JP3724609B2 - 人体局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用便後等に人体局部を温水にて洗浄する人体局部洗浄装置、特には局部洗浄に用いる水を供給する給水継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
人体局部洗浄装置の概要について図1を用いて説明すると、本体1に対して便蓋2及び便座3が回動自在に取り付けられ、図面には示さないが、本体1の内部には、水を温水にするために昇温装置及び温水を局部に放出する洗浄ノズルを内蔵している。局部洗浄を行なうための水は、上水道から分岐金具4及び連結ホース5を介して給水継手6により本体内部に供給される。
【0003】
図2を用いて給水継手6の詳細を説明すると、給水継手6は、ねじ孔を有したフランジ9を有しており、本体1底部のシャーシ7に設けられた孔8から、シャーシ7とフランジ9が当接するまで挿入される。孔8の直上には、本体1内部に水を流入させるか否かを決定する電磁弁10があり、該電磁弁10に設けたフランジ11をシャーシ7にねじ12により固定する際に、給水継手6をシャーシ7を介してねじ12により同時に固定している。
【0004】
前述したように給水継手6を接続すると、電磁弁10と給水継手6を同時に同じねじ12により固定することが可能なために部品点数が減り、作業工程も短くて済むとの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような給水継手の接続は、給水継手6に設けられた給水口13の方向を1方向に固定してしまうために、設置場所によっては標準的な連結ホース5を使用できなかったり、壁と給水継手6との間隔が狭い場合など作業性が非常に悪いといった課題があった。
【0006】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、給水口13の方向を任意に選択することが可能な給水継手を有した人体局部洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図3に示すように、回動自在な便蓋2及び便座3を有した本体1と、該本体1に接続される給水継手6とからなる人体局部洗浄装置において、前記本体1底部には給水継手を挿入し接続するための孔8を設けると共に、該孔8の縁部に立上りリブ14を設置し、前記給水継手6の本体1挿入部分には突出部15を設け、給水継手6を本体1に接続した状態にて給水継手6の回転を所定角度のみ可能とする前記突出部15に当接させるストッパ16を前記立上りリブ14に設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に用いる突出部15は、後述するストッパ16に当接させ給水継手6を自由に回転させる事を阻止するものであり、給水継手6の本体1挿入部分の外周に凸部を設けたものである。
【0009】
本発明に用いるストッパ16は、立上りリブ14の高さを一部高くしたものであり、前述した突出部15はストッパ16に当接しない範囲においてのみ回転が可能である。
【0010】
本発明において、ストッパ16により給水継手6の回転角度を抑制したのは、給水口13がシャーシ7の外方を向くようにするためであり、不必要な方向(給水口13がシャーシ7の中心を向く方向)に向かないようにしている。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面に沿って説明する。図3は、本発明の実施例を示す斜視図であり、給水継手6には突出部15を設けている。一方、シャーシ7には、その角部に孔8を設け、該孔の縁部から立上りリブ14を起立させており、その一部をストッパ16とするために立上り高さを高くしている部分を設けている。孔8の形状は、給水継手6の突出部15が挿入可能なように、断面相似形状としている。
【0012】
給水継手6の接続は、図3に示す方向で給水継手6をシャーシ7に対して挿入し、突出部15がストッパ16を乗り越えるようにして給水口13を反転させた後に、直上の電磁弁10にて押さえつけて接続する。給水継手6に設けられた突出部15は、図4に示すように立上りリブ14上に乗る形となり、ストッパ16に給水継手6の回転を阻止されない範囲で回転させることが可能となる。
【0013】
図5は、本発明の別の実施例であり、立上りリブ14の切欠き部分にスペーサ17を設けている。図3にて説明した給水継手6は、シャーシ7に対して嵌合接続しただけであるため、水圧がかかった際に給水継手6自身が傾く可能性があり、それを防止するために立上りリブ14を一部切欠き、スペーサ17を該切欠き部に接着させている。図6に示すように、スペーサ17を接着した場合には、給水継手6を突出部15の部分及びスペーサ17の部分にて支えることができるために、給水継手6に水圧がかかっても、給水継手6自身が傾くようなことはない。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、給水継手の方向を任意に選択することが可能であるために、標準的な連結ホースを使用することが可能であり、作業性を大幅に向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の人体局部洗浄装置を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す給水継手部分の斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】図3に示す給水継手の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示す給水継手の断面図である。
【符号の説明】
1.本体 2.便蓋 3.便座 4.分岐金具 5.連結ホース 6.給水継手7.シャーシ 8.孔 9.フランジ 10.電磁弁 11.フランジ 12.ねじ 13.給水口 14.立上りリブ 15.突出部 16.ストッパ 17.スペーサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、用便後等に人体局部を温水にて洗浄する人体局部洗浄装置、特には局部洗浄に用いる水を供給する給水継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
人体局部洗浄装置の概要について図1を用いて説明すると、本体1に対して便蓋2及び便座3が回動自在に取り付けられ、図面には示さないが、本体1の内部には、水を温水にするために昇温装置及び温水を局部に放出する洗浄ノズルを内蔵している。局部洗浄を行なうための水は、上水道から分岐金具4及び連結ホース5を介して給水継手6により本体内部に供給される。
【0003】
図2を用いて給水継手6の詳細を説明すると、給水継手6は、ねじ孔を有したフランジ9を有しており、本体1底部のシャーシ7に設けられた孔8から、シャーシ7とフランジ9が当接するまで挿入される。孔8の直上には、本体1内部に水を流入させるか否かを決定する電磁弁10があり、該電磁弁10に設けたフランジ11をシャーシ7にねじ12により固定する際に、給水継手6をシャーシ7を介してねじ12により同時に固定している。
