されたとすると、まず、対応する位置のガイド1が下降することにより図2に示す非規制位置に移動して、次に、図4に示すように、第2、第5、第8、及び第10のプッシャー84−2、84−5、84−8、84−10が伸長駆動してこれら第2、第5、第8、及び第10番目の各物品21を収容する各カップ20を滞留コンベア3上から押し出して、この滞留コンベア3と隣接して設けてある搬送コンベア4上に移動させる。そして、第2、第5、第8、及び第10のプッシャー84−2、84−5、84−8、84−10が伸長駆動した状態では、図4に示すように、各プッシャーに設けてあるパッド85−2、85−5、85−8、85−10の夫々の各係止板86が、取り出した2、5、8、10番目の各カップ20の夫々の後続のカップ20を係止することができる。これにより、伸長状態の第2、第5、第8、及び第10のプッシャー84−2、84−5、84−8、84−10が短縮駆動したときに、各パッド85−2、85−5、85−8、85−10が後続の各カップ20を引っ掛けることなく、スムースに図3に示す元の位置に戻ることができる。
【0048】
そして、搬送コンベア4上に移送された第2、第5、第8、及び第10番目の4個のカップ20は、この搬送コンベア4により搬送されて排出装置65に搬送される。この排出装置65に搬送された第2、第5、第8、及び第10番目の各カップ20は、物品21が取り出され、これら取り出された物品21を包装機89が包装する。一方、第2、第5、第8、及び第10のプッシャー84−2、84−5、84−8、84−10が短縮状態となると、選択されなかった第1、第3、第4、第6、第7、及び第9番目の各物品21を収容する6個の各カップ20、及び後続の2個のカップ20が滞留コンベア3により搬送されて前進する。また、4台の計量器62から計量済み物品を収容する4個のカップ20が順次滞留コンベア3に供給される。これら4個のカップ20及び滞留コンベア3上の8個のカップ20、即ち、計量済み物品を収容する合計12個のカップ20は、搬送されて上述のようにして先頭のカップ20がストッパ73により係止され、この先頭のカップ20及び後続のカップ20が1列に互いに接触した押せ押せの状態で滞留コンベア3上で停止する。しかる後に、次の組合せ演算が行われる。
【0049】
ただし、組合せ演算で選択された物品(重量値)21の個数が4個の場合は、滞留コンベア3上には8個のカップ20しか残らないので、組合せ演算開始メモリ数K=9個よりも少なく、従って、4台の計量器62から次の計量済み物品が投入されているカップ20が滞留コンベア3に排出されるまでは次の組合せ演算を行わないようにしている。
【0050】
次に、排出装置65の説明をする。排出装置65は、傾斜コンベア91と送り出しコンベア92とを備えている。送り出しコンベア92は、滞留コンベア3と同等のプラスチックチェーンコンベアである。傾斜コンベア91は、図には示さないが、搬送面に4列に配置された多数のカップ保持部を設けてなるチェーンコンベアである。この傾斜コンベア91が、搬送コンベア4と接続しており、組合せに選択された物品を収容するカップ20を1個ずつ4個の各カップ保持部に受け入れる。これらカップ保持部に受け入れたカップ20は、図3に示すように、横1列に4個並んだ状態で順次斜め上方に向かって搬送され、上昇端で反転してカップ保持部から外れて位置決め筒部内に落下して所定の排出位置88で停止する。この排出位置88では、カップ20が反転していることとカップ20の落下による衝撃とにより内側に収容されている物品21がカップ20から排出され、カップ受板93の下部に設けたじょうご状部(図示せず)及び投入口94を通って包装機89に投入される。そして、空になった4個のカップ20は、エアーシリンダ(図示せず)によって図3の矢印95の方向に搬送される。4個の空のカップ20は、カップ受板93に設けた排出口(図示せず)を通って送り出しコンベア92上に搬送され、この送り出しコンベア92によって搬送され、そして、カップ反転装置96により180°反転されて、カップ20の口を上側に向けた状態で移送コンベア66に送り出される。そして、移送コンベア66は、空のカップ20をこの移送コンベア66の終端部69に移送し、この終端部69に空のカップ20が4個溜まり、上述したように、中央演算処理装置から所定の供給信号が出力されると、空カップ用プッシャー70が伸長動作し、この空カップ用プッシャー70の先端に設けたパッド71が終端部69上の4個の空カップ20を投入ステージ61上の入口部に送り出すことができる。このようにして、カップ20は循環して物品の組合せ計量を順次連続して行うことができる。
