JP3724917B2 - 採血管搬送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被験者から血液を採取する時に使用する採血管を採血作業者の元まで搬送する採血管搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一人の被験者に対して複数項目の血液検査を行うために検査項目別に分けて複数の採血管に採血を行う場合には、検査時に採血済みの採血管と被験者との対応が分からなくなることを防止するために、採血を行う前に、被験者に関する情報を印字したラベルを予め採血管毎に貼り付け、ラベル貼り付け後の採血管を被験者毎に一つのトレイに収容しておくという準備作業が行われており、また、この準備作業を自動的に行うシステムも提案されている。
一般的に採血作業を行う採血台と前記採血管の準備作業を行う準備システムの場所は離れているため、採血管を被験者毎に収容したトレイは、例えば、採血作業者自身が採血台まで運んでいた。
しかし、このように採血作業者がトレイを、採血管準備場所から採血台まで運ぶのは面倒な作業であり、多くの被験者が待機している場合には採血作業を遅らせる原因になる。また、この場合、採血作業者はトレイを採血台まで運ぶ回数を少しでも減らすために、複数の被験者のトレイをまとめて自分の採血台まで運び、自分で複数の被験者のトレイを管理しながら採血作業を行うことが多いが、このように、一人の採血作業者の元に複数の被験者のトレイを集めると、採血作業者が採血作業中にトレイと被験者との対応を間違ってしまう可能性もあり、採血前の準備作業が全く無駄になってしまう可能性がある。
上記した問題を解決するために、採血管を準備する準備システムと複数の採血台との間にベルトコンベアで構成された搬送手段を設けると共に、各採血台に次の採血作業を行うトレイをストックしておくストッカを設け、センサでストッカが満杯か否かを検知することにより採血の進行状況を確認し、前記搬送手段で空のストッカに次々にトレイを分配していく採血管搬送システムが既に提案されている。
このような採血管搬送システムによれば、ストッカが空になる毎に採血管を収容したトレイが搬送されてくるので、採血作業者がトレイを取りにいく必要がなく、また、採血台が複数ある場合でも搬送システムが各採血台にトレイを自動的に分配できるという効果を奏する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した採血管搬送システムは、採血の進行状況をストッカが満杯か否かによって判断し、採血作業者の意志に関係なくストッカが空になった採血台に次々に自動的にトレイを搬送することによりトレイの分配を行っているので、採血作業者の熟練度や採血作業量に関係なく、採血者作業者の元に次の被験者のトレイがストックされてしまい、複数の採血作業者間の作業速度の差や採血作業量の差により、被験者の採血順番が狂ってしまうという問題が生じる。
また、採血作業者の意志に関係なく次々にトレイが分配されてくるので、例えば、採血作業者がトイレ等で採血台から離れている間は、その採血作業者のストッカにストックされたトレイに対応する被験者は否応なしに待ち時間が長くなってしまうという問題もある。
さらに、被験者も確実に待機所に待機しているとは限らないため、通常、採血作業者は、対応する被験者が待機所にいない場合には、そのトレイを飛ばして次のトレイの被験者から先に採血を行うが、このような場合でも上記した採血管搬送システムでは、次のトレイがストッカに分配されてしまうため、採血作業者の元に二つのトレイがストックされてしまい、結果として、採血者の待ち時間を長くしてしまったり、また、場合によっては採血作業者がトレイと被験者との対応を間違えてしまうという採血作業者自身が採血台までトレイを運んでいた時と同じような問題が生じる可能性もある。
上記したように従来の採血管搬送システムでは、採血作業者の熟練度や採血作業量に関係なく採血すべきトレイが次々に採血作業者の元に分配されてくるので、採血作業者の熟練度や採血作業量に応じた効率のよい採血作業を行うことができず、また、採血作業者の意志に関係なく採血すべきトレイが次々に分配されてくるので、被験者の待ち時間が採血作業者の行動に左右されてしまうか、或いは、採血作業者自身の行動が極端に制限されてしまうという様々な問題が生じ、実際の採血作業に採用するには適していない。
