JPH072750Y2 - 水道の蛇口 - Google Patents

水道の蛇口

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JPH072750Y2
JPH072750Y2 JP1663389U JP1663389U JPH072750Y2 JP H072750 Y2 JPH072750 Y2 JP H072750Y2 JP 1663389 U JP1663389 U JP 1663389U JP 1663389 U JP1663389 U JP 1663389U JP H072750 Y2 JPH072750 Y2 JP H072750Y2
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water
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水道の蛇口に関し、特に、2つの放水管と、
切替コックを設けて、必要に応じて一方の放水管を起倒
させ、水の流路を切り換えていずれかの放水管から選択
的に放水できる水道の蛇口に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の水道の蛇口は、給水栓の放水側に固定または可動
に設けられて、放水口が下側に向くようにほぼL字形状
等に形成されている。
このため、洗顔のときには、蛇口の放水口から下方に放
出された水を両手ですくいあげて洗顔していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、洗顔は、顔の正面だけでなく側面の髪の生え際
まで行わなければ十分とはいえない。従来の蛇口では、
洗顔するとき前述のように両手ですくった水で顔を洗う
ので、水が指と指の間から漏れやすく、非常に洗いにく
かった。特に、顔の両側(耳に近い面)に付着した石鹸
等を洗い落とすときは、手が当該部分に達するまでに、
すくった水がほとんどなくなってしまい、そのため、こ
のようなときには何回も同じ動作をくり返さねばならな
かった。
本考案の目的は、放水される水を洗顔の際に容易に顔の
側面にまで柔らかく連続供給することができる水道の蛇
口を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、本考案による水道の蛇口は、
洗面台上に位置する第1の放水管と、倒れた状態のとき
前記洗面台上において前記第1の放水管の両側方に延び
出し、かつ、所定の角度範囲で起倒自在な第2の放水管
と、前記第1の放水管と前記第2の放水管とを選択的に
給水栓の放水側へ連通させる切換コックとを備え、前記
第2の放水管の先端部分を相対して放水される状態のシ
ャワーノズルに構成してある。
前記切換コックは給水栓の放水側に連通するハウジング
内に設け、前記第1の放水管は前記ハウジングに取り付
け、前記第2の放水管は前記切換コックに連結させて、
前記切換コックには、前記第2の放水管を起立させたと
きに前記給水栓の放水側を前記第1の放水管と連通させ
る第1の流路と、前記第2の放水管を倒したときに前記
給水栓の放水側を当該第2の放水管へ連通させる第2の
流路とを設けて、前記第1,第2の放水管の起倒操作と同
時に水の流れの切り換えが行われるようにすることが望
ましい。
〔実施例及び作用〕
以下、図面等を参照して、実施例につき本考案を詳細に
説明する。
第1図,第2図は、本考案による水道の蛇口の第1の実
施例を示した図であって、第1図は全体の斜視図、第2
図は同実施例蛇口に用いられる切換コックを示した斜視
図である。
本考案による水道の蛇口1の第1の実施例は、ハウジン
グ2と、第1の放水管3と、第2の放水管4,4と、切換
コック6とから構成されており、ハウジング2は、給水
栓7の放水側8へ取付用ナット21で連結され、第2図の
ような切換コック6を内包している。
第1の放水管3は、洗面台9上に位置するように、取付
用ナット31でハウジング2へ回動自在に取り付けられて
おり、放水口32から下向きに放水されるようにほぼL字
形状に形成されている。
第2の放水管4,4は、取付用ナット41,41でハウジング2
の平面両側へ所定角度範囲で起倒し得るように取り付け
られ、その先端は、倒したときに洗面台9上において第
1の放水管3の両側に位置するように曲げられ、先端部
分の相対する面は、小孔を多数形成してシャワーノズル
42に構成してある。
第2の放水管4,4は、ハウジング2内で切換コック6の
側部と連結してあり、放水管4,4をハウジング2に対し
回動させて起倒させると、切換コック6が同時に回動す
るようになっている。
切換コック6は、この実施例では円柱状に形成し、その
軸心が給水栓7の放水側8の軸心より下側になるように
設けられている。切換コック6は、ハウジング2に内接
して回動するもので、これには第2図に示すように、第
1の流路61と第2の流路62とが形成されている。
第1の流路61は、その軸心が切換コック6の軸心と外周
との間に位置する貫通孔であり、第2の放水管4,4を第
1図の二点鎖線で示す位置に起こした状態において、給
水栓7の放水側8を第3図(a)のように第1の放水管
3に連通させる。
第2の流路62は、切換コック6の軸付近から外周壁まで
形成された導入路62aと、これに連通するように、切換
コック6の軸心に添って左右の端部まで貫通して形成さ
れた分路62bとからなるT字形状となっており、第3図
(c)のように、第2の放水管4,4回動して倒すと、こ
の流路62が給水栓7の放水側8を第2の放水管4,4へ連
通させるようになっている。
この切換コック6の外周壁には、突部63,64を形成する
