JP3723150B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、画像読取装置に係り、詳しくは、FAX、スキャナー等の画像読取装置において、2画素データから1画素データに変換を行う画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取装置において、縮小等で間引き処理を行う場合については、例えば特開平1−152868号公報で報告されたものがあり、ここでは、黒データの欠落を防止するため、隣接画素あるいは隣接ラインと論理和を取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の画像読取装置では、隣接画素あるいは隣接ラインと論理和を取ることで黒データの欠落を防止できるという利点があるが、白データの欠落は防止することができず、白データの欠落が発生し、その結果全体として潰れ気味の画像となってしまうという点で問題を残していた(図4(a)、(c)、(d)及び図5参照)。
【0004】
そこで、上記問題を解決する従来の画像読取装置には、例えば特公昭60−31421号公報で報告されたものがあり、ここでは、白データと黒データが混在している場合、白データと黒データが平均して出力されるように直前画素と異なるデータを出力している。しかしながら、この従来の画像読取装置では、白データと黒データをできるだけ平均して出力することで画像の潰れをある程度抑えることができるという利点を有するが、副走査方式のデータを主走査方向のデータに置き換えて行っているため、解像度が劣化してしまうという点で問題を残していた(図4(a)、(b)及び図5参照)。
【0005】
そこで本発明は、黒データ及び白データ共欠落を極端に少なくすることができ、解像度の劣化の少ない画像を得ることができる画像読取装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、画像を読み取って得られたアナログ又は多値の読取データを2値の2値化データに変換する2値化回路を備え、前記2値化データの画素密度変換を行なう画像読取装置において、前記2値化回路から出力された2値化データを画素毎に記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された2値化データが入力されるとともに前記2値化回路から出力された2値化データが入力され、画素毎に演算を行って演算結果を出力する画素演算手段と、前記画素演算手段の演算結果を画素毎に記憶して再び前記画素演算手段に出力する第2の記憶手段とを備え、前記画素演算手段は、前記第1の記憶手段に記憶された第n画素の2値化データLnと、前記2値化回路から出力された第n+1画素の2値化データLn+1と、前記第2の記憶手段に記憶された2画素の演算結果L´n−2とに基づいて、演算結果L´nをL´n=Ln+1+Ln・inv(L´n−2)(但し、inv(L´n−2)は(L´n−2)の反転結果である)なる論理演算によって生成することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の発明では、実際に取り込んだ画素のデータL´n−2が黒の場合は、1画素空いた次画素のデータLn+1をそのまま出力し、取り込んだ画素のデータL´n−2が白の場合は、次の2画素の論理和データ(Ln+Ln+1)を出力するため、黒データ及び白データの欠落が極端に少ないデータを得ることができ、解像度の劣化の少ない画像を得ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を具体的に図面を用いて説明する。
【0009】
図1は本発明の実施例に則した画像読取装置の構成を示すブロック図である。図1において、画像読取装置は、2値化回路12と、第1のレジスタ13a(第3の記憶手段)と、第2及び第3のレジスタ13b、13c(第4の記憶手段)と、演算回路14(画素演算手段)と、サンプリング回路15とを含む。図示例は隣接する2つの画素データを1つの画素データに変換して出力する画像読取装置に適用する場合である。図1において、11は原稿読取回路であり、この原稿読取回路11から出力されたアナログ読取データ又は多値読取データは、2値化回路12に入力され、この2値化回路12で白又は黒の2値化データに変換される(即ち「2値化」される)。なお、本実施例では白データを0とし、黒データを1とする。次いで、2値化回路12で変換された2値化データはレジスタ13aに記憶されるとともに、演算回路14に入力される。次いで、演算回路14の出力はレジスタ13b及びレジスタ13cに記憶され、このレジスタ13b、13cを介して再び演算回路14に入力される。即ち、演算回路14には、現画素の2値化データLn+1、前画素の2値化データLn及び前々画素の演算回路14の出力が主走査位置に同期して入力される。ここで、演算回路14は図2の演算回路に示す如く次式の論理演算を行い、演算結果Ln′を出力する。
【0010】
Ln′=Ln+1+Ln・inv(L′n−2)
(但し、inv(L′n−2)は前々画素の演算結果L′n−2の反転結果を示す)
即ち、図1、図2および前記式によって示されるように、演算回路14は、第1のレジスタ13aに記憶された第n画素の2値化データLnと、2値化回路12から出力された第n+1画素の2値化データLn+1と、第3のレジスタ13cに記憶された2画素前の演算結果L′n−2とが入力され、2画素前の演算結果L′n−2の反転結果と第n画素の2値化データLnとの論理積を実行し、この論理積の結果と第n+1画素の2値化データLn+1との論理和を、演算結果Ln′として出力する。
本実施例では、2画素のデータから1画素のデータに変換する回路構成であるため、データの取り込みは1画素おきに行う。このため、Ln′を取り込むとすると、前画素として取り込まれたデータはL′n−2である。
【0011】
ここで、図3に本回路での出力例を示すが、図3(a)の2値化データは演算処理されて図3(b)の如くデータに変換される。システムは1画素おきにデータをサンプリング回路15によりサンプリングするため、図3(c)又は図3(d)の如くサンプリング出力される。
また、本実施例では、図1に示す如く主走査方向の画素を1/2に間引くようにし、画素単位にレジスタ13a〜13cに記憶し、1画素おきにデータをサンプリング回路15でサンプリングしている。
【0012】
本実施例では、実際に取り込んだ画素のデータL´n−2が黒の場合は、1画素空いた次画素のデータLn+1をそのまま出力し、取り込んだ画素のデータL´n−2が白の場合は、次の2画素の論理和データ(Ln+Ln+1)を出力することができるので、黒データ及び白データの欠落が極端に少ないデータを得ることができ、解像度の劣化の少ない画像を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、黒データ及び白データ共欠落を極端に少なくすることができ、解像度の劣化の少ない画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に則した画像読取装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に則した演算回路を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例に則した2値化データ、演算回路出力及びサンプリング出力を示す図である。
【図4】従来例の課題を説明する図である。
【図5】従来例の課題を説明する図である。
【符号の説明】
6 オア
7 アンド
8 インバータ
11 原稿読取回路
12 2値化回路
13a レジスタ(第1の記憶手段)
13b、13c レジスタ(第2の記憶手段)
14 演算回路(画素演算手段)
15 サンプリング回路
Claims (1)
- 画像を読み取って得られたアナログ又は多値の読取データを2値の2値化データに変換する2値化回路を備え、前記2値化データの画素密度変換を行なう画像読取装置において、
前記2値化回路から出力された2値化データを画素毎に記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された2値化データが入力されるとともに前記2値化回路から出力された2値化データが入力され、画素毎に演算を行って演算結果を出力する画素演算手段と、前記画素演算手段の演算結果を画素毎に記憶して再び前記画素演算手段に出力する第2の記憶手段とを備え、
前記画素演算手段は、前記第1の記憶手段に記憶された第n画素の2値化データLnと、前記2値化回路から出力された第n+1画素の2値化データLn+1と、前記第2の記憶手段に記憶された2画素の演算結果L´n−2とに基づいて、演算結果L´nをL´n=Ln+1+Ln・inv(L´n−2)(但し、inv(L´n−2)は(L´n−2)の反転結果である)なる論理演算によって生成することを特徴とする画像読取装置。
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JP33648692A Division JP3320124B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 画像読取装置 |
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Family Applications (1)
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