JP2008120404A - チューブディスペンサー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同一種類の試験管を多数収容する試験管収容部が対向して配置され、これらが複数並列配置されている。また各試験管収容部における対向する試験管収容部どうしの中央寄りの下部側には、試験管を一本ずつ切り出すための切出ローラが配置されている。切出ローラの下方側には、試験管の搬送コンベアが配置されている。搬送コンベアの終端側には、試験管収納用トレイの載置部が設けられてトレイが準備されており、前記搬送コンベアによって搬送されてきた試験管が落下投入される。またトレイ載置部に隣接してラベルプリンタが設置されており、前記トレイ載置部のトレイに対して患者情報及び検査情報等が印字されたラベルを投入するようになっている。
【選択図】 図3
Description
また患者には受付番号等のバーコードが印刷された採血受付票が発行されている。採血作業に際しては、これらのラベルや受付票の内容をバーコードリーダ等の光学的機器により読み取って患者及び試験管の取り間違いが起こらないようにしている。
このような採血業務の自動化を図り、採血業務を支援する技術として、特許文献1に示す技術がある。
更に、特許文献1では、試験管収容部にラベル貼付後の試験管を入れる直前に試験管に貼り付けられたラベルの情報を読み取れるように読取手段を設け、該読取手段で読み取った情報と、医師からの採血オーダ情報とを照合確認するようにしている。
そのため、一日に処理する採血患者数の多い病院等では、これらに対処するために試験管準備装置を多数設置すると共に、これに対応して採血作業者も多数人を確保して配置する必要があった。また試験管一本ずつの準備では、一人の患者に対する試験管準備作業時間が長くなり、効率的にも悪いものとなっていた。
前記簡易小型化及びポータビリティ性の問題と、スペース的な問題とは、災害時等において、簡易に設置する必要のある場合などにも対処することができない原因の一つとなり、緊急対応が出来ないという欠点があった。
一方、専属の作業員が常に待機しているような場合は、作業員がトレイを載置部へ準備するだけで、これをセンサーが自動検知すれば、例えば切出ローラが駆動できるようにした方がタイムラグがなく、効率的である。
一方、このような心配のいらない環境下では、試験管をトレイへ投入した後、ラベルをトレイへ投入するようにした方が作業員による試験管へのラベルの貼付作業が容易となる。
これであれば短時間に大勢の被災患者を診察及び採血検査しなければならない場合等に容易に対応することが可能である。
なお、簡易小型化及びポータビリティ性に優れ、且つ試験管の準備効率においても優れているので、災害時に限らず、通常の病院や個人経営の小さな病院、更には移動健診車等においても簡易に設置でき、いろんな環境下で使用することが可能である。
サーの光を遮断するようになっている。これにより、試験管7の切出が実際に行われたか否かを検知することが可能である。
充して押ボタンスイッチを押し、不足分を追加発行することを催促表示し、「点滅」で何らかのエラーが発生していることを表している。
更にまた、本体2の右側面には、試験管収納用トレイ4の有無を検知するためのセンサー(例えば、赤外線を利用した反射型のフォトセンサー)が取り付けられている。
これで発行データの処理動作が完了し、黄色の発行ダイオード18Bは早い点滅に切り替わる。そして、作業員が採血に必要な種類及び個数の試験管7と、患者情報などを印字したラベル19とが投入されたトレイ4を取り出せば、これを図示しない反射型のフォトセンサーが検知し、一連の準備作業が完了する。
きは、試験管7の収容数が所定数以下になったときであり、試験管7の補充の準備が必要である。
更にまた、試験管7は、ゴム栓やキャップのない通常の試験管の他に、真空採血管であってもよい。また試験管7は、採血用の採血管として利用できる他に、分注に際しての検体を入れるための試験管としても適用可能である。
Claims (5)
- 同一種類の試験管を多数収容する試験管収容部が対向して配置されると共に少なくともこれらが複数並列配置されたストッカーと、各試験管収容部において対向する試験管収容部どうしの中央寄りの下部側に配置された試験管を一本ずつ切り出すための切出ローラと、これらの切出ローラの下方側に配置された試験管を搬送するための搬送コンベアと、搬送コンベアの終端側に形成された試験管収納用トレイの載置部と、トレイ載置部の隣位に配置され、前記トレイ載置部のトレイに対して患者情報及び検査情報等が印字されたラベルを投入するためのラベルプリンタとで構成したことを特徴とするチューブディスペンサー。
- 各試験管収容部の切出ローラは個別に駆動制御されるようになっており、トレイ載置部のトレイ検知信号によって駆動が開始されるか又はトレイ検知信号と発行ボタン信号の二つの信号が出力されたときに駆動が開始されるかの選択が可能である前記請求項1に記載のチューブディスペンサー。
- 各試験管収容部の切出ローラは全てのものが同時に駆動できるようになっている前記請求項1又は2に記載のチューブディスペンサー。
- ラベルプリンタからのトレイへのラベルの投入時期は、試験管が収納される前又は後のいずれかを選択できるようになっている前記請求項1乃至3のいずれかに記載のチューブディスペンサー。
- 患者情報及び検査情報等のデータをパソコンから取得するようにした前記請求項1乃至4のいずれかに記載のチューブディスペンサー。
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- 2006-11-09 JP JP2006304610A patent/JP2008120404A/ja active Pending
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