本発明は、上記した問題点を解決し、採血作業者の熟練度や採血作業量に合わせて採血すべき採血管を収容したトレイを採血者業者の元に自動的に移送することができ、また、トレイを自動的に移送することにより採血作業者自身の行動を極端に制限することもない採血管移送システムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る採血管移送システムは、被験者に関する情報を印字したラベルを添付した採血管と、前記採血管に対応する被験者に関する採血順番を印字した指示書とを被験者毎に収容したトレイを移送する移送手段を備え、前記移送手段が、その移送経路の途中に、少なくとも一つのトレイ受取台と、前記移送経路から前記トレイ受取台にトレイを取り出すトレイ取出手段と、前記トレイ受取台に対応した前記トレイ取出手段を作動させる作動スイッチとを備え、採血作業者が前記作動スイッチを操作した時のみ、対応するトレイ受取台のトレイ取出手段が作動して、移送経路からトレイ受取台にトレイを取り出すように構成したことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本発明に係る採血管移送システムの実施の形態について説明する。
図1は採血管自動準備システムと採血管移送システムとを組み合わせた採血システムの概略上面図を、図2は図1におけるA視図(イス及びパソコンは省略)を、また、図3は図1におけるB視図を各々示している。
図面に示すように、この採血システムは、検査に必要な採血管に被験者に関する情報を印字したラベルを自動的に貼り付け、被験者の採血順番に関する情報及び検査に関する情報を指示書に自動的に印字して発行し、前記ラベル貼付後の採血管と指示書とを被験者毎に一つのトレイに収容する採血管自動準備システムAと、ラベル貼付後の採血管及び指示書を収容したトレイを採血作業者等の指示に従って各採血台に移送する採血管搬送システムBとから構成されている。
【0006】
前記採血管自動準備システムAは、並設された複数台の自動ラベル貼付装置2(本実施例の場合は2a〜2d迄の4台)、一つの指示書発行装置3、及びこれら各装置2及び3を作動させるための制御装置4(本実施例の場合はパソコン)から構成されている。
各自動ラベル貼付装置2は、ラベル貼付前の採血管を収容する複数の収容部と、制御装置4の指示に従って被験者の個人情報や検査に必要な情報をラベルに印字し前記収容部から対応する採血管を取り出して前記ラベルを貼り付けるラベル貼付機構と内部にを備えている。また、並設された4台の自動ラベル貼付装置2の内部には、全ての自動ラベル貼付装置2a〜2dを貫通して伸びる排出コンベア5(図1に破線で示す)が設けられており、前記ラベル貼付機構でラベルが貼り付けられた採血管はこの排出コンベア5によって他の自動ラベル貼付装置2の内部を通って、一番後側(図1における一番上側)の自動ラベル貼付装置2dから外部、即ち、採血管搬送システムB上に待機している空のトレイ6に排出されるように構成されている。
また、指示書発行装置3は、前記制御装置4の指示に従って、指示書に被験者に対する検査情報に加えて、被験者の採血順番をバーコードと数字とで印字し、前記自動ラベル貼付装置2と同じ空トレイ6に印字済み指示書を排出するように構成されている。
上記したように構成された採血管自動準備システムAは、例えば、医師等がパソコンで被験者、被験者に必要な検査情報、及び被験者の採血順番を入力すると、検査に必要な採血管を収容した自動ラベル貼付装置2が作動して必要な採血管に必要な情報が印字されたラベルを貼り付け、ラベル貼り付け後の採血管を排出コンベア5で自動的に空トレイ6に排出すると共に、指示書発行装置3で自動ラベル貼付装置2と同じ空トレイ6に採血指示書を排出するよう作動され、検査に必要なラベル貼付後の採血管と指示書とを被験者毎に一つの空トレイ6に収容させる。
採血管搬送システムBは、その一部が上記したように作用する採血管自動準備システムAと連動して作動し、その受取位置P1で空トレイ6に被験者に必要な採血管と指示書とが収容される毎に、収容後のトレイ(以下採血トレイ7と称する。)を移送待機位置P2に移動させると共に、次の空トレイ6を採血管及び指示書を受け取る受取位置P1に移動させる。
【0007】
次に採血管搬送システムBについて具体的に説明していく。
採血管搬送システムBは、前記したように採血管自動準備システムAと連動して作動し、空トレイ6に必要な採血管と指示書とを収容させた採血トレイ7を準備する採血トレイ準備装置10と、作業者が採血トレイ7を受け取って採血作業を行う複数(本実施例では2台)の採血台20とから成る。
【0008】
