JP3724251B2 - Rh式真空脱ガス装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置に関し、特に脱ガス後に真空槽の浸漬管から溶鋼鍋昇降装置の天板上にしたたり落ちる溶鋼のしずくが固まってできる地金により溶鋼鍋昇降装置の天板や鍋受台の底部が大きく変形しないとともに、溶鋼鍋昇降装置の天板や鍋受台の底部が変形しても容易に取り替えができるRH式真空脱ガス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
RH式真空脱ガス装置において、溶鋼中の脱ガスを行うときには、図5(a)に示すように、溶鋼31の入った溶鋼鍋32を、溶鋼台車33の鍋受台34に受けて、下部に2本の浸漬管35aおよび35bが設けられている真空槽36の真下まで搬入する。そして、図5(b)に示すように、溶鋼鍋昇降装置37により溶鋼鍋32を鍋受台34ごと上昇させて、真空槽36の2本の浸漬管35aおよび35bが、溶鋼31中に浸漬されている状態にする。
【0003】
上記のような状態を維持しつつ、一方の浸漬管35aまたは35bからArガスを溶鋼31中に吹き込み、ガスリフトポンプの原理で溶鋼31を溶鋼鍋32と真空槽36の間を循環させ、溶鋼31を真空に接触させることにより、脱ガスが行われる。
【0004】
脱ガスが終了すると、図6に示すように、溶鋼鍋昇降装置37により溶鋼鍋32を下に降ろし、溶鋼台車33で所定の位置に移送する。
【0005】
溶鋼台車33が真空槽36の位置から移動すると、真空槽36と溶鋼鍋昇降装置37の天板37aとの間には、何も遮るものがないので、浸漬管35aおよび35bに付着している溶鋼31が、しずく31aとなって溶鋼鍋昇降装置37の天板37a上に落下し、天板37a上で冷却されて地金31bとなり、天板37a上に地金31bの塊が多数堆積する。
【0006】
上述したような、溶鋼鍋昇降装置37の天板37a上に堆積する地金31bは、従来人力によりかき取るようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の溶鋼鍋昇降装置の天板上に堆積する地金を除去する方法には、次のような問題点がある。
【0008】
(1)図7(a)に示すように、地金31bが溶鋼鍋昇降装置37の天板37a上に堆積した後に除去するので、天板37aが熱により変形する。
【0009】
(2)図7(b)に示すように、天板37aが変形すると、地金31bを天板37a上から完全に除去することが困難になる。そして、地金31bが残留している状態で、溶鋼鍋32を溶鋼鍋昇降装置37で持ち上げると、持ち上げた物の自重で地金31bが天板37aに圧着されたり、地金31bが鍋受台34と天板37aとの間に噛み込まれて、天板37aの変形が助長される。
【0010】
(3)図7(c)に示すように、溶鋼鍋昇降装置37を下降させて、溶鋼鍋32と鍋受台34を天板37aから移動するときに、天板37a端部に残留している地金31bが、溶鋼鍋昇降装置37のピット38内に落下する。なお、このような現象は、溶鋼鍋昇降装置37を上昇させるときにも発生する。
【0011】
(4)図7(d)に示すように、溶鋼鍋昇降装置37を下降させるときに、地金31bが天板37aとピット38の縁に噛み込まれて、天板37aの変形がさらに大きくなる。
【0012】
この発明は、従来技術の上述のような問題点を解消するためになされたものであり、溶鋼鍋昇降装置の天板および溶鋼台車の鍋受台を大きく変形させないRH式真空脱ガス装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る第一のRH式真空脱ガス装置は、溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼鍋昇降装置の天板を上下二重の天板とし、上側天板を着脱自在にしたものである。
【0014】