【0051】
なお、組合せに選択された各々の組を構成する物品21を収容するカップ20は、順に図3に示す排出位置88に搬送されて、カップ20内の物品21は包装機89に順に投入されるが、包装機89は、一つの組を構成する物品の数が幾つであるかを記憶手段から読み込んで1つの組を構成する物品を1つのパックに包装することができる。つまり、包装機89は、組合せに選択された物品の数が1、2、3、4、5、・・である各場合に応じて組合せに選択されたその数の当該物品を1つのパックに包装するように構成されている。
【0052】
次に、図5を参照して、計量された物品の重量を記憶する手順を説明する。まず、物品の投入されたカップ20が計量器62によって計量が完了し(S100)、この計量済み物品の重量値を記憶部に記憶する(S102、104)。例えば第1、2、・・・・、N番目に計量して得られた重量値を第1、2、・・・・、N番目のメモリに記憶する。そして、記憶した重量値の数がK、例えば9個以上であるか否かを判定して(S106)、9個未満であると判定したときは、組合せ演算を行わなず、9個以上であると判定したときは、組合せ演算を行う(S108)。そして、組合せ演算により組合せに選択されたs個の重量値(Ml 、Mm 、・・・・、Mn )の物品を収容するカップ20を搬送コンベア4に移送する(S110)。
【0053】
ただし、選択されずに滞留コンベア3上に残った物品は、順次前進して物品の順番が変わるので、メモリに記憶されている重量値の順番も変更する必要がある。その為に、Mn+1 、Mn+2 、・・・・、Mn+(i-n) 番目のメモリに記憶されている重量値をMn 、Mn+1 、・・・・、Mn+(i-n)-1 番目のメモリに夫々移し替える(S112)。そして、Mm+1 、Mm+2 、・・・・、Mm+(i-m) 番目のメモリに記憶されている重量値をMm 、Mm+1 、・・・・、Mm+(i-m)-1 番目のメモリに夫々移し替える(S114)。また、Ml+1 、Ml+2 、・・・・、Ml+(i-l) 番目のメモリに記憶されている重量値をMl 、Ml+1 、・・・・、Ml+(i-l)-1 番目のメモリに夫々移し替える(S116)。なお、1≦l <m<・・・・<n≦iとし、iは、記憶済みのメモリの番号のうち最大番号の数値である。
【0054】
そして、メモリに記憶されている元の重量値の個数iからsを減算して現在記憶されている重量値の個数iを演算する(S118)。このようにして、順次物品を新たに計量して得られた重量値を記憶することができ、そして、選択されずに滞留コンベア3上に残っている物品の順番の変更に応じて各メモリに記憶されている重量値の順番を順次変更することができる。これによって、滞留コンベア3上に停止する物品の各重量値を各物品と対応して記憶することができる。
【0055】
上記各実施形態の組合せ秤によると、図3に示すように、投入ステージ61上で被計量物品がカップ20内に投入されてから組合せ演算によって選択されて、包装機89に投入されるまでの間、物品を同一のカップ20によって保持する構成である。従って、付着性、又は粘着性を有するカット野菜、漬物、又は筋子等の物品の組合せ計量の計量精度及び計量速度の向上を図ることができる。
【0056】
そして、計量済み物品が投入されているカップ20を滞留コンベア3上に多数溜めておくことができ、そして、これら滞留する多数のカップ20に投入されている多数の物品を組合せに参加させることができる構成であるので、これによっても組合せ計量の計量精度を向上させることができる。
【0057】
しかも、カップ20に投入されている物品を別のホッパ等に移替えずに多数の計量済み物品を溜めておくことができる構成であるので、物品を別のホッパ等に移替えることが原因して起こる付着による重量変動が存在せず、これによっても、粘着性等を有する物品の組合せ計量の計量精度及び計量速度を従来よりも向上させることができる。そして、多数の計量済み物品を収容するカップ20を滞留コンベア3上に溜めておくことができる構成であるので、計量器62による計量を連続して順次行うことができ、これによって、計量器62の運転効率の向上を図ることができる。