前記採血トレイ準備装置10は、採血台20から回収された空トレイ6を受取位置P1に順次移送する空トレイ移送コンベア11と、受取位置P1で採血管及び指示書を収容した採血トレイ7を移送待機位置P2で待機させ採血作業者の意志に従って採血台20に移送するために作動する採血トレイ排出コンベア12と、採血トレイ7を受取位置P1から前記供給コンベア12に移動させる移動手段(符号なし、図5参照)とを備えている。前記した二つのコンベア11及び12は相互に平行に配置され、採血管自動準備システムAに対応する位置から採血トレイ準備装置10の下流端(図1における右端)まで伸びている。
前記空トレイ移送コンベア11における受取位置P1の下流側には一対のトレイ止め手段14及び15が設けられている。このトレイ止め手段14及び15は各々、コンベア11の両側に少なくとも空トレイ6の幅より狭い間隔で設けられ、コンベア11の移送面から上方に出没可能に構成された2本のピンから成る。各トレイ止め手段14及び15は、採血管自動準備システムA、空トレイ移送コンベア11及び前記移動手段と連動して作動し、空トレイ6を順次受取位置P1に移送する。具体的には、例えば図4(本図は図1における採血トレイ準備装置10の拡大図である。)に示すように、受取位置P1で採血管準備システムAから必要な採血管及び指示書を空トレイ6a(即ち採血トレイ7a)が受け取ると、前記移動手段が作動して採血トレイ7aを供給コンベア12に移動すると共に、空トレイ移送コンベア11が作動し、同時に、トレイ止め手段14がコンベア11の移送面より下方に没する。これによりトレイ止め手段14及び15間に挟まれていた次の空トレイ6bが受取位置P1まで移送される。その後、トレイ止め手段14が再びコンベア11の移送面より上方に突出すると共に、トレイ止め手段15がコンベア11の移送面より下方に没し、それにより下流側にあった空トレイ6cがトレイ止め手段14に係止する位置まで移送され、その後、トレイ止め手段15が再びコンベア11の移送面より上方に突出して空トレイ6cをトレイ止め手段14及び15間に維持する。
また、前記採血トレイ排出コンベア12にも前記空トレイ移送コンベア11と同様一対のトレイ止め手段16及び17が設けられている。これらトレイ止め手段16及び17は、前記したトレイ止め手段14及び15と同様、各々、コンベア12の両側に少なくとも採血トレイ7の幅より狭い間隔で設けられ、コンベア12の移送面から上方に出没可能に構成された2本のピンから成り、両トレイ止め手段16及び17間で待機位置P2を画定している。
これらトレイ止め手段16及び17及び採血トレイ供給コンベア12は、採血台20に設けられた後述する操作スイッチ40の操作に応じて作動し、採血トレイ7を採血台20側に移送する。
具体的には、例えば図4に示すように、二つの採血台20の何れかの操作スイッチ40が操作されると、採血トレイ排出コンベア12が作動すると共に、上流側にあるトレイ止め手段16がコンベア12の移送面より下方に没し、それにより待機位置P2にあった採血トレイ7eが採血台20側に移送される。待機位置P2にあった採血トレイ7eが待機位置P2から完全に出ると、前記トレイ止め手段16が再びコンベア12の移送面より上方に突出すると共に、下流側にあるトレイ止め手段17が移送面より下方に没し、それにより、下流にある次の採血トレイ7dがトレイ止め手段16に係止する位置、即ち、待機位置P2まで移送される。待機位置P2に次の採血トレイ7dが移送されると下流側のトレイ止め手段17が再びコンベア12の移送面より上方に突出して、採血トレイ7dをトレイ止め手段16及び17間、即ち、待機位置P2に維持する。
また、採血トレイ供給コンベア12は、移動手段にも連動して作動し、移動手段により採血トレイ7が受取位置P1から移動される毎に作動するが、前記トレイ止め手段16及び17は移動手段には連動しない。
【0009】
次に採血台20について説明する。尚、本実施例では二つの採血台20が設けられているが、二つとも同じ構造であるので、ここでは一方の採血台の構造について説明する。また、図面上では二つの採血台に関する符号に符号a及びbを付して、二つの採血台20a及び20bを識別することとし、説明上、二台の採血台の識別が必要な場合のみ、明細書中でも採血台に関する符号に符号a及びbを付すものとする(例えば、識別が必要な場合のみ、採血台20に符号a及びbを付して採血台20a及び20bとして説明する。)。
図5は採血管搬送システムの作業板を取り除いた概略上面図を示し、また、図6は採血管搬送システムの前面板を取り除いた概略正面図を示している。
採血台20は、図5及び図6に示すように、その上面、前面及び背面が各々作業板21、前面板22、及び背面板23で覆われており、これら各板21〜23で囲まれた空間に、供給コンベア24及び回収コンベア25が平行に設けられている。