このRH式真空脱ガス装置においては、溶鋼鍋昇降装置の天板を着脱自在としているので、天板の変形量が小さい時点において、天板を取り換えることができる。したがって、天板上の地金の除去が容易にできるので、天板上に地金が残留せず、天板の変形が助長させることはない。
【0015】
また、この発明に係る第二のRH式真空脱ガス装置は、溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼台車の前記溶鋼鍋昇降装置側前面に、前記真空槽の浸漬管から溶鋼鍋昇降装置の天板に落下して堆積している大塊状の地金をすくい取る手段と、小塊状の地金をかき取る手段とを設けたものである。
【0016】
このRH式真空脱ガス装置においては、溶鋼台車に天板上に堆積する地金をすくい取ったり、かき取る手段を設けているので、溶鋼台車が溶鋼鍋昇降装置に接近する度に、天板上の地金をすくい取ったり、かき取ったりして除去することができる。したがって、地金除去のための要員を必要としないとともに、天板の変形を小さくすることができる。
【0017】
また、この発明に係る第三のRH式真空脱ガス装置は、溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼台車が溶鋼鍋昇降装置の位置に進出するにともなって、溶鋼鍋昇降装置の位置から退去し、溶鋼台車が溶鋼鍋昇降装置の位置から退去するにともなって、溶鋼鍋昇降装置の位置に進出する溶鋼鍋昇降装置の天板を覆う蓋体を備えたものである。
【0018】
また、前記蓋体が走行レ−ル上を走行し、蓋体に堆積した地金は前記走行レ−ルに設けた前記溶鋼鍋昇降装置に向かう降り傾斜を利用して、溶鋼鍋昇降装置の回りに設けた地金ピットに排出するように構成したものである。
【0019】
このRH式真空脱ガス装置においては、溶鋼台車と連動して移動できるようにした溶鋼鍋昇降装置の天板を覆う蓋体を設け、この蓋体に地金を堆積させ、かつ排出させるようにしているので、特別な地金除去要員を必要としないで、地金が除去できるとともに、溶鋼鍋昇降装置の天板が変形することがない。
【0020】
また、蓋体走行用の走行レ−ルの傾斜を利用して、蓋体上に堆積した地金を地金ピットに排出するようにすることにより、さらに地金の排出作業が容易となる。
【0021】
また、この発明に係る第四のRH式真空脱ガス装置は、溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記鍋受台の底部を二重構造とし、該二重構造部分を着脱可能としたものである。
【0022】
このRH式真空脱ガス装置においては、鍋受台の底部を二重構造とし、その部分を着脱自在としているので、底部の変形量が小さい時点において、底部を取り換えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の第一の実施の形態のRH式真空脱ガス装置を説明するための溶鋼鍋昇降装置の天板部分の正面図である。このRH式真空脱ガス装置の溶鋼鍋昇降装置1は、天板部分を上部天板2と下部天板3とで構成し、上部天板2と下部天板3をボルト4およびナット5により接続している。
【0024】
このRH式真空脱ガス装置の溶鋼鍋昇降装置1は、上述のように構成されているので、上部天板2が地金により熱変形をしたときに、変形が大きくならない時点で上部天板2を取り替えることができる。このように、上部天板2を変形が大きくならないうちに取り替えることができるので、上部天板2上に堆積する地金を除去するとき、地金を容易に除去することができ、地金が上部天板2上に残留して、上部天板2を大きく変形させたり、地金が溶鋼鍋昇降装置1のピット内に落下することはない。
【0025】
図2は本発明の第二の実施の形態のRH式真空脱ガス装置を説明するための図であり、(a)は地金除去装置を備えた溶鋼台車の側面図、(b)はこの溶鋼台車で地金を除去している状態を示す側面図である。
【0026】