【0004】
前述したように給水継手6を接続すると、電磁弁10と給水継手6を同時に同じねじ12により固定することが可能なために部品点数が減り、作業工程も短くて済むとの利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような給水継手の接続は、給水継手6に設けられた給水口13の方向を1方向に固定してしまうために、設置場所によっては標準的な連結ホース5を使用できなかったり、壁と給水継手6との間隔が狭い場合など作業性が非常に悪いといった課題があった。
【0006】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、給水口13の方向を任意に選択することが可能な給水継手を有した人体局部洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図3に示すように、回動自在な便蓋2及び便座3を有した本体1と、該本体1に接続される給水継手6とからなる人体局部洗浄装置において、前記本体1底部には給水継手を挿入し接続するための孔8を設けると共に、該孔8の縁部に立上りリブ14を設置し、前記給水継手6の本体1挿入部分には突出部15を設け、給水継手6を本体1に接続した状態にて給水継手6の回転を所定角度のみ可能とする前記突出部15に当接させるストッパ16を前記立上りリブ14に設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に用いる突出部15は、後述するストッパ16に当接させ給水継手6を自由に回転させる事を阻止するものであり、給水継手6の本体1挿入部分の外周に凸部を設けたものである。
【0009】
本発明に用いるストッパ16は、立上りリブ14の高さを一部高くしたものであり、前述した突出部15はストッパ16に当接しない範囲においてのみ回転が可能である。
【0010】
本発明において、ストッパ16により給水継手6の回転角度を抑制したのは、給水口13がシャーシ7の外方を向くようにするためであり、不必要な方向(給水口13がシャーシ7の中心を向く方向)に向かないようにしている。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面に沿って説明する。図3は、本発明の実施例を示す斜視図であり、給水継手6には突出部15を設けている。一方、シャーシ7には、その角部に孔8を設け、該孔の縁部から立上りリブ14を起立させており、その一部をストッパ16とするために立上り高さを高くしている部分を設けている。孔8の形状は、給水継手6の突出部15が挿入可能なように、断面相似形状としている。
【0012】
給水継手6の接続は、図3に示す方向で給水継手6をシャーシ7に対して挿入し、突出部15がストッパ16を乗り越えるようにして給水口13を反転させた後に、直上の電磁弁10にて押さえつけて接続する。給水継手6に設けられた突出部15は、図4に示すように立上りリブ14上に乗る形となり、ストッパ16に給水継手6の回転を阻止されない範囲で回転させることが可能となる。
【0013】
図5は、本発明の別の実施例であり、立上りリブ14の切欠き部分にスペーサ17を設けている。図3にて説明した給水継手6は、シャーシ7に対して嵌合接続しただけであるため、水圧がかかった際に給水継手6自身が傾く可能性があり、それを防止するために立上りリブ14を一部切欠き、スペーサ17を該切欠き部に接着させている。図6に示すように、スペーサ17を接着した場合には、給水継手6を突出部15の部分及びスペーサ17の部分にて支えることができるために、給水継手6に水圧がかかっても、給水継手6自身が傾くようなことはない。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、給水継手の方向を任意に選択することが可能であるために、標準的な連結ホースを使用することが可能であり、作業性を大幅に向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の人体局部洗浄装置を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す給水継手部分の斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】図3に示す給水継手の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示す給水継手の断面図である。
【符号の説明】
1.本体 2.便蓋 3.便座 4.分岐金具 5.連結ホース 6.給水継手7.シャーシ 8.孔 9.フランジ 10.電磁弁 11.フランジ 12.ねじ 13.給水口 14.立上りリブ 15.突出部 16.ストッパ 17.スペーサ
Claims (1)
- 回動自在な便蓋及び便座を有した本体と、該本体に接続される給水継手とからなる人体局部洗浄装置において、前記本体底部には給水継手を挿入し接続するための孔を設けると共に、該孔の縁部に立上りリブを設置し、前記給水継手の本体挿入部分には突出部を設け、給水継手を本体に接続した状態にて給水継手の回転を所定角度のみ可能とする前記突出部に当接させるストッパを前記立上りリブに設けたことを特徴とする人体局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01254497A JP3724609B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 人体局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01254497A JP3724609B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 人体局部洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10204957A JPH10204957A (ja) | 1998-08-04 |
JP3724609B2 true JP3724609B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=11808287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01254497A Expired - Fee Related JP3724609B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 人体局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3724609B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP01254497A patent/JP3724609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10204957A (ja) | 1998-08-04 |
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