前記供給コンベア24及び回収コンベア25は各々採血台20の上流端(図5,6における左端)から下流端(図5,6における右端)まで平行に伸びており、前記採血トレイ準備装置10や他の採血台20と並べて配置するだけで、隣接する装置の供給コンベア24(及び/又は採血トレイ排出コンベア2)及び回収コンベア25(及び/又は空トレイ移送コンベア11)と直線的に連結できるように構成されている。
また、図6に示すように、供給コンベア24と回収コンベア25とは段違いになるように、具体的には、回収コンベア25が供給コンベア24より低い位置を通るように設けられており、前記供給コンベア24の上流端には供給コンベア24の移送面と面一の移送面を有する採血トレイ取出通路26が供給コンベア24の作動方向に対して垂直な方向に、回収コンベア25の上方を横切るように設けられている。
図7は、図5における採血トレイ取出通路26の付近の一部拡大図であり、図8は図6における採血トレイ取出通路付近の部分拡大図であり、また、図9は図7におけるC視図を各々示している。これらの図面に示すように、この採血トレイ取出通路26は、供給コンベア24の回収コンベア25側の側部から、回収コンベア25の上方を通過して移送台20の前面板21に設けられた採血トレイ受取台27まで伸びている。また、この採血トレイ受取台27の側部上方には、それと平行に取出アームガイド部材28が設けられており、このガイド部材28はガイド部材28に沿って移動可能な取出アーム29を備え、この取出アーム29で供給コンベア24上の採血トレイ7を採血管トレイ取出通路26を介して、受取台27に取り出せるように構成されている。
また、供給コンベア24の採血トレイ受取台27に対応する位置には一対のトレイ止め手段30及び31が設けられている。これらトレイ止め手段30及び31は各々、供給コンベア24の両側に少なくとも採血トレイ7の幅より狭い間隔で設けられ、供給コンベア24の移送面から上方に出没可能に構成された2本のピンから成り、操作スイッチ40の操作に応じて作動する。
前記受取台27は前面板21に前方(図5及び7における下方)に突出するように設けられ、採血トレイ7を収容可能な面積を持つ受取面を備え、また、操作スイッチ40が設けられている。
この操作スイッチ40は、採血作業者によって操作可能にされ、これにより供給コンベア24、前記取出アーム29、及びトレイ止め手段30、31に加えて、前述したように採血トレイ準備装置10を作動させ、これらで採血トレイ準備装置10から対応する受取台27まで採血トレイ7を移送させる。
具体的には、例えば、採血作業者が採血台20aの操作スイッチ40aを操作すると、前述のように採血トレイ準備装置10が、トレイ止め手段16を下降させ、その待機位置P2に維持していた採血トレイ7を採血台20a側に移送する。この時、採血台20aの供給コンベア24aも一緒に作動し、この供給コンベア24aが採血トレイ準備装置10の排出コンベア11から排出される採血トレイ7を受け取り、それをさらに下流(図5における右側)に移送する。また、前記トレイ止め手段30及び31は通常は供給トレイ24の移送面より下方まで没しているが、操作スイッチ40の操作に応じて、下流側のトレイ止め手段31aのみが移送面より上方に上昇する。従って、供給コンベア24aで移送される採血トレイ7は前記トレイ止め手段31aに係止して、その位置(以下、第1取出位置P3、図5参照))に留まる。採血トレイ7が第1取出位置P3で留められると、上流側のトレイ止め手段30aも供給コンベア24aの移送面より上方まで上がり、供給コンベア24aから連続して採血トレイが移送されてくる場合に、次の採血トレイが第1取出位置P3に入り込むのを防止する。トレイ止め手段30aが上昇すると、次いで、図7に仮想線で示すように取出アーム29aがアームガイド28aに沿って採血台20aの前方に向けて動き、採血トレイ7aを供給コンベア24aから採血トレイ取出通路26aに押し出す。取出アーム29aは、採血トレイ7aを取出通路26aを通過させて受取台27aの受取面に収めた後、供給コンベア24aの後方の待機位置(図7に実線で示す位置)まで後退する。取出アーム29aが待機位置まで戻ると、トレイ止め手段30a及び30bは再び供給コンベア24aの移送面より下方まで没する。
採血トレイ準備装置10及び採血台20が、操作スイッチ40によって上記したように作動することで、採血作業者が操作スイッチ40を操作した時のみ、対応する受取台27まで採血トレイ7が移送されるようになる。