このRH式真空脱ガス装置の溶鋼台車11には、スクレ−パ−12とワイヤブラシ13とからなる溶鋼鍋昇降装置14の天板14a上に堆積する地金15を除去する装置が設けられている。この地金除去装置を詳述すると、溶鋼台車11の溶鋼鍋昇降装置14に近い方の前面に、スクレ−パ−12とワイヤブラシ13とを取り付けるための支持部材16が固着されている。この支持部材16には、上下方向に縦長な長孔17が設けられており、この長孔17に回動ア−ム18の回動軸19が軸支されている。
【0027】
そして、回動ア−ム18には取付部材20が接続されており、この取付部材20に前記スクレ−パ−12とワイヤブラシ13が取り付けられている。スクレ−パ−12は、溶鋼鍋昇降装置14の天板14a上に堆積する地金15のうち大きな塊状の地金15aを、溶鋼台車11の進行にともなって、容易にすくい取ることができるように、前方に傾けかつ下端部を天板14aからやや浮かす状態で、取付部材20に取り付けられている。また、ワイヤブラシ13は、溶鋼鍋昇降装置14の天板14a上に堆積する地金15のうち小さな塊状の地金15bを、溶鋼台車11の進行にともなって、かき取ることができるように、垂直下方にブラシの先端が天板14aに接触する状態で、取付部材20に取り付けられている。
【0028】
このような地金除去装置により、溶鋼鍋昇降装置14の天板14a上に堆積する地金15aおよび15bを除去する状態を図2(b)に示すが、溶鋼台車11の進行にともなって、大塊の地金15aはスクレ−パ−12ですくい取られ、小塊の地金15bはワイヤブラシ13でかき取られていく。そして、これらの地金15aおよび15bは溶鋼鍋昇降装置14のそばに設けてある地金ピット40に排出される。なお、天板14aが熱変形していても、前述したように回動ア−ム18の回動軸19が、回動しながら支持部材の16の長孔17に沿って上下するので、地金15aおよび15bを取り残すことはない。
【0029】
スクレ−パ−12は鋼板等で作られたものを、ワイヤブラシ13は鋼製ワイヤの先端をほぐしたものを使用すればよい。
【0030】
このRH式真空脱ガス装置においては、溶鋼台車11が溶鋼鍋昇降装置14に近づく度に、溶鋼鍋昇降装置14の天板14a上に堆積している地金15aおよび15bが除去されるので、天板14aが大きく変形することはない。
【0031】
図3は本発明の第三の実施の形態のRH式真空脱ガス装置を説明するための真空脱ガス装置全体の正面図である。このRH式真空脱ガス装置の説明においては、従来と同じ構成部分については、従来のRH式真空脱ガス装置の説明で使用したのと同じ符号を付し、その部分の詳細説明は省略する。このRH式真空脱ガス装置においては、溶鋼台車33と連動して移動し、脱ガス開始時には溶鋼台車33の溶鋼鍋昇降装置37の位置への進出にともなって溶鋼鍋昇降装置37上面から退去し、脱ガス終了時には溶鋼台車33の溶鋼鍋昇降装置37の位置からの退去にともなって溶鋼鍋昇降装置37上面を覆う蓋体21を備えている。
【0032】
このRH式真空脱ガス装置においては、上述のような蓋体21を備えているので、真空槽36の浸漬管35aおよび35bからしたたり落ちる溶鋼のしずく31aは蓋体21に落ち、地金31bは蓋体21に堆積するので、溶鋼鍋昇降装置37の天板37aが変形することはない。
【0033】
なお、蓋体21上の地金31bの排出は、蓋体21が走行車輪で走行する構造とするとともに、蓋体21が溶鋼鍋昇降装置37から離れる側に設ける蓋体走行レ−ル22に、円弧状に上昇する区間22aを設け、この上昇区間22aに蓋体21がきて、蓋体21が傾いたときに、地金31bが自然に地金ピット40に排出できるような工夫をすればよい。また、円弧状に上昇する区間22aを設ける代わりに、水平レ−ルの一端にレ−ル昇降装置を設け、レ−ルを傾けるようにしてもよい。
【0034】
図4は本発明の第四の実施の形態のRH式真空脱ガス装置の説明図である。このRH式真空脱ガス装置の場合、溶鋼台車の鍋受台の部分にのみ特徴があるので、その部分の説明のみにとどめる。このRH式真空脱ガス装置においては、鍋受台23の底部の構造を、内側の底板24と外側の底板25からなる二重構造とし、外側の底板25は内側の底板24にボルト26で固定するするようにしている。そして、外側の底板25が損傷した場合には、ボルト26をゆるめて、外側の底板25のみを取り替えるようにしているので、鍋受台23全体を取り替えることはなく、修理が容易に行なえる。