とともに、ハウジング2内にこの突部63,64が案内され
る溝22,23を形成して、コック6と第2の放水管4,4との
回動範囲を規制するようにしている。
第2の放水管4,4のシャワーノズル42の下部には、軟質
の合成樹脂シート,ゴムシート又は布等よりなるスカー
ト5,5を取り付けてある。このスカート5,5によって、シ
ャワーノズル42からの放水圧が高いときでも、水が洗面
台9の側方へ飛び散らないようになっている。
つぎに、以上のように構成された前記実施例による水道
の蛇口の取り扱い操作について説明する。
まず、普通に使用する場合は、第2の放水管4,4を、第
3図(a)に二点鎖線で示す位置まで起こした状態で使
用する。この状態では、第1の放水管3のみが給水栓7
の放水側8に連通しているので、給水栓7の操作により
第1の放水管3から放水される(第3図(b))。スカ
ート5,5は、第2の放水管4,4から垂れ下がって邪魔には
ならないようになっている。
つぎに、洗顔する場合には、第2の放水管4,4を、第3
図(c)に二点鎖線で示す位置まで倒す。この状態で
は、第2の流路62が、給水栓7の放水側8と第2の放水
管4,4とを連通し、給水栓7を開くと、水が第2の流路6
2を経て第2の放水管4,4のシャワーノズル42から放水さ
れる(第3図(d))。このときの放水は、両側方より
顔の正面や側面の広い部分に連続供給されるので、洗い
残しがなく、髪の生え際部分に付いた石鹸等も簡単に洗
い落とすことができ、洗顔が速くかつ極めて容易にな
る。
第4図は、本考案による水道の蛇口の第2の実施例を示
した図であって、同図Aはハウジング付近の斜視図,同
図Bは同実施例蛇口に用いられる切換コックの断面図で
ある。
第2の実施例では、第1の放水管3はハウジング2へ下
向きに取り付けてある。この実施例に用いられる切換コ
ック6は、第1の放水管3に水を流す第1の流路61の形
状に特徴がある。この第1の流路61は、ハウジング2へ
下向きに取り付けた第1の放水管3と連通させるため
に、切換コック6の軸心と外周壁との間でL字形状に形
成している。したがって、水の流れの切り換え操作は、
第1の実施例と同様にして行うことができる。第2の実
施例は、このように構成したので、蛇口付近の空間を有
効に利用でき、また、洗顔のときに第1の放水管3が全
く邪魔にならない。
第4図の実施例における他の構成、及び作用は前記実施
例のものと同様なので、それらの説明は省略する。
本考案は、以上詳しく説明した実施例にとらわれること
なく、種々の変形を施すことができる。
シャワー放水する第2の放水管は、L字形状に限らず、
洗顔のしやすさ、洗面台の形状等により、他の形状に曲
げてもよい。
切換コックを設ける部分は、第1,第2の放水管の分岐付
近に限らず、他の部分でもよい。切替コックの形状は、
円筒形状に限らず、球形状等であってもよい。
スカートは、前述した実施例では、軟質の合成樹脂シー
ト等を用いて第2の放水管に取り付けたものを説明した
が、第2の放水管と同じ材質のもので一体に成形しても
よい。
〔考案の効果〕
本考案による水道の蛇口は、2つの放水管と、水の流路
の切換コックを設けて、必要に応じて第2の放水管を起
倒させ切替コックの操作により、通常の放水とシャワー
放水とを選択できるので、洗顔のときには顔の側面にま
で水を供給し続け、しかもこの流れはシャワー放水で分
散しつつ放水されるので、洗顔に非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、本考案による水道の蛇口の第1の実
施例を示した図であって、第1図は、全体の斜視図、第
2図は、同実施例蛇口に用いられる切換コックを示した
斜視図である。 第3図は、本考案による水道の蛇口の取り扱い操作を説
明するための図である。 第4図は、本考案による水道の蛇口の第2の実施例を示
した図であって、同図Aはハウジング付近の斜視図,同
図Bは同実施例蛇口に用いられる切換コックの断面図で
ある。 1……水道の蛇口 2……ハウジング 22,23……溝 3……第1の放水管 4……第2の放水管 42……シャワーノズル 5……スカート 6……切換コック 61……第1の流路、62……第2の流路 63,64……突部 7……給水栓 8……放水側

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面台上に位置する第1の放水管と、倒れ
    た状態のとき前記洗面台上において前記第1の放水管の
    両側方に延び出し、かつ、所定の角度範囲で起倒自在な
    第2の放水管と、前記第1の放水管と前記第2の放水管
    とを選択的に給水栓の放水側へ連通させる切換コックと
    を備え、前記第2の放水管の先端部分を相対して放水さ
    れる状態のシャワーノズルに構成したことを特徴とする
    水道の蛇口。
  2. 【請求項2】前記切換コックは給水栓の放水側に連通す
    るハウジング内に設けられ、前記第1の放水管は前記ハ
    ウジングに取り付けられ、前記第2の放水管は前記切換
    コックに連結され、前記切換コックには、前記第2の放
    水管を起立させたときに前記給水栓の放水側を前記第1
    の放水管と連通させる第1の流路と、前記第2の放水管
    を倒したときに前記給水栓の放水側を当該第2の放水管
    へ連通させる第2の流路とを設けたたことを特徴とする
    請求項(1)に記載の水道の蛇口。
JP1663389U 1989-02-15 1989-02-15 水道の蛇口 Expired - Lifetime JPH072750Y2 (ja)

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