尚、下流側に設けられた採血台20bの供給コンベア24bは上流側の採血台20aの操作スイッチ40aによっては作動しないが、上流側に設けられた採血台20aの供給コンベア24aは下流側の採血台20bの操作スイッチ40bの操作に応じて作動するように制御される。
【0010】
また、図2、6、及び8に示すように採血台20における前面板22には回収コンベア25に採血後の空トレイ6を置くための回収口32と、供給コンベア24及び回収コンベア25の作動状態を監視するための覗き窓33が形成されている。
回収コンベア25は、採血作業者が回収口32から空トレイ6を回収コンベア25上に置くと作動し始め、空トレイ6を採血トレイ準備装置10の空トレイ移送コンベア12まで移送すると停止する。
採血トレイ準備装置10の空トレイ移送コンベア12は、採血台20の回収コンベア25から空トレイ6を受け取ると作動し始めるが、採血トレイ準備装置10におけるトレイ止め手段14及び15は採血台20の回収コンベア25とは連動せずに、空トレイ移送コンベア12の移送面から上方に突出したままである。これにより、回収コンベア25で回収された空トレイ6は、自動的に採血トレイ準備装置10の空トレイ移送コンベア12に回収され、図1に示すように回収コンベア12のトレイ止め手段15の下流に溜まる。
【0011】
さらに、採血台20は、作業台として機能する上面板21にバーコードリーダ34及び表示装置35を備えている。
前記表示装置35は、バーコードリーダ34で採血指示書から読み取った被験者の採血受付番号を表示するように構成されている。
この表示装置35は、被験者側に採血番号を表示するようディスプレイが配置されているが、被験者及び採血作業者の両方に受付番号を表示するよう二つのディスプレイを備えていてもよく、また、支持棒に回動可能に設けられ、任意に回動させて被験者及び採血作業者の両方にディスプレイを向けられるように構成してもよい。
【0012】
次に、上記したように構成された採血システムの全体の作用について簡単に説明する。
図1及び図3に示すように、各採血台20の上面板21上で採血作業が行えるよう採血台20の回収コンベア25側に採血作業者用のイス41が配置され、また、この採血作業者用のイス41と対面するように採血台20の供給コンベア側に被験者用のイス42が配置される。
図面には示していないが、ここでは被験者用のイス42のさらに後方に採血順番を待つための待機所があるものとする。
被験者は、医師又は看護婦等により採血の受付を済ませ、そこで自分の採血順番を確認した後、待機所で待機する。医師又は看護婦等は受付が済んだ被験者の検査情報、個人情報及び採血順番に関する情報を採血管自動準備システムAのパソコン4を使用して入力する。
パソコン4に必要な情報が入力されると、自動ラベル貼付装置2及び指示書発行装置3が作動して、検査に必要な採血管に検査情報及び個人情報等を印字したラベルを貼り付けて空トレイ6に排出すると共に、検査情報及び個人情報に加えて採血順番をバーコード及び数字で印字した採血指示書を前記採血管と同じ空トレイ6に発行する。
採血管搬送システムBにおける採血トレイ準備装置10は、受取位置P1で空トレイ6に被験者に必要なラベル付き採血管と指示書とが入れられると、その空トレイ(即ち、採血トレイ7)を採血トレイ排出コンベア12における待機位置P2まで移送する。
ここで、採血作業者が、自分の採血台20にある操作スイッチ40を操作すると、採血トレイ準備装置10にストックされた採血トレイ7のうち、待機位置P2にある採血トレイ7が、採血台20の供給コンベア24、トレイ止め手段30、31、及び取出アーム29等の作用によって対応する採血台20のトレイ受取台27まで移送される。
採血作業者は、自分のトレイ受取台27に採血トレイ7が移送されると、採血トレイ7内に収容されている採血指示書に印字されたバーコードをバーコードリーダ34に読み取らせ、表示装置35に採血番号を表示させる。待機所で待っている被験者は表示装置35の採血番号を確認して、自分の採血番号が表示されると待機所から表示された採血台20に設置されたイス42までくる。
採血作業者は、採血台20に来た被験者に対して採血トレイ7に入れられた採血管を用いて採血を行い、採血後の採血管を所定の採血管立て等に入れ採血作業終了後に空トレイ6を回収口32から回収コンベア25に返す。
上記したように操作スイッチ40を操作しない限りは採血トレイ7が採血作業者の採血台20に移送されないので、採血作業者の技量や採血量、又は採血作業状態に合った採血トレイ7の移送がなされ、例えば、不慣れな採血作業者の元に採血トレイ7が溜まって被験者を待たせることはない。