【0035】
【発明の効果】
この発明により、RH式真空脱ガス装置において、溶鋼鍋昇降装置の天板や鍋受台の底部が大きく変形することはない。
【0036】
また、溶鋼鍋昇降装置の天板や鍋受台の底部が熱により損傷しても、容易に修理することができる。また、地金除去作業が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態ののRH式真空脱ガス装置を説明するための溶鋼鍋昇降装置の天板部分の正面図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態のRH式真空脱ガス装置の説明図であり、(a)は地金除去装置を備えた溶鋼台車の側面図、(b)はこの溶鋼台車で地金を除去している状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態のRH式真空脱ガス装置を説明するための真空脱ガス装置全体の正面図である。
【図4】本発明の第四の実施の形態のRH式真空脱ガス装置の説明図である。
【図5】従来のRH式真空脱ガス装置の説明図であり、(a)は脱ガス前の状態、(b)は脱ガス中の状態を示す。
【図6】従来のRH式真空脱ガス装置において、脱ガス後に溶鋼のしずくが溶鋼鍋昇降装置の天板に落ちる状態を示す正面図である。
【図7】溶鋼鍋昇降装置に堆積した地金による被害の説明図であり、(a)は地金の堆積状態を、(b)は残留地金により天板の変形が助長される状態を、(c)は天板上の地金が溶鋼鍋昇降装置のピットに落下する状態を、(d)は地金が天板とピットの縁との間にはさまり天板が大きく変形する状態を示す。
【符号の説明】
1 溶鋼鍋昇降装置
2 上部天板
3 下部天板
4 ボルト
5 ナット
11 溶鋼台車
12 スクレ−パ−
13 ワイヤブラシ
16 支持部材
17 長孔
18 回動ア−ム
19 回動軸
20 取付部材
21 蓋体
22 走行レ−ル
22a 走行レ−ルの円弧状に上昇する区間
23 鍋受台
24 内側の底板
25 外側の底板
26 ボルト

Claims (5)

  1. 溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼鍋昇降装置の天板を上下二重の天板とし、上側天板を着脱自在にしたことを特徴とするRH式真空脱ガス装置。
  2. 溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼台車の前記溶鋼鍋昇降装置側前面に、前記真空槽の浸漬管から溶鋼鍋昇降装置の天板に落下して堆積している大塊状の地金をすくい取る手段と、小塊状の地金をかき取る手段とを設けたことを特徴とするRH式真空脱ガス装置。
  3. 溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記溶鋼台車が溶鋼鍋昇降装置の位置に進出するにともなって、溶鋼鍋昇降装置の位置から退去し、溶鋼台車が溶鋼鍋昇降装置の位置から退去するにともなって、溶鋼鍋昇降装置の位置に進出する溶鋼鍋昇降装置の天板を覆う蓋体を備えたことを特徴とするRH式真空脱ガス装置。
  4. 前記蓋体が走行レ−ル上を走行し、蓋体に堆積した地金は前記走行レ−ルに設けた前記溶鋼鍋昇降装置に向かう降り傾斜を利用して、溶鋼鍋昇降装置の回りに設けた地金ピットに排出するように構成したことを特徴とする請求項3に記載のRH式真空脱ガス装置。
  5. 溶鋼中に浸漬させる浸漬管を下部に備えた真空槽と、溶鋼鍋を受ける鍋受台を搭載し溶鋼鍋を前記真空槽の真下まで搬送する溶鋼台車と、溶鋼鍋を鍋受台ごと上昇させて前記真空槽の浸漬管を溶鋼中に浸漬させる溶鋼鍋昇降装置とからなるRH式真空脱ガス装置であって、前記鍋受台の底部を二重構造とし、該二重構造部分を着脱可能としたことを特徴とするRH式真空脱ガス装置。
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