【0058】
ただし、上記各実施形態では、滞留コンベア3上に12個のカップ20を停止させる構成としたが、これ以外の個数のカップ20を停止させる構成としてもよい。そして、組合せに参加させる重量値の個数(カップ20の個数)を10個としたが、これ以外の個数としてもよい。
【0059】
そして、上記実施形態において、空カップ20の重量が未知の場合、又は空カップ20の重量のばらつきが大きい場合は、投入ステージ61の手前に別個の計量器を設けてこの計量器により空カップ20の重量を予め計量し、後段の計量器62により計量して得られたカップ20と物品21の合計重量から対応するカップ20の重量を減算して物品21の重量を求める構成としてもよい。
【0060】
また、夫々の空カップ20の重量が均一である場合は、カップ20と物品の合計重量を種々に組合わせて組合せ演算を行ってもよい。この場合、組合せ合計重量の目標重量値は、物品の重量にカップ20の重量を加えた重量値とする。
【0061】
更に、計量器62の台数を4台としたが、4台以外の台数としてもよい。そして、投入ステージ61は、計量器62の台数に応じた列数でカップ20を整列させて順次各計量器62にカップ20を供給する構成とする必要がある。
【0062】
そして、カップ20の形状を底を有する短円筒形としたが、これ以外の形状、例えば底を有する多角筒としてもよい。
【0063】
また、上記各実施形態の滞留コンベア3、及び搬送コンベア4の各々を、環状の2つのプラスチックチェーンを有する構成としたが、これ以外の構成としてもよい。要は、滞留コンベア3、及び搬送コンベア4の各コンベアは、カップ20を所定方向に搬送することができ、しかも、このコンベアの搬送面が移動している際(駆動中)に、先頭のカップ20が係止されて停止したときに後続のカップ20をこのコンベアの搬送面上で押せ押せの状態で停止させることができる構成のものであればよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置によると、ガイドは、物品保持手段が待機側搬送手段上からはみ出ないように規制する規制位置と、移送手段が待機側搬送手段上の物品保持手段を受け取り手段上に移送することができる非規制位置と、に移動して位置を変更することができる構成である。従って、待機側搬送手段の物品保持手段を保持する保持面に例えば物品(被計量物)が付着することにより物品保持手段の待機側搬送手段に対する高さ位置が変わることがあったり、又は、組合せに選択された物品を収容する物品保持手段が待機側搬送手段上から受け取り手段上に移送された後に、待機側搬送手段上の後続の各物品保持手段が前方に向かって搬送されてそれぞれの前方の物品保持手段と強く衝突した時でも、規制位置にあるガイドによって物品保持手段が待機側搬送手段上からはみ出ないように確実に規制することができる。これにより、例えば、組合せに選択されていない物品を収容する物品保持手段が受け取り手段側に乗り移ることがなく、その結果、組合せの計量精度の低下を防止することができる。
【0065】
第2の発明によると、パイロット操作切換弁の切り換わりに要する時間により、第1のアクチュエータの作動のタイミングより少し遅らせて第2のアクチュエータを作動させることができる構成であるので、第2のアクチュエータを作動させるタイミングを遅らすためのリレーやタイマー等の電気機器を不要とすることができる。つまり、水洗浄を必要とする組合せ秤に電磁弁、リレー、及びタイマー等の電気機器を使用する場合は、それらの電気機器を防水措置を施した制御ボックス内に収納する必要があり、それら電気機器の台数に応じて防水措置に掛かる費用が増大するので、電気機器の台数を少なくすることにより、水洗浄がし易く、構造が簡単であり、費用の低廉な物品保持手段の移送装置を提供することができる。
【0066】