また、採血作業者が、採血作業が終了する毎に新しい採血トレイ7を取り寄せるように操作スイッチ40を操作し、自分の手元に採血トレイ7をストックしないようにすれば、採血トレイ準備装置10には原則として採血順番の順に採血トレイ7が待機しているので、採血作業者の熟練度の差により不公平に採血順番が狂う等の問題は全くなくなる。
さらに、採血作業者は採血後の空トレイ6を直ぐに回収コンベア25で回収させることができるので、手元に空トレイ6が溜まることなく、また、回収された空トレイ6は直ぐに採血トレイ7として使用することができるので必要以上にトレイの数を増やす必要はない。また、回収コンベア25側に採血作業者が座れるように採血台20を構成しているので、採血作業者は簡単に回収コンベア25に空トレイ6を返すことができる。
【0013】
上記した実施例では、2台の採血台を直列に連結して使用しているが、採血台の数は本実施例に限定されることなく、病院の規模や患者数、又は採血作業者の数等の合わせて採血台の数は任意に設定され得る。また、本実施例の採血台は供給コンベア及び回収コンベアを採血台の端部から端部まで伸ばしているので、採血台の数を増やす場合でも供給コンベア及び回収コンベアの向きを合わせて並べるだけで、隣接する採血台の供給コンベア及び回収コンベア同士が直列に繋がり一本の移送通路を構成することができるので、採血管搬送システムの機能を損ねることなく採血台の増減を非常に簡単に行うことができる。
さらに、上記した実施例では、一つの採血台に一つの採血トレイ受取台を設けているが、これは本実施例に限定されることなく、一つの採血台に複数の採血受取台及びこれに付随する機構(例えば、取出アーム等)を設け、一つの採血台を複数の採血作業者で利用するように構成してもよい。
また、本実施例では、採血搬送システムBと採血管自動準備システムAとを組み合わせた例を挙げているが、この組合せは本実施例に限定されることなく、例えば、採血管自動準備システムAの代わりに、マニュアルでシールを貼り付けて指示書と共に空トレイに収容する作業所があってもよい。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、採血作業者が前記作動スイッチを操作した時のみ、前記トレイ取出手段が作動して、移送経路からトレイ受取台にトレイを取り出すように構成されているので、採血作業者が被験者の待機状態や自身の採血作業進行状況等に応じてトレイを受け取ることが可能になる。これにより、例えば、採血本数が多い等が原因で採血作業に時間がかかっている採血作業者の元に、他の採血作業者が空いているにもかかわらず、トレイが供給されて被験者を無駄に待たせたり、また、待機している被験者の採血順番が前後する等の問題がなくなり、常に被験者の採血順番に沿って採血作業の進行状況に応じた効率の良い採血作業を行うことができるようになるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、設置する病院等の広さや採血作業者の人数に合わせて、簡単に移送手段を増加・減少させることができるので、使用環境毎に設計を行うことがなく、設置場所に関係なく共通の規格で製造することができるようになり、その結果、製造が簡単になり、製造コストも抑えることができるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記トレイ取出手段をトレイ供給コンベアから、トレイ回収コンベアを横切ってトレイをトレイ受取台に取り出すように構成することにより、トレイ回収コンベア側だけで採血作業者がトレイの受け取りと空トレイの回収作業を行うことができるようになり、採血作業者のトレイの受け取り及び回収作業が効率よく行えるようになるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、トレイ供給用コンベア及びトレイ維持手段を、前記作動スイッチの操作に基づいて、対応するトレイ受取台のトレイ取出手段までトレイを移送するよう作動させることにより、前記コンベア及び維持手段を無駄に作動させる必要がなくなる。また、コンベアの駆動に抗してコンベア上の所望の位置にトレイを維持することのできるトレイ維持手段を設けることにより、トレイを確実に所望の位置に維持することができるようになる。