第3の発明によると、速度制御弁によりパイロット操作切換弁の切換速度を制御する構成であるので、リレーやタイマー等の電気機器を使用せずに第2のアクチュエータを作動させるタイミングを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置の滞留コンベア上にカップを滞留させている状態を示す回路図である。
【図2】同実施形態に係る同移送装置の滞留コンベア上の所望のカップを搬送コンベア上に押し出した状態を示す回路図である。
【図3】同実施形態の同移送装置を適用した組合せ秤を示す平面図である。
【図4】同実施形態の同移送装置を適用した組合せ秤のプッシャーが選択された物品を収容するカップを押し出した状態を示す一部省略平面図である。
【図5】同実施形態に係る組合せ秤の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る組合せ秤における物品保持手段の移送装置を適用した他の組合せ秤を示す平面図である。
【図7】従来の組合せ秤におけるカップの移送装置を示す拡大縦断面図である。
【図8】図7に示す従来の移送装置を適用した組合せ秤の一部省略平面図である。
【符号の説明】
1 ガイド
2 エアー回路
3 滞留コンベア
4 搬送コンベア
5 はみ出し防止手段
9 ガイドシリンダ
13 電磁操作弁
14 パイロット操作切換弁
15 速度制御弁
20 カップ
21 物品
26 プッシャー
61 投入ステージ
62−1〜62−4 計量器
65 排出装置
66 移送コンベア
70 空カップ用プッシャー
84−1〜84−10 プッシャー
Claims (3)
- 物品保持手段が搬送経路に沿って搬送される途中で上記物品保持手段に物品が投入され、当該物品保持手段と当該物品保持手段に投入されている物品の合計重量、又は上記物品保持手段に物品が投入された状態で投入されている物品の重量、を計量手段により計量し、上記計量手段により計量して得られた各重量値を組合せ演算に参加させて合計重量値が予め定めた所定重量範囲内の組を構成する物品を組合せ演算手段が選択する組合せ秤において、
上記搬送経路に設けられ、複数の上記物品保持手段を列にして互いに隣合うものどうしを接触させた状態で待機させておく待機側搬送手段と、
上記待機側搬送手段上から移送された上記物品保持手段を受け取る受け取り手段と、
上記待機側搬送手段上の列をなす上記各物品保持手段にそれぞれ対応して設けられ、上記選択された物品を収容している上記物品保持手段に対応するものが、当該物品保持手段を上記受け取り手段上に移送する複数の移送手段と、
これら複数の移送手段それぞれに対応して設けられ、それぞれがガイドを有し、このガイドを、対応する上記物品保持手段が上記待機側搬送手段上からはみ出ないように規制する規制位置と、上記待機側搬送手段上の対応する上記物品保持手段を対応する上記移送手段が上記受け取り手段上に移送可能な非規制位置とに移動させる複数のはみ出し防止手段と、を備え、
上記選択された物品を収容している上記物品保持手段を、これに対応する上記移送手段が上記受け取り手段上に移送するとき、当該移送手段に対応する上記はみだし防止手段の上記ガイドが上記規制位置から上記非規制位置に移動する、組合せ秤における物品保持手段の移送装置。 - 請求項1に記載の組合せ秤における物品保持手段の移送装置において、上記はみ出し防止手段は、圧力流体により作動して上記ガイドを上記規制位置と上記非規制位置とに移動させる第1のアクチュエータと、第1のアクチュエータに圧力流体を供給して作動させる弁と、を備え、上記移送手段は、圧力流体によって作動し上記待機側搬送手段上の上記物品保持手段を上記受け取り手段上に移送する第2のアクチュエータと、上記ガイドが上記非規制位置に移動するように上記弁が切り換わったときに、上記弁から加えられるパイロット圧により切り換わり第2のアクチュエータが上記物品保持手段を移送するように第2のアクチュエータに圧力流体を供給するパイロット操作切換弁と、を備えることを特徴とする組合せ秤における物品保持手段の移送装置。
- 請求項2に記載の組合せ秤における物品保持手段の移送装置において、上記パイロット操作切換弁のパイロット圧の通路に上記パイロット操作切換弁の切換速度を制御する速度制御弁を設けたことを特徴とする組合せ秤における物品保持手段の移送装置。
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