請求項5の発明によれば、移送手段の移送経路上にトレイ受取台に対応する採血作業台を設けることにより、被験者と採血作業者とが移送手段を挟んで対面し、移送手段上の採血作業台で採血作業を行うことができるようになるので、採血作業者は移送手段からトレイを受け取ったらその場で採血作業に移ることができ、効率がよいという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、採血管と一緒にトレイに収容された指示書から採血順番を読み取って表示するように構成された表示装置を設けることにより、採血に使用する採血管の間違いが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 採血管自動準備システムと採血管移送システムとを組み合わせた採血システムの概略上面図である。
【図2】 図1におけるA視図(イス及びパソコンは省略)である。
【図3】 図1におけるB視図である。
【図4】 図1における採血トレイ準備装置10の拡大図である。
【図5】 採血管搬送システムの作業板を取り除いた概略上面図である。
【図6】 採血管搬送システムの前面板を取り除いた概略正面図である。
【図7】 図5における採血トレイ取出通路付近の部分拡大図である。
【図8】 図6における採血トレイ取出通路付近の部分拡大図である。
【図9】 図7におけるC視図である。
【符号の説明】
A 採血管自動準備システム
2(a〜d) 自動ラベル貼付装置
3 指示書発行装置
4 制御装置
5 排出コンベア
6 空トレイ
7 採血トレイ(採血管及び指示書を収容した後のトレイ)
B 採血管搬送システム
10 採血トレイ準備装置
11 空トレイ移送コンベア
12 採血トレイ排出コンベア
14 トレイ止め手段(空トレイ移送コンベア側)
15 トレイ止め手段(空トレイ移送コンベア側)
16 トレイ止め手段(採血トレイ排出コンベア側)
17 トレイ止め手段(採血トレイ排出コンベア側)
20(a及びb) 採血台
21 作業板(上面)
22 前面板(採血作業者側)
23 背面板(被採血者側)
24 供給コンベア
25 回収コンベア
26 採血トレイ取出通路
27 採血トレイ受取台
28 取出アームガイド部材
29 取出アーム
30 トレイ止め手段(上流側)
31 トレイ止め手段(下流側)
32 回収口
33 覗き窓
34 バーコードリーダ
35 表示装置
40 操作スイッチ
41 作業者用イス
42 被験者用イス
P1 受取位置
P2 移送待機位置
P3 第1取出位置

Claims (6)

  1. 被験者に関する情報を印字したラベルを添付した採血管を被験者毎に収容したトレイを移送する移送手段を備え、
    前記移送手段が、その移送経路の途中に、
    少なくとも一つのトレイ受取台と、
    前記移送経路から前記トレイ受取台にトレイを取り出すトレイ取出手段と、
    前記トレイ受取台に対応した前記トレイ取出手段を作動させる作動スイッチとを備え、
    採血作業者が前記作動スイッチを操作した時のみ、対応するトレイ受取台のトレイ取出手段が作動して、移送経路からトレイ受取台にトレイを取り出すように構成したこと
    を特徴とする採血管搬送システム。
  2. 前記移送手段が、その端から端まで伸びるコンベアを有し、コンベア駆動方向に沿って、複数の移送手段を直列に連結できるようにした
    を特徴とする請求項1に記載の採血管搬送システム。
  3. 前記移送手段が、互いに平行に段違いに配置されたトレイ供給用コンベアと空トレイ回収用コンベアとを備え、
    前記トレイ取出手段がトレイ供給コンベアから、トレイ回収コンベアを横切ってトレイをトレイ受取台に取り出すように構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の採血管搬送システム。
  4. 前記トレイ供給用コンベアが、該コンベアの駆動に抗してコンベア上の所望の位置にトレイを維持することのできるトレイ維持手段を備え、
    前記トレイ供給用コンベア及びトレイ維持手段が、前記作動スイッチの操作に基づいて、対応するトレイ受取台のトレイ取出手段までトレイを移送するよう作動することを
    特徴とする請求項3に記載の採血管搬送システム。
  5. 前記移送手段が、その移送経路上にトレイ受取台に対応する採血作業台を備えていることを
    特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の採血管搬送システム。
  6. 前記トレイが、前記採血管に対応する被験者に関する採血順番を印字した指示書を収容し、前記移送手段が採血作業台に対応した表示装置を備え、該表示装置が前記指示書から採血順番を読み取って採血順番を表示するように構成されていることを
    特徴とする請求項5に記載の採血管搬送システム。
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